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JPH048719B2 - - Google Patents
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JPH048719B2 - - Google Patents

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JPH048719B2
JPH048719B2 JP10674487A JP10674487A JPH048719B2 JP H048719 B2 JPH048719 B2 JP H048719B2 JP 10674487 A JP10674487 A JP 10674487A JP 10674487 A JP10674487 A JP 10674487A JP H048719 B2 JPH048719 B2 JP H048719B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は爆薬を装填する薬室の構造、装填比
重、薬室の拘束条件を特定の如く構成して起爆性
を改善したレーザー起爆雷管に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、爆薬の起爆に用いられる雷管には導火線
を用いる工業雷管と、導線に電流を流すようにし
た電気雷管とがあるが、近年レーザー光を利用し
たレーザー起爆雷管が開発されている。
かかるレーザー起爆雷管のレーザー発振装置に
は、ルビーレーザー、YAG(イツトリウム・アル
ミニウム・ガーネツト)レーザー等が用いられて
いる。
上記レーザー発振装置からのレーザー光により
起爆する雷管として、従来第3図に示されるよう
な雷管が知られている(米国特許3528372号明細
書参照)。このレーザー起爆雷管30は、空〓3
7と、プレート40により画成された第1薬室3
3と、第2薬室34とを有し、第1薬室33内に
配置された爆薬31の上部にレンズ36を介して
光フアイバー39を連結し、両薬室33及び3
4、プレート40、空〓37、レンズ36及び光
フアイバー39を拘束用壁38で囲み、光フアイ
バー39の端部を塞栓に35により密閉し、両薬
室33および34に夫々装填された多層構造の爆
薬31及び32は第2種クラスの高性能爆薬と
し、各薬室の爆薬装填比重は夫々上部が下部より
高くなるようにし、両薬室の比重構成は互いに同
一となるようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) かかるレーザー起爆雷管は、第1薬室の光フア
イバーと接触する部分に第2種クラスの高性能爆
薬のみが装填されているため、光フアイバーを経
て照射されるレーザー光はほとんど反射され、爆
薬に効率良く吸収され得なかつた。また、各薬室
に装填される爆薬の装填比重も上部が下部よりも
高いため、第1薬室においてはレーザー光による
着火感度は低かつた。また、拘束用壁が第2薬室
の周囲にも存在するため第2薬室が起爆した場合
のその威力は底部に集中し拘束用壁に接した部分
の爆薬の起爆能力が低くなる欠点があつた。
本発明は、上述した諸問題点を解決するため
に、レーザー起爆雷管を特定の構成とすることに
よつて、レーザー光を効率良く吸収し、容易に発
火し、確実に起爆し、従つて装填した爆薬を充分
に起爆し得るレーザー起爆雷管を提供することを
目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明レーザー起爆雷管は、空〓を隔てて第1
薬室及び第2薬室を設け、第1薬室に装填された
爆薬の上部に光フアイバーを接触させ、各薬室の
外側を拘束用壁により囲み、各薬室には上部が下
部より装填比重の高い爆薬を配置してなるレーザ
ー起爆雷管において、 第1薬室に装填された爆薬は、黒色のレーザー
光吸収物質を含む第2種クラスの高性能爆薬また
は上部を上記レーザー光吸収物質を含む第2種ク
ラスの高性能爆薬、下部を第2種クラスの高性能
爆薬とし、かつ第2薬室に装填された爆薬の装填
比重を前記第1薬室に装填された爆薬よりも高く
し、拘束用壁により第1薬室の外側のみを囲むよ
うにしたことを特徴とする。
(作用) 本発明によれば第1薬室の上部に光フアイバー
を通してレーザー光が照射されると、第1薬室に
装填された爆薬に含んでいるレーザー光吸収物質
が加熱され、その周りの爆薬が発火し、拘束用壁
で囲まれた第1薬室の爆薬の燃焼速度が上昇し、
ガスの圧力が増加する。第1薬室の底部まで燃焼
が進行すると、底部のプレートが第2薬室へ飛翔
し、第2薬室上部にプレートが衝突し、第2薬室
の爆薬が起爆され、爆轟して、本発明のレーザー
起爆雷管が装填された第2薬室周囲の爆薬が起爆
する。
(実施例) 図面により本発明を説明する。
第1図は本発明レーザー起爆雷管の第1例を示
す。
第1図に示す本発明の第1例のレーザー起爆雷
管1は第1薬室3と、これに隣接する第2薬室4
と、第1薬室3の第2薬室4とは反対側に設けら
れた光フアイバー9とを具え、第1薬室3は、拘
束用壁8と、塞栓10とプレート11とにより画
成し、第2薬室4は管体2とプレート11とで画
成する。この第1薬室3内にはレーザー光吸収物
質を含む第2種クラスの高性能爆薬5を装填し、
この爆薬5に前記光フアイバー9の端部開口を直
接接触させるようにする。又、爆薬5及び光フア
イバー9の端部は拘束用壁8によつて囲むように
する。この際光フアイバー9の端部を塞栓10内
に嵌入し、この塞栓10を拘束用壁8の1方の端
部内に嵌入して装填した爆薬5を第1薬室3内に
封鎖し得るようにする。又第1薬室3、従つて拘
束用壁8の塞栓10とは反対端をプレート11で
覆い、これによつても爆薬5を第1薬室3内に封
鎖し得るようにする。このプレート11には有底
管体2により画室された第2薬室4を隣接させ
る。管体2内には上部に空〓7が形成される程度
の量の第2種クラスの高性能爆薬6を装填する。
管体2の外径を拘束用壁8の外径にほぼ一致させ
るようにする。
本発明のレーザー起爆雷管に使用される第1薬
室3及び第2薬室4に装填する爆薬としては、例
えば、PETN(ペンタエリスリト−ルテトラナイ
トレート)、テトリル(トリニトロフエニルメチ
ルニトロアミン)RDX(トリメチレントリニトロ
アミン)、HMX(シクロテトラメチレンテトラニ
トロアミン)等の第2種クラスの高性能爆薬から
選ばれたものを用い、特に第1薬室3にはレーザ
ー光を効率良く吸収させるためにカーボンブラツ
ク、グラフアイト等の黒色のカーボン系物質、も
しくは、レーザーの波長に吸収帯を有する染料、
例えば黒色染料(ダイレクトフアーストブラツク
B、住友化学社製)等のレーザー光吸収物質を
0.5〜10重量%添加した第2種クラスの高性能爆
薬5を点火薬又は起爆薬として用いる。
第1薬室3と第2薬室4に装填された爆薬の装
填比重は、例えば、爆薬としてPETNを使用し
た場合、通常0.8〜1.7の範囲とするが、第1薬室
3においては、レーザーの着火感度の向上と、着
火後の燃焼継続、及び燃焼から爆燃へ容易に移行
させ、第1薬室3のガス圧によつて第1薬室3の
プレート11を第2薬室4へ飛翔させて衝突させ
た際に第2薬室4の添装薬としての爆薬6が十分
に起爆するような速度にするため、装填比重を通
常0.8〜1.4の範囲から選び、好ましくは0.8〜1.2
の範囲から選ぶようにする。また、第2薬室4に
おいては、第1薬室3から飛翔したプレート11
が第2薬室4の爆薬6に衝突した際に十分に起爆
し、本発明のレーザー起爆雷管によつて装填され
た爆薬が十分に起爆するような威力を得るため、
装填比重を、通常1.0〜1.7の範囲から選び、好ま
しくは1.2〜1.7の範囲から選ぶようにする。以上
のように、第1薬室3と第2薬室4の爆薬の装填
比重は、第2薬室が第1薬室より高くなるように
選ぶのが好適である。
拘束用壁は、第1図における第1薬室3の爆薬
5が発火し、燃焼した際に、燃焼したガスの圧力
を保持するために用いる。拘束用壁8の長さは、
第1図における第1薬室3の爆薬5の側面を覆う
程度とし、少なくとも第1薬室3の薬長と同じ長
さとするが、この拘束用壁8によつて空〓7の部
分まで覆つても良い。また、第2薬室4の外側の
側面に接した部分の爆薬の起爆力は弱くなるが、
第2薬室4の側面まで拘束用壁8で覆つても良
い。拘束用壁8の材質は、鉄、ステンレス、銅、
アルミニウム等の引張強度が大きな金属、もしく
は、これと同程度の強度を有する強化プラスチツ
クから選ぶようにする。又、拘束用壁8の厚み
は、第1薬室3の内径、使用する材質によつて決
定されるが、例えば、内径6mmで鉄を使用した場
合、0.1mm以上あれば良いが、通常1〜2mmの範
囲とするのが好適である。
第1図に示すプレート11は、第1薬室3の爆
薬を支持すると共にその燃焼したガス圧によつて
第2薬室4へ飛翔して第2薬室4の爆薬6に衝突
し、これにより第2薬室4の爆薬6を起爆させる
ために用いるものであり、第1薬室3のガス圧に
よつて容易に飛翔するものであればどのようなも
のでも良く、通常その材質は鉄、銅、アルミニウ
ム等の金属から選ばれ、その厚さは0.1〜1mmの
範囲とする。
第1図において、管体2は爆薬6を添装薬とし
て装填する容器であり、装填の際の圧力によつて
変形しないような材質及び厚さのものであればど
のようなものでも良く、鉄、銅、アルミニウム、
強化プラスチツク等から選ばれ、例えば、銅の場
合、爆薬の装填比重を1.4とすると、厚さは0.1mm
程度あれば良い。なお、光フアイバー9と、レー
ザー光吸収物質を含む第2種クラスの高性能爆薬
5とは、直接接触させても良く、又レンズを介し
て間接的に接触させても良い。
次に本発明レーザー起爆雷管の第2例を第2図
につき説明する。本例レーザー起爆雷管20は第
1薬室3と、これに隣接する第2薬室4と、第1
薬室3の第2の薬室4とは反対側に設けられた光
フアイバー9とを具え、第1薬室3は有底管体2
1と、内管23と、塞栓10とで画成し、第2薬
室4は有底管体22と、管体21の管底25とで
画成する。第1薬室3内には下部に第2種クラス
の高性能爆薬24を装填し、上部にレーザー光吸
収物質を含む第2種クラスの高性能爆薬5を通常
1〜15mmの範囲で装填し、この爆薬5上に有孔内
管23を被せ、その上に塞栓10を設ける。即
ち、この塞栓10にはその中心部に光フアイバー
9を挿通し、その端部開口を前記内管23の孔内
に入れるようにする。従つて塞栓10を管体21
の上端部に嵌装して内管23に当接させると、光
フアイバー9の端部開口が爆薬5に直接接触する
ようになる。
又、管体21の下側には第2薬室4を画成する
管体22を位置させ、この管体22内に第2種ク
ラスの高性能爆薬6を装填し、その上部に空〓7
を形成し得るようにする。更に本例ではこの第1
薬室3内に装填した爆薬5及び24並びに第2薬
室4の空〓7の外側を拘束用壁8によつて囲むよ
うにする。
かように構成した本例レーザー起爆雷管は、第
1薬室3の管体21の管底25が第1薬室3の燃
焼したガス圧によつて第2薬室4へ飛翔し、第2
薬室4の爆薬6に管底25が衝突し、第2薬室4
の爆薬6を起爆する点以外は第1例につき説明し
た所と全く同様に動作するため、その詳細な説明
及び種々の数値例の説明は省略する。
以下、本発明の具体例を示す。
具体例 1 以下の方法により第1図に示すレーザー起爆雷
管を作成した。
外径7.6mm、厚さ0.3mm、長さ15mmで厚さ0.3mmの
管底12を有する銅の管体2に、管底12から10
mmの間に第2薬室4の爆薬6として、第2種クラ
スの高性能爆薬であるPETNを装填比重1.40で装
填した。次に、内径5.6mm、厚さ1mm、長さ40mm
で鉄製の拘束用壁8に、直径7.6mm、長さ0.3mmの
円形のプレート11を装着して固定し、プレート
11から30mmの間に第1薬室3の爆薬5としてレ
ーザー光吸収物質であるカーボンブラツクを1重
量%添加したPETNを装填比重1.15で装填した。
第2薬室4の銅の管体2と第1薬室3のプレート
11の中心軸を合わせて接着材で接着して固定
し、拘束用壁8に塞栓10をさし込み接着して固
定した。
この第1図に示すレーザー起爆雷管1に、コア
径0.8mm、減衰率6dB/Km、長さ30mの石英材質
の光フアイバー9を塞栓10に貫通して接続し、
波長1.06μm、パルス幅0.4ms、エネルギー2.5Jの
レーザー光を発生するYAGレーザーからレーザ
ー光を照射したところ、レーザー起爆雷管1は完
爆し、日本工業規格(JIS K4806−1978)に規定
される鉛板試験の鉛板(40mm×40mm×4mm)を貫
通した。又、同様にしてJISに規定される鈍性爆
薬試験の爆薬(TNT:トリニトロトルエン70
%、タルク30%)を完爆させ、鉛板(70mm×70mm
×30mm)に6号工業雷管と同程度の爆痕を得るこ
とができた。
具体例 2 第2図に示すレーザー起爆雷管20は、第1薬
室3の容器として内径6.2mm、厚さ0.3mmの雷管管
体21を用い、光フアイバー9と接触する部分に
は内径5.5mm、厚さ0.35mm、長さ8mmの内管23
を設け、第2薬室4の容器として内径6.2mm、厚
さ0.3mmの雷管管体22を用い、第1薬室3の爆
薬24として第1薬室3の管底25から20mmの間
に第2種クラスの高性能爆薬としてPETNを装
填比重1.15で装填し、拘束用壁8を第1薬室3と
第2薬室4の空〓7とを覆う長さ35mmにした以外
は、具体例1に示すレーザー起爆雷管1と同じも
のを作製し、具体例1と同様の試験を行つたとこ
ろ、同様の良好な結果を得ることができた。
(発明の効果) 上述した本発明レーザー起爆雷管は、以下に示
すような特徴を有する。
(1) 光フアイバーと接触する第1薬室の爆薬にレ
ーザー光吸収物質を含んでいるため、レーザー
光の吸収効率が良く、尖頭出力の大きなパルス
幅数10nsのQスイツチを利用したレーザー発振
方式以外の尖頭出力の小さなパルス幅数μsもし
くは連続発振のレーザーでも確実に着火させる
ことができる。
(2) 第1薬室の爆薬が、レーザー光を吸収し、着
火させる部分にのみ、レーザー光吸収物質を含
んだ爆薬を用いており、それ以外の部分は上記
吸収物質を含んでいないため、燃焼の際、爆薬
以外の成分がなく威力が大きい。
(3) 爆薬の装填比重は、第2薬室より第1薬室の
ほうが低いため、第1薬室の爆薬は容易に爆燃
し、第2薬室の爆薬を確実に起爆することがで
きる。
(4) 拘束用壁により第1薬室のみを囲むため、第
2薬室側面にも起爆力があり、第2薬室周囲の
爆薬を十分に起爆させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のレーザー起爆雷管の一例の構
成を示す断面図、第2図は本発明のレーザー起爆
雷管の他の例の構成を示す断面図、第3図は従来
のレーザー起爆雷管の構成を示す断面図である。 1……レーザー起爆雷管、2……管体、3……
第1薬室、4……第2薬室、5……レーザー光吸
収物質を含んだ第2種クラスの高性能爆薬、6…
…第2種クラスの高性能爆薬、7……空〓、8…
…拘束用壁、9……光フアイバー、10……塞
栓、20……レーザー起爆雷管、30……従来の
レーザー起爆雷管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 空〓を隔てて第1薬室及び第2薬室を設け、
    第1薬室に装填された爆薬の上部に光フアイバー
    を接触させ、各薬室の外側を拘束用壁により囲
    み、各薬室には上部が下部より装填比重の高い爆
    薬を配置してなるレーザー起爆雷管において、 第1薬室に装填された爆薬を黒色のレーザー光
    吸収物質を含む第2種クラスの高性能爆薬とし、
    かつ第2薬室に装填された爆薬の装填比重を前記
    第1薬室に装填された爆薬よりも高くし、拘束用
    壁により第1薬室の外側のみを囲むようにしたこ
    とを特徴とするレーザー起爆雷管。 2 空〓を隔てて第1薬室及び第2薬室を設け、
    第1薬室に装填された爆薬の上部に光フアイバー
    を接触させ、各薬室の外側を拘束用壁により囲
    み、各薬室には上部が下部より装填比重の高い爆
    薬を配置してなるレーザー起爆雷管において、 第1薬室に装填された爆薬は上部を黒色のレー
    ザー光吸収物質を含む第2種クラスの高性能爆薬
    とし、下部を第2種クラスの高性能爆薬とし、か
    つ第2薬室に装填された爆薬の装填比重を前記第
    1薬室に装填された爆薬よりも高くし、拘束用壁
    により第1薬室の外側のみを囲むようにしたこと
    を特徴とするレーザー起爆雷管。
JP10674487A 1986-10-20 1987-04-30 レ−ザ−起爆雷管 Granted JPS63273799A (ja)

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DE8888303457T DE3867117D1 (de) 1987-04-30 1988-04-18 Mittels eines laserstrahles zuendbare sprengkapsel.
EP19880303457 EP0289184B1 (en) 1987-04-30 1988-04-18 Laser beam-detonable blasting cap

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