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JPH0473758B2 - - Google Patents
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JPH0473758B2 - - Google Patents

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JPH0473758B2
JPH0473758B2 JP61217181A JP21718186A JPH0473758B2 JP H0473758 B2 JPH0473758 B2 JP H0473758B2 JP 61217181 A JP61217181 A JP 61217181A JP 21718186 A JP21718186 A JP 21718186A JP H0473758 B2 JPH0473758 B2 JP H0473758B2
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stud
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stud bolt
frame
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は原子炉圧力容器の上蓋開閉装置に係
り、特に上蓋を固定しておくためのスタツドボル
トやナツトに対する作業の完全自動化を図つた原
子炉圧力容器の上蓋開閉装置に関する。
[従来の技術] 一般に原子炉圧力容器は第9図に示すように、
上部が開放された圧力容器胴本体aとその上部を
覆う上蓋bとから構成され、上蓋フランジcから
胴本体フランジdに亘つて螺着されて上蓋フラン
ジcから上方に突出されたスタツドボルトeの露
出されたネジ部fにナツトgを締め付けること
で、胴本体aに対して上蓋bを固定するようにな
つている。スタツドボルトeは第10図に示すよ
うに、圧力容器内圧力に充分耐え得るようにフラ
ンジc,dの周方向に多数配設されている。また
スタツドボルトe及びこれに締め付けられるナツ
トgはそれぞれ、250Kg,20Kg程度の重量物であ
る。
ところで原子炉設備においては定期点検等のた
めに、上蓋bを胴本体aから取り外したり、胴本
体aに取り付ける作業が行なわれている。具体的
には、ナツトgの取り外しに先立ちスタツドボル
トeのネジ部fを清掃してナツトgの抜取りを容
易にした上でスタツドボルトeをスタツドテンシ
ヨンで上方へ引つ張り、その状態でナツトgを緩
める。そしてナツトgをスタツドボルトeから取
り外して作業台上へ移動する。更にスタツドボル
トeを緩めて、胴本体フランジdからスタツドボ
ルトeを外す。以上の作業を行なうことにより、
胴本体aから上蓋bを取り外すための準備が完了
することになる。また上蓋bを胴本体aに取り付
ける際には逆の手順で作業が行われる。
[発明が解決しようとする問題点] (1) 従来の作業にあつては、スタツドテンシヨナ
によるスタツドボルトeの引つ張り作業以外の
作業、即ち、スタツドボルトeの清掃、ナツト
gの締め緩め、その取り付け取り外し及び移
動、スタツドボルトeの取り付け取り外し等の
作業は多くの人手に頼つており、スタツドボル
トe、ナツトgの数及びそれらの重量からして
極めて重労働であり、また作業に長時間を要し
被曝線量の多い作業であつた。
(2) 上蓋bに設けられた取付誤差の大きい吊金具
を介して上蓋吊上げ用の架台を設けていたの
で、スタツドボルトeのピツチサークルとスタ
ツドテンシヨナとの芯が的確に合致しなかつ
た。そのため、各スタツドボルトeについて作
業するときその度毎に芯出し調整が必要であつ
た。
(3) 上蓋吊上げ用架台と、スタツドテンシヨナを
支持する回転テーブル用の架台を兼用すること
により、狭いオペレーテイングフロアを有効に
利用することが望まれている。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、クレーンにより運搬され原子炉圧力
容器の上蓋上にピン結合により設置される固定架
台と、該固定架台上に回転及び半径方向に移動可
能に支持された回転テーブルと、該回転テーブル
と上蓋に植立されたスタツドボルトのピツチサー
クルとの芯ズレを検出するセンサと、回転テーブ
ルの内周を支持して芯ズレを修正すべく半径方向
に移動させる芯出しローラと、回転テーブルの周
方向に適宜間隔で設けられスタツドボルトに倣つ
て昇降移動する倣い装置を有する昇降フレーム
と、該昇降フレームに設けられたボルト清掃装
置、ボルト締め緩め装置、スタツドテンシヨナ、
ナツト着脱装置及びナツト運搬装置とを備えたこ
とを特徴としている。
[作用] 本発明の作用について述べると、ピン結合され
る固定架台によつて全体を吊り上げるようにし、
また芯出しローラによつて回転テーブルがスタツ
ドボルトのピツチサークルと同心円となるように
芯出しすると共に、ボルト清掃装置、ボルト締め
緩め装置等を備えた昇降フレームの昇降移動を、
スタツドボルトに倣う倣い装置で案内することに
より、簡便に且つ的確に昇降フレームを昇降させ
てボルト清掃装置等を確実に作業対象となるスタ
ツドボルトに導くようにし、更に昇降フレームに
一括して配設したボルト清掃装置、ボルト締め緩
め装置、スタツドテンシヨナ、ナツト着脱装置並
びにナツト搬送装置により、作業を完全に自動化
するようになつている。
[実施例] 以下に本発明の好適一実施例を添付図面に従つ
て詳述する。
第1図及び第2図に示すように、原子炉圧力容
器の胴本体(図示せず)の上部を覆う上蓋1の上
方には、上蓋1を取り外して移動する際の吊り構
造等として機能する円形のフレーム構造で成る固
定架台2がクレーンにより運搬され、ピン結合に
より設置される。この架台2には、その中央上面
にクレーンフツク3に掛けられる吊り金物4が設
けられ、架台2はこの吊り金物4を介してクレー
ンにより吊下運搬される。またこの架台2にはそ
の周側部下面に、上蓋1の移動時上蓋1を架台2
下に吊り下げ支持するために、上蓋1に設けられ
たジヨイント端5に結合されるターンバツクル様
の継手部材6が配設される。更に、この架台2の
中央円筒部には、伸縮可能な芯出し用のラジアル
ローラ8が放射状に設けられ、これらローラ8は
ターンバツクル10によつて中央円筒部から伸縮
され、回転テーブル11の転動面19に押し付け
られることによつて上蓋1に植立されたスタツド
ボルト9のピツチサークルに対する回転テーブル
11の芯ズレを修正できるようになつている。回
転テーブル11の下面にはピラ100が垂直に取
付けられ、このピラ100の下端部にはスタツド
ボルト9との間の隙間を計測して回転テーブル1
1とスタツドボルト9のピツチサークルとの芯ズ
レ量を検出するセンサ101が設けられている。
また、ローラ8を支持するローラ支持フレーム2
0には、回転テーブル11の内周部に設けられた
環状の内歯車16に噛合するピニオン17が設け
られ、このピニオン17には、ローラ支持フレー
ム20上に搭載された減速機付モータ18が連結
され、このモータ18によりピニオン17が駆動
されて回転テーブル11が架台2の回りに回転さ
れるようになつている。
このように構成された固定架台2の周側部外方
には、上蓋1の上方で上蓋フランジ7の周方向に
沿つて回転駆動される環状の回転テーブル11が
設けられる。この回転テーブル11には、架台2
の周縁部の水平部分に形成されたレール12に係
合させるべく架台2の周方向に沿つてスラストロ
ーラ14が配設される。そして回転テーブル11
は、レール12に係合するローラ14により、架
台2に対して回転自在に支持される。また回転テ
ーブル11は、上蓋フランジ7上に植立されたス
タツドボルト9のピツチ毎に90°の範囲で駆動さ
れるように制御される。
このように構成された回転テーブル11には、
その周方向に沿つて90°間隔を隔てて4基の昇降
フレーム21が設けられる。この昇降フレーム2
1には、その上蓋フランジ7の周方向に沿う両端
に、回転テーブル11から垂設された一組のネジ
ジヤツキ、油圧シリンダ等の伸縮手段22が連結
され、昇降フレーム21は回転テーブル11から
上蓋フランジ7側に昇降自在に吊り下げ支持され
る。殊にこれら伸縮手段22は、回転テーブル1
1及び昇降フレーム21に回転自在に取り付けら
れ、昇降フレーム21を回転テーブル11下に揺
動自在に支持するようになつている。これは、後
述する倣い装置23による昇降フレーム21の倣
い動作や、ボルト清掃装置24等を上蓋フランジ
7上に接地させた際の上蓋フランジ7上面の歪み
等による昇降フレーム21の若干の移動を許容す
るための構成である。
このように構成された昇降フレーム21にはそ
れぞれ、それらの昇降移動を案内するために上蓋
1に植立されたスタツドボルト9に倣う倣い装置
23と、対象となるスタツドボルト9及びナット
25に対して作業を施すためのボルト清掃装置2
4、ボルト締め緩め装置26、スタツドテンシヨ
ナ27、ナツト着脱装置28、並びにナツト搬送
装置29が一括して配設される。図示するよう
に、ボルト清掃装置24とボルト締め緩め装置2
6、スタツドテンシヨナ27とナツト着脱装置2
8が夫々一体的に組み込まれ、また回転テーブル
11の回転方向に沿つてボルト清掃装置24、ス
タツドテンシヨナ27、ナツト搬送装置29が順
次配設される。
次に個々の装置について説明する。
先ず、倣い装置23は第1図、第3図〜第5図
に示すように、主に昇降フレーム21から垂下さ
れて設けられスタツドボルト9を囲繞する内径で
形成されたスリーブ体30と、このスリーブ体3
0に回転自在に設けられた倣いローラ31とから
構成される。スリーブ体30は昇降フレーム21
の降下によつて、スタツドボルト9にその軸方向
から順次深く挿入されるようになつている。また
倣いローラ31は、スタツドボルト9をその径方
向外方から囲繞するように90°間隔で配設され、
またスタツドボルト9の軸方向に相当の間隔を隔
てて上下一組設けられる。そしてこの倣い装置2
3は、昇降フレーム21の降下に際し、スリーブ
体30がスタツドボルト9に挿入され倣いローラ
31がスタツドボルト9の外周面上を軸方向に走
行することにより、スタツドボルト9よつてその
移動が規制されるスリーブ体30側から昇降フレ
ーム21の昇降移動を調節案内するようになつて
いる。これにより、昇降フレーム21に配設され
たボルト清掃装置24等が作業対象となるスタツ
ドボルト9に導かれるようになつている。この
際、昇降フレーム21の位置は、回転テーブル1
1の停止時における位置から若干移動する場合が
あるが、これは上述した伸縮手段22の取付けに
よる昇降フレーム21の揺動で吸収できるように
なつている。またボルト清掃装置24とスタツド
テンシヨナ27との間には、これらのいずれかに
ブラケツト等を介して支持させて補助ローラ32
が設けられる。これら補助ローラ32は、上蓋フ
ランジ7の径方向からスタツドボルト9を挟み込
むように、倣いローラ31に対して45°偏向させ
て取り付けられる。そして、これら補助ローラ3
2は、昇降フレーム21の降下により倣いローラ
31から相当の間隔を隔てたスタツドボルト9の
外周面上をその軸方向に沿つて走行し、昇降フレ
ーム21が上蓋フランジ7の径方向に振れるのを
規制して倣いローラ31による倣い精度を向上す
るようになつている。
次に一括して組み込まれたボルト清掃装置24
とボルト締め緩め装置26について説明する。ボ
ルト清掃装置24は、上蓋1の取外し前のナツト
25の取外しに先立ち、露出されていたスタツド
ボルト9のネジ部を清掃すると共に、他方上蓋1
の取付けに際しナツト25をスタツドボルト9に
螺合する前にその螺合面を清掃するためのもので
ある。またボルト締め緩め装置26は、上蓋1を
胴本体から取り外す際に、上蓋フランジ7から胴
フランジに螺着されているスタツドボルト9を胴
フランジから離脱させたり、上蓋1を胴本体に取
り付ける際に、スタツドボルト9を胴フランジに
螺着させるためのものである。
第1図、第2図及び第6図に示すように、スタ
ツドボルト9の軸方向に沿つて昇降移動させる昇
降フレーム21には、その下部にサポートフレー
ム33を介してボルト清掃装置24とボルト締め
緩め装置26が設けられる。
ボルト締め緩め装置26は、主に昇降フレーム
21にサポートフレーム33を介して取り付けら
れ、スタツドボルト9に係脱自在に係合してスタ
ツドボルト9を締め緩めしてこれを胴フランジか
ら着脱すべく回転駆動される回転ロツド34から
構成される。更に詳述すると、回転ロツド34は
サポートフレーム33側から上蓋フランジ7側に
垂下延長された中空軸体状に形成され、その周側
部とこれを径方向外方から囲繞するサポートフレ
ーム33との間に設けられた軸受部材35によ
り、サポートフレーム33に回転自在に支持され
る。また、この回転ロツド34には、サポートフ
レーム33側の上端部にギヤ36が形成されると
共に、上蓋フランジ7側の下端部にレンチ部37
が形成される。ギヤ36には、サポートフレーム
33上に搭載された正逆回転自在なモータ38に
連結されたピニオン39が噛合され、回転ロツド
34はこのモータ38により回転駆動されるよう
になつている。またレンチ部37は、昇降フレー
ム21の昇降移動によりスタツドボルト9の頂面
に形成された係合凹部40に係脱自在に係合さ
れ、スタツドボルト9に回転ロツド34の回転力
を伝達するようになつている。そして回転ロツド
34は、その回転駆動によりスタツドボルト9を
回転させて上蓋フランジ7及び胴フランジに対し
てスタツドボルト9を締め緩めするようになつて
いる。他方回転ロツド34の中空部には、スタツ
ドボルト9を緩めるときにスタツドボルト9を上
方へ引き揚げるための引揚ロツド41が軸方向に
沿つて回転自在に挿通される。この引揚ロツド4
1は、上端部にこれを回転駆動するモータ42が
連通されると共に、下端部に雄ネジ部43が形成
される。この雄ネジ部43は、モータ42により
引揚ロツド41が回転駆動されることによつてス
タツドボルト9の頂面の係合凹部40中央に形成
された雌ネジ部44に螺合して、引揚ロツド41
をスタツドボルト9に係合するようになつてい
る。そしてこの引揚ロツド41は、スタツドボル
ト9に結合された状態で昇降フレーム21を上昇
させることにより、その上昇力を引抜き力として
スタツドボルト9に作用させて緩め作業を助ける
ようになつている。尚、これらロツド34,41
の軸方向に装着されたバネ45,46,47は、
これらロツド34,41とスタツドボルト9との
係合時の衝撃を吸収するように機能する。
他方ボルト清掃装置24は主に、サポートフレ
ーム33を介して昇降フレーム21に取り付けら
れ回転ロツド34の外方にスタツドボルト9をそ
の径方向外方から密封して覆う筒体状のハウジン
グ48と、このハウジング48内にスタツドボル
ト9の外周面に接して回転自在に設けられ回転ロ
ツド34と同軸で回転駆動される掃払手段49と
から構成される。ハウジング48は、サポートフ
レーム33から上蓋フランジ7の上面に亘る間で
スタツドボルト9を覆い、掃払手段49によるク
リーニングで発生する塵等が飛散するのを防止す
るように機能する。また掃払手段49は、スタツ
ドボルト9の外周面に接して掃払するブラシ部5
0と、このブラシ部50の背面にスタツドボルト
9の軸方向に沿つてスプライン嵌合されたバツク
フレーム51とから成り、掃払手段49はバツク
フレーム51とハウジング48との間に設けられ
た軸受部材52によりハウジング48内に回転自
在に支持される。バツクフレーム51には、ハウ
ジング48の内壁側にギヤ53が形成され、この
ギヤ53には、ハウジング48に支持された正逆
回転自在なモータ54に連結されたギヤトレーン
55が噛合され、ブラシ部50はこのモータ54
によりスタツドボルト9の周りに回転駆動される
ようになつている。また殊にブラシ部50はバツ
クフレーム51にスプライン嵌合されてスタツド
ボルト9の軸方向に沿つて昇降自在に構成され、
スタツドボルト9にナツト25が螺合していると
きナツト25上方の露出部分を、ナツト25が取
り外されたとき自重で落下してナツト25が螺合
されていた部分に対してクリーニングを施すよう
になつている。
殊に、ボルト清掃装置24とボルト締め緩め装
置26とは、回転ロツド34の外方にハウジング
48を設け、掃払手段49を回転ロツド34と同
軸で配設して回転駆動するようにしたので、一括
した組付けが可能となつており、省スペース化、
作業時間の短縮化を達成できる。またスタツドボ
ルト9の締め緩め作業を自動化でき、従来のよう
な手作業を廃止できる。
次に一括して組み込まれたスタツドテンシヨナ
27とナツト着脱装置28について説明する。
スタツドテンシヨナ27は、ナツト25をスタ
ツドボルト9に締め付けるとき、あるいは緩める
ときにスタツドボルト9にテンシヨンを加えて、
ナツト25の締結力の確保又は緩めに要するトル
クを軽減するためのものである。またナツト着脱
装置28は、スタツドテンシヨナ27を利用して
緩めたナツト25を更にスタツドボルト9の頂部
まで外したり、あるいはナツト25をスタツドボ
ルト9に締め付ける際にナツト25をスタツドボ
ルト9の頂部から上蓋フランジ7側へネジ込むた
めのものである。
第1図、第2図及び第7図に示すように、昇降
フレーム21には、これより垂下させてスタツド
テンシヨナ27とナツト着脱装置28が設けられ
る。
スタツドテンシヨン27は一般的構成で成り、
主に、昇降フレーム21に垂設された筒体状のテ
ンシヨナハウジング59の内方に昇降フレーム2
1側から上蓋フランジ7側に昇降自在に垂下延設
され下端部にスタツドボルト9の頂部を把持する
把持部60が形成され上端部に油圧ピストン61
に係合する係合鍔部62が形成されたスリーブ体
63と、このスリーブ体63の係合鍔部62を上
方へ押圧する油圧ピストン61とから構成され、
油圧力により油圧ピストン61でスリーブ体63
を上方へ押し上げてスタツドボルト9にテンシヨ
ンを加えるようになつている。またテンシヨナハ
ウジング59には、ナツト25をスタツドボルト
9に締め緩めすべくスタツドボルト9の軸方向に
沿つて移動させるために、ナツト25に係合して
これを回転させるナツト回転手段64が設けられ
る。このナツト回転手段64は、テンシヨナハウ
ジング59内にスタツドボルト9と同軸で設けら
れナツト25の上面に形成された係合段部65に
係合するソケツト66と、このソケツト66の周
側部に形成されたギヤ67に噛合するギヤトレー
ン68と、このギヤトレーン68に連結されこれ
を駆動する正逆転自在なモータ69とから構成さ
れる。そしてこのナツト回転手段64は、モータ
69でソケツト66を回転駆動してナツト25を
スタツドボルト9に締め緩めするようになつてい
る。他方、テンシヨナハウジング59には、ナツ
ト着脱装置28を構成すべくこれに設けられたナ
ツト回転手段64を、スタツドボルト9の軸方向
に沿うナツト25の移動に同期させて移動させる
ために、このテンシヨナハウジング59を移動さ
せるネジジヤツキ、油圧シリンダ等の移動手段7
0が設けられる。この移動手段70は、昇降フレ
ーム21に一端が取り付けられと共に他端がテン
シヨナハウジング59に取り付けられ、テンシヨ
ナハウジング59を昇降フレーム21に対して昇
降移動させるようになつている。そして、先ずス
タツドテンシヨナ27を利用してナツト回転手段
64でナツト25を緩め、その後テンシヨンを解
除した後にナツト回転手段64を作動させつつナ
ツト25の移動に同期させて移動手段70でテン
シヨナハウジング59を上昇させることにより、
ナツト25をスタツドボルト9の頂部まで外せる
ようになつている。ナツト25の締め込みは、逆
の手順で行なわれることになる。このように構成
することにより、簡単且つ自動的にナツト25を
スタツドボルト9から着脱することができる。
次にナツト搬送装置29について説明する。
ナツト搬送装置29は、ナツト着脱装置28に
よつてスタツドボルト9の頂部まで緩められたナ
ツト25を、上蓋1の開放時に上蓋フランジ7か
ら搬出し、また上蓋1の閉鎖時にナツト25をス
タツドボルト9の頂部に搬入するものである。第
1図、第3図及び第4図に示すように、ナツト搬
送装置29はスタツドテンシヨナ27に近接させ
てこれよりも上蓋1の径方向外方にオフセツトさ
せて配設される。ナツト搬送装置29は主に、昇
降フレーム21側から上蓋フランジ7側に昇降移
動されるベースフレーム71と、上述した倣い装
置23のスリーブ体30に一端た取り付けられ他
端がベースフレーム71に取り付けられて垂設さ
れ、伸縮作動されてベースフレーム71を昇降動
作させるネジジヤツキ、油圧シリンダ等の駆動手
段72と、ベースフレーム71に上蓋フランジ7
の外方から上蓋1の径方向内方へスライド自在に
設けられナツト25を掬い上げるためのスライダ
73と、このスライダ73とベースフレーム71
との間に設けられ伸縮作動されてスライダ73を
ベースフレーム71からその外方のスタツドボル
ト9側へ進退させるべく駆動するネジジヤツキ、
油圧シリンダ等の作動手段74とから構成され
る。ベースフレーム71には、スリーブ体30に
その深さ方向に沿つて形成されたレール75に係
合するスライデイングプレート76が設けられ、
ベースフレーム71はスリーブ体30のレール7
5に案内されて昇降されるようになつている。ま
たスライダ73は、ベースフレーム71に上蓋フ
ランジ7の径方向に沿つて一対並設されたガイド
ロツド77に移動自在に係合されてこれらガイド
ロツド77に案内されて進退されるようになつて
いる。このスライダ73のスタツドボルト9に臨
む先端部には、スタツドボルト9をその径方向外
方から囲繞するU字形状の掬い部78が形成さ
れ、第8図に示すようにスタツドボルト9の頂部
に位置するナツト25に対してその下方から進入
してベースフレーム71の上昇によりナツト25
を掬い上げるようになつている。また掬い部78
の下面には、ナツト25と上蓋フランジ7との間
に装着されるワツシヤ79を取り外すために、こ
れを吸着するマグネツト80が設けられる。この
ワツシヤ79のマグネツト80による吸着は、ベ
ースフレーム71を一旦降下させることにより行
なわれる。そしてこのナツト搬送装置29は、駆
動手段72並びに作動手段74によりベースフレ
ーム71の昇降動作及びスライダ73の進退動作
でナツト25とワツシヤ79とを掬い上げ、上蓋
1に隣接させて設けられたデツキ81上の基台8
2にこれらナツトとワツシヤ79を搬出するよう
になつている。
次に実施例の作用について述べる。
原子炉圧力容器の上蓋1を取り外す際には、先
ずクレーンにより固定架台2を回転テーブル11
ごと上蓋1上に運搬し、固定架台2をピン結合に
より上蓋1上に設置する。次いで、センサ101
によりスタツドボルト9のピツチサークルに対す
る回転テーブル11の芯ズレ量を検出し、芯出し
ローラ8により回転テーブル11の芯ズレを修正
する。次いで回転テーブル11を90°の範囲内で
スタツドボルト9の1ピツチずつ架台2の周りに
回転させ、4基の昇降フレーム21に設備した諸
機器によりスタツドボルト9、ナツト25一つ一
つに対して作業を施してゆく。伸縮手段22によ
り昇降フレーム21を降下させると、倣い装置2
3が上蓋1に植立されたスタツドボルト9に沿つ
て移動され、爾後昇降フレーム21はスタツドボ
ルト9に倣つて下降されてゆく。この倣い装置2
3による昇降フレーム21の昇降制御により、ボ
ルト清掃装置24等は的確に作業対象となるスタ
ツドボルト9に導かれることになる。そしてこの
昇降フレーム21の下降動作により、ボルト清掃
装置24、スタツドテンシヨナ27はスタツドボ
ルト9に深く装着される。
以下は、1セツトのスタツドボルト9及びナツ
ト25に対する作業を経時的に説明する。
先ずスタツドボルト9に対し、ボルト清掃装置
24による掃払作業が施される。ボルト清掃装置
24は、その掃払手段49がナツト25上に位置
されることから、スタツドボルト9のナツト25
上方に露出された部分に対して清掃を施す。掃払
手段49は、モータ54で駆動されてスタツドボ
ルト9の周りに回転され、そのブラシ部50でス
タツドボルト9の外周面をクリーニングする。こ
れにより、その後のナツト25の取外しに際し、
スタツドボルト9に対するナツト25の回転を容
易化することができる。
このようにしてスタツドボルト9の清掃が済ん
だならば昇降フレーム21の上昇によりボルト清
掃装置24はスタツドボルト9から離脱され、次
いで回転テーブル11がスタツドボルト9の1ピ
ツチ分回転され、更に昇降フレーム21が再び下
降されて今度はスタツドテンシヨナ27がスタツ
ドボルト9に装着される。スタツドテンシヨナ2
7はスタツドボルト9にテンシヨンを加え、ナツ
ト回転手段64によりナツト25を緩める。この
ようにしてナツト25が軽く回転できる状態とな
つたらスタツドテンシヨナ27によるテンシヨン
を解除する。その後ナツト着脱手段28のナツト
回転手段64を再駆動し、ナツト25を更にスタ
ツドボルト9の頂部まで緩めてスタツドボルト9
から外す。これに際し、ナツト回転手段64を支
持するテンシヨナハウジング59を移動手段70
によつてナツト25の軸方向移動に同期させて上
昇させることにより、自動的且つ簡単にナツト2
5をスタツドボルト9から外すことができる。
このようにしてナツト25をスタツドボルト9
から外したならば、次いでナツト搬送手段29に
よりナツト25をデツキ81上に搬出する。これ
に際しては、先ず駆動手段72によりベースフレ
ーム71をナツト25の位置よりも低い適宜位置
に降下させ、次いで作動手段74によりスライダ
73をスタツドボルト9側へ進出させる。次いで
一旦ベースフレーム71を降下させてマグネツト
80によりワツシヤ79を吸着し、その後ベース
フレーム71を上昇させて掬い部78でナツト2
5を掬い上げる。その後、スライダ73を後退さ
せて掬い部78をデツキ81の基台82上方に位
置させ、最後にベースフレーム71を降下させて
ナツト25等をデツキ81上に搬出することとな
る。
これら作業を行なうことにより、上蓋フランジ
7上から全てのナツト25等を搬出する。
ついで90°範囲で回転し終わつた回転テーブル
11を反対方向に回転させてボルト締め緩め装置
26によりスタツドボルト9を胴フランジから外
すことになる。前述のように昇降フレーム21を
降下させると、ボルト締め緩め装置26がスタツ
ドボルト9に深く装着される。そして、先ず引揚
ロツド41がスタツドボルト9の頂面の雌ネジ部
44に螺合され、その後、回転ロツド34のレン
チ部37がスタツドボルト9の係合凹部40に係
合される。そして、ボルト締め緩め装置26は、
昇降フレーム21の上昇力で引揚ロツド41を介
してスタツドボルト9に引抜き力を作用させつつ
回転ロツド34によりスタツドボルト9を回転さ
せることにより、順次スタツドボルト9を胴フラ
ンジから上蓋フランジ7側へ外せるようになつて
いる。
以上の作業がスタツドボルト9、ナツト25全
数に対して施されて、上蓋1が胴本体から外され
ることになる。尚、上蓋1を取り付ける際には、
上述の作業が略反対の手順で行なわれることにな
る。従つて、ボルト清掃装置24によるスタツド
ボルト9の清掃は、上蓋1を取り付ける場合に
は、ボルト締め緩め装置26によりスタツドボル
ト9が胴フランジに螺合された直後に行われるこ
とになる。
[発明の効果] 以上要するに本発明によれば次のような優れた
効果を発揮する。
(1) 上蓋吊上げ用の架台と、回転テーブル用の架
台とを固定架台で共通化したことにより、従来
別々に行なわれていた上蓋吊上げ作業と、本装
置の吊上げ作業とを一度に行なうことが可能と
なり、労力の削減、作業時間の短縮化を達成で
きる。
(2) 昇降フレームに一括して配設したボルト清掃
装置、ボルト締め緩め装置、スタツドテンシヨ
ナ、ナツト着脱装置並びにナツト搬送装置によ
り、複合機能としてスタツドボルトの清掃、ナ
ツトの締め緩め、ナツトのスタツドボルトから
の着脱、ナツトの搬入・搬出、及びスタツドボ
ルトの締め緩めを連続的且つ自動的に行なうこ
とができ、作業の省力化、作業時間の短縮化を
達成できる。
(3) 上蓋に固定架台を設置した後スタツドボルト
のピツチサークルの芯ズレをセンサで検出し、
そのズレを修正することにより、回転テーブル
の芯出しを行なうと共に、諸装置を備えた昇降
フレームの昇降移動を、スタツドボルトに倣う
メカニカルな倣い装置で案内するようにしたの
で、構造が簡単で且つ精度良く的確に昇降フレ
ームを昇降させて諸装置を確実に作業対象とな
るスタツドボルトに導くことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の好適一実施例を示す側面図、
第2図はその平面図、第3図は本発明に採用され
る倣い装置及びナツト搬送装置を示す側面図、第
4図はその平面図、第5図は倣い装置による倣い
状態を示す概略平面図、第6図は本発明に採用さ
れる一括して組み込まれたボルト清掃装置及びボ
ルト締め緩め装置を示す側断面図、第7図は本発
明に採用される一括して組み込まれたスタツドテ
ンシヨナ及びナツト着脱装置を示す側断面図、第
8図はナツト搬送装置によるナツトの掬い上げ状
態を示す概略正面断面図、第9図は一般的な上蓋
の取付構造を示す側面図、第10図はその平面図
である。 図中、1は上蓋、2は固定架台、8は芯出しロ
ーラ、9はスタツドボルト、11は回転テーブ
ル、21は昇降フレーム、23は倣い装置、24
はボルト清掃装置、26はボルト締め緩め装置、
27はスタツドテンシヨナ、28はナツト着脱装
置、29はナツト搬送装置である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 クレーンにより運搬され原子炉圧力容器の上
    蓋上にピン結合により設置される固定架台と、該
    固定架台上に回転及び半径方向に移動可能に支持
    された回転テーブルと、該回転テーブルと上蓋に
    植立されたスタツドボルトのピツチサークルとの
    芯ズレを検出するセンサと、回転テーブルの内周
    を支持して芯ズレを修正すべく半径方向に移動さ
    せる芯出しローラと、回転テーブルの周方向に適
    宜間隔で設けられスタツドボルトに倣つて昇降移
    動する倣い装置を有する昇降フレームと、該昇降
    フレームに設けられたボルト清掃装置、ボルト締
    め緩め装置、スタツドテンシヨナ、ナツト着脱装
    置及びナツト運搬装置とを備えたことを特徴とす
    る原子炉圧力容器の上蓋開閉装置。
JP61217181A 1986-09-17 1986-09-17 原子炉圧力容器の上蓋開閉装置 Granted JPS6373194A (ja)

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JP61217181A JPS6373194A (ja) 1986-09-17 1986-09-17 原子炉圧力容器の上蓋開閉装置

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JPS6373194A JPS6373194A (ja) 1988-04-02
JPH0473758B2 true JPH0473758B2 (ja) 1992-11-24

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JPH0516554Y2 (ja) * 1987-08-19 1993-04-30
JP5129844B2 (ja) * 2010-09-07 2013-01-30 株式会社日本製鋼所 ボルトテンショナおよびボルトテンショナ調整装置
JP5342609B2 (ja) * 2011-07-25 2013-11-13 株式会社日本製鋼所 ボルトテンショナ

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JPS6373194A (ja) 1988-04-02

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