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JPH049219B2 - - Google Patents
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JPH049219B2 - - Google Patents

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JPH049219B2
JPH049219B2 JP59279873A JP27987384A JPH049219B2 JP H049219 B2 JPH049219 B2 JP H049219B2 JP 59279873 A JP59279873 A JP 59279873A JP 27987384 A JP27987384 A JP 27987384A JP H049219 B2 JPH049219 B2 JP H049219B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、空気噴射式織機の緯入れ装置に関
するもので、詳しくはスレー上に多数の緯糸案内
子を緯入れ方向に並設し、これらの緯糸案内子に
形成された案内孔の列によつて緯入れ空気と緯糸
を案内する案内通路を形成し、その案内通路の緯
糸脱出側に補助ノズルを適宜配設し、その補助ノ
ズルから補助空気を案内通路内の反緯糸脱出側に
向けて噴出させるようにしてある空気噴射式織機
の緯入れ装置に関するものである。
従来の技術 この種の緯入れ装置としては従来種々のものが
提案されている。例えば、第1の従来装置として
は、特公昭57−27218号公報に示されているよう
に四角形状の案内孔によつて案内通路を形成し、
補助ノズルから反緯糸脱出側へ斜上方へ補助空気
を射出させ、補助空気流が案内孔の内壁面で反射
される際にその補助空気流の旋回成分を内壁面の
角部により減衰させるようにしたもの、第2の従
来装置としては、特公昭59−27411号公報に示さ
れるように案内孔の最も奥深い位置を構成する緯
糸案内子の厚さと幅の少なくとも一方を他の部分
より小さく形成し、補助ノズルから補助空気をそ
の案内孔の奥深い位置に向けて噴射させ、その補
助空気を緯糸案内子間から積極的に漏らすことに
よつて補助空気流の旋回成分を少なくし、補助空
気流が奥深い部分に集束するようにしたもの、第
3の従来装置としては、特公昭59−30821号公報
に示されるように案内孔の緯糸脱出側と反緯糸脱
出側との壁面を補助空気流と直交する直状に形成
して反射面とし、補助空気流の反射空気流が次の
補助ノズル付近に向かうように構成し、その反射
空気流によつて次の補助ノズルによる搬送効果を
高めるようにしたもの、第4の従来装置として
は、特開昭58−8158号公報に示すように案内孔の
反緯糸脱出側の壁面を直状にすると共に案内孔を
その壁面に向けて拡開する台形に形成し、補助ノ
ズルから噴射された補助空気流の反射空気流が縮
流されて流勢が確保され、流れの中心が緯糸脱出
用間隙から離れるようにしたもの、第5の従来装
置としては、特開昭58−70746号公報に示されて
いるように補助ノズルからの補助空気流の中心線
を案内孔の内壁と斜交させることによつて所定の
向きの旋回流を生じさせ、緯糸脱出用間隙からの
緯糸の脱出を防ぐようにしたもの等が知られてい
る。
発明が解決しようとする問題点 上記第1の従来装置にあつては、補助空気流の
旋回成分を角部で完全に抑えることができず、そ
の結果緯糸脱出用間隙に向かう旋回流が生じて緯
糸が緯糸脱出用間隙に引つ掛かり、緯入れ不良を
起こし易く、また緯糸の脱出を防ぐ為に案内孔の
開口面積を大きくする必要があつて空気の消費量
が多くなる問題点があつた。第2の従来装置にあ
つては、補助空気を緯糸案内子間から積極的に漏
らす為、補助空気流による緯糸搬送効果が低下
し、空気の消費量が多くなる問題点があつた。第
3の従来装置にあつては、補助空気流の反射空気
流の主流が緯糸脱出用間隙に向かい、緯糸が緯糸
脱出用間隙に引つ掛かる等の走行トラブルを発生
し易く、また主流の反射時の空気漏れによつて緯
糸搬送効率が低下し、空気消費量が多くなる問題
点があつた。第4の従来装置にあつては、反射空
気流の主流によつて案内通路内に一方向への旋回
気流を生じ易く、その結果緯糸の粘弾性挙動によ
りその緯糸が補助ノズルからの補助空気流の主流
から外れると緯糸脱出用間隙に臨み易く、走行ト
ラブルを発生し易く、また主流の反射時の空気漏
れによつて緯糸搬送効率が低下し、空気消費量が
多くなる問題点があつた。第5の従来装置にあつ
ては、空気や緯糸の旋回によつて空気や緯糸が緯
糸案内子間や緯糸脱出用間隙から脱出し易く、緯
糸の走行が不安定になる上に空気消費量が多くな
る問題点があつた。
そこで本発明は上記従来装置の問題点を除き、
緯糸の走行を安定させることができ、しかも緯入
れ用の空気消費量を少なくし得るようにした空気
噴射式織機の緯入れ装置を提供しようとするもの
である。
問題点を解決するための手段 本発明の構成は、空気噴射式織機の緯入れ装置
において、緯糸案内子における案内孔の反緯糸脱
出側の壁面には、補助ノズルと噴射孔からの補助
空気流を上下に2分する位置に分流凹部を補助ノ
ズル側へ向けて張り出して設けると共に、その分
流凹部の上下側に夫々分流凹部を設けて成ること
を特徴としている。
作 用 本発明の作用について説明すると、緯入れ時に
補助ノズルから補助空気を緯入れ方向に対して斜
めに噴射させると、その補助空気流の主流が緯糸
案内子における案内孔の壁面に形成された分流凸
部に当接し、上、下の分流凹部へ案内されて上下
に分割されると共に拡散され、しかもそれらの分
流凹部によつて旋回されながら直ちに緯入れ方向
へ整流される。また分流凹部による旋回気流の
内、緯糸脱出用間隙に向かう流れは次位の補助ノ
ズルからの補助空気流によつて妨げられ、これに
より補助ノズルから噴射された補助空気流は緯糸
の案内通路内に緯糸脱出用間隙から離れた比較的
広い領域で緯糸飛走に有効な緯入れ方向の気流域
を形成する。従つて、緯糸は案内通路内の緯入れ
方向の空気流によつて安定して走行される。
実施例 第1図、第2図は空気噴射式織機の緯入れ装置
を示すもので、1は図示を省略したスレーソオー
ドによつて揺動運動されるスレー、2はスレー1
の上面に取付けられた筬、3は同じくスレー1の
一端部上面に取付けられた緯入れ用のメインノズ
ルで、周知の如く緯糸30をスレー1の他端側に
向けて噴射させ得るように構成されている。4は
上記筬2の織前側でスレー1の上面に一体的に取
付けられた横長正四角柱状の取付バーで、その上
面には長手方向に取付溝4aが形成され、また長
手方向に空気通路5が形成され、更に上面にはそ
の空気通路5に連通する通路6が所要の間隙で複
数形成されている。7は上記取付バー4の取付溝
4aに基端部が挿入されて接着剤によつて接着固
定された薄板状の緯糸案内子で、後述の補助ノズ
ルの配置箇所(上記通路6の位置)を除いた位置
に多数本等ピツチに配設されている。なお、補助
ノズルに対応する部分に、一部を欠除した緯糸案
内子を配設しても良い。上記各緯糸案内子7には
略矩形の案内孔8が形成され、更にその案内孔8
の筬2側の上隅角部に緯糸脱出用間隙9が斜上向
きに形成されている。上記案内孔8の反緯糸脱出
側(織前側)の壁面8aには第3図に示すように
後述の補助ノズル16の噴射孔17と同一高さ
で、噴射孔17からの補助空気流を上下に2分す
る上下中間位置に補助ノズル側(緯糸脱出側)に
向けて張出す分流凹部10が形成され、その分流
凸部10の上、下両側に噴射孔17と分流凸部1
0の頂部を結ぶ線に対して対称に分流凹部11,
12が形成されている。上記分流凸部10の表面
は壁面8aの上下中間部を略円弧状に張出させて
成る凸曲面10aによつて構成し、分流凸部1
1,12の内面は夫々上記凸曲面10aと案内孔
の8の上、下側の壁面8b,8cとに夫々連続す
るように略円弧に窪ませた凹曲面11a,12a
によつて構成してある。また、上記上、下側の壁
面8b,8cの分流凹部11,12側部分には、
上記凹曲面11a,12aに連続して内側へ僅か
に突出する張出部13,14が夫々形成され、そ
の結果上記分流凹部11,12それらの張出部1
3,14より上、下側に入り込むように形成され
ている。上記張出部13,14の表面はゆるやか
な凸曲面13a,14aに形成されている。上記
上、下側の壁面8b,8cは緯糸脱出側に向かう
につれて両者間が徐々に大きくなるように形成さ
れている。
上記各緯糸案内子7の案内孔8は第4図に示す
ように列をなして緯入れ空気と緯糸3を案内する
案内通路15を構成している。
次に、16は上記取付バー4の通路6に挿着さ
れた補助ノズルで、上端付近の一部が上記案内通
路15に臨んでいる。この補助ノズル16の周面
には案内通路15の略中心部と対向する高さ位置
に緯入れ方向(第4図の矢印A方向)に対して斜
め方向に向かう噴射孔17が形成されている。こ
の噴射孔17は一つの円形孔によつて構成されて
いるが、複数の孔によつて構成しても良い。上記
補助ノズル16は第3図に示すように所要の間隔
をあけて複数本配設されている。これらの補助ノ
ズル16は1つ上流側の補助ノズル16から噴射
された補助空気流の主流が案内孔8の反緯糸脱出
側の壁面8aに到達する位置より下流側に位置さ
れている。なお、上記各補助ノズル6へは上記メ
インノズル3から圧縮空気が噴射される毎に図示
しない空気供給装置によつて圧縮空気が所定のタ
イミングで供給され、噴射孔17から壁面8aの
上下中間部に向けて補助空気が噴射されるように
なつている。
上記構成の緯入れ装置にあつては、メインノズ
ル3から圧縮空気が噴射されると、そのメインノ
ズル3内の緯糸30はメインノズル3からの空気
流によつて案内通路15内に緯入れされ、緯入れ
方向へ搬送される。また上記メインノズル3から
圧縮空気が噴射されると、各補助ノズル16の噴
射孔17から所定のタイミングで補助空気が噴射
される。これらの噴射孔17からの補助空気流の
主流は第3図、第4図に示すように案内孔8の反
緯糸脱出側壁面8aの上下中間部に向けて緯入れ
方向に対して斜めに噴射される。その補助空気流
の主流(中央部)は流速が速く、その周面に行く
に従い遅い流速となる。上記補助空気流の主流は
案内孔8の反入糸脱出側の壁面8aに当接し、こ
の壁面8aの分流凸部10によつて第3図に示す
ように上、下の分流凹部11,12方向へ積極的
にかつ、均等に分流拡散され、その主流の上、下
への拡散によつて主流が分流凹部11,12内へ
案内されて緯入れ方向へ整流されると共にこれら
の分流凹部11,12によつて旋回されることに
よつて緯入れ方向へ整流され、これにより補助ノ
ズル16から噴射された補助空気流は案内通路1
5の反緯糸脱出側の広い範囲に緯入れ方向への流
速の速い有効な流速領域を形成する。上記のよう
にして上、下の分流凹部11,12によつて旋回
された空気流の一部は緯糸脱出側へ向かおうとす
るが、これらの空気流は次位の補助ノズル16か
らの補助空気流の一部と合成されて緯入れ方向へ
整流され、緯糸脱出側への流れを押えることが出
来る。また、上記の場合、本実施例では案内孔8
の上、下側壁面8b,8cに張出部13,14が
形成され、分流凹部11,12によつて旋回され
た空気流が張出部13,14によつて案内通路1
5の中央付近へ向かうように案内されるので、そ
れらの旋回空気流が更に緯入れ方向へ整流され、
しかもこれらの空気流は案内通路15の中央付近
において合成されて緯入れ方向へ整流され、案内
通路15内の広い範囲に有効な流速領域をつく
る。従つて、メインノズル3から案内通路15内
に噴射された緯糸30は案内通路15内の緯入れ
方向への広い流速領域によつて安定走行される。
また上記のように緯糸脱出側へ向かう空気流がほ
とんど消失するので、飛走中の緯糸30が緯糸脱
出用間隙9から脱出したり、その緯糸脱出用間隙
9に引つ掛かつたりする事故が防止される。
次に上記の如き緯入れ装置にあつては、上記の
ように補助ノズル16から噴射された補助空気流
を積極的に拡散させて緯入れ方向へ素速く整流す
るようにしたので、補助空気流を緯糸飛走の為に
有効に利用することができ、これにより緯入れの
為に要する空気消費量を著しく少なくすることが
できる。また、上記のよう案内通路15内の反緯
糸脱出側部分に有効な広い流速領域をつくること
ができるので、緯糸案内子7の案内孔8の面積即
ち案内通路15の断面積を著しく小さくすること
ができ、これにより緯入れの為の空気消費量を少
なくし得ると共に緯糸案内子7を小型化できる。
また上記のように補助空気流の高速流成分の積極
的な拡散によつて広い流速領域をつくることがで
きるので、補助ノズル16の噴射孔17を1つの
円孔にした場合でも広い流速領域をつくることが
でき、噴射孔17の加工を簡単に行うことができ
る。
第5図は本願の緯糸案内子の異なる実施例を示
すもので、緯糸案内子7eの案内孔8eの分流凸
部10eを三角形の突起部で構成し、分流凹部1
1e,12eの内面を多角形状面に形成したもの
である。
発明の効果 以上のように本発明にあつては、緯入れする場
合補助ノズルから噴射された補助空気流を分流凸
部によつて上、下の分流凹部へ案内し、その補助
空気流の高速流成分を積極的に拡散させて素速く
緯入れ方向へ整流するようにしたので、緯糸の案
内通路内に広い範囲の有効な流速領域をつくるこ
とができ、緯糸を効率良く安定走行させることが
できる。また、補助空気流を緯糸飛走の為に有効
に利用することができ、これにより緯入れの為に
要する空気消費量を著しく少なくすることができ
る。更に上記のように補助空気流を拡散させて緯
入れ方向へ整流するようにしたので、緯糸案内子
の案内孔の開口面積を小さくしたり、補助ノズル
のノズル穴を1個の小径円孔にした場合でも、案
内通路内に有効な整流流速をつくることができて
安定した緯入れを行うことができ、その結果緯糸
の案内通路の断面積を小さくしてこのことによつ
ても緯入れに要する空気消費量を少なくし得ると
共に補助ノズルの加工コストを低減させ得る効果
がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は斜
視図、第2図は縦断面図、第3図は要部拡大図、
第4図は横断面図、第5図は異なる実施例を示す
部分図である。 1……スレー、7……緯糸案内子、8……案内
孔、10……分流凸部、11,12……分流凹
部、15……案内通路、16……補助ノズル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スレー上に多数の緯糸案内子を緯入れ方向に
    並設し、これらの緯糸案内子に形成された案内孔
    の列によつて緯入れ空気と緯糸を案内する案内通
    路を形成し、その案内通路の緯糸脱出側に補助ノ
    ズルを適宜配設し、その補助ノズルの噴射孔から
    補助空気を案内通路内の反緯糸脱出側に向けて噴
    出させるようにしてある空気噴射式織機の緯入れ
    装置において、上記案内孔の反緯糸脱出側の壁面
    には、噴射孔からの補助空気流を上下に2分する
    位置に分流凸部を補助ノズル側へ張り出して設け
    ると共に、この分流凸部の上、下側に分流凸部で
    分割された空気流を緯入れ方向へ整流する分流凹
    部を対称に設けて成ることを特徴とする空気噴射
    式織機の緯入れ装置。 2 分流凹部の内面を略円弧状の凹曲面に形成
    し、分流凹部によつて補助ノズルからの補助空気
    流を旋回させるようにしたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の空気噴射式織機の緯入れ
    装置。 3 上、下の分流凹部が夫々案内孔の上、下側の
    壁面より上、下側に入り込むように形成したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記
    載の空気噴射式織機の緯入れ装置。
JP27987384A 1984-12-26 1984-12-26 空気噴射式織機の緯入れ装置 Granted JPS61152852A (ja)

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