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JPH052082B2 - - Google Patents
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JPH052082B2 - - Google Patents

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JPH052082B2
JPH052082B2 JP59258810A JP25881084A JPH052082B2 JP H052082 B2 JPH052082 B2 JP H052082B2 JP 59258810 A JP59258810 A JP 59258810A JP 25881084 A JP25881084 A JP 25881084A JP H052082 B2 JPH052082 B2 JP H052082B2
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    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、エンコーダ出力の精度向上方法に関
する。
「従来の技術」 光学式ロータリーエンコーダが発生する角度位
置情報パルスは透明板上に不透明色、例えば黒の
線が放射状に一定太さの一定ピツチで描かれたコ
ード板を回転させて該コード板を透過する光を光
電変換した受光器の出力信号を適宜の電子回路で
増幅して、波形整形した正弦波又は矩形波の信号
から得られる。反射型リニアエンコーダの場合、
上記コードは反射色と吸収色(例えば白と黒)を
用いて板上に格子上に描かれており、受光器から
の反射光を受光するようになつている。
上記エンコーダが発生するパルスの位置情報の
精度は上記コード板に描かれた透明と不透明線
(白、黒線)の位置精度に左右される。又、ロー
タリーエンコーダの場合には放射状に描かれた透
明、不透明線の回転中心位置の偏よりの度合によ
つても位置精度が左右される。
この事情は磁気エンコーダについても同様であ
る。
「発明が解決しようとする問題点」 従つて高精度のエンコーダを得るためには上記
コード板を精度よく作成し、更にロータリーエン
コーダの場合には回転中心と放射状のコードの中
心とを精度よく合わせることが要求されるのであ
るが、これらの精度を向上させるためには技術
的、経済的限界があつた。
「発明の目的」 この発明は上記従来の事情に鑑みて提案された
ものであり、その目的は比較的安価で精度がそれ
ほど高くないエンコーダの出力に対して電子回路
を用いて補正を加えて高精度のエンコーダの製作
費用よりも低い価格で精度の高い位置信号が得ら
れる方法を提供することにある。
「問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するために、この発明は以下の
方法を採用している。
即ち、等速度で動くエンコーダが出力するパル
ス信号を逓倍して逓倍パルス信号を得る逓倍工程
と、エンコーダの原点からの単位移動量毎に求
め、記憶された分周値データを読出す読出工程
と、読出した分周値データにより前記逓倍パルス
信号を分周する分周工程とを有し、前記分周値デ
ータの読出しは前記分周工程での分周完了毎に行
われるようにするという手段を講じたものであ
る。
これを更に詳しく説明すると、次の通りであ
る。
先ず等速移動するリニアエンコーダや等速回転
するロータリーエンコーダの出力パルス信号を
PLL回路で逓倍して求めようとする精度に応じ
た細かな逓倍パルス信号を得る。そして、原点か
らの基準単位移動量毎に計算する手段から得られ
る真正の位置情報との関係を示すデータを記憶装
置、例えばリードオンリーメモリ(ROM)に書
込む。
ここで上記記憶装置に書込まれる逓倍パルス信
号と真正の位置情報との関係を示すデータには以
下の場合がある。そのひとつはエンコーダが移動
(回転)原点から基準単位量移動(回転)する毎
に得られる逓倍パルス信号のパルス数(これは本
来一定の値になるべきものであるが、エンコーダ
の精度不足のため必ずしも一定とはならない)を
上記データとするものであり、従つて逓倍パルス
信号を記憶装置から読出された上記パルス数で分
周すると基準単位移動量に対応する補正された位
置情報を得ることができる。
上記基準単位移動量ごとの逓倍パルスの数は計
算によつて求めることもできるし、またハード的
な方法によつても求めることができる。
また、他のひとつはエンコーダが前記基準単位
量移動するごとに発生する各逓倍パルスに対応
し、“0”又は“1”の値として分周を行なう位
置にデータにするものである。“0”又は“1”
の値は例えばエンコーダが基準単位量の1/2移動
する毎に逓倍パルス毎に“0”又は“1”を交互
に記憶装置に書き込み、次いで“0”又は“1”
のデータを記憶装置から読出すことによつて基準
単位移動量に対応する補正された“0”又は
“1”のすなわち、分周を行なう分周位置情報を
得ることができるのである。
以上のようにして得られる補正された位置情報
は予め逓倍パルスの逓倍度を増加させておくこと
によつて更に精度を上げることができる。
「実施例」及び「作用」 まず実施例における基本的な考え方を説明す
る。出力精度が必要とする精度に達しないロータ
リーエンコーダの出力をPLL回路に通して逓倍
パルス信号を得る。この逓倍パルス信号の間隔は
必要とする精度より細かい間隔のものとしてお
く。PLL回路を用いることによつて逓倍パルス
信号はその絶対的な位置精度、すなわち円周分割
精度は所要のレベルに達してはいないけれども、
その発生する位置は常に一定している。
逓倍パルス信号の発生する位置が常に一定して
いるからそれを十分に細かくしておくと、その逓
倍パルスのいずれかが必要とする絶対的な位置か
ら許容誤差範囲内のところに存在するはずであ
る。この発明は前記逓倍パルス信号のうちから必
要とする精度位置から許容誤差範囲内に存在する
パルスを求めておいて、精度を向上させた位置信
号を出力させようとするものである。
第1の実施例ではこの高精度位置信号を次のよ
うにして求める。まずロータリエンコーダの原点
からの単位移動量毎の逓倍パルス数を計算により
求めたり実際に動作させて求める。この求めた逓
倍パルス数を分周数として適当な記憶装置に入れ
る。ロータリエンコーダを使用利用する場合にこ
の分周数を記憶装置から読み出して、それに従つ
て逓倍パルスを分周し、分周数毎にパルス信号を
出力させる。こうして分周数の読み出しと分周動
作を繰返すことによつて精度を向上させた単位移
動量毎の位置信号が求められる。
別の実施例においても第1の実施例と同じく、
精度不十分なロータリエンコーダの出力からの逓
倍パルスを用いる。そして正確な位置信号を発生
する基準パルスが存在するとした場合に前記逓倍
パルスの発生する各位置において“0”であるか
“1”であるかをそれらの位置、すなわち逓倍パ
ルスのパルス数をアドレスとする記憶装置に書き
込んでおく。
使用に際してはこの記憶装置から、ロータリエ
ンコーダ出力からの逓倍パルスの個数を数えた値
をアドレスとして、記憶してあるデータを読み出
すと、この読み出したデータ“0”又は“1”に
より補正向上された正確な位置信号を得ることが
できる。
第1図はロータリエンコーダの出力に対して補
正を加えるためのこの発明の第1の実施例の概略
を示すものである。補正を要するロータリエンコ
ーダ(以下被検エンコーダという)1は、例えば
画像走査記録装置に装着され、第1図に示した回
路で補正が加えられる。第1図に示すROM16
には被検エンコーダ1の出力信号TをPLL回路
21で逓倍した逓倍パルス信号Nを分周して基準
単位移動量毎に対応する補正された位置信号P4
を得るためのデータ(分周数)が収納されており
このデータ(分周数M)は後記のように第2図の
回路で作られる。
まずロータリエンコーダ1からのスタート信号
Sはワンシヨツト26を介してアツプカウンタ2
4を初期状態(アドレス「零」)にし、アツプカ
ウンタ24はアドレス「零」lを出力し、ROM
16はアドレス「零」での分周データMを出力す
る。分周データMはダウンカウンタ22に取り込
まれて、ダウンカウンタ22はPLL回路21の
出力する逓倍パルス信号Nを分周データMに等し
い回数をかぞえる毎に出力を出す。この出力
RCはワンシヨツト回路23を介して求める補正
ずみ位置信号であるパルスP4を出力すると共に、
パルスP4はアツプカウンタ24をカウントアツ
プさせると共に、次の、ROM16からの分周デ
ータMをカウンタ22に取り込ませる。そして、
カウンタ22はダウンカウントを行う。このよう
にして、分周を繰返えして、各基準単位移動量ご
とに補正済み位置信号P4の出力を繰返す。詳細
は後に説明する。
分周数を求め、補正パルスP4を求める順の実
施例を説明する。
まず第2図において被検エンコーダ1と、より
精度の高い基準エンコーダ2(例えばハイデンハ
イン社製、インクレメンタルロータリエンコーダ
ROD800)は駆動モータ3によつて駆動され同軸
に回転するようになつている。
被検エンコーダ1は1回転毎に1回発生するス
タートパルスSとV0パルス/1回転(以下V0
5000の場合を例示する)のパルス信号Tを出力
し、基準エンコーダ2は1回転毎に図示しない波
形成形回路を介してW0パルス/1回転(以下W0
=3600000の場合を例示する)のパルス信号Kを
出力する。
エンコーダ1,2が同軸に回転することによ
り、、スタートパルスSが発生した後にこのスタ
ートパルスSにより、カウンタ7の出力値jは零
にリセツトされる。
被検エンコーダ1より発生したパルス信号Tは
ワンシヨツト回路8に入力され更にインバータ9
を介して別のワンシヨツト回路10に入力され
る。ワンシヨツト回路8,10の出力は、アンド
ゲート11に入力され、アンドゲート11の出力
はパルスTの立上り時と立下り時に負方向パルス
信号r1を発生する。パルス信号Tが5000パルス/
1回転であるからパルス信号r1は被検エンコーダ
1の1回転で10000パルスとなる。パルス信号r1
はカウンタ7のクロツク端子に入力され、カウン
タ7はパルス信号r1のパルスが入力されるごとに
計数値jを1つずつ増加する。
一方基準エンコーダ2の出力パルス信号Kはカ
ウンタ13に入力され、このカウンタ13は後記
同期化回路12からパルス信号r1に同期して出力
されるリセツト信号Xでリセツトされるようにな
つており、カウンタ13はリセツト前に被検エン
コーダ1のパルスTの半周期に発生する基準エン
コーダ2の出力パルス数を計数して書き込み信号
Wでメモリ14に入力する。そしてメモリ14に
は上記カウンタ13の計数値Cにカウンタ7で作
られたアドレスが付されて収納される。被検エン
コーダのパルスTの間隔を測定したことになる。
同期化回路12は上記カウンタ13の計数値C
がメモリ14に正確に書込まれるように以下の如
き同期制御を行なう。
まずカウンタ7にパルス信号r1の1つのパルス
が入力されて計数値を1つ増加させる。そしてパ
ルス信号r1が発生した後のカウンタ13に入力さ
れる基準パルスKの立上りでカウンタ13がカウ
ントアツプするタイミングを考慮する同期化回路
12がメモリ14に書込みパルスWを出力してカ
ウンタ13の計数値Cをメモリ14に書込み、更
にその後にリセツト信号Xを出力してカウンタ1
3をリセツトするようになつている。
従つて被検エンコーダ1の出力が誤差のないパ
ルス信号Tを発生しているものとすればパルス信
号r1の1パルスに対して基準エンコーダ出力Kの
数Cは3600000/10000=360パルス出力する。従つてカ ウンタ13が「359」を計数した後パルス信号r1
が発生し、前述したようにカウンタ7の計数値j
を「1」つ増加し、その後のパルス信号Kの立上
りによりカウンタ13が「360」を計数したのち
メモリ14はカウンタ7の計数値jをアドレスと
してカウンタ13の計数値Cである「360」を記
憶する。(被検エンコーダ信号出力のデユーテイ
が50%でないときは適宜パルスTの1周期以上の
周期により求める。) 被検エンコーダ1の出力精度が充分でない場合
にはパルス信号Tの周期にばらつきが生じ、カウ
ンタ13の計数値Cは「360」を中心とした前後
の値をとることになる。
このようにして被検エンコーダ1のパルス信号
Tの半周期ごとのカウンタ13の出力値C(「360」
を中心としたその前後の値)はカウンタ7の出力
値jをアドレスとして順次メモリ14に記憶され
る。
被検エンコーダ1が次のスタートパルスSを発
生して1回転すると、被検エンコーダ1周分のカ
ウンタ7の数計値j毎のカウンタ13の計数値C
がすべてメモリ14に記憶される。
本発明の方法においては、被検エンコーダ1は
実際使用に際して以上のようにしてメモリ14に
収納されたデータに基づいて演算を行い、分周数
を求めてROM16に記憶する。まず第1図に示
した回路で使用される被検エンコーダ1が回転ド
ラム式画像走査記録装置の走査、又は記録ドラム
に装着されている場合を想定し、その出力信号T
をn0倍(以下n0=160の場合を例示する)に逓倍
した逓倍パルス信号Nの1パルスが周長Lmm(以
下L=800mmの場合を例示する)の記録ドラム、
あるいは走査ドラム上でいくらの間隔Bになるか
を B=C×L/W0/n0/2mm …(1) なる式で求める(ここでn0/2を用いるのは値Cが 被検エンコーダ1の出力パルス信号Tの半周期に
対応する値であるため)。逓倍パルス間隔Bは約
1μmとなる。
次にドラム上の単位移動量毎B0(以下、この例
では10μmとする)に対応する上記逓倍パルスの
数MをM=B0/Bなる関係に基づいて計算する。
第3図は上記演算を行なうためのフローチヤー
トを示すものである。
まずこの計算に用いる変数i,j,M,A,l
を全て零にしておく(S1)。
ここでiは逓倍パルスの原点(スタートパルス
Sが発生する点)からの数 jはメモリ14のアドレス(カウンタ7の出
力) Mは単位移動量あたりの逓倍パルスの数であつ
て第1図の回路で逓倍パルス信号に対する分周数
となる。
lはROM16のアドレス Aはドラム周面での原点からの距離に対応する
値である。
次にメモリ14の最終アドレスから値Cを読出
す(S2)。
最終アドレスのCの値を読出す理由は第1図で
使用されているPLL回路21の出力逓倍パルス
が被検エンコーダ1の出力パルスの半周期分遅れ
ることを考慮したものである。
そしてフエーズ・ロツクしたときのみ(1)式の計
算を行ない、逓倍パルス信号Nの1周期に対応す
るドラム周面上の長さBを求める(S3)。ここで
(1)式に例示した各値を与えると、
B=C×800/3600000/80mmとなり、 被検エンコーダ1が正確な位置情報を出力してい
る場合はC=360であるからB=1μmとなる。次
にA+Bなる計算を行なつて、その結果を新たな
Aの値とする(S4)。
次に上記S4のステツプで得られたAの値に0.5
を加え合わせてその値をIAとする(S5)。上記0.5
を加え合わせるのは誤差が1パルスの半分以内に
なるようにするためである。
ここで値iとMを1つずつ大きくして(S6
(S7)、新しいiの値とn0/2(j+1)とを比較す る(S8)。すなわちメモリ14から読み出したC
の値を(1)式に使用すべき期間内であるか否かを判
断するのである。逓倍パルス積算数iがn0/2(j +1)を越えたとき(メモリ14から読み出した
Cの値や(1)式に使用する範囲を超えたとき)には
ステツプS8はYESとなつてjの値を1つ増やし
たj+1の値を新しいjの値とし(S10)、メモリ
14のj−1番地からCの値を読取り(初めての
処理では零番地からCの値を読みとる)(S11)、
更に上記jが(最終番地+1)か(最終番地+
1)より大きい値を越えるか否か(最終番地のC
のデータはステツプS2で使用している)を判断し
(S12)、越えない場合にはステツプS9に進行し、
越える場合には被検エンコーダ1の1周分のCの
値について必要なデータの作成が行なわれたこと
を意味するので終了する。
このステツプS8でi≧n0/2(j+1)でない場 合にはステツプS8の判断はNOとなつて前記S5
ステツプで得られたIAの値が回転始端からの必
要とする単位移動量B0(10μmとする)の整数倍
(l+1)B0(ここでの整数はROM16のアドレ
スlより1つ多い数)を越えるか否かを判断する
(S9)。
IA<(l+1)B0であるときはこの時点での逓
倍パルス数Mに対応する距離が単位移動量B0
満たないことを意味するので判断ステツプS9
YESとなつて再びS8のステツプに戻つて同じC
の値に基づく上記S3〜S9のステツプを繰返す。上
記S9のステツプでIAの値が単位移動量B0の整数
倍を越えた場合には、判断ステツプS9はNOとな
つてそのときのMの値例えば最初の10μmに対し
て、B≒1μmが10コとステツプS5で0.5を加算し
ているのでM=10(すなわち分周数)をROM1
6へ値lをアドレスとして書込む(S13)ように
なつている。尚上記例示した値から計算されたM
は10を中心としたその前後の値である。その後ア
ドレスlを1つ進め(S14)、更にMを0にして
(S15)、再びステツプS3に戻るようになつている。
第1図は上記のようにして分周数を書込んだ
ROM16に基づいて実際に周長がLmmのドラム
を有する画像走査記録装置に装着された被検エン
コーダ1から10μm毎に補正された位置信号を得
るための回路である。また第4図は第1図に示し
た回路に用いられる各信号のタイミングチヤート
を示したものである。
被検エンコーダ1はPLL回路21がフエーズ
ロツクするように回転しており、その出力信号は
前記のようにV0パルス/1回転である。
出力信号はPLL回路21でn0倍に逓倍されて
n0V0=Nパルス/1回転の逓倍信号Nがダウン
カウンタ22に入力される。ダウンカウンタ22
には下記の順序でROM16から読出される分周
数Mが設定されており、分周数Mをカウントダウ
ンしてゆきダウンカウンタ22が「0」をカウン
トすることによつてワンシヨツト回路23から波
形成形された補正された位置信号を出力するよう
になつている。
以下第4図に示すタイミングチヤートに従つて
更に詳しく説明する。被検エンコーダ1が回転始
端を表わすスタートパルスSを発生すると、スタ
ートパルスSはワンシヨツト回路26に入力され
ワンシヨツト回路26は負方向パルスP1をアツ
プカウンタ24のクリア端子に入力する。前記
負方向パルスP1によつてクリアされたアツプカ
ウンタ24は零の値をROM16にアドレスlと
して出力する。ROM16からは零番地に収納
されている分周数Mが出力され、カウンタ22の
データ入力端子に入力される。
一方、前記負方向パルスP1はアンドゲート2
7を介してワンシヨツト回路28にも入力され、
負方向パルスP1の立上りでワンシヨツト回路2
8から負方向パルスP2が出力される。この負
方向パルスP2の幅は、アツプカウンタ24でア
ドレスl(この場合零)が確立し、アドレスlに
よりROM16から該当するアドレスに収納され
ている分周数Mがダウンカウンタに安定して収納
されるに要する時間を確保している。負方向パル
スP2はワンシヨツト回路29に入力され、ワン
シヨツト回路29はパルスP2の立上りで負方向
パルスP3を発生する。パルスP3は前記のス
テツプでダウンカウンタ22のデータ端子に入力
されている分周数Mをダウンカウンタ22にロー
ドする。
ダウンカウンタ22は分周数Mがプリセツトさ
れると逓倍パルス信号Nの各パルスの立上りごと
に1つずつカウントダウンしていく。ダウンカ
ウンタ22に逓倍パルスNが入力され、ダウンカ
ウンタの出力値が零になると、上記ダウンカウ
ンタを零にした逓倍パルスの立下りでリツプルク
ロツクが出力される(出力はフイードバ
ツクであるゲート27、ワンシヨツト回路28,
29がない場合は点線で示す如くに出力される)。
リツプルクロツクの立下りでワンシヨツト回
路23は補正された位置信号であるパルスP4
出力する。このようにして原点から約10μmの
パルスP4が得られた。
位置パルスP4はアツプカウンタ24に入力さ
れ、該アツプカウンタ24の計数値、すなわち
ROM16のアドレスlを1つ増加させる(この
場合零から1になる)。従つてROM16から
は次のアドレスlにある新しい分周数Mが読出さ
れ分周数Mはダウンカウンタ22のデータ端子に
入力されることになる。前記パルスP4は前記
アンドゲート27にも入力されており、前記ステ
ツプで発生したと同じようにワンシヨツト回路
28でパルスP2を発生し、更にパルスP2の立
上りでワンシヨツト回路29でパルスP3を発生
する。パルスP3でダウンカウンタ22に新た
な分周数Mをプリセツトすると同時に前記リツ
プルクロツクげが“1”に戻る。そして次
の逓倍パルスNの立上りでダウンカウンタ22は
計数値を1つ減少することになる。以後前記同
様逓倍信号Nの各パルスの立上りでダウンカウン
タ22は計数値をカウントダウンし、前記〜
のステツプを繰返すことになる。
尚、位置パルスP4がスタート信号Sが立上る
直前の逓倍パルスの立下り時点に発生すると仮定
すると、第4図において破線で示した各信号(各
ステツプにはダツシユを符して同図右部の各ステ
ツプと対応させている)が発生する。
このようにして被検エンコーダ1の原点から基
準単位移動量B0毎に位置パルスP4が出力され、
その誤差は第3図に示すステツプでの演算によ
る丸め誤差、すなわちスタート点からの距離に対
して逓倍パルス1つ分以内である。例示した数値
に基づいて上記誤差を計算すると、スタート点か
らの距離に対して約±0.5μm程度となる。(尚
(一般的に)出力信号が5000パルス/1回転のロ
ータリエンコーダの誤差は約8μmである。)この
誤差は被検エンコーダに対する逓倍数を増やせば
より小さくなることはもちろんである。尚上記第
(1)式のCの値は、被検エンコーダの半パルス分の
基準エンコーダの出力に基づいて計算している
が、1パルス分あるいはそれ以上の値をとつても
よい。
単位移動量B0ごとの逓倍パルス数は上記のよ
うに計算によつて求めなくても第5図に示す回路
を用いてハード的に求めることもできる。
第5図において被検エンコーダ1と基準エンコ
ーダ2とは同軸にPLL回路34がフエーズロツ
クする様に等速度で回転しており、スタートパル
スSが出力されるとワンシヨツト回路33ら負方
向パルスP11が出力されて分周器31を初期化し、
カウンタ32を零にリセツトする。
基準エンコーダ2の出力パルスKは分周器31
でm0分の1(以下m0=45の場合を例示する)に
分周された分周パルス信号K1となつてカウンタ
32に入力され、カウンタ32の計数値はRAM
36にアドレス値として入力される。
一方被検エンコーダ1の出力値はPLL回路3
4でn0倍に逓倍されて、第1図の実施例で用いた
同様の逓倍パルス信号P12となつてカウンタ35
に入力される。カウンタ35は後記同期化回路3
7の作用によつて上記分周パルス信号K1の1周
期ごとのパルスP12の計数値をRAM36にデー
タとして入力するようになつている。従つて
RAM36は上記のようにして得られたカウンタ
35の出力であるデータにカウンタ32からの出
力であるアドレスを付して収納するのであり、こ
こで得られたデータが第1図に示した回路に用い
られる分周数Mとなる。
同期化回路37はRAM36にデータを書込む
ための同期制御を行なうものである。まずスター
トパルスSによつてワンヨツト回路33から出力
されるパルスP11がアンドゲート373を介して
フリツプフロツプ374をセツトし、オアゲート
375の出力を“0”にする。そしてパルスP11
が発生した直後の逓倍パルスP12の立上りでカウ
ンタ35の計数値が1つ増加されると同時にワン
シヨツト回路371は負方向パルスP13を発生し、
オアゲート375を介してワンシヨツト回路37
6に入力し、ワンシヨツト回路376はパルス
P13の立上りで負方向パルスP14を発生する。パル
スP14はRAM36に書込みパルスとして入力さ
れ、RAM36はカウンタ32の出力すなわち零
をアドレスとし、カウンタ35の出力をデータと
してパルスP14で書込みを行なう。ワンシヨツト
回路377はパルスP14の立上りで負方向パルス
P15を発生し、カウンタ35をクリアすると同時
に、フリツプフロツプ374をリセツトする。そ
してパルスP12の立上り毎にカウンタ35は計数
を1つずつ増やす。
次に分周器31が基準エンコーダ2の出力パル
スKを数えて分周器31の出力が立下る時カウン
タ32は計数を1つ増加し、ワンシヨツト回路3
72は分周器81の出力の立下りで負方向パルス
を発生し、フリツプフロツプ374をセツトす
る。こののち、逓倍パルスP12の立上りでカウン
タ35を1つ増加し、前述の如くワンシヨツト回
路371、オアゲート375を介してワンシヨツ
ト回路376からパルスP14が発生し、RAM3
6はカウンタ32の出力をアドレスとし、カウン
タ35の出力をデータとして、パルスP14で書込
みを行なう。ワンシヨツト回路877は前述の如
くパルスP15を発生してカウンタ35をクリアし、
フリツプフロツプ374をリセツトする。そして
この動作を1回転につき繰返す。
以上のようにしてRAM36に入力されたデー
タは公知の技術を用いてROM16に移植され、
ROM16は被検エンコーダと共に第1図に示す
回路に適用される。なお書込みアクセス時間の短
かいリードオンリメモリROM16を用いてカウ
ンタ35の出力データをROM16に直接書込む
ようにしてもよい。
尚、以上第2の方法で得られた最終出力パルス
の構成については後に考察する。
この発明は第6図に示す回路を用いても実施す
ることができる。先ず第6図Aは被検エンコーダ
1が実際に稼動されたときに必要とする補正デー
タをROM47に収納するための回路であり、該
ROM47は被検エンコーダ1が実際に稼動する
場合に第6図Bの回路に適用され被検エンコーダ
1に対する補正処理を行なう。
まず第6図Aに於て被検エンコーダ1と基準エ
ンコーダ2は同軸に等速回転している。基準エン
コーダ2のパルスは分周器41にてm0分の1
(=)45分の1)されて分周器41の出力K1
“1”又は“0”のデータとしてRAM46に入
力されている。被検エンコーダ1からスタートパ
ルスSが発生するとパルスSの立上りでワンシヨ
ツト回路42から負方向パルスが発生し、分周器
41を初期状態にし、カウンタ44を零にする。
被検エンコーダ1の出力パルス信号TはPLL
回路43でn0倍(160倍)され、1回転あたり
n0V0個のパルス(800000/1回転)を有する逓
倍パルス信号P31となり、この逓倍パルス信号P31
はカウンタ44に入力され、カウンタ44は逓倍
パルス信号P31のパルス数をパルスP31の立上りで
計数し、計数値はRAM46にアドレス値として
入力される。逓倍パルス信号P31はワンシヨツ
ト回路45にも入力され、ワンシヨツト回路45
からは各逓倍パルスの立上りののち、カウンタ4
4の出力が安定するタイミングを得たのち負方向
パルスP32を出力し、パルスP32を書込みパルスと
してRAM46に入力する。
RAM46はカウンタ44の出力をアドレスと
し、ワンシヨツト回路45の出力を書き込みパル
スとして分周器41の出力“1”又は“0”をデ
ータとして第7図に示すように記憶する。
尚上記回路において分周器41とRAM46の
間に例えば、ワンシヨツト回路を挿入し、「1」
又は「0」のデータ数比を定めてもよい。
RAM46の代りにROM47を用いてもよい
がROM47の書込み時間の足りない場合には図
示の如くRAM46にデータが書込まれた後、公
知の手段を用いてROM47にデータを書移す。
次に第6図Bは上記のようにデータが書込まれ
たROM47を実際に稼動する場合の回路を示す
ものである。
第6図Bに於て被検エンコーダ1からスタート
パルスSが出力されると該スタートパルスSはワ
ンシヨツト回路52を介してカウンタ53をクリ
アする。被検エンコーダ1からの出力パルス信号
TはPLL回路51にてn0倍されてカウンタ53に
入力され、カウンタ53の出力値がROM47の
アドレスとなり、ROM47からデータ“1”又
は“0”が出力されるようになつている。
次に第8図に基づいて第5図及び第6図Aに示
した実施例における精度を、例示した具体的な数
値に基づいて考察する。
第5図におけるPLL回路34、第6図Aにお
けるPLL回路43、復調の際に用いる第1図の
PLL回路21、及び第6図BのPLL回路51の
出力する逓倍パルス信号の1パルス周長800mmの
ドラム周面上に於て約1μmに相当する。また基
準パルスは絶対位置に対して誤差が±0.01μm程
度の高精度のものである。
従つて第8図のaに示すようにPLL回路出力
が基準パルスに対して最も大きな位相差Paとな
つたとき、最終出力パルスと基準パルスとの誤差
Pa′はPLL回路出力の1パルス分約1μm以内とな
る。また第8図のbに示すようにPLL回路出力
が基準パルスに対して最も小さな位相差Pbとな
つたとき、最終出力パルスと基準パルスとの誤差
Pb′は1μmより充分小さな値となる。
更にPLLがフエーズロツクする位相範囲は通
常10%前後であり、この範囲を2倍の20%として
も逓倍信号の1パルスの幅は1.2μmである。従つ
て絶対位置に対する正の最大誤差は1.2μm以内に
することができる。
絶対位置に対する負の方向の誤差は上記基準パ
ルスの誤差0.01μm以内となる。
第5図、第6図Aの実施例において、基準エン
コーダ2の出力を分周して新たな基準位置情報を
得ているがこの発明を用いて精度を1桁程よくし
て補正したエンコーダの出力するパルスを基準パ
ルスとして用いてもよいのは言うまでもない。
被検エンコーダ1を逆方向に回転させる場合
は、第1図におけるカウンタ24、第6図Bにお
けるカウンタ53をダウンカウンタに入れ替えて
動作させればよい。又、両方向に回転させて使用
する場合は公知の技術を用いて回転方向に応じて
アツプカウンタ、又はダウンカウンタの動作をさ
せればよい。
第2図で求めたデータを用いてステツプS13
Mの数半数を“1”、残りの半数を““0”で
ROM47に書込んで第6図Bの実施例のROM
を作ることもできるし、第6図Aで求めたデータ
から第1図に用いるROM16を作ることができ
るのは言うまでもない。
カウンタと一致回路を用いて、分周したと同じ
動作をさせることもできる。
さらに基準の単位移動量を基準エンコーダ2を
用いたが他の方法によつてもよい。例えば被検エ
ンコーダ1の出力そのまゝで得られるデータから
誤差値を求め、その値をデータとして、第3図の
ように演算して求めることもできる。
高速回転で用いる場合、ROM16又はROM
47に高速のものがない場合は、公知の手段を用
いてRAMに書き替えて使用することができる。
「発明の効果」 以上の説明で明らかなようにエンコーダの位置
精度が高められることにより、例えば、これを回
転ドラム式記録装置に用いた場合に、精度の低い
エンコーダを用いても、その補正されたパルス信
号によりドツト記録や操作タイミングを正確に決
定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を使用する実施例を示す図、
第2図はこの発明のデータを作る第1の実施例を
示す図、第3図は第2図における処理部のフロー
チヤート、第4図は第1図に示した回路のタイミ
ングチヤート、第5図はこの発明のデータを作る
第2の実施例を示す図、第6図Aはこの発明のデ
ータを作る第3の実施例を示す図、第6図Bは第
6図Aの実施例で作つたデータを使用する実施例
を示す図、第7図は第6図Aの回路によつて
ROMに収納されるデータとアドレスの関係を示
す図、第8図は精度を説明する図である。 図中、1…被検エンコーダ、2…基準エンコー
ダ、7,13,32,35,44,53…カウン
タ、12,37…同期化回路、14…メモリ、1
5…処理部、16,47…ROM、21,34,
43,51…PLL、22…ダウンカウンタ、2
4…アツプカウンタ、31,41…分周器、3
6,46…RAM。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 等速度で動くエンコーダが出力するパルス信
    号を逓倍して逓倍パルス信号を得る逓倍工程と、 エンコーダの原点からの単位移動量毎に求め、
    記憶された分周値データを読出す読出工程と、 読み出した分周値データにより前記逓倍パルス
    信号を分周する分周工程とを有し、 前記分周値データの読出しは前記分周工程での
    分周完了毎に行われることを特徴とするエンコー
    ダ出力の精度向上方法。 2 分周値データが予め前記逓倍パルス信号の数
    をエンコーダの原点からの単位移動量毎に計数し
    て求めた分周値である特許請求の範囲第1項記載
    のエンコーダ出力の精度向上方法。 3 分周値データが予めエンコーダの原点からの
    単位移動量毎に対応する逓倍パルス信号の位置を
    “0”又は“1”のビツトで記憶しておくことで、
    分周を行う位置を示した分周位置データである特
    許請求の範囲第1項記載のエンコーダ出力の精度
    向上方法。 4 エンコーダの原点からの単位移動量は、この
    エンコーダと同期して動作する高精度なエンコー
    ダより求める特許請求の範囲第1項乃至第3項記
    載のエンコーダ出力の精度向上方法。
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