JPH0466893B2 - - Google Patents
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- JPH0466893B2 JPH0466893B2 JP59097517A JP9751784A JPH0466893B2 JP H0466893 B2 JPH0466893 B2 JP H0466893B2 JP 59097517 A JP59097517 A JP 59097517A JP 9751784 A JP9751784 A JP 9751784A JP H0466893 B2 JPH0466893 B2 JP H0466893B2
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- polycarbonate
- bisphenol
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- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は、2,2−ビス(4−ヒドロキシフエ
ニル)プロパン(以下、ビスフエノールAと称す
る)と、1,1−ビス(4−ヒドロキシフエニ
ル)エタン(以下、ビスフエノールEと称する)
とを二価フエノール成分とする優れた透明性と高
い衝撃強度を有する共重合ポリカーボネートに関
する。 [従来技術] 従来、エンジニアリングプラスチツクとして広
く使用されているビスフエノールAのポリカーボ
ネート(以下、ポリカーボネートAと称する)成
形品のノツチ付きアイゾツト衝撃強度は、ノツチ
幅が約3.5mm以下では約80Kgf・cm/cm以上であ
るが、ノツチ幅がそれ以上では約15Kgf・cm/cm
に低下するため、例えば構造材料や機械部品を製
造する場合などに問題とされていた。これを解決
するために、種々のポリマー、例えばオレフイン
系ポリマー(例、特公昭40−13663号公報、特公
昭42−18823号公報)、グラフトポリマーのような
ゴム成分を含有するポリマー(例、特公昭38−
15225号公報、特公昭39−71号公報)などを配合
することが行なわれているが、屈折率の相違に起
因して、不透明になり、また、極めて近い屈折率
のポリマーを配合すること(例、特開昭51−1556
号公報、特開昭53−18661号公報、特開昭57−
147539号公報)によつて透明性を保持する方法も
提案されているが、それら、温度が変化すると屈
折率も変化するために、透明性が損われるという
問題があつた。 [発明の目的] 本発明は、高い衝撃強度と、優れた透明性を有
するポリカーボネートを提供することを目的とす
る。 [発明の構成] 本発明は、下記式(A)及び(B)で表わされるくり返
し単位を有し、(A)なるくり返し単位と(B)なるくり
返し単位との比率が1:99〜90:10であり、且つ
粘度平均分子量(ポリカーボネートA換算)が
12000〜100000である共重合ポリカーボネートで
ある。 本発明の共重合ポリカーボネートは、前記(A)な
るくり返し単位と(B)なるくり返し単位とを有し、
それらの構成比率が1:99〜90:10である。 本発明の共重合ポリカーボネートは、(A)なるく
り返し単位と(B)なるくり返し単位との比率が1:
50〜99:50の範囲では、ポリカーボネートA換算
粘度平均分子量に関係なく、ノツチ幅約6.35mmの
アイゾツト衝撃試験において60〜90Kgf・cm/cm
と非常に高い値を示し、(A)なるくり返し単位と(B)
なるくり返し単位との比率が50:90〜50〜10の範
囲では、20〜60Kgf・cm/cmとやや低い値となる
ものの、ポリカーボネートAの15Kgf・cm/cmよ
りは可成り高い値を示す。(A)なるくり返し単位と
(B)なるくり返し単位との比率が90:10を越える範
囲では、ポリカーボネートAとほぼ同じ15Kgf・
cm/cm近辺の値を示し、本発明の効果は得られな
い。 また、本発明の共重合ポリカーボネートは、
12000〜100000、好ましくは15000〜40000の粘度
平均分子量(ポリカーボネートA換算)を有し、
両ビスフエノールの昆合比に関係なく、優れた透
明性を有する。 粘度平均分子量(ポリカーボネートA換算)と
は、塩化メチレンを溶剤として20℃で求めた共重
合ポリカーボネートの極限粘度[η]から次式に
よつて算出したときのをいう。 [η]=1.23×10-4 0.83 組成は、ポリカーボネート樹脂をフイルムにし
て赤外分光光度計により1080cm-1と1050cm-1の吸
光度比により求められる。 本発明の共重合ポリカーボネートは、ビスフエ
ノールAとビスフエノールEとを2価フエノール
成分として合成される。ビスフエノールAは、ア
セトンとフエノールから製造される2価フエノー
ルであり、市販品をそのまま使用することができ
る。 他方、ビスフエノールEは、例えばアセトアル
デヒドとフエノールの反応によつて容易に製造す
ることができる。 本発明の共重合ポリカーボネートは、ビスフエ
ノールAとビスフエノールEの昆合物から従来公
知の方法で、容易に製造することができる。 即ち、ホスゲン法では、該昆合ビスフエノール
を適当な溶剤(例えば、塩化メチレン)と、酸受
容体(例えば、苛性ソーダ水溶液、水酸化カルシ
ウム)の存在下に約30℃以下でホスゲンと反応さ
せる。その際、分子量調節剤(例えば、一価フエ
ノール)や触媒(例えば第三級アミン、第四級ア
ンモニウム塩)を使用することができる。生成し
たポリマーは適当な溶剤の溶液として水や副生物
から分離されるが、ポリカーボネートAと相違し
て、結晶化傾向を有しないため、その溶液からポ
リマーを分離するたには、公知ゲル化法を使用す
ることができず、例えば、粉砕機構を有するニー
ダーで溶剤を除去しつつ、粉砕する方法、噴霧乾
燥法、多段ベント付押出機で処理する方法などを
使用することが必要である。また、エステル交換
法では、該昆合ビスフエノールと、ジフエニルカ
ーボネートを減圧下で約250℃以上に加熱し、副
生するフエノールを除去する。得られる固体の共
重合ポリカーボネートは、従来公知のポリカーボ
ネートAと同様に射出成形、押出成形、圧縮成
形、粉末成形などの手段によつて成形品にするこ
とができる。 本発明の共重合ポリカーボネートは、その特徴
である透明性と、衝撃強度を損わない範囲内で、
他の二価フエノール、例えばハイドロキノン、ジ
オキシジフエニル、ビス(ヒドロキシフエニル)
アルカン、ビス(ヒドロキシフエニル)シクロア
ルカン、ビス(ヒドロキシフエニル)エーテル、
ビス(ヒドロキシフエニル)サルフアイド、ビス
(ヒドロキシフエニル)スルホン、それらのハロ
ゲン或は低級アルキル基による核置換体、或は、
有機ジカルボン酸と共重合されていてもよく、ま
た、ポリスチレン、ポリエステルなどの他のポリ
マーを配合してもよい。また、一般的に使用され
る各種の添加剤、例えば熱安定剤、酸化防止剤、
紫外線吸収剤、離型剤、染料、難燃剤を配合する
ことができる。 [発明の効果] 本発明の共重合ポリカーボネートは、前記の如
く、優れた透明性と、従来のポリカーボネートA
よりも一段と勝る耐衝撃性を有し、また、約120
℃以上の熱変形温度を有するので、透明性と耐衝
撃性を要求される構造材料、機械部品等に極めて
有用である。 [実施例] 以下に実施例を挙げて、本発明を詳述する。 平均分子量は、全てがポリカーボネートAであ
るとしたときのポリカーボネートA換算の粘度平
均分子量であり、部は重量部を表わす。 なお、衝撃強さは予め乾燥したペレツトを射出
成形機を用いて、64×12.7×6.35mmの衝撃試験片
を成形し、0.25mmRのノツチを付けたのち温度23
℃、湿度50%で24時間処理したのちアイゾツト衝
撃試験機(東洋精機(株)製)にて測定した。 全光線透過率は、JIS K−7105 5.5測定法Aに
準拠し積分球式光線透過率測定装置(日本精密光
学(株)製)を用い、厚さ2mmの成形板の全光線透過
率Tiを測定した。 溶融流動速度(MFR)は、JIS K−7210に準
拠し2.160Kgf、280℃、10分で測定した。 実施例 1 水酸化ナトリウム805部を8140部の水に溶解し、
ついで1355部のビスフエノールEと160部のビス
フエノールA及び3890部のメチレンクロライドと
を攪拌しながら加え、こ溶液に975部のホスゲン
を激しく攪拌しながら2時間で吹き込んだ。この
間水相のPHを12以上に30%水酸化ナトリウム水溶
液で調節した。ついで、2.8部のトリエチルアミ
ンを加え、3時間攪拌した。これらの反応は、20
〜30℃で窒素雰囲気下で行なつた。反応終了後有
機相をメチレンクロライドで希釈し、5%塩酸水
で2回洗浄し、その後電解質がなくなるまで水で
洗浄した。ついで有機相と分離しメチレンクロラ
イドを留去して粉末ポリカーボネートを得た。こ
のポリカーボネートの平均分子量は26300であつ
た。該ポリカーボネートを乾燥後30mmφ押出機
(中央機械(株)製VSK−30)を用いてペレツト化し
前記方法で衝撃強さを評価した。その結果を表1
に示す。 実施例 2 水酸化ナトリウム722部、水6500部、メチレン
クロライド3560部、ビスフエノールE966部、ビ
スフエノールA440部及びp−tert−ブチルフエ
ノール34部の混合溶解溶液に激しく攪拌しながら
ホスゲン830部を1.75時間かけて吹き込んだ。こ
の間水相のPHを12以上に保つよう30%水酸化ナト
リウム水溶液を加え調整した。その後2.6部のト
リエチルアミンを加え2.5時間攪拌した。この全
ての反応を窒素雰囲気下20〜30℃で行なつた。反
応終了後の処理は実施例1と同様に行なつた。得
られたポリカーボネートの平均分子量は23400で
あつた。衝撃強さは表1に示す。 実施例 3 蒸留水6520部に水酸化ナトリウム724部、メチ
レンクロライド4000部、ビスフエノールE774部
及びビスフエノールA825部を溶解し窒素を通じ
ながら強く攪拌し、ついで910部のホスゲンを1.5
時間で吹き込み、そ間水相のPHを12以上に保つ様
30%水酸化ナトリウム水溶液で調整した。しかる
後トリエチルアミン2.9部を加え、20〜30℃で2
時間反応を続けた。反応終了後の処理は実施例1
と同様に行なつた。得られたポリカーボネートの
平均分子量は24700であつた。衝撃強さは表1に
示す。 実施例 4 ビスフエノールE530部、ビスフエノールA1320
部およびp−tert−ブチルフエノール40部をメチ
レンクロライド4580部と共に9.8%水酸化ナトリ
ウム水溶液9.470部に溶解させ激しく攪拌を続け
ながら1.8時間で1050部のホスゲンを、PH12以上
となる様30%水酸化ナトリウムで調節しながら吹
き込んだ。ついで、3.4部のトリエチルアミンを
加え3時間反応を続けた。これらの反応は全て20
〜30℃、窒素雰囲気下で行なつた。得られたポリ
カーボネートの平均分子量は25100であつた。該
ポリカーボネートの衝撃強さを表1に示す。 実施例 5 蒸留水8060部に水酸化ナトリウム800部を溶解
させた後、メチレンクロライド4080部、p−tert
−ブチルフエノール35部、ビスフエノールA1514
部及びビスフエノールE158部を加え溶解させた。
ついでこの溶液に激しく攪拌しながら950部のホ
スゲンをPH12以上を保つて2時間で吹き込んだ。
ホスゲンの吹き込み終了後、3部のトリエチルア
ミンを加え更に3時間攪拌した。これらの反応は
全て20〜30℃、窒素雰囲気下で行なつた。反応終
了後実施例1と同様に処理した。このポリカーボ
ネートの平均分子量は24900であり衝撃強さは表
1に示す。 比較例 1 蒸留水8060部、水酸化ナトリウム800部、メチ
レンクロライド4080部、p−tert−ブチルフエノ
ール35部、ビスフエノールE111部及びビスフエ
ノールA1565部の溶液を激しく攪拌しながら950
部のホスゲンを、PH12以上のもとに、1.8時間か
けて吹き込んだ。ついで、3部のトリエチルアミ
ンを加え3時間反応を続けた。これらの反応は窒
素雰囲気下で行ない温度は20〜30℃に調節した。
後処理は実施例1と同様に行ない平均分子量
24700のポリカーボネートを得た。衝撃強さは表
1に示す様であつた。 比較例 2 二価フエノールノとしてビスフエノールAのみ
1683部を用いた以外は実施例5と同様にしてポリ
カーボネートAを得た。得られた平均分子量は
24600であつた。衝撃強さの結果は表1に示す。
ニル)プロパン(以下、ビスフエノールAと称す
る)と、1,1−ビス(4−ヒドロキシフエニ
ル)エタン(以下、ビスフエノールEと称する)
とを二価フエノール成分とする優れた透明性と高
い衝撃強度を有する共重合ポリカーボネートに関
する。 [従来技術] 従来、エンジニアリングプラスチツクとして広
く使用されているビスフエノールAのポリカーボ
ネート(以下、ポリカーボネートAと称する)成
形品のノツチ付きアイゾツト衝撃強度は、ノツチ
幅が約3.5mm以下では約80Kgf・cm/cm以上であ
るが、ノツチ幅がそれ以上では約15Kgf・cm/cm
に低下するため、例えば構造材料や機械部品を製
造する場合などに問題とされていた。これを解決
するために、種々のポリマー、例えばオレフイン
系ポリマー(例、特公昭40−13663号公報、特公
昭42−18823号公報)、グラフトポリマーのような
ゴム成分を含有するポリマー(例、特公昭38−
15225号公報、特公昭39−71号公報)などを配合
することが行なわれているが、屈折率の相違に起
因して、不透明になり、また、極めて近い屈折率
のポリマーを配合すること(例、特開昭51−1556
号公報、特開昭53−18661号公報、特開昭57−
147539号公報)によつて透明性を保持する方法も
提案されているが、それら、温度が変化すると屈
折率も変化するために、透明性が損われるという
問題があつた。 [発明の目的] 本発明は、高い衝撃強度と、優れた透明性を有
するポリカーボネートを提供することを目的とす
る。 [発明の構成] 本発明は、下記式(A)及び(B)で表わされるくり返
し単位を有し、(A)なるくり返し単位と(B)なるくり
返し単位との比率が1:99〜90:10であり、且つ
粘度平均分子量(ポリカーボネートA換算)が
12000〜100000である共重合ポリカーボネートで
ある。 本発明の共重合ポリカーボネートは、前記(A)な
るくり返し単位と(B)なるくり返し単位とを有し、
それらの構成比率が1:99〜90:10である。 本発明の共重合ポリカーボネートは、(A)なるく
り返し単位と(B)なるくり返し単位との比率が1:
50〜99:50の範囲では、ポリカーボネートA換算
粘度平均分子量に関係なく、ノツチ幅約6.35mmの
アイゾツト衝撃試験において60〜90Kgf・cm/cm
と非常に高い値を示し、(A)なるくり返し単位と(B)
なるくり返し単位との比率が50:90〜50〜10の範
囲では、20〜60Kgf・cm/cmとやや低い値となる
ものの、ポリカーボネートAの15Kgf・cm/cmよ
りは可成り高い値を示す。(A)なるくり返し単位と
(B)なるくり返し単位との比率が90:10を越える範
囲では、ポリカーボネートAとほぼ同じ15Kgf・
cm/cm近辺の値を示し、本発明の効果は得られな
い。 また、本発明の共重合ポリカーボネートは、
12000〜100000、好ましくは15000〜40000の粘度
平均分子量(ポリカーボネートA換算)を有し、
両ビスフエノールの昆合比に関係なく、優れた透
明性を有する。 粘度平均分子量(ポリカーボネートA換算)と
は、塩化メチレンを溶剤として20℃で求めた共重
合ポリカーボネートの極限粘度[η]から次式に
よつて算出したときのをいう。 [η]=1.23×10-4 0.83 組成は、ポリカーボネート樹脂をフイルムにし
て赤外分光光度計により1080cm-1と1050cm-1の吸
光度比により求められる。 本発明の共重合ポリカーボネートは、ビスフエ
ノールAとビスフエノールEとを2価フエノール
成分として合成される。ビスフエノールAは、ア
セトンとフエノールから製造される2価フエノー
ルであり、市販品をそのまま使用することができ
る。 他方、ビスフエノールEは、例えばアセトアル
デヒドとフエノールの反応によつて容易に製造す
ることができる。 本発明の共重合ポリカーボネートは、ビスフエ
ノールAとビスフエノールEの昆合物から従来公
知の方法で、容易に製造することができる。 即ち、ホスゲン法では、該昆合ビスフエノール
を適当な溶剤(例えば、塩化メチレン)と、酸受
容体(例えば、苛性ソーダ水溶液、水酸化カルシ
ウム)の存在下に約30℃以下でホスゲンと反応さ
せる。その際、分子量調節剤(例えば、一価フエ
ノール)や触媒(例えば第三級アミン、第四級ア
ンモニウム塩)を使用することができる。生成し
たポリマーは適当な溶剤の溶液として水や副生物
から分離されるが、ポリカーボネートAと相違し
て、結晶化傾向を有しないため、その溶液からポ
リマーを分離するたには、公知ゲル化法を使用す
ることができず、例えば、粉砕機構を有するニー
ダーで溶剤を除去しつつ、粉砕する方法、噴霧乾
燥法、多段ベント付押出機で処理する方法などを
使用することが必要である。また、エステル交換
法では、該昆合ビスフエノールと、ジフエニルカ
ーボネートを減圧下で約250℃以上に加熱し、副
生するフエノールを除去する。得られる固体の共
重合ポリカーボネートは、従来公知のポリカーボ
ネートAと同様に射出成形、押出成形、圧縮成
形、粉末成形などの手段によつて成形品にするこ
とができる。 本発明の共重合ポリカーボネートは、その特徴
である透明性と、衝撃強度を損わない範囲内で、
他の二価フエノール、例えばハイドロキノン、ジ
オキシジフエニル、ビス(ヒドロキシフエニル)
アルカン、ビス(ヒドロキシフエニル)シクロア
ルカン、ビス(ヒドロキシフエニル)エーテル、
ビス(ヒドロキシフエニル)サルフアイド、ビス
(ヒドロキシフエニル)スルホン、それらのハロ
ゲン或は低級アルキル基による核置換体、或は、
有機ジカルボン酸と共重合されていてもよく、ま
た、ポリスチレン、ポリエステルなどの他のポリ
マーを配合してもよい。また、一般的に使用され
る各種の添加剤、例えば熱安定剤、酸化防止剤、
紫外線吸収剤、離型剤、染料、難燃剤を配合する
ことができる。 [発明の効果] 本発明の共重合ポリカーボネートは、前記の如
く、優れた透明性と、従来のポリカーボネートA
よりも一段と勝る耐衝撃性を有し、また、約120
℃以上の熱変形温度を有するので、透明性と耐衝
撃性を要求される構造材料、機械部品等に極めて
有用である。 [実施例] 以下に実施例を挙げて、本発明を詳述する。 平均分子量は、全てがポリカーボネートAであ
るとしたときのポリカーボネートA換算の粘度平
均分子量であり、部は重量部を表わす。 なお、衝撃強さは予め乾燥したペレツトを射出
成形機を用いて、64×12.7×6.35mmの衝撃試験片
を成形し、0.25mmRのノツチを付けたのち温度23
℃、湿度50%で24時間処理したのちアイゾツト衝
撃試験機(東洋精機(株)製)にて測定した。 全光線透過率は、JIS K−7105 5.5測定法Aに
準拠し積分球式光線透過率測定装置(日本精密光
学(株)製)を用い、厚さ2mmの成形板の全光線透過
率Tiを測定した。 溶融流動速度(MFR)は、JIS K−7210に準
拠し2.160Kgf、280℃、10分で測定した。 実施例 1 水酸化ナトリウム805部を8140部の水に溶解し、
ついで1355部のビスフエノールEと160部のビス
フエノールA及び3890部のメチレンクロライドと
を攪拌しながら加え、こ溶液に975部のホスゲン
を激しく攪拌しながら2時間で吹き込んだ。この
間水相のPHを12以上に30%水酸化ナトリウム水溶
液で調節した。ついで、2.8部のトリエチルアミ
ンを加え、3時間攪拌した。これらの反応は、20
〜30℃で窒素雰囲気下で行なつた。反応終了後有
機相をメチレンクロライドで希釈し、5%塩酸水
で2回洗浄し、その後電解質がなくなるまで水で
洗浄した。ついで有機相と分離しメチレンクロラ
イドを留去して粉末ポリカーボネートを得た。こ
のポリカーボネートの平均分子量は26300であつ
た。該ポリカーボネートを乾燥後30mmφ押出機
(中央機械(株)製VSK−30)を用いてペレツト化し
前記方法で衝撃強さを評価した。その結果を表1
に示す。 実施例 2 水酸化ナトリウム722部、水6500部、メチレン
クロライド3560部、ビスフエノールE966部、ビ
スフエノールA440部及びp−tert−ブチルフエ
ノール34部の混合溶解溶液に激しく攪拌しながら
ホスゲン830部を1.75時間かけて吹き込んだ。こ
の間水相のPHを12以上に保つよう30%水酸化ナト
リウム水溶液を加え調整した。その後2.6部のト
リエチルアミンを加え2.5時間攪拌した。この全
ての反応を窒素雰囲気下20〜30℃で行なつた。反
応終了後の処理は実施例1と同様に行なつた。得
られたポリカーボネートの平均分子量は23400で
あつた。衝撃強さは表1に示す。 実施例 3 蒸留水6520部に水酸化ナトリウム724部、メチ
レンクロライド4000部、ビスフエノールE774部
及びビスフエノールA825部を溶解し窒素を通じ
ながら強く攪拌し、ついで910部のホスゲンを1.5
時間で吹き込み、そ間水相のPHを12以上に保つ様
30%水酸化ナトリウム水溶液で調整した。しかる
後トリエチルアミン2.9部を加え、20〜30℃で2
時間反応を続けた。反応終了後の処理は実施例1
と同様に行なつた。得られたポリカーボネートの
平均分子量は24700であつた。衝撃強さは表1に
示す。 実施例 4 ビスフエノールE530部、ビスフエノールA1320
部およびp−tert−ブチルフエノール40部をメチ
レンクロライド4580部と共に9.8%水酸化ナトリ
ウム水溶液9.470部に溶解させ激しく攪拌を続け
ながら1.8時間で1050部のホスゲンを、PH12以上
となる様30%水酸化ナトリウムで調節しながら吹
き込んだ。ついで、3.4部のトリエチルアミンを
加え3時間反応を続けた。これらの反応は全て20
〜30℃、窒素雰囲気下で行なつた。得られたポリ
カーボネートの平均分子量は25100であつた。該
ポリカーボネートの衝撃強さを表1に示す。 実施例 5 蒸留水8060部に水酸化ナトリウム800部を溶解
させた後、メチレンクロライド4080部、p−tert
−ブチルフエノール35部、ビスフエノールA1514
部及びビスフエノールE158部を加え溶解させた。
ついでこの溶液に激しく攪拌しながら950部のホ
スゲンをPH12以上を保つて2時間で吹き込んだ。
ホスゲンの吹き込み終了後、3部のトリエチルア
ミンを加え更に3時間攪拌した。これらの反応は
全て20〜30℃、窒素雰囲気下で行なつた。反応終
了後実施例1と同様に処理した。このポリカーボ
ネートの平均分子量は24900であり衝撃強さは表
1に示す。 比較例 1 蒸留水8060部、水酸化ナトリウム800部、メチ
レンクロライド4080部、p−tert−ブチルフエノ
ール35部、ビスフエノールE111部及びビスフエ
ノールA1565部の溶液を激しく攪拌しながら950
部のホスゲンを、PH12以上のもとに、1.8時間か
けて吹き込んだ。ついで、3部のトリエチルアミ
ンを加え3時間反応を続けた。これらの反応は窒
素雰囲気下で行ない温度は20〜30℃に調節した。
後処理は実施例1と同様に行ない平均分子量
24700のポリカーボネートを得た。衝撃強さは表
1に示す様であつた。 比較例 2 二価フエノールノとしてビスフエノールAのみ
1683部を用いた以外は実施例5と同様にしてポリ
カーボネートAを得た。得られた平均分子量は
24600であつた。衝撃強さの結果は表1に示す。
【表】
【表】
実施例6〜9及び比較例3
ビスフエノールE及びビスフエノールAを表2
記載の量で使用し、更にp−tert−ブチルフエノ
ールを52部使用する以外は実施例2と同様に行つ
た。得られたポリカーボネートの平均分子量、溶
融流動速度及び全光線透過率の測定結果を表2に
示す。
記載の量で使用し、更にp−tert−ブチルフエノ
ールを52部使用する以外は実施例2と同様に行つ
た。得られたポリカーボネートの平均分子量、溶
融流動速度及び全光線透過率の測定結果を表2に
示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記式(A)及び(B)で表わされるくり返し単位を
有し、(A)なるくり返し単位と(B)なるくり返し単位
との比率が1:99〜90:10であり、且つ粘度平均
分子量(ポリカーボネートA換算)が12000〜
100000である共重合ポリカーボネート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9751784A JPS60243115A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 共重合ポリカ−ボネ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9751784A JPS60243115A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 共重合ポリカ−ボネ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60243115A JPS60243115A (ja) | 1985-12-03 |
| JPH0466893B2 true JPH0466893B2 (ja) | 1992-10-26 |
Family
ID=14194446
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9751784A Granted JPS60243115A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 共重合ポリカ−ボネ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60243115A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2867085B2 (ja) * | 1991-08-09 | 1999-03-08 | 住化エイビーエス・ラテックス株式会社 | ポリカーボネート共縮合体とガラス繊維とからなるポリカーボネート組成物 |
-
1984
- 1984-05-17 JP JP9751784A patent/JPS60243115A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60243115A (ja) | 1985-12-03 |
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