JPH0534333B2 - - Google Patents
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- JPH0534333B2 JPH0534333B2 JP59503482A JP50348284A JPH0534333B2 JP H0534333 B2 JPH0534333 B2 JP H0534333B2 JP 59503482 A JP59503482 A JP 59503482A JP 50348284 A JP50348284 A JP 50348284A JP H0534333 B2 JPH0534333 B2 JP H0534333B2
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- JP
- Japan
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- coating
- enteric
- dry powder
- film
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- Prior art date
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/20—Pills, tablets, discs, rods
- A61K9/28—Dragees; Coated pills or tablets, e.g. with film or compression coating
- A61K9/2806—Coating materials
- A61K9/2833—Organic macromolecular compounds
- A61K9/284—Organic macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. polyvinyl pyrrolidone
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/20—Pills, tablets, discs, rods
- A61K9/28—Dragees; Coated pills or tablets, e.g. with film or compression coating
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Description
請求の範囲
1 錠剤等の被覆に用いる水性腸溶性コーチング
懸濁液の製造に用いるための非毒性、可食性腸溶
性フイルムコーチング乾燥粉末であつて、該粉末
が、 微粒化ポリビニルアセテートフタレート
(PVAP)の可食性非毒性フイルム形成ポリマー
の粉状粒子、 該ポリマー用の可食性水溶性可塑剤、 アルギン酸ナトリウム又はメチルセルロースか
ら選択されるフイルム形成助剤ポリマー、及び顔
料粒子、 の各成分から成る混合物である腸溶性コーチング
乾燥粉末。
懸濁液の製造に用いるための非毒性、可食性腸溶
性フイルムコーチング乾燥粉末であつて、該粉末
が、 微粒化ポリビニルアセテートフタレート
(PVAP)の可食性非毒性フイルム形成ポリマー
の粉状粒子、 該ポリマー用の可食性水溶性可塑剤、 アルギン酸ナトリウム又はメチルセルロースか
ら選択されるフイルム形成助剤ポリマー、及び顔
料粒子、 の各成分から成る混合物である腸溶性コーチング
乾燥粉末。
2 可食性ポリマー可塑剤が固体のポリエチレン
グリコール可塑剤である、請求の範囲第1項記載
の腸溶性コーチング乾燥粉末。
グリコール可塑剤である、請求の範囲第1項記載
の腸溶性コーチング乾燥粉末。
3 可食性ポリマー可塑剤がポリエチレングリコ
ール3350または8000である、請求の範囲第1項記
載の腸溶性コーチング乾燥粉末。
ール3350または8000である、請求の範囲第1項記
載の腸溶性コーチング乾燥粉末。
4 熱分解法シリカを含有する請求の範囲第1項
記載の腸溶性コーチング乾燥粉末。
記載の腸溶性コーチング乾燥粉末。
5 PVAPが、コーチング乾燥粉末の10重量%以
下の量で二酸化チタンを含有するチタン添加
PVAPである、請求の範囲第1項記載の腸溶性コ
ーチング乾燥粉末。
下の量で二酸化チタンを含有するチタン添加
PVAPである、請求の範囲第1項記載の腸溶性コ
ーチング乾燥粉末。
6 該顔料粒子がFD&Cレーキ、D&Cレーキ、
二酸化チタン、炭酸マグネシウム、タルク、熱分
解法シリカ、鉄酸化物、チヤンネルブラツク、リ
ボフラビン、Carmine40、クルクミン、アナツト
ーまたは不溶性染料である、請求の範囲第5項記
載の腸溶性コーチング乾燥粉末。
二酸化チタン、炭酸マグネシウム、タルク、熱分
解法シリカ、鉄酸化物、チヤンネルブラツク、リ
ボフラビン、Carmine40、クルクミン、アナツト
ーまたは不溶性染料である、請求の範囲第5項記
載の腸溶性コーチング乾燥粉末。
7 該顔料粒子が水酸化アルミニウムである請求
の範囲第1項記載の腸溶性コーチング乾燥粉末。
の範囲第1項記載の腸溶性コーチング乾燥粉末。
8 混合物中に、
PVAPが75.10重量部、
可塑剤が11.30重量部、
フイルム形成助剤ポリマーが1.50重量部及び顔
料が11.10重量部存在する、請求の範囲第1項記
載の腸溶性コーチング乾燥粉末。
料が11.10重量部存在する、請求の範囲第1項記
載の腸溶性コーチング乾燥粉末。
9 混合物中に、
PVAPが70〜85重量部、
可塑剤が20重量部まで、
フイルム形成助剤ポリマーが3重量部まで、
及び
顔料が25重量部まで存在する
請求の範囲第8項記載の腸溶性コーチング乾燥粉
末。
末。
10 混合物中に、
PVAPが75〜80重量部、
可塑剤が10〜17重量部、
フイルム形成助剤ポリマーが1.0〜1.5重量部、
及び
顔料が4〜20重量部存在する
請求の範囲第1項記載の腸溶性コーチング乾燥粉
末。
末。
11 PVAP粒子のサイズが100ミクロン以下で
ある請求の範囲第1項記載の腸溶性コーチング乾
燥粉末。
ある請求の範囲第1項記載の腸溶性コーチング乾
燥粉末。
12 PVAP粒子の70〜85%が25ミクロン以下の
サイズである請求の範囲第1項記載の腸溶性コー
チング乾燥粉末。
サイズである請求の範囲第1項記載の腸溶性コー
チング乾燥粉末。
13 PVAP粒子の75〜80%が25ミクロン以下の
サイズである請求の範囲第1項記載の腸溶性コー
チング乾燥粉末。
サイズである請求の範囲第1項記載の腸溶性コー
チング乾燥粉末。
14 次の成分:
微粒化PVAP粒子、
可食性水溶性可塑剤、
アルギン酸ナトリウム又はメチルセルロースか
ら選択されるフイルム形成助剤ポリマー、 顔料粒子、 水酸化アルミニウム溶液、及び 水 から成る腸溶性コーチング懸濁液。
ら選択されるフイルム形成助剤ポリマー、 顔料粒子、 水酸化アルミニウム溶液、及び 水 から成る腸溶性コーチング懸濁液。
15 熱分解法シリカを含有する請求の範囲第1
4項記載の腸溶性コーチング懸濁液。
4項記載の腸溶性コーチング懸濁液。
16 懸濁液中の固体100重量部につき、
PVAPが70〜85重量部、
可塑剤が20重量部まで、
助剤ポリマーが3重量部まで、
顔料が25重量部まで、及び
水酸化アルミニウム溶液が8重量部まで存在す
る 請求の範囲第14項記載の腸溶性コーチング懸濁
液。
る 請求の範囲第14項記載の腸溶性コーチング懸濁
液。
17 PVAPの約20%が溶解している請求の範囲
第14項記載の腸溶性コーチング懸濁液。
第14項記載の腸溶性コーチング懸濁液。
18 懸濁液中の固体100重量部につき、
PVAPが75〜85重量部、
可塑剤が10〜17重量部、
助剤ポリマーが1.0〜1.5重量部、
顔料が4〜20重量部、
水酸化アルミニウム溶液が4重量部、及び
熱分解法シリカが1重量部存在する
請求の範囲第15項記載の腸溶性コーチング懸濁
液。
液。
19 PVAP粒子を微粒化し、PVAP粒子を可食
性水溶性可塑剤粒子、アルギン酸ナトリウム又は
メチルセルロースから選択されるフイルム形成助
剤ポリマー粒子及び顔料粒子と混合することを特
徴とする水性コーチング用腸溶性乾燥粉末を製造
する方法。
性水溶性可塑剤粒子、アルギン酸ナトリウム又は
メチルセルロースから選択されるフイルム形成助
剤ポリマー粒子及び顔料粒子と混合することを特
徴とする水性コーチング用腸溶性乾燥粉末を製造
する方法。
20 PVAP粒子を微粒化し、PVAP粒子を可食
性水溶性可塑剤粒子、アルギン酸ナトリウム又は
メチルセルロースから選択されるフイルム形成助
剤ポリマー粒子及び顔料粒子と混合して乾燥粉末
を得、この乾燥粉末を水に混合し、粉末粒子が完
全に湿潤した後に、水酸化アルミニウム溶液を加
えることをを特徴とする水性コーチング用腸溶性
乾燥粉末を製造する方法。
性水溶性可塑剤粒子、アルギン酸ナトリウム又は
メチルセルロースから選択されるフイルム形成助
剤ポリマー粒子及び顔料粒子と混合して乾燥粉末
を得、この乾燥粉末を水に混合し、粉末粒子が完
全に湿潤した後に、水酸化アルミニウム溶液を加
えることをを特徴とする水性コーチング用腸溶性
乾燥粉末を製造する方法。
発明の分野
本発明は、被覆された錠済の成分が胃の胃液中
で放出されるのを阻止し、腸内で成分が放出され
るように、錠剤等を被覆するための腸溶性フイル
ム−コーチング用水性懸濁液の分野に関する。胃
液中で不溶な腸溶性コーチングであり、薬剤を被
覆するのに使用できる水性腸溶性コーチング懸濁
液の調製に用いる非毒性の可食性腸溶性フイルム
−コーチング乾燥粉末が、本発明によつて提供さ
れる。
で放出されるのを阻止し、腸内で成分が放出され
るように、錠剤等を被覆するための腸溶性フイル
ム−コーチング用水性懸濁液の分野に関する。胃
液中で不溶な腸溶性コーチングであり、薬剤を被
覆するのに使用できる水性腸溶性コーチング懸濁
液の調製に用いる非毒性の可食性腸溶性フイルム
−コーチング乾燥粉末が、本発明によつて提供さ
れる。
発明の背景
腸溶性コーチング溶液は今までに提供されてい
るが、このような溶液は有機溶媒の使用を必要と
するものであつた。有機溶媒は大気を汚染する傾
向があり、労働者の安全と衛生の問題を提供しが
ちであるので、このような汚染を阻止する段階を
設けることが必要であり、このために高価な装置
が使用されることになる。有機溶媒は火災または
爆発の危険を有し、この危険を制限または減少す
るために、高価な装置が必要になる。
るが、このような溶液は有機溶媒の使用を必要と
するものであつた。有機溶媒は大気を汚染する傾
向があり、労働者の安全と衛生の問題を提供しが
ちであるので、このような汚染を阻止する段階を
設けることが必要であり、このために高価な装置
が使用されることになる。有機溶媒は火災または
爆発の危険を有し、この危険を制限または減少す
るために、高価な装置が必要になる。
胃液中で不溶であるが腸で可溶である水性腸溶
性コーチングは今までに提案されているが、この
ような腸溶性コーチングは、錠剤内部への水分浸
透を充分に阻止できないという問題を有してい
る。このような水溶性腸溶性コーチングで被覆さ
れた錠剤は、この錠剤が望み通りに腸に達するま
で、錠剤分解と成分放出を遅延させるというより
もむしろ、胃の胃液内で分解し、その成分を早期
に胃中に放出させる傾向がある。
性コーチングは今までに提案されているが、この
ような腸溶性コーチングは、錠剤内部への水分浸
透を充分に阻止できないという問題を有してい
る。このような水溶性腸溶性コーチングで被覆さ
れた錠剤は、この錠剤が望み通りに腸に達するま
で、錠剤分解と成分放出を遅延させるというより
もむしろ、胃の胃液内で分解し、その成分を早期
に胃中に放出させる傾向がある。
Shinetsuの米国特許第4017647号では、ヒドロ
キシプロピルメチルセルロースフタレート
(HPMCP)を水中に溶解し、塩基で中和して、
スプレー塗装によつて錠剤を被覆しているが、こ
れらのコーチングは後続の酸処理段階を行つて始
めて腸溶性になるものである。
キシプロピルメチルセルロースフタレート
(HPMCP)を水中に溶解し、塩基で中和して、
スプレー塗装によつて錠剤を被覆しているが、こ
れらのコーチングは後続の酸処理段階を行つて始
めて腸溶性になるものである。
J.W.Stafford(Sandoz AG)は、Drug
Development and Industrial Pharmacy8(4)、
514〜530(1982)において、錠剤の腸溶性コーチ
ングに中和HPMCPを用いる完全に水溶性の腸溶
フイルムコーチング・スプレー系を開示してい
る。これによるとHPMCP12.5重量%を水中に分
散させ、塩基で中和してスプレー溶液を製造す
る。HPMCP 100gにつき必要な塩基の量は25%
アンモニア水溶液11.8g、NaOH6.74g(迅速に
溶解するように、少量の水に溶解して加える)、
またはトリエタノールアミン25.3gである。
Development and Industrial Pharmacy8(4)、
514〜530(1982)において、錠剤の腸溶性コーチ
ングに中和HPMCPを用いる完全に水溶性の腸溶
フイルムコーチング・スプレー系を開示してい
る。これによるとHPMCP12.5重量%を水中に分
散させ、塩基で中和してスプレー溶液を製造す
る。HPMCP 100gにつき必要な塩基の量は25%
アンモニア水溶液11.8g、NaOH6.74g(迅速に
溶解するように、少量の水に溶解して加える)、
またはトリエタノールアミン25.3gである。
HPMCPは通常数時間後に溶解すると云われ
る。タルクまたは二酸化チタンのような、不溶性
賦形剤を、スプレー溶液に加える前に、水性分散
系としてボールミルで粉砕した。中和した
HPMCPは完全に不溶性である。腸溶性保護を与
えるために、錠剤上の中和HPMCPフイルムは、
一般に約1〜3PHであるといわれる胃液PHにおい
て不溶性酸に転化する。
る。タルクまたは二酸化チタンのような、不溶性
賦形剤を、スプレー溶液に加える前に、水性分散
系としてボールミルで粉砕した。中和した
HPMCPは完全に不溶性である。腸溶性保護を与
えるために、錠剤上の中和HPMCPフイルムは、
一般に約1〜3PHであるといわれる胃液PHにおい
て不溶性酸に転化する。
信越化学の特開昭56−104823号公報は固形薬物
用の腸溶性保護コーチング剤複合体を開示してい
る。これは100ミクロンより小さい平均粒度を有
する、粉状の腸溶性コーチング基剤を、水に難溶
性の可塑剤を含有する水性媒質中に分散させるこ
とを特徴とするものである。可塑剤の分散または
乳化を促進するために、適当な分散剤または乳化
剤を加えることが望ましい。コーチング分散物の
凝集を阻止するために、スプレーガン及びスプレ
ー管内の温度を30℃以下に保持して、管またはス
プレーガンノズルの閉塞を避けるようにすること
が望ましい。
用の腸溶性保護コーチング剤複合体を開示してい
る。これは100ミクロンより小さい平均粒度を有
する、粉状の腸溶性コーチング基剤を、水に難溶
性の可塑剤を含有する水性媒質中に分散させるこ
とを特徴とするものである。可塑剤の分散または
乳化を促進するために、適当な分散剤または乳化
剤を加えることが望ましい。コーチング分散物の
凝集を阻止するために、スプレーガン及びスプレ
ー管内の温度を30℃以下に保持して、管またはス
プレーガンノズルの閉塞を避けるようにすること
が望ましい。
従つて、スプレー装置中でコーチング溶液また
は分散系が熱によつてゼリー化または凝集して、
装置を閉塞させることを阻止することが問題であ
つた。
は分散系が熱によつてゼリー化または凝集して、
装置を閉塞させることを阻止することが問題であ
つた。
前記特開昭56−104823号公報では固形薬剤用の
腸溶性保護コーチング剤複合体に関し、水溶性可
塑剤を使用すると、このような可塑剤は胃液に対
して安定でないため、錠剤の胃内での分解を阻止
することができず、腸溶性能を破壊することにな
ると教えている。
腸溶性保護コーチング剤複合体に関し、水溶性可
塑剤を使用すると、このような可塑剤は胃液に対
して安定でないため、錠剤の胃内での分解を阻止
することができず、腸溶性能を破壊することにな
ると教えている。
この公開公報で各成分を加えることによつて、
すなわち湿潤剤を水に加え、ポリマーを水中に分
散させ、可塑剤等を加えることによつて、コーチ
ング系を製造することも開示している。この発明
のコーチング系は水に1成分のみを加えてコーチ
ング分散系を製造することを意図しており、この
ような成分は乾燥コーチング粉末である。しか
し、この発明の乾燥粉末系はスプレー装置内での
早期凝集と閉塞の問題を克服しなければならなか
つた。この問題はコーチング乾燥粉末粒子を水中
で混合し、完全に湿潤した後でアンモニア溶液を
加えることによつて解決された。
すなわち湿潤剤を水に加え、ポリマーを水中に分
散させ、可塑剤等を加えることによつて、コーチ
ング系を製造することも開示している。この発明
のコーチング系は水に1成分のみを加えてコーチ
ング分散系を製造することを意図しており、この
ような成分は乾燥コーチング粉末である。しか
し、この発明の乾燥粉末系はスプレー装置内での
早期凝集と閉塞の問題を克服しなければならなか
つた。この問題はコーチング乾燥粉末粒子を水中
で混合し、完全に湿潤した後でアンモニア溶液を
加えることによつて解決された。
発明の概要
本発明は、錠剤等を被覆するために、水溶液に
分散させることのみを必要とする、完全な非毒性
の可食性腸溶性フイルム−コーチング乾燥粉末を
製造することによつて、先行技術の問題を克服す
る腸溶性フイルム−コーチング組成物を提供する
ものである。このフイルム−コーチング組成物は
乾燥粉末形で運搬され、溶媒の重量がなく溶媒の
重量分だけ軽くなるため、運搬費用を節約するこ
とができるものである。
分散させることのみを必要とする、完全な非毒性
の可食性腸溶性フイルム−コーチング乾燥粉末を
製造することによつて、先行技術の問題を克服す
る腸溶性フイルム−コーチング組成物を提供する
ものである。このフイルム−コーチング組成物は
乾燥粉末形で運搬され、溶媒の重量がなく溶媒の
重量分だけ軽くなるため、運搬費用を節約するこ
とができるものである。
本発明のフイルム−コーチング腸溶性組成物は
乾燥状態で貯蔵されるため、蒸発、細菌作用、並
びに液体分散系への高温及び/または低温の劣化
作用を避けることが可能である。
乾燥状態で貯蔵されるため、蒸発、細菌作用、並
びに液体分散系への高温及び/または低温の劣化
作用を避けることが可能である。
本発明による非毒性の可食性腸溶性フイルム−
コーチング乾燥粉末組成物はフイルム形成ポリマ
ー、可塑剤、フイルム形成助剤ポリマー、顔料粒
子またはこれらの代替物から成り、さらに任意
に、ケーキ化防止剤を含有するものである。コー
チング懸濁液はこの乾燥粉末を水に混合し、コー
チング懸濁液がスプレーガン装置のノズルまたは
ラインを閉塞させないようにするための凝集防止
剤を混合することによつて製造される。
コーチング乾燥粉末組成物はフイルム形成ポリマ
ー、可塑剤、フイルム形成助剤ポリマー、顔料粒
子またはこれらの代替物から成り、さらに任意
に、ケーキ化防止剤を含有するものである。コー
チング懸濁液はこの乾燥粉末を水に混合し、コー
チング懸濁液がスプレーガン装置のノズルまたは
ラインを閉塞させないようにするための凝集防止
剤を混合することによつて製造される。
ポリマーは約55〜62%のフタイル基含量を有
し、100ミクロン以下、好ましくは25ミクロン以
下の粒度を有するポリビニルアセテートフタレー
ト(PVAP)である。PVAPは乾燥粉末の約70〜
85重量%であり、好ましくは乾燥粉末の75〜80重
量%範囲である。
し、100ミクロン以下、好ましくは25ミクロン以
下の粒度を有するポリビニルアセテートフタレー
ト(PVAP)である。PVAPは乾燥粉末の約70〜
85重量%であり、好ましくは乾燥粉末の75〜80重
量%範囲である。
本発明の乾燥粉末には水溶性可塑剤を用いるこ
とが重要である。水溶性可塑剤は、乾燥粉末を水
に混合すると溶解して、個々の分子になるため、
コーチング懸濁液中に懸濁したPVAP粒子とより
効果的に反応して、錠剤を被覆したときにより効
果的な腸溶性コーチングを形成することになる。
とが重要である。水溶性可塑剤は、乾燥粉末を水
に混合すると溶解して、個々の分子になるため、
コーチング懸濁液中に懸濁したPVAP粒子とより
効果的に反応して、錠剤を被覆したときにより効
果的な腸溶性コーチングを形成することになる。
フイルム形成助剤ポリマーは乾燥状態で存在
し、錠剤上のフイルム形成を助ける他、コーチン
グ懸濁液中のポリマー粒子の懸濁剤としても作用
する。好ましいフイルム形成ポリマーは、乾燥粉
末の3重量%までの量、好ましくはコーチング乾
燥粉末の1〜1.5重量%の範囲の量でのアルギン
酸ナトリウムである。この他の使用可能なフイル
ム形成助剤ポリマーはA4C(Dow Chemical製の
メチルセルロース)であり、これを乾燥粉末の
1.50重量%まで、好ましくは1〜1.50重量%の範
囲で使用することができる。平均粘度等級のアル
ギン酸ナトリウムが好ましい。
し、錠剤上のフイルム形成を助ける他、コーチン
グ懸濁液中のポリマー粒子の懸濁剤としても作用
する。好ましいフイルム形成ポリマーは、乾燥粉
末の3重量%までの量、好ましくはコーチング乾
燥粉末の1〜1.5重量%の範囲の量でのアルギン
酸ナトリウムである。この他の使用可能なフイル
ム形成助剤ポリマーはA4C(Dow Chemical製の
メチルセルロース)であり、これを乾燥粉末の
1.50重量%まで、好ましくは1〜1.50重量%の範
囲で使用することができる。平均粘度等級のアル
ギン酸ナトリウムが好ましい。
アルギン酸ナトリウムはコーチング懸濁液に粘
性を与える水溶性ポリマーであり、PVAP粒子が
融解してフイルムを形成する際に、コーチングの
錠剤表面への付着を助長する。換言すると、アル
ギン酸ナトリウムはコーチング懸濁液を濃厚化す
ることによつて沈降を阻止し、懸濁剤として作用
し、フイルム形成剤としても作用する。アルギン
酸ナトリウムは水溶性であるが、胃液中のPHのよ
うな低PHにおいて、可溶ではないため、胃液中で
分解して腸溶性能を妨げるということはない。
性を与える水溶性ポリマーであり、PVAP粒子が
融解してフイルムを形成する際に、コーチングの
錠剤表面への付着を助長する。換言すると、アル
ギン酸ナトリウムはコーチング懸濁液を濃厚化す
ることによつて沈降を阻止し、懸濁剤として作用
し、フイルム形成剤としても作用する。アルギン
酸ナトリウムは水溶性であるが、胃液中のPHのよ
うな低PHにおいて、可溶ではないため、胃液中で
分解して腸溶性能を妨げるということはない。
アルギン酸ナトリウムはコーチング懸濁液中の
PVAP粒子の懸濁剤として作用する。この他にア
ルギン酸ナトリウムはスプレー塗装中のフイルム
形成剤としても作用し、錠剤上に均一なコーチン
グを与えるのを助ける。
PVAP粒子の懸濁剤として作用する。この他にア
ルギン酸ナトリウムはスプレー塗装中のフイルム
形成剤としても作用し、錠剤上に均一なコーチン
グを与えるのを助ける。
顔料粒子は錠剤等のコーチング分散系製造に通
常用いられる顔料を使用することができる。例え
ば、顔料としてFD&C及びD&Cレーキ、二酸
化チタン、炭酸マグネシウム、タルク、発熱性シ
リカ、酸化鉄、チヤンネルブラツク、及び不溶性
染料を用いることができる。この他、リボクラビ
ン、Carmine 40、クルクミン及びアナツトーの
ような天然顔料も使用することができる。適当な
顔料のこの他の例は、Jeffries米国特許第3149040
号、Butler等の米国特許第3297535号、Colorcon
の米国特許第3981984号、同じくColorconの米国
特許出願第202831号(PorterとWoznickiにより
1980年11月6日出願)に記載されている。これら
の特許文献は本明細書の一部に含まれるものとす
る。
常用いられる顔料を使用することができる。例え
ば、顔料としてFD&C及びD&Cレーキ、二酸
化チタン、炭酸マグネシウム、タルク、発熱性シ
リカ、酸化鉄、チヤンネルブラツク、及び不溶性
染料を用いることができる。この他、リボクラビ
ン、Carmine 40、クルクミン及びアナツトーの
ような天然顔料も使用することができる。適当な
顔料のこの他の例は、Jeffries米国特許第3149040
号、Butler等の米国特許第3297535号、Colorcon
の米国特許第3981984号、同じくColorconの米国
特許出願第202831号(PorterとWoznickiにより
1980年11月6日出願)に記載されている。これら
の特許文献は本明細書の一部に含まれるものとす
る。
コーチング懸濁液中の顔料粒子の量も問題であ
る。コーチング懸濁液が顔料を多く含有しすぎる
場合には、顔料粒子が錠剤上でのポリマーのフイ
ルム形成を妨げることになる。顔料粒子をコーチ
ング乾燥粉末の約15重量%より多く添加した場合
には、錠剤上でのポリマーによるフイルム形成が
妨げられることが判明している。従つて、明色が
望ましい場合には、すなわち1:3の顔料対ポリ
マーの比を必要とする色が望ましい場合に、この
比で顔料とポリマーを混合してコーチング乾燥粉
末を製造すると、受容することができないような
コーチングが錠剤上に形成されることになる。こ
の問題を克服するために、コーチング乾燥粉末の
製造時にPVAPに10%二酸化チタンを混合した。
コーチング乾燥粉末の製造中に、チタン添加
PVAP及び他の成分とともに、コーチング乾燥粉
末の15重量%までの量の顔料粒子をさらに混合し
ても、錠剤上でのコーチング乾燥粉末のフイルム
形成が妨げられることはない。明色が必要でない
場合には、チタン添加PVAPを使用する必要がな
い。
る。コーチング懸濁液が顔料を多く含有しすぎる
場合には、顔料粒子が錠剤上でのポリマーのフイ
ルム形成を妨げることになる。顔料粒子をコーチ
ング乾燥粉末の約15重量%より多く添加した場合
には、錠剤上でのポリマーによるフイルム形成が
妨げられることが判明している。従つて、明色が
望ましい場合には、すなわち1:3の顔料対ポリ
マーの比を必要とする色が望ましい場合に、この
比で顔料とポリマーを混合してコーチング乾燥粉
末を製造すると、受容することができないような
コーチングが錠剤上に形成されることになる。こ
の問題を克服するために、コーチング乾燥粉末の
製造時にPVAPに10%二酸化チタンを混合した。
コーチング乾燥粉末の製造中に、チタン添加
PVAP及び他の成分とともに、コーチング乾燥粉
末の15重量%までの量の顔料粒子をさらに混合し
ても、錠剤上でのコーチング乾燥粉末のフイルム
形成が妨げられることはない。明色が必要でない
場合には、チタン添加PVAPを使用する必要がな
い。
非チタン添加PVAPを用いる場合には、約15%
までの顔料粒子を、錠剤上でのフイルム形成を妨
げることなく、コーチング乾燥フイルムに混合す
ることができる。チタン添加PVAPを用いた場合
には、二酸化チタン(10%)と他の顔料粒子(15
%)が総量でコーチング乾燥粉末の25重量%に達
しても、錠剤上でのフイルム形成を妨げることは
ない。
までの顔料粒子を、錠剤上でのフイルム形成を妨
げることなく、コーチング乾燥フイルムに混合す
ることができる。チタン添加PVAPを用いた場合
には、二酸化チタン(10%)と他の顔料粒子(15
%)が総量でコーチング乾燥粉末の25重量%に達
しても、錠剤上でのフイルム形成を妨げることは
ない。
ケーキ化防止剤としてはCab−O−Sil(Cabot
Inc.製の噴霧化シリカ)を、好ましくはコーチン
グ乾燥粉末の約1.00%の量で用いることができ
る。熱分解法シリカは加工助剤として作用し、乾
燥粉末の貯蔵中の塊状化を阻止する。塊状物が形
成されてもふるい分けすることができるので、熱
分解法シリカの使用は任意である。
Inc.製の噴霧化シリカ)を、好ましくはコーチン
グ乾燥粉末の約1.00%の量で用いることができ
る。熱分解法シリカは加工助剤として作用し、乾
燥粉末の貯蔵中の塊状化を阻止する。塊状物が形
成されてもふるい分けすることができるので、熱
分解法シリカの使用は任意である。
凝集防止剤すなわち安定剤としては、30%水酸
化アンモニウム(NH4OH)溶液をコーチング懸
濁液中の個体100gにつき8.00mlまで、好ましく
は4.00mlまでの量で使用することができる。アン
モニアはコーチング粉末の一部ではなく、コーチ
ング粉末を水中に約1/2時間懸濁させた後に、ス
プレー段階の前に添加される。コーチング懸濁液
は凝集防止剤を添加しないでもスプレーすること
ができるが、スプレー装置が熱くなりすぎる場合
には、閉塞問題が生ずることになる。凝集防止剤
をコーチング懸濁液に添加した場合には、温度が
約60℃に達するまでコーチング懸濁液は凝集を開
始せず、スプレー装置を閉塞させることはない
が、凝集防止剤を用いない場合には、温度が約27
〜30℃に達するとコーチング懸濁液が凝集を開始
して、スプレー装置を閉塞させることになる。
化アンモニウム(NH4OH)溶液をコーチング懸
濁液中の個体100gにつき8.00mlまで、好ましく
は4.00mlまでの量で使用することができる。アン
モニアはコーチング粉末の一部ではなく、コーチ
ング粉末を水中に約1/2時間懸濁させた後に、ス
プレー段階の前に添加される。コーチング懸濁液
は凝集防止剤を添加しないでもスプレーすること
ができるが、スプレー装置が熱くなりすぎる場合
には、閉塞問題が生ずることになる。凝集防止剤
をコーチング懸濁液に添加した場合には、温度が
約60℃に達するまでコーチング懸濁液は凝集を開
始せず、スプレー装置を閉塞させることはない
が、凝集防止剤を用いない場合には、温度が約27
〜30℃に達するとコーチング懸濁液が凝集を開始
して、スプレー装置を閉塞させることになる。
本発明による乾燥粉末状の非毒性腸溶性コーチ
ング乾燥粉末はColorcon Inc.(ペンシルバニア州
ウエストポイント、19486)によつて製造され、
COATERICの商品名で、あらゆる水性系用に設
計された腸溶性フイルム−コーチング濃縮物とし
て販売されている。この水性系によつてコーチン
グされた錠剤の腸溶性は、有機溶媒系から製造さ
れた腸溶フイルム−コーチングの性質に匹敵する
ものである。
ング乾燥粉末はColorcon Inc.(ペンシルバニア州
ウエストポイント、19486)によつて製造され、
COATERICの商品名で、あらゆる水性系用に設
計された腸溶性フイルム−コーチング濃縮物とし
て販売されている。この水性系によつてコーチン
グされた錠剤の腸溶性は、有機溶媒系から製造さ
れた腸溶フイルム−コーチングの性質に匹敵する
ものである。
本発明の腸溶性コーチングの錠剤への塗布方法
を次に述べる: 先ず最初に、コーチング乾燥粉末の成分を一緒
に混合する。次に、コーチング乾燥粉末を水に分
散させてコーチング懸濁液を調製し、粉末粒子が
完全に湿潤した後にアンモニア溶液を加える。
を次に述べる: 先ず最初に、コーチング乾燥粉末の成分を一緒
に混合する。次に、コーチング乾燥粉末を水に分
散させてコーチング懸濁液を調製し、粉末粒子が
完全に湿潤した後にアンモニア溶液を加える。
コーチング乾燥粉末を常に攪拌しながら、徐々
に水中に加える。約30〜40分後に、コーチング懸
濁液をメツシユ・スクリーンに通して、使用可能
な状態にする。
に水中に加える。約30〜40分後に、コーチング懸
濁液をメツシユ・スクリーンに通して、使用可能
な状態にする。
或る種の錠剤組成物またはコア組成物は本発明
による腸溶性懸濁液で被覆する前に、プレコーチ
ングを必要とすることもある。水溶性ポリマー溶
液によるプレコーチングは粗面のコアに平滑な表
面を与える。これは縁部のチツピング及び錠剤摩
耗を阻止することにもなる。
による腸溶性懸濁液で被覆する前に、プレコーチ
ングを必要とすることもある。水溶性ポリマー溶
液によるプレコーチングは粗面のコアに平滑な表
面を与える。これは縁部のチツピング及び錠剤摩
耗を阻止することにもなる。
詳細な説明
次の実施例によつて、本発明をさらに詳細に説
明する。
明する。
実施例 1
次の成分: g
ポリビニルアセテートフタレート(チタン添加)
75.10 ポリエチレングリコール3350 11.30 熱分解法シリカ 1.00 アルギン酸ナトリウム 1.50 FD&C YellowNo.6アルミニウム・レーキ 5.05 D&C YellowNo.10アルミニウム・レーキ 6.05 から成る乾燥混合物を、二重シエルブレンダー内
で成分が均一になるまで混合し、次にハンマーミ
ルに通して凝集物を分散させることによつて製造
する。
75.10 ポリエチレングリコール3350 11.30 熱分解法シリカ 1.00 アルギン酸ナトリウム 1.50 FD&C YellowNo.6アルミニウム・レーキ 5.05 D&C YellowNo.10アルミニウム・レーキ 6.05 から成る乾燥混合物を、二重シエルブレンダー内
で成分が均一になるまで混合し、次にハンマーミ
ルに通して凝集物を分散させることによつて製造
する。
高速度攪拌機を用いて、乾燥混合物15gを脱イ
オン化水85ml中に懸濁させる。1/2時間攪拌した
後に、濃水酸化アンモニウム溶液0.6gを懸濁液
に加える。さらに5分間攪拌した後に、コーチン
グ懸濁液は錠剤に塗布できる状態になる。
オン化水85ml中に懸濁させる。1/2時間攪拌した
後に、濃水酸化アンモニウム溶液0.6gを懸濁液
に加える。さらに5分間攪拌した後に、コーチン
グ懸濁液は錠剤に塗布できる状態になる。
実施例 2
実施例1の方法に従つて、乾燥混合物を製造す
る、但し、ポリエチレングリコール3350は11.30
gの代りに10gを用いる。
る、但し、ポリエチレングリコール3350は11.30
gの代りに10gを用いる。
実施例 3
実施例1に従つて乾燥混合物を製造する、但し
ポリエチレングリコール3350は11.30gの代りに
20gを用いる。
ポリエチレングリコール3350は11.30gの代りに
20gを用いる。
実施例 4
実施例1に従つて乾燥混合物を製造する、但し
ポリエチレングリコール3350の代りにポリエチレ
ングリコール8000 10gを用いる。
ポリエチレングリコール3350の代りにポリエチレ
ングリコール8000 10gを用いる。
実施例 5
実施例1に従つて乾燥混合物を製造する、但し
ポリエチレングリコール3350の代りにポリエチレ
ングリコール8000 17gを用いる。
ポリエチレングリコール3350の代りにポリエチレ
ングリコール8000 17gを用いる。
実施例 6
実施例1に従つて乾燥混合物を製造する、但し
熱分解法シリカは1.00gの代りに0.5gを用いる。
熱分解法シリカは1.00gの代りに0.5gを用いる。
実施例 7
実施例1に従つて乾燥混合物を製造する、但し
熱分解法シリカは1.00gの代りに1.5gを用いる。
熱分解法シリカは1.00gの代りに1.5gを用いる。
実施例 8
実施例1に従つて乾燥混合物を製造する、但し
アルギン酸ナトリウム1.50gの代りに、1.00gを
用いる。
アルギン酸ナトリウム1.50gの代りに、1.00gを
用いる。
実施例 9
実施例1に従つて乾燥混合物を製造する、但し
アルギン酸ナトリウムは1.50gの代りに、3.00g
を用いる。
アルギン酸ナトリウムは1.50gの代りに、3.00g
を用いる。
実施例 10
実施例1に従つて乾燥混合物を製造する、但し
ポリビニルアセテートフタレートは75.10gの代
りに70.00gを用いる。
ポリビニルアセテートフタレートは75.10gの代
りに70.00gを用いる。
実施例 11
実施例1に従つて乾燥混合物を製造する、但し
ポリビニルアセテートフタレートは75.10gの代
りに85.00gを用いる。
ポリビニルアセテートフタレートは75.10gの代
りに85.00gを用いる。
実施例 12
実施例1に従つて、乾燥混合物を製造する、但
し、アルギン酸ナトリウムの代りにメチルセルロ
ース1.00gを用いる。
し、アルギン酸ナトリウムの代りにメチルセルロ
ース1.00gを用いる。
実施例 13
実施例1に従つて乾燥混合物を製造する、但し
アルギン酸ナトリウムの代りにメチルセルロース
1.50gを用いる。
アルギン酸ナトリウムの代りにメチルセルロース
1.50gを用いる。
実施例 14
次の成分から成る乾燥混合物を製造する: g
ポリビニルアセテートフタレート 85.00
ポリエチレングリコール3350 12.00
熱分解法シリカ 1.30
アルギン酸ナトリウム 1.70
アルミニウム水分物 11.10
これらの成分を実施例1の方法に従つて混合し
て、透明なフイルムコーチングを製造した。
て、透明なフイルムコーチングを製造した。
実施例 15
次の成分から成る乾燥混合物を製造する: g
ポリビニルアセテートフタレート 72.50
ポリエチレングリコール3350 10.00
アルギン酸ナトリウム 1.50
FD&C YellowNo.16アルミニウム・レーキ
10.00 二酸化チタン 5.00 これらの成分を実施例1の方法に従つて混合す
る。
10.00 二酸化チタン 5.00 これらの成分を実施例1の方法に従つて混合す
る。
本発明による腸溶性コーチング懸濁液の性能
米国薬局方の改良腸溶性テスト方法を用いて、
本発明による腸溶性コーチング組成物によつて被
覆したアスピリン(500mg)錠剤(約6.5%w/w
のコーチング塗布)の腸溶効率を評価した。150
錠を改良分解テスター中で試験媒質として
0.1NHClを用いて37℃において4時間テストし
た。次に緩衝液(PH=6.8)中の分解時間も評価
した。
本発明による腸溶性コーチング組成物によつて被
覆したアスピリン(500mg)錠剤(約6.5%w/w
のコーチング塗布)の腸溶効率を評価した。150
錠を改良分解テスター中で試験媒質として
0.1NHClを用いて37℃において4時間テストし
た。次に緩衝液(PH=6.8)中の分解時間も評価
した。
結果は胃液内で一定時間分解に対して耐え得る
ことを示し、緩衝液中での分解時間は9〜12分間
であつた(コーチングを塗布しなかつたコアに対
しては1〜2分間)。
ことを示し、緩衝液中での分解時間は9〜12分間
であつた(コーチングを塗布しなかつたコアに対
しては1〜2分間)。
模擬胃液中での評価では、コーチングの若干の
軟化が観察されたので、この媒質中での8時間に
わたるアスピリン放出評価を、米国薬局方の溶解
装置(パツドル方法−100回転/分)を用いた実
施した。有機溶媒を用いて被覆されてある市販製
品の腸溶性コーチング・アスピリン錠剤との比較
を行つたが、結果はあらゆる場合に多くともわず
か1〜2mg(約0.1〜0.3%に相当)のアスピリン
がこの期間にコーチングを通して放出されること
を示し、この結果は満足すべきものであつた。
軟化が観察されたので、この媒質中での8時間に
わたるアスピリン放出評価を、米国薬局方の溶解
装置(パツドル方法−100回転/分)を用いた実
施した。有機溶媒を用いて被覆されてある市販製
品の腸溶性コーチング・アスピリン錠剤との比較
を行つたが、結果はあらゆる場合に多くともわず
か1〜2mg(約0.1〜0.3%に相当)のアスピリン
がこの期間にコーチングを通して放出されること
を示し、この結果は満足すべきものであつた。
本発明による腸溶性コーチングを塗布したアス
ピリン錠剤のテストは、このコーチングが模擬胃
液に対して4時間耐え、このコーチングを通して
アスピリンが1%浸透したにすぎないことを示し
た。
ピリン錠剤のテストは、このコーチングが模擬胃
液に対して4時間耐え、このコーチングを通して
アスピリンが1%浸透したにすぎないことを示し
た。
考 察
腸溶性コーチングの量は、錠剤のサイズ、重量
及び形状にも依存するが、腸溶成果を挙げるため
に、典型的には錠剤重量の5〜10%であつた。小
型錠剤は大型錠剤よりも多量(錠剤の重量%とし
て)の腸溶性コーチングを必要とする。
及び形状にも依存するが、腸溶成果を挙げるため
に、典型的には錠剤重量の5〜10%であつた。小
型錠剤は大型錠剤よりも多量(錠剤の重量%とし
て)の腸溶性コーチングを必要とする。
顔料を含まない透明なフイルムコーチングを得
るために、この乾燥粉末をコーチング組成物は、
アルミニウムレーキを形成する顔料の無色キヤリ
ヤであるアルミニウム水和物を含有する。このア
ルミニウム水和物はレーキ顔料の存在を模倣する
ものであり、透明なコーチング懸濁液のゲル温度
が35℃以下に低下するのを阻止する。コーチング
懸濁液に有色顔料を用いない場合には、コーチン
グ組成物のゲル温度が約35℃までに低下すること
が判明している。閉塞問題を避けるためには、顔
料粒子または水酸化アルミニウムのような透明な
粒子の量が、腸溶性乾燥粉末の少なくとも約4%
であるべきであり、好ましくは7.50%以上である
べきである。従つて、この問題を解決するため
に、無色レーキ顔料の代りにアルミニウム水和物
を用いることができる。
るために、この乾燥粉末をコーチング組成物は、
アルミニウムレーキを形成する顔料の無色キヤリ
ヤであるアルミニウム水和物を含有する。このア
ルミニウム水和物はレーキ顔料の存在を模倣する
ものであり、透明なコーチング懸濁液のゲル温度
が35℃以下に低下するのを阻止する。コーチング
懸濁液に有色顔料を用いない場合には、コーチン
グ組成物のゲル温度が約35℃までに低下すること
が判明している。閉塞問題を避けるためには、顔
料粒子または水酸化アルミニウムのような透明な
粒子の量が、腸溶性乾燥粉末の少なくとも約4%
であるべきであり、好ましくは7.50%以上である
べきである。従つて、この問題を解決するため
に、無色レーキ顔料の代りにアルミニウム水和物
を用いることができる。
本発明のコーチング分散系で塗布した錠剤は腸
溶性コーチングを有する。
溶性コーチングを有する。
アルギン酸ナトリウムは本発明のコーチング懸
濁液を濃厚な懸濁液にする。これはポリマーを含
めた固体物質の沈降を阻止するための懸濁剤とし
て作用する。塗布プロセスの初期段階では、本発
明によるコーチング懸濁液が、溶解から生ずる20
%溶解ポリマーを用いてフイルムを形成する。ポ
リマーは本質的に水に不溶であり、この約80%は
懸濁している。ポリマーの個々の粒子は軟化しな
ければならず、塗布プロセス中の温度及び可塑剤
の存在によつて軟化する。この塗布プロセスは溶
媒に溶解し、溶液から析出して錠剤上のフイルム
を形成しなければならないポリマーの塗布とは異
なる。本発明のコーチング懸濁液中のアルギン酸
塩の存在は、初期段階でフイルムに或る種の統合
性を与えるものである。アルギン酸塩は溶融プロ
セスが行われている間にフイルム粒子を錠剤に付
着させる。このように、アルギン酸塩は、懸濁剤
及びフイルム形成助剤としての2つの目的を果し
ている。
濁液を濃厚な懸濁液にする。これはポリマーを含
めた固体物質の沈降を阻止するための懸濁剤とし
て作用する。塗布プロセスの初期段階では、本発
明によるコーチング懸濁液が、溶解から生ずる20
%溶解ポリマーを用いてフイルムを形成する。ポ
リマーは本質的に水に不溶であり、この約80%は
懸濁している。ポリマーの個々の粒子は軟化しな
ければならず、塗布プロセス中の温度及び可塑剤
の存在によつて軟化する。この塗布プロセスは溶
媒に溶解し、溶液から析出して錠剤上のフイルム
を形成しなければならないポリマーの塗布とは異
なる。本発明のコーチング懸濁液中のアルギン酸
塩の存在は、初期段階でフイルムに或る種の統合
性を与えるものである。アルギン酸塩は溶融プロ
セスが行われている間にフイルム粒子を錠剤に付
着させる。このように、アルギン酸塩は、懸濁剤
及びフイルム形成助剤としての2つの目的を果し
ている。
腸溶性コーチング水性懸濁液を製造する場合に
冷水を用いることが、今までに示唆されている。
コーチング懸濁液を製造する時に水を10〜20℃に
維持しても、ポリマーが早期に凝集して、ライン
及びスプレーノズルを閉塞させる危険が、特に生
産規模で錠剤を塗布する場合に、まだ存在する。
これが生ずると、スプレーノズルが閉塞されて、
コーチング懸濁液が供給ラインを通つてポンプま
で逆流し、全てがポリマーによつて閉塞されるこ
とになる。コーチング懸濁液が顔料または水酸化
アンモニウムを含まない場合には、ポリマーの凝
集及び融解が35℃以下、約27〜30℃において生ず
る。有機溶媒のコーチング溶液の場合には、ポリ
マー粒子が懸濁ではなく溶解しているので、これ
は生じない。
冷水を用いることが、今までに示唆されている。
コーチング懸濁液を製造する時に水を10〜20℃に
維持しても、ポリマーが早期に凝集して、ライン
及びスプレーノズルを閉塞させる危険が、特に生
産規模で錠剤を塗布する場合に、まだ存在する。
これが生ずると、スプレーノズルが閉塞されて、
コーチング懸濁液が供給ラインを通つてポンプま
で逆流し、全てがポリマーによつて閉塞されるこ
とになる。コーチング懸濁液が顔料または水酸化
アンモニウムを含まない場合には、ポリマーの凝
集及び融解が35℃以下、約27〜30℃において生ず
る。有機溶媒のコーチング溶液の場合には、ポリ
マー粒子が懸濁ではなく溶解しているので、これ
は生じない。
水性コーチング懸濁液に界面活性剤を加えるこ
とによつて、この凝集温度を若干高めることが可
能であるが、閉塞のないスプレーフイルムコーチ
ングを保証するほどではない。しかし、アルカリ
好ましくは水酸化アンモニウムを30%水溶液とし
てコーチング懸濁液に、乾燥粉末100gにつき水
酸化アンモニウム8.0mlまでの量で加えることは、
凝集が生ずる温度を60℃以上にまで、少なくとも
30℃の安全限界にまで高めることになる。凝集温
度またはゲル温度を約60℃に高めるこの水酸化ア
ンモニウム溶液量はポリマー粒子の全てを完全に
溶解するには不充分であり、PVAP粒子の約20%
のみを溶解させるにすぎない。溶液中にこの20%
のPVAP粒子は非溶解PVAP粒子に対して保護コ
ロイドとして使用して、ポリマー粒子の凝集及び
スプレーライン及びスプレーガンの閉塞を阻止
し、溶液に多すぎるPVAPが存在することによる
粘着性コーチング生成を阻止する。溶液中に
PVAP粒子がこの20%量で存在することは、コー
チングの良好な腸溶性を保証し、コーチングは胃
液中で膨潤して胃内で破裂することにはならな
い。溶解するPVAPが多くなればなるほど、凝集
温度は高くなるが、溶解PVAPの割合が高くなる
とまた別の問題が生ずることになる。このため、
PVAPの約20〜40%の範囲である、PVAPの一部
のみをコーチング懸濁液に溶解させる。
とによつて、この凝集温度を若干高めることが可
能であるが、閉塞のないスプレーフイルムコーチ
ングを保証するほどではない。しかし、アルカリ
好ましくは水酸化アンモニウムを30%水溶液とし
てコーチング懸濁液に、乾燥粉末100gにつき水
酸化アンモニウム8.0mlまでの量で加えることは、
凝集が生ずる温度を60℃以上にまで、少なくとも
30℃の安全限界にまで高めることになる。凝集温
度またはゲル温度を約60℃に高めるこの水酸化ア
ンモニウム溶液量はポリマー粒子の全てを完全に
溶解するには不充分であり、PVAP粒子の約20%
のみを溶解させるにすぎない。溶液中にこの20%
のPVAP粒子は非溶解PVAP粒子に対して保護コ
ロイドとして使用して、ポリマー粒子の凝集及び
スプレーライン及びスプレーガンの閉塞を阻止
し、溶液に多すぎるPVAPが存在することによる
粘着性コーチング生成を阻止する。溶液中に
PVAP粒子がこの20%量で存在することは、コー
チングの良好な腸溶性を保証し、コーチングは胃
液中で膨潤して胃内で破裂することにはならな
い。溶解するPVAPが多くなればなるほど、凝集
温度は高くなるが、溶解PVAPの割合が高くなる
とまた別の問題が生ずることになる。このため、
PVAPの約20〜40%の範囲である、PVAPの一部
のみをコーチング懸濁液に溶解させる。
このコーチング懸濁液に対して水酸化アンモニ
ウムを好ましくは、コーチング懸濁液中の固体
100gにつき約8.00ml〜4.00mlの範囲で添加する。
水酸化アンモニウムの添加量が8.00mlより多くな
ると、コーチングは粘着性になり始め、約4.00ml
より少ないと、コーチング組成物のゲル温度がス
プレー装置の閉塞を確実に避け得る程に高くない
ことになる。コーチング粉末100gにつき水酸化
アンモニウム溶液2.00mlを添加すると、凝集温度
を約35〜40℃に高めることができるが、これによ
つては、凝集温度を約60℃に高める水酸化アンモ
ニウム溶液4.00ml添加によつて得られる30℃安全
緩衝作用が照られない。
ウムを好ましくは、コーチング懸濁液中の固体
100gにつき約8.00ml〜4.00mlの範囲で添加する。
水酸化アンモニウムの添加量が8.00mlより多くな
ると、コーチングは粘着性になり始め、約4.00ml
より少ないと、コーチング組成物のゲル温度がス
プレー装置の閉塞を確実に避け得る程に高くない
ことになる。コーチング粉末100gにつき水酸化
アンモニウム溶液2.00mlを添加すると、凝集温度
を約35〜40℃に高めることができるが、これによ
つては、凝集温度を約60℃に高める水酸化アンモ
ニウム溶液4.00ml添加によつて得られる30℃安全
緩衝作用が照られない。
水酸化アンモニウム溶液をコーチング懸濁液に
添加する代りに、炭酸ナトリウムまたは炭酸水素
ナトリウムのような安定なアルカリを、水酸化ア
ンモニウム溶液の添加量に等しい量で、コーチン
グ乾燥粉末に加えることができる。しかし、貯蔵
中にコーチング乾燥粉末の若干のケーキ化が生ず
ることがある。このコーチング懸濁液のゲル温度
は水酸化アンモニウム溶液を用いて形成したコー
チング懸濁液のゲル温度ほど高くないため、得ら
れるコーチングは腸溶性コーチングとしてあまり
適切ではない。
添加する代りに、炭酸ナトリウムまたは炭酸水素
ナトリウムのような安定なアルカリを、水酸化ア
ンモニウム溶液の添加量に等しい量で、コーチン
グ乾燥粉末に加えることができる。しかし、貯蔵
中にコーチング乾燥粉末の若干のケーキ化が生ず
ることがある。このコーチング懸濁液のゲル温度
は水酸化アンモニウム溶液を用いて形成したコー
チング懸濁液のゲル温度ほど高くないため、得ら
れるコーチングは腸溶性コーチングとしてあまり
適切ではない。
この明細書と請求の範囲で用いる「顔料」なる
用語は、透明コーチング粉末及び透明な腸溶性コ
ーチング懸濁液を製造するためにFD&Cレーキ
の代りに用いる、水酸化アルミニウムのような透
明な「顔料」をも含むものである。
用語は、透明コーチング粉末及び透明な腸溶性コ
ーチング懸濁液を製造するためにFD&Cレーキ
の代りに用いる、水酸化アルミニウムのような透
明な「顔料」をも含むものである。
本発明の腸溶性コーチング粉末の利点は、これ
を顧客のところに運搬して、顧客がこの粉末に水
とアンモニアのみを加えて腸溶性コーチング懸濁
液を製造できることである。顧客がポリマー溶液
を製造して、これに顔料分散系を混合すること
は、もはや必要ではない。腸溶性フイルム・コー
チング懸濁液は、1回の混合作業のみによつて製
造される。
を顧客のところに運搬して、顧客がこの粉末に水
とアンモニアのみを加えて腸溶性コーチング懸濁
液を製造できることである。顧客がポリマー溶液
を製造して、これに顔料分散系を混合すること
は、もはや必要ではない。腸溶性フイルム・コー
チング懸濁液は、1回の混合作業のみによつて製
造される。
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Cited By (1)
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| JP2010514912A (ja) * | 2007-01-05 | 2010-05-06 | チバ ホールディング インコーポレーテッド | 有機顔料とヒュームドシリカとの共粉砕 |
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