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JPH0474367B2 - - Google Patents
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JPH0474367B2 - - Google Patents

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JPH0474367B2
JPH0474367B2 JP19630086A JP19630086A JPH0474367B2 JP H0474367 B2 JPH0474367 B2 JP H0474367B2 JP 19630086 A JP19630086 A JP 19630086A JP 19630086 A JP19630086 A JP 19630086A JP H0474367 B2 JPH0474367 B2 JP H0474367B2
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、プラスチツクや金属等の被着材に対
し、プライマーなしで直接被着材に一回塗り(1
−Coat)可能な塗料のバインダーとして有用な
塗料用樹脂組成物に関するものである。 〔従来技術〕 近年、自動車産業において車体の軽量化、防錆
対策及びデザイン上の自由度などから自動車部品
のプラスチツク化が急速に進められている。 自動車用に用いられるプラスチツク素材として
は、ポリプロピレン、ポリエチレン等の非極性ポ
リオレフイン系樹脂;ポリアミド樹脂、ポリブチ
レンテレフタレート樹脂、ポリウレタン樹脂、不
飽和ポリエステル樹脂、FRP、ポリカーボネー
ト樹脂及びこれらの混合プラスチツク、強化プラ
スチツク等が挙げられる。 これらプラスチツクスは、一般に難塗装性のも
のが多く、特に非極性のポリオレフイン系樹脂で
は前処理(酸化処理)−下塗り−上塗り等の複雑
な作業工程を経て塗装が行われている。 同様なことが、自動車以外の建築物、機器、家
電等のパツケージ樹脂、鉄骨材、鋼板等にも言
え、被着材の上に、下塗り、上塗りの複数工程の
塗装が行われている。 〔従来技術の問題点〕 特に難塗装性のポリオレフイン系樹脂基材用塗
料について述べる。 塩素化ポリオレフイン系樹脂を主剤とする塗料
は、ポリエチレン、ポリプロピレンに対しては1
時的には密着するものの長期安定性塗料作業性等
の点で大きな問題点がある。すなわち長期間の使
用に際して経時的に塩素が脱離して塗膜が黄変し
たり変質したりし易く、塗膜の耐候性に問題があ
り塗料用樹脂として実用化されていない。 ポリオレフイン系樹脂に何らかの塗装前に前処
理(表面研磨などの物理的処理やクロム酸混液処
理、溶剤処理、プラズマ処理、コロナ処理等)を
行つても、なお付着性のよい塗膜を作ることは困
難である。 上記問題点、特に耐候性を改良する方法として (1) 塩素化ポリオレフイン系樹脂又は不飽和ポリ
カルボン酸又はその酸無水物変性塩素化ポリオ
レフインに、汎用アクリル系樹脂をブレンドし
た塗料が提案されている(特開57−198764号、
特開60−123565号、特公61−860号)が、塩素
化ポリオレフインとアクリル樹脂とを相溶性が
十分でなく、耐候性改良効果も不十分である。 (2) 塩素化ポリオレフイン系樹脂存在下にアクリ
ル系単量体を重合して得た塗料樹脂(特開56−
50971号、特公61−12940号) (3) 塩素化ポリオレフイン存在下、官能基含有ア
クリルモノマーを含むモノマー混合物を重合し
て得たものに、1分子当り2個以上のエポキシ
基を有するエポキシ化合物又はエポキシ樹脂を
配合した塗料(特開56−50971号) (4) 不飽和ポリカルボン酸又はその酸無水物にて
変性された塩素化ポリオレフインと、1分子当
り2個以上のエポキシ基を有するエポキシ化合
物又はエポキシ樹脂を配合した塗料(特開60−
22383号)等、種々に提案されているが、改良
効果が不十分で塗膜の耐候性に問題がある。 〔問題点を解決する具体的手段〕 本発明は、スチレン・ブタジエン・スチレンブ
ロツク共重合体の水素添加物(A)を溶解した不活性
溶媒中で、炭素数が1〜8のアルキル基またはシ
クロヘキシル基を有するアクリル酸エステルまた
はメタクリル酸エステルを50重量%以上含有し、
且つ、水酸基を有するビニル単量体を0.5〜20重
量%またはα,β−不飽和カルボン酸またはその
酸無水物を0.1〜10重量%の割合で含有するビニ
ル単量体(B)を重合して得られる塗料用樹脂組成物
を提供するものである。 〔但し、(A)成分と(B)成分の重量比(A/B)は、
2/8〜7/3である。〕 スチレン・ブタジエン・スチレンブロツクコポ
リマーの製造法は、当業者によく知られており、
その典型的手順は米国特許No.3265765(1966年8月
9日)に開示されている。 このブロツクコポリマーのスチレンとブタジエ
ンのブロツク共重合体の分子内二重結合を水素添
加することによつて熱安定性の向上したエラスト
マーを得ることができる。このような水素添加さ
れたブロツク共重合体の製造は、例えば特公昭42
−8704号、特公昭43−6636号、特公昭45−20504
号、特公昭48−3555号等の各明細書に記載されて
いる。また、これらの水素添加物を用いた組成物
についてもいくつか提案されており、例えば特開
昭50−14742号、特開昭52−65551号、特公昭60−
4225号等の各明細書には水素添加されたスチレ
ン・共役ジエン−ブロツク共重合体に炭化水素
油、ロジンエステル粘着剤およびα−オレフイン
重合体、ワツクス、エチレン・酢酸ビニル共重合
体等を配合した組成物が開示されている。 かかる水素添加物は、Shell Chemical
CompanyよりKraton G−のグレード名を付し
て、例えば# 1652のコード名で販売されている。 この水添スチレン・ブタジエン・スチレンブロ
ツク共重合体を溶解する不活性有機溶媒として
は、トルエン、キシレン、クロロベンゼン等の芳
香族炭化水素、メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトン等のケトン類、酢酸エチル、酢酸ブ
チル等のエステル類、四塩化炭素等の塩素系溶
媒、テトラリン、ミネラルスピリツツ等及びこれ
らの混合溶媒等が使用される。 この不活性有機溶媒は、水添スチレン・ブタジ
エン・スチレンブロツク共重合体および(B)成分の
ビニル単量体を溶解可能なもので、(A)成分と(B)成
分を溶解するの十分な量用いられ、通常、その量
は両者の和の50〜2000重量%の割合で用いられ
る。 (B)成分: (B)成分のビニル単量体は、炭素数が1〜8のア
ルキル基またはシクロヘキシル基を有するアクリ
ル酸エステルまたはそのメタクリル酸エステル相
当物を主成分とし、且つ、水酸基を有するビニル
単量体を0.5〜20重量%またはα,β−不飽和カ
ルボン酸またはその酸無水物を0.1〜10重量%の
割合で含有するものであつて、、スチレン、アク
リロニトリル、ジビニルベンゼン、ブタンジオー
ルジアクリレート、アクリルアミド等の他のビニ
ル単量体を50重量%以下の割合で含有していても
よい 炭素数が1〜8のアクリル基またはシクロヘキ
シル基を有するアクリル酸エステルまたはそのメ
タクリル酸エステル相当物としては、アクリル酸
メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−プロ
ピル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸n−
ブチル、アクリル酸t−ブチル、アクリル酸シク
ロヘキシルおよびこれらのメタクリル酸エステル
相当物を用いることができる。 これらアクリレートは得られる皮膜の耐候性の
向上、基材への密着性、硬さに寄与する。 α,β−不飽和カルボン酸またはその酸無水物
としては、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン
酸、イタコン酸、シトラコン酸、クロトン酸、フ
マル酸、無水マレイン酸が用いられる。また、マ
レイン酸、フマル酸等の多塩基酸であるときは、
そのハーフアルキルエステルであつてもよい。 これらの不飽和酸は、(B)成分中の0.1〜10重量
%の割合で用いる。また、(A)成分と(B)成分の和の
0.01〜5重量%の割合で用いる。 水酸基を有するビニル単量体としては、ヒドロ
キシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピルア
クリレート、ブタジエンオールモノアクリレー
ト、ポリエチレングリコールモノアクリレート、
これらのメタクリレート相当物、N−メチロール
アクリルアミド、アリルアルコール、ヒドロキシ
エチルビニルエーテル、ヒドロキシエチルブチル
マレエート、ε−カプロラクトン変性アクリレー
ト等が挙げられる。 これら水酸基を有するビニル単量体は(B)成分
中、0.5〜20重量%、(A)成分と(B)成分の和の0.1〜
10重量%の割合で用いる。 これら不飽和酸や水酸基を有するビニル単量体
は、水添スチレン・ブタジエン・スチレン共重合
体の架橋反応を可能ならしめる。 重合: 重合は、水添スチレン・ブタジエン・スチレン
ブロツク共重合体を不活性有機溶媒に溶解した液
中に、重合開始剤を溶解した(B)成分のビニル単量
体を一括して滴下し、または徐々に滴下し、撹拌
下、65〜150℃に加熱することにより行われる。
重合時間は1〜24時間行われる。 重合開始剤としては、有機過酸化物、アゾニト
リル等を挙げることができる。有機過酸化物に
は、アルキルパーオキシド、アリールパーオキシ
ド、アシルパーオキシド、アロイルパーオキシ
ド、ケトンパーオキシド、パーオキシカーボネー
ト、パーオキシカーボキシレート等が含まれる。
アルキルパーオキシドとしてはジイソプロピルパ
ーオキシド、ジターシヤリブチルパーオキシド、
ターシヤリブチルヒドロ−パーオキシド、アリー
ルパーオキシドとしてはジクミルパーオキシド、
クミルヒドロパーオキシド、アシルパーオキシド
としてはジラウロイルパーオキシド、アロイルパ
ーオキシドとしてはジベンゾイルパーオキシド、
ケトンパーオキシドとしてはメチルエチルケトン
パーオキシド、シクロヘキサノンパーオキシド等
を挙げることができる。アゾニトリルとしてはア
ゾビスイソブチロニトリル、アゾビスイソプロピ
オニトリル等を例示できる。 (A)成分の水添スチレン・ブタジエン・スチレン
ブロツク共重合体は、被着剤との塗膜の密着性、
耐屈曲性、耐衝撃性に寄与する成分であり、(B)成
分の重合物は塗膜の硬度、耐溶剤性、耐候性、耐
摩耗性などに大きく影響するものであり、全ての
塗膜性能のバランス上、(A)/(B)が2/8〜7/3
(重量比)の割合で用いる。(A)/(B)が2/8未満
では基材に対する密着性が悪くなりすぎる。逆に
7/3を越えると耐溶剤性、耐ガソリン性が悪く
なる。 塗料用樹脂 上記重合により得られる樹脂は、水添スチレ
ン・ブタジエン・スチレンブロツク共重合体、ビ
ニル単量体の共重合物、ビニル単量体グラフト水
添スチレン・ブタジエン・スチレンブロツク共重
合体等が均質に混合したポリマーアロイである。 重合により得た生成物は、この塗料用樹脂が有
機溶媒により溶解された溶液であるので、これに
顔料、分散剤、レベリング剤、架橋剤等を配合
し、塗料を調製してもよい。又、有機溶媒を除去
した後、新たに有機溶媒、顔料、分散剤等を配合
し、塗料化してもよいし、粘度調整のための必要
な量の有機溶媒を前記樹脂溶液より一部除去し、
または前記樹脂溶液に添加し、ついで顔料等を配
合して塗料化してもよい。 一コート用塗料: 基材に直接塗布できる塗料の組成の一例を次に
示す。 (a) 本発明の塗料用樹脂 100重量部 (b) 架橋剤 0〜50重量部 (c) 上記(a)成分と(b)成分の樹脂を溶解する有機溶
剤 100〜5000重量部 (d) 顔料 10〜300重量部 (e) その他任意成分 0〜10重量部。 然して、上記(b)成分の架橋剤は塗膜の硬度、耐
ガソリン性を向上させる目的で添加させるもので
あつて、カルボキシル基またはヒドロキシ基と反
応する官能基を有する樹脂であつて、エポキシ基
を有するポリエポキサイド;イソシアネート基を
有するポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、ブ
ロツクドポリイソシアネート;反応性官能基(−
OH、−COOH)を有するアクリル系樹脂、アミ
ノ樹脂等が利用できる。 架橋剤の具体例を挙げると、(1)自己反応型化合
物として、例えばメタノール、エタノール、n−
ブタノール、イソブタノール等のアルコールで変
性されたメラニン樹脂または尿素樹脂等のアミノ
樹脂や、重合性不飽和基含有化合物(例えば、ト
リメチロールプロパントリアクリレート、ポリエ
チレングリコールジアクリレート、ペンタエリス
リトールトリアクリレート等の多官能性アクリレ
ート;エポキシ化合物のエポキシ基をアクリル酸
またはメタクリル酸でエステル化したエポキシア
クリレート、メタクリレート;後述のポリイソシ
アネート化合物に水酸基をもつアクリレートまた
はメタクリレートを反応させたポリウレタンアク
リレートまたはメタクリレート;前述のメタミン
樹脂に水酸基をもつアクリレートまたはメタクリ
レートを反応させたメラミンアクリレートまたは
メタクリレート等)、およびカルボキシル基、水
酸基、アミノ基、メチロール基等の官能基を有す
るアクリルモノマーを共重合して得られるアクリ
ル樹脂等が挙げられる。 また、(2)ポリイソシアネート化合物(例えば、
トリレンジイソシアネート、4,4′−ジフエニル
メタンジイソシアネート、イソホロンジイソシア
ネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、シクロヘキサン1,4−ジイソシアネート等
の芳香族ジイソシアネートまたは脂肪酸ジイソシ
アネート、及びこれらのジオール、トリオール等
との付加物、ビユレツト結合で結合した形の鎖状
トリマー、環状トリマー等のポリイソシアネー
ト)及び前述のポリイソシアネート化合物に含ま
れるイソシアネート基の全部または一部を低級ア
ルコール、ε−カプロラクタム、メチルエチケト
キシム、ジエチルマロネート、フエノール等のブ
ロツク剤で封鎖した形のブロツク化イソシアネー
ト化合物等が挙げられる。 更に、(3)エポキシ化合物としては、分子中にエ
ポキシ基を1個以上、特に2個以上含む化合物お
よびこれらの混合物であつて、例えば2,2−ビ
ス(4−ヒドロキシフエニル)プロパン(ビスフ
エノールA)、ビス(4−ヒドロキシフエニル)
メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフエニ
ル)エタン等の多価フエノールのポリグリシジル
エーテル、グリセリン、ペンタエリトリツト、ト
リメチロールプロパン等の多価アルコールのポリ
グリシジルエーテル、ポリアルキレンポリエーテ
ルのジグリシジルエーテル、多価カルボン酸、い
わゆるダイマー酸のジグリシジルエステル等が挙
げられる。 また、オレフイン類、例えば、ポリブタジエン
を過酸で酸化させて得られるエポキシ化合物、及
びグリシジルアクリレートまたはグリシジルメタ
クリレートと共重合して得られるアクリル系エポ
キシ化合物、フエノールとホルマリンとの反応に
よるフエノールノボラツク型のエポキシ化合物
等、およびこれらの変性物が挙げられる。 これらの架橋剤は、単独または2種以上の混合
で使用される。 また、これらの架橋剤と、化学反応するカルボ
キシル基、水酸基、アミノ基、イミノ基等の官能
基を有するアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポ
リウレタン樹脂等の活性水素含有樹脂を混合して
用いてもよい。 (c)成分の有機溶剤としては、水添スチレン・ブ
タジエン・スチレンブロツク共重合体を溶解する
溶媒として例示したものが使用できる。 (d)成分の顔料としては、通常、塗料に使用され
る無機および有機顔料、例えば、二酸化チタン、
カーボンブラツク、タルク、カオリン、炭酸カル
シウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、酸化
鉄、シアニンブルー、キナクリドンレツドなどが
挙げられる。 (e)成分の他の任意成分としては、レベリング
剤、沈降防止剤、分散剤、紫外線吸収剤、塩素化
ポリオレフイン、環化ゴム、石油樹脂、消泡剤、
酸化防止剤が利用できる。 塗料の製造は、公知のアトライター、サンドミ
ル等の顔料分散機を用い、顔料を樹脂分の一部ま
たは全部で分散し、ついで残りの樹脂分、有機溶
剤、塗料用添加剤を加えて、所定の粘度に調整す
るにより製造する。 塗料の塗装手段は、エアスプレー、エア霧化静
電、静電霧化静電塗装等公知の塗装方法がいずれ
も使用できる。 乾燥は、室温で30分〜24時間乾燥するか、60〜
140℃で5〜60分間加熱し、塗膜を形成させる。 塗装される被着剤としては、鋼板、ステンレ
ス、アルミニウム、ポリアミド樹脂、ポリブチレ
ンテレフタレート樹脂、ABS樹脂、ポリウレタ
ン樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリプロピレン樹
脂、ポリスチレン、アクリル樹脂、フエニレンオ
キサイド樹脂およびこれらの混合プラスチツク、
およびこれらの強化プラスチツク樹脂、これら樹
脂の表面に、銅、ニツケル、クロム、亜鉛等のメ
ツキ膜もしくは金属蒸着膜を形成させたメタライ
ズドプラスチツクが利用できる。 〔発明の効果〕 本発明の塗料用樹脂を用いて得た塗料は、被着
材にプライマーなしで直接塗装でき、耐候性、耐
ガソリン性、密着性、屈曲性のバランスのとれた
塗膜を与える。 また、金属、プラスチツクの両方にも密着性が
優れた塗膜を与えるので鋼板素材およびプラスチ
ツク素材上に同時に適用することができる。 〔実施例〕 以下、実施例により本発明を詳細に説明する。 (成形品の製造) 例 1 シエルケミカル社製水添スチレン・ブタジエ
ン・スチレンブロツク共重合体“クレートンG−
1652”(商品名)25重量部、ムーニー粘度が32の
エチレン(74重量%)・プロピレン共重合体ゴム
25重量部および三菱油化(株)製プロピレン・エチレ
ン(7重量%)ブロツク共重合体(MFR45g/
10分)50重量部を配合し、川田製作所スーパーミ
キサーにより2分間混合し、池貝鉄工社製PCM
二軸混練機を用いて220℃で混練造粒して組成物
ペレツトとした。各組成物をスクリユーインライ
ン射出成形機により240℃で肉厚2mm、100cm×
100cmの試験片を成形した。 例 2 上記プロピレン・エチレンブロツク共重合体
(EP)を単独で用い、射出成形して試験片を成形
した。 例 3 ポリアミド樹脂素材1013RW−1(宇部興産(株)
製、商品名)を280℃にて射出成形機により試験
片を成形した。 例 4 ポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT)素
材5201X11(東レ(株)製、商品名)を250℃にて射出
成形機により試験片を成形した。 例 5 ABS樹脂素材Lustran240(三菱モンサント化成
(株)製、商品名)を200℃にて射出成形機により試
験片を成形した。 例 6 例5のABS樹脂製試験片にマイクロポアロク
ロム電気メツキを施し試験片とした。 例 7 不飽和ポリエステル樹脂素材(SMC)N12(武
田薬品工業(株)製、商品名)を切断して試験片を作
成した。 (樹脂の製造例) 実施例 1 冷却器、温度計および撹拌機を備えたフラスコ
中に(A)成分としてクレイトンG−1652(シエルケ
ミカル製水添スチレン・ブタジエン・スチレンブ
ロツク共重合体)100部、トルエン200部を仕込
み、窒素ガス雰囲気下95℃まで昇温した。 これに、(B)成分としてメチルメタクリレート80
部、n−ブチルメタクリレート20部およびメタク
リル酸1部、過酸化ベンゾイル1部およびトルエ
ン50部を3時間にて滴下し、滴下終了後、90〜95
℃で12時間後重合を終了し、本発明の塗料用樹脂
Aを得た。 実施例 3 (B)成分としてメチルメタクリレート50部、シク
ロヘキシルメタクリレート30部、エチルアクリレ
ート20部およびメタクリル酸1部を用いる他は実
施例1と同様にして塗料用樹脂Cを得た。 実施例 4 (B)成分として、メチルメタクリレート40部、エ
チルアクリレート20部、シクロヘキシルメタクリ
レート30部、2−ヒドロキシエチルメタクリレー
ト10部を用いる他は実施例1と同様にして塗料用
樹脂Dを得た。 比較例 1 (A)成分として、クレイトンG−1652 160部、(B)
成分としてメチルメタクリレート20部、n−ブチ
ルメタクリレート20部およびメタクリル酸1部を
用い実施例1と同様にして塗料用樹脂Fを得た。 比較例 2 (A)成分として、クレイトンG−1652 20部、(B)
成分としてメチルメタクリレート90部、エチルア
クリレート40部、シクロヘキシルメタクリレート
50部およびメタクリル酸1部を用いる他は実施例
1と同様にして塗料用樹脂Gを得た。 実施例 6 (B)成分として、メチルメタクリレート80部、n
−ブチルメタクリレート15部および2−ヒドロキ
シエチルアクリレート5部を用いる他は実施例1
と同様にして塗料用樹脂Hを得た。 実施例 7 (B)成分として、メチルメタクリレート80部、n
−ブチルメタクリレート10部および2−ヒドロキ
シプロピルメタクリレート10部を用いる他は実施
例1と同様にして塗料用樹脂Iを得た。 実施例 8 (B)成分として、メチルメタクリレート50部、シ
クロヘキシルメタクリレート30部、エチルアクリ
レート10部、スチレン20部およびN−メチロール
メタクリアミド10部を用いる他は実施例1と同様
にして塗料用樹脂Jを得た。 実施例 9 (B)成分として、メチルメタクリレート80部、エ
チルアクリレート40部、シクロヘキシルメタクリ
レート60部および2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート20部を用いる他は実施例1と同様にして塗
料用樹脂Kを得た。 実施例 10 (B)成分として、メチルメタクリレート40部、エ
チルアクリレート20部、シクロヘキシルメタクリ
レート20部およびダイセル化学(株)製ε−カプロラ
クトン変性メタクリレート“プラクセルFM−
1”(商品名)10部を用いる他は実施例1と同様
にして塗料用樹脂Lを得た。 比較例 3 (A)成分として、タレイトンG−1652 20部、(B)
成分としてメチルメタクリレート90部、エチルア
クリレート40部、シクロヘキシルメタクリレート
50部および2−ヒドロキシエチルメタクリレート
10部を用いる他は実施例1と同様にして塗料用樹
脂Mを得た。
【表】
【表】 塗料の製造例 樹脂A〜M(固型分) 35部または25部 架橋製樹脂 0または5部 トルエン 40部 酸化チタン 25部 となるように混合し、サンドミルで1時間分散さ
せて表2に示す組成の塗料を得た。 表2に示す成分の詳細は次の通りである。 ブロツク化イソシアネート化合物:コロネート
2507(日本ポリウレタン(株)製、商品名、固形分75
%) ポリイソシアネート化合物:スミジユールN−
75(住友バイエルウレタン(株)製、商品名、固形分
75%、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート
三量体) イソブチル化メラミン樹脂:スーパーベツカミ
ンL−116−70(日本ライヒホールド(株)製、商品
名、固形分70%) ビスフエノールA型エポキシ化合物:エピコー
ト834(油化シエルエポキシ(株)製、商品名、固型分
100%) 塗料の評価 プラスチツクへの塗装: 成形品の製造例1〜4および7で得たシートの
表面を1,1,1−トリクロルエタンの蒸気によ
り1分間脱脂処理した後、他はイソプロピルアル
コールに1分間浸漬し、1分間風乾後、上記作成
した塗料をトルエンにて適当な粘度になるよう希
釈した後、膜厚40〜45μとなるようスプレー塗装
し乾燥した。 (応用例1、2、7および比較応用例1と2は
80℃、30分間焼付。応用例4と6および比較応用
例3は150℃で30分間焼付、応用例8〜9は140℃
で30分間焼付して乾燥。) (鋼板への塗装) 0.8mm×70mm×150mmの冷却圧延鋼板を、ボンデ
ライト#3004(日本パーカラジング株式会社、商
品名)によりリン酸亜鉛処理し、上記塗料をスプ
レー塗装した。 塗膜の評価 光沢:60度鏡面反射率にて測定 硬度:鉛筆硬度計にて測定 付着性:カツターナイフで縦横に各々1mm間隔
で、素材に達する11本の線を引き、できた100
個のマス目にセロハンテープを密着させ、一気
にはがした時に、塗膜がはく離せず、残存した
マス目の個数で評価した。評価基準は100/100
(○、優)、99/100〜80/100(△、可)、79/100
〜50/100(×、劣)、49/100〜0/100(××、著
しく劣)である。 耐屈曲性:1/2φインチマンドレルで180°折り曲
げ塗膜の状態を調べた。○(合格)、×(不合格) 耐ガソリン性:試験板をガソリンに1時間浸漬
し、塗膜の変色シミ、膨潤、はく離の有無など
の変化を評価した。評価基準は◎(変化なし;
優)、○(わずかに変化;可)、△(実用上問題
となる膨潤あり。)、×(著しく変化、剥離あり;
不可) 耐湿性 試験板を温度50±1℃、相対湿度98%以上に調
整した密閉箱に入れ、、240時間後の塗膜の外観、
ふくれの有無を調べる。評価基準は 外観良好、ふくれ無し:○(優) ふくれ有り(直径0.2mm未満):△(可) ふくれ有り(直径0.2mm以上):×(不可)
【表】
【表】 * 密着性以外は、基材は例1のものを使用。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スチレン・ブタジエン・スチレンブロツク共
    重合体の水素添加物(A)を溶解した不活性溶媒中
    で、炭素数が1〜8のアルキル基またはシクロヘ
    キシル基を有するアクリル酸エステルまたはメタ
    クリル酸エステルを50重量%以上含有し、且つ、
    水酸基を有するビニル単量体を0.5〜20重量%ま
    たはα,β−不飽和カルボン酸またはその酸無水
    物を0.1〜10重量%の割合で含有するビニル単量
    体(B)を重合して得られる塗料用樹脂組成物。 〔但し、(A)成分と(B)成分の重量比(A/B)は
    2/8〜7/3である。〕 2 不活性有機溶媒がトルエンまたはキシレンで
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の塗料用樹脂組成物。 3 水酸基を有するビニル単量体が、ビドロキシ
    エチルメタクリレートであることを特徴とする特
    許請求の範囲第2項記載の塗料用樹脂組成物。 4 α,β−不飽和酸がメタクリル酸であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の塗料用
    樹脂組成物。 5 不活性有機溶媒が、(A)成分と(B)成分の樹脂分
    の和100重量部に対し、50〜2000重量部の割合で
    用いられることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の塗料用樹脂組成物。
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