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JPH0462366B2 - - Google Patents
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JPH0462366B2 - - Google Patents

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JPH0462366B2
JPH0462366B2 JP58231667A JP23166783A JPH0462366B2 JP H0462366 B2 JPH0462366 B2 JP H0462366B2 JP 58231667 A JP58231667 A JP 58231667A JP 23166783 A JP23166783 A JP 23166783A JP H0462366 B2 JPH0462366 B2 JP H0462366B2
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JP
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shutter
electrostrictive element
circuit
voltage signal
analog gate
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JP58231667A
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Yasuo Ishiguro
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Nidec Precision Corp
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Nidec Copal Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電圧を印加することによつて電歪素子
に生じる機械的な歪を駆動源として絞り羽根を兼
用したシヤツタ羽根・絞り羽根とは独立したシヤ
ツタ羽根・フオカルプレーンシヤツタのシヤツタ
羽根・一眼レフカメラの自動絞り等の遮光幕を駆
動する露出制御装置に関する。
従来よりセラミツク圧電素子等の電歪素子に電
圧を印加した時に上記電歪素子に発生する歪を駆
動力源としたシヤツタ駆動機構が知られており、
この種の駆動機構では機構部材を駆動するのに充
分な電歪素子の変位量を得るために、電歪素子を
バイモルフ構造に構成するとともに、電歪素子の
一端を片持ち梁に支持し、電歪素子にステツプ電
圧を印加した時にその自由端に生じる歪によつて
機構部材を駆動している。
ところで、バイモルフ構造の電歪素子をその自
由端で1mm変位させるためには電歪素子の長さを
30mm〜50mmとする必要があるが、電歪素子をこの
長さで片持ち梁支持した場合その共振周波数は、
第1図の〔長さ−振動特性曲線〕に示すように、
約数100Hzになる。
この数100Hzの共振周波数は、その周期を考え
た場合、シヤツタの開閉作動時間とほぼ等しくな
るため、第2図・第3図に示すように電歪素子に
ステツプ電圧を印加した時シヤツタの開口時・閉
鎖時にバウンドを生じ正確な露光を与えられない
という問題が生じる。尚、第2図a,bは各々レ
ンズシヤツタにステツプ電圧aを印加した時の開
口特性bを示し、第3図a,b,cはフオーカル
プレーンシヤツタに先幕走行用のステツプ電圧a
及び後幕走行用のステツプ電圧bを印加した時の
先幕・後幕の走行特性cを示している。
本発明はこのような現状に鑑みてなされたもの
であり、電歪素子の共振周波数の影響によつて生
じる電歪素子の振動に起因した機構部材のバウン
ドの影響を除去し、安定した露光量を与えること
ができる露出制御装置を提供することを目的とす
るものである。
要約すれば、本発明の露出制御装置は、電圧の
印加によつて電歪素子に生じる機械的な歪を駆動
源として遮光幕を駆動する露出制御装置におい
て、そのピークレベルが前記遮光幕の作動終点と
一致するような正弦波状の電圧信号を電歪素子に
印加することにより、遮光幕の作動終点でバウン
ドが発生しないようにしてある。
本発明の露出制御装置は、絞り羽根兼用のレン
ズシヤツタの動作制御、絞り羽根とは独立したレ
ンズシヤツタの動作制御、フオカルプレーンシヤ
ツタの先幕後幕の動作制御、一眼レフカメラの自
動絞りの動作制御等広く適用できるものであり、
以下において、先ず本発明を絞り羽根兼用のシヤ
ツタ羽根の制御に適用した実施例を説明する。
先ず、第4図を参照してバイモルフ構造の電歪
素子1の動作原理を説明すると、電歪素子1は薄
い金属片1aの両面に圧電効果を有するセラミツ
ク装置1b,1cを積層した構造であり、セラミ
ツク層1b,1cに各々逆電圧を印加することに
より一点鎖線で示すように変位し、且つ、通電を
絶たれた後も電荷を保持するため印加電圧がその
まま保たれ、変位状態も保持する。しかして、こ
の電歪素子1に対する印加電圧を変動させた時に
生じる歪曲を利用すれば、電歪素子1を機械的な
駆動力の発生源として使用することができる。
第5図は上記電歪素子1を2枚羽根のレンズシ
ヤツタの駆動力の発生源として使用した例を示し
ており、動作原理を概説すれば、シヤツタ基板2
に穿孔されたアパーチユア2aをシヤツタ羽根3
が開閉することにより露光量が制御される。
電歪素子1の変位をシヤツタ羽根3に伝達する
ための伝達機構の構造・作用に関して詳述すれ
ば、先ずスロツト3aを穿孔されたシヤツタ羽根
3は基板2に固定された軸4aに枢支されてお
り、軸4aを中心として揺動可能な構造をとる。
一方、軸5に枢支されたレバー6の原動端には
電歪素子1の先端に設けられた伝動子7を挟むた
めの溝6aが設けられ、又、レバー6の従動端に
設けられた突起6bはシヤツタ基板2に穿孔され
たスロツト2b及びシヤツタ羽根3に穿孔された
スロツト3aを貫通してシヤツタ基板2の裏面に
突出している。
従つて、支持部材8によつてシヤツタ基板2に
片持ち梁に支持された電歪素子1に電圧を印加し
て電歪素子1の先端に設けられた伝動子7を図面
において左右に変位させれば、レバー6は軸5を
中心に揺動してレバー6の先端に設けられた突起
6bはシヤツタ羽根3を軸4aを中心に揺動させ
るので、シヤツタ羽根3はアパーチユア2aを開
閉する。
尚、軸4bにはシヤツタ羽根3と対称のシヤツ
タ羽根が枢支されるが、図面では省略している。
本発明では振幅及び周期の可変な正弦波状の電
圧を印加した時に生じる電歪素子1の変位によつ
てシヤツタ羽根3を駆動しており、その振幅を制
御することにより有効口径を制御するとともに、
その周期を制御することにより有効露光時間を制
御している。
第6図は電歪素子1に対して電圧を印加する駆
動回路例を示している。図中11は発振器を示
し、この発振器11は最高シヤツタ時秒に対応し
た周期で正弦波電圧を発生する。12aは発振器
11が発生した正弦波を微分して90°位相の進ん
だ正弦波を得る微分回路を、又、12bは微分回
路12aの出力する正弦波をグランドレベルと比
較してその正領域が論理1で負領域が論理0の基
準パルスを出力するコンパレータを各々示し、微
分回路12aとコンパレータ12bとによつて構
成されるパルス発生回路が作製する基準クロツク
に同期して、第6図の制御回路系は動作する。
又、13aは非反転増幅器であり、発振器11
が発生した正弦波の1/2の電圧を直流電源13b
によりバイアスされ、常に正レベルの正弦波を出
力する。この非反転増幅器13aの出力はアナロ
グゲート14を通過してシヤツタ羽根3を開口す
るための電圧として使用される。
又、15aも非反転増幅器であり、発振器11
が発生し、反転回路15cによつて反転された正
弦波の1/2の電圧を直流電源15bによりバイア
スされ、常に正レベルの正弦波を出力する。この
非反転増幅器15aの出力はアナログゲート16
を通過してシヤツタ羽根3を閉鎖するための電圧
として使用される。
又、17は電圧保持回路であり、シヤツタ開口
時にアナログゲート14を通過した電圧のピーク
レベルをコンデンサ17aによりホールドし、シ
ヤツタ閉鎖時にその電荷を放電する。更に、18
は電歪素子1を駆動するための非反転増幅器であ
り、18aは絞り値に連動して増幅率を調製する
ための可変抵抗である。尚、19a,19bは
各々放電防止用・充電防止用のダイオードを示
す。
そして本実施例ではアナログゲート14の導通
を開パルス発生回路20で制御してシヤツタ羽根
3を所望のタイミングで開き、アナログゲート1
6の導通を閉パルス発生回路30で制御してシヤ
ツタ羽根3を所望のタイミングで閉じるようにし
てある。
先ず、開パルス発生回路20に関して詳述する
と、開パルス発生回路20は基準クロツクのほぼ
1周期分に時定数を調製されたワンシヨツト回路
21、Dタイプのフリツプフロツプ22,23及
びアンドゲート24により構成され、上記フリツ
プフロツプ22,23によつてシフトレジスタを
構成している。その作用を述べれば、シヤツタス
イツチ10がオンするとこれをトリガとしてワン
シヨツト回路21は時定数で定められた期間その
Q出力を論理1とし、そのQ出力は基準クロツク
に同期してフリツプフロツプ22,23に順次伝
達される。そしてこのフリツプフロツプ22のQ
出力とフリツプフロツプ23の出力がアンドゲ
ート24のアンド条件となつているので、ワンシ
ヨツト回路21の出力がフリツプフロツプ22に
伝達された後フリツプフロツプ23に伝達される
までの期間アンドゲート24は開き、基準クロツ
クはアンドゲート24を通過して、アナログゲー
ト14に加えられる。
次ぎに閉パルス発生回路30に関して詳述する
と、閉パルス発生回路30は基準クロツクを通過
させるアンドゲート31、基準クロツクを反転す
るインバータ32、ダウンエツジトリガの2進カ
ウンタ33,34、オートあるいはマニユアルの
シヤツタ速度設定機構と連動したスイツチ35、
インバータ36及びアンドゲート37により構成
されている。その作用を説明すると、シヤツタス
イツチ10がオンすると基準クロツクがアンドゲ
ート31を通過し、カウンタ33,34はこれに
より歩進されるが、カウンタ34には基準クロツ
クが反転されて加えられるので、カウンタ34の
計数値はカウンタ33の計数値よりも常に半周期
分進むことになる。そしてカウンタ34の計数値
が指定されたシヤツタ速度に到達した後、カウン
タ33の計数値が指定されたシヤツタ速度に到達
するまでの半周期分の時間アンドゲート37はオ
ンし、アンドゲート37の出力点Vは論理1にな
る。そしてこのアンドゲート37の出力が閉パル
スとしてアナログゲート16に加えられる。
次ぎに上記事項及び第7図のタイミングチヤー
トを参照して第6図に示す実施例の動作を説明し
よう。尚、第7図のアルフアベツト符合は第6図
の対応するアルフアベツト符合で示される点に導
出される信号を示している。
先ず、電源が投入されると発振器11は最高シ
ヤツタ時秒に相当する周期で発振し、その出力点
Aには正弦波状の電圧信号が導出され、この信号
は微分回路12a、非反転増幅器13a及び反転
回路15cに各々印加される。
微分回路12aに加えられた正弦波信号は微分
回路12aによつて微分され、微分回路12aの
出力点BにはA点の信号の位相を90°進めた正弦
波信号が導出され、この信号はコンパレータ12
bでグランドレベルと比較されるので、コンパレ
ータ12bの出力点Cには発振器11の出力波形
の最低レベルで立ち上がる基準クロツクが導出さ
れる。
又、非反転増幅器13aに印加された正弦波信
号は直流電源13bによつて振幅の1/2のレベル
を重畳されているので、非反転増幅器13aの出
力点DにはA点の信号と同じ位相で常に正レベル
の正弦波信号が導出され、反転回路15cに印加
された正弦波信号は反転回路15cによつて反転
された後に、直流電源15bによつて振幅の1/2
のレベルを重畳されて非反転増幅器15aに印加
さるので、非反転増幅器15aの出力点Eには出
力点Dに導出される信号を反転した正弦波信号が
導出される。そしてD点・E点の信号は各々アナ
ログゲート14,16に印加される。
今、時刻t1でシヤツタスイツチ10がオンす
るとF点の出力はこれと同時に立ち上がり、ワン
シヨツト回路21はその立ち上がりエツジをトリ
ガとして作動するので、その出力点Gはワンシヨ
ツト回路21の時定数で定められた時間T1内に
おいてハイレベルになる。
従つて、シヤツタスイツチ10がオンした後、
時刻t2において第1発目の基準パルスCが到来
するとフリツプフロツプ22の出力点Hは立ち上
がり、時刻t3において第2発目の基準パルスC
が到来するとフリツプフロツプ23の出力点Iは
立ち下がる。そして出力点Hが立ち上がつた後、
出力点Iが立ち下がる迄の時間内においてアンド
ゲート24はオンし、その出力点Jには開パルス
が導出される。そしてこのJ点に導出された開パ
ルスはアナログゲート14に加えられ、アナログ
ゲート14は開パルスJが加えられている時間オ
ンする。
従つて、アナログゲート14の出力点Kには、
その入力点Dに加えられている正弦波信号の内、
開パルスJがオンしている時間内の成分が導出さ
れ、出力点Kの信号はダイオード19aを経由し
て電圧保持回路17に加えられる。その結果コン
デンサ17aは充電され、電圧保持回路17の出
力点Lはコンデンサ17aが放電されるまでその
ピークレベルを維持する。
一方、アンドゲート31はシヤツタスイツチ1
0がオンしたのと同時に開いており、アンドゲー
ト31の出力点Mには基準クロツクと同位相のカ
ウントアツプクロツクが導出され、カウンタ33
はそのネガテイブエツジでカウントアツプしてい
く。従つて、カウンタ33の各出力点N・O・P
には各々第7図N・O・Pに示すようなパルスが
導出される。
また、インバータ32の出力点Qには出力点M
に導出されるカウントアツプクロツクを反転した
カウントアツプクロツクが導出され、カウンタ3
4はそのネガテイブエツジでカウントアツプして
いく。従つて、カウンタ34の各出力点R・S・
Tには各々第7図R・S・Tに示すようなパルス
が導出される。
現在の動作例ではシヤツタ速度設定装置と連動
したスイツチ35はカウンタ33の出力点P及び
カウンタ34の出力点Tと導通しており、出力点
Pに導出されたパルスはインバータ36を経由し
てアンドゲート37に加えられ、出力点Tに導出
されたパルスは直接アンドゲート37に加えられ
る。
既に述べた様にカウンタ34に加えられるカウ
ントアツプクロツクはカウンタ33に加えられる
カウントアツプクロツクを反転したものとなつて
いるので、カウンタ34の出力点Tが立ち上がつ
た後カウントアツプクロツクの半周期分後れてイ
ンバータ36の出力点Uは立ち上がる。従つて、
カウンタ34の出力点Tが立ち上がつた後インバ
ータ36の出力点Uが立ち上がるまでの時間アン
ドゲート37の出力点Vは論理1になる。このよ
うにしてアンドゲート37の出力点Vに導出され
る信号が閉パルスとしてアナログゲート16に加
えられ、アナログゲート16は閉パルスが加えら
れている時間オンする。
従つて、アナログゲート16の出力点Wには、
その入力点Eに加えられている正弦波信号の内、
閉パルスVがオンしている時間内の成分が導出さ
れる。その結果コンデンサ17aはダイオード1
9bを介して放電され、電圧保持回路17の出力
点Lもピークレベルから正弦波状に立ち下がる。
このようにして電圧保持回路17の出力点Lに
導出された信号(即ち、開パルスの発生と同時に
正弦波状に立ち上がり、そのままピークレベルを
維持して、閉パルスの発生と同時に正弦波状に立
ち下がつた信号)は増幅器18に加えられ、絞り
口径と対応して抵抗値が定まる可変抵抗器18a
によつて設定された増幅率で増幅されて電歪素子
1に印加される。
第8図a,bはこの様にして電歪素子1に印加
される電圧の変動aと口径の変動bとの関係を示
したものであり、電歪素子1は印加電圧に応答し
て変位し、シヤツタ羽根3は電歪素子1の変位に
応答して開閉するので、シヤツタ羽根も開パルス
の発生と同時に正弦波状に開き、そのままピーク
口径を維持して、閉パルスの発生と同時に正弦波
状に閉じることになる。従つて、シヤツタ羽根が
開口のピーク地点に近づくに連れて及びシヤツタ
羽根が閉鎖地点に近づくに連れて電歪素子の変位
速度及びシヤツタ羽根の移動速度は徐々に減少し
ていくことになり、共振によるバウンドの影響を
最小限におさえることができる。
又、この時、可変抵抗18aによる増幅率を絞
りリングの操作によつて変動させることによりピ
ーク口径は変動し、又、スイツチ35をシヤツタ
ダイアルの操作により切り換えれば有効露光時間
が変動する。尚、この時可変抵抗18aによる増
幅率を絞りリングの操作によつて設定するととも
にスイツチ35の切り換えを被写界輝度に追従さ
せれば絞り優先の自動露出制御が可能になり、逆
にスイツチ35をシヤツタダイアルの操作により
切り換えるとともに可変抵抗18aの抵抗値を被
写界輝度に追従させればシヤツタ速度優先の自動
露出制御が可能になる。更に、可変抵抗18aの
抵抗値及びスイツチ35の切り換えを被写界輝度
に対応して予め用意された組合せに対応させれば
いわゆるプログラムオートによる露出制御が可能
になる。
尚、カウンタ33,34はシヤツタが閉じた後
に図示せぬ回路系によつてリセツトされ、システ
ム全体が初期化される。
尚、上記の第6図に示す実施例は絞り羽根兼用
のシヤツタ羽根に本発明を適用した例であるが、
独立した絞り羽根を持つカメラの場合であれば、
可変抵抗18aは不要のものとなる。又、この第
6図の実施例は一眼レフカメラのいわゆる自動絞
りにもそのまま適用できるものである。
尚、上記ではシヤツタ羽根3の開口時及び閉鎖
時に、電歪素子1に対して正弦波状の電圧を各々
半周期分(即ち、開口時には最低レベルから最高
レベルまで、閉鎖時には最高レベルから最低レベ
ル)印加した例を示したが、開口時には中心レベ
ルから最高レベルまでの1/4周期分の正弦波状の
電圧を与え、閉鎖時には最高レベルから中心レベ
ル迄の1/4周期分の正弦波状の電圧を与えてもよ
い。尚、第9図a,bに、電歪素子1に対して1/
4周期分の電圧aを与えた時の開口特性bを示す。
次ぎに、本発明をフオーカルプレーンシヤツタ
に適用した例を示す。
周知の通りフオーカルプレーンシヤツタはフイ
ルムの乳剤面に近接して画面枠が設けられ、シヤ
ツタレリーズがなされると、先ず先幕が上記画面
枠を開口していき、設定シヤツタ速度に応答した
遅延時間を経て後幕が上記画面枠を閉じてゆくも
のであり、前記遅延時間に対応して先幕と後幕の
間に形成されるスリツト幅により有効露光量が制
御されるものである。
従つて、電圧を印加した時に電歪素子に発生す
る変位を利用してフオーカルプレーンシヤツタを
駆動する場合は、各々独立に作動する2系列の電
歪素子を設け、この2系列の電歪素子の変位を
各々先幕及び後幕に伝達するためのリンク機構を
上記2系列の電歪素子と先幕及び後幕の間に介在
させるとともに、上記2系列の電歪素子に対する
印加電圧を制御すればよい。
第10図はフオーカルプレーンシヤツタを駆動
する電歪素子に対して印加電圧を加える回路例を
示したものである。図中40aは先幕を駆動する
ための電歪素子を示し、40bは後幕を駆動する
ための電歪素子を示す。又、41は幕速に対応し
た周期の正弦波状の電圧信号を発生する発振器を
示し、42は発振器41が発生した正弦波信号を
シヤツタ時秒に対応して遅延させる遅延回路を示
す。そして本実施例では発振器41が発生した正
弦波により電歪素子40aを変位させて先幕を走
行させ、シヤツタ時秒に対応した遅延時間をおい
て遅延回路42から出力される正弦波により電歪
素子40bを変位させて後幕を走行させる。電歪
素子40bを変位させるための回路系と電歪素子
40bを変位させるための回路系は唯一の例外を
除いて各々同一の構成であるので、電歪素子40
aを変位させるための回路系を代表として説明す
る。
43aはアナログゲートを、44aはコンデン
サを、45a非反転増幅器を、46aはフイルム
巻き上げ機構と連動したシヤツタリセツトスイツ
チを各々示し、コンデンサ44aと非反転増幅器
45aにより電圧保持回路と構成している。
そしてアナログゲート43aの導通を微分回路
47a、グラントレベルをスレツシユホールドレ
ベルとしたコンパレータ48a及び49a、シヤ
ツタスイツチ50、シヤツタスイツチ50のオン
をトリガとするワンシヨツト回路51、シヤツタ
スイツチ50のオンを記憶するSRタイプのフリ
ツプフロツプ52、シヤツタスイツチ50aのオ
ンと発振器41の基準周期との同期をとるDタイ
プのフリツプフロツプ53a及びアンドゲート5
4aにより制御している。電歪素子40aを変位
させるための回路系と電歪素子40bを変位させ
るための回路系との唯一の相違点は、電歪素子4
0bを変位させるための回路系はアンドゲート5
5を具備することであり、このアンドゲート55
はどのようなタイミングでシヤツタスイツチ51
がオンしても必ず先幕を先に走行させるためのも
のである。又、56aは非反転増幅器を示す。
尚、第10図ではシヤツタスイツチ50,ワン
シヨツト回路51及びフリツプフロツプ52を電
歪素子40aを変位させるための回路系と電歪素
子40bを変位させるための回路系の双方に設け
ているが、これらは両回路系で共通して使用する
ことができる。
次ぎに、上記の事項及び第11図に示すタイミ
ングチヤートを参照して、第10図の動作を説明
しよう。尚、第11図のアルフアベツト符合は第
10図の対応するアルフアベツト符合で示される
点に導出される信号を示している。
電源が投入されると発振器41は発振を開始
し、その出力点Aに正弦波状の電圧信号を導出
し、このA点の信号は微分回路47a、コンパレ
ータ49a及び遅延回路42に加えられる。
先ず、微分回路47aは加えられた正弦波信号
を微分して、90°位相の進んだ正弦波信号を出力
点Bに導出し、コンパレータ48aはこれをグン
ドレベルと比較するので、その出力点CにはB点
の正領域が論理1でB点の負領域が論理0のパル
ス信号が導出される。又、コンパレータ49aは
発振器41の出力をグランドレベルと比較するの
でその出力点DにはA点の正領域が論理1でA点
の負領域が論理0のパルス信号が導出される。
一方、遅延回路42はオートあるいはマニユア
ルのシヤツタ速度設定機構と連動しており、A点
に導出された正弦波信号を設定シヤツタ時秒に対
応した遅延時間Tsだけ遅延させた正弦波状の信
号を出力点Eに導出し、このE点の信号は微分回
路47b及びコンパレータ49bに加えられる。
そして微分回路47b及びコンパレータ48
b,49bは微分回路47a及びコンパレータ4
8a,49aと各々同一に構成されているので、
コンパレータ48b,49bの出力点F,Gには
コンパレータ48a,49aの出力点C,Dに導
出されるパルスを各々遅延時間Tsだけ遅延した
パルスが導出されることになる。
今、時刻t1でシヤツタスイツチ50がオンす
るとワンシヨツト回路51はその出力点Hにパル
スを導出し、このパルスによつてフリツプフロツ
プ52はセツトされ、シヤツタスイツチ50のオ
ンを記憶する。従つてフリツプフロツプ53aの
入力点Iのレベルは論理1に立ち上がる。
その後時刻t2でコンパレータ48aの出力が
立ち上がつたタイミングでフリツプフロツプ53
aはフリツプフロツプ52の出力を記憶し、その
出力点Jに論理1を導出してアンドゲート54a
及びアンドゲート55を導通可能とする。従つ
て、時刻t3でコンパレータ49aの出力が立ち
上がつた後時刻t4でコンパレータ48aの出力
が立ち下がるまでの時間、アンドゲート54aの
出力点Kのレベルは論理1になり、アンドゲート
54aの出力は先幕走行パルスとしてアナログゲ
ート43aに加えられ、この間アナログゲート4
3aは導通する。
従つて、アナログゲート43aの入力点Aに加
えられている正弦波信号はその間アナログゲート
43aを通過してコンデンサ44aを充電し、コ
ンデンサ44aは放電されるまでそのピークレベ
ルを維持するので、非反転増幅器45aの出力点
Lは正弦波状に立ち上がり、そのピークレベルを
維持する。このようにして非反転増幅器45aの
出力点Lに導出された信号は増幅器56aにより
増幅されて、先幕走行用の電歪素子40aに加え
られ、電歪素子40aは印加信号のレベル変動に
対応して変位する。
尚、先幕走行パルスKによりフリツプフロツプ
52aはリセツトされフリツプフロツプ52aは
初期化される。
一方、時刻t2においてフリツプフロツプ53
aの出力点Jが立ち上がつたことにより、アンド
ゲート55の出力点Mは論理1になつており、時
刻t5でコンパレータ48bの出力が立ち上がつ
たタイミングでフリツプフロツプ53bの出力点
Nには論理1が導出され、アンドゲート54bを
導通可能とする。従つて、時刻t6でゴンパレー
タ49bの出力が立ち上がつた後時刻t7でコン
パレータ48bの出力が立ち下がるまでの時間、
アンドゲート54bの出力点0のレベルは論理1
になり、アンドゲート54bの出力は後幕走行パ
ルスとしてアナログゲート43bに加えられ、こ
の間アナログゲート43bは導通する。
従つて、アナログゲート43bの入力点Eに加
えられている正弦波信号はその間アナログゲート
43bを通過してコンデンサ44bを充電し、コ
ンデンサ44bは放電されるまでそのピークレベ
ルを維持するので、非反転増幅器45bの出力点
Pは正弦波状に立ち上がり、そのピークレベルを
維持する。このようにして非反転増幅器45bの
出力点Pに導出された信号は増幅器56aにより
増幅されて後幕走行用の電歪素子40bに加えら
れ、電歪素子40bは印加信号のレベル変動に対
応して変位する。
その後フイルム巻き上げ機構に連動してシヤツ
タリセツトスイツチ46b,46aが順次オンす
るとコンデンサ44b,44aに保持されていた
電荷はシヤツタリセツトスイツチ46b,46a
を介して放電され、電歪素子40b,40aに蓄
えられていた容量も失われるので、電歪素子40
b,40aは初期状態に戻る。尚、この時コンデ
ンサ44bを先に放電するのはシヤツタリセツト
時に露光するのを防止するためである。
第12図a,b,cは電歪素子40a,40b
に対する印加電圧の変動と、これに応答したシヤ
ツタ幕の走行特性の関係を示すものであり、印加
電圧が正弦波状に立ち上がるので、シヤツタ幕の
微少時間内の変位量(即ち、シヤツタ幕の走行速
度)は徐々に減少していき、シヤツタ幕がその作
動終点である画面枠の近傍まで走行した時には殆
どその速度が0になり、バウンド等の影響もなく
安定した走行特性を得られる。
次ぎに第13図は第10図の例の変形例を示す
ものであり、第10図の例と重複する要素に関し
ては冗長な説明を避けるが、第13図の例では電
圧保持用の非反転増幅器45aの出力を遅延回路
57で遅延させて後幕走行用の電歪素子40bに
印加している。この第13図の例によれば発振器
41の周期とは無関係に遅延回路57による遅延
時間を設定できるので、いわゆる長時間露光にも
対応できる。
尚、上記したフオーカルプレーンシヤツタの制
御では、フイルム巻き上げに伴うシヤツタリセツ
トにより先幕・後幕が初期位置に復帰し、シヤツ
タレリーズにより先幕・後幕が順次走行する例を
示したが、シヤツタレリーズにより先幕・後幕が
走行すると、そのままの位置に先幕・後幕を待機
させており、次ぎにシヤツタレリーズがなされる
と後幕・先幕という順序で逆方向に走行させて次
のフイルム面に露光するようにしてもよい。
以上説明したように、本発明によればそのピー
クレベルがシヤツタ羽根・シヤツタ幕・絞り羽根
等の遮光幕の作動終点と一致するような正弦波状
の電圧信号を電歪素子に印加するようにしてある
ので、上記遮光幕がその作動終点に近づくにつれ
て電歪素子の変位速度や遮光幕の移動速度が徐々
に減少してゆくことになり、電歪素子の共振によ
る電歪素子自身のバウンドの影響や機構部材のバ
ウンドの影響を除去でき、より正確な露光制御が
可能になるとともにカメラブレ等のトラブルも減
少できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は電歪素子の長さとその共振周波数の関
係を示す特性図、第2図はレンズシヤツタを駆動
する電歪素子にステツプ電圧を印加した時の開口
特性を示す特性図、第3図はフオーカルプレーン
シヤツタを駆動する電歪素子にステツプ電圧を印
加した時の走行特性を示す特性図、第4図は電歪
素子の動作原理図、第5図は電歪素子でレンズシ
ヤツタを駆動するための機構図、第6図は本発明
をレンズシヤツタの制御に適用した1実施例のデ
ジタル回路図、第7図は第6図の回路のタイミン
グ図、第8図は第6図の回路でレンズシヤツタを
駆動した時の開口特性図、第9図は第6図の回路
の変形例でレンズシヤツタを駆動した時の開口特
性図、第10図は本発明をフオーカルプレーンシ
ヤツタの制御に適用した1実施例のデジタル回路
図、第11図は第10図の回路のタイミング図、
第12図は第10図の回路でフオーカルプレーン
シヤツタを駆動した時の走行特性図、第13図は
第10図の回路の変形例を示すデジタル回路図。 1……電歪素子、11……発振器、14,16
……アナログゲート、20……開パルス発生回
路、30……閉パルス発生回路、40a,40b
……電歪素子、41……発振器、42……遅延回
路、43a,43b……アナログゲート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電圧の印加によつて電歪素子に生じる機械的
    な歪を駆動源として遮光幕を駆動する露出制御装
    置において、 正弦波状の電圧信号を発生する正弦波発生回路
    と、 前記正弦波状の電圧信号又はこの正弦波状の電
    圧信号と同一周波数の電圧信号が供給される第1
    及び第2のアナログゲートと、 シヤツタボタンがオンした後に、前記第1のア
    ナログゲートに供給される正弦波状の電圧信号の
    1/2周期よりも短く、且つ、この正弦波状の電圧
    信号の一方のピークレベルで終了する期間、前記
    第1のアナログゲートを開く開パルス発生回路
    と、 前記開パルス発生回路が前記第1のアナログゲ
    ートを作動させた後、所望の露出時間経過後に前
    記第2のアナログゲートに供給される正弦波状の
    電圧信号の1/2周期よりも短く、且つ、この正弦
    波状の電圧信号の他方のピークレベルで終了する
    期間、前記第2のアナログゲートを開く閉パルス
    発生回路と、 前記第1のアナログゲートの出力により充電さ
    れ、前記第2のアナログゲートの出力により放電
    される電圧保持回路と、 該電圧保持回路の保持電圧を増幅して前記電歪
    素子に印加する増幅回路とを具備することを特徴
    とする露出制御装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の露出制御装置に
    おいて、 前記増幅回路の増幅率を可変としたことを特徴
    とする露出制御装置。
JP58231667A 1983-12-08 1983-12-08 露出制御装置 Granted JPS60122924A (ja)

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JPS60122924A JPS60122924A (ja) 1985-07-01
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