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JPH0469591B2 - - Google Patents
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JPH0469591B2 - - Google Patents

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JPH0469591B2
JPH0469591B2 JP62146819A JP14681987A JPH0469591B2 JP H0469591 B2 JPH0469591 B2 JP H0469591B2 JP 62146819 A JP62146819 A JP 62146819A JP 14681987 A JP14681987 A JP 14681987A JP H0469591 B2 JPH0469591 B2 JP H0469591B2
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glass
copper oxide
composition
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JP62146819A
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Hoomarudeirii Jeikobu
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EI Du Pont de Nemours and Co
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Publication date
Application filed by EI Du Pont de Nemours and Co filed Critical EI Du Pont de Nemours and Co
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Publication of JPH0469591B2 publication Critical patent/JPH0469591B2/ja
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    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/18Oxygen-containing compounds, e.g. metal carbonyls
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    • H01C17/06573Precursor compositions therefor, e.g. pastes, inks, glass frits or green body characterised by the permanent binder
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
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Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は厚膜抵抗体組成物、特に5kから
100kΩ/□の範囲の抵抗値を有する抵抗体を製造
するのに使用される組成物に関する。 発明の背景 高い安定性および低い処理感度は、マイクロ回
路適用における厚膜抵抗体のための重要な要求で
ある。特に抵抗体の抵抗(Rav)が広い温度範囲
の条件にわたつて安定であることが必要である。
抵抗の熱係数(thermal coefficient of
resistance TCR)は、あらゆる厚膜抵抗体にお
いて重要な変数である。厚膜抵抗体組成物は機能
(導電)相および永久バインダ相を包含するので、
導電およびバインダ相の性質、およびそれらの相
互のおよび基板との相互作用が抵抗およびTCR
の両者に影響する。 従来厚膜抵抗体組成物は通常、貴金属の酸化物
およびポリ酸化物、および場合により非金属酸化
物およびその誘導体から構成された機能相を有し
ていた。しかしこれらの材料は、高抵抗フイルム
の製造のために化合させたき多くの欠点を有し
た。例えば、貴金属は適当な低いTCRを得るた
めに処方すると、扱い特性の力が非常に乏しい。
一方、それらは良好な扱い特性の力を与えるよう
に処方すると、そのTCRはネガテイブになりす
ぎる。さらに、金属酸化物例えばRuO2、および
ポリ酸化物例えばルテニウムパイロクロールを抵
抗体の導電相として使用すると、それらは、空気
焼成しなければならない。そしてそれらはより経
済的な卑金属端子と共に使用することができな
い。さらに、卑金属材料例えば六ホウ素化金属を
使用すると、それらは、扱い特性の力を低下する
ことなしに高抵抗値(例えば≧30kΩ/□)が得
られるように処方することができなかつた。 抵抗体における使用のために開発された金属材
料の中に、錫酸化物(SnO2)であつて、他の金
属酸化物例えばAs2O3,Ta2O5,Sb2O5、および
Bi2O3がドープされたものがある。これらの材料
は、米国特許第2490825号、および文献(D.B.
Binns、Transactions of the British Ceramic
Society,January 1974,Vol.73,pp.7−17)に
開示されている。しかし、これらの材料は半導体
である。すなわち非常に高いネガテイブTCR値
を有する。カナダ特許第1063796号明細書(R.L.
Whalers and K.M.Merz)は、高抵抗での非常
に高いTCR値を有する、SnO2およびTa2O5に基
づく抵抗体の使用を開示している。加えて、これ
らの後者の材料は少なくとも1000℃の処理温度を
必要とする。 最近、米国特許第4548741号明細書
(Hormadaly)は、新しい種類の厚膜抵抗体を開
示した。これは、SnO2および下記式に対応する
パイロクロールの微細分割粒子の混合物を含有す
る導電相に基づいている。 Sn2+ 2-xTay3Nby2Sn4+ y1O7-x-y1/2 式中 x=0−0.55 y3=0−2 y2=0−2 y1=0−0.5、および y1+y2+y3=2、そして SnO2の量は該混合物の20から95重量%である。
これらの抵抗体は特に30kΩ/□から30MΩ/□
の抵抗体での適用に好ましい。それにもかかわら
ず、抵抗体技術のそのような効果にもかかわら
ず、5kΩ/□から100kΩ/□の範囲で小さいネガ
テイブTCR値および好ましくは少しポジテイブ
なTCRを与える経済的な抵抗体材料のために不
つり合いな要求がある。材料は、特に高信頼性電
子ネツトワーク適用のために必要である。 発明の概要 本発明は、第1に、微細に分割された下記粒子
の混合物の有機媒体中の分散物を包含する厚膜抵
抗体組成物に向けられている。 (a) 50−60重量%の導電相であつて、5−80重量
%の下記式に対応するパイロクロール、および
パイロクロールおよびSnO2を基礎として20−
95重量%のSnO2、を包含するもの。 Sn2+ 2-xTay3Nby2Sn4+ y1O7-x-y1/2 式中 x=0−0.55 y3=0−2 y2=0−2 y1=0−0.5、そして y1+y2+y3=2、 (b) 50−40重量%のホウケイ酸塩ガラス組成物で
あつて、実質的にBi,Cd、およびPbを含有せ
ず、下記のモル%の材料を包含するもの。 (1) 50−85%の材料であつて、25−50%のB2
O3,15−40%のSiO2、および0.1−5%の
SnO2、およびこれらの混合物からなる群か
ら選択されたもの。 (2) 50−15%の材料であつて、10−30%の
BaO、0−12%のMgO,1−10%のNiO、
およびこれらの混合物からなる群から選択さ
れたもの、さらに (aa)モル比(B2O3/SiO2)≧0.8;およ
び (bb)Σ((B2O3/SiO2)≧50. (c) 該パイロクロールおよびガラス粒子に吸着さ
せた、0−10.0重量%の銅酸化物、および (d) 該パロクロールおよびガラス粒子に混合し
た、0−10.0%の微細分割銅酸化物粒子、 (c)および(d)における銅酸化物の合計は、全固体
を基礎として少なくとも0.05重量%であるが10.0
重量%より多くない。 詳細な説明 A パイロクロール x線回折分析から、SnO−SnO2−Ta2O5−Nb2
O5の系から誘導される上記の化合物がパイロク
ロール関連構造であることは明らかである。しか
しそのパイロクロール関連構造の正確な性質は決
定されていない。しかしそれらに言及する場合の
適宜の目的で、“パイロクロール”および“パイ
ロクロール関連化合物”の語を交換可能的に使用
する。 パイロクロール関連化合物(パイロクロール)
自身は、SnO,SnO2および金属五酸化物の微細
分割粒子の混合物を非酸化性雰囲気で500−1100
℃で焼成することによつて製造される。 上記のパイロクロールを含有する厚膜抵抗体の
製造に適した導電相は、2つの基本的方法によつ
て製造することができる。第1の方法では、5−
95重量%の粉末にしたパイロクロールを95−5重
量%の粉末にしたSnO2と混合し、該混合物を焼
成して、導電相を製造する。20から95重量%のパ
イロクロールが好ましい。 導電相を製造する第2の方法では、微細に分割
したSnO,SnO2、および金属五酸化物の混合物
を製造する。ここでSnOの金属五酸化物に対する
モル比は1.4−3.0であり、SnO2は、SnOおよび金
属五酸化物の化学量論的過剰とする。SnO2は全
酸化物の5−95重量%である。この混合物をその
後600−1100℃で焼成し、これにより、該パイロ
クロールは1つの固体相を形成し、過剰のSnO2
は、焼成反応生成物の第2の相を包含する。パイ
ロクロールだけで製造する場合には、好ましい焼
成温度は600−1000℃である。 これらの方法で製造された導電相は、SnO2
無機バインダ、および有機媒体と混合され、スク
リーン印刷可能な厚膜組成物を形成する。この発
明のパイロクロール成分を製造するための組成お
よび方法は、参照として本出願に含まれている米
国特許第4548741号明細書(Hormadaly)に開示
されている。 B ガラスバインダ 本発明のホウケイ酸塩ガラス組成物は、基本的
にはガラス形成材料およびガラス修飾材料を包含
する。“ガラス形成材料”の語で意味される材料
は、溶融および冷却したときに他の材料を添加す
ることなくそれだけでガラスを形成する材料であ
る。“ガラス形成材料”の語はまたガラス網目の
一部分となる“条件的(conditional)”ガラス形
成材料を含む。条件的ガラス形成材料が意味する
材料は、溶融および冷却したときに、他の酸化物
が存在する場合にのみガラスを形成する材料であ
る。群Aの材料は“ガラス形成体”と特徴づけら
れているが、これはそれらがこれらガラス組成物
において必ずガラス形成体として機能しているこ
とを意味するのではない。この語は、ある条件で
ガラス形成体でありうるという技術における一般
的特徴に言及しているにすぎない。適当なガラス
形成材料および条件的ガラス形成体は、B2O3
SiO2、およびSnO2である。すべては本発明の組
成物に本質的である。 ホウ素含有ガラス形成体は、ガラス組成物の少
なくとも20%を構成しなければならない。これは
ガラスの粘度が厚膜抵抗体系での適用において適
当であるようにするためである。しかし、それは
50%好ましくは40%を越えてはならい。それが使
用される抵抗体の湿度安定性が低くなりすぎない
ようにするためである。 同様に、シリカ成分はガラスの少なくとも15%
であるべきである。これはガラスが満足できる耐
久性、および厚膜抵抗体が使用される特別のセラ
ミツク基板のための適当な膨脹係数を有するよう
にするためである。しかしSiO2の量は40%を越
えるべきではない。より多量のSiO2を使用した
場合には、ガラスの軟化点が過剰に高くなり、得
られる抵抗体のTCRが低くなりすぎるからであ
る。加えて、ガラスのガラス形成部分はまた0.1
−5%のSiO2を含有しなければならない。SnO2
は、該ガラスが使用される抵抗体系の抵抗値を低
くするために添加される。しかしこの目的で使用
するSnO2の量は、ここで述べた種類のガラス系
におけるSnO2の溶解性が比較的小さいために、
制限される。この理由で、4%以下のSnO2を使
用することが好ましい。しかし、少なくとも0.5
%、好ましくは2%のSnO2が、この材料を無機
バインダとして含有する組成物から製造される抵
抗体の抵抗を意味ある程度に(significantly)低
くするために必要である。 使用することのできる各ガラス形成体又は条件
的ガラス形成体の量についての上記の制限に加え
て、本質的なことはガラス形成材料がガラス処方
物の50−85%をなすことである。また、B2O3
よびSiO2の全体量は、それだけでガラス組成物
の少なくとも50%好ましくは60−70%をなさなけ
ればならない。加えて、モル比B2O3/SiO2は、
少なくとも0.8でなければならない。 本発明で使用するための本質的なガラス修飾材
料は、BaOおよびNiOである。該組成物は、10
−30%のBaO、好ましくは12−30%のBaOを含
有する。少なくとも10%のBaOがガラスの適当
に低い軟化点を得るために必要である。しかし30
%以上のBaOを使用すると、ガラスの膨脹係数
が過剰に高くなり、そしてガラス全体の安定性も
同様に影響をうける。 上記のガラス修飾体に加えて、本発明の組成物
は、原子番号12−38すなわちMg,Ca,Srのアル
カリ土類金属の酸化物およびこれらの混合を12%
まで含有することができる。好ましくは3−10%
のそのようなアルカリ土類酸化物を含有する。こ
れは、BaOの一部と置換したとき、BaOよりも
膨脹係数を残す(leave)傾向がある。さらに、
適当な抵抗の性質を得るために、1−10%のNiO
が組成物中になければならない。それが使用され
る抵抗体組成物における高すぎる抵抗水準を避け
るために、少なくとも1%のNiOが必要であり、
4%のNiOが好ましい。一方、10%以上のNiOを
使用すると、それから製造される抵抗体は、高ネ
ガテイブTCR値を示す。最高水準8%のNiOが
多くの適用のために好ましい。 個々のガラス修飾体の濃度と等しく重要なの
は、全ガラス修飾体の総濃度であり、これは、15
−50%好ましくは25−35%でなければならない。 本発明のガラス組成物が、厚膜抵抗体組成物中
のこれらのガラスの使用において遭遇する非酸化
性雰囲気において還元可能な材料を含有してはな
らないことが認識されるだろう。この理由で、還
元可能な酸化物たとえばBi2O3,CdO、および
PbOは、いかなる意味ある量(significant
amount)も組成物中に存在してはならない。す
なわちそれらは、それらから還元された材料がガ
ラスの安定性に影響するので非常に少量のみしか
存在してはならない。加えてこれらの化合物の除
外はまた、Pb,BiおよびCdの酸化物のガラス中
における存在から生じることのある毒性を排除す
る。 特に好ましいのは、バインダが95−99.9重量%
の上記ビスマス、カドミウム、および鉛を含まな
いガラス、および5−0.1重量%の、CaF2
BaF2,MgF2,SrF2,NaF,LiF,KF、および
NiF2からなる群から選択される金属フツ化物を
包含することである。そのような金属フツク化物
のフリツトとの使用は、それから製造される抵抗
体の抵抗の低下をもたらす。金属フツ化物は、上
記のようにフリツトに混合することもでき、また
はそれらは別の粉末としてフリツトに添加するこ
ともできる。 上記のホウケイ酸塩ガラスの組成および製造
は、参照としてこの出願に含まれている米国特許
第4537703号明細書(H ormadaly)に開示され
ている。 C 銅酸化物 本発明の銅酸化物成分は、Cu2O又はCuOのい
ずれでもよく、そして、パイロクロール、SnO2
および/又はガラス成分の表面に吸着させること
により本発明の組成物に混入することも、または
他の粒子固体と混合した微細分割粒子の形態で混
入することもできる。銅酸化物の混入の2つの方
法は、一緒に使用することもできる。 銅酸化物を吸着させる場合は、これは、パイロ
クロールおよびガラス固体を銅イオンの溶液と、
銅イオンの吸着を行ない均一な被覆を確実にする
のに充分な時間、混合し、その後、吸着した銅酸
化物を有する固体を乾燥することにより、混入さ
れる。 銅を吸着させる好ましい方法は、固体を、Cu
(NO32・3H2Oを2−5重量%含有するCu
(NO32・3H2Oにイソプロパノール溶液と混合
し、その後、固体を120℃で数時間乾燥すること
である。銅酸化物は、こうして第1銅および第2
銅の形態で吸着されることができる。極性溶媒に
溶解する銅の他の形態例えば酢酸塩およびギ酸塩
も同様に使用できることが認識されるであろう。 一方、銅酸化物はまたCu2Oとして粒子の形態
で、これを混合することにより、簡単に他の固体
に添加することもできる。 少なくとも0.05重量%の銅酸化物を、意味ある
技術的効果を得るために使用する必要がある。少
なくとも0.1重量%が好ましい。しかし約10重量
%以上の銅酸化物を組成物中に使用すると、それ
から製造される抵抗体の安定性が影響を受ける傾
向がある。5.0重量%のオーダーの銅酸化物が
5kΩ/□の製造において好ましい。 高抵抗および低抵抗の材料を混合して中間の抵
抗値を有する抵抗体を得ることができる点で、本
発明の組成物は容易に混合可能であることが認識
されるであろう。 D 有機媒体 有機媒体の主目的は、組成物において、微細に
分割された固体が分散体となるためのビヒクルと
して働き、該組成物がセラミツクその他の基板に
容易に適用できるようにすることである。したが
つて有機媒体はまず第1に固体が適当な程度の安
定性をもつて分散できるようなものでなければな
らない。第2には有機媒体のレオロジー特性が分
散体に良好な適用性を与えるようでなければなら
ない。 厚膜組成物は多くの場合スクリーン印刷によつ
て基板に適用される。したがつてそれら物はスク
リーンを容易に通過できる適当な粘性を有してい
なければならない。これに加えて、それらはスク
リーン通過の後、迅速に固定して良好な解像を与
えるためにチクソトロピツクであるべきである。
有機媒体は、レオロジー特性が第1に重要である
が、固体粒子および基板に対しての適当な湿潤
性、良好な乾燥速度、手荒い取扱いに耐える充分
な乾燥膜強度、そして良好な焼成性質を与えるよ
うに処方することが好ましい。また焼成された組
成物が満足できる外観を有することも重要であ
る。 これらの全ての基準の点から、広い範囲の液体
を有機媒体として使用することができる。ほとん
どの厚膜組成物のための有機媒体は、代表的には
樹脂を溶媒に溶解した溶液であり、チクソトロピ
ツク剤と樹脂の両者を含む溶媒溶液もしばしば使
用される。該溶媒の沸点は通常130−350℃であ
る。 この目的のために一般に使用される樹脂はエチ
ルセルロースである。しかし他の樹脂例えばエチ
ルヒドロキシエチルセルロース、木材ロジン、エ
チルセルロースとフエノール樹脂の混合物、低級
アルコールのポリメタクリレート、およびエチレ
ングリコールモノアセテートのモノブチルエーテ
ルを使用することができる。 厚膜用途のため非常に広く使用される溶媒は、
テルペン例えばアルフア又はベータテルピネオー
ル、または、これらと他の溶媒例えばケロシン、
ジブチルフタレート、ブチルカルビトール、ブチ
ルカルビトールアセテート、ヘキシレングリコー
ル、および高沸点アルコールまたはアルコールエ
ステルとの混合物でもよい。これらおよびその他
の溶媒を種々組合わせることによつて、各用途に
必要な粘性および揮発性を得るようにする。 チクソトロピツク剤の中で通常使用されるの
は、水添ひまし油およびその誘導体およびエチル
セルロース等である。もちろん常にチクソトロピ
ツク剤を含有させる必要はない。懸濁物における
固有の剪断希釈を有する溶媒/樹脂特性のみでも
この点で適当な場合もあるからである。 ペースト組成物において有機溶媒の固体成分に
対する場合は、広い範囲で変えることができる。
この割合は、分散物の適用方法および使用される
有機媒体の種類により定まる。良好な被覆性を得
るために、通常、分散物は60−90重量%の固体成
分およびこれに対応した40−10%の有機媒体を含
有する。 ペースト組成物は通常3本ロールミルで製造す
る。ペーストの粘度は、室温でブルツクフイール
ド(Brookfield)粘度計で低、中、高の剪断速
度で測定され、典型的には以下に示す範囲であ
る。
【表】
【表】 使用する有機媒体(ビヒクル)の量および種類
は、主に最終の所望物粘度および印刷厚によつて
決定する。 E 処方および適用 本発明の組成物の製造において、粒子状の無機
固体を有機媒体と混合して、適当な装置例えば3
本ロールミルで分散させ、懸濁物を製造し、粘度
が、4秒-1の剪断速度で100−150Pa.Sである組成
物を得る。 以下の例において、処方は以下の方法で行つ
た。 ペーストの成分、約5%を引いた量の有機媒
体、約5重量%に等しい、を1つの容器で一緒に
計る。該容器を激しく混合して、均一混合物と
し、その後該混合物を分散装置例えば3本ロール
ミルに通して、粒子の良好な分散体を得る。ヘグ
マンゲージ(Hegman gauge)を使用して、ペ
ースト中の粒子の分散の状態を決定する。この装
置はスチールのブロツク中の溝からなるもので、
この溝は一端は25μm(1ミル)深さで、他端の
0″深さまで傾斜している。ブレードを使用して、
ペーストを該溝の長さに沿つて引きおろす。裂け
目(scraches)が溝内において、凝集体の直径が
溝の深さよりも大きいところに発生する。満足で
きる分散物は、代表的に10−18μmの第4の裂け
目地点を与えるだろう。溝の半分が良く分散した
ペーストで被覆されない地点は、代表的に3から
8μmの間である。20μmの第4の裂け目測定およ
び10μmの“半分溝”測定は、分散性が乏しい懸
濁を示す。 ペーストの有機成分の残りの5%をその後添加
し、そして樹脂含量を調整して、粘度を、充分処
方したときに、剪断速度4秒-1で140から200Pa,
Sとなるようにする。 組成物をその後基板例えばアルミナセラミツク
に適用する。これは普通はクリーン印刷の方法に
より、湿潤厚さ約30−80ミクロン、好ましくは35
−70ミクロン、最も好ましくは40−50ミクロンに
する。本発明の電極組成物は、自動プリンタでも
従来の方法におけるハンドプリンタのいずれでも
基板にプリントすることができる。好ましくは
200から325メツシユスクリーンを使用する、オー
トマチツクスクリーンステンシル技術を使用す
る。印刷されたパターンは、200℃以下例えば約
150℃で約5−15分、焼成前に乾燥する。無機バ
インダおよび金属の微細分割粒子の両者を焼結す
るための焼成は好ましくは換気の良好なベルトコ
ンベア内でおこなう。その温度プロフアイルは、
300−600℃での有機物の燃焼、約800−950℃での
約5−15分の最高温度の期間、そして制御された
冷却である。これは、中間温度における過剰な焼
結、望ましくない化学反応、又は急冷により生ず
ることのある基板の割れを防止するためである。
焼成工程の全体は好ましくは約1時間にわたつて
行う。ここで20−25分は焼成温度に達するまで、
約10分間は焼成温度、そして約20−25分は冷却で
ある。場合により、全体のサイクルの時間は30ほ
どの短さでもよい。 F 試料製造 抵抗の温度係数を試験するための試料は以下の
ようにして製造する。 試験する抵抗体処方物のパターンを、各々符号
付けした10枚のAlsimag 614 1x1″セラミツク基
板にそれぞれスクリーン印刷し、室温と平衡に
し、その後150℃で乾燥する。焼成前に乾燥膜の
各組の平均厚さは、ブラツシ サーフアナライザ
で測定して22−28ミクロンでなければならない。
乾燥し印刷した基板をその後約60分焼成する。こ
のサイクルは、毎分35℃での900℃までの加熱、
900℃での9から10分間の滞留、そして毎分35℃
の速度での室温までの冷却である。 G 試験方法 抵抗測定および計算 試験基板は、制御された温度チヤンバ内の熱柱
(thermal post)に位置し、デジタルオームメー
タに電気接続する。チヤンバ内の温度は、25℃に
調整し平衡にする。その後、各基板の抵抗を測定
し記録する。 その後チヤンバ内の温度を125℃に上げて、そ
して平衡にし、その後、基板の抵抗値を再び測定
して記録する。 チエンバの温度をその後−55℃まで下げ、平衡
にし、そして冷時抵抗値を測定して記録する。 抵抗値の熱時および冷時の温度係数(TCR)
を以下のようにして計算する。 熱時TCR=R125℃−R25℃/R25℃×(10000)ppm
/℃ 冷時TCR=R125℃−R25℃/R25℃×(−12500)pp
m/℃ R25℃および熱時および冷時のTCRの値は平均
し、R25℃値は、25ミクロンの乾燥印刷厚さに標
準化し、そして抵抗は25ミクロンの乾燥印刷厚さ
の四角形あたりのオームで報告する。複数の試験
値の標準化は、下記の関係式で計算する。 標準化された抵抗=測定抵抗の平均×乾燥印刷
膜厚の平均(ミクロン)/25(ミクロン) 変動係数 変動係数(coefficient of variance CV)は、
試験した抵抗体の平均のおよび個々の抵抗の関数
であり、関係Ravによつて表現される。 Ri=個々の試料の測定された抵抗 Rav=全ての試料の計算された平均抵抗(Σi
Ri/n) n=試料の数 Cv=(σ/R)×100(%) 例 以下の例において、下記に示す組成を有するい
くつかの成分を使用した。 A パイロクロールおよび導電相 導電相のパイロクロール成分は Sn2+ 1.75Ta1.75Sn4+ 0.25O0.625の組成を有するもので、
米国特許第4548741号(Hormadaly)に記載の方
法に従つて製造した。次の2つの導電相を例で使
用した。 導電物A パイロクロール 20重量% SnO2 80重量% 導電物B パイロクロール 10重量% SnO2 90重量% B ホウケイ酸塩ガラス 2種のガラスを例において使用した。その組成
を以下の第1表に示す。
【表】 C 有機媒体 例において使用した有機媒体は、それぞれジブ
チルカルビトール、α,β−テルピネオール、お
よびエチルセルロースを包含した。特別の媒体組
成および成分混合は以下の通りであつた。
【表】 ル
エチルセルロース 10 12.4 −
例1 導電相への銅酸化物の吸着 50gの導電物Aを、1.53gのCu(NO32・3H2
の50gのイソプロピルアルコール中の溶液に混合
することにより、銅酸化物を導電物A上に吸着さ
せた。該混合物を室温に数時間維持して、銅酸化
物の吸着を行ない、そして溶媒を蒸発した。残留
固体を乾燥器で120℃で終夜乾燥して、実質的に
完全な溶媒の除去を行つた。 例2および3 銅酸化物が吸着されない導電物Aおよび上記の
銅酸化物の吸着された導電物Aを、ある量、同様
な方法で処方して、厚膜ペーストを製造し、抵抗
体製造に使用した。これらのペーストの処方にお
いて、試料は0,50,100,150、および200psiで
ロールミルした。厚膜処方物の組成およびそれか
ら製造した抵抗体の性質を以下の第2表に示す。
【表】 第2表のデータは、導電性固体上への銅酸化物
の吸着がCV又はTCRの顕著な低下なくして抵抗
を実質的に低くすることを示している。 例 4 銅酸化物が吸着されている導電物Aのより多量
を製造した。これは、200gの導電物Aを、6.12g
のCu(NO32・3H2Oの200gイソプロピルアルコ
ール中の溶液に混合し、そしてこれを110℃の乾
燥器で乾燥した他は例1と同様にして乾燥した。 この導電相をその後厚膜ペーストに処方し、そ
してそれから抵抗体を製造した。ペーストの組
成、およびそれから製造した抵抗体の性質を以下
の第3表に示す。
【表】
【表】 第3表のデータも、満足できるCVおよびTCR
性質を維持しつつ実質的に抵抗を下げるという点
で吸着された銅酸化物の効果を示している。 例 5−7 さらに3種の厚膜組成物を製造した。ここで
は、銅酸化物は吸着の代りに別の粒子として添加
した。ペーストの組成およびそれらから製造した
抵抗体の性質を以下の第4表に示す。
【表】
【表】 上記のデータは、銅酸化物粉体の添加が、低い
抵抗を有する抵抗体の製造において銅酸化物の吸
着と同様の効果があることを示している。例6の
導電物は、プラントのスケールで製造したが、例
7の導電物は実験室規模で製造した。導電物Aが
導電物Bとは、2倍のパイロクロールを含有して
いる点で異なるものであることに注意すべきであ
る(20% v.10重量%)。 例 8−10 ここでは、例5および7のペーストを種々の割
合で混合して、異なる(diverent)性質を有する
抵抗体を与える本発明の組成物が混合されて、中
間の性質を有する抵抗体が製造されるかどうか観
察した。そのような混合物から製造した抵抗体の
性質、および例5および7の性質を以下の第5表
に示す。
【表】
【表】 上記のデータは、2種の組成物が非常に理論的
に混合されたことを示している。したがつて、広
く別れた電気的性質を有する抵抗体を与える2種
の組成物は、実際中間の性質の抵抗体を製造する
ために混合することができる。 例 11 この例では、銅酸化物を粒子添加により混入し
て、5K以下の抵抗を有する抵抗体を与えるペー
ストを製造した。該厚膜ペーストは、52.0重量%
の導電物B,16.9重量%のガラスB,5.0重量%
の銅酸化物、0.1%のCaF2、そして例5−7と同
じ割合の有機媒体からなる。このペーストから製
造した抵抗体は、以下の性質を有した。 R,KΩ/□/ミル 4.6 CV,% 4.3 HTR,ppm +144.7 CTCR,ppm/℃ +70.8 例 12−14 例5および例11のペーストを種々の割合で混合
して、それらの混合特性を観察した。これらから
製造した抵抗体の性質を以下の第6表に示す。
【表】 第6表のデータは、抵抗に関して、ペーストが
非常に理論的に混合されることを示している。 例 15−17 これらの例においては、3種の抵抗体ペースト
を製造して、それから製造される抵抗体の性質に
及ぼす、銅酸化物ペースト濃度の影響を示した。
ペーストは、銅酸化物を0.5重量%のみ含有する
例6のペーストに、5.0重量%の銅酸化物を含有
する例11のペーストを種々の量、混合した混合物
である。
【表】 これらのデータは、同様な銅酸化物含有ペース
トの抵抗値は銅酸化物の濃度に対して逆の関係を
有することを示している。 例18および19 銅酸化物を、導電物の表面に吸着させることに
より混入して、2種の導電物Aペーストを製造し
た。第1に(例18)、12.24gのCu(NO32・3H2
の400gのイソプロピルアルコール中の溶液に、
400gの導電相を懸濁することにより、銅酸化物
を吸着させた。第2には(例19)、12.24gのCu
(NO32・3H2Oの400gの水中の溶液に、400gの
導電相を懸濁することにより、銅酸化物を吸着し
た。両導電材料は、120℃の乾燥器で48時間脱水
した。 両導電相をその後厚膜ペーストに処方し、それ
から抵抗体を製造した。ペーストの組成およびそ
れから製造した抵抗体の性質を以下の第8表に示
す。
【表】 吸着溶媒 イソプロピル 水
アルコール
【表】 上記のデータは、吸着の2つの方法がそれらの
効果において非常に匹敵するもの(comparable)
であることを示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 微細に分割された下記粒子の混合物の有機媒
    体中の分散物を包含する厚膜抵抗体組成物。 (a) 50−60重量%の導電相であつて、5−80重量
    %の下記式に対応するパイロクロール、および
    パイロクロールおよびSnO2を基礎として95−
    20重量%のSnO2、を包含するもの。 Sn2+ 2-xTay3Nby2Sn4+ y1O7-x-y1/2 式中 x=0−0.55 y3=0−2 y2=0−2 y1=0−0.5、そして y1+y2+y3=2. (b) 50−40重量%のホウケイ酸塩ガラス組成物で
    あつて、実質的にBi,Cd、およびPbを含有せ
    ず、下記のモル%の材料を包含するもの。 () 50−85%の材料であつて、25−50%の
    B2O3,15−40%のSiO2、および0.1−5%の
    SnO2、およびこれらの混合物からなる群か
    ら選択されたもの。 () 50−15%の材料であつて、10−30%の
    BaO,0−12%のMgO,1−10%のNiO、
    およびこれらの混合物からなる群から選択さ
    れたもの、さらに (aa)モル比(B2O3/SiO2)≧0.8;およ
    び (bb)Σ(B2O3+SiO2)≧50. (c) 該パイロクロールおよびガラス粒子に吸着さ
    せた、0−10.0重量%の銅酸化物、および (d) 該パイロクロールおよびガラス粒子に混合し
    た、0−10.0%の微細分割銅酸化物粒子、 (c)および(d)における銅酸化物の合計は、全固体
    を基礎として少なくとも0.05重量%であるが10.0
    重量%より多くない。 2 該銅酸化物が該パイロクロール、SnO2、お
    よびガラス粒子に吸着されている特許請求の範囲
    第1項記載の組成物。 3 該銅酸化物がCu(N032および極性溶媒の溶
    液から混合される特許請求の範囲第2項記載の組
    成物。 4 そこに混合された銅酸化物粒子を含有する特
    許請求の範囲第1項記載の組成物。 5 非酸化性雰囲気で焼成して該有機媒体の燃焼
    および該ガラスの液相焼結を行つた微細に分割さ
    れた下記粒子の混合物の有機媒体中の分散物を包
    含する厚膜抵抗体組成物のパターンされた薄い層
    を包含する抵抗体。 (a) 50−60重量%の導電相であつて、5−80重量
    %の下記式に対応するパイロクロール、および
    パイロクロールおよびSnO2を基礎として95−
    20重量%のSnO2、を包含するもの。 Sn2+ 2-xTay3Nby2Sn4+ y1O7-x-y1/2 式中 x=0−0.55 y3=0−2 y2=0−2 y1=0−0.5、そして y1+y2+y3=2. (b) 50−40重量%のホウケイ酸塩ガラス組成物で
    あつて、実質的にBi,Cd、およびPbを含有せ
    ず、下記のモル%の材料を包含するもの。 () 50−85%の材料であつて、25−50%の
    B2O3,15−40%のSiO2、および0.1−5%の
    SnO2、およびこれらの混合物からなる群か
    ら選択されたもの。 () 50−15%の材料であつて、10−30%の
    BaO,0−12%のMgO,1−10%のNiO、
    およびこれらの混合物からなる群から選択さ
    れたもの、さらに (aa)モル比(B2O3/SiO2)≧0.8;およ
    び (bb)Σ((B2O3/SiO2)≧50. (c) 該パイロクロールおよびガラス粒子に吸着さ
    せた、0−10.0重量%の銅酸化物、および (d) 該パイロクロールおよびガラス粒子に混合し
    た、0−10.0%の微細分割銅酸化物粒子、 (c)および(d)における銅酸化物の合計は、全固体
    を基礎として少なくとも0.05重量%であるが10.0
    重量%より多くない。
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