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JPH051921Y2 - - Google Patents
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JPH051921Y2 - - Google Patents

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JPH051921Y2
JPH051921Y2 JP5659687U JP5659687U JPH051921Y2 JP H051921 Y2 JPH051921 Y2 JP H051921Y2 JP 5659687 U JP5659687 U JP 5659687U JP 5659687 U JP5659687 U JP 5659687U JP H051921 Y2 JPH051921 Y2 JP H051921Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、例えばモノレール等の列車に使用さ
れる自動列車制御装置ATCの様に、軌道に連続
して付設された誘導ループから信号を送信し列車
で受信する列車用送受信装置の受信回路の故障を
検出するための故障検出回路に関する。
従来の技術と問題点 上述したような列車用送受信装置は、第1図に
示されるように地上側の軌道に複数の誘導ループ
RA,RBを配設し、列車Tの先頭部にはアンテ
ナATを設けて両者間の電磁誘導作用により地上
側からの信号を車上側の受信系で受けて所定動作
をするようになつている。
なお、車上側の受信系は、保安度を高めるため
には受信回路を並列に複数設けた冗長系が採用さ
れる。即ち、受信回路を冗長系とすることにより
1つの受信回路が故障しても残る受信回路が所定
動作をし、列車Tの走行には故障がないようにな
つている。
このような、車上側に設けられる冗長化された
受信系の一例を第2図に示す(図示の例では並列
2重系)。
この受信系は、各々の受信回路、第1受信回路
1と第2受信回路2の出力にはそれぞれリレー
SCR1,SCR2が接続され、各受信回路1,2の信
号受信に対応して動作し、信号を受信しない場合
は落下するようになつている。リレーSCR1
SCR2の出力として各接点は論理回路を構成し故
障検知部4Bを形成している。この故障検知部4
Bは、第1受信回路1或いは第2受信回路2のい
ずれかが故障した場合に対応するリレーが落下す
ることにより各受信回路1,2の故障を検知する
ようになつている。
ところで、車両の低速走行時には連続する誘導
ループ(例えば、第1図のRAとRB)との境界
即ち閉塞境界で受信レベルのゆるやかな低下が受
信回路に生じ(第3図参照)、受信回路の最小動
作レベル以下となる場合が避けられない。第3図
では第1受信回路の1号系最小動作レベルを誘導
ループRAとRBの受信レベルが中央部で下回つ
ている。この場合故障検出回路3Bでは第1系が
故障として検知しこれを保持してしまうことにな
る。しかし、これは真の故障によるものではなく
過渡的なものなので区別する必要があり、従来に
おいては車両低速走行時、例えば5Km/h以下の
走行時には速度検出手段5からの出力により、故
障検知部4Bを受信系回路より切り離して上述の
ような場合を故障として誤検出しないようにして
いた。
考案が解決しようとする問題点 以上のような構成の従来の故障検出回路では、
車両の低速走行時や停止状態では、受信回路が切
り離されていたため故障の監視は行われず、当然
受信回路が故障していても検出することができな
いままに見過ごされてしまうという問題点を有し
ていた。
特に、毎日の運行開始時に車庫に停車していた
車両を出庫させる場合に、停止状態た低速走行時
には、故障がわからずそのまま運行に使うおそれ
が有り、安全上好ましくない。
本考案は、上述事情に鑑みてなされたもので、
従来は看過されていた停止状態を含め車両走行速
度5Km/h以下程度の低速時に発生した受信系の
故障をも検出可能とし、車両運行の安全性向上に
寄与する受信回路の故障検出回路を提供すること
を目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本願考案によれば、 軌道に連続的に付設された誘導ループから送信
され信号を、車上側の受信回路で受信する列車用
送受信装置における受信回路の故障検出回路を、 受信回路と同数の故障検出回路、リセツト回
路、列車速度検出手段を有し、各故障検出回路
が、受信回路に夫々後続しこの受信回路の所定出
力に応じて故障信号を出力し、リセツト回路から
入力があるまで出力状態を保持するものであり、
リセツト回路は、各故障検出回路に対応する受信
回路から故障信号が出力されておらず、且つ列車
速度検出手段から列車が所定速度以上である旨の
信号が入力された場合にのみ、各故障検出回路の
保持を解除するものであるように構成する。
作 用 列車が低速運転時あるいは停車時でも故障検出
回路が機能していて、機器故障があればこれを検
出し故障の旨を報知するから、出庫時を含めて常
に機器故障発生時に故障を確実に知ることができ
る。なお、低速運転中に単に閉塞境界で受信レベ
ルが低下した場合にも故障報知が行われるがこれ
は運転速度が所定速度以上になつた時点で直ちに
リセツト回路の作用で解除されるから、故障とし
ての対処は不要であると短時間で判明し特別の対
応を取る必要がないことが確認できる。
実施例 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第4図は、本考案の故障検出回路3の一実施例
を示している。
この故障検出回路3は、図2の回路と同様に、
2重系受信回路を構成する第1受信回路1及び第
2受信回路2の夫々に対応して2つの故障検出部
分すなわち1号系故障検出部11と2号系故障検
出部12を具備している。両者は2つの受信回路
1,2の動作状態を夫々リレーSCR1及びリレー
SCR2の動作接点を介して監視している。即ち、
両受信回路は所定レベル以上の受信信号があれば
対応するリレーを動作させるが、受信レベルが一
定値以下となると復旧(落下)させる。復旧、即
ち接点からの出力が低レベルになつたことは、所
定信号として対応する故障検出部11,12に送
出される。
1号系又は2号系故障検出部11,12は信号
入力から一定時間、即ち故障検出時間t経過後に
故障信号を送出するタイマの機能と、この出力状
態を保持継続するメモリ機能とを有している。ま
た故障検出部11,12は、保持した出力を解除
(リセツト)するための、リセツト端子を備えて
いる。
故障信号は夫々対応する故障検出リレーICRま
たは2CRの接点を介して故障報知等に利用され
る。即ち、リレー1CRは1号系の第1受信回路1
の故障あるいは受信レベルの低下等によりリレー
SCR1が低レベルになつたとき1号系故障検出部
11の出力により動作するようになつており接点
に表示装置等(図示せず)が接続される。同様に
リレー2CRは2号系故障検出リレーであつて、2
号系故障検出部12の出力に対応して動作するよ
うになつている。
リセツト回路10は低速度検知リレーSDR(第
5図参照)の復旧接点と、該低速検知リレー
SDRの動作に対応して遅延して動作状態となる
反応リレーSDPRの動作接点を直列接続して構成
されており、対応する受信回路からの出力状態が
リレーSCR1,SCR2の接点を介して入寮されてお
り、出力は前記故障検出部11,12のリセツト
端子に接続されている。前記反応リレーSDPRに
は、第6図に示されるようにコンデンサCと抵抗
Rとの直列回路が励磁コイルに並列接続されてい
る。
上述のような構成の故障検出回路3において、
列車Tが低速運転時に誘導ループRAと誘導ルー
プRBとの境界を通過する際に第1受信回路1と
第2受信回路2との間に受信レベルの感度が異な
り、第1受信回路1に受信不良が発生した場合を
考える。この場合、機器の故障によるものではな
く、受信レベルの低下による故障出力であれば、
以下に説明するように短時間後に解除されるの
で、従来の回路を用いた場合と同様に不当に故障
出力を生じて混乱する不都合は回避できる。
先ず、列車Tが所定速度以下例えば5Km/h以
下の低速運転になると第7図に示されるように低
速検知リレーSDRが動作し、それに伴つて反応
リレーSDPRが動作する。さらに列車TはA点に
て停車したとき1号系の第1受信回路1の受信レ
ベルが低いと地上側からの信号を受信できずリレ
ーSCR1が復旧する。そして1号系故障検出部1
1がタイマ機能により一定時間(故障検出時間t
後に出力し、これにより1号系故障検出リレー
ICRが動作して1号系が故障である旨出力する。
この1号系故障リレーICRの動作は、1号系故障
検出部11のメモリ機能により保持されるが1号
系故障検出部11にリセツト信号が入力されれば
解除される。
そして、列車Tが走行し始めB点に達し誘導ル
ープRAと誘導ループRBとの境界である閉塞境
界を脱すると第1受信回路1は受信を始め再度リ
レーSCR1は動作する。
さらに列車Tは速度を上げC点、すなわち5
Km/h以上となつた時点で速度検出手段5からの
5Km/h検知条件により低速検知リレーSDRは
直ちに復旧する。しかし反応リレーSDPRはコン
デンサCが並列接続されているので低速検知リレ
ーSDRの復旧により直ちに復旧せず一定時間経
過後に復旧する。この低速検知リレーSDRの復
旧と反応リレーSDPRの復旧との時間差RAのパ
ルス信号がリセツト信号REとしてリセツト回路
10より出力され、1号系故障検出部11に自動
的に入力され、1号系故障検出部11のメモリ機
能をクリアして故障リレーICRを復旧させ、故障
出力をキヤンセルする。このように、列車Tが閉
塞境界において低速あるいは停車した場合に受信
レベルの低下により故障と一時的に判定されても
これは真の故障によるものではないので列車速度
が5Km/h以上となればSCR1の動作条件とSDR
の復旧、SDPRの動作条件でリセツト回路10が
構成されてリセツト条件が成立し、故障検出時間
t後に自動的にリセツト信号REが出力されメモ
リ機能がリセツトされて常態に戻るため故障では
なかつたということが判る。なおRELRはリセツ
ト信号を手動で発生させる場合のリレー接点であ
る。
次に、受信回路が本当に故障している場合につ
て第8図に基づいて説明する。列車Tが閉塞境界
に停車中に第1受信回路1が故障した場合、リレ
ーSCR1は復旧して低レベルとなる。そして1号
系故障検出部11を介して一定の故障検出時間t
後に1号系故障検出リレー1CRが動作し1号系が
故障である旨を出力する。この1号系故障検出リ
レー1CRの動作(出力状態)は、リセツト信号が
入力されない限り保持される。前述したと同様に
低速検知リレーSCRは5Km/h以下では動作し
ているが5Km/h以上となると復旧する。従つ
て、列車Tが走行し始め誘導ループRA,RBの
境界(閉塞境界)を脱すると受信信号のレベルは
充分なものとなるが、故障に対応してリレー
SCR1は動作しない。そして列車速度が上がりC
点、すなわち5Km/h以上となつた時点で速度検
出手段5からの5Km/h検知条件により低速検知
リレーSDRは直ちに復旧し一定時間経過後に復
旧する。パルス信号がこうして得られるが、第1
受信回路1は本当の故障であり従つてリレー
SCR1は低レベルとなつたままであるからリセツ
ト回路10のリセツト条件は構成されず、リセツ
ト回路10からリセツト信号は出力されず、1号
系故障検出部11のメモリ機能はクリアされず故
障リレー1CRは高レベルの状態すなわち動作状態
を保持継続する。従つて、1号系が本当に故障で
あることが確認できる。
なお、2号系の第2受信回路2が故障した場合
も全く同様である。すなわち、この場合はリレー
SCR2が復旧した状態(低レベル)となつており、
リセツト回路10のリセツト条件が成立せずリセ
ツト信号REが2号系故障検出部12に出力され
ないから列車速度が上昇した後にも2号系故障検
出リレー2CRは動作したままとなり、故障が確定
できる。
考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、列車用
送受信装置における受信回路の故障検出回路を、 受信回路と同数の故障検出回路、リセツト回
路、列車速度検出手段を有し、各故障検出回路
が、受信回路に夫々後続しこの受信回路の所定出
力に応じて故障信号を出力し、リセツト回路から
入力があるまで出力状態を保持するものであり、
リセツト回路は、対応する受信回路から故障信号
が出力されておらず、且つ列車速度検出手段から
列車が所定速度以上である旨の信号が入力された
場合にのみ、各故障検出回路の保持を解除するも
のであるように構成したから、 故障検出回路が常に機能しており列車が低速運
転時あるいは停車時でも機器故障があればこれを
検出し故障の旨を報知するから、常に機器故障発
生時に故障を確実に知ることができ、信頼性は一
段と向上する。
特に、出庫時に故障の確認ができることから修
理後使用したり車両交換して運用する等の安全処
置を取ることができ有用である。
なお、低速運転中に単に閉塞境界で受信レベル
が低下することによる故障検出は運転速度が所定
速度以上になつた時点で直ちにリセツト回路の作
用で解除されるから、従来と同様運用に支障はな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、誘導コイルによる閉塞区間を示した
略図、第2図は、従来の故障検出回路を含む受信
系を示したブロツク図、第3図は、閉塞境界にお
ける受信回路の受信感度の一例を示す図、第4図
は、本考案、受信回路の故障検知回路の一実施例
を示すブロツク図、第5図は、低速検知リレーを
示した図、第6図は、反応リレーを示した図、第
7図は、感度低下による故障出力を出した場合の
タイムチヤート図、第8図は、機器故障による故
障出力が得られた場合のタイムチヤート図を夫々
示す。 1……第1受信回路、2……第2受信回路、3
……故障検出回路、5……列車速度検出手段、
SCR1,SCR2……リレー、10……リセツト回
路、11……1号系故障検出部、12……2号系
故障検出部、SDR……低速検知リレー、SDPR…
…反応リレー、1CR……1号系故障検出リレー、
2CR……2号系故障検出リレー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 軌道に連続的に付設された誘導ループRA,
    RB,…から送信され信号を、車上側で受信する
    列車用送受信装置における受信回路1,2の故障
    検出回路3であつて、 受信回路1,2と同数の故障検出部11,1
    2、リセツト回路10、列車速度検出手段5を有
    し、 各故障検出部11,12は、受信回路1,2に
    個々に対応して後続しこの受信回路1,2の所定
    出力に応じて故障信号を出力し、リセツト回路1
    0から入力があるまで出力状態を保持するもので
    あり、 リセツト回路10は、各故障検出部11,12
    に対応する受信回路1,2から所定信号が出力さ
    れておらず、且つ列車速度検出手段5から列車T
    が所定速度以上である旨の信号が入力された場合
    にのみ、各故障検出部11,12の保持を解除す
    るものである。 受信回路の故障検出回路。
JP5659687U 1987-04-14 1987-04-14 Expired - Lifetime JPH051921Y2 (ja)

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