JPH047750B2 - - Google Patents
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- JPH047750B2 JPH047750B2 JP60089507A JP8950785A JPH047750B2 JP H047750 B2 JPH047750 B2 JP H047750B2 JP 60089507 A JP60089507 A JP 60089507A JP 8950785 A JP8950785 A JP 8950785A JP H047750 B2 JPH047750 B2 JP H047750B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- formula
- thiazole
- dihydroimidazo
- acid
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- Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は新規なジメチル−5,6−ジヒドロイ
ミダゾ〔2,1−b〕チアゾール誘導体、更に詳
細には、優れた免疫調節作用を有する次の一般式
() (式中、R1,R2,R3及びR4は同一又は異つて
水素原子又は低級アルキル基を示し、R5は低級
アルキル基を示し、n個のXは同一又は異つて、
水素原子、ハロゲン原子、トリフルオロメチル
基、低級アルキル基、低級アルコキシ基又はニト
ロ基を示し、nは0〜5の整数を示す) で表わされるN−アルキル−3−メチル−5,6
−ジヒドロイミダゾ〔2,1−b〕チアゾール−
2−カルボキシアニリド誘導体又はその塩に関す
る。 〔従来の技術〕 従来、イミダゾチアゾール骨格を有する多くの
化合物が合成されており、例えば次式 で表わされるイミダゾ〔2,1−b〕チアゾール
誘導体(レバミゾール)が免疫調節作用を有する
ことが報告されている(西独公開特許第2340632
号)。 また、式 (式中、R9はC1〜C3のアルキルスルホニル又
は
ミダゾ〔2,1−b〕チアゾール誘導体、更に詳
細には、優れた免疫調節作用を有する次の一般式
() (式中、R1,R2,R3及びR4は同一又は異つて
水素原子又は低級アルキル基を示し、R5は低級
アルキル基を示し、n個のXは同一又は異つて、
水素原子、ハロゲン原子、トリフルオロメチル
基、低級アルキル基、低級アルコキシ基又はニト
ロ基を示し、nは0〜5の整数を示す) で表わされるN−アルキル−3−メチル−5,6
−ジヒドロイミダゾ〔2,1−b〕チアゾール−
2−カルボキシアニリド誘導体又はその塩に関す
る。 〔従来の技術〕 従来、イミダゾチアゾール骨格を有する多くの
化合物が合成されており、例えば次式 で表わされるイミダゾ〔2,1−b〕チアゾール
誘導体(レバミゾール)が免疫調節作用を有する
ことが報告されている(西独公開特許第2340632
号)。 また、式 (式中、R9はC1〜C3のアルキルスルホニル又
は
斯かる実状において、本発明者らは、種々のイ
ミダゾ〔2,1−b〕チアゾール誘導体を合成
し、その生理活性を検討した結果、特定の置換基
を有する上記()式で表わされる新規なジメチ
ル−5,6−ジヒドロイミダゾ〔2,1−b〕チ
アゾール誘導体が優れた免疫調節作用を有するこ
とを見出し、本発明を完成した。 すなわち、本発明は、()式で表わされるN
−アルキル−3−メチル−5,6−ジヒドロイミ
ダゾ〔2,1−b〕チアゾール−2−カルボキシ
アニリド誘導体及びその塩を提供するものであ
る。 本発明において、N−アルキル−3−メチル−
5,6−ジヒドロイミダゾ〔2,1−b〕チアゾ
ール−2−カルボキシアニリド誘導体の塩として
は、薬学的に許容される塩、例えば塩酸塩、硫酸
塩、炭酸塩、硝酸塩、臭化水素酸塩、リン酸塩、
スルホン酸塩、酢酸塩、シユウ酸塩、酒石酸塩、
クエン酸塩、リンゴ酸塩、グルタミン酸塩、アス
パラギン酸塩等の無機酸塩又は有機酸塩が挙げら
れる。 また、本発明の()式の化合物及びその塩は
結晶水をもつてもよく、これらの水和物は何れも
本発明の範囲に含まれるものである。 本発明化合物()は、例えば次の反応式に従
つて、()式で表わされるアミドに()式で
表わされるイミダゾリジン−2−チオンを反応さ
せることにより製造される。 (式中、R1,R2,R3,R4,R5,X及びnは前
記の意味を有する) 本反応は適当な不活性溶媒中行うのが好まし
く、溶媒としては、例えばベンゼン、トルエン、
キシレン、アセトン、メチルエチルケトン、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメ
チルスルホキシド、アセトニトリル、エーテル、
テトラヒドロフラン、ジオキサン、クロロホル
ム、水などが用いられる。 反応温度は、−5℃〜100℃、好ましくは20℃〜
80であり、1〜6時間の反応により高収率、高純
度で本発明の化合物を得ることができる。 このようにして得られる塩酸塩から遊離の一般
式()の化合物を得るためには、塩基、例えば
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、アン
モニアなどの無機塩基、ピリジン、トリエチルア
ミンなどの有機塩基で処理すればよい。また他の
塩類に導びくためには、相当する酸、例えば硫
酸、炭酸、硝酸、臭化水素酸、リン酸、スルホン
酸、酢酸、シユウ酸、酒石酸、クエン酸、リンゴ
酸、グルミン酸、アスパラギン酸などで上記塩酸
塩あるいは遊離の化合物を処理すればよい。 本方法の原料として使用される()式の化合
物は、例えば、次の反応式に従つて、ジケテン
()にアミン類()を反応させて()式の
化合物となし、次いでこれをスルフリルクロリド
〔ケミカル・アブストラクツ(Chemical
Abstracts)19,43(1925)〕又はN−クロロコハ
ク酸イミド等でクロル化することにより製造され
る。 (式中、R5,X及びnは前記の意味を有する) また、もう一つの原料化合物()は、例えば
オーガニツク・シンセシス(Org.Synth.)、
Coll.3394頁に記載の方法に従つて、次の方法で
製造される。 〔作用〕 次に、本発明化合物()及びその塩の薬理効
果について説明する。 試験例 1 マウス脾細胞を用いた試験管内プラーク形成細
胞応答に対する作用: BALB/cマウスの脾細胞1×107個を羊赤血
球(1×106)及び供試化合物(1μg/ml)と共
に、10%牛胎児血清を含むRPMI−1640培地にて
CO2インキユベーター(37℃)中5日間培養し
〔ミシエル,アール・アイ(Mischell,R.I)ら;
〔J.Exp.Med.)126:423(1967)の変法〕、出現す
るプラーク形成細胞数をイエルネ・アンド・ノル
デイン(Jerne and Nordin)の方法〔サイエン
ス(Science)140:405(1963)〕で測定した。そ
の結果を表1に示す。
ミダゾ〔2,1−b〕チアゾール誘導体を合成
し、その生理活性を検討した結果、特定の置換基
を有する上記()式で表わされる新規なジメチ
ル−5,6−ジヒドロイミダゾ〔2,1−b〕チ
アゾール誘導体が優れた免疫調節作用を有するこ
とを見出し、本発明を完成した。 すなわち、本発明は、()式で表わされるN
−アルキル−3−メチル−5,6−ジヒドロイミ
ダゾ〔2,1−b〕チアゾール−2−カルボキシ
アニリド誘導体及びその塩を提供するものであ
る。 本発明において、N−アルキル−3−メチル−
5,6−ジヒドロイミダゾ〔2,1−b〕チアゾ
ール−2−カルボキシアニリド誘導体の塩として
は、薬学的に許容される塩、例えば塩酸塩、硫酸
塩、炭酸塩、硝酸塩、臭化水素酸塩、リン酸塩、
スルホン酸塩、酢酸塩、シユウ酸塩、酒石酸塩、
クエン酸塩、リンゴ酸塩、グルタミン酸塩、アス
パラギン酸塩等の無機酸塩又は有機酸塩が挙げら
れる。 また、本発明の()式の化合物及びその塩は
結晶水をもつてもよく、これらの水和物は何れも
本発明の範囲に含まれるものである。 本発明化合物()は、例えば次の反応式に従
つて、()式で表わされるアミドに()式で
表わされるイミダゾリジン−2−チオンを反応さ
せることにより製造される。 (式中、R1,R2,R3,R4,R5,X及びnは前
記の意味を有する) 本反応は適当な不活性溶媒中行うのが好まし
く、溶媒としては、例えばベンゼン、トルエン、
キシレン、アセトン、メチルエチルケトン、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメ
チルスルホキシド、アセトニトリル、エーテル、
テトラヒドロフラン、ジオキサン、クロロホル
ム、水などが用いられる。 反応温度は、−5℃〜100℃、好ましくは20℃〜
80であり、1〜6時間の反応により高収率、高純
度で本発明の化合物を得ることができる。 このようにして得られる塩酸塩から遊離の一般
式()の化合物を得るためには、塩基、例えば
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、アン
モニアなどの無機塩基、ピリジン、トリエチルア
ミンなどの有機塩基で処理すればよい。また他の
塩類に導びくためには、相当する酸、例えば硫
酸、炭酸、硝酸、臭化水素酸、リン酸、スルホン
酸、酢酸、シユウ酸、酒石酸、クエン酸、リンゴ
酸、グルミン酸、アスパラギン酸などで上記塩酸
塩あるいは遊離の化合物を処理すればよい。 本方法の原料として使用される()式の化合
物は、例えば、次の反応式に従つて、ジケテン
()にアミン類()を反応させて()式の
化合物となし、次いでこれをスルフリルクロリド
〔ケミカル・アブストラクツ(Chemical
Abstracts)19,43(1925)〕又はN−クロロコハ
ク酸イミド等でクロル化することにより製造され
る。 (式中、R5,X及びnは前記の意味を有する) また、もう一つの原料化合物()は、例えば
オーガニツク・シンセシス(Org.Synth.)、
Coll.3394頁に記載の方法に従つて、次の方法で
製造される。 〔作用〕 次に、本発明化合物()及びその塩の薬理効
果について説明する。 試験例 1 マウス脾細胞を用いた試験管内プラーク形成細
胞応答に対する作用: BALB/cマウスの脾細胞1×107個を羊赤血
球(1×106)及び供試化合物(1μg/ml)と共
に、10%牛胎児血清を含むRPMI−1640培地にて
CO2インキユベーター(37℃)中5日間培養し
〔ミシエル,アール・アイ(Mischell,R.I)ら;
〔J.Exp.Med.)126:423(1967)の変法〕、出現す
るプラーク形成細胞数をイエルネ・アンド・ノル
デイン(Jerne and Nordin)の方法〔サイエン
ス(Science)140:405(1963)〕で測定した。そ
の結果を表1に示す。
【表】
【表】
レバミゾールが増強活性を示すには20μg/ml
の濃度を要する本試験において、本発明化合物は
1μg/mlの低濃度でレゾミゾールと同等又はそ
れ以上の活性を示した。一方比較化合物は殆んど
活性を示さなかつた。 試験例 2 マウス脾細胞または胸線細胞を用いた試験管内
リンパ球幼若化反応に対する作用: BALB/cマウスの脾細胞(1×105個)また
は胸線細胞(2×105個)をマイトジエン
(ConA:2.5μg/mlまたはLPS:10μg/ml)及
び供試化合物(1μg/ml)と共に5%牛胎児血
清を含むRPMI−1640培地(0.2ml)にてCO2イン
キユベーター(37℃)中48時間培養した。次いで
0.5μCiの3H−チミジンを添加して更に18時間培
養し、細胞内に取り込まれた3H−チミジンの放
射活性を測定した。結果を表2に示す。
の濃度を要する本試験において、本発明化合物は
1μg/mlの低濃度でレゾミゾールと同等又はそ
れ以上の活性を示した。一方比較化合物は殆んど
活性を示さなかつた。 試験例 2 マウス脾細胞または胸線細胞を用いた試験管内
リンパ球幼若化反応に対する作用: BALB/cマウスの脾細胞(1×105個)また
は胸線細胞(2×105個)をマイトジエン
(ConA:2.5μg/mlまたはLPS:10μg/ml)及
び供試化合物(1μg/ml)と共に5%牛胎児血
清を含むRPMI−1640培地(0.2ml)にてCO2イン
キユベーター(37℃)中48時間培養した。次いで
0.5μCiの3H−チミジンを添加して更に18時間培
養し、細胞内に取り込まれた3H−チミジンの放
射活性を測定した。結果を表2に示す。
【表】
本発明化合物30により3H−チミジンの取込み
を増加、即ちリンパ球幼若化反応の促進が認めら
れた。 試験例 3 急性毒性: ウイスター(Wistar)系雄性ララツト1群4
匹に供試化合物300mg/Kgを1日1回、4日間経
口投与して、一般症状及び体重に及ぼす影響を調
べた。本発明化合物としては、化合物30、31、
32、3及び2を用い、比較化合物としては、レバ
ミゾール、()式中、R1=R2=R3=R4=R5=
H,(X)n=3,4−Cl2(比較化合物5)及び
R1=R2=R3=R4=R5=H,(X)n=3−CF3
(比較化合物6)を用いた。 (1) 一般症状に及ぼす影響 本発明化合物及び比較化合物5投与群では一
般症状に何ら変化がみられなかつたが、比較化
合物6投与群では流涙、目からの出血、鎮静、
平衡感覚異常、振戦がみられた。レバミゾール
投与群では半数例が死亡した。 (2) 体重に及ぼす影響 被検化合物投与前及び4日間投与後の体重を
表3に示す。
を増加、即ちリンパ球幼若化反応の促進が認めら
れた。 試験例 3 急性毒性: ウイスター(Wistar)系雄性ララツト1群4
匹に供試化合物300mg/Kgを1日1回、4日間経
口投与して、一般症状及び体重に及ぼす影響を調
べた。本発明化合物としては、化合物30、31、
32、3及び2を用い、比較化合物としては、レバ
ミゾール、()式中、R1=R2=R3=R4=R5=
H,(X)n=3,4−Cl2(比較化合物5)及び
R1=R2=R3=R4=R5=H,(X)n=3−CF3
(比較化合物6)を用いた。 (1) 一般症状に及ぼす影響 本発明化合物及び比較化合物5投与群では一
般症状に何ら変化がみられなかつたが、比較化
合物6投与群では流涙、目からの出血、鎮静、
平衡感覚異常、振戦がみられた。レバミゾール
投与群では半数例が死亡した。 (2) 体重に及ぼす影響 被検化合物投与前及び4日間投与後の体重を
表3に示す。
【表】
叙上の試験結果から明らかな如く、本発明化合
物()は優れた免疫調節作用を有するので、免
疫疾患の予防及び治療薬として、例えば慢性関節
リウマチ、全身性エリテマトーデス、コラーゲン
病、慢性腎炎、自己免疫性溶血性貧血などの自己
免疫疾患、即時型及び遅延型アレルギー症、ある
いは悪性腫瘍、重症感染症等の治療及び予防に使
用することができる。 本発明化合物は、経口的あるいは非経口的(例
えば、筋肉内、皮下、静脈内、肛門部、皮膚)に
そのままあるいは種々の投与単位形態で投与する
ことができる。その剤型としては、錠剤、糖衣
錠、フイルム錠、硬質又は軟質カプセル、トロー
チ、丸剤、顆粒剤、散剤等の固型製剤;坐剤、貼
布剤、軟膏等の半固型製剤;注射剤、シロツプ
剤、吸入剤、乳剤、懸濁剤等の液状製剤とするこ
とができる。本発明化合物はそれ単独で上記製剤
とすることもできるが、他の薬効成分、例えば非
ステロイド性鎮痛、消炎剤等を併用して配合して
もよい。 〔実施例〕 次に、参考例及び実施例を挙げて説明する。 参考例 1 3′,4′−ジクロロ−N−メチルアニリン3.5g
(0.02M)および触媒量のピリジンをトルエンに
溶解し、ジケテン1.9g(0.022M)を50℃にてゆ
つくり滴下し、滴下終了後3時間加熱還流した。
冷却し、有機層を水、10%−塩酸、水、5%−炭
酸水素ナトリウム水溶液の順に洗浄し、乾燥、濃
縮して3′,4′−ジクロロ−N−メチルアセトアセ
トアニリドを得た。 実施例 1 (i) 参考例1より得られた3′,4′−ジクロロ−N
−メチルアセトアセトアニリド2.6g(0.01M)
およびN−クロロコハク酸イミド1.4g
(0.01M)を四塩化炭素に懸濁させ、触媒量の
ベンゾイルパーオキサイドを加え、1時間加熱
還流した。反応液を水洗、乾燥、濃縮し、残渣
をメチルエチルケトンに溶解し、イミダゾリジ
ン−2−チオン1.0g(0.01M)を加え、3時
間加熱還流した。析出した結晶を集し、エタ
ノールより再結晶し、減圧下乾燥して3′,4′−
ジクロロ−N,3−ジメチル−5,6−ジヒド
ロイミダゾ〔2,1−b〕チアゾール−2−カ
ルボキシアニリド塩酸塩(化合物1)3.4g
(収率89.5%)を得た。融点275〜276℃。 (ii) 得られた塩酸塩1.9g(0.005M)を水に溶解
し、室温下撹拌しながら10%苛性ソーダ水溶液
を滴下した。生じた結晶を集し、大量の水で
洗浄し精製を行つた。この物を減圧下乾燥を行
ない3′,4′−ジクロロ−N,3−ジメチル−
5,6−ジヒドロイミダゾ〔2,1−b〕チア
ゾール−2−カルボキシアニリド1.4g(収率
82.4%)を得た。融点118〜122℃。 実施例 2 (i) 参考例1と同様な方法で得られた、3′,5′−
ジクロロ−N−メチルアセトアセトアニリド
2.6g(0.01M)およびN−クロロコハク酸イ
ミド1.4g(0.01M)を四塩化炭素に懸濁させ、
触媒量のベンゾイルパーオキサイドを加え、1
時間加熱還流した。反応液を水洗、乾燥、濃縮
し、残渣をメチルエチルケトンに溶解し、4,
4−ジメチルイミダゾリジン−2−チオン1.3
g(0.01M)を加え、3時間加熱還流した。析
出した結晶を集し、イソプロパノールより再
結晶し、減圧下乾燥して3′,5′−ジクロロ−
N,3,6,6−テトラメチル−5,6−ジヒ
ドロイミダゾ〔2,1−b〕チアゾール−2−
カルボキシアニリド塩酸塩(化合物2)3.0g
(収率75.0%)を得た。融点222〜230℃。 (ii) 得られた塩酸塩2.0g(0.005M)を水に溶解
し、室温下撹拌しながら20%炭酸カリウム水溶
液を滴下した。生じた結晶を集し、大量の水
で洗浄し精製を行つた。この物を減圧下乾燥を
行ない3′,5′−ジクロロN,3,6,6−テト
ラメチル−5,6−ジヒドロイミダゾ〔2,1
−b〕チアゾール2−カルボキシアニリド1.5
g〔収率78.9%)を得た。融点169℃。 実施例 3 参考例1と同様な方法で得られたN−メチル−
4′−トリフルオロメチルアセトアセトアニリド
2.6g(0.01M)をジエチルエーテルに溶解し、
塩化スルフリル1.5g(0.011M)を−5℃にて滴
下し、−10〜−5℃で30分間撹拌した。これを氷
水中へ注ぎ入れ、炭酸水素ナトリウムを用いて中
和し、トルエンにて抽出し、有機層を乾燥、濃縮
し、残渣をメチルエチルケトンに溶解し、4,4
−ジメチルイミダゾリジン−2−チオン1.3g
(0.01M)を加え、3時間加熱還流した。析出し
た結晶を集し、アセトンで洗浄し、減圧下乾燥
してN,3,6,6−テトラメチル−4′−トリフ
ルオロメチル−5,6−ジヒドロイミダゾ−〔2,
1−b〕−チアゾール−2−カルボキシアニリド
塩酸塩(化合物3)3.7g(収率92.5%)を得た。
融点195〜198℃。 実施例 4 参考例1と同様な方法で得られた3′,4′−ジク
ロロ−N−エチルアセトアセトアニリド2.7g
(0.01M)およびN−クロロコハク酸イミド1.4g
(0.01M)を四塩化炭素に懸濁させ、触媒量のベ
ンゾイルパーオキサイドを加え、1時間加熱還流
した。反応液を水洗、乾燥、濃縮し、残渣をメチ
ルエチルケトンに溶解し、4,4−ジメチルイミ
ダゾリジン−2−チオン1.3g(0.01M)を加え、
3時間加熱還流した。析出した結晶を集し、ア
セトンで洗浄し、減圧下乾燥して3′,4′−ジクロ
ロ−N−エチル−3,6,6−トリメチル−5,
6−ジヒドロイミダゾ〔2,1−b〕チアゾール
−2−カルボキシアニリド塩酸塩(化合物4)
3.3g(収率78.6%)を得た。融点210〜214℃。 実施例 5 参考例1によつて得られた3′,4′−ジクロロ−
N−メチルアセトアセトアニリド2.6g(0.01M)
を実施例2の方法で塩素化し、得られた油状物質
をメチルエチルケトンに溶解し、4−メチルイミ
ダゾリジン−2−チオン1.2g(0.01M)を加え、
3時間加熱還流した。析出した結晶を集し、ア
セトンで洗浄して3′,4′−ジクロロ−N,3,6
−トリメチル−5,6−ジヒドロイミダゾ〔2,
1−b〕チアゾール−2−カルボキシアニリド塩
酸塩(化合物5)3.6g(収率92.3%)を得た。
融点230〜231℃。 実施例 6 参考例1と同様な方法によつて得られたN−メ
チル3′,5′−ビス(トリフルオロメチル)アセト
アセトアニリド3.2g(0.01M)およびN−クロ
ロコハク酸イミド1.4g(0.01M)を四塩化炭素
に懸濁させ、触媒量のベンゾイルパーオキサイド
を加え、1時間加熱還流した。反応液を水洗、乾
燥、濃縮し、残渣をメチルエチルケトンに溶解
し、3,4−ジメチルイミダゾリジン−2−チオ
ン1.3g(0.01M)を加え、3時間加熱還流した。
析出した結晶を集し、アセトンで洗浄減圧下乾
燥してN,3,5,6−テトラメチル−3′,5′−
ビス(トリフルオロメチル)−5,6−ジヒドロ
イミダゾ〔2,1−b〕チアゾール−2−カルボ
キシアニリド塩酸塩(化合物6)3.5g(収率
74.5%)を得た。融点214〜218℃。 実施例 7〜43 参考例1及び実施例1〜6と同様に操作して次
の化合物を製造した。
物()は優れた免疫調節作用を有するので、免
疫疾患の予防及び治療薬として、例えば慢性関節
リウマチ、全身性エリテマトーデス、コラーゲン
病、慢性腎炎、自己免疫性溶血性貧血などの自己
免疫疾患、即時型及び遅延型アレルギー症、ある
いは悪性腫瘍、重症感染症等の治療及び予防に使
用することができる。 本発明化合物は、経口的あるいは非経口的(例
えば、筋肉内、皮下、静脈内、肛門部、皮膚)に
そのままあるいは種々の投与単位形態で投与する
ことができる。その剤型としては、錠剤、糖衣
錠、フイルム錠、硬質又は軟質カプセル、トロー
チ、丸剤、顆粒剤、散剤等の固型製剤;坐剤、貼
布剤、軟膏等の半固型製剤;注射剤、シロツプ
剤、吸入剤、乳剤、懸濁剤等の液状製剤とするこ
とができる。本発明化合物はそれ単独で上記製剤
とすることもできるが、他の薬効成分、例えば非
ステロイド性鎮痛、消炎剤等を併用して配合して
もよい。 〔実施例〕 次に、参考例及び実施例を挙げて説明する。 参考例 1 3′,4′−ジクロロ−N−メチルアニリン3.5g
(0.02M)および触媒量のピリジンをトルエンに
溶解し、ジケテン1.9g(0.022M)を50℃にてゆ
つくり滴下し、滴下終了後3時間加熱還流した。
冷却し、有機層を水、10%−塩酸、水、5%−炭
酸水素ナトリウム水溶液の順に洗浄し、乾燥、濃
縮して3′,4′−ジクロロ−N−メチルアセトアセ
トアニリドを得た。 実施例 1 (i) 参考例1より得られた3′,4′−ジクロロ−N
−メチルアセトアセトアニリド2.6g(0.01M)
およびN−クロロコハク酸イミド1.4g
(0.01M)を四塩化炭素に懸濁させ、触媒量の
ベンゾイルパーオキサイドを加え、1時間加熱
還流した。反応液を水洗、乾燥、濃縮し、残渣
をメチルエチルケトンに溶解し、イミダゾリジ
ン−2−チオン1.0g(0.01M)を加え、3時
間加熱還流した。析出した結晶を集し、エタ
ノールより再結晶し、減圧下乾燥して3′,4′−
ジクロロ−N,3−ジメチル−5,6−ジヒド
ロイミダゾ〔2,1−b〕チアゾール−2−カ
ルボキシアニリド塩酸塩(化合物1)3.4g
(収率89.5%)を得た。融点275〜276℃。 (ii) 得られた塩酸塩1.9g(0.005M)を水に溶解
し、室温下撹拌しながら10%苛性ソーダ水溶液
を滴下した。生じた結晶を集し、大量の水で
洗浄し精製を行つた。この物を減圧下乾燥を行
ない3′,4′−ジクロロ−N,3−ジメチル−
5,6−ジヒドロイミダゾ〔2,1−b〕チア
ゾール−2−カルボキシアニリド1.4g(収率
82.4%)を得た。融点118〜122℃。 実施例 2 (i) 参考例1と同様な方法で得られた、3′,5′−
ジクロロ−N−メチルアセトアセトアニリド
2.6g(0.01M)およびN−クロロコハク酸イ
ミド1.4g(0.01M)を四塩化炭素に懸濁させ、
触媒量のベンゾイルパーオキサイドを加え、1
時間加熱還流した。反応液を水洗、乾燥、濃縮
し、残渣をメチルエチルケトンに溶解し、4,
4−ジメチルイミダゾリジン−2−チオン1.3
g(0.01M)を加え、3時間加熱還流した。析
出した結晶を集し、イソプロパノールより再
結晶し、減圧下乾燥して3′,5′−ジクロロ−
N,3,6,6−テトラメチル−5,6−ジヒ
ドロイミダゾ〔2,1−b〕チアゾール−2−
カルボキシアニリド塩酸塩(化合物2)3.0g
(収率75.0%)を得た。融点222〜230℃。 (ii) 得られた塩酸塩2.0g(0.005M)を水に溶解
し、室温下撹拌しながら20%炭酸カリウム水溶
液を滴下した。生じた結晶を集し、大量の水
で洗浄し精製を行つた。この物を減圧下乾燥を
行ない3′,5′−ジクロロN,3,6,6−テト
ラメチル−5,6−ジヒドロイミダゾ〔2,1
−b〕チアゾール2−カルボキシアニリド1.5
g〔収率78.9%)を得た。融点169℃。 実施例 3 参考例1と同様な方法で得られたN−メチル−
4′−トリフルオロメチルアセトアセトアニリド
2.6g(0.01M)をジエチルエーテルに溶解し、
塩化スルフリル1.5g(0.011M)を−5℃にて滴
下し、−10〜−5℃で30分間撹拌した。これを氷
水中へ注ぎ入れ、炭酸水素ナトリウムを用いて中
和し、トルエンにて抽出し、有機層を乾燥、濃縮
し、残渣をメチルエチルケトンに溶解し、4,4
−ジメチルイミダゾリジン−2−チオン1.3g
(0.01M)を加え、3時間加熱還流した。析出し
た結晶を集し、アセトンで洗浄し、減圧下乾燥
してN,3,6,6−テトラメチル−4′−トリフ
ルオロメチル−5,6−ジヒドロイミダゾ−〔2,
1−b〕−チアゾール−2−カルボキシアニリド
塩酸塩(化合物3)3.7g(収率92.5%)を得た。
融点195〜198℃。 実施例 4 参考例1と同様な方法で得られた3′,4′−ジク
ロロ−N−エチルアセトアセトアニリド2.7g
(0.01M)およびN−クロロコハク酸イミド1.4g
(0.01M)を四塩化炭素に懸濁させ、触媒量のベ
ンゾイルパーオキサイドを加え、1時間加熱還流
した。反応液を水洗、乾燥、濃縮し、残渣をメチ
ルエチルケトンに溶解し、4,4−ジメチルイミ
ダゾリジン−2−チオン1.3g(0.01M)を加え、
3時間加熱還流した。析出した結晶を集し、ア
セトンで洗浄し、減圧下乾燥して3′,4′−ジクロ
ロ−N−エチル−3,6,6−トリメチル−5,
6−ジヒドロイミダゾ〔2,1−b〕チアゾール
−2−カルボキシアニリド塩酸塩(化合物4)
3.3g(収率78.6%)を得た。融点210〜214℃。 実施例 5 参考例1によつて得られた3′,4′−ジクロロ−
N−メチルアセトアセトアニリド2.6g(0.01M)
を実施例2の方法で塩素化し、得られた油状物質
をメチルエチルケトンに溶解し、4−メチルイミ
ダゾリジン−2−チオン1.2g(0.01M)を加え、
3時間加熱還流した。析出した結晶を集し、ア
セトンで洗浄して3′,4′−ジクロロ−N,3,6
−トリメチル−5,6−ジヒドロイミダゾ〔2,
1−b〕チアゾール−2−カルボキシアニリド塩
酸塩(化合物5)3.6g(収率92.3%)を得た。
融点230〜231℃。 実施例 6 参考例1と同様な方法によつて得られたN−メ
チル3′,5′−ビス(トリフルオロメチル)アセト
アセトアニリド3.2g(0.01M)およびN−クロ
ロコハク酸イミド1.4g(0.01M)を四塩化炭素
に懸濁させ、触媒量のベンゾイルパーオキサイド
を加え、1時間加熱還流した。反応液を水洗、乾
燥、濃縮し、残渣をメチルエチルケトンに溶解
し、3,4−ジメチルイミダゾリジン−2−チオ
ン1.3g(0.01M)を加え、3時間加熱還流した。
析出した結晶を集し、アセトンで洗浄減圧下乾
燥してN,3,5,6−テトラメチル−3′,5′−
ビス(トリフルオロメチル)−5,6−ジヒドロ
イミダゾ〔2,1−b〕チアゾール−2−カルボ
キシアニリド塩酸塩(化合物6)3.5g(収率
74.5%)を得た。融点214〜218℃。 実施例 7〜43 参考例1及び実施例1〜6と同様に操作して次
の化合物を製造した。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次の一般式() (式中、R1,R2,R3及びR4は同一又は異つて
水素原子又は低級アルキル基を示し、R5は低級
アルキル基を示し、n個のXは同一又は異つて、
水素原子、ハロゲン原子、トリフルオロメチル
基、低級アルキル基、低級アルコキシ基又はニト
ロ基を示し、nは0〜5の整数を示す) で表わされるN−アルキル−3−メチル−5,6
−ジヒドロイミダゾ〔2,1−b〕チアゾール−
2−カルボキシアニリド誘導体又はその塩。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60089507A JPS61251688A (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 | N−アルキル−3−メチル−5,6−ジヒドロイミダゾ〔2,1−b〕チアゾ−ル−2−カルボキシアニリド誘導体およびその塩 |
| CA000506963A CA1271480A (en) | 1985-04-22 | 1986-04-17 | 5,6-dihydroimidazo[2,1-b]thiazole-2-carboxamide derivatives or salts thereof |
| EP86105485A EP0200134B1 (en) | 1985-04-22 | 1986-04-21 | 5,6-Dihydroimidazo[2,1-b]thiazole-2-carboxamide derivatives or salts thereof |
| DE8686105485T DE3680815D1 (de) | 1985-04-22 | 1986-04-21 | 5,6-dihydroimidazo(2,1-b)thiazol-2-carboxamidderivate und ihre salze. |
| US06/922,407 US4736038A (en) | 1985-04-22 | 1986-10-23 | 5,6-dihydroimidazo(2,1-b)thiazole-2-carboxamide derivatives or salts thereof |
| US07/242,171 US4910315A (en) | 1985-04-22 | 1988-09-09 | 5,6-dihydroimidazo[2,1-b]thiazole-2-carboxamide derivatives of salts thereof |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60089507A JPS61251688A (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 | N−アルキル−3−メチル−5,6−ジヒドロイミダゾ〔2,1−b〕チアゾ−ル−2−カルボキシアニリド誘導体およびその塩 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61251688A JPS61251688A (ja) | 1986-11-08 |
| JPH047750B2 true JPH047750B2 (ja) | 1992-02-12 |
Family
ID=13972694
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60089507A Granted JPS61251688A (ja) | 1985-04-22 | 1985-04-25 | N−アルキル−3−メチル−5,6−ジヒドロイミダゾ〔2,1−b〕チアゾ−ル−2−カルボキシアニリド誘導体およびその塩 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61251688A (ja) |
-
1985
- 1985-04-25 JP JP60089507A patent/JPS61251688A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61251688A (ja) | 1986-11-08 |
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