JPH048294B2 - - Google Patents
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- JPH048294B2 JPH048294B2 JP61038013A JP3801386A JPH048294B2 JP H048294 B2 JPH048294 B2 JP H048294B2 JP 61038013 A JP61038013 A JP 61038013A JP 3801386 A JP3801386 A JP 3801386A JP H048294 B2 JPH048294 B2 JP H048294B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- film
- resin
- laminated film
- pvdc
- Prior art date
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- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、合成樹脂製容器に関するものであ
る。とくに、この発明は、製造が容易であり、耐
熱性があり、透明であり、腰が強くて耐衝撃性を
持ち、しかも内容物を変質させ難い合成樹脂製の
容器に関するものである。
る。とくに、この発明は、製造が容易であり、耐
熱性があり、透明であり、腰が強くて耐衝撃性を
持ち、しかも内容物を変質させ難い合成樹脂製の
容器に関するものである。
(従来の技術)
種々の熱可塑性樹脂フイルムを貼り合わせて一
体としたフイルムは、積層フイルムとして既に知
られている。積層フイルムは貼り合わされている
個々の熱可塑性樹脂フイルムが総合された結果、
単独の樹脂フイルムでは得られない特性を持つた
ものとなる。そのため、積層フイルムは、容器を
構成するための樹脂として既に各方面で使用され
ている。
体としたフイルムは、積層フイルムとして既に知
られている。積層フイルムは貼り合わされている
個々の熱可塑性樹脂フイルムが総合された結果、
単独の樹脂フイルムでは得られない特性を持つた
ものとなる。そのため、積層フイルムは、容器を
構成するための樹脂として既に各方面で使用され
ている。
しかし、変質しやすい物品、例えは食料品や化
粧品や医薬品等を入れるのに満足な積層フイルム
製の容器は、まだ得られていない。それは、積層
フイルムが気体や水蒸気を透過しやすく、またこ
れを容器とした場合に容器が座屈しやすく、変形
しやすいからである。このため、変質しやすい物
品を入れる容器としては、専らガラス製又は金属
製のものが用いられた。
粧品や医薬品等を入れるのに満足な積層フイルム
製の容器は、まだ得られていない。それは、積層
フイルムが気体や水蒸気を透過しやすく、またこ
れを容器とした場合に容器が座屈しやすく、変形
しやすいからである。このため、変質しやすい物
品を入れる容器としては、専らガラス製又は金属
製のものが用いられた。
しかし、ガラスは割れやすいという別の致命的
な欠点を持ち、金属は不透明で内容物を見ること
ができないというさらに別の致命的欠陥を持つて
いる。そこで、合成樹脂は上記欠点を持つにも拘
らず、なお変質しやすい物品を入れる容器として
使用しようとする動きがある。そのために、容器
物を変質させないように合成樹脂製容器を改良す
ることが要望された。内容物を変質させるのは、
合成樹脂が気体及び水蒸気を透過させるからであ
ると考えられ、従つて内容物を変質させないよう
にするためには、気体及び水蒸気の透過性を小さ
くすること、すなわち合成樹脂にバリヤー性を与
えることが必要とされた。それとともに、成形が
容易で、しかも腰が強くて耐衝撃性に富み、形状
の崩れにくいものが要望された。
な欠点を持ち、金属は不透明で内容物を見ること
ができないというさらに別の致命的欠陥を持つて
いる。そこで、合成樹脂は上記欠点を持つにも拘
らず、なお変質しやすい物品を入れる容器として
使用しようとする動きがある。そのために、容器
物を変質させないように合成樹脂製容器を改良す
ることが要望された。内容物を変質させるのは、
合成樹脂が気体及び水蒸気を透過させるからであ
ると考えられ、従つて内容物を変質させないよう
にするためには、気体及び水蒸気の透過性を小さ
くすること、すなわち合成樹脂にバリヤー性を与
えることが必要とされた。それとともに、成形が
容易で、しかも腰が強くて耐衝撃性に富み、形状
の崩れにくいものが要望された。
実公昭57−41132号公報は、金属製容器の外観
を持ちながら、真空成形できる食品容器を提供す
るために、積層フイルムで容器本体を作ることを
開示している。その積層フイルムは、内面にポリ
オレフインフイルムを配置し、外がわにポリカー
ボネートフイルムを配置し、その中間にアルミニ
ウムの蒸着膜とポリ塩化ビニリデンフイルムとを
配置したものとされている。その際、ポリ塩化ビ
ニリデンフイルムとポリカーボネートフイルムと
の間には、ポリオレフインフイルムを介在させる
こととしている。ところが、この積層フイルムは
アルミニウムの蒸着膜を必要とするから、製造が
容易でないという欠点があつた。
を持ちながら、真空成形できる食品容器を提供す
るために、積層フイルムで容器本体を作ることを
開示している。その積層フイルムは、内面にポリ
オレフインフイルムを配置し、外がわにポリカー
ボネートフイルムを配置し、その中間にアルミニ
ウムの蒸着膜とポリ塩化ビニリデンフイルムとを
配置したものとされている。その際、ポリ塩化ビ
ニリデンフイルムとポリカーボネートフイルムと
の間には、ポリオレフインフイルムを介在させる
こととしている。ところが、この積層フイルムは
アルミニウムの蒸着膜を必要とするから、製造が
容易でないという欠点があつた。
また、特開昭60−179255号公報は、ポリカーボ
ネート樹脂層の間に、気体障壁性を有する熱可塑
性樹脂製中間層を設けて、多層とした積層体で容
器を作ることを開示している。ここでは、気体障
壁性を持つた樹脂としては、ポリアクリロニトリ
ル、ポリエステル、エチレンとビニルアルコール
の共重合体が主に使用できるとされている。とこ
ろが、これらの樹脂は何れも吸湿性が大きく、従
つてバリヤー性は十分でなかつた。その上に、気
体障壁性を持つた樹脂は、ポリカーボネート樹脂
に直接融着できるものでなければならないとされ
ていたので、ポリ塩化ビニリデン樹脂は中間層と
し使用できないものとされた。その理由は、ポリ
塩化ビニリデン樹脂は、ポリカーボネート樹脂に
直接融着できないものだからである。従つて、こ
の開示によつてはバリヤー性の良好な容器を作る
ことができなかつた。
ネート樹脂層の間に、気体障壁性を有する熱可塑
性樹脂製中間層を設けて、多層とした積層体で容
器を作ることを開示している。ここでは、気体障
壁性を持つた樹脂としては、ポリアクリロニトリ
ル、ポリエステル、エチレンとビニルアルコール
の共重合体が主に使用できるとされている。とこ
ろが、これらの樹脂は何れも吸湿性が大きく、従
つてバリヤー性は十分でなかつた。その上に、気
体障壁性を持つた樹脂は、ポリカーボネート樹脂
に直接融着できるものでなければならないとされ
ていたので、ポリ塩化ビニリデン樹脂は中間層と
し使用できないものとされた。その理由は、ポリ
塩化ビニリデン樹脂は、ポリカーボネート樹脂に
直接融着できないものだからである。従つて、こ
の開示によつてはバリヤー性の良好な容器を作る
ことができなかつた。
(発明が解決しようとする問題点)
この発明は、とくにバリヤー性が大きくて、そ
の他の適正をも備えた容器を提供しようとするも
のである。すなわち、透明で成形容易であり、耐
熱性があり腰が強くて耐衝撃性に富み、しかもバ
リヤー性が大きく、変質しやすい物品を入れても
物品を容易に変質させない、という特性を持つた
合成樹脂製容器を提供しようとするものである。
の他の適正をも備えた容器を提供しようとするも
のである。すなわち、透明で成形容易であり、耐
熱性があり腰が強くて耐衝撃性に富み、しかもバ
リヤー性が大きく、変質しやすい物品を入れても
物品を容易に変質させない、という特性を持つた
合成樹脂製容器を提供しようとするものである。
この発明者は、多数の熱可塑性樹脂の中からポ
リカーボネート(以下、これをPCという)と、
塩化ビニリデン樹脂(以下、PVDCという)との
組み合わせに着目した。
リカーボネート(以下、これをPCという)と、
塩化ビニリデン樹脂(以下、PVDCという)との
組み合わせに着目した。
一般に、PCは、透明で耐熱性があり、腰が強
くて強靭であるという長所を持つている。ところ
が、PCは吸水性が大きく、従つてバリヤー性に
乏しいという欠点を持つている。他方、PVDC
は、透明でバリヤー性に富み、従つてガス及び水
蒸気を透過せず、不燃性であるという長所を持つ
ている。ところが、PCとPVDCとは、溶融して
接着させようとしても互いに接着させることがで
きない。従つて、今まではPCとPVDCとの積層
フイルムは得られなかつた。
くて強靭であるという長所を持つている。ところ
が、PCは吸水性が大きく、従つてバリヤー性に
乏しいという欠点を持つている。他方、PVDC
は、透明でバリヤー性に富み、従つてガス及び水
蒸気を透過せず、不燃性であるという長所を持つ
ている。ところが、PCとPVDCとは、溶融して
接着させようとしても互いに接着させることがで
きない。従つて、今まではPCとPVDCとの積層
フイルムは得られなかつた。
(問題を解決するための手段)
この発明者は、他の樹脂を用いて、PCと
PVDCを貼り合わせることを試みた。その結果、
ポリオレフインを主体とした接着性樹脂を用いる
と、PCとPVDCとを貼り合わせることができる
ことを見出した。また、PCとPVDCとをポリオ
レフインを主体とした接着性樹脂により貼り合わ
せると、バリヤー性に乏しいうといPCの欠点が
改良され、その結果、変質しやすいものも変質し
にくくなることを見出した。さらに、ポリオレフ
インを主体とした接着性樹脂は、それ自体が本来
透明でないので、積層フイルムを透明にするため
に、接着性樹脂層を薄くしなければならないこ
と、また接着性樹脂層はこれを薄くしても強固に
接着させるものであることを確認した。この発明
は、このような知見と確認とに基づいて完成され
たものである。
PVDCを貼り合わせることを試みた。その結果、
ポリオレフインを主体とした接着性樹脂を用いる
と、PCとPVDCとを貼り合わせることができる
ことを見出した。また、PCとPVDCとをポリオ
レフインを主体とした接着性樹脂により貼り合わ
せると、バリヤー性に乏しいうといPCの欠点が
改良され、その結果、変質しやすいものも変質し
にくくなることを見出した。さらに、ポリオレフ
インを主体とした接着性樹脂は、それ自体が本来
透明でないので、積層フイルムを透明にするため
に、接着性樹脂層を薄くしなければならないこ
と、また接着性樹脂層はこれを薄くしても強固に
接着させるものであることを確認した。この発明
は、このような知見と確認とに基づいて完成され
たものである。
この発明は、PCフイルムの間にPVDCフイル
ムを挟み、これらをオレフイン系樹脂(以下、こ
れをADという)で貼り合わせて積層フイルムと
し、この積層フイルムを屈曲させて得られた合成
樹脂製容器に関するものである。
ムを挟み、これらをオレフイン系樹脂(以下、こ
れをADという)で貼り合わせて積層フイルムと
し、この積層フイルムを屈曲させて得られた合成
樹脂製容器に関するものである。
(実施例)
この発明を実施例について以下に説明する。第
1図は、この発明に係る合成樹脂製容器の一部切
欠斜視図である。第2図は、第1図中のの部分
拡大の図である。
1図は、この発明に係る合成樹脂製容器の一部切
欠斜視図である。第2図は、第1図中のの部分
拡大の図である。
第1図の容器Aは、第2図に拡大して示すよう
に、積層フイルムで作られている。その積層フイ
ルムは、PCフイルムすなわちポリカーボネート
フイルム1の間に、PVDCフイルムすなわち塩化
ビニリデン樹脂フイルム2を挟み、これらをAD
すなわちオレフイン系樹脂を主体とした接着性樹
脂3により貼り合わせて、一体としたものであ
る。すなわち、この積層フイルムは、PC、AD、
PVDC、AD及びPCの5層をこの順序に存在させ
て一体としたものである。容器Aは、この積層フ
イルムを屈曲して、底と側壁とを備えた形に成形
されたものである。
に、積層フイルムで作られている。その積層フイ
ルムは、PCフイルムすなわちポリカーボネート
フイルム1の間に、PVDCフイルムすなわち塩化
ビニリデン樹脂フイルム2を挟み、これらをAD
すなわちオレフイン系樹脂を主体とした接着性樹
脂3により貼り合わせて、一体としたものであ
る。すなわち、この積層フイルムは、PC、AD、
PVDC、AD及びPCの5層をこの順序に存在させ
て一体としたものである。容器Aは、この積層フ
イルムを屈曲して、底と側壁とを備えた形に成形
されたものである。
ここで、PCとは、分子の主鎖に多数のカーボ
ネート結合、すなわち、 の構造を持つた樹脂である。PCは、ビスフエノ
ールAとフオスゲン又はジフエニルカーボネート
とから作られる。PCフイルムは、PCを加熱溶融
して、ロールで圧延するか又は細隙から押出して
作られる。PCフイルムの厚みは30ないし300ミク
ロンとするのが適当である。
ネート結合、すなわち、 の構造を持つた樹脂である。PCは、ビスフエノ
ールAとフオスゲン又はジフエニルカーボネート
とから作られる。PCフイルムは、PCを加熱溶融
して、ロールで圧延するか又は細隙から押出して
作られる。PCフイルムの厚みは30ないし300ミク
ロンとするのが適当である。
PVDCは、分子の主鎖に多数と塩化ビニリデン
結合、すなわち、 〔−CH2−Ccl2〕−n の構造を持つた樹脂である。PVDCは、普通、塩
化ビニリデンと塩化ビニル又はアクリロニトリル
との共重合体として市販されている。この発明で
は、その何れをも用いることができる。PVDCフ
イルムは、PVDCを加熱溶融して、ロールで圧延
するか又は細隙から押出して作られる。PVDCの
厚みは10ないし80ミクロンとするのが適当であ
る。
結合、すなわち、 〔−CH2−Ccl2〕−n の構造を持つた樹脂である。PVDCは、普通、塩
化ビニリデンと塩化ビニル又はアクリロニトリル
との共重合体として市販されている。この発明で
は、その何れをも用いることができる。PVDCフ
イルムは、PVDCを加熱溶融して、ロールで圧延
するか又は細隙から押出して作られる。PVDCの
厚みは10ないし80ミクロンとするのが適当であ
る。
ADは、オレフイン系樹脂を主体とした接着性
樹脂である。それは、例えば三井石油化学(株)から
アドマーの名称で販売されている樹脂であり、ま
た三菱油化(株)からモデイツクの名称で販売されて
いる樹脂であり、三菱化成(株)からノバテツクAP
の名称で販売されている樹脂である。ADは、こ
れを加熱溶融して、フイルムとすることができ
る。ADはオレフイン系樹脂を主体とするもので
あるから、本来半透明のものである。従つて、
ADは、得られる積層フイルムを透明にするため
にもこれをPCやPVDCのフイルムよりも遥かに
薄いものとして用いる。ADは、厚み5〜30ミク
ロンのフイルムとして用いる。
樹脂である。それは、例えば三井石油化学(株)から
アドマーの名称で販売されている樹脂であり、ま
た三菱油化(株)からモデイツクの名称で販売されて
いる樹脂であり、三菱化成(株)からノバテツクAP
の名称で販売されている樹脂である。ADは、こ
れを加熱溶融して、フイルムとすることができ
る。ADはオレフイン系樹脂を主体とするもので
あるから、本来半透明のものである。従つて、
ADは、得られる積層フイルムを透明にするため
にもこれをPCやPVDCのフイルムよりも遥かに
薄いものとして用いる。ADは、厚み5〜30ミク
ロンのフイルムとして用いる。
PCフイルムとPVDCフイルムとをADフイルム
によつて貼り合わせるには、各種の方法を採用す
ることができる。すなわち、ラミネート法、共押
出法の何れをも採用することができる。ラミネー
ト法は、一旦それぞれの樹脂フイルムを作つてお
き、これらのフイルムを重ね合せて溶着し一体と
する方法である。共押出法は、複数個の押出機を
使用して、1つの口金内ですべてのフイルムを成
形すると同時に重ね合わせて溶着し、一体とする
方法である。共押出法は、さらにフイードブロツ
ク法とマルチマニホールド法とに細分されるが、
この発明の積層フイルムはその何れによつてもこ
れを作ることができる。
によつて貼り合わせるには、各種の方法を採用す
ることができる。すなわち、ラミネート法、共押
出法の何れをも採用することができる。ラミネー
ト法は、一旦それぞれの樹脂フイルムを作つてお
き、これらのフイルムを重ね合せて溶着し一体と
する方法である。共押出法は、複数個の押出機を
使用して、1つの口金内ですべてのフイルムを成
形すると同時に重ね合わせて溶着し、一体とする
方法である。共押出法は、さらにフイードブロツ
ク法とマルチマニホールド法とに細分されるが、
この発明の積層フイルムはその何れによつてもこ
れを作ることができる。
こうして得られた積層フイルムは、これを加熱
し軟化させて容器とする。容器とするには、その
形状の成形型を用いて、成形型に積層フイルムを
押しつけて成形する。その際の成形型としては、
雌型と雄型との2つの型からなるものを用いても
よいが、またそのうちの雌型又は雄型に相当する
唯1つの型を用いて空気圧によつて型に押しつけ
てもよい。空気圧を用いる場合には、積層フイル
ム面に型と反対側から加圧空気を送つて、積層フ
イルムを型に押しつけることもでき、又は積層フ
イルムと型の間を減圧して、積層フイルムを型に
押しつけることもできる。こうして、底と側壁と
を持つた形状に成形されたものが、この発明に係
る容器である。
し軟化させて容器とする。容器とするには、その
形状の成形型を用いて、成形型に積層フイルムを
押しつけて成形する。その際の成形型としては、
雌型と雄型との2つの型からなるものを用いても
よいが、またそのうちの雌型又は雄型に相当する
唯1つの型を用いて空気圧によつて型に押しつけ
てもよい。空気圧を用いる場合には、積層フイル
ム面に型と反対側から加圧空気を送つて、積層フ
イルムを型に押しつけることもでき、又は積層フ
イルムと型の間を減圧して、積層フイルムを型に
押しつけることもできる。こうして、底と側壁と
を持つた形状に成形されたものが、この発明に係
る容器である。
(発明の効果)
この発明に係る容器は、PCフイルムの間に
PVDCフイルムを挟み、これらをADで貼り合わ
せてなる積層フイルムで作られている。PCと
PVDCとは、相互に溶着困難な樹脂であるが、そ
の間にADを介在させて接着したので、全体は強
く接着されて強固な積層フイルムを形成し、従つ
て強固な容器が形成される。しかも、容器は、内
部にPVDCフイルムを含んでいるので、実用上充
分なガス及び水蒸気バリヤー性を備えたものとな
つている。その上に、PCとPVDCとは何れも透
明であり、接着性樹脂は半透明であるか厚みが薄
いので透明であり、従つて容器は透明である。さ
らにPCフイルムが両面に介在しているので、耐
熱性があると同時に腰の強いものとなり、また耐
衝撃性の大きいものとなつている。従つて、この
容器は、透明であり、耐熱性があり腰が強くて耐
衝撃性を持ち、変質しやすい物質を入れた場合
に、その物質を変質させ難いという特性を持つた
ものとなる。
PVDCフイルムを挟み、これらをADで貼り合わ
せてなる積層フイルムで作られている。PCと
PVDCとは、相互に溶着困難な樹脂であるが、そ
の間にADを介在させて接着したので、全体は強
く接着されて強固な積層フイルムを形成し、従つ
て強固な容器が形成される。しかも、容器は、内
部にPVDCフイルムを含んでいるので、実用上充
分なガス及び水蒸気バリヤー性を備えたものとな
つている。その上に、PCとPVDCとは何れも透
明であり、接着性樹脂は半透明であるか厚みが薄
いので透明であり、従つて容器は透明である。さ
らにPCフイルムが両面に介在しているので、耐
熱性があると同時に腰の強いものとなり、また耐
衝撃性の大きいものとなつている。従つて、この
容器は、透明であり、耐熱性があり腰が強くて耐
衝撃性を持ち、変質しやすい物質を入れた場合
に、その物質を変質させ難いという特性を持つた
ものとなる。
また、上記の積層フイルムは、強く加熱して軟
化させると、容易に変形できるものとなるので、
真空成形又は圧空成形等によつて容易に容器に成
形することができる。しかも、この発明の容器は
両面にPCフイルムが存在しているので、熱水中
へ浸漬した程度では変形を起さず、従つて水蒸気
加熱によつえ消毒することができ、そのために食
料品を入れるに適したものとなる。さらに、表面
にはPCが存在し、PCは無害であり、またその内
側にあるADも有害な樹脂であるから、直接食料
品を直接接触させることができ、従つてこの点で
も食料品の容器として好適である。
化させると、容易に変形できるものとなるので、
真空成形又は圧空成形等によつて容易に容器に成
形することができる。しかも、この発明の容器は
両面にPCフイルムが存在しているので、熱水中
へ浸漬した程度では変形を起さず、従つて水蒸気
加熱によつえ消毒することができ、そのために食
料品を入れるに適したものとなる。さらに、表面
にはPCが存在し、PCは無害であり、またその内
側にあるADも有害な樹脂であるから、直接食料
品を直接接触させることができ、従つてこの点で
も食料品の容器として好適である。
この発明の容器に入れるに好適な商品を例示す
ると、食料品としては、レトルトカレー、レトル
トシチユー、スープ、プリン、ゼリー、羊かん、
ハンバーグ、ピザ、カマボコ、米飯等である。こ
れらは何れも、容器ごとボイル又はレトルト殺菌
をしたり、容器を加熱状態で使用されるものであ
るが、この容器はこのように加熱状態で使用する
のに適している。また、この容器は調理ずみの食
品を入れたままで電子レンジにもかける事ができ
る。
ると、食料品としては、レトルトカレー、レトル
トシチユー、スープ、プリン、ゼリー、羊かん、
ハンバーグ、ピザ、カマボコ、米飯等である。こ
れらは何れも、容器ごとボイル又はレトルト殺菌
をしたり、容器を加熱状態で使用されるものであ
るが、この容器はこのように加熱状態で使用する
のに適している。また、この容器は調理ずみの食
品を入れたままで電子レンジにもかける事ができ
る。
この発明に係る容器は、この中に食料品等を入
れたのち、その上から蓋を付設して密閉して用い
られる。蓋としては同じ積層フイルムを用いるこ
とができるが、蓋は容器よりも厚みを薄くして用
いることが好ましい。また、蓋としてはアルミ箔
を用いることもできる。蓋には、容器との接触面
に容易に剥離できる接着剤を押出被覆して、容器
に密着させて付設する。容器内のものを取出す必
要があるときは、蓋の一部を摘み、蓋を剥がして
内容物を取出す。蓋の表面がPCフイルムである
ときには、そこに金属蒸着膜及び印刷を付設し、
蓋がアルミ箔であるときには、そこに印刷を施し
て、商品価値を高めることができる。
れたのち、その上から蓋を付設して密閉して用い
られる。蓋としては同じ積層フイルムを用いるこ
とができるが、蓋は容器よりも厚みを薄くして用
いることが好ましい。また、蓋としてはアルミ箔
を用いることもできる。蓋には、容器との接触面
に容易に剥離できる接着剤を押出被覆して、容器
に密着させて付設する。容器内のものを取出す必
要があるときは、蓋の一部を摘み、蓋を剥がして
内容物を取出す。蓋の表面がPCフイルムである
ときには、そこに金属蒸着膜及び印刷を付設し、
蓋がアルミ箔であるときには、そこに印刷を施し
て、商品価値を高めることができる。
第1図は、この発明に係る合成樹脂製容器の一
部切欠斜視図である。第2図は、第1図中のの
部分の拡大図である。 図において、1はポリカーボネートフイルム、
2は塩化ビニリデン系樹脂フイルム、3はオレフ
イン系樹脂フイルムである。
部切欠斜視図である。第2図は、第1図中のの
部分の拡大図である。 図において、1はポリカーボネートフイルム、
2は塩化ビニリデン系樹脂フイルム、3はオレフ
イン系樹脂フイルムである。
Claims (1)
- 1 ポリカーボネートフイルムの間に、塩化ビニ
リデン系樹脂のフイルムを挟み、これらをオレフ
イン系樹脂で貼り合わせて積層フイルムとし、こ
の積層フイルムを屈曲させて得られた合成樹脂製
容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3801386A JPS62193945A (ja) | 1986-02-21 | 1986-02-21 | 合成樹脂製容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3801386A JPS62193945A (ja) | 1986-02-21 | 1986-02-21 | 合成樹脂製容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62193945A JPS62193945A (ja) | 1987-08-26 |
| JPH048294B2 true JPH048294B2 (ja) | 1992-02-14 |
Family
ID=12513692
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3801386A Granted JPS62193945A (ja) | 1986-02-21 | 1986-02-21 | 合成樹脂製容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62193945A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5741132U (ja) * | 1980-08-20 | 1982-03-05 | ||
| US4513037A (en) * | 1983-12-29 | 1985-04-23 | General Electric Company | Multilayered hollow polycarbonate containers |
-
1986
- 1986-02-21 JP JP3801386A patent/JPS62193945A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62193945A (ja) | 1987-08-26 |
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