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JPH0531433B2 - - Google Patents
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JPH0531433B2 - - Google Patents

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JPH0531433B2
JPH0531433B2 JP17078387A JP17078387A JPH0531433B2 JP H0531433 B2 JPH0531433 B2 JP H0531433B2 JP 17078387 A JP17078387 A JP 17078387A JP 17078387 A JP17078387 A JP 17078387A JP H0531433 B2 JPH0531433 B2 JP H0531433B2
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JP
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leather
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claw
pawl
shirring
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Eisuke Noguchi
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NITSUPI KIKAI KK
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  • Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、皮革等のいせ込み装置に関し、特
に、皮革等のコーナ部分の耳部分を裏面側に均等
にいせ込めるようにした皮革等のいせ込み装置に
関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
例えば、鞄の隅の部分には皮革等の耳部分を所
定の凸曲線に沿つて裏面側に折曲げてその裏面ど
うしを接着することがある。このようなコーナ部
分で裏面に折返された皮革等は、その内側の端縁
で長さが余分になる。
従来、このようなコーナ部で折返された耳部分
の内側縁の余剰部分は、例えば第11図に示すよ
うに、ダーツあるいは切込みを入れて除去する方
法と、例えば第12図に示すように、折返した耳
部分をいせ込む方法とがある。
ダーツあるいは切込みをいれる方法は、機械化
が容易であるが、僅かな寸法の狂いで皮革等の裏
面やこれに当がわれている芯材が見えたり、ダー
ツあるいは切込みの両側の耳部分が重なり合つた
りして見苦しくなり、商品価値が損なわれ易い。
耳部分をいせ込む方法によれば、外観が豪華に
見えるが、均等にいせ込むことが困難であり、か
なり熟練した技術が必要とかされ、機械作業化す
ることが困難であるとされている。
本発明は、上記の事情を考慮してなされたもの
であつて、皮革等の耳部分をその裏面側で均等に
いせ込めるようにした皮革等のいせ込み装置を提
供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る皮革等のいせ込み装置は、上記の
目的を達成するために、皮革等を保持する保持手
段と、上記皮革等の保持位置をそのコーナ部の曲
率半径に対応して位置決めする位置規制具と、保
持手段を中心として等角度置きに放射状に配置さ
れ、かつ、保持手段に保持された皮革等の裏面に
沿つて上記皮革等のコーナ部の外側の後退位置と
これよりも保持手段の中心側に折返された皮革等
の耳部分よりも内側の進出位置とにわたつて進退
可能に進退可能に配設された複数の爪と、各爪を
同時に進退駆動する爪駆動装置とを設けたことを
特徴とするものである。
また、本発明に係る別の皮革等のいせ込み装置
は、より均等ないせ込みが行えるようにするため
に、上記の構成に加えて、進出位置に位置する各
爪の間に、折返された皮革等の耳部分が挟入され
る空間を置いて配置される爪受けとを設けたこと
を特徴とするものである。
〔作 用〕
本発明のいせ込み装置に持ち込まれる皮革等は
次のように準備してから本発明のいせ込み装置に
持ち込まれる。
即ち、皮革等の裏面あるいはこれに当がわれた
芯材の裏面の周縁部に接着剤あるいは粘着剤を塗
布し、コーナ部の両側の直線部分で皮革等の耳部
分を皮革等あるいは芯材の裏面に折返して接着剤
あるいは粘着剤で接着固定した状態に準備してお
く。このような状態では、通常、皮革等のコーナ
部は水平から裏面側に斜めに立ち上げられた状態
になる。
本発明によれば、このように準備された皮革等
を、位置規制具によつて位置決めして、保持手段
でその位置に保持した後、複数の爪を爪駆動手段
により同時に後退位置から進出位置に駆動するこ
とにより、水平から裏面側に斜めに立ち上げられ
た状態の皮革等のコーナ部が各爪によつて皮革等
あるいは芯材の裏面に折返され、接着剤あるいは
粘着剤で接着固定される。上記爪は、保持手段の
中心から放射状に等角度を置いて配置されている
ので、コーナ部の接着箇所はコーナ部の周縁方向
に均等な間隔に配分され、接着部分の間で皮革等
の余剰部分は裏面側にもり上がつてしわとなる。
また、このしわとなる部分は、爪が等角度を置い
て配置されているので、コーナの端縁に沿う方向
に均等に配分されることになり、コーナ部の端縁
に沿つて均等ないせ込みが行われることになる。
この後、爪を後退させずに皮革等をいせ込み装
置から取り出すことが可能であるが、爪によつて
いせ込み部分のしわの一部分が延ばされることを
防止するために、爪を後退位置に後退させてから
皮革等をいせ込み装置から取り出す方が好まし
い。
上記の構成によれば、皮革等の厚さ、固さ等の
品質が不均一である場合に、爪によつて押さえら
れた皮革等が均等に押さえ込まれず、しわの大き
さ等が不均一になるおそれがある。
しかしながら、本発明において、爪受を設ける
場合には、いせ込み時に折返された皮革等が爪受
けと爪との間に挟入されて、いわば、型押しをす
るようにしてしわが形成される。その結果、裏面
どうしが接着される部分が爪によつてコーナ部の
端縁に沿つて均等に配列される一方、爪受によつ
てしわ起こしされる部分が折返された耳部分の内
側端縁に沿つて接着される部分の中間に均等に配
列され、確実に均一ないせ込みが行われることに
なる。
尚、爪受はいせ込み終了後にしわの間から抜き
出す必要があるが、この爪受の抜出しは手動で行
つてもよく、爪受駆動手段によつて自動的に行つ
てもよい。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
第1図は本発明の一実施例に係るいせ込み装置
の側面図であり、第2図は該いせ込み装置の平面
図であり、第3図はその位置規制具、爪及び爪駆
動手段の配置を示す平面図であり、第4図は初期
状態における該いせ込み装置の縦断側面図であ
り、第5図は皮革及び芯材を保持し、いせ込みを
開始する前の該いせ込み装置の縦断側面図であ
り、第6図は爪進出時の該いせ込み装置の縦断側
面図であり、第7図は爪進出時の爪と爪受との関
係を示す模式図であり、第8図はいせ込み後、爪
及び爪受けをそれぞれの後退位置に位置させた時
の該いせ込み装置の縦断側面図であり、第9図は
該いせ込み装置の圧縮空気回路図であり、第10
図は該いせ込み装置の各部分の動作タイミングを
示すタイミング図である。
このいせ込み装置は、表裏に重ね合わされた皮
革R及び芯材Cを保持する保持手段1と、上記皮
革R及び芯材Cの保持位置をこれらのコーナ部の
曲率半径に対応する所定の位置に位置決めする位
置規制具2と、保持手段1により保持された皮革
R及び芯材Cのコーナ部の皮革Rの耳部分を芯材
Cの裏面側に折返す複数(ここでは10本)の爪3
と、各爪3を同時に進退駆動する爪駆動装置4
と、皮革R及び芯材Cのコーナ部の曲率半径に対
応して保持手段1に対する各爪3の位置を調節す
る爪位置調節手段5と、保持手段1により保持さ
れた皮革R及び芯材Cのコーナ部に進出された爪
3の先端部の間に進退可能に設けられた複数(こ
こでは9本)の爪受6と、各爪受6を同時に進退
駆動する爪受駆動手段7とを備えている。
上記保持手段1は、水平なベースフレーム8a
に昇降調節ネジ9を介して昇降可能に支持された
テーブル10とこれに対向して設けられたシリン
ダ装置11とで構成される。ベースフレーム8a
の上面には門型のシリンダ支持枠8bが設けら
れ、このシリンダ支持枠8bの上辺部のほぼ中央
に有蓋筒状の爪受駆動シリンダ用案内枠8cが固
着される。
上記シリンダ装置11のシリンダ本体12はこ
の案内枠8cの上側に下向きに固定され、そのピ
ストンロツド13は該案内枠8cの上蓋壁を貫通
して案内枠8cの内部に出退するように成つてい
る。上記案内枠8c内には爪受駆動手段7のシリ
ンダ本体14が下向きにして昇降可能に内嵌さ
れ、このシリンダ本体14の下端にブロツク15
が固着される。更に、このブロツク15の下側に
延長ロツド16を介して押え金具17が固定され
る。上記案内枠8cの周壁の前後両側部分には回
り止め用の案内溝18が形成され、シリンダ本体
14の上部を貫通する継手金具19の前後両端部
をそれらの案内溝18に摺動可能に挿通させてあ
る。継手金具19の前後両端部は案内枠8cの周
壁外側に突出させてあり、その前後の突出部の下
面にバネ受リング20を受け止めるように成つて
いる。このバネ受リング20と上記シリンダ支持
枠8bの上面との間に戻しバネ21が挿入され、
この戻しバネ21の弾発力によつて上記シリンダ
本体14の上端面がピストンロツド13の下端に
押し当てられるようになつている。
尚、保持手段1の構造は上記の構造に限定され
るものではなく、例えば、シリンダ装置11のピ
ストンロツド13の下端に爪受駆動手段7のシリ
ンダ本体14を固着して、バネ受リング20及び
戻しバネ21を省略する構造を採用することが可
能である。また、上記シリンダ装置11に代えて
モータで駆動されるカムを採用したり、ソレノイ
ド等の電磁アクチユエータを採用したり、圧縮空
気あるいは圧油の給排により膨張収縮するバルー
ン(風船)等の押え金具17を昇降駆動させる
種々の公知の駆動手段を採用することができる。
しかしながら、ここでは、構造が簡易で、動作が
確実で、小型でありながら比較的強力な駆動力が
得られるシリンダ装置11が採用される。また、
このシリンダ装置11の駆動源は特に限定され
ず、圧縮空気、圧油あるいは電気を駆動源として
採用することができるが、ここでは、周囲を汚染
したりするおそれがなく、また、シリンダ本体1
2の構造を簡単にできる圧縮空気が駆動源として
採用される。
上記位置規制具2は、第2図及び第3図に示す
ように、ベースフレーム8a上でテーブル10の
左右両側に配置され、各位置規制具2は定規22
と、これを昇降可能に支持する移動ブロツク23
とを備える。各移動ブロツク23には前後に延び
る長孔24が形成され、この長孔16に挿通さ
れ、かつ、ベースフレーム8aに螺合された固定
用ボルト25を緩めて前後に位置調節され、所望
の位置でそのボルト25を締め込むことによりベ
ースフレーム8aに固定されるようになつてい
る。各位置規制具2の定規22は同様の構造で上
下位置調節可能に固定用ボルト26を介して移動
ブロツク23に支持されている。各定規22には
互いに直角に広がる斜め前内向きの傾斜面からな
る各位置規制面22aが形成されており、これら
の位置規制面22aに準備された皮革R及び芯材
Cのコーナ部の両側の直線状端縁を当接すること
により、皮革R及び芯材Cをそのコーナ部の曲率
半心が保持手段1の縦中心軸心上あるいはその近
傍に位置するように位置決めできるようになつて
いる。尚、ベースフレーム8aの上面には、必要
に応じて、各移動ブロツク23を案内する案内溝
27が形成されている。
位置規制具2の定規22及び移動ブロツク23
の位置調節機構は、特にこの構造に限定されるも
のではなく、例えば、ベースフレーム8a上のテ
ーブル10の左右両側に前後方向に螺進可能に支
持された調節ボルトを設け、ベースフレーム8a
上でテーブル10の左右両側に前後方向に進退可
能に設けられた各移動ブロツク23に各調節ボル
トの一端部を回転自在に連結した構造や、各移動
ブロツク23をベースフレーム8a上でテーブル
10の左右両側に前後方向に進退可能に設け、移
動ブロツク23の前面に前後方向に螺進可能に支
持された調節ボルトの後端を当接する一方、移動
ブロツク23を後方から調節ボルトに向かつて押
圧する押えバネを設けた構造など、従来から公知
の位置調節機構の構造を自由に採用することがで
きる。定規22の高さの調整構造についても同様
である。
上記テーブル10の後方のベースプレート8a
の上面には爪3の進退移動を案内するガイドブロ
ツク28が固定される。このガイドブロツク28
内には、保持手段1の縦中心軸を中心に放射状に
等角度置きに配置されたガイド孔29が形成さ
れ、各爪3はこのガイド孔29に摺動可能に挿通
される。
上記爪駆動装置4は、各爪3よりも更に後方で
ベースプレート8aに爪位置調節手段5を介して
保持手段1の縦中心軸心に向かつて進退可能に支
持される。爪駆動手段4は前後中心線を挟んで対
称的に2分割され、それぞれ半数の爪3の後端を
受け止める1対のスライドブロツク30、各スラ
イドブロツク30の進退動作を案内する各ガイド
ブロツク31、各スライドブロツク30を保持手
段1の縦中心軸心に向かつて進出駆動するシリン
ダ32、及び、各爪3に立設された各ピン33と
各爪3の延長線上でスライドブロツク30の上面
に立設された各ピン34とにわたつて架着された
戻しバネ35を備えている。上記各シリンダ32
はガイドブロツク31の後面に固定され、それら
のピストンロツド36の先端はおのおの対応する
スライドブロツク30の後側面の中央に受け止め
られる。尚、スライドブロツク30の前面に受け
止められる各爪3の後端部には、スライドブロツ
ク30との接触抵抗を軽減させるためにフリーロ
ーラ37が回転自在に枢着されている。
尚、爪駆動装置4の構造は、この構造に限定さ
れるものではなく、例えば、上記シリンダ32に
代えてモータで駆動されるカムを採用したり、ソ
レノイド等の電磁アクチユエータを採用したり、
圧縮空気あるいは圧油の給排により膨張収縮する
バルーン(風船)を使用したりすることが可能で
ある。しかしながら、ここでは、構造が簡易で、
動作が確実で、小型でありながら比較的強力な駆
動力が得られるシリンダ32が採用されている。
また、上記シリンダ32の駆動源は特に限定され
ず、圧縮空気、圧油あるいは電気を駆動源として
採用することができるが、ここでは、周囲を汚染
するおそれがなく、また、シリンダ32の構造を
簡単にで、しかも、保持手段1と駆動源が共通す
る圧縮空気が駆動弦として採用されている。
上記爪位置調節手段5は、ベースプレート8a
の下面に固定されたガイドバー38と、ガイドバ
ー38の前端部下面に固着されたボス39と、ボ
ス39に回転自在に挿通された調節ボルト40
と、調節ボルト40の前端に固着された操作用つ
まみ41とを備え、上記爪駆動手段4のガイドブ
ロツク31にこのガイドバー38の後端部に進退
自在に内嵌されるとともに、調節ボルト40の後
端部が螺進自在に螺貫され、つまみ41を介して
ボルト40を回転操作することにより、ガイドバ
ー38を案内にして爪駆動手段4の位置が進退調
節され、この爪駆動手段4のスライドブロツク3
0の前面に受け止められた各爪3の位置が調節さ
れるように成つている。
しかしながら、爪位置調節手段5の構造は上記
の構造に限定されず、例えば、シリンダ32のピ
ストンロツド36あるいは爪3の両ストロークエ
ンドを規制する規制手段を設けてこの規制手段の
うちの少なくとも一方の規制位置を調節すること
によつて爪3の位置を調節することも可能であ
る。
上記爪受6は、進出位置に位置する各爪3の間
に進退可能に設けられる。即ち、各爪受6はレバ
ー42を介してブロツク15に揺動可能に支持さ
れ、進出位置に位置する各爪3の間に第7図に示
すように進入する進出位置と、折返された皮革R
の耳部分よりもコーナの内側に退いた退出位置と
にわたつて爪受駆動手段7で揺動駆動される。
爪受6は、進出位置に位置する各爪3の間に進
退可能に設けられておれば特に上記の構造に検定
されるものではなく、例えば、押え金具17に進
退可能に支持させることが可能である。
上記爪受駆動手段7は、上記シリンダ本体14
と、これに昇降可能に内嵌されたピストン43
と、ピストン43の下端にフランジ部材44を介
して固着されたカム45と、このカム45に上記
レバー42の上端部を押き当てる進出駆動バネ5
8と、ピストン戻しバネ46と、爪受6の進出位
置を制限する進出位置制限手段47と、爪受6の
後退位置を制限する後退位置制限手段48とを備
えている。
上記シリンダ本体14の下端部の前後両側部に
は、ピストン43からその周囲方向に張り出して
いるフラワジ部材44の昇降を許容するための切
欠49が形成され、フランジ部材44にはシリン
ダ本体14の周壁が貫通する図示しない貫通孔が
形成されている。
上記カム45は爪受6及びレバー42に対応し
てこれらと同数だけ設けられ、それぞれ保持手段
1の縦中心線を中心とする径方向に位置調節可能
に設けられ、フランジ部材44の上面に重ね合わ
せられた押え板44bを介してボルト44cでそ
れぞれ調節された所定の位置に固定される。
進出駆動バネ58は両端部がフランジ部材44
の左右両側部に立設された各ピン44aに係合さ
れ、レバー42の上端部を外側から取り巻く鉢巻
きのように配置され、その張力でレバー42の上
端部をカム45に押し当てるように成つている。
ピストン戻しバネ46は、ピストン43の下面
に凹設されたバネ受孔57に挿入され、このバネ
受孔57の奥底面とブロツク15の上面の間に挿
入される。
上記進出位置制限手段47はブロツク15に螺
挿された調節ボルト50と、フランジ部材44の
上向き面を受け止めるためにその上端に固着され
たストツパ51と、調節ボルト50の下端部に固
着された操作用つまみ52と、調節ボルト50を
固定するためのナツト53とを備えており、スト
ツパ51にフランジ部材44の上向き面を受け止
めることによりピストン43、フランジ部材44
及びカム45の上昇を制限し、爪受6の進出位置
を制限するようになつている。
また、上記後退位置制限手段48は、ブロツク
15に螺挿された調節ボルト54と、この調節ボ
ルト54の下端に固着された操作用つまみ55
と、調節ボルト54を固定するためのナツト56
とを備え、調節ボルト54の上端に上記バネ受孔
57の奥底面を受け止めることによりピストン4
3、フランジ部材44及びカム45の下降位置を
制限し、爪受6の後退位置を制限するように成つ
ている。
尚、上記保持手段1のシリンダ装置11、爪駆
動手段4の各シリンダ32及び爪受駆動手段7の
シリンダ14,43は第9図に示すようにそれぞ
れ方向切換弁59,60,61を介して共通の圧
縮空気供給源62に接続され、第10図に示すよ
うに、保持手段1のシリンダ装置11に圧縮空気
を供給している間に爪駆動手段4のシリンダ32
に圧縮空気を供給を開始し、爪3が進出位置に保
持されている間に爪受駆動手段7のシリンダ1
4,43に圧縮空気を供給して爪受6を後退さ
せ、次いでシリンダ32を圧抜きして爪3を後退
させた後、シリンダ装置11を圧抜きして押え金
具17及び爪受6を上昇させ、更にその後に爪受
駆動手段7のシリンダ14,43を圧抜きして1
サイクルのいせ込み作業が終了される。
次に、このいせ込み装置によるいせ込み作業を
行うための準備作業について説明する。
正確ないせ込みを行うためには、準備作業とし
て、テーブル10の高さ調節、位置規制具2の位
置調節、爪3の位置調節及び爪受6の位置調節を
必要に応じて行わなければならない。
まず、テーブル10の高さは、昇降調節ネジ9
を回転操作することにより、保持手段1に保持す
べき皮革R及び芯材Cの厚さに対応してこれらの
合計厚さに対応して調節される。即ち、保持手段
1のシリンダ装置11により押え金具17が下降
された状態で、この押え金具17とテーブル10
との間隔が皮革R及び芯材Cの合計厚さよりも若
干小さめになるように調節される。
位置規制具2の位置調節は、移動ブロツク23
の前後位置の調節と、定規22の高さ調節とであ
り、移動ブロツク23の位置調節はいせ込みをす
るコーナ部の曲率半径に対応して、その曲率中心
ができるだけ保持手段1の縦中心線上に位置する
ように調節される。定規22の高さ調節はテーブ
ル10上に載せられた加工物が位置規制面22a
によつて位置決め可能な高さに調節すればよく、
例えば、位置規制面22aの下縁がテーブル10
の上面に接するように調節される。
爪3の位置調節は、爪3の進出によつて皮革R
の耳部分が芯材Cの裏面に折返されるように、コ
ーナ部の外側から折返された耳部分の内側まで爪
3が進退するように調節される。
この場合はつまみ41を介して調節ボルト40
を回転操作してガイドブロツク31およびシリン
ダ32の位置が保持手段1の縦中心軸心に向かつ
て進退調節され、このシリンダ32のピストンロ
ツド36に受け止められたスライドブロツク30
を介して爪3の位置が調節される。
爪受6の位置調節は、進出位置制限手段47と
後退位置制限手段48によつて行われ、爪受6は
コーナ部の外縁から少し内側まで進出し、折返さ
れた耳部分よりも内側まで後退するように調節さ
れる。即ち、コーナ部の曲率半径が比較的大きい
場合には、上記進出位置制限手段47のストツパ
51をブロツク15から高く位置させることによ
り、ピストン43、フランジ部材44及びカム4
5の上昇限度が高く設定され、レバー42の上端
部を保持手段1のより縦中心軸心側に揺動させて
爪受6の進出位置が保持手段1の縦中心軸心から
遠くに設定される。また、この場合、後退位置制
限手段48の調節ボルト54を上方にねじ込めば
バネ受孔57の奥底面がブロツク15から高い位
置で調節ボルト54に受け止められ、ピストン4
3、フランジ部材44及びカム45の下降限度が
高くなり、レバー42の上端部が保持手段1の縦
中心軸心側に揺動する限度が縦中心軸心側に寄
り、爪受6の後退位置が保持手段1の縦中心軸心
から遠くなる。コーナ部の曲率半径が比較的小さ
い場合には、逆に進出位置制限手段47のストツ
パ51をブロツク15から低く位置させて、爪受
6の進出位置が保持手段1の縦中心軸心に近付け
られ、後退位置制限手段48の調節ボルト54を
上方にねじ戻して爪受6の後退位置が保持手段1
の縦中心軸心に近付けられる。
このようにして各部分の位置調節をした後、い
せ込み装置を初期状態に戻す。即ち、第4図に示
すように、爪3を後退位置に戻し、保持手段1の
シリンダ装置11を短縮して押え金具17をテー
ブル10から高く上昇させ、また、爪受6を前進
位置に位置させる。
この後、準備された皮革R及び芯材Cのコーナ
部を位置規制具2に併せて所定の位置にセツト
し、図示しないスタートボタンを操作すれば、保
持手段1のシリンダ装置11に圧縮空気が供給さ
れて、押え金具17が下降し、第5図に示すよう
にこれとテーブル10との間に皮革R及び芯材C
が挟持される。このようにして、保持手段1によ
り皮革R及び芯材Cを所定の位置に保持した状態
で、爪駆動手段4のシリンダ32に圧縮空気が供
給され、第6図に示すように爪3が進出位置に駆
動される。そして、皮革Rの耳部分が芯材Cの裏
面に折返され、接着剤あるいは粘着剤によつて接
着される。折返された皮革Rの耳部分は第7図に
示すように爪3と爪受6との間に狭まれ、正確に
均等なピツチでしわよせされたしわを形成する。
爪3の間隔を正確に均等にしておけば、通常は爪
受6を省略しても均等なしわが形成できるが、皮
革Rの厚さ、固さ等が不均一な場合等には均等な
しわが形成できないときもある。しかし、爪受6
を設けたものでは、爪3と爪受6によつていわば
しわが型押しされることになるので、皮革Rの不
均質等によりしわが不均一になることを防止でき
る。
この後、爪駆動手段4のシリンダ32を圧抜き
して戻しバネ35により爪3を後退位置に後退さ
せ、更に、爪受駆動手段7のシリンダ14,43
に圧縮空気を供給して爪受6を後退位置に駆動し
てから、保持手段1のシリンダ装置11の圧抜き
をして押え金具17を上昇させ、加工物を取り出
す。このようにして皮革Rのコーナ部に第12図
に示すように均等なしわを有するいせ込み部を形
成することができる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、皮革等を位置
規制具により位置決めし、保持手段によりその位
置に保持した状態で、爪を作動させて皮革等のコ
ーナの耳部分をその裏面に折返して接着させてい
せ込みが行われる。ここで、爪が保持装置の中心
に向かつて等角度置きの放射方向から同時に進出
し、皮革等のコーナ部をその端縁に沿つて均等な
間隔でそのコーナ部の中心あるいはその近傍に向
かつて各爪で押さえるので、均等な大きさのしわ
が均等な間隔で並ぶ、外観の優れたいせ込み部を
形成することができる。
また、爪受を設けた本発明によれば、皮革等の
品質の不均一によつて爪だけではいせ込みの均等
性がえられないような場合にも、爪と爪受とでい
わば型押しのようにしてしわを形成するので、端
縁に沿う方向に均等ないせ込みを確実にでき、商
品価値の高い製品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るいせ込み装置
の側面図、第2図は該いせ込み装置の平面図、第
3図はその位置規制具、爪及び爪駆動手段の配置
を示す平面図、第4図は初期状態における該いせ
込み装置の縦断側面図、第5図は皮革及び芯材を
保持し、いせ込みを開始する前の該いせ込み装置
の縦断側面図、第6図は爪進出時の該いせ込み装
置の縦断側面図、第7図は爪進出時の爪と爪受と
の関係を示す模式図、第8図はいせ込み後、爪及
び爪受けをそれぞれの後退位置に位置させた時の
該いせ込み装置の縦断側面図、第9図は該いせ込
み装置の圧縮空気回路図、第10図は該いせ込み
装置の各部分の動作タイミングを示すタイミング
図、第11図及び第12図はそれぞれ従来の皮革
等のコーナ部の折返し方法を示す斜視図である。 図中、1…保持手段、2…位置規制具、3…
爪、4…爪駆動手段、5…爪位置調節手段、6…
爪受。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 皮革等を保持する保持手段と、 上記皮革等の保持位置をそのコーナ部の曲率半
    径に対応して位置決めする位置規制具と、 保持手段を中心として等角度置きに放射状に配
    置され、かつ、保持手段に保持された皮革等の裏
    面に沿つて上記皮革等のコーナ部の外側の後退位
    置とこれよりも保持手段の中心側に折返された皮
    革等の耳部分よりも内側の進出位置とにわたつて
    進退可能に配設された複数の爪と、 各爪を同時に進退駆動する爪駆動装置とを設け
    たことを特徴とする、皮革等のいせ込装置。 2 皮革等を保持する保持手段と、 上記皮革等の保持位置をそのコーナ部の曲率半
    径に対応して位置決めする位置規制具と、 保持手段を中心として等角度置きに放射状に配
    置され、かつ、保持手段に保持された皮革等の裏
    面に沿つて上記皮革等のコーナ部の外側の後退位
    置とこれよりも保持手段の中心側に折返された皮
    革等の耳部分よりも内側の進出位置とにわたつて
    進退可能に配設された複数の爪と、 各爪を同時に進退駆動する爪駆動装置と、 進出位置に位置する各爪の間に、折返された皮
    革等の耳部分が挟入される空間を置いて配置され
    る爪受けとを設けたことを特徴とする、皮革等の
    いせ込装置。
JP17078387A 1987-07-08 1987-07-08 Taking-in apparatus for leather and the like Granted JPS6415088A (en)

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