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JPH0466331B2 - - Google Patents
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JPH0466331B2 - - Google Patents

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JPH0466331B2
JPH0466331B2 JP60097356A JP9735685A JPH0466331B2 JP H0466331 B2 JPH0466331 B2 JP H0466331B2 JP 60097356 A JP60097356 A JP 60097356A JP 9735685 A JP9735685 A JP 9735685A JP H0466331 B2 JPH0466331 B2 JP H0466331B2
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lithium
potassium
color tone
sodium
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JP60097356A
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Akira Yamada
Junko Shigehara
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RIKEN
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  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は全固体型エレクトロクロミツク表示素
子に関する。 〔従来の技術〕 従来のエレクトロクロミツク表示素子は、第2
図に示すような液相電解質型と第3図に示すよう
な固体電解質型に分類される。 液相電解質型においては、電解質イオンの移動
が速いため応答速度に優れるが、液もれ等の障
害、あるいはそれを防止するための加工工程の複
雑さ、等の欠点が指摘できる。また第2図におい
て、この型のエレクトロクロミツク表示素子では
最も一般的な表示電極(色調変化物質)として
WO3、電解質溶液として過塩素酸リチウムのプ
ロピレンカーボネート溶液を用いた場合を一例と
して説明すると、電圧印加による発色は式(2)によ
り表わされる。このとき、対電極側では酸化反応
が起こるはずであり、例えば式(3)で表わされる。 y・ WO3 (透明)+x・Li++xe-→ Li+ x・(WO3x- y (ブルー) (2) x・ClO4 ̄−xe-→x・ClO4〓 (3) この結果生じるClO4〓あるいはそれより誘起さ
れる分解物等は、電解質溶液及び対向電極を劣化
させることになり、製品の寿命を短かくする。式
(3)の反応ほど顕著でないとしても、対カチオンを
失つたClO4 ̄自体が相当の反応性を具有するであ
ろうことは容易に予想され、やはり既述のような
劣化、短寿命化を招く。 固体電解質型においては、電解質イオンの移動
が遅いため応答速度に問題は残るが、液もれ等の
障害は無く、また製品とする加工工程も容易であ
る。第3図において、この型のエレクトロクロミ
ツク表示素子では最も一般的な固体電解質として
Li3Nを、色調変化物質としてWO3を用いた場合
を一例として説明すると、電圧印加による発色は
式(2)と同形式である。この際、固体電解質側では
式(4)のような酸化反応が起きていると考えられ
る。 Li3N−x・Li+−xe-→(Li3-xN)x+ (4) 式(2)の発色反応において、その応答速度の大部
分を決定するのは固体電解質層の抵抗値である。
一般には、固体電解質層の厚さを極めて薄くする
ことによりこの問題は解決できるが、そのように
すると必然的に式(2)の反応に寄与するLi+量が減
少することになり、発色の色あいが淡くなる。従
つて固体電解質層の厚みは0.1〜数μmより薄くす
ることができず、それがため発色速度が小さくな
つているのである。また、電圧印加を取り去つた
後の消色(元の色調に戻る)反応は、式(5)で表わ
せると考えられる。 Li+ x・(WO3x- y→y・WO3+x・Li++xe
-(WO3側) x・Li++xe-+(Li3-xN)x+→Li3N(Li3N側) (5) この過程はLi+がWO3中の格子欠陥や自由体積
を伝わつて移動し、さらに同様にLi3N側の格子
欠陥や自由体積を伝わつて移動して(Li3-xN)x+
部分に到達することになり、非常にエネルギー的
に不利な拡散を強いられることになる。従つて電
圧印加を取り去つて元の色調に戻る回復時間は、
むしろ発色に要する時間より長く、例えば逆電圧
り印加によりこの過程を早くする試みも提案され
ているほどである。 〔発明の目的〕 従つて本発明の目的は10-6s/cm以上の高いア
ルカリイオン伝導性を有する0.1μm以下100Å以
上の厚さの高分子−アルカリ金属塩ハイブリツド
固体電解質を用い、〔アルカリ金属電極〕/〔固
体電解質〕/〔色調変化物質〕の基本構成より成
り、4.5ボルト程度以下の印加電圧あるいは電圧
印加を取り去ることにより100ミリ秒以下の速度
で色調が変化する全固体型エレクトロクロミツク
表示素子を提供することにある。 〔発明の構成〕 本発明は、一方の電極としてリチウム、ナトリ
ウム、カリウムより選ばれるアルカリ金属を、固
体電解質として式(1)で表わされるリン酸エステル
マクロマー80〜95重量部と該アルカリ金属電極と
同種のアルカリ金属イオンの塩でありかつ過塩素
酸リチウム、過塩素酸ナトリウム、過塩素酸カリ
ウム、テトラフロロホウ酸リチウム、テトラフロ
ロホウ酸ナトリウム、テトラフロロホウ酸カリウ
ム、ヘキサフロロリン酸リチウム、ヘキサフロロ
リン酸ナトリウム、ヘキサフロロリン酸カリウ
ム、トリフロロ酢酸リチウム、トリフロロ酢酸ナ
トリウム、トリフロロ酢酸カリウム、トリフロロ
メタンスルホン酸リチウム、トリフロロメタンス
ルホン酸ナトリウム、トリフロロメタンスルホン
酸カリウム、トルエンスルホン酸リチウム、トル
エンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸
カリウム、チオシアン酸リチウム、チオシアン酸
ナトリウム、チオシアン酸カリウムより選ばれる
アルカリ金属塩20〜5重量部の混合物を重合して
なるハイブリツド型イオン伝導体を、もう一方の
電極として、酸化還元に伴うアルカリ金属イオン
の流出入によつて色調が変化する物質を透明導電
性基板上に薄膜形成させたものを用い、これらを
圧着して、〔アルカリ金属電極〕/〔固体電解
質〕/〔色調変化物質−透明導電性基板〕の構成
により成ることを特徴とする全固体型エレクトロ
クロミツク表示素子である。 但し式(1)において、4≦n≦22、1≦a≦2、
2≧b≧1、a+b=3、Rは炭素数2〜4の直
鎖ないし枝分れアルキレン基、R′は水素または
メチル基を示す。 固体電解質は前記アルカリ金属塩20〜5重量部
と、式(1)のリン酸エステルマクロマー80〜95重量
部の均一混合物を重合して後、あるいは重合時
に、0.1μm〜100Åの薄膜状としたのである。色
調変化物質は、その電圧印加による色調変化前の
形を基本形としたばあい、その基本形がM+ x
(WO3x- y(M+はアルカリ金属イオン、 0.5≦x/y≦1.0)、M4・ Fe4 〔 Me(CN)63 (Meは鉄、オスミウム、あるいはルテニウム)、
M3 +・(オクタシアノフタロシアニン)3-などで表
わされる化合物である。 アルカリ金属電極は、金属塊より薄板状に切り
出したものでも良いが、白金、金、グラツシーカ
ーボン、グラフアイト等の導電性基板上に、200
〜104Å程度の厚さに蒸着等で薄膜形成させたも
のが好ましい。 色調変化物質層は、SnO2ネサガラス、インジ
ウムスズ酸化物ネサガラス、TiO2ネサガラス等
の透明導電性基板上に0.05〜0.5μmの厚さに薄膜
形成させたものが好ましく、最も好適には0.075
〜0.15μm厚である。M+ x・(WO3x- yにおいては、
WO3を既述の厚さにスパツタリングで薄膜形成
させ、後述するように本発明のエレクトロクロミ
ツク表示素子が構成されたときにM+ x・(WO3x- y
に変化する。M3 +・(オクタシアノフタロシアニ
ン)3-においては、オクタシアノフタロシアニン
の0.5〜1.0mg/ml濃度のジメチルホルムアミドな
いしN−メチルピロリドン溶液より既述の導電性
基板上にスピンコーテイングないしキヤステイン
グにより既述の厚さに薄膜形成させ、後述するよ
うに本発明のエレクトロクロミツク表示素子が構
成されたときにM3 +・(オクタシアノフタロシア
ニン)3-に変化する。なお、オクタシアノフタロ
シアニンの合成法は、D.ヴエーレ他、マクロモ
レキユラー・ケミストリー(D・Wohrle他、
Markromol.Chem.)誌、181 2127(1980)に記
載されている。 M4・ Fe4 〔 Me(CN)63においては、 塩化第二鉄と〔 Me(CN)63-塩を 各々1〜100mMずつ含む水溶液中にて、既述の
透明導電性基板を作動電極とし、0.5ボルト(対
SCE電極)にて電解重合を行つて既述の厚さの Fe4 〔 Me(CN)63の薄膜を構成させ、 後述するように本発明のエレクトロクロミツク表
示素子が構成されたときに、 M4・ Fe4 〔 Me(CN)63に変化する。 本発明に用いられる固体電解質は、既述のリン
酸エステルマクロマーとアルカリ金属塩より合成
される。リン酸エステルマクロマーの製造方法は
参考例をもつて詳述する。リン酸エステルマクロ
マーとアルカリ金属塩を既述の割合で非プロトン
性有機溶媒、例えばTHF、ジオキサン、クロロ
ホルム、アセトニトリルなど、好ましくはTHF
に溶解し、減圧下に殆んど溶媒を留去して粘稠な
液体を得る。これをテフロン板上に流延して
0.1torr以下の真空下に8〜20時間、60〜80℃で
重合して柔軟な膜を得、テフロンローラーで延伸
処理を行つて0.05〜0.1μm厚の固体電解質薄膜を
得る。この薄膜は本発明に用いられるアルカリ金
属及び色調変化物質との接着力に優れ、例えば平
滑なリチウム電極との接着力は80〜110dyne/cm
程度である。この薄膜を既述のアルカリ金属電極
及び色調変化物質を担持した透明導電性電極の間
に設置して、約2〜10Kg/cm2の圧力で圧着し、端
子等を設ければ、第1図に示す本発明の全固体型
エレクトロクロミツク表示素子の基本構成が出来
上る。 ローラー延伸による薄膜化では、既述の範囲の
薄膜を形成するのが難しい場合がある。それは主
に式(1)において2≧b≧1.5のマクロマーを用い
たときである。このような場合は、既述の非プロ
トン性有機溶媒の溶液か、あるいは溶媒を減圧留
去して得られる粘稠な液体を直接色調変化物質薄
層の表面に塗布し、既述の条件で重合を行つて
100Å〜0.1μmの厚さの固体電解質層を形成し、
これをさらにアルカリ金属電極と既述の圧力で圧
着すれば、第1図に示す本発明の全固体型エレク
トロクロミツク表示素子の基本構成が出来上る。 本発明の全固体型エレクトロクロミツク表示素
子は、アルカリ金属二次電池と基本的には同じ構
成を取つている。 例えば、 Fe4 〔 Me(CN)63は 0.2ボルト(対SEC電極、以下同じ)に、オクタ
シアノフタロシアニンは−0.6ボルトに還元電位
を有し、他方アルカリ金属の還元力は−2.8〜−
2.5ボルトに及ぶ。WO3の場合は還元電位を明確
に指摘できないが、少くとも−0.8ボルトで完全
に還元される。従つて、第1図においてスイツチ
8を下方の端子に接続して端子7と7′を直接導
通させると、アルカリ金属電極が放電してM+
固体電解質層へ放出し、電子を7→7′→透明導
電層5→色調変化物質薄層4の方向に放出し、そ
の結果式(6)〜(8)の反応が生起して、色調変化物質
層は既述した基本型になる。 M+ (団体電解質層より)+e- +WO3 (無色)→ M+(WO3- (ブルー) (6) 4M++4e-+ Fe4〔Me(CN)63 Fe4〔Me(CN)63 (Me=Fe;ブルー、Os:赤紫、Ru;青紫)→M+ 4
{Fe4〔Me(CN)634- (無色) (7) 3M++3e-+オクタシアノフタロシアニン(
グリーン) →M+ 3・〔オクタシアノフタロシ
アニン〕3-(ブルー)(8) 従つて本発明のエレクトロクロミツク表示素子
では、式(6)〜(8)に示すごとく、それぞれバツクト
ーンはブルー、無色、ブルーである。次にスイツ
チ8を上方へ、直流電源により色調変化物質層が
酸化されるように接続したときは、式(6)〜(8)の逆
方向の反応が進行し、それぞれ無色、ブルー〜赤
紫〜青紫、グリーンに色調が変化する。このとき
に必要とされる電圧は約3.5ボルト以上であり、
好ましくは3.5〜5ボルトの範囲、最も好適には
4.5ボルトである。この後、スイツチ8をニユー
トラルの状態に置くとこの色調は保持され、スイ
ツチ8を下方に接続すると再び式(6)〜(8)の反応に
よつて元のブルー、無色、ブルーの色調に迅速に
回復する。 〔発明の効果〕 以上、本発明の全固体型エレクトロクロミツク
表示素子の特徴をまとめると、 1 4.5ボルト程度の電圧印加により、100ミリ秒
以下の時間内で迅速に色調が変化する。 2 色調変化後にオープンサーキツトの状態にす
るとその色調が長時間保持される。 3 色調変化後にシヨートサーキツトの状態にす
ると100ミリ秒以下の短時間で元の色調に迅速
に復帰する。 このように本発明によれば、4.5ボルト程度以
下の印加電圧により、あるいは印加電圧を取り去
ることにより、100ミリ秒以下の短時間で色調が
変化する全固体型エレクトロクロミツク表示素子
が得られる。 〔実施例の説明〕 次に本発明の全固体型エレクトロクロミツク表
示素子を実施例をもつて説明するが、それに先立
ち、式(1)のリン酸エステルマクロマーの製造方
法、固体電解質の製造方法、色調変化物質層の製
造方法、等を参考例により説明する。 参考例 1 ポリサイエンス(Poly Sciences Inc.)社(米
国)製、分子量350の片末端メチルエーテルのオ
リゴエチレンオキシド35g(0.1モル)、2−ヒド
ロキシエチルメタアクリレート6.5g(0.05モ
ル)、トリエチルアミン18.4g(0.165モル)を
150mlの脱水THFに溶解する。乾燥管付コンデン
サ、攪拌器、滴下ロート、窒素導入管を装えた
500ml4ツ口フラスコに、オキシ塩化リン8.43g
(0.055モル)の脱水THF150ml溶液を入れ、氷
冷、攪拌下に乾燥窒素を通じながら先の混合溶液
を滴下ロートより1時間かけて加え、滴下終了後
常温で13時間反応させた。溶液を20℃以下で減圧
濃縮し、2の脱水酢酸エチル中に攪拌しながら
滴下し、生じる白色沈澱を濾去、濾液をCHCl3
加えながら減圧濃縮して最終的にはCHCl3の濃厚
溶液とし、φ10cm×45cmの塩基性アルミナ(メル
ク社#1076)カラムに入れ、CHCl3を溶媒として
流出させた。Rf=0.65、Rf=0.42の第一、第二流
出部を減圧留去して、ジ(2−ヒドロキシエチル
メタアクリレート)モノ(オリゴエチレンオキシ
ド)リン酸トリエステル(と略)を2.6g(7.8
%、但し0.05モルを収率100%として計算)、モノ
(2−ヒドロキシエチルメタアクリレート)ジ
(オリゴエチレンオキシド)リン酸トリエステル
(と略)を29.6g(67.7%)得た。 IR(cm-1):νc=p1705,νc=c1630, δ CH21440,1445,1450, ν P−0及びP=0 1260,1190,νc-p-c1200 NMR(δ,ppm):メタクリル−CH31.9(6H),
メタクリルビニル=DH25.6,6.1(4H),エチ
レンオキシド末端−CH33.34(3H),−P−O
−CH2及び−C00−CH2−4.1〜4.4(10H),そ
の他の−CH2−3.62(26.8H) IR(cm-1): δ CH2,νc-p-cの強度が より2倍程度強い他はと同じ NMR(δ,ppm):と全く同じ、但しプロトン
数はそれぞれ3H,2H,6H,8H,53.6H(順
序同前) 参考例 2 参考例1と全く同様の操作を行つた。但し分子
量350の片末端メチルエーテルのオリゴエチレン
オキシド17.5g(0.05モル)、2−ヒドロキシエ
チルメタアクリレート13.0g(0.1モル)を用い
た。参考例1と同様にカラム分離し、を24.5g
(73.5%)、を4.2g(9.6%)得た。 参考例 3 参考例1と全く同様の操作を行つた。但しポリ
サイエンス(Poly Sciences Inc.)社製分子量
550の片末端メチルエーテルのオリゴエチレンオ
キシド55g(0.1モル)、2−ヒドロキシプロピル
アクリレート6.46g(0.05g)を用い、氷冷下の
滴下に1.5時間、室温での反応に16時間かけた。
参考例1と同様にカラム分離し、第一流出部
(Rf=0.57)、第二流出部(Rf=0.36)にそれぞれ
ジ(2−ヒドロキシプロピルアクリレート)モノ
(オリゴエチレンオキシド)リン酸トリエステル
(と略)を4.6g(10.8%)、モノ(2−ヒドロ
キシプロピルアクリレート)ジ(オリゴエチレン
オキシド)リン酸トリエステル(と略)を45.2
g(71.0%)得た。 IR(cm-1):と酷似、但しより20%位 δ CH2、 νc-p-cの強度が大きい。 NMR(δ,ppm):イソプロピレン−CH31.8
(6H)、アクリルビニル=CH25.5,6.0(4H)、
アクリルビニル=CH及びイソプロピレン−
CH4.9〜5.3(4H)、−P−O−CH24.2(6H)、
エチレンオキシド末端−CH33.34(3H)、そ
の他の−CH23.62(45.2H) IR(cm-1):の約2倍の δ CH2、 νc-p-cの強度を有する他は全く同じ。 NMR(δ,ppm):イソプロピレン−CH31.82
(3H)、アクリルビニル=CH25.5,6.0(2H)、
アクリルビニル=CH及びイソプロピレン−
CH4.9〜5.3(2H)、P−O−CH24.2〜4.4
(6H)、エチレンオキシド末端−CH33.34
(3H)、その他の−CH23.62(90.4H) 参考例 4 参考例1と全く同様の装置で、ポリサイエンス
(Poly Sciences Inc.)社(米国)製分子量750の
片末端メチルエーテルのオリゴエチレンオキシド
37.5g(0.05モル)、4−ヒドロキシブチルメタ
アクリレート15.8g(0.1モル)、ピリジン14.2g
(0.18モル)、THF150mlの混合溶液滴下ロートよ
り0〜5℃に冷却、攪拌した容器内のオキシ塩化
リン7.67g(0.05モル)のTHF150mlに約1.2時間
を要して滴下し、室温下に18時間反応させた。こ
の後は参考例1と全く同様にカラム分離を行い、
第一流出部(Rf=0.53)、第二流出部(Rf=0.29)
にそれぞれジ(4−ヒドロキシブチルメタアクリ
レート)モノ(オリゴエチレンオキシド)リン酸
トリエステル(と略)、モノ(4−ヒドロキシ
ブチルメタアクリレート)ジ(オリゴエチレンオ
キシド)リン酸トリエステル(と略)をそれぞ
れ33.2g(59.8%)、6.3g(7.4%)得た。 IR(cm-1):に酷似、但し δ CH2、 νc-p-cが約1.5倍の強度を有する。 NMR(δ,ppm):メタクリル−CH31.9(6H)、
メタクリルビニル=CH25.6,6.1(4H)、メタ
クリル−COO−C−CH2−2.6(4H)、メタク
リル−COO−C−C−CH2−2.2(4H)、エチ
レンオキシド末端−CH33.34(3H)、−P−O
−CH2−及び−COO−CH2−4.05〜4.4
(1OH)、その他の−CH2(63.2H) IR(cm-1): δ CH2、 νc-p-cが約2倍の強度を有する他はに同じ。 NMR(δ,ppm):メタクリル−CH31.9(3H)、
メタクリルビニル=CH25.6,6.1(2H)、メタ
クリル−COO−C−CH2 2.6(2H)、メタク
リル−COO−C−C−CH2 2.15(2H)、エ
チレンオキシド末端−CH33.34(6H)、−P−
O−CH2−及び−COO−CH2−4.05〜4.4
(8H)、その他の−CH2(126.4H) 参考例 5 トリエチレングリコールモノメチルエーテル
16.4g(0.1モル)を用いた他は参考例1と全く
同様にして第一流出部(Rf=0.72)、第二流出部
(Rf=0.49)にジ(2−ヒドロキシエチルメタア
クリレート)モノ(オリゴエチレンオキシド)リ
ン酸トリエステル(と略)、2.1g(10.6%)、
モノ(2−ヒドロキシエチルメタアクリレート)
ジ(オリゴエチレンオキシド)リン酸トリエステ
ル(と略)、15.2g(53.1%)をそれぞれ得た。 IR(cm-1):νc=p1703,νc=c1630, δ CH21440,1445,1450, ν P−0及びP=0 1260,1190,νc-p-c1205 NMR(δ,ppm):メタクリル−CH31.9(6H)、
メタクリルビニル=CH25.6,6.1(4H)、エチ
レンオキシド末端−CH33.34(3H)、−P−O
−CH2−及び−COO−CH2−4.1〜4.4(10H)、
その他の−CH2−3.62(10H) IR(cm-1): δ CH2、 νc-p-cが約2倍の強度を有する他はと同じ。 NMR(δ,ppm):メタクリル−CH31.9(3H)、
メタクリルビニル=CH25.6,6.1(2H)、エチ
レンオキシド末端−CH33.32(6H)、−P−O
−CH2−及び−COO−CH2−4.1〜4.4(8H)、
その他の−CH2−3.60(20H) 参考例 6 塩化第二鉄、フエリシアン化カリウムを各々
10mMずつ溶解したPH4の塩酸水に、表面積1
cm2、シート抵抗10Ω/sq.のインジウムスズ酸化
物ネサガラス、白金板、SCEをそれぞれ作動電
極、対電極、参照電極として設置し、窒素雰囲気
下0.5ボルトにて電解還元重合を20秒間行い、水
洗後真空乾燥し、 Fe4 〔 Fe(CN)63の組成式を 有する厚さ700Åの薄膜が形成された電極を得た。 参考例 7,8 参考例6と同様に、但し15秒間及び35秒間電解
重合を行つて厚さ500Å及び1300Åの薄膜が形成
された電極をそれぞれ得た。 参考例 9,10 参考例6と同様の操作を行つた。但しフエリシ
アン化カリウムの代りに K3〔 Os(CN)6 〕及びK3〔 Ru(CN)6 〕 を用いた。それぞれ800Å厚の Fe4 〔 Os(CN)63 の組成の薄膜、850Å厚の Fe4 〔 Ru(CN)63 の組成の薄膜を得た。 参考例 11 D.ヴエーレ他、マクロモレキユラー・ケミス
トリー(D.Wo¨rhle他、Makromol.Chem.)誌、
181 2127(1980)に従つて合成したオクタシアノ
フタロシアニンの0.75mg/ml濃度のN−メチルピ
ロリドン溶液を10μ、表面積1cm2、シート抵抗
100Ω/cm2のSnO2ネサガラス上に展開し、溶媒を
常温で蒸散させて850Å厚の薄膜が形成された電
極を得た。 実施例 1 参考例6で得た色調変化物質の薄膜を有する透
明電極の端の1mm程をけずり、インジウムスズ酸
化物層を露出させた。参考例1で得たを1.74
g、過塩素酸リチウム0.26gを2.5mlの脱水THF
に溶解し、10μを先の露出部に触れないように
注意しながら色調変化物質層の上に塗布し、
THFを蒸散させた後0.1torr以下の真空下、80℃
にて14時間加熱、重合させ、厚さ0.075μmの固体
電解質層を作成した。表面積2cm2、厚さ0.5mmの
白金板の片面に金属リチウムを蒸着し、厚さ650
Åの薄層を形成させた。この後、乾燥アルゴン雰
囲気下で、先の透明電極/色調変化物質層/固体
電解質の構成の電極と、この金属リチウム蒸着電
極を、先に述べた露出部が覆われないように5
Kg/cm2の圧力で圧着し、基本構成が第1図で示さ
れるエレクトロクロミツク表示素子を作成した。
露出部よりの端子と、白金面よりの端子を接続し
たところ瞬時に色調がブルーから白(無)色に変
化した。次に各々の端子を直流定電圧電源に接続
し、色調変化物質層側で酸化反応が起きるように
4.5ボルトの直流を10ミリ秒、50ミリ秒、75ミリ
秒、100ミリ秒間与えた。この後直ちにオープン
サーキツトの状態として、可視分光光度計により
反射スペクトルの測定を行つた。その結果、100
ミリ秒の場合はブルーに色調変化し、その相対吸
収強度を1とするなら、50ミリ秒、75ミリ秒では
各々0.96,0.99であり、10ミリ秒のものは0.35で
あつた。また、この色調の強度はオープンサーキ
ツト後、少くとも2時間を経ても94%までしか減
じないことがわかつた。次にあらかじめ1秒間
4.5ボルトの直流を与えて色調変化させておいた
表示素子の各々の端子を、リレーを用いて100ミ
リ秒、200ミリ秒、500ミリ秒直接短絡した。その
結果いずれの場合も肉眼観察では無色に戻つてお
り、仮に色調変化を起こさせる前の反射スペクト
ルの相対吸収強度を0、完全に起こさせた時を
1.0とすると、100ミリ秒のもので0.02であり、他
は少くとも0.01以下であつた。 以上のことから、本発明のエレクトロクロミツ
ク表示素子は 4.5ボルトの直流印加により50ミリ秒以内に
殆んど完全に色調変化を起こす。 色調変化後オープンサーキツトの状態にする
とその色調を長時間保持する。 色調変化後シヨートサーキツトの状態にする
と100ミリ秒以内に殆んど完全に元の色調に回
復する。 特徴を有することが理解される。なお、今後に
関し、相対吸収強度が90%を起えるための直流印
加時間を色調変化時間、に関し、オープンサー
キツト後その色調の相対吸収強度が元の色調の50
%に戻るのに必要な時間を減衰時間、に関し、
相対吸収強度が元の色調の90%に戻るのに必要な
時間を回復時間と呼ぶことにし、以後の実施例で
はこれらを以て説明する。 実施例 2 を1.74g、ヘキサフロロリン酸リチウム0.26
gを2.5mlのTHFに溶解したもの10μを用いた
他は実施例1と全く同様にしてエレクトロクロミ
ツク表示素子を構成した。直流4.2ボルトの印加
により瞬時に無色からブルーに変化し、その色調
変化時間は75ミリ秒以下であつた。また直流4.2
ボルトを1秒間印加後直ちにオープンサーキツト
とした時の減衰時間は7.5時間であり、またシヨ
ートサーキツト後の回復時間は約80ミリ秒であつ
た。この後、4.2ボルト印加、シヨートサーキツ
トを各1秒ずつ1万回行なつた後色調変化時間、
減衰時間、回復時間を測定したが、既述の結果と
全く同一であつた。 実施例 3〜21 アルカリ金属薄膜を蒸着により実施例1と同様
に第1表に示すように作成し、第1表に示すよう
にリン酸エステルマクロマーxgとアルカリ金属
塩ygを2.5mlのTHFに溶解した溶液10μを用い、
第1表に示すように参考例6〜11のいずれかに記
載の色調変化物質を担持した透明電極を用い、Z
Kg/cm2の圧力で圧着してエレクトロクロミツク表
示素子を作成した他は実施例1と同様に色調変化
時間、減衰時間、回復時間を求めた。結果を第1
表に示した。 【表】 【表】 実施例 22 表面積1.0cm2、シート抵抗30Ω/sq.のインジウ
ムスズ酸化物ネサガラス上にWO3が650Å厚で薄
膜化された色調変化物質担持電極(松崎真空(株)
製)を用いた他は実施例1と全く同様にエレクト
ロクロミツク表示素子を構成した。色調変化時間
は85ミリ秒、減衰時間は7.5時間、回復時間は95
ミリ秒であつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全固体型エレクトロクロミツ
ク表示素子の基本的構成を示す図面であり、第2
図は従来の代表的な液相電解質型エレクトロクロ
ミツク表示素子の基本的構成を示す図面であり、
第3図は従来の代表的な固体電解質型エレクトロ
クロミツク表示素子の基本的構成を示す図面であ
る。 1……導電性基板、2……アルカリ金属薄層、
3……固体電解質薄層、4……色調変化物質薄
層、5……透明導電層、6……ガラス基板、7,
7′……接続端子、8……スイツチ、11……透
明基板、12……スペーサー、13……色調変化
物質層、14……対向電極、15……電解質溶液
の注入口(後に封じる)、16……電解質溶液、
21……固体電解質層、22……色調変化物質
層、23……透明導電性基板、24……ガラス基
板、25……接続端子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一方の電極としてリチウム、ナトリウム、カ
    リウムより選ばれるアルカリ金属を、固体電解質
    として式(1)で表わされるリン酸エステルマクロマ
    ー80〜95重量部と該アルカリ金属電極と同種のア
    ルカリ金属イオンの塩でありかつ過塩素酸リチウ
    ム、過塩素酸ナトリウム、過塩素酸カリウム、テ
    トラフロロホウ酸リチウム、テトラフロロホウ酸
    ナトリウム、テトラフロロホウ酸カリウム、ヘキ
    サフロロリン酸リチウム、ヘキサフロロリン酸ナ
    トリウム、ヘキサフロロリン酸カリウム、トリフ
    ロロ酢酸リチウム、トリフロロ酢酸ナトリウム、
    トリフロロ酢酸カリウム、トリフロロメタンスル
    ホン酸リチウム、トリフロロメタンスルホン酸ナ
    トリウム、トリフロロメタンスルホン酸カリウ
    ム、トルエンスルホン酸リチウム、トルエンスル
    ホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸カリウ
    ム、チオシアン酸リチウム、チオシアン酸ナトリ
    ウム、チオシアン酸カリウムより選ばれるアルカ
    リ金属塩20〜5重量部の混合物を重合してなるハ
    イブリツド型イオン伝導体を、もう一方の電極と
    して、酸化還元に伴うアルカリ金属イオンの流出
    入によつて色調が変化する物質を透明導電性基板
    上に薄膜形成させたものを用い、これらを圧着し
    て成る、〔アルカリ金属電極〕/〔固体電解
    質〕/〔色調変化物質−透明導電性基板〕の構成
    を 有する全固体型エレクトロクロミツク表示素子。 但し式(1)において、4≦n≦22、1≦a≦2、
    2≧b≧1、a+b=3、Rは炭素数2〜4の直
    鎖ないし枝分れアルキレン基、R′は水素または
    メチル基を示す。 2 色調変化物質が、その電圧印加による色調変
    化を起こす前の構造がMx(WO3y(但しMはアル
    カリ金属イオン、0.5≦x/y≦1.0)、 単位組成がM4・ Fe4 〔 M′(CN)63 (但しM′は鉄、オスミニウムまたはルテニウム)
    の配位高分子またはM3・(オクタシアノフタロシ
    アニン)3-(Mはアルカリ金属イオン)である特
    許請求の範囲第1項に記載のエレクトロクロミツ
    ク表示素子。
JP60097356A 1985-05-08 1985-05-08 全固体型エレクトロクロミック表示素子 Granted JPS61255327A (ja)

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