JPH0514331B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0514331B2 JPH0514331B2 JP63199835A JP19983588A JPH0514331B2 JP H0514331 B2 JPH0514331 B2 JP H0514331B2 JP 63199835 A JP63199835 A JP 63199835A JP 19983588 A JP19983588 A JP 19983588A JP H0514331 B2 JPH0514331 B2 JP H0514331B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- film
- magnetic powder
- axis diameter
- solvent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気記録体、特に高信頼性、高保磁力
を可能にした磁気エンコーダ用磁気記録体に関す
るものである。
を可能にした磁気エンコーダ用磁気記録体に関す
るものである。
一般に磁気記録体としては、オーデイオ等に用
いられている磁気テープ、コンピユータ等に用い
られている磁気デイスクや磁気ドラム等が知られ
ている。そして、これらの磁気記録体の磁性膜は
高密度記録のため、膜厚が0.2〜数μmと極めて
薄く、使用される磁性粉は長軸径が約0.4μm以下
の微粒子が使用されている。一方、磁気エンコー
ダに用いられる磁気記録体は、磁気検出素子と磁
気記録体(デイスクまたはドラム)との間隔を数
μm〜数百μmと大きくとる必要があるため、磁
性膜は高保磁力が要求される。そして、高保磁力
を得るためには、磁性材として鉄、コバルト等を
主成分とするメタルを使用し、膜厚を50〜100μ
m程度の厚膜を必要とする。一方、信頼性の点に
おいては、磁気エンコーダの使用する環境が広範
囲であるため、約150℃以上の耐熱性が要求され
ている。特に耐熱性の向上には、従来の磁性粉で
は約80℃程度までの温度保証しか得られず、かつ
厚膜形成に膜欠陥の発生、膜割れの発生、均一塗
布が困難である等の問題があり、したがつて信頼
性、耐熱性の優れた磁気エンコーダ用の磁性膜を
得ることは極めて困難であつた。
いられている磁気テープ、コンピユータ等に用い
られている磁気デイスクや磁気ドラム等が知られ
ている。そして、これらの磁気記録体の磁性膜は
高密度記録のため、膜厚が0.2〜数μmと極めて
薄く、使用される磁性粉は長軸径が約0.4μm以下
の微粒子が使用されている。一方、磁気エンコー
ダに用いられる磁気記録体は、磁気検出素子と磁
気記録体(デイスクまたはドラム)との間隔を数
μm〜数百μmと大きくとる必要があるため、磁
性膜は高保磁力が要求される。そして、高保磁力
を得るためには、磁性材として鉄、コバルト等を
主成分とするメタルを使用し、膜厚を50〜100μ
m程度の厚膜を必要とする。一方、信頼性の点に
おいては、磁気エンコーダの使用する環境が広範
囲であるため、約150℃以上の耐熱性が要求され
ている。特に耐熱性の向上には、従来の磁性粉で
は約80℃程度までの温度保証しか得られず、かつ
厚膜形成に膜欠陥の発生、膜割れの発生、均一塗
布が困難である等の問題があり、したがつて信頼
性、耐熱性の優れた磁気エンコーダ用の磁性膜を
得ることは極めて困難であつた。
したがつて本発明は、粒子径の大きい磁性材を
用いて磁性膜を形成することによつて、厚膜を可
能にし、耐熱性を向上させた磁気記録体を提供す
ることを目的としている。
用いて磁性膜を形成することによつて、厚膜を可
能にし、耐熱性を向上させた磁気記録体を提供す
ることを目的としている。
以下実施例を用いて本発明を詳細に説明する。
本発明は、磁気デイスクとして、例えばAlな
どの非磁性体からなる基板を洗浄し、この基板上
に磁性粉末を添加した磁性塗料をスピンナ法によ
り約80μmの厚さに塗布し、磁場配向してベーキ
ングした後、着磁して磁気記録体を完成する。こ
の場合、磁性塗料は、磁性粉末の充填量(溶剤を
除いた塗膜中の磁性粉末の重量比)を65wt%と
してバインダーにエポキシ樹脂を用い、溶剤にト
ルエンを用いた。そして、発明者が種々の条件で
実験および検討を繰り返した結果、この磁性塗料
中に添加させた磁性粉末の長軸径rの大小が耐熱
性を大きく左右させていることを見い出した。す
なわち、実験として長軸径rを変えて各種の磁性
粉末について塗料化し、高温度(約150℃)環境
中における寿命時間に対する磁気検出素子の出力
を調べた結果、第1図に特性(r=0.4μm)、
特性(r=0.6μm)、特性(r=0.7μm、特
性(r=0.8μm)、特性(r=1.0μm)、特性
(r=1.2μm)で示したように磁性粉末の長軸
径rが0.6〜1.0μmの範囲が比較値以上の出力を
得るのに最適であることが判明した。この場合、
磁性粉末の長軸径rが0.6μm未満では実用上十分
な耐熱性効果が得られず、1.0μmをこえるもので
は厚膜形成、磁場配向が容易となる効果が得られ
るが、磁気検出素子の初期の出力(磁力)が不足
するという問題が発生する。したがつて、磁性粉
末の長軸径rは品質限界を考慮すると、0.7〜
0.8μmの範囲が最適範囲となり、さらに偏差(バ
ラツキ)を考慮すると0.8μmの長軸径が最良値で
あつた。また、磁性塗料の磁性粉末充填量は、約
70wt%以上となると、形成された磁性膜にクラ
ツクが生じ易くなり、約60wt%以上では形成さ
れた磁性膜に気泡が発生することになる。したが
つて、磁性粉末充填量は65±5wt%の範囲内が品
質限界から考慮して最適範囲であつた。また、磁
性膜厚は、第2図に示したように着磁ピツチ0.1
mmの場合、磁気検出出力に比例するので、膜厚が
約70μm以上となると、出力がほぼ一定となる。
したがつて高出力を得ることと、プロセスの偏差
(バラツキ)とを考慮して、出力が若干飽和し且
つ膜厚が安定した形成できる約80μm程度の厚膜
で形成すれば最適である。しかし60μmをこえれ
ば実用上問題はない。
どの非磁性体からなる基板を洗浄し、この基板上
に磁性粉末を添加した磁性塗料をスピンナ法によ
り約80μmの厚さに塗布し、磁場配向してベーキ
ングした後、着磁して磁気記録体を完成する。こ
の場合、磁性塗料は、磁性粉末の充填量(溶剤を
除いた塗膜中の磁性粉末の重量比)を65wt%と
してバインダーにエポキシ樹脂を用い、溶剤にト
ルエンを用いた。そして、発明者が種々の条件で
実験および検討を繰り返した結果、この磁性塗料
中に添加させた磁性粉末の長軸径rの大小が耐熱
性を大きく左右させていることを見い出した。す
なわち、実験として長軸径rを変えて各種の磁性
粉末について塗料化し、高温度(約150℃)環境
中における寿命時間に対する磁気検出素子の出力
を調べた結果、第1図に特性(r=0.4μm)、
特性(r=0.6μm)、特性(r=0.7μm、特
性(r=0.8μm)、特性(r=1.0μm)、特性
(r=1.2μm)で示したように磁性粉末の長軸
径rが0.6〜1.0μmの範囲が比較値以上の出力を
得るのに最適であることが判明した。この場合、
磁性粉末の長軸径rが0.6μm未満では実用上十分
な耐熱性効果が得られず、1.0μmをこえるもので
は厚膜形成、磁場配向が容易となる効果が得られ
るが、磁気検出素子の初期の出力(磁力)が不足
するという問題が発生する。したがつて、磁性粉
末の長軸径rは品質限界を考慮すると、0.7〜
0.8μmの範囲が最適範囲となり、さらに偏差(バ
ラツキ)を考慮すると0.8μmの長軸径が最良値で
あつた。また、磁性塗料の磁性粉末充填量は、約
70wt%以上となると、形成された磁性膜にクラ
ツクが生じ易くなり、約60wt%以上では形成さ
れた磁性膜に気泡が発生することになる。したが
つて、磁性粉末充填量は65±5wt%の範囲内が品
質限界から考慮して最適範囲であつた。また、磁
性膜厚は、第2図に示したように着磁ピツチ0.1
mmの場合、磁気検出出力に比例するので、膜厚が
約70μm以上となると、出力がほぼ一定となる。
したがつて高出力を得ることと、プロセスの偏差
(バラツキ)とを考慮して、出力が若干飽和し且
つ膜厚が安定した形成できる約80μm程度の厚膜
で形成すれば最適である。しかし60μmをこえれ
ば実用上問題はない。
なお、上記実施例においては、磁気記録体とし
てデイスクを用いた場合について説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、ドラムを
用いても全く同様の効果が得られることは勿論で
ある。
てデイスクを用いた場合について説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、ドラムを
用いても全く同様の効果が得られることは勿論で
ある。
以上説明したように本発明によれば、約150℃
以上の耐熱性を有し、かつ厚膜の可能な磁性膜を
得ることができるので、信頼性の高い磁気エンコ
ーダを提供できるという極めて優れた効果が得ら
れる。
以上の耐熱性を有し、かつ厚膜の可能な磁性膜を
得ることができるので、信頼性の高い磁気エンコ
ーダを提供できるという極めて優れた効果が得ら
れる。
第1図は磁性粉末の長軸径をパラメータとして
寿命時間に対する磁気検出素子の出力の関係を示
す特性図、第2図は磁性膜厚に対する出力の関係
を示す特性図である。
寿命時間に対する磁気検出素子の出力の関係を示
す特性図、第2図は磁性膜厚に対する出力の関係
を示す特性図である。
Claims (1)
- 1 溶剤としてトルエン、バインダーとしてエポ
キシ樹脂を用い、長軸径が0.6〜1.0μmのメタル
磁性粉を溶剤を除いた塗膜中の磁性粉末の重量比
が65±5wt%となるように調合した磁性塗料をア
ルミ基板上にスピンナーによつて塗布し、磁場配
向後ベーキングして最終膜厚が60μm以上となる
ことを特徴とする磁気デイスクの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63199835A JPS6478424A (en) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | Magnetic recording body |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63199835A JPS6478424A (en) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | Magnetic recording body |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6478424A JPS6478424A (en) | 1989-03-23 |
| JPH0514331B2 true JPH0514331B2 (ja) | 1993-02-24 |
Family
ID=16414433
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63199835A Granted JPS6478424A (en) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | Magnetic recording body |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6478424A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006114097A (ja) * | 2004-10-13 | 2006-04-27 | Tdk Corp | 磁気媒体及びその製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5832233A (ja) * | 1981-08-21 | 1983-02-25 | Hitachi Ltd | 磁気記録体 |
-
1988
- 1988-08-12 JP JP63199835A patent/JPS6478424A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6478424A (en) | 1989-03-23 |
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