JPH0460566B2 - - Google Patents
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- JPH0460566B2 JPH0460566B2 JP63258347A JP25834788A JPH0460566B2 JP H0460566 B2 JPH0460566 B2 JP H0460566B2 JP 63258347 A JP63258347 A JP 63258347A JP 25834788 A JP25834788 A JP 25834788A JP H0460566 B2 JPH0460566 B2 JP H0460566B2
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Description
発明の分野
本発明は、ケラチン質繊維処理用製品に関し、
さらに詳しくは毛髪をコンデイシヨニングし、黒
色に染色するための製品に関する。簡略にするた
め、以下ヒトの毛髪の染色に関して説明するが、
本発明の製品は、羊毛もしくは動物の毛皮のよう
な他のケラチン質繊維を染色するかまたはコンデ
イシヨニングのような他の効果を与えるために処
理する際に利用できることに留意されたい。 従来技術 ヒトの毛髪が例えば老化もしくは心身障害によ
つて白髪になつたとか、または日光に暴露しすぎ
て脱色されると、消費者は毛髪を黒色にするとか
または毛髪の色を元の外観に戻す処理をしたいと
願望する。毛髪を例えば酸化染料を用いて単一処
理により黒色にすることはできるが、消費者は通
常、元の色合いに劇的に戻るのではなく不特定の
第三者に気付かれないように徐々に黒色になる方
法を望む。 ビーチヤム・グループ・ピーエルシー社は、英
国特許第2168082号に記載しているように、染料
に加えてカチオン界面活性剤と液体キヤリヤーと
を含有する組成物を用いて毛髪を染めるのに直接
染料を採用している。この染料には、アントラキ
ノン染料、アゾ染料、ニトロ染料、塩基性染料、
トリアリールメタン染料もしくは分散染料または
その組 合せが含まれる。 本発明者らは、数週間または数カ月間にわたつ
て処理を繰返した後に徐々に毛髪が黒色に染めら
れるという消費者の要望を満たすだけでなく、各
処理毎に迅速にむらなく色を変化させる毛染め剤
システムの開発を試みた結果、塩基性染料と中性
染料を含む特定の直接染料が上記目的に対する適
合することを知見した。また本発明者らは、染料
により手が許容できない程汚れないように手袋を
着用する必要がなく、シヤンプーやコンデイシヨ
ニンナーを通常使用する方法で毛髪に適用できる
製品を提供することを目的とした。 本発明者らの実験で次のことが知見された。す
なわちある種の塩基性染料を用いると、毛髪によ
る色の吸収は迅速で、毛髪の適度な黒染めを達成
するのに数分間というごく短い時間で十分である
が、塩基性染料の濃度がその条件下で適切な染色
を達成するのに十分に高い時には、手が許容でき
ない程染まる場合があつた。 また本発明者らは、ある種の中性染料を用いる
と均一な染料被覆を得ることができるが、毛髪に
よる色の吸収は塩基性染料より遅く、毛髪を適度
に黒染めするには長い処理時間を要することを知
見した。さらに、中性染料で適切な染色をするの
に十分な濃度は一般に塩基性染料の場合より高い
が、中性染料をこのような濃度で用いて染色して
も手はほとんどもしくは全く染まらないことが判
明した。 したがつて、塩基性染料と中性染料の両者を慎
重にコントロールした濃度で含有し且つ分散ラメ
ラ液晶相の形態で存在するカチオン界面活性剤を
含有する製品を使うことによつて、先に説明した
ような処理コースによつて徐々に黒色染色を行い
たいとする消費者の要望を満たす程度に非常に迅
速かつ均一な毛髪染めを達成することができ、こ
のような製品が手袋を使うことなく毛髪に適用す
るのに適していることを知見した。 カチオン界面活性剤はこの製品で処理した毛髪
を水ですすいだ後でも残留し、毛髪をコンデイシ
ヨニングする効果を与える。 発明の定義 したがつて、本発明は、 () 0.1〜5重量%のカチオン界面活性剤、 () 0.1〜5重量%のC8〜22のアルキル基を有
する脂肪アルコール、 () 0.001〜0.5重量%の塩基性染料、および () 0.001〜0.5重量%の中性染料を含有し、
カチオン界面活性剤が分散ラメラ液晶相の形態
で存在し、塩基性染料:中性染料の重量比が
1:20〜1:2、好ましくは1:10〜1:2で
ある水性ヘアコンデイシヨナー製品を提供する
ものである。 発明の開示 分散ラメラ液晶相 毛髪を染色できる本発明のヘアコンデイシヨナ
ー製品は、水性媒体中に、カチオン界面活性剤お
よび脂肪アルコールを含有し、カチオン界面活性
剤は分散ラメラ液晶相の形態で存在している。 () カチオン界面活性剤 適切なカチオン界面活性剤の例としては、少な
くとも一つの長鎖(C12-22)アルキル基または少
なくとも一つのアリール基を有する塩化第四アン
モニウムおよび臭化第四アンモニウムが挙げられ
る。適切な界面活性剤の具体例としては、オレイ
ルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、セチ
ルトリメチルアンモニウムクロリド、セチルトリ
メチルアンモニウムブロミド、メチルビス[2−
ヒドロキシエチル]オレイルアンモニウムクロリ
ド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド
およびジステアリルジメチルアンモニウムクロリ
ドが挙げられる。 本発明の組成物に用いられるカチオン界面活性
剤の重量は、製品に対して、0.1〜5重量%であ
り、好ましくは0.2〜3重量%である。 () 脂肪アルコール 本発明のヘアリンスコンデイシヨナーのカチオ
ン界面活性剤は、通常水性組成物中に、単純な水
溶液中で生じるようにミセルの形態よりもむしろ
分散ラメラ液晶相の形態で存在する。分散ラメラ
液晶相は、C8〜22、好ましくはC16〜20のアルキル
基をもつ脂肪アルコールを配合することによつて
最も簡便に作成することができる。適切な脂肪ア
ルコールの例には、セチルアルコールとステアリ
ルアルコールが含まれ、これら自体組成物全体の
コンデイシヨニング特性に関与している。 脂肪アルコールの重量は、製品の0.1〜5重量
%を構成し、この量は、カチオン界面活性剤を分
散ラメラ液晶相に変換するのに十分な量である。 カチオン界面活性剤:脂肪アルコールの重量比
は、通常1:10〜10:1であり、好ましくは1:
4〜4:1であり、理想的には1:1〜1:4で
ある。 塩基性染料 本発明のヘアコンデイシヨナー製品は、1種以
上の塩基性染料で構成されている。 適切な塩基性染料の例としていは、塩基性アン
トラキノン染料、特にジアルキルアミノアルキル
アミノ(DAAA)基を有する染料が挙げられる。
具体例は次のとおりである。 3−[(4−アミノ−6−ブロモ−5,8−ジヒ
ドロ−1−ヒドロキシ−8−イミノ−5−オキソ
−2−ナフタレニル)アミノ]−N,N,N−ト
リメチルベンゼンアミニウムクロリド: 商品名:アリアノールスチールブルー(Arianor
Steel Blue) カラーグループ:ベイシツクブルー 99(Basic
Blue 99) カラーインデツクス番号:56059 [8−[(p−アミノフエニル)アゾ]−7−ヒ
ドロキシ−2−ナフチル]トリメチルアンモニウ
ムクロリド。 商品名:アリアノールマホガニー(Arianor
Mahogany) カラーグループ:ベイシツクブラウン 16
(Basic brown 16) カラーインデツクス番号:12250 [8−[(4−アミノ−2−N−ニトロフエニ
ル)アゾ]−7−ヒドロキシ−2−ナフチル]ト
リメチルアンモニウムクロリド: 商品名:アリアノールシエナブラウン(Arianor
sienna Brown) カラーグループ:ベイシツクブラウン 17
(Basic brown 17) カラーインデツクス番号:12251 [8−[(0−メトキシフエニル)アゾ]−7−
ヒドロキシ−2−ナフチル]トリメチルアンモニ
ウムクロリド: 商品名:アリアノールマダーレツド(Arianor
Madder Red) カラーグループ:ベイシツクレツド 76(Basic
red 76) カラーインデツクス番号:12245 商品名:アリアノールストローイエロー
(Arianor Straw Yellow) カラーグループ:ベイシツクイエロー 57
(Basic Yellow 57) カラーインデツクス番号:12719 商品名:アストラブルー3R(Astra BIue 3R) カラーグループ:ベイシツクブルー52(Basic
blue 52) 商品名:アストラゾンレツド BL−N
(Astrazon Red BL−N) カラーグループ:ベイシツクレツド 45(Basic
red 45) 商品名:アストラゾンゴールデンイエロー
GLD(Astrazon Golden Yellow GLD) カラーグループ:ベイシツクオレンジ 29
(Basic orange 29) 商品名:アストラゾンゴールデンイエロー
GRL(Astrazon Golden Yellow GRL) カラーグループ:ベイシツクイエロー 29
(Basic yellow 29) 本発明の製品に用いられる塩基性染料の重量
は、製品に対して、0.001〜0.5重量%であり、好
ましくは0.01〜0.1重量%である。 中性染料 本発明のヘアコンデイシヨナー製品は、1種以
上の中性染料を含有する。 適切な中性染料の例には、中性アントラキノン
染料およびニトロ染料が含まれる。 中性アントラキノン染料の具体例には、以下の
ものが含まれる。 1−アミノ−4−メチルアミノ−9,10−アン
トラセンジオン: 商品名:セリトンバイオレツト6B(Celliton
Violet 6B) カラーグループ:デイスパースバイオレツト4
(Disperse Violet 4) 1,4,5,8−テトラアミノ−9,10−アン
トラセンジオン: 商品名:セリトンブルーエキストラ(Celliton
Blue Extra) カラーグループ:デイスパースブルー1
(Disperse Blue 1) 1,4−ジアミノ−9,10−アントラセンジオ
ン: 商品名:セリトンレツドバイオレツトRN
(Celliton Red Violet RN) カラーグループ:デイスパースバイオレツト1 1,4−ジアミノ−5−ニトロ−9,10−アン
トラセンジオン: 商品名:パラニルバイオレツト3B(Polanil
Violet 3B) カラーグループ:デイスパースバイオレツト8
(Disperse Violet 8) 中性ニトロ染料の具体例としては次のものが挙
げられる。 N1,N4,N4−トリス(2−ヒドロキシエチル
−2−ニトロ−4−フエニレンジアミン) 商品名:ホウリンBDN(Fourrine BDN) カラーグループ:HCブルー2(HC Blue 2) 4−ニトロ−0−アミノフエノール: 2−ニトロフエニレンジアミン: 本発明の製品に用いられる中性染料の量は、製
品に対して、一般に0.001〜5重量%であり、好
ましくは0.01〜1重量%である。 水 本発明のヘアコンデイシヨナー製品は、水性で
あり、水としては製品の他の成分1種以上例えば
カチオン界面活性剤もしくは染料溶液を含有して
いるものでもよく、または別個に添加してもよ
い。 水の含有量は、製品に対して10〜99重量%であ
り、好ましくは20〜95重量%である。 ヘアコンデイシヨナー添加剤 本発明のヘアコンデイシヨナー製品は、かよう
な製品に通常用いられる以下のような他の物質を
任意に含有していてもよい。すなわち増粘・懸濁
剤、乳色剤、パールエツセンス剤、金属イオン封
鎖剤、色安定剤、香料、防腐剤、グリコール類お
よび他の染料可溶化剤である。本発明の製品は、
水に加えて、界面活性剤、脂肪アルコールおよび
染料用の液体ビヒクルを形成するために他の液体
を含有していてもよい。かような液体の例には、
エタノールおよびイソプロパノールが挙げられ
る。 PH 本発明のヘアコンデイシヨナー製品の組成物の
PHは、2〜9であり、好ましくは2.5〜7である。
必要に応じて、PHは通常の試薬を用いて調節して
もよい。 ヘアコンデイシヨナー製品の製造 本発明は、 a 水性液体ビヒクル中のカチオン界面活性剤と
C8〜22のアルキル基をもつ脂肪アルコールとを、
脂肪アルコールの融点を越える温度(約50℃以
上、好ましくは50〜80℃、最も好ましくは60〜
80℃)で混合し、冷却して分散ラメラ液晶相の
界面活性剤を含有する溶液を形成する工程: b 1種以上の塩基性染料と1種以上の中性染料
とを上記溶液と混合する工程:および c 所要により、上記のようにして得られたヘア
コンデイシヨナー製品のPHを2〜9の値、好ま
しくは2.5〜7の値に調節する工程: を含む毛髪を着色しうるヘアコンデイシヨナー製
品の製造法を提供するものである。 消費者を満足させる所望の粘度を有するヘアコ
ンデイシヨナー製品を提供するために、上記製造
法のいずれかの適当な工程で増粘剤を製品に溶解
または分散させてもよい。 さらに、ヘアコンデイシヨニング添加剤を、上
記製造法のいずれか適当な工程好ましくは最終的
なPH調節工程の前に添加してもよい。 毛髪の処理方法 本発明は、本発明のヘアコンデイシヨナー製品
の有効量を、毛髪に使用する工程を含む、非ヒト
またヒトの毛髪の処理方法を提供するものであ
る。好ましい処理方法によれば、10〜30gの製品
を好ましくは洗髪後まだ湿つている間に、毛髪に
使用する。製品を約2分間毛髪と接触したままに
しておき、次に温湯(25〜40℃)ですすいで毛髪
から除き、最後に乾燥させる。 ヘアカラーの測定 本発明の製品で染めた毛髪のカラーを評価する
ために、ヘアスイツチ(hair switch)の反射率
スペクトルを、紫外線なしのMicromatch分光光
度計を用いて400〜700nmの波長で測定した。こ
れらのデータからの色差分析をコンピユータプロ
グラムを用いて行つた。 ブロンドヘアの小さなスイツチ(長さ10cm、重
さ0.5g)を、幅狭のスリツトを有するホルダを用
いて前記分光光度計に取付けた。よく並んだ繊維
からなる良い状態のヘアスイツチだけを使用し
た。毛髪は周期的に変動するので,各スイツチ
は、複数回読取りのため少なくとも4回ホルダー
内の位置を換えた。カラー強度を算出するには、
平均値を用いた。 カラー識別(perception)が直接測定できずか
つ下記の 可視の反射率スペクトル(R[λ])、 光源のスペクトルエネルギー分布(S
[λ])および 眼のスペクトル感度(X[λ]) に依存する場合は、毛髪のカラー分析時に標準を
使用する必要がある。 一貫性があつて比較が可能なように、上記の最
後の二つは、標準として定義する必要がある。 色空間は、三刺激値X,YおよびZで定義され
る。すなわち X=K{700 400R[λ],S[λ],X[λ] であり、またYとZについても同様である。K
は、任意の光源スペクトル分布に対する最大値が
100であることを保証する係数である。 S[λ]とX[λ]の値を測定したが、これらは
CIE1976基準の積分部分である。本明細書の後記
する実験では、10°視野の観測者に対して光源D65
を用いた。 X,YおよびZの値は、色識別に対しては不均
一な空間を与える。それ故に、CIELAB 76の式
で定義されたL,AおよびBで与えられるほぼ均
一な色空間に前記の値を変換する必要がある。こ
れらの値は直交座標で表わされる。 Lの値は、白から黒へのグレースケール上の試
料の輝度の尺度である。AとBの値は、色の尺度
である。すなわち +Aは赤色、 −Aは緑色、 +Bは黄色、 −Bは青色、 である。 2試料間のCIELAB空間の差が、通常スタンダ
ードであつて、次式で与えられる。 ΔE=[(ΔL)2+(ΔA)2+(ΔB)2] 本発明の製品は、ブロンド毛髪を用いて本明細
書に記載した方法で毛髪を染色するのに用いた場
合、好ましくは少なくとも25のカラー強度(ΔE)
を与える。理想的なものでは、少なくとも30のカ
ラー強度(ΔE)を与える。 実施例 以下、本発明の実施例を示す。 実施例 1 毛髪を黒色に染めることができる本発明のヘア
コンデイシヨニング製品は、下記成分を含有して
いる。 重量% セチルトルメチルアンモニウムクロリド 1 セトステアリルアルコール 2.75 ココナツツモノエタノールアミド 1 パラフインワツクス 1 塩基性染料: Arianor Steel Blue 0.15 Arianor Mahogany 0.03 中性染料: Fourrine BDN 100% 0.15 Celliton Violet 6B 0.2 香料 0.7 防腐剤 0.25 少量成分 2 水 100まで 染毛特性 ヒト毛髪の染料吸収量(uptake)を評価する
invitroの方法は下記のとおりである。 ヘアスイツチ(0.25g)を、水(0.25g)と、12
重量%のラウリル2−エーテル硫酸ナトリウム及
び2重量%のココナツツジエタノールアミドを含
有するシヤンプー(0.05g)とを用いて1分間づ
つ2回処理し、水で30秒間すすぎ、次いで乾燥し
た。 次にスイツチを水(0.25g)とヘアカラリング
コンデイシヨナー(0.05g)とを用いて45℃で5
分間処理し、水で30秒間すすぎ、最後に乾燥し
た。 典型的な実験では、上記サイクルを10回行つ
た。 得られた黒褐色のカラー強度を、前記の
Micromatch分光光度計を用いて測定し、下記の
CIELAB値を得た。 L=49 A=1 B=2 これらの値から、ΔE値は30と算出された。こ
の値から、強い強度の黒褐色が得られたことが裏
付けられた。 毛髪のコンデイシヨニング特性 上記のヘアコンデイシヨナー製品とカチオン界
面活性剤(セチルトルメチルアンモニウムブロミ
ド)と脂肪アルコール(セト/ステアリルアルコ
ール)との組合せをベースとする市販の半透明な
クリームリンスコンデイシヨナーとをウエツト・
コーミングテスト(wet combing test)で比較
した。ウエツト・コーミングテストは次のように
して行つた。 毛髪スイツチ(8g)を、界面活性剤溶液(16
%モノエタノールアミンラウリルサルフエート)
(MLS)で2回洗浄した。この溶液を、以後は界
面活性剤ベースと呼ぶ。最初の使用では、濡らし
た毛髪に0.5mlの界面活性剤ベースを使用し、ス
イツチを30秒間泡立たせ、さらに20秒間放置し、
水ですすいだ。すすいだ後過剰の水を除去し、ヘ
アスイツチを、全コーミング回数(TCT)を測
定する装置に取付けた櫛でもつれがなくなるまで
すいた。界面活性剤ベースで処理した後のTCT
値をT1とする。次いでこのヘアスイツチに、本
発明のヘアコンデイシヨナーテスト製品(0.5)
を用いて30秒間マツサージ処理をした。ヘアスイ
ツチを60秒間放置した後、水ですすいだ。過剰の
水を除去した後、ヘアスイツチを再びもつれがな
くなるまですき、TCT値T2を得る。界面活性剤
ベースで処理した後のコーミング回数の百分率と
して示した試験用ヘアコンデイシヨナー製品で処
理後のコーミング回数はT2/T1X100である。こ
の方法を2つの他のヘアスイツチについても行
い、3つのスイツチの百分率値の平均を、試験製
品のウエツトコーミング値とした。製品の効力が
高い程、ウエツトコーミング値は低くなる。3つ
のスイツチを1組とし、各試験製品の試験に用い
た。この実施例で得たウエツトコーミング値は、
各々同じオペレーターで得た値である。ウエツト
コーミング値の再現性は±2単位であることが判
明した。 結果を下記表に示す。
さらに詳しくは毛髪をコンデイシヨニングし、黒
色に染色するための製品に関する。簡略にするた
め、以下ヒトの毛髪の染色に関して説明するが、
本発明の製品は、羊毛もしくは動物の毛皮のよう
な他のケラチン質繊維を染色するかまたはコンデ
イシヨニングのような他の効果を与えるために処
理する際に利用できることに留意されたい。 従来技術 ヒトの毛髪が例えば老化もしくは心身障害によ
つて白髪になつたとか、または日光に暴露しすぎ
て脱色されると、消費者は毛髪を黒色にするとか
または毛髪の色を元の外観に戻す処理をしたいと
願望する。毛髪を例えば酸化染料を用いて単一処
理により黒色にすることはできるが、消費者は通
常、元の色合いに劇的に戻るのではなく不特定の
第三者に気付かれないように徐々に黒色になる方
法を望む。 ビーチヤム・グループ・ピーエルシー社は、英
国特許第2168082号に記載しているように、染料
に加えてカチオン界面活性剤と液体キヤリヤーと
を含有する組成物を用いて毛髪を染めるのに直接
染料を採用している。この染料には、アントラキ
ノン染料、アゾ染料、ニトロ染料、塩基性染料、
トリアリールメタン染料もしくは分散染料または
その組 合せが含まれる。 本発明者らは、数週間または数カ月間にわたつ
て処理を繰返した後に徐々に毛髪が黒色に染めら
れるという消費者の要望を満たすだけでなく、各
処理毎に迅速にむらなく色を変化させる毛染め剤
システムの開発を試みた結果、塩基性染料と中性
染料を含む特定の直接染料が上記目的に対する適
合することを知見した。また本発明者らは、染料
により手が許容できない程汚れないように手袋を
着用する必要がなく、シヤンプーやコンデイシヨ
ニンナーを通常使用する方法で毛髪に適用できる
製品を提供することを目的とした。 本発明者らの実験で次のことが知見された。す
なわちある種の塩基性染料を用いると、毛髪によ
る色の吸収は迅速で、毛髪の適度な黒染めを達成
するのに数分間というごく短い時間で十分である
が、塩基性染料の濃度がその条件下で適切な染色
を達成するのに十分に高い時には、手が許容でき
ない程染まる場合があつた。 また本発明者らは、ある種の中性染料を用いる
と均一な染料被覆を得ることができるが、毛髪に
よる色の吸収は塩基性染料より遅く、毛髪を適度
に黒染めするには長い処理時間を要することを知
見した。さらに、中性染料で適切な染色をするの
に十分な濃度は一般に塩基性染料の場合より高い
が、中性染料をこのような濃度で用いて染色して
も手はほとんどもしくは全く染まらないことが判
明した。 したがつて、塩基性染料と中性染料の両者を慎
重にコントロールした濃度で含有し且つ分散ラメ
ラ液晶相の形態で存在するカチオン界面活性剤を
含有する製品を使うことによつて、先に説明した
ような処理コースによつて徐々に黒色染色を行い
たいとする消費者の要望を満たす程度に非常に迅
速かつ均一な毛髪染めを達成することができ、こ
のような製品が手袋を使うことなく毛髪に適用す
るのに適していることを知見した。 カチオン界面活性剤はこの製品で処理した毛髪
を水ですすいだ後でも残留し、毛髪をコンデイシ
ヨニングする効果を与える。 発明の定義 したがつて、本発明は、 () 0.1〜5重量%のカチオン界面活性剤、 () 0.1〜5重量%のC8〜22のアルキル基を有
する脂肪アルコール、 () 0.001〜0.5重量%の塩基性染料、および () 0.001〜0.5重量%の中性染料を含有し、
カチオン界面活性剤が分散ラメラ液晶相の形態
で存在し、塩基性染料:中性染料の重量比が
1:20〜1:2、好ましくは1:10〜1:2で
ある水性ヘアコンデイシヨナー製品を提供する
ものである。 発明の開示 分散ラメラ液晶相 毛髪を染色できる本発明のヘアコンデイシヨナ
ー製品は、水性媒体中に、カチオン界面活性剤お
よび脂肪アルコールを含有し、カチオン界面活性
剤は分散ラメラ液晶相の形態で存在している。 () カチオン界面活性剤 適切なカチオン界面活性剤の例としては、少な
くとも一つの長鎖(C12-22)アルキル基または少
なくとも一つのアリール基を有する塩化第四アン
モニウムおよび臭化第四アンモニウムが挙げられ
る。適切な界面活性剤の具体例としては、オレイ
ルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、セチ
ルトリメチルアンモニウムクロリド、セチルトリ
メチルアンモニウムブロミド、メチルビス[2−
ヒドロキシエチル]オレイルアンモニウムクロリ
ド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド
およびジステアリルジメチルアンモニウムクロリ
ドが挙げられる。 本発明の組成物に用いられるカチオン界面活性
剤の重量は、製品に対して、0.1〜5重量%であ
り、好ましくは0.2〜3重量%である。 () 脂肪アルコール 本発明のヘアリンスコンデイシヨナーのカチオ
ン界面活性剤は、通常水性組成物中に、単純な水
溶液中で生じるようにミセルの形態よりもむしろ
分散ラメラ液晶相の形態で存在する。分散ラメラ
液晶相は、C8〜22、好ましくはC16〜20のアルキル
基をもつ脂肪アルコールを配合することによつて
最も簡便に作成することができる。適切な脂肪ア
ルコールの例には、セチルアルコールとステアリ
ルアルコールが含まれ、これら自体組成物全体の
コンデイシヨニング特性に関与している。 脂肪アルコールの重量は、製品の0.1〜5重量
%を構成し、この量は、カチオン界面活性剤を分
散ラメラ液晶相に変換するのに十分な量である。 カチオン界面活性剤:脂肪アルコールの重量比
は、通常1:10〜10:1であり、好ましくは1:
4〜4:1であり、理想的には1:1〜1:4で
ある。 塩基性染料 本発明のヘアコンデイシヨナー製品は、1種以
上の塩基性染料で構成されている。 適切な塩基性染料の例としていは、塩基性アン
トラキノン染料、特にジアルキルアミノアルキル
アミノ(DAAA)基を有する染料が挙げられる。
具体例は次のとおりである。 3−[(4−アミノ−6−ブロモ−5,8−ジヒ
ドロ−1−ヒドロキシ−8−イミノ−5−オキソ
−2−ナフタレニル)アミノ]−N,N,N−ト
リメチルベンゼンアミニウムクロリド: 商品名:アリアノールスチールブルー(Arianor
Steel Blue) カラーグループ:ベイシツクブルー 99(Basic
Blue 99) カラーインデツクス番号:56059 [8−[(p−アミノフエニル)アゾ]−7−ヒ
ドロキシ−2−ナフチル]トリメチルアンモニウ
ムクロリド。 商品名:アリアノールマホガニー(Arianor
Mahogany) カラーグループ:ベイシツクブラウン 16
(Basic brown 16) カラーインデツクス番号:12250 [8−[(4−アミノ−2−N−ニトロフエニ
ル)アゾ]−7−ヒドロキシ−2−ナフチル]ト
リメチルアンモニウムクロリド: 商品名:アリアノールシエナブラウン(Arianor
sienna Brown) カラーグループ:ベイシツクブラウン 17
(Basic brown 17) カラーインデツクス番号:12251 [8−[(0−メトキシフエニル)アゾ]−7−
ヒドロキシ−2−ナフチル]トリメチルアンモニ
ウムクロリド: 商品名:アリアノールマダーレツド(Arianor
Madder Red) カラーグループ:ベイシツクレツド 76(Basic
red 76) カラーインデツクス番号:12245 商品名:アリアノールストローイエロー
(Arianor Straw Yellow) カラーグループ:ベイシツクイエロー 57
(Basic Yellow 57) カラーインデツクス番号:12719 商品名:アストラブルー3R(Astra BIue 3R) カラーグループ:ベイシツクブルー52(Basic
blue 52) 商品名:アストラゾンレツド BL−N
(Astrazon Red BL−N) カラーグループ:ベイシツクレツド 45(Basic
red 45) 商品名:アストラゾンゴールデンイエロー
GLD(Astrazon Golden Yellow GLD) カラーグループ:ベイシツクオレンジ 29
(Basic orange 29) 商品名:アストラゾンゴールデンイエロー
GRL(Astrazon Golden Yellow GRL) カラーグループ:ベイシツクイエロー 29
(Basic yellow 29) 本発明の製品に用いられる塩基性染料の重量
は、製品に対して、0.001〜0.5重量%であり、好
ましくは0.01〜0.1重量%である。 中性染料 本発明のヘアコンデイシヨナー製品は、1種以
上の中性染料を含有する。 適切な中性染料の例には、中性アントラキノン
染料およびニトロ染料が含まれる。 中性アントラキノン染料の具体例には、以下の
ものが含まれる。 1−アミノ−4−メチルアミノ−9,10−アン
トラセンジオン: 商品名:セリトンバイオレツト6B(Celliton
Violet 6B) カラーグループ:デイスパースバイオレツト4
(Disperse Violet 4) 1,4,5,8−テトラアミノ−9,10−アン
トラセンジオン: 商品名:セリトンブルーエキストラ(Celliton
Blue Extra) カラーグループ:デイスパースブルー1
(Disperse Blue 1) 1,4−ジアミノ−9,10−アントラセンジオ
ン: 商品名:セリトンレツドバイオレツトRN
(Celliton Red Violet RN) カラーグループ:デイスパースバイオレツト1 1,4−ジアミノ−5−ニトロ−9,10−アン
トラセンジオン: 商品名:パラニルバイオレツト3B(Polanil
Violet 3B) カラーグループ:デイスパースバイオレツト8
(Disperse Violet 8) 中性ニトロ染料の具体例としては次のものが挙
げられる。 N1,N4,N4−トリス(2−ヒドロキシエチル
−2−ニトロ−4−フエニレンジアミン) 商品名:ホウリンBDN(Fourrine BDN) カラーグループ:HCブルー2(HC Blue 2) 4−ニトロ−0−アミノフエノール: 2−ニトロフエニレンジアミン: 本発明の製品に用いられる中性染料の量は、製
品に対して、一般に0.001〜5重量%であり、好
ましくは0.01〜1重量%である。 水 本発明のヘアコンデイシヨナー製品は、水性で
あり、水としては製品の他の成分1種以上例えば
カチオン界面活性剤もしくは染料溶液を含有して
いるものでもよく、または別個に添加してもよ
い。 水の含有量は、製品に対して10〜99重量%であ
り、好ましくは20〜95重量%である。 ヘアコンデイシヨナー添加剤 本発明のヘアコンデイシヨナー製品は、かよう
な製品に通常用いられる以下のような他の物質を
任意に含有していてもよい。すなわち増粘・懸濁
剤、乳色剤、パールエツセンス剤、金属イオン封
鎖剤、色安定剤、香料、防腐剤、グリコール類お
よび他の染料可溶化剤である。本発明の製品は、
水に加えて、界面活性剤、脂肪アルコールおよび
染料用の液体ビヒクルを形成するために他の液体
を含有していてもよい。かような液体の例には、
エタノールおよびイソプロパノールが挙げられ
る。 PH 本発明のヘアコンデイシヨナー製品の組成物の
PHは、2〜9であり、好ましくは2.5〜7である。
必要に応じて、PHは通常の試薬を用いて調節して
もよい。 ヘアコンデイシヨナー製品の製造 本発明は、 a 水性液体ビヒクル中のカチオン界面活性剤と
C8〜22のアルキル基をもつ脂肪アルコールとを、
脂肪アルコールの融点を越える温度(約50℃以
上、好ましくは50〜80℃、最も好ましくは60〜
80℃)で混合し、冷却して分散ラメラ液晶相の
界面活性剤を含有する溶液を形成する工程: b 1種以上の塩基性染料と1種以上の中性染料
とを上記溶液と混合する工程:および c 所要により、上記のようにして得られたヘア
コンデイシヨナー製品のPHを2〜9の値、好ま
しくは2.5〜7の値に調節する工程: を含む毛髪を着色しうるヘアコンデイシヨナー製
品の製造法を提供するものである。 消費者を満足させる所望の粘度を有するヘアコ
ンデイシヨナー製品を提供するために、上記製造
法のいずれかの適当な工程で増粘剤を製品に溶解
または分散させてもよい。 さらに、ヘアコンデイシヨニング添加剤を、上
記製造法のいずれか適当な工程好ましくは最終的
なPH調節工程の前に添加してもよい。 毛髪の処理方法 本発明は、本発明のヘアコンデイシヨナー製品
の有効量を、毛髪に使用する工程を含む、非ヒト
またヒトの毛髪の処理方法を提供するものであ
る。好ましい処理方法によれば、10〜30gの製品
を好ましくは洗髪後まだ湿つている間に、毛髪に
使用する。製品を約2分間毛髪と接触したままに
しておき、次に温湯(25〜40℃)ですすいで毛髪
から除き、最後に乾燥させる。 ヘアカラーの測定 本発明の製品で染めた毛髪のカラーを評価する
ために、ヘアスイツチ(hair switch)の反射率
スペクトルを、紫外線なしのMicromatch分光光
度計を用いて400〜700nmの波長で測定した。こ
れらのデータからの色差分析をコンピユータプロ
グラムを用いて行つた。 ブロンドヘアの小さなスイツチ(長さ10cm、重
さ0.5g)を、幅狭のスリツトを有するホルダを用
いて前記分光光度計に取付けた。よく並んだ繊維
からなる良い状態のヘアスイツチだけを使用し
た。毛髪は周期的に変動するので,各スイツチ
は、複数回読取りのため少なくとも4回ホルダー
内の位置を換えた。カラー強度を算出するには、
平均値を用いた。 カラー識別(perception)が直接測定できずか
つ下記の 可視の反射率スペクトル(R[λ])、 光源のスペクトルエネルギー分布(S
[λ])および 眼のスペクトル感度(X[λ]) に依存する場合は、毛髪のカラー分析時に標準を
使用する必要がある。 一貫性があつて比較が可能なように、上記の最
後の二つは、標準として定義する必要がある。 色空間は、三刺激値X,YおよびZで定義され
る。すなわち X=K{700 400R[λ],S[λ],X[λ] であり、またYとZについても同様である。K
は、任意の光源スペクトル分布に対する最大値が
100であることを保証する係数である。 S[λ]とX[λ]の値を測定したが、これらは
CIE1976基準の積分部分である。本明細書の後記
する実験では、10°視野の観測者に対して光源D65
を用いた。 X,YおよびZの値は、色識別に対しては不均
一な空間を与える。それ故に、CIELAB 76の式
で定義されたL,AおよびBで与えられるほぼ均
一な色空間に前記の値を変換する必要がある。こ
れらの値は直交座標で表わされる。 Lの値は、白から黒へのグレースケール上の試
料の輝度の尺度である。AとBの値は、色の尺度
である。すなわち +Aは赤色、 −Aは緑色、 +Bは黄色、 −Bは青色、 である。 2試料間のCIELAB空間の差が、通常スタンダ
ードであつて、次式で与えられる。 ΔE=[(ΔL)2+(ΔA)2+(ΔB)2] 本発明の製品は、ブロンド毛髪を用いて本明細
書に記載した方法で毛髪を染色するのに用いた場
合、好ましくは少なくとも25のカラー強度(ΔE)
を与える。理想的なものでは、少なくとも30のカ
ラー強度(ΔE)を与える。 実施例 以下、本発明の実施例を示す。 実施例 1 毛髪を黒色に染めることができる本発明のヘア
コンデイシヨニング製品は、下記成分を含有して
いる。 重量% セチルトルメチルアンモニウムクロリド 1 セトステアリルアルコール 2.75 ココナツツモノエタノールアミド 1 パラフインワツクス 1 塩基性染料: Arianor Steel Blue 0.15 Arianor Mahogany 0.03 中性染料: Fourrine BDN 100% 0.15 Celliton Violet 6B 0.2 香料 0.7 防腐剤 0.25 少量成分 2 水 100まで 染毛特性 ヒト毛髪の染料吸収量(uptake)を評価する
invitroの方法は下記のとおりである。 ヘアスイツチ(0.25g)を、水(0.25g)と、12
重量%のラウリル2−エーテル硫酸ナトリウム及
び2重量%のココナツツジエタノールアミドを含
有するシヤンプー(0.05g)とを用いて1分間づ
つ2回処理し、水で30秒間すすぎ、次いで乾燥し
た。 次にスイツチを水(0.25g)とヘアカラリング
コンデイシヨナー(0.05g)とを用いて45℃で5
分間処理し、水で30秒間すすぎ、最後に乾燥し
た。 典型的な実験では、上記サイクルを10回行つ
た。 得られた黒褐色のカラー強度を、前記の
Micromatch分光光度計を用いて測定し、下記の
CIELAB値を得た。 L=49 A=1 B=2 これらの値から、ΔE値は30と算出された。こ
の値から、強い強度の黒褐色が得られたことが裏
付けられた。 毛髪のコンデイシヨニング特性 上記のヘアコンデイシヨナー製品とカチオン界
面活性剤(セチルトルメチルアンモニウムブロミ
ド)と脂肪アルコール(セト/ステアリルアルコ
ール)との組合せをベースとする市販の半透明な
クリームリンスコンデイシヨナーとをウエツト・
コーミングテスト(wet combing test)で比較
した。ウエツト・コーミングテストは次のように
して行つた。 毛髪スイツチ(8g)を、界面活性剤溶液(16
%モノエタノールアミンラウリルサルフエート)
(MLS)で2回洗浄した。この溶液を、以後は界
面活性剤ベースと呼ぶ。最初の使用では、濡らし
た毛髪に0.5mlの界面活性剤ベースを使用し、ス
イツチを30秒間泡立たせ、さらに20秒間放置し、
水ですすいだ。すすいだ後過剰の水を除去し、ヘ
アスイツチを、全コーミング回数(TCT)を測
定する装置に取付けた櫛でもつれがなくなるまで
すいた。界面活性剤ベースで処理した後のTCT
値をT1とする。次いでこのヘアスイツチに、本
発明のヘアコンデイシヨナーテスト製品(0.5)
を用いて30秒間マツサージ処理をした。ヘアスイ
ツチを60秒間放置した後、水ですすいだ。過剰の
水を除去した後、ヘアスイツチを再びもつれがな
くなるまですき、TCT値T2を得る。界面活性剤
ベースで処理した後のコーミング回数の百分率と
して示した試験用ヘアコンデイシヨナー製品で処
理後のコーミング回数はT2/T1X100である。こ
の方法を2つの他のヘアスイツチについても行
い、3つのスイツチの百分率値の平均を、試験製
品のウエツトコーミング値とした。製品の効力が
高い程、ウエツトコーミング値は低くなる。3つ
のスイツチを1組とし、各試験製品の試験に用い
た。この実施例で得たウエツトコーミング値は、
各々同じオペレーターで得た値である。ウエツト
コーミング値の再現性は±2単位であることが判
明した。 結果を下記表に示す。
【表】
これらの結果は、本発明のコンデイシヨナーが
市販の不透明なクリームリンスコンデイシヨナー
と少なくとも同等であることを示している。 上記結果は、美容院でのin vivoでの評価によ
つても確認された。本発明の製品は、市販の不透
明なコンデイシヨナーと、毛髪の光沢、静電気お
よび整髪のし易さを含めた各種項目の点で有意差
がなく同等であると判定された。これによつて、
実施例1の製品が、所望な程度に毛髪を黒色に染
める作用だけでなく優れたコンデイシヨニング特
性をも有することが確認された。 実施例 2 毛髪を黒色に染めうる本発明のヘアコンデイシ
ヨニング製品は下記成分を含有している。 重量% セチルトリメチルアンモニウムクロリド 1.0 セトステアリルアルコール 1.5 防腐剤 0.25 Arianor Steel Blue 0.05 Arianor Mahogany 0.05 Celliton Violet 0.3 4−ニトロ−0−アミノフエノール 0.1 Hydroxy propyl Guar 1.0 水 100まで PH4 実施例1に記載の方法にしたがつて、10回処理
した後、下記のCIELABカラー座標が得られた。 L A B 52 4 7 これらの値から、ΔE値は26と算出された。こ
れによつて中間の褐色が得られたことが確認され
た。 評価試験 実施例1と同じコンデイシヨナーベースを使用
して、更に次の染料を用い3種類のヘアーコンデ
イシヨナーを調製した。 (1) 0.4重量%セリトンバイオレツト(Cellition
violet)……中性染料 (2) 0.06重量%アリアノールマホガニー
(Arianor mahogony)……塩基性染料 (3) 0.4重量%セリトンバイオレツト+0.06重量
%アリアノールマホガニー(本願発明) 実施例1の試験手順に従つて、ヒトの毛髪によ
る染料の取り込みを前記所定の10サイクルにわた
つて測定した。各組成物においてΔEを測定した。
結果を下の表に示す。より高いΔE値は、髪の毛
がよりしつかりと染色されていることを示す。 3つの試験組成物の手の汚し具合を測定するた
めに、手に4gの各組成物を塗布し、かつらに1
分間すり込んだ。それから、汚れの程度を測定し
た。結果も下の表に示す。より高い値の手の汚れ
がよりひどいことを示す。 表 試験組成物 ΔE 汚れ (1) 10 17 (2) 10 30 (3) 20 31 このように、ヘアーコンデイシヨニング組成物
中で中性染料と塩基性染料とを同時に使用するこ
とによつて、無視できないほど手の汚れを増加さ
せることなく[本発明の(3)の汚れは特に本発明外
の(2)に対しほとんど増えておらず、それと実質的
に変わらない]、髪への染料の取り入れ量をかな
り増加させることができる(つまり、しつかりと
染色できる)。
市販の不透明なクリームリンスコンデイシヨナー
と少なくとも同等であることを示している。 上記結果は、美容院でのin vivoでの評価によ
つても確認された。本発明の製品は、市販の不透
明なコンデイシヨナーと、毛髪の光沢、静電気お
よび整髪のし易さを含めた各種項目の点で有意差
がなく同等であると判定された。これによつて、
実施例1の製品が、所望な程度に毛髪を黒色に染
める作用だけでなく優れたコンデイシヨニング特
性をも有することが確認された。 実施例 2 毛髪を黒色に染めうる本発明のヘアコンデイシ
ヨニング製品は下記成分を含有している。 重量% セチルトリメチルアンモニウムクロリド 1.0 セトステアリルアルコール 1.5 防腐剤 0.25 Arianor Steel Blue 0.05 Arianor Mahogany 0.05 Celliton Violet 0.3 4−ニトロ−0−アミノフエノール 0.1 Hydroxy propyl Guar 1.0 水 100まで PH4 実施例1に記載の方法にしたがつて、10回処理
した後、下記のCIELABカラー座標が得られた。 L A B 52 4 7 これらの値から、ΔE値は26と算出された。こ
れによつて中間の褐色が得られたことが確認され
た。 評価試験 実施例1と同じコンデイシヨナーベースを使用
して、更に次の染料を用い3種類のヘアーコンデ
イシヨナーを調製した。 (1) 0.4重量%セリトンバイオレツト(Cellition
violet)……中性染料 (2) 0.06重量%アリアノールマホガニー
(Arianor mahogony)……塩基性染料 (3) 0.4重量%セリトンバイオレツト+0.06重量
%アリアノールマホガニー(本願発明) 実施例1の試験手順に従つて、ヒトの毛髪によ
る染料の取り込みを前記所定の10サイクルにわた
つて測定した。各組成物においてΔEを測定した。
結果を下の表に示す。より高いΔE値は、髪の毛
がよりしつかりと染色されていることを示す。 3つの試験組成物の手の汚し具合を測定するた
めに、手に4gの各組成物を塗布し、かつらに1
分間すり込んだ。それから、汚れの程度を測定し
た。結果も下の表に示す。より高い値の手の汚れ
がよりひどいことを示す。 表 試験組成物 ΔE 汚れ (1) 10 17 (2) 10 30 (3) 20 31 このように、ヘアーコンデイシヨニング組成物
中で中性染料と塩基性染料とを同時に使用するこ
とによつて、無視できないほど手の汚れを増加さ
せることなく[本発明の(3)の汚れは特に本発明外
の(2)に対しほとんど増えておらず、それと実質的
に変わらない]、髪への染料の取り入れ量をかな
り増加させることができる(つまり、しつかりと
染色できる)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 0.1〜5重量%のカチオン界面活性剤、 0.1〜5重量%のC8〜22のアルキル基を有する
脂肪アルコール、 0.001〜0.5重量%の塩基性染料、および 0.001〜5重量%の中性染料、 を含有し、カチオン界面活性剤が、分散ラメラ液
晶相の形態で存在し、塩基性染料:中性染料の重
量比が1:20〜1:2であることを特徴とする水
性ヘアコンデイシヨナー製品。 2 カチオン界面活性剤が、C12〜22のアルキル基
またはアリール基を少なくとも一つ有する、塩化
第四アンモニウムおよび臭化第四アンモニウムか
ら選択されることを特徴とする請求項1記載の製
品。 3 カチオン界面活性剤が、製品の0.2〜3重量
%を構成することを特徴とする請求項1または2
記載の製品。 4 脂肪アルコールが、セチルアルコール、ステ
アリルアルコールおよびこれらの混合物から選択
されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
一つに記載の製品。 5 カチオン界面活性剤:脂肪アルコールの重量
比が1:4〜4:1であることを特徴とする請求
項1〜4のいずれか一つに記載の製品。 6 塩基性染料が、アリアノールスチールブル
ー、アリアノールマホガニー、アリアノールシエ
ナブラウン、アリアノールマダーレツド、アリア
ノールストローイエロー、アストラブルー3R、
アストラゾンレツドBL−N、アストラゾンゴー
ルデンイエローGLD、アストラゾンゴールデン
イエローGRLおよびこれらの混合物から選択さ
れることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一
つに記載の製品。 7 塩基性染料が、製品の0.01〜0.1重量%を構
成することを特徴とする請求項1〜6のいずれか
一つに記載の方法。 8 中性染料が、セリトンバイオレツト6B、セ
リトンブルーエキストラ、セリトンレツドバイオ
レツトRN、パラニルバイオレツト3B、ホウリン
BDN、4−ニトロ−0−アミノフエノール、2
−ニトロフエニレンジアミンおよびこれらの混合
物から選択されることを特徴とする請求項1〜7
のいずれか一つに記載の製品。 9 塩基性染料:中性染料の重量比が、1:10〜
1:2であることを特徴とする請求項1〜8のい
ずれか一つに記載の製品。 10 中性染料が、製品の0.01〜1重量%を構成
することを特徴とする請求項1〜9のいずれか一
つに記載の製品。 11 水を10〜99重量%含有することを特徴とす
る請求項1〜10のいずれか一つに記載の製品。 12 毛髪を、請求項1〜11のいずれか一つに
記載の製品で処理することを特徴とする毛髪を黒
色に染める方法。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB878724254A GB8724254D0 (en) | 1987-10-15 | 1987-10-15 | Hair treatment product |
| GB8724254 | 1987-10-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01132512A JPH01132512A (ja) | 1989-05-25 |
| JPH0460566B2 true JPH0460566B2 (ja) | 1992-09-28 |
Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63258347A Granted JPH01132512A (ja) | 1987-10-15 | 1988-10-13 | ヘアトリートメント製品 |
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|---|---|
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| EP (1) | EP0312343B1 (ja) |
| JP (1) | JPH01132512A (ja) |
| KR (1) | KR920008699B1 (ja) |
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| DE (1) | DE3871709T2 (ja) |
| ES (1) | ES2034257T3 (ja) |
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| PH (1) | PH25788A (ja) |
| PT (1) | PT88749A (ja) |
| TR (1) | TR23612A (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| US5671735A (en) * | 1983-07-18 | 1997-09-30 | Chromatics Color Sciences International, Inc. | Method and apparatus for detecting and measuring conditions affecting color |
| US6067504A (en) | 1983-07-18 | 2000-05-23 | Chromatics Color Sciences International, Inc. | Method for correctly identifying hair color |
| US6128516A (en) * | 1994-05-09 | 2000-10-03 | Chromatics Color Sciences International Inc. | Method and apparatus for detecting and measuring conditions affecting color |
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