JPH0459228B2 - - Google Patents
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- JPH0459228B2 JPH0459228B2 JP60094935A JP9493585A JPH0459228B2 JP H0459228 B2 JPH0459228 B2 JP H0459228B2 JP 60094935 A JP60094935 A JP 60094935A JP 9493585 A JP9493585 A JP 9493585A JP H0459228 B2 JPH0459228 B2 JP H0459228B2
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- rack member
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明はペースト状物、例えば練り歯磨、軟質
石鹸、クリーム、ペースト状調味料、軟膏などを
一定量宛押し出す容器に係り、特に筒状容器内部
に嵌装したピストンを一定ピツチ宛上方に移動さ
せて内容物を容器上部の吐出孔より押し出すよう
にしたペースト状物押し出し容器に関する。
石鹸、クリーム、ペースト状調味料、軟膏などを
一定量宛押し出す容器に係り、特に筒状容器内部
に嵌装したピストンを一定ピツチ宛上方に移動さ
せて内容物を容器上部の吐出孔より押し出すよう
にしたペースト状物押し出し容器に関する。
〈従来の技術〉
従来、ペースト状物を可撓性材料よりなるチユ
ーブに収納し、チユーブを押圧することによつて
絞り出すようにしたものが一般的に用いられてい
た。近時、それに代わり、ワンタツチ動作で内容
物を一定量宛押し出すために、上部に吐出孔を有
する筒状ケーシングと、その内壁に密嵌して軸方
向に摺動可能なピストンと、該ピストンと上記ケ
ーシングの頂壁とを貫通する昇降動自在な棒状ラ
ツク部材と、前記ピストンに添着され上記ラツク
部材の上昇時にはラツクと係合し下降時には該係
合を解くクランプ部材とよりなり、前記ラツク部
材を昇降動せしめる作動手段を具えた形式のペー
スト状物押し出し容器が、例えば特開昭57−
142854号公報などによつて公知である。しかしな
がらこれら公知の容器はいずれも使用の都度、一
旦手で蓋を取り外す必要があり、単一の動作で内
容物を吐出し得ない不便が依然として付き纒つて
いる。
ーブに収納し、チユーブを押圧することによつて
絞り出すようにしたものが一般的に用いられてい
た。近時、それに代わり、ワンタツチ動作で内容
物を一定量宛押し出すために、上部に吐出孔を有
する筒状ケーシングと、その内壁に密嵌して軸方
向に摺動可能なピストンと、該ピストンと上記ケ
ーシングの頂壁とを貫通する昇降動自在な棒状ラ
ツク部材と、前記ピストンに添着され上記ラツク
部材の上昇時にはラツクと係合し下降時には該係
合を解くクランプ部材とよりなり、前記ラツク部
材を昇降動せしめる作動手段を具えた形式のペー
スト状物押し出し容器が、例えば特開昭57−
142854号公報などによつて公知である。しかしな
がらこれら公知の容器はいずれも使用の都度、一
旦手で蓋を取り外す必要があり、単一の動作で内
容物を吐出し得ない不便が依然として付き纒つて
いる。
このような不便を解消するために本発明者は曩
に特願昭58−211350号として、容器上部の吐出孔
を被覆する蓋体の開閉動作に伴なつて棒状ラツク
部材を同時に昇降させる容器を提案した。この提
案は完全ワンタツチ作動方式を実現した点で大き
い意義がある一方、吐出孔の縁に残存付着したペ
ースト状物が蓋体に粘着したり、吐出孔縁から垂
れ下がつて器壁を汚し不潔感を催したり、吐出口
で乾燥固化した固形物が次の使用時に吐出の妨げ
となり、あるいは吐出ペースト中に塊状物として
混入するなどの不都合を生ずる可能性が確認され
た。
に特願昭58−211350号として、容器上部の吐出孔
を被覆する蓋体の開閉動作に伴なつて棒状ラツク
部材を同時に昇降させる容器を提案した。この提
案は完全ワンタツチ作動方式を実現した点で大き
い意義がある一方、吐出孔の縁に残存付着したペ
ースト状物が蓋体に粘着したり、吐出孔縁から垂
れ下がつて器壁を汚し不潔感を催したり、吐出口
で乾燥固化した固形物が次の使用時に吐出の妨げ
となり、あるいは吐出ペースト中に塊状物として
混入するなどの不都合を生ずる可能性が確認され
た。
このような吐出孔縁付近の余剰ペースト状物の
残存付着を防止するため、特開昭57−114467号公
報に提案された容器には、棒状ラツク部材の中間
部分に互いに遊嵌された連結部を設け、内容物の
押し出し動作終了直後に遊嵌連結部に生ずる自由
行程によつて器内を負圧となし、吐出孔内のペー
スト状物の適宜量を逆行させ、しかる後、棒状ラ
ツク部材を引き上げてピストンを随伴上昇させ、
次の押し出し操作に備えるという工夫が施されて
いる。しかしながらこの容器のペースト状物吸込
み作用は、器内のペースト状物中に埋設された遊
嵌連結部の所謂「遊び」によつて生ずるものであ
るため、特にペースト状物の粘度が大である場
合、遊嵌部分に侵入介在したペースト状物により
自由行程内の運動が阻害され、完全な作用を妨げ
る場合が尠なくないことが判明した。
残存付着を防止するため、特開昭57−114467号公
報に提案された容器には、棒状ラツク部材の中間
部分に互いに遊嵌された連結部を設け、内容物の
押し出し動作終了直後に遊嵌連結部に生ずる自由
行程によつて器内を負圧となし、吐出孔内のペー
スト状物の適宜量を逆行させ、しかる後、棒状ラ
ツク部材を引き上げてピストンを随伴上昇させ、
次の押し出し操作に備えるという工夫が施されて
いる。しかしながらこの容器のペースト状物吸込
み作用は、器内のペースト状物中に埋設された遊
嵌連結部の所謂「遊び」によつて生ずるものであ
るため、特にペースト状物の粘度が大である場
合、遊嵌部分に侵入介在したペースト状物により
自由行程内の運動が阻害され、完全な作用を妨げ
る場合が尠なくないことが判明した。
〈発明が解決しようとする問題点〉
本発明は上述の問題点を解決すべく鋭意研究の
末完成されたものであつて、その主たる目的は、
押し出された内容物の一部が吐出孔縁付近にはみ
出して残存することがないよう、押し出し直後に
吐出孔内のペースト状物の適宜量を逆行せしめる
ための吸戻し作用を確実に遂行し得るペースト状
物の押し出し容器を提供するにある。
末完成されたものであつて、その主たる目的は、
押し出された内容物の一部が吐出孔縁付近にはみ
出して残存することがないよう、押し出し直後に
吐出孔内のペースト状物の適宜量を逆行せしめる
ための吸戻し作用を確実に遂行し得るペースト状
物の押し出し容器を提供するにある。
他の目的は本発明者が既に提案した特願昭58−
211350号の発明に改良を加え、ワンタツチ動作で
吐出孔の開蓋と内容物の押し出しとを相次いで行
なうことが可能な取扱い至便にして、しかも押し
出された内容物の一部が吐出孔縁付近にはみ出し
て残存することなく、また施蓋してもそれが蓋体
に付着することがないペースト状物の押し出し容
器を提供するにある。
211350号の発明に改良を加え、ワンタツチ動作で
吐出孔の開蓋と内容物の押し出しとを相次いで行
なうことが可能な取扱い至便にして、しかも押し
出された内容物の一部が吐出孔縁付近にはみ出し
て残存することなく、また施蓋してもそれが蓋体
に付着することがないペースト状物の押し出し容
器を提供するにある。
また別の目的はペースト状物が吐出孔付近で乾
燥固化することなく、常に新鮮にして均質なペー
スト状物を使用に供し得るワンタツチ押し出し式
容器を提供することである。
燥固化することなく、常に新鮮にして均質なペー
スト状物を使用に供し得るワンタツチ押し出し式
容器を提供することである。
〈問題点を解決するための手段〉
上述の主要な目的を達成するための本発明の要
旨は、上部に吐出孔を有する筒状ケーシングと、
その内壁に密嵌して軸方向に摺動可能なピストン
と、該ピストンと上記ケーシングの頂壁とを貫通
する昇降自在な棒状のラツク部材と、前記ピスト
ンに添着され上記ラツク部材の上昇時にはラツク
と係合し下降時には該係合を解くクランプ部材と
よりなり、前記ラツク部材を昇降動せしめる昇降
手段を具えたペースト状物押し出し容器におい
て、ケーシングの頂壁に透孔を穿設するとともに
該透孔の上面に膨出状ダイヤフラムを冠着し、前
記ラツク部材の上昇時に上記ダイヤフラムを押圧
して弾発力を蓄積し、ラツク部材の下降時に該押
圧を解除する押圧力加除手段を前記昇降手段と連
動せしめたことを特徴とするペースト状物押し出
し容器にある。
旨は、上部に吐出孔を有する筒状ケーシングと、
その内壁に密嵌して軸方向に摺動可能なピストン
と、該ピストンと上記ケーシングの頂壁とを貫通
する昇降自在な棒状のラツク部材と、前記ピスト
ンに添着され上記ラツク部材の上昇時にはラツク
と係合し下降時には該係合を解くクランプ部材と
よりなり、前記ラツク部材を昇降動せしめる昇降
手段を具えたペースト状物押し出し容器におい
て、ケーシングの頂壁に透孔を穿設するとともに
該透孔の上面に膨出状ダイヤフラムを冠着し、前
記ラツク部材の上昇時に上記ダイヤフラムを押圧
して弾発力を蓄積し、ラツク部材の下降時に該押
圧を解除する押圧力加除手段を前記昇降手段と連
動せしめたことを特徴とするペースト状物押し出
し容器にある。
また前記せる他の目的をも併せて達成するため
のペースト状物押し出し容器の特徴は、上述の構
成に加えてさらに、往復回動によつて前記吐出孔
を開閉するキヤツプをケーシング上部に枢着して
設け、前記ラツク部材の上昇時に上記吐出口を開
口するとともに上記ダイヤフラムを押圧して弾発
力を蓄積し、ラツク部材の下降時には該押圧を解
除するとともに吐出孔を閉止するキヤツプ回動手
段並びに押圧力加除手段を前記昇降手段と連動せ
しめたことにある。
のペースト状物押し出し容器の特徴は、上述の構
成に加えてさらに、往復回動によつて前記吐出孔
を開閉するキヤツプをケーシング上部に枢着して
設け、前記ラツク部材の上昇時に上記吐出口を開
口するとともに上記ダイヤフラムを押圧して弾発
力を蓄積し、ラツク部材の下降時には該押圧を解
除するとともに吐出孔を閉止するキヤツプ回動手
段並びに押圧力加除手段を前記昇降手段と連動せ
しめたことにある。
以下本発明の構成を添付図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図〜第11図は本発明容器の実施例を示す
もので、第1図は中心軸に沿つた縦断面図、第1
a図はその要部拡大図、第2図は底面図、第3図
は分解斜視図、第4図は第2番目の発明に用いら
れる部品の斜視図、第5図はその組立縦断面図、
第6図は作用を説明するための要部拡大縦断面
図、第7図は別の態様の側面図、第8図はその平
面図、第9図はそのA−A線縦断面図、第10図
はその吐出孔が開口した状態を示す斜視図、第1
1図はその作用を説明するための要部拡大縦断面
図である。
もので、第1図は中心軸に沿つた縦断面図、第1
a図はその要部拡大図、第2図は底面図、第3図
は分解斜視図、第4図は第2番目の発明に用いら
れる部品の斜視図、第5図はその組立縦断面図、
第6図は作用を説明するための要部拡大縦断面
図、第7図は別の態様の側面図、第8図はその平
面図、第9図はそのA−A線縦断面図、第10図
はその吐出孔が開口した状態を示す斜視図、第1
1図はその作用を説明するための要部拡大縦断面
図である。
第1図〜第3図において、本発明容器は基本的
には、筒状のケーシング1とそれに内装されたピ
ストン2およびクランプ部材3と軸芯に沿つて挿
通される棒状ラツク部材4と膨出状ダイヤフラム
18とよりなり、好ましくは吐出孔に嵌着される
プラグ5を具える。
には、筒状のケーシング1とそれに内装されたピ
ストン2およびクランプ部材3と軸芯に沿つて挿
通される棒状ラツク部材4と膨出状ダイヤフラム
18とよりなり、好ましくは吐出孔に嵌着される
プラグ5を具える。
ケーシング1の頂壁6上には、先端の吐出孔7
と容器内部とを連通せしめる管体8を立設すると
共にラツク部材4を挿通するための中央透孔9と
膨出状ダイヤフラム18を被冠する透孔10とが
貫設される。ケーシング1の底部は開放されてお
り、下端縁にはフランジ11を周設して直立安定
性を増大させることが好ましい。
と容器内部とを連通せしめる管体8を立設すると
共にラツク部材4を挿通するための中央透孔9と
膨出状ダイヤフラム18を被冠する透孔10とが
貫設される。ケーシング1の底部は開放されてお
り、下端縁にはフランジ11を周設して直立安定
性を増大させることが好ましい。
このようなケーシング1の内部には開放端側か
らピストン2が嵌装される。ピストン2は中央に
透孔12を有する円盤13の周縁が筒体14に接
続した形状をなし、筒体14はケーシング1の内
壁に密嵌し軸方向に摺動し得るような寸法・形状
に厳密な公差を以つて成形され、好ましくは上縁
と下縁とがケーシング1の内壁に一様に密接する
が中間部は間隙を保つように外周面の母線を円弧
状となすことがよい。その上さらに、下縁を尖鋭
端に形成することは、後述するピストン2の下降
阻止に有効に働くので特に好ましい。
らピストン2が嵌装される。ピストン2は中央に
透孔12を有する円盤13の周縁が筒体14に接
続した形状をなし、筒体14はケーシング1の内
壁に密嵌し軸方向に摺動し得るような寸法・形状
に厳密な公差を以つて成形され、好ましくは上縁
と下縁とがケーシング1の内壁に一様に密接する
が中間部は間隙を保つように外周面の母線を円弧
状となすことがよい。その上さらに、下縁を尖鋭
端に形成することは、後述するピストン2の下降
阻止に有効に働くので特に好ましい。
ケーシング1の内部にはその略々全長に亙つて
延びる棒状ラツク部材4が、前記頂壁6の中央透
孔9とピストン2の透孔12とをそれぞれ貫通し
て垂直に設けられる。棒状ラツク部材4は上端の
大径部15が中央透孔9に対して滑動可能に嵌合
しその直下から下端に亙つて約0.5〜3mmピツチ
のラツクが一様に刻設されている。ラツクの最大
径部分はピストン2の透孔12の内壁に液密に摺
接し、また透孔内壁の高さをラツクピツチよりも
大きく設計してラツクの何れかの歯の稜線が常に
透孔12の内壁に当接するようにすれば、ラツク
部材4の昇降動に際してもピストン2の部分にお
いて気密状態が保たれ内容物が漏洩することがな
い。
延びる棒状ラツク部材4が、前記頂壁6の中央透
孔9とピストン2の透孔12とをそれぞれ貫通し
て垂直に設けられる。棒状ラツク部材4は上端の
大径部15が中央透孔9に対して滑動可能に嵌合
しその直下から下端に亙つて約0.5〜3mmピツチ
のラツクが一様に刻設されている。ラツクの最大
径部分はピストン2の透孔12の内壁に液密に摺
接し、また透孔内壁の高さをラツクピツチよりも
大きく設計してラツクの何れかの歯の稜線が常に
透孔12の内壁に当接するようにすれば、ラツク
部材4の昇降動に際してもピストン2の部分にお
いて気密状態が保たれ内容物が漏洩することがな
い。
ピストン2に添着されるクランプ部材3は、ピ
ストン2の下面に形成された環状凹部に嵌合する
環形板16とそれから内方へ延びる複数個の爪1
7,17′とよりなり、爪17,17′の先端でラ
ツク部材4をクランプしラツクと係合する。棒状
ラツク部材4は、その上端において該棒状ラツク
部材を昇降動させる昇降手段と連結しており、上
昇動の際にはクランプ部材3とラツクとは係合状
態を保つためピストン2は随伴して押し上げら
れ、一方棒状ラツク部材4の下降動に際しては上
記クランプ部材3との係合は解かれ、ラツク部材
の自由な下降動を許容する。
ストン2の下面に形成された環状凹部に嵌合する
環形板16とそれから内方へ延びる複数個の爪1
7,17′とよりなり、爪17,17′の先端でラ
ツク部材4をクランプしラツクと係合する。棒状
ラツク部材4は、その上端において該棒状ラツク
部材を昇降動させる昇降手段と連結しており、上
昇動の際にはクランプ部材3とラツクとは係合状
態を保つためピストン2は随伴して押し上げら
れ、一方棒状ラツク部材4の下降動に際しては上
記クランプ部材3との係合は解かれ、ラツク部材
の自由な下降動を許容する。
上述のような容器において本発明の要点は、頂
壁6に穿設した透孔10の上面に該透孔10を閉
塞・被覆する膨出状ダイヤフラム18を冠着し、
前記棒状ラツク部材3が上昇した時に該ダイヤフ
ラム18を押圧して弾発力を蓄積し、ラツク部材
3の下降時に該押圧を解除するように押圧力加除
手段を前記昇降手段と連動せしめたことにある。
壁6に穿設した透孔10の上面に該透孔10を閉
塞・被覆する膨出状ダイヤフラム18を冠着し、
前記棒状ラツク部材3が上昇した時に該ダイヤフ
ラム18を押圧して弾発力を蓄積し、ラツク部材
3の下降時に該押圧を解除するように押圧力加除
手段を前記昇降手段と連動せしめたことにある。
このような昇降手段として、図示の実施例にお
いては最も構造簡単な一元梃子19が適用され
る。すなわち、梃子19は、その一端が棒状ラツ
ク部材4の上端と索条20により連結され、中間
部の支軸21が例えば管体5に取り付けられたブ
ラケツト22に穿設された軸承孔23に支承され
て、回動自在に枢着される。また梃子19はばね
24などの弾発部材によつて、ラツク部材上昇作
用位置から下降作用位置へ向かつて常に付勢され
ていることが好ましい。図示の例にあつては梃子
19を回動させる力の作用点側下部に取り付けら
れた板ばねまたは棒ばねなどの円弧状片持ばね2
4がその自由端をばね受け25に係止されて、梃
子19をラツク部材4の下降位置に復帰させるよ
うな作用を司る。
いては最も構造簡単な一元梃子19が適用され
る。すなわち、梃子19は、その一端が棒状ラツ
ク部材4の上端と索条20により連結され、中間
部の支軸21が例えば管体5に取り付けられたブ
ラケツト22に穿設された軸承孔23に支承され
て、回動自在に枢着される。また梃子19はばね
24などの弾発部材によつて、ラツク部材上昇作
用位置から下降作用位置へ向かつて常に付勢され
ていることが好ましい。図示の例にあつては梃子
19を回動させる力の作用点側下部に取り付けら
れた板ばねまたは棒ばねなどの円弧状片持ばね2
4がその自由端をばね受け25に係止されて、梃
子19をラツク部材4の下降位置に復帰させるよ
うな作用を司る。
本発明容器の膨出状ダイヤフラム18を押圧し
また押圧を解除するための前記押圧力加除手段を
ラツク部材4の昇降手段と連動せしめるために
は、例えば昇降手段が一元梃子19である場合、
梃子19の力の作用点側下部に突状物を垂設また
は突設し、梃子19を回動してラツク部材を上昇
せしめた際に上記突状物で膨出状ダイヤフラム1
8の膨出面を押圧するよう適宜に構成することが
できる。最も好ましい態様は、図示の如く昇降手
段の作用に伴ない前記円弧状片持ばね24が大き
い負荷を受けて弯曲し、反対に負荷に抗して弾性
回復伸張する撓み変形を押圧力加除手段となすこ
とである。この場合は、梃子19が棒状ラツク部
材下降作用位置にあるとき、すなわちばね24
が、その伸張状態にあるときダイヤフラム18の
膨出面に恰度当接する程度に近接し、また梃子1
9が棒状ラツク部材上昇作用位置にあるとき、す
なわちばね24が圧縮されて撓んだときにそれが
ダイヤフラム18の膨出面を押圧するよう、透孔
10、ダイヤフラム18および円弧状片持ばね2
4の各関係配置ならびに形状・寸法を予め適宜に
定めておくことが肝要である。
また押圧を解除するための前記押圧力加除手段を
ラツク部材4の昇降手段と連動せしめるために
は、例えば昇降手段が一元梃子19である場合、
梃子19の力の作用点側下部に突状物を垂設また
は突設し、梃子19を回動してラツク部材を上昇
せしめた際に上記突状物で膨出状ダイヤフラム1
8の膨出面を押圧するよう適宜に構成することが
できる。最も好ましい態様は、図示の如く昇降手
段の作用に伴ない前記円弧状片持ばね24が大き
い負荷を受けて弯曲し、反対に負荷に抗して弾性
回復伸張する撓み変形を押圧力加除手段となすこ
とである。この場合は、梃子19が棒状ラツク部
材下降作用位置にあるとき、すなわちばね24
が、その伸張状態にあるときダイヤフラム18の
膨出面に恰度当接する程度に近接し、また梃子1
9が棒状ラツク部材上昇作用位置にあるとき、す
なわちばね24が圧縮されて撓んだときにそれが
ダイヤフラム18の膨出面を押圧するよう、透孔
10、ダイヤフラム18および円弧状片持ばね2
4の各関係配置ならびに形状・寸法を予め適宜に
定めておくことが肝要である。
また上記押圧力加除手段は、円弧状片持ばね、
例えば棒ばねまたは板ばね24の側面をもつてダ
イヤフラムを直接押圧する代わりに、第9図およ
び第11図に示すようにばね24のダイヤフラム
18への当接箇所に凸起27を設け、該凸起27
が膨出面を上部から押圧するように設計工夫を加
えることは好ましいことである。
例えば棒ばねまたは板ばね24の側面をもつてダ
イヤフラムを直接押圧する代わりに、第9図およ
び第11図に示すようにばね24のダイヤフラム
18への当接箇所に凸起27を設け、該凸起27
が膨出面を上部から押圧するように設計工夫を加
えることは好ましいことである。
膨出状ダイヤフラム18は例えばゴム、軟質プ
ラスチツクスなど弾性率大にして弾性回復良好な
弾性体で形成され、その膨出面が半球状をなした
ものが特に好適であり、頂壁6上の透孔10の上
面の突出環縁26に冠着・固定され透孔10を閉
塞・被覆する。かゝる膨出状ダイヤフラム18は
押圧を加えて凹陥変形することにより弾発力が蓄
積され、押圧力が減少すると蓄積された弾発力が
顕在化し、応力に抗して原形に復帰する。
ラスチツクスなど弾性率大にして弾性回復良好な
弾性体で形成され、その膨出面が半球状をなした
ものが特に好適であり、頂壁6上の透孔10の上
面の突出環縁26に冠着・固定され透孔10を閉
塞・被覆する。かゝる膨出状ダイヤフラム18は
押圧を加えて凹陥変形することにより弾発力が蓄
積され、押圧力が減少すると蓄積された弾発力が
顕在化し、応力に抗して原形に復帰する。
上述の説明になる構成は本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で適宜な改変を施し、種々の態様に具体
化しまた別個の発明に発展させることができる。
例えば、本発明者の先願になる特願昭58−211350
号に開示された容器、すなわちケーシングの上部
にキヤツプを回動自在に枢着すると共に、このキ
ヤツプに棒状ラツク部材を索条などの接続部を介
して連結し、前記キヤツプの往復回動により、前
記ラツク部材を上下動させると共に前記キヤツプ
の周縁にてケーシングの吐出孔を開閉するように
なしたペースト状物質の容器に有利に応用するこ
とが可能である。
ない範囲で適宜な改変を施し、種々の態様に具体
化しまた別個の発明に発展させることができる。
例えば、本発明者の先願になる特願昭58−211350
号に開示された容器、すなわちケーシングの上部
にキヤツプを回動自在に枢着すると共に、このキ
ヤツプに棒状ラツク部材を索条などの接続部を介
して連結し、前記キヤツプの往復回動により、前
記ラツク部材を上下動させると共に前記キヤツプ
の周縁にてケーシングの吐出孔を開閉するように
なしたペースト状物質の容器に有利に応用するこ
とが可能である。
第4図〜第6図に示した実施例はかゝる発明に
改良を加えたものであり、第1図〜第3図に示し
た容器のケーシング1の上部に、往復回動によつ
て吐出孔7を開閉するキヤツプ28を設けたもの
である。
改良を加えたものであり、第1図〜第3図に示し
た容器のケーシング1の上部に、往復回動によつ
て吐出孔7を開閉するキヤツプ28を設けたもの
である。
かゝるキヤツプ28は、吐出孔7を被冠する蓋
体29と梃子19の力の作用点側上面に添接され
る押圧板30とが軸穴31を通る回転軸の前後に
延びて一体的に連接した形状をなし、梃子19の
支軸21に軸穴31を嵌挿することによつて前記
ブラケツト22上の軸承孔23に梃子19と同軸
に枢着される。またこのキヤツプ28は、梃子1
9が第5図の如き棒状ラツク部材下降作用位置に
あるときに蓋体29が吐出孔7を閉止し、棒状ラ
ツク部材上昇作用位置にあるときは開口するよ
う、軸穴31の周りに往復回動自在に装着されて
おり、かくしてキヤツプ28の回動手段、すなわ
ち押圧板30を押し下げる手動手段と押し上げる
ばね24などの復帰手段とよりなる回動手段が、
ダイヤフラム18の押圧力加除手段および梃子1
9などのラツク部材昇降手段と連動せしめられて
いる。
体29と梃子19の力の作用点側上面に添接され
る押圧板30とが軸穴31を通る回転軸の前後に
延びて一体的に連接した形状をなし、梃子19の
支軸21に軸穴31を嵌挿することによつて前記
ブラケツト22上の軸承孔23に梃子19と同軸
に枢着される。またこのキヤツプ28は、梃子1
9が第5図の如き棒状ラツク部材下降作用位置に
あるときに蓋体29が吐出孔7を閉止し、棒状ラ
ツク部材上昇作用位置にあるときは開口するよ
う、軸穴31の周りに往復回動自在に装着されて
おり、かくしてキヤツプ28の回動手段、すなわ
ち押圧板30を押し下げる手動手段と押し上げる
ばね24などの復帰手段とよりなる回動手段が、
ダイヤフラム18の押圧力加除手段および梃子1
9などのラツク部材昇降手段と連動せしめられて
いる。
第7図〜第11図に本発明容器の別の態様を示
す。この実施例においてはキヤツプ28は容器頭
部の吐出孔7、梃子19などを蔽つて例えばケー
シング上縁に環設されたアンダーカツトリング3
2とキヤツプ28のスカート部内壁に周設された
環状突条33とを互いに強制嵌合(無理ばめ)し
てケーシング1の上部に装着される。かゝるキヤ
ツプ28の吐出孔7を覆う部分は開閉可能な蓋体
35を形成し、蝶番または軟質薄肉部などの連結
部36を介して回動自在に連結される。
す。この実施例においてはキヤツプ28は容器頭
部の吐出孔7、梃子19などを蔽つて例えばケー
シング上縁に環設されたアンダーカツトリング3
2とキヤツプ28のスカート部内壁に周設された
環状突条33とを互いに強制嵌合(無理ばめ)し
てケーシング1の上部に装着される。かゝるキヤ
ツプ28の吐出孔7を覆う部分は開閉可能な蓋体
35を形成し、蝶番または軟質薄肉部などの連結
部36を介して回動自在に連結される。
一方、梃子19の押圧部34はキヤツプ28の
切欠部より外方に露出し、その下部に設けられた
円弧状片持ばね24は膨出状ダイヤフラム18の
膨出面頂部に当接する凸起27を具える。また梃
子19はその上面から上方に延びる板状または棒
状の腕37を一体的に具え、該腕37は梃子19
が棒状ラツク部材下降作用位置にあるときに、そ
の先端が蓋体35の裏面に当接する程度に近接し
て位置するととももに、梃子19の回動に伴なつ
て上方へ向かう軌跡を描くように、その寸法・形
状を定められる。更に腕37の先端にはボスまた
はピン(図示しない)を側方に突設し、それらを
蓋体35の裏面に設けた案内溝(図示しない)に
係合して滑動せしめることにより、腕37回動に
伴ない蓋体35を開閉するように構成することが
できる。更にまた蓋体35とキヤツプ28との連
結部分にスプリングなどを設け蓋体35を閉止方
向に付勢しておくこともよく、開口した蓋体35
を閉蓋せしめる手段は公知・慣用の適宜な機構を
採用することが可能である。
切欠部より外方に露出し、その下部に設けられた
円弧状片持ばね24は膨出状ダイヤフラム18の
膨出面頂部に当接する凸起27を具える。また梃
子19はその上面から上方に延びる板状または棒
状の腕37を一体的に具え、該腕37は梃子19
が棒状ラツク部材下降作用位置にあるときに、そ
の先端が蓋体35の裏面に当接する程度に近接し
て位置するととももに、梃子19の回動に伴なつ
て上方へ向かう軌跡を描くように、その寸法・形
状を定められる。更に腕37の先端にはボスまた
はピン(図示しない)を側方に突設し、それらを
蓋体35の裏面に設けた案内溝(図示しない)に
係合して滑動せしめることにより、腕37回動に
伴ない蓋体35を開閉するように構成することが
できる。更にまた蓋体35とキヤツプ28との連
結部分にスプリングなどを設け蓋体35を閉止方
向に付勢しておくこともよく、開口した蓋体35
を閉蓋せしめる手段は公知・慣用の適宜な機構を
採用することが可能である。
このようにして腕37の突出による蓋体35の
回動手段は棒状ラツク部材の昇降手段である梃子
19と連動する。また膨出状ダイヤフラム18の
押圧力加除手段である円弧状片持ばね24並びに
それに突設した凸起27がラツク部材昇降手段と
連動することは既述の通りであり、結局、蓋体回
動手段、ダイヤフラムへの圧力加除手段およびラ
ツク部材昇降手段の3者は互いに連動せしめられ
るのである。
回動手段は棒状ラツク部材の昇降手段である梃子
19と連動する。また膨出状ダイヤフラム18の
押圧力加除手段である円弧状片持ばね24並びに
それに突設した凸起27がラツク部材昇降手段と
連動することは既述の通りであり、結局、蓋体回
動手段、ダイヤフラムへの圧力加除手段およびラ
ツク部材昇降手段の3者は互いに連動せしめられ
るのである。
かゝる蓋体35が吐出孔7を被覆するが完全に
閉塞しない場合は、別途用意したプラグ5を吐出
孔7に嵌挿し、長期間貯蔵中の内容物の乾燥凝固
を防止することが推奨される。
閉塞しない場合は、別途用意したプラグ5を吐出
孔7に嵌挿し、長期間貯蔵中の内容物の乾燥凝固
を防止することが推奨される。
本発明容器は金属材料を以つて製作することも
できるが、クランプ部材3および膨出状ダイヤフ
ラム18などの弾発性部材を除く各部品をプラス
チツクスの成形、例えば射出成型などによつて有
利に製作することができる。
できるが、クランプ部材3および膨出状ダイヤフ
ラム18などの弾発性部材を除く各部品をプラス
チツクスの成形、例えば射出成型などによつて有
利に製作することができる。
上記のような構成になる本発明容器の作用を以
下に説明する。
下に説明する。
〈作 用〉
第3図に示す本発明容器の各部品は次のように
して組立てられる。
して組立てられる。
先ずケーシング1の透孔10を取り巻く突出環
縁26に膨出状ダイヤフラム18を冠着したの
ち、中央透孔9に棒状ラツク部材4を挿通しラツ
ク部材4の大径部15を中央透孔9に嵌合させる
と共に、梃子19の支軸21をブラケツト22の
軸承孔23に嵌入し、またばね24の自由端をば
ね受け25の内側に係止する。次いでプラグ5を
吐出孔7に嵌着する。
縁26に膨出状ダイヤフラム18を冠着したの
ち、中央透孔9に棒状ラツク部材4を挿通しラツ
ク部材4の大径部15を中央透孔9に嵌合させる
と共に、梃子19の支軸21をブラケツト22の
軸承孔23に嵌入し、またばね24の自由端をば
ね受け25の内側に係止する。次いでプラグ5を
吐出孔7に嵌着する。
第5図に示した容器にあつては、第4図のキヤ
ツプ28を梃子19に被着し、キヤツプ28の軸
穴31を梃子19の支軸21に嵌挿して両者を結
合せしめたのちに、棒状ラツク部材4を装着する
ことを除けば前記の場合と同様である。
ツプ28を梃子19に被着し、キヤツプ28の軸
穴31を梃子19の支軸21に嵌挿して両者を結
合せしめたのちに、棒状ラツク部材4を装着する
ことを除けば前記の場合と同様である。
また、第7図〜第10図の実施例の場合は吐出
孔7および梃子19の一部を覆つて、キヤツプ2
をケーシング1の上部に被着し、ケーシング1上
縁のアンダーカツトリング32とキヤツプ2の環
状突条33とを強制嵌合させれば、梃子19の押
圧部34のみがキヤツプ28の切欠部から覗いた
状態で頭部の形態が整えられる。
孔7および梃子19の一部を覆つて、キヤツプ2
をケーシング1の上部に被着し、ケーシング1上
縁のアンダーカツトリング32とキヤツプ2の環
状突条33とを強制嵌合させれば、梃子19の押
圧部34のみがキヤツプ28の切欠部から覗いた
状態で頭部の形態が整えられる。
このようにして頭部の組立が完了し上端が気密
に閉塞された状態にあるケーシング1を倒立せし
め、開放端部よりペースト状物を充填し、さらに
クランプ部材3を添着したピストン2を嵌入す
る。ピストン2の透孔12とクランプ部材3の爪
17の先端に形成された間隙とには棒状ラツク部
材4が挿通される。
に閉塞された状態にあるケーシング1を倒立せし
め、開放端部よりペースト状物を充填し、さらに
クランプ部材3を添着したピストン2を嵌入す
る。ピストン2の透孔12とクランプ部材3の爪
17の先端に形成された間隙とには棒状ラツク部
材4が挿通される。
上記の如くに組立られた本発明容器の作動なら
びに作用を先ず第6図について説明する。第1図
から第3図に示した本発明の基本構造のものは、
第6図の容器からキヤツプ28を取り除いた構造
に相当し、キヤツプ28の回動作用のみを有しな
いものとして以下の説明から容易に類推し理解さ
れよう。
びに作用を先ず第6図について説明する。第1図
から第3図に示した本発明の基本構造のものは、
第6図の容器からキヤツプ28を取り除いた構造
に相当し、キヤツプ28の回動作用のみを有しな
いものとして以下の説明から容易に類推し理解さ
れよう。
先ず容器の使用に先立つてプラグ5は取り除か
れ準備が完了する。キヤツプ28の押圧板30を
手指で押圧すると支軸21の周りにキヤツプ28
と梃子19とが共に回動し、蓋体29は吐出孔1
7を開口するとともに索条20の弛緩は除去され
引き続いて棒状ラツク部材4を上昇せしめる。す
なわちキヤツプ28の回動と同時に蓋体29の回
動は開始され吐出孔7は開蓋するが、索条20の
弛緩除去に要する時間だけ若干のタイムラグを置
いてラツク部材4の上昇が始まり、梃子19は、
ばね24の弾発力に抗して図中の点線で示したラ
ツク部材上昇作用位置迄回動する。上述の梃子1
9の回動により円弧状片持ばね24は圧縮されて
撓み、膨出状ダイヤフラム18の膨出面を押圧し
て凹陥させる。ダイヤフラム18は弾性係数大に
して弾性回復良好な素材で形成されていいるため
上記凹陥変形により原形に回復しようとする弾発
力が蓄積される。
れ準備が完了する。キヤツプ28の押圧板30を
手指で押圧すると支軸21の周りにキヤツプ28
と梃子19とが共に回動し、蓋体29は吐出孔1
7を開口するとともに索条20の弛緩は除去され
引き続いて棒状ラツク部材4を上昇せしめる。す
なわちキヤツプ28の回動と同時に蓋体29の回
動は開始され吐出孔7は開蓋するが、索条20の
弛緩除去に要する時間だけ若干のタイムラグを置
いてラツク部材4の上昇が始まり、梃子19は、
ばね24の弾発力に抗して図中の点線で示したラ
ツク部材上昇作用位置迄回動する。上述の梃子1
9の回動により円弧状片持ばね24は圧縮されて
撓み、膨出状ダイヤフラム18の膨出面を押圧し
て凹陥させる。ダイヤフラム18は弾性係数大に
して弾性回復良好な素材で形成されていいるため
上記凹陥変形により原形に回復しようとする弾発
力が蓄積される。
このような梃子19の回動によつて引き上げら
れたラツク部材4は、そのラツクがクランプ部材
3の爪17,17′…と係合状態にあるため、ク
ランプ部材3が添着しているピストン2は随伴し
て上昇する。ピストン2の上昇による容器内部容
積の減少、厳密にはそれにダイヤフラム18の凹
陥に伴なう容積減少分を加えた容量に見合う量の
ペースト状物は管体8を経て吐出孔7より押し出
される。
れたラツク部材4は、そのラツクがクランプ部材
3の爪17,17′…と係合状態にあるため、ク
ランプ部材3が添着しているピストン2は随伴し
て上昇する。ピストン2の上昇による容器内部容
積の減少、厳密にはそれにダイヤフラム18の凹
陥に伴なう容積減少分を加えた容量に見合う量の
ペースト状物は管体8を経て吐出孔7より押し出
される。
本発明容器の重要な作用はその次の段階で行な
われる。すなわち吐出された所定量のペースト状
物を使用に供した後、押圧板30上の押圧を解除
すると、ばね24の弾発力によつて梃子19は上
記と反対の回動運動をなし、ラツク部材下降作用
位置に復帰する。この動作によつて、充分な剛性
を具えた索条20はラツク部材4を押し下げると
同時に、ばね24は伸張して膨出状ダイヤフラム
18の押圧を解徐し、それに伴ないダイヤフラム
18は蓄積されていた弾発力を発現して原形に復
帰する。蓋体29はキヤツプ28の回動によつて
自動的に吐出孔7を閉蓋する。こおようなラツク
部材4の下降動に際してはクランプ部材3の爪1
7,17′…とラツクとの係合は解かれ、またピ
ストン2は、その筒体14の尖鋭な下側周縁がケ
ーシング1の内壁に適宜な摩擦抵抗を以つて密嵌
しているために、下動を抑止され、ラツク部材4
のみの自由な下降を許す。従つてラツク部材4の
下降動に起因する容器内容積の実質的変化は生じ
ない。
われる。すなわち吐出された所定量のペースト状
物を使用に供した後、押圧板30上の押圧を解除
すると、ばね24の弾発力によつて梃子19は上
記と反対の回動運動をなし、ラツク部材下降作用
位置に復帰する。この動作によつて、充分な剛性
を具えた索条20はラツク部材4を押し下げると
同時に、ばね24は伸張して膨出状ダイヤフラム
18の押圧を解徐し、それに伴ないダイヤフラム
18は蓄積されていた弾発力を発現して原形に復
帰する。蓋体29はキヤツプ28の回動によつて
自動的に吐出孔7を閉蓋する。こおようなラツク
部材4の下降動に際してはクランプ部材3の爪1
7,17′…とラツクとの係合は解かれ、またピ
ストン2は、その筒体14の尖鋭な下側周縁がケ
ーシング1の内壁に適宜な摩擦抵抗を以つて密嵌
しているために、下動を抑止され、ラツク部材4
のみの自由な下降を許す。従つてラツク部材4の
下降動に起因する容器内容積の実質的変化は生じ
ない。
一方、膨出状ダイヤフラム18の弾発力の発現
による凹陥状変形から膨出状原形への復帰に伴な
い容器内容積は増大するため、それに見合う負圧
が生じて、吐出孔7付近のペースト状物は吸引さ
れ管体8へ向かつて逆行する。この吸引作用は押
圧板30に対する押圧力の解除直後に行なわれ、
それに引続いて閉蓋する。
による凹陥状変形から膨出状原形への復帰に伴な
い容器内容積は増大するため、それに見合う負圧
が生じて、吐出孔7付近のペースト状物は吸引さ
れ管体8へ向かつて逆行する。この吸引作用は押
圧板30に対する押圧力の解除直後に行なわれ、
それに引続いて閉蓋する。
次いで第7図から第10図に示した実施例の作
用を第11図について説明する。
用を第11図について説明する。
先ず蓋体35を手動で開蓋しプラグ5を除去し
て準備が完了したならば、押圧部34を手動で押
圧し、ばね24の弾発力に抗して梃子19を回動
せしめる。梃子19が二重鎖線で示す位置まで回
動する間に索条20の弛緩は取り除かれるが棒状
ラツク部材4の上昇は実質的に生じない。またキ
ヤツプ28の蓋体35の辺縁との付き合せ部分に
設けられた小凸起状フツク38の係止力によつて
蓋体35は未だ閉蓋されているが梃子19が二重
鎖線の位置を越えてさらに回動すると、腕37の
押圧力がフツク38の係止力に打ち克つて開蓋す
ると同時に棒状ラツク部材4の上昇が開始し、梃
子19が破線で示す位置に至つて停止するまで上
昇を続ける。
て準備が完了したならば、押圧部34を手動で押
圧し、ばね24の弾発力に抗して梃子19を回動
せしめる。梃子19が二重鎖線で示す位置まで回
動する間に索条20の弛緩は取り除かれるが棒状
ラツク部材4の上昇は実質的に生じない。またキ
ヤツプ28の蓋体35の辺縁との付き合せ部分に
設けられた小凸起状フツク38の係止力によつて
蓋体35は未だ閉蓋されているが梃子19が二重
鎖線の位置を越えてさらに回動すると、腕37の
押圧力がフツク38の係止力に打ち克つて開蓋す
ると同時に棒状ラツク部材4の上昇が開始し、梃
子19が破線で示す位置に至つて停止するまで上
昇を続ける。
この際円弧状片持ばね24の撓み変形により膨
出状ダイヤフラム18への押圧力が作用すること
は前記実施例の通りであるが、この例においては
ばね24に設けられた凸起27がダイヤフラム1
8の膨出面を真上から押圧し、頗る効率の良い凹
陥変形を与え、大きい弾発力が蓄積されるととも
に容積変化も大である。押圧部34に対する押圧
の解除に伴なう棒状ラツク部材4の下降手段、膨
出状ダイヤフラム18に対する押圧力の解除手段
および蓋体35の回動手段の相互連動動作並びに
作用については既述の通りである。
出状ダイヤフラム18への押圧力が作用すること
は前記実施例の通りであるが、この例においては
ばね24に設けられた凸起27がダイヤフラム1
8の膨出面を真上から押圧し、頗る効率の良い凹
陥変形を与え、大きい弾発力が蓄積されるととも
に容積変化も大である。押圧部34に対する押圧
の解除に伴なう棒状ラツク部材4の下降手段、膨
出状ダイヤフラム18に対する押圧力の解除手段
および蓋体35の回動手段の相互連動動作並びに
作用については既述の通りである。
〈発明の効果〉
本発明容器は上述のような構成と作用とを有す
るもので、吐出孔7の周縁付近にはみ出たペース
ト状物が管内に吸い戻された後に閉蓋するから、
ペースト状物が蓋体35に粘着することなく、勿
論吐出孔7から管体8の外壁に向かつて垂れ下が
つたりして周囲を汚すこともない。また管内に吸
い戻されたペースト状物は内部の大量のペースト
状物と同等の湿度あるいは溶媒濃度条件下におか
れるため、容易に乾固することなく次回の吐出が
支障なく行なわれ、常に新鮮にして均質なペース
ト状物を供給することができ、さらに長期間貯蔵
する場合にはプラグ5を施しておくことによりシ
エルライフを延長することができる。
るもので、吐出孔7の周縁付近にはみ出たペース
ト状物が管内に吸い戻された後に閉蓋するから、
ペースト状物が蓋体35に粘着することなく、勿
論吐出孔7から管体8の外壁に向かつて垂れ下が
つたりして周囲を汚すこともない。また管内に吸
い戻されたペースト状物は内部の大量のペースト
状物と同等の湿度あるいは溶媒濃度条件下におか
れるため、容易に乾固することなく次回の吐出が
支障なく行なわれ、常に新鮮にして均質なペース
ト状物を供給することができ、さらに長期間貯蔵
する場合にはプラグ5を施しておくことによりシ
エルライフを延長することができる。
さらにまた本発明容器は片手のみによる完全単
一操作によつて開蓋と内容物の押し出しとを相次
いで行なうことができ、取り扱い至便であると共
にペースト状物の粘度などの物性の如何に拘ら
ず、吐出直後の吸い戻しを的確に行ない得るか
ら、従来この種の容器に固有の欠点をすべて取り
除き、優れた改良を達成するものである。
一操作によつて開蓋と内容物の押し出しとを相次
いで行なうことができ、取り扱い至便であると共
にペースト状物の粘度などの物性の如何に拘ら
ず、吐出直後の吸い戻しを的確に行ない得るか
ら、従来この種の容器に固有の欠点をすべて取り
除き、優れた改良を達成するものである。
加之、本発明容器はブラスチツクスの成形技術
を駆使して大量・安価に提供することができるか
ら、日常生活便宜面における寄与も大である。
を駆使して大量・安価に提供することができるか
ら、日常生活便宜面における寄与も大である。
図は本発明容器の実施例を示すもので、第1図
は中心軸に沿つた縦断面図、第1a図はその要部
拡大図、第2図は底面図、第3図は分解斜視図、
第4図は第2番目の発明に用いられる部品の分解
斜視図、第5図はその組立縦断面図、第6図は作
用を説明するための要部拡大縦断面図、第7図は
別の態様の側面図、第8図はその平面図、第9図
はそのA−A線縦断面図、第10図はその吐出孔
が開口した状態を示す斜視図、第11図はその作
用を説明するための要部拡大縦断面図である。 1…ケーシング、2…ピストン、3…クランプ
部材、4…棒状ラツク部材、6…頂壁、7…吐出
孔、10…透孔、18…膨出状ダイヤフラム、1
9…梃子、24…ばね、27…凸起、28…キヤ
ツプ。
は中心軸に沿つた縦断面図、第1a図はその要部
拡大図、第2図は底面図、第3図は分解斜視図、
第4図は第2番目の発明に用いられる部品の分解
斜視図、第5図はその組立縦断面図、第6図は作
用を説明するための要部拡大縦断面図、第7図は
別の態様の側面図、第8図はその平面図、第9図
はそのA−A線縦断面図、第10図はその吐出孔
が開口した状態を示す斜視図、第11図はその作
用を説明するための要部拡大縦断面図である。 1…ケーシング、2…ピストン、3…クランプ
部材、4…棒状ラツク部材、6…頂壁、7…吐出
孔、10…透孔、18…膨出状ダイヤフラム、1
9…梃子、24…ばね、27…凸起、28…キヤ
ツプ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 上部に吐出孔7を有する筒状ケーシング1
と、その内壁に密嵌して軸方向に摺動可能なピス
トン2と、該ピストン2と上記ケーシング1の頂
壁6とを貫通する昇降動自在な棒状のラツク部材
4と、前記ピストン2に添着され上記ラツク部材
4の上昇時にはラツクと係合し下降時には該係合
を解くクランプ部材3とよりなり、前記ラツク部
材4を昇降動せしめる昇降手段を具えたペースト
状物押し出し容器において、ケーシング1の頂壁
6に透孔10を穿設するとともに該透孔10の上
面に膨出状ダイヤフラム18を冠着し、前記ラツ
ク部材の上昇時に上記ダイヤフラム18を押圧し
て弾発力を蓄積し、ラツク部材の下降時に該押圧
を解除する押圧力加除手段を前記昇降手段と連動
せしめたことを特徴とするペースト状物押し出し
容器。 2 膨出状ダイヤフラム18が半球状弾性体であ
る特許請求の範囲第1項記載のペースト状物押し
出し容器。 3 前記昇降手段が一元梃子19と該梃子の力の
作用点側下部に設けた円弧状片持ばね24とより
なり、前記押圧力加除手段が該ばねの撓み変形で
ある特許請求の範囲第1項または第2項記載のペ
ースト状物押し出し容器。 4 円弧状片持ばね24の撓み変形による押圧力
加除手段が該ばねの前記ダイヤフラム18への当
接箇所に設けた凸起27を含んでなる特許請求の
範囲第3項記載のペースト状物押し出し容器。 5 上部に吐出孔7を有する筒状ケーシング1
と、その内壁に密嵌して軸方向に摺動可能なピス
トン2と、該ピストン2と上記ケーシング1の頂
壁6とを貫通する昇降動自在な棒状のラツク部材
4と、前記ピストン2に添着され上記ラツク部材
4の上昇時にはラツクと係合し下降時には該係合
を解くクランプ部材3とよりなり、前記ラツク部
材4を昇降動せしめる昇降手段を具えたペースト
状物押し出し容器において、ケーシング1の頂壁
6に透孔10を穿設するとともに該透孔10の上
面に膨出状ダイヤフラム18を冠着し、さらに往
復回動によつて前記吐出孔7を開閉するキヤツプ
28をケーシング上部に枢着して設け、前記ラツ
ク部材の上昇時に上記吐出孔7を開口するととも
に上記ダイヤフラム18を押圧して弾発力を蓄積
し、ラツク部材の下降時には該押圧を解除すると
ともに吐出孔7を閉止するキヤツプ回動手段並び
に押圧力加除手段を前記昇降手段と連動せしめた
ことを特徴とするペースト状物押し出し容器。 6 膨出状ダイヤフラム18が半球状弾性体であ
る特許請求の範囲第5項記載のペースト状物押し
出し容器。 7 前記昇降手段が一元梃子19と該梃子の力の
作用点側下部に設けた円弧状片持ばね24とより
なり、前記押圧力加除手段が該ばねの撓み変形で
ある特許請求の範囲第5項または第6項記載のペ
ースト状物押し出し容器。 8 円弧状片持ばね24の撓み変形による押圧力
加除手段が該ばねの前記ダイヤフラム18への当
接箇所に設けた凸起27を含んでなる特許請求の
範囲第7項記載のペースト状物押し出し容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60094935A JPS61259979A (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | ペ−スト状物押し出し容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60094935A JPS61259979A (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | ペ−スト状物押し出し容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61259979A JPS61259979A (ja) | 1986-11-18 |
| JPH0459228B2 true JPH0459228B2 (ja) | 1992-09-21 |
Family
ID=14123812
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60094935A Granted JPS61259979A (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | ペ−スト状物押し出し容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61259979A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4848598A (en) * | 1988-02-29 | 1989-07-18 | Colgate-Palmolive Company | Dispensing device |
-
1985
- 1985-05-02 JP JP60094935A patent/JPS61259979A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61259979A (ja) | 1986-11-18 |
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