JPH0472569B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0472569B2 JPH0472569B2 JP60092104A JP9210485A JPH0472569B2 JP H0472569 B2 JPH0472569 B2 JP H0472569B2 JP 60092104 A JP60092104 A JP 60092104A JP 9210485 A JP9210485 A JP 9210485A JP H0472569 B2 JPH0472569 B2 JP H0472569B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- separation device
- fluid separation
- sodium bisulfite
- membrane
- cellulose ester
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、セルローズエステルからなる選択透
過性の中空糸膜、スパイラル型膜、チユーブラー
型膜等から構成される流体分離装置の性能を保持
した状態で保存するための保存方法に関するもの
である。 (従来の技術) 従来のセルローズエステルからなる選択性透過
膜で構成された流体分離装置を保存する方法とし
て一般に0.1%以上かつ5%以下の濃度のホルマ
リンを含む水溶液を流体分離装置に充填する方法
がとられている。0.1%以上かつ3%以下のホル
マリンを使つたセルローズエステルからなる選択
性透過膜で構成される流体分離装置の保存方法は
流体分離装置の性能保持という面では非常に良い
方法である。また、ホルマリンによる流体分離装
置内の無菌性の保持という面でも、ホルマリンに
よる殺菌能力が十分に強力であるということから
非常に優れた流体分離装置の保存剤である。しか
しながら、同時に、流体分離装置内に充填されて
いるホルマリンを水洗操作することにより、流体
分離装置内から排除するには、ホルマリン濃度が
低濃度になるまで洗浄しなければならないので、
数時間乃至24時間という長い洗浄時間を必要とす
るという欠点を合わせ持つていた。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明者らは、セルローズエステルからなる選
択性透過膜の性能保持性が良く、かつ殺菌性を持
つた保存液で、流体分離装置を水洗により洗浄す
る時に排除効率性が良い流体分離装置の保存液に
ついて鋭意研究した結果、本発明に至つた。 (問題を解決するための手段) 即ち、本発明は、セルローズエステルからなる
選択性透過膜で構成される流体分離装置を保存す
るに際し、流体分離装置内に10mg/以上かつ
14000mg/以下の亜硫酸水素ナトリウムおよび
0.5%以上かつ25%以下の多価アルコール水溶液
を流体分離装置の保存剤として流体分離装置内に
充填する流体分離装置の保存方法である。 また、本発明の好適態様としてアルカリ土類金
属塩を前記の亜硫酸水素ナトリウムおよび多価ア
ルコールを含む保存液に更に添加することによ
り、選択性透過膜の膜性能の保持性を更に高める
ことができる。 セルローズエステルからなる選択性透過膜で構
成される流体分離装置の保存液として、亜硫酸水
素ナトリウムを多価アルコールと混合せず、亜硫
酸水素ナトリウム単独の水溶液を流体分離装置に
充填する場合には、亜硫酸水素ナトリウムが分解
することにより充填した水溶液のPHが低下し、セ
ルローズエステルが加水分解されることにより選
択性透過膜の膜性能が低下する結果になつてしま
う。また、セルローズエステルからなる選択性透
過膜で構成された流体分離装置の保存液として多
価アルコールを亜硫酸水素ナトリウムと混合せ
ず、多価アルコール単独の水溶液を流体分離装置
に充填する場合には多価アルコールによる殺菌効
果が小さいために長期間保存すると流体分離装置
内に細菌が繁殖する結果になる。セルローズエス
テルは特定の細菌の栄養源にもなりうることか
ら、選択性透過膜が特定の細菌に蚕食され、選択
性透過膜の膜性能が低下することもある。 本発明では亜硫酸水素ナトリウムと多価アルコ
ールを混合した水溶液を使用することが必須であ
る。 本発明で用いる亜硫酸水素ナトリウムは重亜硫
酸ナトリウムとも言われる。また、市販の亜硫酸
水素ナトリウムには、一般にピロ亜硫酸ナトリウ
ムが多く含まれており、ピロ亜硫酸ナトリウムも
亜硫酸水素ナトリウムと同じ物質と本発明では考
える。 また、多価アルコールとは、同一分子内に水酸
基を2個以上もつアルコールをいう。二価アルコ
ール、三価アルコール、グリセリン等が挙げられ
る。 また、本発明で言う流体分離装置とは、選択性
透過膜(逆浸透膜、限外濾過膜、精密濾過膜等を
含む)を主構成要素とする一般的に言うエレメン
トを意味すると同時に、エレメントおよび外筒等
を構成要素とする一般に言うモジユールをも意味
する。本発明で言う充填という語句は、浸漬と読
み替えることができる。また流体分離装置内に保
存剤を充填するということは、流体分離装置内の
空間部に1%乃至100%の割合で充填することを
意味する。モジユールを保存する方法として、水
を選択性分離膜により精製する装置等を停台する
場合には、モジユールを装置に取付けた状態のま
ま保存することもある。この場合には、モジユー
ルを含めた装置全体に本発明の保存液を充填させ
る。流体分離装置の性能保持という面では逆浸透
膜の場合に高い塩除去率が要求されるので、本発
明は逆浸透膜の保存に対し特に有効なものであ
る。尚、本発明に係るセルローズエステルとはセ
ルロースジアセテート、セルローストリアセテー
ト、硝酸セルロース等が挙げられる。 (発明の効果) セルローズエステルからなる選択性透過膜で構
成される流体分離装置の保存液としては、選択性
透過膜の膜性能の保持、殺菌性および保存剤の洗
浄除去性が良いものが望まれる。本発明は前記の
3つの特性を十分に満足したセルローズエステル
からなる選択性透過膜の保存液であり、セルロー
ズエステルからなる選択性透過膜で構成されるエ
レメントおよびモジユール等の流体分離装置の保
管、運搬等の時に利用することができる。また、
セルローズエステルからなる前記のモジユールを
組み込んだ水の精製装置、および海水またはカン
水から飲料水または純水を製造するための装置を
停台するときおよび装置を建設または改造してか
ら運転するまでの間の選択性透過膜の効果的保存
液として有効に使用することができる。 (実施例) 以下本発明の実施例を記載するが、本発明はこ
れら実施例に限定されるものではない。 実施例1及び実施例2 実施例および比較例として、セルローズトリア
セテートからなる選択性透過膜により逆浸透膜を
作製し、以下に記載する成分を含み水溶液を保存
液として使用した場合の膜性能保持率、殺菌能力
を第1表に示す。 膜性能保持率としては逆浸透膜を1500ppm濃
度、25℃、30Kg/cm2Gで運転した時の塩除去率
〔%〕および水透過性能〔m3/Hr〕を測定し、評
価開始時の値と保存液に1ケ月間浸漬した後、同
様に測定した値の比率を示す。 Rj保持率=1ケ月保存液に浸漬後の塩除去率〔%〕/
評価開始時の塩除去率〔%〕×100 FR保持率=1ケ月保存液に浸漬後の水透過水量〔m2/
Hr〕/評価開始時の水透過水量〔m2/Hr〕×100 殺菌能力は、大腸菌を指標菌として使用し評価
開始時に流体分離装置内に約103個/mlの菌濃度
になる様に充填液中に添加し、更に保存剤を添加
してから24時間後の充填液中の菌濃度を初期の値
との比率で示す。 殺菌能力=(1−24時間経過後の充填液中の菌濃度/
評価開始時の充填液中の菌濃度)×100
過性の中空糸膜、スパイラル型膜、チユーブラー
型膜等から構成される流体分離装置の性能を保持
した状態で保存するための保存方法に関するもの
である。 (従来の技術) 従来のセルローズエステルからなる選択性透過
膜で構成された流体分離装置を保存する方法とし
て一般に0.1%以上かつ5%以下の濃度のホルマ
リンを含む水溶液を流体分離装置に充填する方法
がとられている。0.1%以上かつ3%以下のホル
マリンを使つたセルローズエステルからなる選択
性透過膜で構成される流体分離装置の保存方法は
流体分離装置の性能保持という面では非常に良い
方法である。また、ホルマリンによる流体分離装
置内の無菌性の保持という面でも、ホルマリンに
よる殺菌能力が十分に強力であるということから
非常に優れた流体分離装置の保存剤である。しか
しながら、同時に、流体分離装置内に充填されて
いるホルマリンを水洗操作することにより、流体
分離装置内から排除するには、ホルマリン濃度が
低濃度になるまで洗浄しなければならないので、
数時間乃至24時間という長い洗浄時間を必要とす
るという欠点を合わせ持つていた。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明者らは、セルローズエステルからなる選
択性透過膜の性能保持性が良く、かつ殺菌性を持
つた保存液で、流体分離装置を水洗により洗浄す
る時に排除効率性が良い流体分離装置の保存液に
ついて鋭意研究した結果、本発明に至つた。 (問題を解決するための手段) 即ち、本発明は、セルローズエステルからなる
選択性透過膜で構成される流体分離装置を保存す
るに際し、流体分離装置内に10mg/以上かつ
14000mg/以下の亜硫酸水素ナトリウムおよび
0.5%以上かつ25%以下の多価アルコール水溶液
を流体分離装置の保存剤として流体分離装置内に
充填する流体分離装置の保存方法である。 また、本発明の好適態様としてアルカリ土類金
属塩を前記の亜硫酸水素ナトリウムおよび多価ア
ルコールを含む保存液に更に添加することによ
り、選択性透過膜の膜性能の保持性を更に高める
ことができる。 セルローズエステルからなる選択性透過膜で構
成される流体分離装置の保存液として、亜硫酸水
素ナトリウムを多価アルコールと混合せず、亜硫
酸水素ナトリウム単独の水溶液を流体分離装置に
充填する場合には、亜硫酸水素ナトリウムが分解
することにより充填した水溶液のPHが低下し、セ
ルローズエステルが加水分解されることにより選
択性透過膜の膜性能が低下する結果になつてしま
う。また、セルローズエステルからなる選択性透
過膜で構成された流体分離装置の保存液として多
価アルコールを亜硫酸水素ナトリウムと混合せ
ず、多価アルコール単独の水溶液を流体分離装置
に充填する場合には多価アルコールによる殺菌効
果が小さいために長期間保存すると流体分離装置
内に細菌が繁殖する結果になる。セルローズエス
テルは特定の細菌の栄養源にもなりうることか
ら、選択性透過膜が特定の細菌に蚕食され、選択
性透過膜の膜性能が低下することもある。 本発明では亜硫酸水素ナトリウムと多価アルコ
ールを混合した水溶液を使用することが必須であ
る。 本発明で用いる亜硫酸水素ナトリウムは重亜硫
酸ナトリウムとも言われる。また、市販の亜硫酸
水素ナトリウムには、一般にピロ亜硫酸ナトリウ
ムが多く含まれており、ピロ亜硫酸ナトリウムも
亜硫酸水素ナトリウムと同じ物質と本発明では考
える。 また、多価アルコールとは、同一分子内に水酸
基を2個以上もつアルコールをいう。二価アルコ
ール、三価アルコール、グリセリン等が挙げられ
る。 また、本発明で言う流体分離装置とは、選択性
透過膜(逆浸透膜、限外濾過膜、精密濾過膜等を
含む)を主構成要素とする一般的に言うエレメン
トを意味すると同時に、エレメントおよび外筒等
を構成要素とする一般に言うモジユールをも意味
する。本発明で言う充填という語句は、浸漬と読
み替えることができる。また流体分離装置内に保
存剤を充填するということは、流体分離装置内の
空間部に1%乃至100%の割合で充填することを
意味する。モジユールを保存する方法として、水
を選択性分離膜により精製する装置等を停台する
場合には、モジユールを装置に取付けた状態のま
ま保存することもある。この場合には、モジユー
ルを含めた装置全体に本発明の保存液を充填させ
る。流体分離装置の性能保持という面では逆浸透
膜の場合に高い塩除去率が要求されるので、本発
明は逆浸透膜の保存に対し特に有効なものであ
る。尚、本発明に係るセルローズエステルとはセ
ルロースジアセテート、セルローストリアセテー
ト、硝酸セルロース等が挙げられる。 (発明の効果) セルローズエステルからなる選択性透過膜で構
成される流体分離装置の保存液としては、選択性
透過膜の膜性能の保持、殺菌性および保存剤の洗
浄除去性が良いものが望まれる。本発明は前記の
3つの特性を十分に満足したセルローズエステル
からなる選択性透過膜の保存液であり、セルロー
ズエステルからなる選択性透過膜で構成されるエ
レメントおよびモジユール等の流体分離装置の保
管、運搬等の時に利用することができる。また、
セルローズエステルからなる前記のモジユールを
組み込んだ水の精製装置、および海水またはカン
水から飲料水または純水を製造するための装置を
停台するときおよび装置を建設または改造してか
ら運転するまでの間の選択性透過膜の効果的保存
液として有効に使用することができる。 (実施例) 以下本発明の実施例を記載するが、本発明はこ
れら実施例に限定されるものではない。 実施例1及び実施例2 実施例および比較例として、セルローズトリア
セテートからなる選択性透過膜により逆浸透膜を
作製し、以下に記載する成分を含み水溶液を保存
液として使用した場合の膜性能保持率、殺菌能力
を第1表に示す。 膜性能保持率としては逆浸透膜を1500ppm濃
度、25℃、30Kg/cm2Gで運転した時の塩除去率
〔%〕および水透過性能〔m3/Hr〕を測定し、評
価開始時の値と保存液に1ケ月間浸漬した後、同
様に測定した値の比率を示す。 Rj保持率=1ケ月保存液に浸漬後の塩除去率〔%〕/
評価開始時の塩除去率〔%〕×100 FR保持率=1ケ月保存液に浸漬後の水透過水量〔m2/
Hr〕/評価開始時の水透過水量〔m2/Hr〕×100 殺菌能力は、大腸菌を指標菌として使用し評価
開始時に流体分離装置内に約103個/mlの菌濃度
になる様に充填液中に添加し、更に保存剤を添加
してから24時間後の充填液中の菌濃度を初期の値
との比率で示す。 殺菌能力=(1−24時間経過後の充填液中の菌濃度/
評価開始時の充填液中の菌濃度)×100
【表】
第1表の結果から実施例(No.1)は膜性能の保
持率が良く、殺菌能力も高いことを示している
が、No.1の比較例に示したように亜硫酸水素ナト
リウム単独の場合には、十分な殺菌能力が得られ
ず膜性能の保持率も低下している。 No.2の比較例の場合には、グリセリンのみでは
殺菌能力が全く無いばかりか、細菌によるセルロ
ーズエステル膜の蚕食が原因でFR保持率が100%
以上になつてしまつた。この現像は、大巾なRj
保持率の低下を伴なうので膜性能は悪くなつてし
まう。 実施例のNo.2で示すようにアルカリ土類金属塩
であるMgCl2を、実施例のNo.1の液に添加すると
膜性能の保持率が実施例のNo.1の場合よりも更に
良くなることがわかる。 実施例 3 保存剤としてのグリセリンの添加は、セルロー
ズエステルの選択透過性膜に対して使用される場
合には、グリセリン自身の影響による膜性能の保
持と亜硫酸水素ナトリウムが分解するのを防ぐこ
とにより亜硫酸水素ナトリウムの分解により保存
剤のPHが下がり、これが原因でセルローズエステ
ルが分解するという反応を防ぐという効果も合わ
せ持つている。そこで、第2表にセルローズエス
テルに対するグリセリン濃度と亜硫酸水素ナトリ
ウム濃度の保持率との関係を示す。 (亜硫酸水素ナトリウム濃度の保持率)=(1ケ月
保存後の亜硫酸水素ナトリウム濃度)/(初期の亜硫酸
水素ナトリウム濃度)×100
持率が良く、殺菌能力も高いことを示している
が、No.1の比較例に示したように亜硫酸水素ナト
リウム単独の場合には、十分な殺菌能力が得られ
ず膜性能の保持率も低下している。 No.2の比較例の場合には、グリセリンのみでは
殺菌能力が全く無いばかりか、細菌によるセルロ
ーズエステル膜の蚕食が原因でFR保持率が100%
以上になつてしまつた。この現像は、大巾なRj
保持率の低下を伴なうので膜性能は悪くなつてし
まう。 実施例のNo.2で示すようにアルカリ土類金属塩
であるMgCl2を、実施例のNo.1の液に添加すると
膜性能の保持率が実施例のNo.1の場合よりも更に
良くなることがわかる。 実施例 3 保存剤としてのグリセリンの添加は、セルロー
ズエステルの選択透過性膜に対して使用される場
合には、グリセリン自身の影響による膜性能の保
持と亜硫酸水素ナトリウムが分解するのを防ぐこ
とにより亜硫酸水素ナトリウムの分解により保存
剤のPHが下がり、これが原因でセルローズエステ
ルが分解するという反応を防ぐという効果も合わ
せ持つている。そこで、第2表にセルローズエス
テルに対するグリセリン濃度と亜硫酸水素ナトリ
ウム濃度の保持率との関係を示す。 (亜硫酸水素ナトリウム濃度の保持率)=(1ケ月
保存後の亜硫酸水素ナトリウム濃度)/(初期の亜硫酸
水素ナトリウム濃度)×100
【表】
第2表からわかるように亜硫酸水素ナトリウム
とグリセリンとの混合液等では、グリセリン濃度
が0.5%未満では亜硫酸水素ナトリウムの保持率
が悪く、またこの時のPHが3以下になるのでセル
ローズエステルからなる選択性分離膜の保存剤と
しては適さない。また、グリセリンの濃度が25%
を越えるとグリセリンの保存剤中での分散が悪い
ので適さない。 実施例 4 第3表にセルローズエステルに対する亜硫酸水
素ナトリウム濃度と殺菌能力との関係を示す。第
3表の比較テストでは保存液中に10%のグリセリ
ンを添加した状態で行なつた。ここで言う殺菌能
力の意味およびテスト法は第1表の場合と同じで
ある。
とグリセリンとの混合液等では、グリセリン濃度
が0.5%未満では亜硫酸水素ナトリウムの保持率
が悪く、またこの時のPHが3以下になるのでセル
ローズエステルからなる選択性分離膜の保存剤と
しては適さない。また、グリセリンの濃度が25%
を越えるとグリセリンの保存剤中での分散が悪い
ので適さない。 実施例 4 第3表にセルローズエステルに対する亜硫酸水
素ナトリウム濃度と殺菌能力との関係を示す。第
3表の比較テストでは保存液中に10%のグリセリ
ンを添加した状態で行なつた。ここで言う殺菌能
力の意味およびテスト法は第1表の場合と同じで
ある。
【表】
第3表の結果から、保存液中の亜硫酸水素ナト
リウム濃度が5mg/以下の場合には保存液によ
る殺菌能力が著しく低下することがわかる。ま
た、保存液中の亜硫酸水素ナトリウム濃度が
14000mg/を越えると亜硫酸水素ナトリウムが
分解して発生する亜硫酸ガスの臭いが強くなり取
り扱いが難しくなる。 実施例 5 第4表に本発明による保存液の水洗による洗浄
除去性を1%ホルマリンを使用した場合と比較し
て示す。 この洗浄テストは、セルローズトリアセテート
からなる選択性透過膜により逆浸透膜を作成し、
流体分離装置に組み込み、この流体分離装置に保
存液を前もつて充填した後、流体分離装置を水洗
洗浄した時に流体分離装置の排出口から出てくる
液をサンプリングして、亜硫酸水素ナトリウムの
濃度またはホルマリンの濃度を測定した。そして
各々の濃度が一定値以下になるまでの所要時間を
測定した。
リウム濃度が5mg/以下の場合には保存液によ
る殺菌能力が著しく低下することがわかる。ま
た、保存液中の亜硫酸水素ナトリウム濃度が
14000mg/を越えると亜硫酸水素ナトリウムが
分解して発生する亜硫酸ガスの臭いが強くなり取
り扱いが難しくなる。 実施例 5 第4表に本発明による保存液の水洗による洗浄
除去性を1%ホルマリンを使用した場合と比較し
て示す。 この洗浄テストは、セルローズトリアセテート
からなる選択性透過膜により逆浸透膜を作成し、
流体分離装置に組み込み、この流体分離装置に保
存液を前もつて充填した後、流体分離装置を水洗
洗浄した時に流体分離装置の排出口から出てくる
液をサンプリングして、亜硫酸水素ナトリウムの
濃度またはホルマリンの濃度を測定した。そして
各々の濃度が一定値以下になるまでの所要時間を
測定した。
【表】
実施例5は亜硫酸水素ナトリウムを2000mg/
およびグリセリンを20%含む水溶液を保存液とし
て使用した。 また、比較例3は1mg/のホルマリン水溶液
を保存液として使用した。 第4表から、実施例5の方が比較例3よりも水
洗洗浄による保存剤の排除性がはるかに優れてい
ることがわかる。
およびグリセリンを20%含む水溶液を保存液とし
て使用した。 また、比較例3は1mg/のホルマリン水溶液
を保存液として使用した。 第4表から、実施例5の方が比較例3よりも水
洗洗浄による保存剤の排除性がはるかに優れてい
ることがわかる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 セルローズエステルからなる選択性透過膜で
構成される流体分離装置を保存するに際し、流体
分離装置内に10mg/以上かつ14000mg/以下
の亜硫酸水素ナトリウムおよび0.5%以上かつ25
%以下の多価アルコールを含む水溶液を流体分離
装置の保存液として充填することを特徴とする流
体分離装置の保存方法。 2 アルカリ土類金属塩を更に添加した水溶液を
用いる特許請求の範囲第1項記載の流体分離装置
の保存方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9210485A JPS61249505A (ja) | 1985-04-27 | 1985-04-27 | 流体分離装置の保存方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9210485A JPS61249505A (ja) | 1985-04-27 | 1985-04-27 | 流体分離装置の保存方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61249505A JPS61249505A (ja) | 1986-11-06 |
| JPH0472569B2 true JPH0472569B2 (ja) | 1992-11-18 |
Family
ID=14045131
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9210485A Granted JPS61249505A (ja) | 1985-04-27 | 1985-04-27 | 流体分離装置の保存方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61249505A (ja) |
Families Citing this family (29)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE60213184T2 (de) * | 2001-11-16 | 2007-06-28 | U.S. Filter Wastewater Group, Inc. | Methode zur Reinigung von Membranen |
| US7247238B2 (en) | 2002-02-12 | 2007-07-24 | Siemens Water Technologies Corp. | Poly(ethylene chlorotrifluoroethylene) membranes |
| US8268176B2 (en) | 2003-08-29 | 2012-09-18 | Siemens Industry, Inc. | Backwash |
| AU2005240524C1 (en) | 2004-04-22 | 2009-12-24 | Evoqua Water Technologies Llc | Filtration apparatus comprising a membrane bioreactor and a treatment vessel for digesting organic materials |
| JP4961683B2 (ja) * | 2004-06-22 | 2012-06-27 | 東洋紡績株式会社 | 流体分離装置および/または膜エレメントの保存液、流体分離装置および膜エレメントおよびその保存方法 |
| JP4954880B2 (ja) | 2004-09-15 | 2012-06-20 | シーメンス・ウォーター・テクノロジーズ・コーポレーション | 連続的に変化する通気 |
| US7591950B2 (en) | 2004-11-02 | 2009-09-22 | Siemens Water Technologies Corp. | Submerged cross-flow filtration |
| CN101184548B (zh) | 2005-04-29 | 2011-10-05 | 西门子水技术公司 | 用于膜滤器的化学清洗剂 |
| JP2009504399A (ja) | 2005-08-22 | 2009-02-05 | シーメンス・ウォーター・テクノロジーズ・コーポレーション | 管状マニホールドを使用して逆洗を最小化する水濾過のためのアセンブリ |
| JP4863442B2 (ja) * | 2005-09-01 | 2012-01-25 | 三菱レイヨン株式会社 | 分離膜用保存液、分離膜モジュール、及び分離膜の保存方法 |
| WO2007044345A2 (en) | 2005-10-05 | 2007-04-19 | Siemens Water Technologies Corp. | Method and apparatus for treating wastewater |
| US7455765B2 (en) | 2006-01-25 | 2008-11-25 | Siemens Water Technologies Corp. | Wastewater treatment system and method |
| US8293098B2 (en) | 2006-10-24 | 2012-10-23 | Siemens Industry, Inc. | Infiltration/inflow control for membrane bioreactor |
| WO2008123972A1 (en) | 2007-04-02 | 2008-10-16 | Siemens Water Technologies Corp. | Improved infiltration/inflow control for membrane bioreactor |
| US9764288B2 (en) | 2007-04-04 | 2017-09-19 | Evoqua Water Technologies Llc | Membrane module protection |
| AU2008263139B2 (en) | 2007-05-29 | 2011-08-25 | Evoqua Water Technologies Llc | Membrane cleaning with pulsed airlift pump |
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