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JPH045926B2 - - Google Patents
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JPH045926B2 - - Google Patents

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JPH045926B2
JPH045926B2 JP61219783A JP21978386A JPH045926B2 JP H045926 B2 JPH045926 B2 JP H045926B2 JP 61219783 A JP61219783 A JP 61219783A JP 21978386 A JP21978386 A JP 21978386A JP H045926 B2 JPH045926 B2 JP H045926B2
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slit
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Tsugito Maruyama
Shinji Kanda
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概 要 ……(3) 産業上の利用分野 ……(4) 従来の技術 ……(4) 発明が解決しようとする問題点 ……(5) 問題点を解決するための手段 ……(6) 作 用 ……(7) 発明の基本的原理 ……(8) 実施例 () 計測装置の構成 ……(15) () 計測処理 ……(17) () 他の実施例 ……(27) 発明の効果 ……(30) 〔概要〕 物体の空間的配置を、いわゆる両眼立体視法で
計測するには、2台のカメラでそれぞれ得た画像
を対応させる複雑な処理を必要とする。本発明
は、1つのマルチスリツト光源より発生したマル
チスリツト光を制御してその中の1つのスリツト
光を基準スリツト光とし、マルチスリツト光とこ
の基準スリツト光を物体に照射して、物体の空間
的配置を1台のカメラで短時間に計測し得る物体
の三次元計測方法を提供する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、産業ロボツトの制御等に際して必要
となる物体の空間的配置を計測する方法に係り、
詳しくはマルチスリツト光を物体に照射し、その
画像を得ることによつて物体の空間的配置を計測
する物体の三次元計測方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、物体を三次元的に計測する方法として、
いわゆる両眼立体視法があつた。この方法は、第
11図に示すように、対象となる物体4の近くに
2台のカメラ1,2及びマルチスリツト光源5を
固定配置すると共に、マルチスリツト光源5を点
灯してマルチスリツト光3を物体4の表面に照射
する。次に、上記物体4表面上のマルチスリツト
光3によるスリツト光投影像9を2台のカメラ
1,2で撮影する。2台のカメラ1,2でそれぞ
れ撮影したスリツト光投影像9に対応した複数の
スリツト光撮影像から対応点(第9図において、
カメラ1の画像上の着目点Aに対するカメラ2の
画像上の点B)を求めて三角測量の原理に基づい
て物体を三次元的に計測する方法である。尚、カ
メラ1,2の撮影した画像を第12図に示す。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、この従来の方法では、カメラ1で撮
影した複数のスリツト光撮影像とカメラ2で撮影
した複数のスリツト光撮影像との間の対応付け
(対応点Bを見付ける処理)が難しく、その処理
が複雑で処理時間がかかるという欠点を有してい
た。そこで、本発明の出願人は、いわゆる両眼立
体視法における2台のカメラで撮影したスリツト
光撮影像間の対応付けという複雑な処理をせず
に、物体の三次元的な計測を行うために、基準ス
リツト光源とマルチスリツト光源の2つの光源を
用い、基準スリツト光源を、基準スリツト光のス
リツト光面がマルチスリツト光の1つのスリツト
光面と一致するように配置し、マルチスリツト光
と基準スリツト光を物体に時分割で照射して物体
の三次元計測を行う方法を提案した(特願昭和60
年107675号)。本発明はこれを更に改良するもの
である。即ち、1つの光源でマルチスリツト光と
基準スリツト光を得られるようにし、コンパクト
な装置で物体の三次元計測を実現することであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、1つのマルチスリツト光源によつて
発生しかつ所定の座標系での配置が予め設定され
た複数のスリツト光面を有するマルチスリツト光
を物体表面に照射し、上記マルチスリツト光を制
御してその中の1つのスリツト光を基準スリツト
光として同物体表面に照射し、上記物体表面上の
マルチスリツト光によるスリツト光投影像に対応
した複数のスリツト光撮影像と同物体表面上の基
準スリツト光によるスリツト光撮影像に対応した
基準スリツト光撮影像とを所定画像面上に得、上
記複数のスリツト光投影像から基準スリツト光撮
影像に対応するスリツト光撮影像を特定し、その
複数のスリツト光撮影像間に入れ換えがないとし
て、この特定されたスリツト光撮影像と他のスリ
ツト光撮影像との相対的な位置関係に基づいて各
スリツト光撮影像とマルチスリツト光の各スリツ
ト光面とを対応付け、当該各スリツト光撮影像の
相対的な位置関係と各スリツト光撮影像に対応付
けられたスリツト光面とに基づいて当該物体の上
記座標系における空間的配置を計測するようにし
た物体の三次元計測方法である。
〔作用〕
本発明によれば、1つのマルチスリツト光源に
よりマルチスリツト光と基準スリツト光とが得ら
れる。従つて、光源を構成するLD(レーザダイオ
ード)、LD点灯回路、レンズ、回折格子等の部品
を節減でき、コンパクトな装置で物体の三次元計
測を実現できる。また、2つの光源の位置関係を
設定することが不要となり、それに伴なう光源の
配置の調整、較正等の工数を省くことができる。
〔発明の基本原理〕
次に本発明の基本原理を第1図と第2図とに基
づいて説明する。所定の座標系としてカメラ1の
焦点を原点とし、カメラ1の光軸方向をz軸とし
たカメラ直交座標系OC−xCyCzCを設定する。さら
に、マルチスリツト光源5を原点としたマルチス
リツト直交座標系OM−xMyMzMを設定する。カメ
ラ直交座標系とマルチスリツト直交座標系との間
は、一般に次の関係式で表わされる。
xM yM zM 1=h11 h12 h13 h14 h21 h22 h23 h24 h31 h32 h33 h34 h41 h42 h43 h44xC yC zC 1 ……(1) 但し、hij(i、j=1、2、3)は、i、j座
標軸間のなす角度の方向余弦を表わし、hi4(i=
1、2、3)は平行移動距離を表わす。
今、マルチスリツト光3の各スリツト光面M
が、マルチスリツト直交座標系で表わした平面
xM=0をyM軸を回転軸とした所定角度の回転に
よつて得られるものとする。yM軸を回転軸とし
て平面xM=0をθj、j=1〜mだけ回転したスリ
ツト光面をMjとすると、Mjは xMcosθj−zMsinθj=0 ……(2) と表される。これをカメラ直交座標系で表わせば
(1)式を用いて、 Mj:(h11xC+h12yC+h13zC+h14)cosθj−(h31xC
+h32yC+h33z+h34sinθj=0(j=1〜m)……(3) となる。
MGを、基準スリツト光8のスリツト光面Sと
し、θSを θS=θG ……(4) とする。このとき、基準スリツト光8のスリツト
光面Sは、 xScosθS−zSsinθS=0 ……(5) と表わされる。これをカメラ直交座標系で表わせ
ば、(1)式を用いて S:(h11xC+h12yC+h13zC+h14)cosθS−(h31xC
+h32yC+h33zC+h34)sinθS=0……(6) となる。さて、m本のマルチスリツト光3の照射
によつて、物体4表面上に複数のスリツト光投影
像9ができ、それをカメラ1で撮影することによ
つてカメラ1の撮影素子等の画像面c上にスリツ
ト光投影像9に対応したl個のスリツト光撮影像
が得られたとする。ここで、物体4を説明の便宜
状線上とし、物体4上のスリツト光投影像9の座
標をPk(xC pk、yC pk、zC PK)、(k=1〜l)とし、
各スリツト光投影像9に対応するスリツト光撮影
像の座標をそれぞれIk(xC Ik、yC Ik、zC Ik)、(k=1
〜l)とする。ここで、簡単にするため画像面C
をxCyC−平面に平行な平面zC=f(一定、焦点距
離)とする。そのとき、視線10を直線Lk(=
Ck――――→)とすると、Lkは Lk:xC/xC Ik=yC/yC Ik=zC/f ……(7) で表わされる。点状のスリツト光投影像9のひと
つPkの三次元座標は視線10である直線LkとPk
に対応するスリツト光面Mjと交点として求まる。
しかしながら、この時点では、各スリツト光撮
影像Ik(k=1〜l)とマルチスリツト光3によ
るスリツト光面Mjとの対応付け、すなわちI1〜Il
が物体4表面上に照射されている何番目のスリツ
ト光面M1〜Mnに対応付けられるかは不明であ
る。そこで、本発明では、マルチスリツト光3を
制御してその中の1つのスリツト光を基準スリツ
ト光8とし、基準スリツト光8をマルチスリツト
光3と時分割で照射する。ここで、基準スリツト
光8による物体4上のスリツト光投影像9の座標
をPS(xC PS、yC PS、zC PS)とし、そのスリツト光投
影像9に対応する基準スリツト光撮影像の座標を
IS(xC IS、yC IS、zC IS)、zC IS=fとする。そのとき視
線LS(=OCS――――→)は LS:xC/xC IS=yC/yC IS=zC/f ……(8) で表わされる。点状のスリツト光投影像9である
PSは、直線LSとPSに対応するスリツト光面Sとの
交点として求まる。すなわち、(8)式か xC=xC IS/fzC、yC=yC IS/fzC ……(9) が得られ、これを(6)式へ代入し、zCについてまと
めると、 {(h11xC IS/f+h12yC IS/fh13)cosθS−(h31xC IS
/f+h32yC IS/f+h33)sinθS}zC=−(h14cosθS
−h34sinθS)……(10) より、 zC=−(h14cosθS−h34sinθS)/g ……(11a) これを(9)式へ代入して、 xC=−(h14cosθS−h34sinθS)xC IS/fg ……(11b) yC=−(h14cosθS−h34sinθS)yC IS/fg ……(11c) が得られる。
ここで、 g=(h11xC IS/f+h12yC IS/f+h13)cosθS
−(h13xC IS/f+h32yC IS/f+h33)sinθS……(12
) である。(11a)乃至(11c)式(以下、単に
(11)式という)、(12)式がPSをカメラ直交座標
系によつて表わしたものである。ところで、基準
スリツト光8によるスリツト光面Sは、マルチス
リツト光3によるスリツト光面MのひとつMG
一致するのであるから、マルチスリツト光3によ
るスリツト光撮影像Ik(k=1〜l)の中に必ず
基準スリツト光撮影像ISに相当するものが見つか
るはずである。こうして、ISによつて特定された
スリツト光撮影像をIrとすると、Irは基準スリツ
ト光8によるスリツト光面Sと対応付けられ、従
つてマルチスリツト光3によるスリツト光面Mk
と対応付けられることになる。後は、マルチスリ
ツト光3の配置とスリツト光撮影像の配列から、
両者間に入れ換えがないとし、Ir-1がMG-1、Ir-2
がMG-2…I1がMG-r+1と、またIr+1がMG+1、Ir+2
MG+2…IlがMG+l-rと順次対応付けられる。この対
応関係から(11)(12)式において、(xC IS、yC IS
θS)の代わりに、P1では(xC I1、yC I1、θG-r+1
を、P2では(xC I2、yC I2、θG-r+2)を…Plでは(xC I
、yC Il、θG+l-r)を代入することによつて物体4の
スリツト光投影像9のカメラ直交座標系による三
次元座標を求めることができるので、物体3の三
次元計測が可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の第1実施例を図面に基づいて説
明する。
() 計測装置の構成 本発明の第1実施例に係る物体の三次元計測
方法を実現する装置は、第3図に示すように構
成される。同図において、1はカメラであり、
本実施例ではテレビカメラを用いる。11はア
ナログ・デジタル変換器であり、12は物体4
表面を照射する通常証明である。13,14は
本発明の出願人の先願である特願昭60−284767
号で開示したようなマルチスリツト光源5であ
り、物体4の配置に応じて適宜選択して使用す
る。マルチスリツト光源13,14はそれぞれ
複数のスリツト光を発生すると共に、その中の
1つのスリツト光は他のスリツト光に比べ一段
と輝度が高くなつている。15は画像プロセツ
サであり、物体4の輪郭を抽出するための濃淡
画像処理部16と、線状の物体4の中心線を太
さ1画素幅のラインを抽出するための尾根点処
理部17と、局所的ピーク点を抽出するための
極点処理部18と、デジタル信号を2値化する
2値化処理部19と、画像間AND演算機能を
有する画像間AND演算部20とからなる。2
1,22は画像メモリであり、カメラ1の画像
面Cに得られた画像を格納しておく装置であ
る。23は線方向画像計算部であつて、物体4
の配置に基づいて、相異なる向きをもつ2つの
光源セツト13と光源セツト14との選択する
ための計算を行なうものである。24は対応付
け計算部であり、マルチスリツト光3によるス
リツト光撮影像の中から基準スリツト光8によ
る基準スリツト光撮影像に相当するスリツト光
撮影像を特定し、スリツト光撮影像とスリツト
光面Mとの対応付けの計算を行うものである。
25は距離計算部であり、(11)(12)式を用い
て三次元座標の計算を行うものである。26,
27はバツフアである。29はCPUであり、
以上の全装置と接続され、全装置の制御や演算
等を行うものである。
() 計測処理 計測すべき物体として線状の物体を想定す
る。まず、第1図に示すように、対象となる線
状の物体4の近くに、カメラ1、及びマルチス
リツト光源5を固定配置する。マルチスリツト
光源5は、発明の基本原理に述べたようにマル
チスリツト光3及び基準スリツト光8を照射
し、物体4の位置に応じて、マルチスリツト光
源13と14の中から選択されたものである。
以下、第4図の流れ図に従つて説明する。物体
4近くに配置された通常照明12を点灯するこ
とにより物体4を照射する(41)。但し、物体
4と背景とを明確に区別することができる場合
には点灯する必要はない。次に、通常証明12
により照射された物体4をカメラ1で撮影し、
物体4の輪郭を撮影素子等の画像面C上にとら
える。その後、撮影された画像をアナログ・デ
ジタル変換器11によつて濃淡レベルを有する
デジタル信号に変換し(80)、さらに該信号を
画像プロセツサへ入力する。画像プロセツサ1
5へ入力された信号は、濃淡画像処理部16
で、第5図の流れ図に示すように平滑化処理あ
るいはラプラシアン処理81、又は平滑化処理
及びラプラシアン処理82がなされる。次に、
該信号は尾根点処理部17において尾根点処理
83がなされ、さらに、2値化処理部19によ
つて2値化処理84がなされる。もし、物体4
の中心線にひげ状ノイズが多く存在するとき
は、2値化処理84後、雑音除去処理85を行
つてノイズを除く。
以上述べた処理によつて物体4の中心線を太
さ1画素幅のラインとして抽出し、画像30と
して画像メモリ21への格納処理86を行う
(42)。次に、得られたデータから線方向計算部
23によつて線状の物体4の配置方向を計算す
る。その方法は、まずカメラ直交座標系によつ
て、画像面C上の物体4の始点LS(xs C、ys C
と終点Le(xe C、ye C)とを求める。ここで扱う
物体4はあまり複雑な形状でない細長い線状部
材とすれば、LsとLeとから物体4の配置方向
を示す角度θが決まる。すなわち方向θは θ=arc tanye C−ys C/xe C−xs C である。これによつて物体4の配置を示す方向
ベクトル l=(cosθ、sinθ) が求まる。次に、この方向ベクトルlを用い
て、相異なる向きに配置された光源A,Bの選
択を行う。その方法は、光源13と14のスリ
ツト光の長手方向の方向ベクトルをそれぞれ
A―→、SB―→とするとき、内積l→・SA―→の絶
対値
と内積l→・SB―→との絶対値を計算し、両者の大
小を比較して内積の絶対値の小さい方の光源を
選択する(43)。これはマルチスリツト光3に
対してより多くのスリツト光投影像9を得て計
測分解能を向上させるためである。但し、光源
13,14のうち必ずしもどちらか一方のみを
選択しなくても、両方の光源13,14を使つ
て異なる方向から2回計測してもよい。
次に、通常照明12を消し、選択したマルチ
スリツト光源13又は14を点灯して物体4表
面にマルチスリツト光3を照射する(44)。こ
こで、マルチスリツト光3の中のG番目のスリ
ツト光を基準スリツト光8とし、その光面を基
準スリツト光面Sとする。マルチスリツト光3
によつて物体4表面を横切るようにして輝線7
が引かれ、物体4表面上にはマルチスリツト光
投影像9ができる。マルチスリツト光源13,
14として、特願昭60−284767号に開示したも
のを用いるため、このとき得られるマルチスリ
ツト光投影像9は一段と輝度の高い基準スリツ
ト光とその他のスリツト光から成つている。ス
リツト光投影像を含む輝線7をカメラ1で撮影
する。撮影された線画像37は、第3図に示し
たアナログ・デジタル変換器11によつて濃淡
レベルを有するデジタル信号に変換され(90)、
さらに該信号を画像プロセツサ15へ入力す
る。画像プロセツサ15へ入力された信号は、
濃淡画像処理部16で、第6図の流れ図に示す
ように、平滑化処理あるいはラプラシアン処理
91又は平滑化処理及びラプラシアン処理92
がなされる。次に、該信号は尾根点処理部17
において尾根点処理93がなされ、さらに2値
化処理部19で2値化処理95がなされ、一段
と輝度の高い基準スリツト光8による線画像3
7の中心線を抽出し、画像31として画像メモ
リ22へ格納処理96をする(45)。2値化処
理部におけるしきい値レベルは、マルチスリツ
ト光中の輝度の高い基準スリツト光のみ抽出す
るのに充分高いレベルとする。このとき、尾根
点処理部17による尾根点処理93の代わりに
極点処理部18による極点処理94を適用して
もよい。この場合は、基準スリツト光8による
線画像37の中心線というより局所的ピークを
もつ点が抽出されることになる。特に、基準ス
リツト光撮影像38が1画素として抽出される
場合には、第8図に示す統合処理が不要となり
能率的である。
続いて、画像メモリ21と画像メモリ22と
から同時に画像データを読み出し、画像間
AND演算部20で画像30と画像31との
AND演算を行つて、基準スリツト光撮影像3
8を抽出する。基準スリツト光撮影像38は、
物体4が線状であつても、一般に複数の点が集
まつた場合があり得る。そこで、それらの座標
をカメラ直行座標系でBj(xC、yC)j=1〜n
と表わしバツフア26に格納しておく(46)。
これらの処理の流れは第7図の100から10
2に示されている。
次に、しきい値レベルを下げ、マルチスリツ
ト光撮影像39の抽出を行う(47)。この処理
は、しきい値レベルが低いだけで基準スリツト
光撮影像38を得る場合と同様である。その処
理の流れは、第4図47から50までに記述さ
れており、基準スリツト光8の場合の44から
46までに対応している。すなわち、マルチス
リツト光3によつて物体4表面を横切るように
して複数の輝線7が引かれ、物体4表面上には
複数のスリツト光投影像9ができる。複数のス
リツト光投影像9を含む複数の輝線7をカメラ
1で撮影し、カメラ1の撮影素子等の画像面C
上にマルチスリツト光3による複数のスリツト
光投影像9に対応した複数のスリツト光撮影像
39を含む複数の線画像37を得る。撮影され
た線画像37は、基準スリツト光8の場合と同
様に処理されマルチスリツト光3による線画像
37の中心線を抽出し、画像33として画像メ
モリ22へ格納処理96を行う(48)。
続いて、画像メモリ21と画像メモリ22と
から同時に画像データを読み出し、画像間
AND演算部20で画像30と画像33との
AND演算を行つて、複数のスリツト光撮影像
39を抽出する。各々のスリツト光撮影像39
は、物体4が線状であつても、一般に複数の点
が集まつたものであり、得られたスリツト光撮
影像39の座標をカメラ直交座標系でCj(xC
yC)、j=1〜kと表わしバツフア27に格納
する(49)。尚、基準スリツト光8の場合に行
われた他の処理についてはマルチスリツト光3
の場合においても同様に対応する処理を行う。
その後、マルチスリツト光源5を消す(50)。
さらに、スリツト光撮影像39間に入れ換え
がないと仮定し、マルチスリツト光3による複
数のスリツト光撮影像39の中から基準スリツ
ト光8の基準スリツト光撮影像38に対応する
スリツト光撮影像39を特定する。そのため
に、対応付け計算部24によつて、第8図に示
すような対応付け処理を行う。まず、基準スリ
ツト光撮影像38の位置座標のデータBj(xC
yC)、j=1〜nの平均B(x、y)をとつて、
基準スリツト光撮影像38の座標を代表させる
(61)。すなわち、 B(xC、yC)=1/noj=1 Bj(xC、yC) である。
次に、この基準スリツト光撮影像38と、マ
ルチスリツト光3による各スリツト光撮影像3
9との距離と方向とを求める(62)。すなわち、
画像面C上の距離djと角度ηjとは、それぞれ dj=|Cj(xC、yC)−B(xC、yC)| ηj=arc tanCj(xC)−B(xC)/Cj(yC)−B(yC) j=1〜k である。続いて、Cj(xC、yC)をdjの小さい方
から並べ換え、それをDj(xC、yC)とする
(63)。Dj(xC、yC)において、Djがある距離r
よりも小さいものをクラス0とする(65)。次
にηjの符号が正のものに対して特願昭58−
235898号のクラスタ方式によつてクラス分けを
し、B(xC、yC)に近いクラスから1、2、3
…とする(68)。同様に、ηjの符号が負のもの
に対しても同様な処理をして、B(xC、yC)に
近いクラスから−1、−2、−3…とする。尾根
点処理93を行つた場合には、スリツト光撮影
像39が数画素の大きさで抽出されることがあ
るので同一クラス内の平均をとり代表させる
(69)。それらをEp(xC、yC)、p=1〜lとす
る。
極点処理94を行つて、各スリツト光撮影像
39が1画素で抽出される場合には平均値を求
める必要はない。Ep(xC、yC)をクラスの小さ
い方から並べ換える(70)。このとき、p=r
がクラス0であつたとすると、Er(xC、yC)が
基準スリツト光撮影像38に相当することにな
り、この処理によつてスリツト光撮影像39の
中から基準スリツト光撮影像38に対応するも
のが特定されたことになる。したがつて、基準
スリツト光8によるスリツト光面Sの照射角θS
はG番目のマルチスリツト光3によるスリツト
光面MGと一致しているので、Er(xC、yC)はθG
と対応付けられることになる。すると、その他
のスリツト光撮影像39についても、入れ換え
がないとすると、Er+1(xC、yC)がθG+1、Er+2
(xC、yC)がθG+2、…El(xC、yC)がθG+l-r、同
様にEr-1(xC、yC)がθG-1、Er-2(xC、yC)が
θG-2、…E1(xC、yC)がθG-r+1にそれぞれ対応付
けられる(71)。尚、以上では簡単のため、カ
メラ直交座標系で、画像面C上の座標を表現し
たが、一般には、画像面C上に画像面座標系を
設定し、その座標で表現してもよい。その場合
には、画像面座標系をカメラ直交座標系に変更
する処理72が必要となる。こうして、特定さ
れたスリツト光撮影像39と他のスリツト光撮
影像39との相対的な位置関係に基づいて各ス
リツト光撮影像39とマルチスリツト光3の各
スリツト光面Mjとを対応付けることになる
(51)。こうして求めた各画像面C上のスリツト
光撮影像39の座標と角度とを発明の基本原理
に述べた(11)式と(12)式の(xC IS、yC IS
θS)に代入すると共に、予めカメラ座標系とマ
ルチスリツト座標系との関係をキヤリブレーシ
ヨン等で求めた上で((1)式のhij(i、j=1〜
4)を求める)、スリツト光投影像9の座標と
座標間の距離とを求めることができる(73、
52)ので、物体4の三次元計測がされることに
なる。
尚、本実施例では、物体4を線状として考え
たが、物体4は線状の場合に限らず、一般の立
体の場合にも適用することができる。この際、
物体上のスリツト光投影像が線状のものとして
処理される(実施例では点状のものとして処理
された)。
() 他の実施例 上記の実施例では、マルチスリツト光源とし
て、複数のスリツト光の中の1つのスリツト光を
他のスリツト光よりも一段と輝度を高くし、これ
を基準スリツト光として用いたが、本発明の第2
実施例では、マルチスリツト光源の前面にシヤツ
タを設け、シヤツタによつて基準スリツト光のみ
の照射とマルチスリツト光全体の照射とを時分割
的に実現している。
本発明の第2実施例の装置は第9図に示すよう
に構成され、また計測処理は第10図の流れ図に
示すように行なわれる。第9図において、第3図
の構成と相違する点は、マルチスリツト光源1
3,14にそれぞれシヤツター53,54を設け
光源セツトを構成したことである。このようなシ
ヤツター機構を有するマルチスリツト光源は本発
明の出願人が先願として提案した特願昭60−
284768号に開示されている。即ち、シヤツター5
3,54がONとなることにより、マルチスリツ
ト光の中の1つのスリツト光(基準スリツト光)
以外のすべてのスリツト光がシヤツターにより遮
蔽され、1本の基準スリツト光のみが物体に照射
される。また、シヤツター53,54がOFFと
なることにより開放され、すべてのスリツト光
(マルチスリツト光)が物体に照射される。この
シヤツタ53,54はホスト計算機あるいはマニ
ユアルスイツチでON/OFF制御することができ
る。
第10図において、第4図の流れ線図と異なる
点は、ステツプ44にてマルチスリツト光源13又
は14を点灯する際シヤツタ53又は54をON
にし、基準スリツト光8を得て物体4表面に基準
スリツト光8を照射し、またステツプ47にてシヤ
ツタ53又は54をOFFとしてマルチスリツト
光3を得て物体4表面にマルチスリツト光3を照
射する点である。
なお、上記第1実施例及び第2実施例におい
て、計測しようとする物体に基準スリツト光が照
射されなければ対応付けが行えないために、上記
のような計測方式を適用できなくなることがあ
る。その場合、光源自体を移動できるような機構
にすれば解決できる。例えば、光源をX−Yステ
ージやロボツト等に搭載することである。
また、第2実施例において、光源は固定でシヤ
ツタを移動させることによつてマルチスリツト光
のうち基準となるスリツト光の位置を移動させる
ようにしても良い。さらに、シヤツタ自身をマル
チスリツト光の各スリツト光に対応して複数のセ
グメントに分割し、そのセグメントを各々制御す
ることによつて、基準となるスリツト光の位置を
変えるようにしても良い。このようなセグメント
にすれば、基準スリツト光をコード化して照射し
たりすることができより高度な三次元計測が可能
となる。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、本発明によれば、マ
ルチスリツト光を制御することにより、1つの光
源でもつて実質的にマルチスリツト光と基準スリ
ツト光とを得ることができ、これらのマルチスリ
ツト光及び/又は基準スリツト光を物体に照射
し、その際、得られる画像及び各スリツト光間の
関係に基づいて当該物体の三次元計測を行うこと
ができる。従つて、本発明に係る方法を実施する
装置ではカメラ1台と1つのマルチスリツト光源
とで物体の計測が可能となり、その処理も簡単な
ものとなる。また、本発明では、物体上の撮影像
のみに着目しているため、背景とのコントラス
ト、背景の凹凸等に全く依存せずに計測すること
ができるため、配線の自動化等に広く適用するこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、第2図は本発明
の基本原理図、第3図は本発明の第1実施例の全
体構成図、第4図は本発明の第1実施例の処理の
流れ図、第5図は物体輪郭抽出処理の流れ図、第
6図は基準スリツト光またはマルチスリツト光に
よる線画像抽出処理の流れ図、第7図は基準スリ
ツト画像またはスリツト光撮影像抽出処理の流れ
図、第8図は対応付け計算処理の流れ図、第9図
は本発明の第2実施例の全体構成図、第10図は
本発明の第2実施例の処理の流れ図、第11図は
従来の物体の三次元計測方法に係る空間配置図、
第12図はカメラ1,2の撮影した画像を示す図
である。 1,2……カメラ、3……マルチスリツト光、
4……物体、5……マルチスリツト光源、9……
スリツト光投影像、8……基準スリツト光、38
……基準スリツト光撮影画、39……スリツト光
撮影像。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1つのマルチスリツト光源によつて発生しか
    つ所定の座標系での配置が予め設定された複数の
    スリツト光面を有するマルチスリツト光を物体表
    面に照射し、 上記マルチスリツト光を制御してその中の1つ
    のスリツト光を基準スリツト光として同物体表面
    に照射し、 上記物体表面上のマルチスリツト光によるスリ
    ツト光投影像に対応した複数のスリツト光撮影像
    と同物体表面上の基準スリツト光によるスリツト
    光投影像に対応した基準スリツト光撮影像とを所
    定画像面上に得、 上記複数のスリツト光撮影像から基準スリツト
    光撮影像に対応するスリツト光撮影像を特定し、 その複数のスリツト光撮影像間に入れ換えがな
    いとして、この特定されたスリツト光撮影像と他
    のスリツト光撮影像との相対的な位置関係に基づ
    いて各スリツト光撮影像とマルチスリツト光の各
    スリツト光面とを対応付け、 当該各スリツト光撮影像の相対的な位置関係と
    各スリツト光撮影像に対応付けられたスリツト光
    面とに基づいて当該物体の上記座標系における空
    間的配置を計測するようにした物体の三次元計測
    方法。 2 マルチスリツト光の中の1つのスリツト光を
    他のスリツト光より輝度を高くし、2値化処理に
    おけるしきい値の高レベルにてマルチスリツト光
    によるスリツト光投影像に対応した複数のスリツ
    ト光撮影像を得、一方2値化レベルにおけるしき
    い値の低レベルにて輝度の高いスリツト光による
    スリツト光投影像に対応した基準となる1つのス
    リツト光撮影像を得るようにした特許請求の範囲
    第1項記載の方法。 3 マルチスリツト光源により発生したマルチス
    リツト光は基準となるべき1つのスリツト光を除
    いてシヤツターにより遮蔽可能で、該シヤツター
    のON/OFFにより基準となる1つのスリツト光
    とマルチスリツト光とを時分割で分離できるよう
    にした特許請求の範囲第1項記載の方法。
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