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JPH0510032B2 - - Google Patents
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JPH0510032B2 - - Google Patents

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JPH0510032B2
JPH0510032B2 JP60229143A JP22914385A JPH0510032B2 JP H0510032 B2 JPH0510032 B2 JP H0510032B2 JP 60229143 A JP60229143 A JP 60229143A JP 22914385 A JP22914385 A JP 22914385A JP H0510032 B2 JPH0510032 B2 JP H0510032B2
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P23/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
    • H02P23/0077Characterised by the use of a particular software algorithm

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、モータの速度制御装置に関するもの
である。
従来の技術 モータの回転速度を速度検出器により検出し
て、その検出信号によつてモータへの供給電力を
制御するモータの速度制御装置は、ビデオテープ
レコーダのキヤプスタンモータやシリンダモータ
等に広く利用されている(たとえば、本出願人が
提案した特願昭56−142724号を参照)。しかしな
がら、このような速度制御装置では、従来から利
用されている比例・積分・微分制御を行つている
だけであり、負荷トルク変動による回転速度の変
動を十分に抑制することができなかつた。以下、
これについて図面を参照して説明する。
従来のモータの速度制御装置の構成を第8図に
示す。直流モータ1に直結された回転センサ2は
モータ1の回転に伴つて交流信号を発生する。速
度検出器3は回転センサ2の交流信号の周期に応
じた直流的な電圧を作り出し、比例補償器9に入
力している。比例補償器9により所定倍の増幅を
された信号は電力増幅器8に入力される。電力増
幅器8は入力信号を電力増幅してモータの供給電
力とし、モータ1の発生トルクを増減して負荷1
0の回転速度を制御する。
発明が解決しようとする問題点 この従来の速度制御装置の制御ブロツク線図を
第9図に示す。第9図において、モータ1の発生
トルクTmから負荷トルクTIを引いた値(Tm−
TI)が正味の駆動トルクとなり(加算点41)、モ
ータ1と負荷10の合成の慣性モーメントJmを
回転駆動する。駆動トルクは慣性モーメントJm
により積分され(ブロツク42)、モータ1の回転
速度ωmに変換される。なお、ブロツク42内のs
はラプラス演算子である。回転速度ωmは回転セ
ンサ2と速度検出器3によりKv倍されて検出さ
れた後に(ブロツク43)、基準信号Srefと比較さ
れ(加算点44)、等価的な速度誤差eが得られる。
速度誤差eは比例補償器9によりR倍に増幅され
(ブロツク45)、さらに、電力増幅器8によりBa
倍の電流に変換されて(ブロツク46)、モータ1
に供給される。モータ1は、電力増幅器8の供給
電流のトルク定数kt倍のトルクTmを発生する
(ブロツク47)。
負荷トルクTIから回転速度ωmへの伝達関数
は、 G(s)=ωm/TI =−1/(Jm s)/1+(KvRBaKt)/(Jm s
)……(1) となる。周波数伝達関数G(jω)のボート・ゲイ
ン線図を第10図に示す。折点周波数fc以下の制
御範囲内において、 G(jω)≒−1/(KvRaBaKt) ……(2) と近似できる。
(2)式より、比例補償器9の利得Rを大きくすれ
ば、負荷トルクTIの変動によるモータ1の回転
速度ωmの変動を小さくなることがわかる。しか
しながら、実際上は、回転センサ2と速度検出器
3の速度検出動作が時間遅れを有しているため
に、比例補償器9の利得Rを大きくしすぎると制
御系が不安定になつてしまう。すなわち、比例補
償器9の利得Rには限界がある。その結果、負荷
10の生じるトルク変動によつてモータ1の回転
速度は大きく変動していた。
本発明は、このような点を考慮して、負荷トル
クの変動によるモータの回転速度の変動を大幅に
低減するように工夫したものである。
問題点を解決するための手段 本発明では、モータの回転速度に応じた周期の
交流信号を生じる回転センサと、前記回転センサ
の交流信号により前記モータの1回転当たり複数
回の検出を行う速度検出手段と、前記速度検出手
段の検出信号にもとづき演算・記憶して制御信号
を作り出す補償手段と、前記補償手段の制御信号
に応じた電力を前記モータに供給する電力増幅手
段とを具備し、前記補償手段は、前記速度検出手
段の検出信号に応動した回転誤差を得る回転誤差
検出手段と、順序づけられたNxL個(ここに、
Nxは2以上の整数で、Lは4以上の整数)のデ
イジタル値M[0]からM[NxL−1]を格納す
るメモリ手段と、前記メモリ手段のL間隔ずつ離
れたNx個のデイジタル値を使つて合成計算され
る合成値を実質的に算出する合成値算出手段と、
前記合成値算出手段の合成値と前記回転誤差検出
手段の回転誤差を演算合成した値に対応した更新
値によつて前記メモリ手段のデイジタル値を実質
的に順番に更新保存する更新保存手段と、前記合
成値算出手段の合成値と前記回転誤差検出手段の
回転誤差を演算合成して前記制御信号を作り出す
制御信号作成手段とを有するように構成すること
によつて、上記の問題点を解決したものである。
作 用 本発明では上記の構成にすることによつて、負
荷トルクの変動から回転速度の変動への周波数伝
達関数が特定の周波数において0もしくは極めて
小さくなると共に、その他の周波数においても従
来の特性とほぼ同じ程度になることがわかつた。
すなわち、負荷トルクの特定の周波数の変動の影
響が大幅に低減され、かつ、その他の周波数の変
動に対して従来並の抑制効果を得ることができ
た。その結果、回転速度変動の合成値は大幅に低
減し、高性能のモータの速度制御装置が実現でき
た。
実施例 第2図に本発明の実施例を表す構成図を示す。
第2図において、直流モータ1は回転センサ2と
負荷10を直接回転駆動する。回転センサ2はモ
ータ1の回転に伴つて1回転当たりZq回(Zqは
4以上の整数であり、ビデオテープレコーダのキ
ヤプスタンモータでは、通常、Zq=100)の交流
信号aを発生する。回転センサ2の交流信号aは
速度検出器3に入力され、交流信号aの周期に応
じたデイジタル信号bを得ている。
速度検出器3の具体的な構成例を第3図に示
す。交流信号aは波形整形回路31によつて波形
整形され、整形信号gを得ている。整形信号gは
アンド回路33とフリツプフロツプ35に入力さ
れている。アンド回路33の入力側には、さら
に、発振回路32のクロツクパルスpとカウンタ
34のオーバフロー出力信号wも入力されてい
る。発振回路32は水晶発振器と分周器等によつ
て構成され、整形信号gの周波数よりもかなり高
周波のクロツクパルスp(500kHz程度)を発生し
ている。カウンタ34は、アンド回路33の出力
パルスhの到来毎にその内容をカウントアツプす
る12ビツトのアツプカウンタになつている。ま
た、オーバフロー出力信号wはカウンタ34のカ
ウント内容が所定値以下の時には“H”であり、
カウンタ34のカウント内容が所定値以上になる
とwは“L”に変化する(ここに、“H”は高電
位状態を表し、“L”は低電位状態を表してい
る)。データ入力型フリツプフロツプ35は、整
形信号gの立ち下がりエツジをトリガ信号として
データ入力端子に入力された“H”を取り込み、
その出力Qを“H”にする(q=“H”)。また、
補償器4からのリセツト信号rが“H”になる
と、カウンタ34とフリツプフロツプ35の内部
状態がリセツトされる(b=
“LLLLLLLLLLLL”,w=“H”,q=“L”)。
次に、第3図の速度検出器3の動作について説
明する。いま、カウンタ34とフリツプフロツプ
35がリセツト信号rによつてリセツトされてい
るものとする。波形整形回路31の出力信号gが
“L”から“H”に変わると、アンド回路33の
出力信号hとして発振回路32のクロツクパルス
pが出力される。カウンタ34は出力信号hをカ
ウントし、その内部状態を変化させていく。波形
整形回路31の出力信号gが“H”から“L”に
変わると、アンド回路33の出力信号hは“L”
になり、カウンタ34はその内部状態を保持す
る。また、フリツプフロツプ35は信号gの立ち
下がりエツジによつてデータ“H”を取り込み、
その出力信号qを“L”から“H”に変化させ
る。カウンタ34のデイジタル信号bは、回転セ
ンサ2の交流信号aの(半)周期長に比例した値
であり、モータ1の回転速度に反比例している。
後述の補償器4は、フリツプフロツプ35の出力
信号qを見て、qが“H”になるとカウンタ34
のデイジタル信号bを入力し、その後にリセツト
信号rを所定の短時間の間“H”にして、カウン
タ34とフリツプフロツプ35を初期状態にリセ
ツトし、次の速度検出動作に備えている。なお、
モータ1の回転速度が遅過ぎるときには、波形整
形回路31の出力信号gの周期が長いためにカウ
ンタ34の内部状態が所定値以上になり、オーバ
フロー出力信号wが“H”から“L”に変わり、
アンド回路33の出力信号hが“L”になり、カ
ウンタ34が所定の大きな値を保持することもあ
る。
第2図の補償器4は、演算器5とメモリ6と
D/A変換器7によつて構成され、速度検出器3
のデイジタル信号bを後述する内蔵のプログラム
によつて計算加工し、制御信号cを出力する。補
償器4の制御信号cは電力増幅器8に入力され、
電力増幅された駆動信号d(制御信号cに比例し
た電流)がモータ1に供給される。従つて、モー
タ1と回転センサ2と速度検出器3と補償器4と
電力増幅器8によつて速度制御系が構成され、モ
ータ1の回転速度が所定の値に制御される。
補償器4のメモリ6は、所定のプログラムと定
数が格納されたロム領域(ROM:リードオンリ
ーメモリ)と随時必要な値を格納するラム領域
(RAM:ランダムアクセスメモリ)に別れてい
る。演算器5はロム領域内のプログラムに従つて
所定の動作や演算を行つている。第1図にそのプ
ログラムの具体的な一例を示す。次に、その動作
について詳細に説明する。
〈回転誤差検出部1A〉 (1) まず、演算器5は速度検出器3のフリツプフ
ロツプ35の出力信号qを入力し、信号qが
“H”となるのを待つている。すなわち、速度
検出器3が交流信号aの(半)周期を検出し、
新しいデイジタル信号bを出力するのをモニタ
している。
(2) qが“H”になると、速度検出器3のデイジ
タル信号bを読み込んで、デイジタル信号bに
対応する速度検出値S(デイジタル値)に直す
と共に、リセツト信号rを所定時間“H”にし
て速度検出器3のカウンタ34とフリツプフロ
ツプ35をリセツトする。
(3) 所定の基準値Srefから速度検出値Sを引いて
(Eo=Sref−S)、その値EoをR倍し(E=
R・Eo)、モータ1の現時点での回転誤差Eを
計算する。
〈カウント部1B〉 (4) Nx・L(ここに、Nxは2以上の整数であり、
LはZqの2以上の整数倍の整数)をmod(法)
として、新しい速度検出値Sを得る毎に変数I
をカウントアツプしていく。すなわち、I=I
+1(I+1を新しくIにする)にした後に、
I=NxLならばI=0にする。このような演
算をするならば、Iは0からNxL−1の間の
整数になる。なお、Iの初期値はNxL−1と
する。
〈制御信号作成部1C〉 (5) 後述する合成値算出部1Eによる合成値Vと
現時点の回転誤差Eを加算合成し、制御信号値
Yを計算する。すなわち、Y=E+V。
(6) 制御信号値YをD/A変換器7に出力し、Y
の値に対応した直流的な電圧(制御信号)に変
換する。
〈更新保存部1D〉 (7) 後述する合成値算出部1Eによる合成値Vと
現時点の回転誤差Eを加算合成して更新値を計
算し、カウント手段のカウント値Iに対応した
ラム領域内のデイジタル値M[I]を更新し
(M[I]=E+V)、次の更新時まで格納保存す
る。
〈合成値算出部1E〉 (8) NxLをmodとしてIに1を足した整数Jを
計算し[J=I+1(mod NxL)]、ラム領域
内のL間隔ずつ離れたNx個のデイジタル値群
M[J−nL(mod NxL)](n=1,2,…,
Nx)を使つて、次式により合成値Vを算出し、
その後に、(1)の動作に復帰する。
V=Nxn=1 Wn・M[J−nL(mod NxL)] ……(3) ここに、比率Wnの値は、 0<Wn<2/Nx(n=1,2,…,Nx)
……(4) Nxn=1 Wn=1 ……(5) を満たすものとする。具体的には、 Wn=1/Nx(n=1,2,…,Nx) ……(6) にすると、好ましい特性が得られやすい。なお、
この合成値Vは、次の速度検出値Sが得られてカ
ウント部1Bがカウント値Iをインクリメントし
た後に(実質的にIとJが等しくなつてから)、
制御信号作成部1Cと更新保存部1Dにおいて利
用される。
このように構成するならば、第2図の負荷10
の生じる負荷トルクの変動に対して極めて強くな
る。これについて説明する。本実施例の制御ブロ
ツク図を第4図に示す。なお、第9図に示した要
素と同じものには同じ番号と記号を付し、説明を
省略する。補償器4の動作は図示の破線部分50
に相当する。基準値Srefと検出値Sと加算点44に
て比較し、利得R倍した回転誤差Eを得ている
(ブロツク45)。合成値Vと回転誤差Eを加算合成
して制御信号値Yを得る(加算点53)。また、合
成値Vと回転誤差Eを加算合成して更新値を得
て、新しいデイジタル値M[I]として更新保存
する(加算点51)。さらに、ラム領域内のデイジ
タル値群から(3)式に従つて次の新しい合成値Vが
計算されるので、デイジタル値M[I]と合成値
Vの関係はブロツク52のように表される。ここ
に、ブロツク52内のzは z=exp(sTx) ……(7) であり、Txは速度検出器3の1サンプリング周
期に対応している。
第4図の制御ブロツクの負荷トルクT1から回
転速度ωmへの伝達関数を計算すると、 Gx(s)=
−1/(Jms)/1+(KvRBaKt)/{Jms・H(s)}
……(8) H(s)=1−Nxn=1 Wn・z-nL ……(9) となる。折点周波数fc以下の制御範囲内におい
て、 Gx(jω)≒−{1/(KvRBaKt)}・ H(jω)≒G(jω)・H(jω) ……(10) と近似できる。(10)式は、本実施例の制御特性Gx
(jω)が従来の制御特性G(jω)にH(jω)を掛け
たものに等しいことを意味している。
第5図に周波数伝達関数H(jω)の振幅特性の
例を示す。第5図のはNx=2,W1=1/2,W
2=1/2とした場合であり、はNx=3,W1=
1/3,W2=1/3,W3=1/3とした場合である。
また、frは fr=1/(L・Tx) ……(11) であり、H(jω)はfrの周期関数になつている。
第5図の,に示されるように(一般に、Nx
≧2とすれば)、周波数fr,2fr,3fr,…において
周波数伝達関数は―H(jω)―=0となり、か
つ、それ以外の周波数においても―H(jω)―は
ほぼ1に等しくなることがわかつた。すなわち、
本実施例の周波数伝達関数Gx(jω)は、周波数
fr,2fr,3fr,…において―Gx(jω)―=0とな
り、かつ、それ以外の周波数においては従来の周
波数伝達関数G(jω)とほぼ等しくなる。その結
果、非常に良好な制御特性Gx(jω)を得ることが
でき、負荷トルクT1の変動によるモータ1の回
転速度ωmの変動の合成値は確実に従来の制御性
能値よりも小さくすることが可能となつた。
また、LをZqの2以上の整数倍に等しくする
ならば(Lをモータ1の1回転周期の2以上の整
数倍に対応した値にするならば)、負荷トルクT
1の変動による回転速度ωmの変動を全体的に大
幅に抑制する効果がある。次に、これについてビ
デオテープレコーダのキヤプスタンモータを例に
とり説明する。キヤプスタンモータの負荷は磁気
テープやピンチローラであるので、負荷10の発
生する負荷変動はモータ1の回転に同期している
成分(モータ1の回転を基本周期とした周期的な
負荷変動)以外に、モータ1の回転周波数よりも
低い周波数の負荷変動成分が生じることが多い。
このような負荷変動はキヤプスタンモータの回転
速度の変動の原因であり、テープ速度のワウ・フ
ラツタを生じさせる。ところで、このような負荷
変動はモータ1の1回転の周期の整数倍の周期を
持つ周期的な変動が多く、従来のモータ1の回転
速度の変動も1回転の周期の整数倍の周期を持つ
低周波の周期的な変動が多く生じていることがわ
かつた。従つて、Lをモータ1の1回転周期の2
以上の整数倍に対応した値にするならば、frがモ
ータ1の回転周波数fmの2以上の整数分の1に
なり、負荷トルクT1によるモータ1の回転速度
ωmの低周波の変動分を効果的に低減できる。
このような効果は、第8図の従来のモータの速
度制御装置の比例補償器9の利得を大きくした
り、比例補償器9の後に積分や微分の補償器を追
加しても得られるものではない。なお、Lの値は
大きいほど長い周期の負荷変動に対して効果があ
るが、ラム領域の大きさが大きくなり、実際には
限界がある。通常、Lをモータの1回転周期の6
倍とすることが、次の点から好ましい。すなわ
ち、6は1,2,3,6と多くの約数を持つてい
るので、モータ1の1回転周期の1,2,3,6
倍の周期の負荷変動による回転速度の変動を完全
に抑制することが期待できる。
第6図に制御系全体の安定性を考慮にいれた補
償器4のプログラム例を示す。ここでは、更新保
存部における更新値の計算の仕方と、合成値算出
部における合成値の準備の個数と、制御信号作成
部における合成値算出部の合成値の利用の仕方を
改良している。次に、その動作について詳細に説
明する(全体の構成は第2図と同じであり、説明
を省略する)。
〈回転誤差検出部6A〉 (11) まず、演算器5は速度検出器3のフリツプフ
ロツプ35の出力信号qを入力し、信号qが
“H”となるのを待つている。すなわち、速度
検出器3が交流信号aの(半)周期を検出し、
新しいデイジタル信号bを出力するのをモニタ
している。
(12) qが“H”になると、速度検出器3のデイジ
タル信号bを読み込んで、デイジタル信号bに
対応する速度検出値S(デイジタル値)に直す
と共に、リセツト信号rを所定時間“H”にし
て速度検出器3のカウンタ34とフリツプフロ
ツプ35をリセツトする。
(13) 所定の基準値Srefから速度検出値Sを引いて
(Eo=Sref−S)、その値EoをR倍し(E=
R・Eo)、モータ1の現時点での回転誤差Eを
計算する。
〈カウント部6B〉 (14) Nx・Lをmod(法)として、新しい速度検出
値Sを得る毎に変数Iをカウントアツプしてい
く。
〈制御信号作成部6C〉 (15) 後述する合成値算出部6Eによつて算出され
た最新の合成値V[Px]と現時点の回転誤差E
を加算合成し、制御信号値Yを計算する。すな
わち、Y=E+V[Px]。
(16) 制御信号値YをD/A変換器7に出力し、Y
の値に対応した直流的な電圧(制御信号)に変
換する。
〈更新保存部6D〉 (17) 後述する合成値算出部6Eによつて算出され
た古い合成値V[0]と現時点の回転誤差Eを
加算合成した加算値M0を求める(M0=E+V
[0])。NxLをmodとしてカウント変数Iから
Qf(Qfは2以上の整数であり、Qf=3が好まし
い)を引いた整数Kを計算する[K=I−Qf
(mod NxL)]。
レジスタ変数X[m+1]の内容をX[m]に
順番に転送し(m=0,1,2,…,2Qf−
1)、X[2Qf]にM0を入れる。すなわち、X
[2Qf]からX[0]に連続する2Qf+1個の加
算値(合成値と回転誤差の加算値)を得る。次
に、X[m]に所定の正の比率Cm(m=0,
1,…,2Qf)を掛けた値を加算合成した新し
い更新値を得て、ラム領域内のデイジタル値M
[K]として次の更新時まで格納保存する。こ
こに、比率Cmには次の関係がある。
Cm=C2Qf−m(m=0,1,…,Qf) …(12) 2Qfm=0 Cm=1 ……(13) 〈合成値算出部6E〉 (18) NxLをmodとしてカウント変数Iに1+Px
(Pxは1以上で5以下の整数であり、Px=3
が好ましい)を足した整数Jを計算する[J=
I+1+Px(mod NxL)]。レジスタ変数V[m
+1]の内容をV[m]に順番に転送した後に
(m=0,1,…,Px−1)、ラム領域内のデ
イジタル値群M[J−nL(mod NxL)](n=
1,2,…,Nx)を使つて次の式によつて計
算される最新の合成値をV[Px]に入れる。そ
の後に、(11)の動作に復帰する。
V[Px]=Nxn=1 Wn・M[J−nL(mod NxL)] ……(14) ここに、Wnの値は、(4),(5)式および(6)式を満
たしている。すなわち、V[Px]からV[0]に
連続するPx+1個の合成値を得る。このとき、
V[Px]を計算する時の(14)式中の整数JをJ1と
し、V[0]を計算する時の(14)式中の整数JをJ2
とすると、J1=J2+Pxの関係がある。すなわち、
V[Px]とV[0]の間には整数Pxに対応したズ
レがある。すでに説明したように、次の速度検出
値Sを得てカウント部6Bのカウント値Iをイン
クリメントした後に、V[Px]は制御信号作成部
6Cにおいて使用され、V[0]は更新保存部6
Dにおいて使用される。
本実施例のように、更新保存部6Dに加重平均
を取る演算を挿入したり、制御信号作成部6Cに
おいて使用する合成値算出部6Eの第一の合成値
と更新保存部6Dにおいて使用する合成値算出部
6Eの第二の合成値の間に所定のズレを設けるな
らば、制御範囲内において前述のごとき良好な制
御特性が得られると共に、制御系全体の動作も安
定になることを確認した(ナイキストの安定条件
を満足する)。特に、制御系の安定性を確保しな
がら演算を簡単にするには、Qf=3,Px=3,
L>Qf+Pxにすると良いことも解つた。
第7図に制御系全体の安定性を考慮にいれた補
償器4の他のプログラム例を示す。ここでは、合
成値算出部における合成値の計算の仕方および準
備の個数と、制御信号作成部における合成値算出
部の合成値の利用の仕方を改良している。次に、
その動作について詳細に説明する(全体の構成は
第2図と同じであり、説明を省略する)。
〈回転誤差検出部7A〉 (21) まず、演算器5は速度検出器3のフリツプ
フロツプ35の出力信号qを入力し、信号qが
“H”となるのを待つている。すなわち、速度
検出器3が交流信号aの(半)周期を検出し、
新しいデイジタル信号bを出力するのをモニタ
している。
(22) qが“H”になると、速度検出器3のデイ
ジタル信号bを読み込んで、デイジタル信号b
に対応する速度検出値S(デイジタル値)に直
すと共に、リセツト信号rを所定時間“H”に
して速度検出器3のカウンタ34とフリツプフ
ロツプ35をリセツトする。
(23) 所定の基準値Srefから速度検出値Sを引い
て(Eo=Sref−S)、その値EoをR倍し(E=
R・Eo)、モータ1の現時点での回転誤差Eを
計算する。
〈カウント部7B〉 (24) Nx・Lをmod(法)として、新しい速度検
出値Sを得る毎に変数Iをカウントアツプして
いく。
〈制御信号作成部7C〉 (25) 後述する合成値算出手段によつて算出され
た最新の合成値V[Px]と現時点の回転誤差E
を加算合成し、制御信号値Yを計算する。すな
わち、Y=E+V[Px]。
(26) 制御信号値YをD/A変換器7に出力し、
Yの値に対応した直流的な電圧(制御信号)に
変換する。
〈更新保存部7D〉 (27) 後述する合成値算出手段によつて算出され
た古い合成値V[0]と現時点の回転誤差Eを
加算合成して更新値を計算し、カウント手段の
カウント値Iに対応したラム領域内のデイジタ
ル値M[I]を更新し(M[I]=E+V[0])、
次の更新時まで格納保存する。
〈合成値算出部7E〉 (28) NxLをmodとしてカウント変数Iに1+
PxQf(Pxは1以上で5以下の整数であり、Qf
は2以上の整数)を足した整数Jを計算する
[J=I+1+Px+Qx(mod NxL)]。レジス
タ変数X[m+1]の内容をX[m]に順番に転
送し(m=0,1,2,…,2Qf−1)、ラム
領域内のNx個のデイジタル値群M[J−nL
(mod NxL)](n=1,2,…,Nx)を次式
によつて計算した加算値をX[2Qf]に入れる。
X[2Qf]=Nxn=1 Wn・M[J−nL(mod NxL)] ……(15) ここに、Wnの値は、(4),(5)式および(6)式を満
たしている。すなわち、X[2Qf]からX[0]に
連続する2Qf+1個の加算値(L間隔ずつ離れた
Nx個のデイジタル値から求めた加算値)を得て
いる。次に、レジスタ変数V[m+1]の内容を
V[m]に順番に転送した後に(m=0,1,…,
Px−1)、X[m](m=0,1,…,2Qf)に所
定の正の比率Cm(m=0,1,…,2Qf)を掛け
た値を加算合成した最新の合成値を得てV[Px]
に入れる。すなわち、V[Px]からV[0]に連
続するPx+1個の合成値を得ている。ここに、
比率Cmには(12),(13)式の関係がある。その後に、
(21)の動作に復帰する。
このとき、実質的にV[Px]を計算する時の(15)
式の整数JをJ1とし、実質的にV[0]を計算す
る時の(15)式の整数JをJ2とすると、J1=J2+Px
の関係がある。すなわち、V[Px]とV[0]の
間には整数Pxに対応したズレがある。すでに説
明したように、新しい速度検出値Sを得てカウン
ト部7Bのカウント値Iをインクリメントした後
に、V[Px]は制御信号作成部7Cにおいて使用
され、V[0]は更新保存部7Dにおいて使用さ
れる。
本実施例のように、合成値算出部7Eに加重平
均を取る演算および複数個の合成値を準備する演
算を挿入し、制御信号作成部7Cにおいて使用す
る合成値算出部7Eの第一の合成値と更新保存部
7Dにおいて使用する合成値算出部7Eの第二の
合成値の間に所定のズレを設けておくと、前述の
ごとき良好な制御特性が得られると共に、制御系
全体の動作も安定になる(ナイキストの安定条件
を満足する)。この場合も、制御系の安定性を確
保しながら演算を簡単にするには、Qf=3,Px
=3,L>Qf+Pxにすると良い。
なお、比率WnやCmによる演算は上記の形に
限られるものではなく、上記のプログラムの内容
を実現するものであればよく、各種の等価的な式
変形が可能であることは言うまでもない。また、
新しい回転誤差が得られた時に、最初に制御信号
作成手段による新しい制御信号の出力動作を行
い、その後に、合成値算出手段によつて次のサン
プリング時点で使用する合成値を計算するように
なすならば、合成値算出手段の演算時間を長くと
れると共に、制御信号の出力までの時間遅れを短
くできるので、制御系の安定性を確保し易い。
前述の各実施例では、速度検出器によつてモー
タの回転速度のみを検出するようにしたが、これ
以外にモータの回転位相を周知の位相検出器によ
つて検出し、その両者を合成して回転誤差として
もよく、本発明に含まれることは言うまでもな
い。また、補償器の出力をデイジタル信号や
PWM信号(パルス幅変調信号)にしたり、電力
増幅器の出力信号をPWM信号にしてもよい。ま
た、モータにブラシレス直流モータを用いても良
い。さらに、補償器を完全なハードウエアによつ
て構成し、前述のプログラムによる動作と同じ動
作を行わせるようにしてもよい。その他、本発明
の主旨を変えずして種々の変更が可能である。
発明の効果 本発明のモータの速度制御装置は、特定の周波
数に於て極めて良好な制御特性を有し、かつ、そ
の他の周波数においても従来の制御特性とほぼ同
じであり、全体として負荷トルクの変動による回
転速度の変動が大幅に低減されている。従つて、
本発明に基づき、ビデオテープレコーダのキヤプ
スタンモータを構成するならば、磁気テープの走
行速度を極めて正確に制御でき、ワウ・フラツタ
の少ない高性能のビデオテープレコーダを得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図の補償器の内蔵プログラムの一
例を表すフロー図、第2図は本発明の実施例の全
体の構成を表す構成図、第3図は第2図の速度検
出器の具体的な構成例を表す構成図、第4図は本
発明の実施例の制御ブロツクを表すブロツク図、
第5図は周波数伝達関数―H(jω)―の特性例を
表す特性図、第6図は本発明の補償器の内蔵プロ
グラムの他の例を表すフロー図、第7図は本発明
の補償器の内蔵プログラムの他の例を表すフロー
図、第8図は従来例の構成を示す構成図、第9図
は従来例の制御ブロツクを表すブロツク図、第1
0図は従来例の制御特性―G(jω)―を表す特性
図である。 1……モータ、2……回転センサ、3……速度
検出器、4……補償器、5……演算器、6……メ
モリ、7……D/A変換器、8……電力増幅器、
10……負荷。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 モータ1の回転速度に応じた周期の交流信号
    を生じる回転センサ2と、前記回転センサ2の交
    流信号により前記モータ1の1回転当たり複数回
    の検出を行う速度検出手段3と、前記速度検出手
    段3の検出信号にもとづき演算・記憶して制御信
    号を作り出す補償手段4と、前記補償手段4の制
    御信号に応じた電力を前記モータ1に供給する電
    力増幅手段8とを具備し、前記補償手段4は、前
    記速度検出手段4の検出信号に応動した回転誤差
    を得る回転誤差検出手段1A,6A,7Aと、順
    序づけられたNxL個(ここに、Nxは2以上の整
    数で、Lは4以上の整数)のデイジタル値M[0]
    からM[NxL−1]を格納するメモリ手段6と、
    前記メモリ手段6のL間隔ずつ離れたNx個のデ
    イジタル値を使つて合成計算される合成値を実質
    的に算出する合成値算出手段1E,6E,7E
    と、前記合成値算出手段1E,6E,7Eの合成
    値と前記回転誤差検出手段1A,6A,7Aの回
    転誤差を演算合成した値に対応した更新値によつ
    て前記メモリ手段6のデイジタル値を実質的に順
    番に更新保存する更新保存手段1D,6D,7D
    と、前記合成値算出手段1E,6E,7Eの合成
    値と前記回転誤差検出手段1A,6A,7Aの回
    転誤差を演算合成して前記制御信号を作り出す制
    御信号作成手段1C,6C,7Cとを有すること
    を特徴とするモータの速度制御装置。 2 合成値算出手段1E,6E,7Eは、メモリ
    手段6のデイジタル値M[J−nL(mod NxL)]
    (n=1,2,…,Nx)(ここに、Jは整数)を
    加算合成した値に実質的に対応した合成値を算出
    するようになされたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のモータの速度制御装置。 3 Lをモータ1の1回転周期の整数倍に対応し
    た値にしたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のモータの速度制御装置。 4 更新保存手段6Dは、合成値算出手段6E
    合成値と回転誤差検出手段6Aの回転誤差を加算
    した加算値を求め、連続する複数個の前記加算値
    にそれぞれ所定の正の比率を掛けた値を加算合成
    した値を新しい更新値としてメモリ手段6のデイ
    ジタル値に保存格納するようにしたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のモータの速度制
    御装置。 5 制御信号作成手段6C,7Cにおいて利用さ
    れる合成値算出手段6E,7Eの第一の合成値は
    実質的にメモリ手段6のNx個のデイジタル値M
    [J1−nL(mod NxL)](n=1,2,…,Nx)
    (ここに、J1は整数)を使つて計算され、更新保
    存手段6D,7Dにおいて利用される前記合成値
    算出手段6E,7Eの第二の合成値は実質的に前
    記メモリ手段6の他のNx個のデイジタル値M[J2
    −nL(mod NxL)](n=1,2,…,Nx)(こ
    こに、J2は整数)を使つて計算され、前記整数J1
    とJ2の間にJ1=J2+Px(mod NxL)(ここに、
    Pxは1以上で5以下の整数)の関係があること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のモータ
    の速度制御装置。 6 合成値算出手段7Eは、メモリ手段6のL間
    隔ずつ離れたNx個のデイジタル値M[J−nL
    (mod NxL)](n=1,2,…,Nx)(ここに、
    Jは整数)を加算合成した加算値を求め、さら
    に、前記整数Jに関して連続する複数個の前記加
    算値にそれぞれ所定の正の比率を掛けた値を加算
    合成して合成値としたことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のモータの速度制御装置。
JP60229143A 1985-10-15 1985-10-15 モ−タの速度制御装置 Granted JPS6289487A (ja)

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EP86308010A EP0219355B1 (en) 1985-10-15 1986-10-15 Control system with improved robustness to disturbances
DE8686308010T DE3687395T2 (de) 1985-10-15 1986-10-15 Kontrollsystem mit robustheit gegenueber stoerungen.
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JP3198629B2 (ja) * 1992-07-08 2001-08-13 松下電器産業株式会社 モータの制御装置

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