JPH0550596B2 - - Google Patents
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- JPH0550596B2 JPH0550596B2 JP8808784A JP8808784A JPH0550596B2 JP H0550596 B2 JPH0550596 B2 JP H0550596B2 JP 8808784 A JP8808784 A JP 8808784A JP 8808784 A JP8808784 A JP 8808784A JP H0550596 B2 JPH0550596 B2 JP H0550596B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- oil
- pump
- wheel drive
- cam ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は差動ポンプに関し、前輪および後輪を
同一のエンジンで駆動するための駆動連結装置に
用いて好適の、ギヤ一体型差動ポンプに関する。
同一のエンジンで駆動するための駆動連結装置に
用いて好適の、ギヤ一体型差動ポンプに関する。
前輪および後輪を同一のエンジンで駆動する4
輪駆動(4WD)車においては、前輪および後輪
のタイヤの有効半径に多少の相違があつたり、旋
回走行における車輪のころがり経路の違いからタ
イヤにすべりを伴い駆動系に無理な力が作用する
ためこれを防止する手段を設ける必要がある。
輪駆動(4WD)車においては、前輪および後輪
のタイヤの有効半径に多少の相違があつたり、旋
回走行における車輪のころがり経路の違いからタ
イヤにすべりを伴い駆動系に無理な力が作用する
ためこれを防止する手段を設ける必要がある。
このため従来より、フルタイム4輪駆動車では
前輪に駆動力を伝達する第1の回転軸と後輪に駆
動力を伝達する第2の回転軸との間に回転速度差
が生じても駆動力を伝達できるようにセンタデフ
と称する差動装置が用いられており、重量、大き
さおよびコストの面からパートタイム4輪駆動車
に比べて不利であるとともに差動回転が可能であ
ることから4輪駆動を必要とするときに4輪駆動
が達成できない場合があり、デフロツク機構を必
要とする等装置の一層複雑化を招いてしまう。
前輪に駆動力を伝達する第1の回転軸と後輪に駆
動力を伝達する第2の回転軸との間に回転速度差
が生じても駆動力を伝達できるようにセンタデフ
と称する差動装置が用いられており、重量、大き
さおよびコストの面からパートタイム4輪駆動車
に比べて不利であるとともに差動回転が可能であ
ることから4輪駆動を必要とするときに4輪駆動
が達成できない場合があり、デフロツク機構を必
要とする等装置の一層複雑化を招いてしまう。
一方、パートタイム4輪駆動車にあつてはセン
タデフを設置しないものが多く、旋回走行により
生ずるタイトコーナブレーキング現象等4輪駆動
による不具合がある場合には運転者による操作で
2輪駆動とするよう構成されており、運転操作が
煩雑となる欠点がある。
タデフを設置しないものが多く、旋回走行により
生ずるタイトコーナブレーキング現象等4輪駆動
による不具合がある場合には運転者による操作で
2輪駆動とするよう構成されており、運転操作が
煩雑となる欠点がある。
そこで、第1の回転軸と第2の回転軸との間に
相互に駆動力を伝達しうる差動ポンプ式連結機構
をそなえた4輪駆動用駆動連結装置を装備するこ
とが考えられる。この場合において、差動ポンプ
式連結機構をT/Mケース内に装備すると動力伝
達上また設置スペース上好適である。
相互に駆動力を伝達しうる差動ポンプ式連結機構
をそなえた4輪駆動用駆動連結装置を装備するこ
とが考えられる。この場合において、差動ポンプ
式連結機構をT/Mケース内に装備すると動力伝
達上また設置スペース上好適である。
ところで、このような差動ポンプ式連結装置の
配設状態による場合においては、駆動力を差動ポ
ンプ式連結装置に伝達する伝達要素(連結部)も
T/Mケース内に配設する必要があり、そのレイ
アウト上自由度が小さくなるとともに差動ポンプ
式連結装置をコンパクトに形成できず、T/Mケ
ースを大きく形成しなげればならないという問題
点がある。
配設状態による場合においては、駆動力を差動ポ
ンプ式連結装置に伝達する伝達要素(連結部)も
T/Mケース内に配設する必要があり、そのレイ
アウト上自由度が小さくなるとともに差動ポンプ
式連結装置をコンパクトに形成できず、T/Mケ
ースを大きく形成しなげればならないという問題
点がある。
本発明は、このような問題点を解決しようとす
るもので、差動ポンプ式連結装置への駆動力伝達
を簡素な連結部により行なえるようにした、ギヤ
一体型差動ポンプを提供することを目的とする。
るもので、差動ポンプ式連結装置への駆動力伝達
を簡素な連結部により行なえるようにした、ギヤ
一体型差動ポンプを提供することを目的とする。
このため、本発明のギヤ一体型差動ポンプは、
ポンプ本体と同ポンプ本体の内部に装着された差
動回転部材とからなる差動ポンプにおいて、上記
ポンプ本体に回動力を伝達すべく、同ポンプ本体
の外周に、駆動用ギヤと噛み合うギヤ部が形成さ
れていることを特徴としている。
ポンプ本体と同ポンプ本体の内部に装着された差
動回転部材とからなる差動ポンプにおいて、上記
ポンプ本体に回動力を伝達すべく、同ポンプ本体
の外周に、駆動用ギヤと噛み合うギヤ部が形成さ
れていることを特徴としている。
上述のような構成により、ポンプへの駆動力伝
達が直接行なわれるようになり、従来要していた
伝達要素が不必要になつて、差動ポンプを装備し
た差動ポンプ式連結装置がコンパクトに形成され
る。
達が直接行なわれるようになり、従来要していた
伝達要素が不必要になつて、差動ポンプを装備し
た差動ポンプ式連結装置がコンパクトに形成され
る。
以下、図面により本発明の実施例について説明
すると、第1〜13図は本発明の一実施例として
のギヤ一体型差動ポンプをそなえた4輪駆動用駆
動連結装置を示すもので、第1図はその要部縦断
面図、第2図はその全体構成図、第3図はその要
部構成模式図、第4図a,bはそれぞれその差動
を示す模式図、第5図は第1図の−矢視断面
図、第6図はその油圧回路模式図、第7図a,
b,cおよび第8図はそれぞれそのスプライン部
係合状態を示す模式図、第9図a,b,cはそれ
ぞれそのスプライン部係合状態を示すもので、第
9図aはその縦断面図、第9図bはそのロータシ
ヤフト平面図、第9図cはその係合状態を示す模
式図であり、第10図a,b,cはそれぞれの弁
押し上げ用油圧回路を示す模式図であり、第11
図はその作動油供給路の変形例を示す要部縦断面
図、第12図はその作動油供給路の他の変形例を
示す要部縦断面図、第13図はその全体構成の変
形例を示す模式図である。
すると、第1〜13図は本発明の一実施例として
のギヤ一体型差動ポンプをそなえた4輪駆動用駆
動連結装置を示すもので、第1図はその要部縦断
面図、第2図はその全体構成図、第3図はその要
部構成模式図、第4図a,bはそれぞれその差動
を示す模式図、第5図は第1図の−矢視断面
図、第6図はその油圧回路模式図、第7図a,
b,cおよび第8図はそれぞれそのスプライン部
係合状態を示す模式図、第9図a,b,cはそれ
ぞれそのスプライン部係合状態を示すもので、第
9図aはその縦断面図、第9図bはそのロータシ
ヤフト平面図、第9図cはその係合状態を示す模
式図であり、第10図a,b,cはそれぞれの弁
押し上げ用油圧回路を示す模式図であり、第11
図はその作動油供給路の変形例を示す要部縦断面
図、第12図はその作動油供給路の他の変形例を
示す要部縦断面図、第13図はその全体構成の変
形例を示す模式図である。
第1,2図に示すように、横置されたエンジン
1に変速機2が連結され、その出力軸3に連結さ
れた4速カウンタギヤ4から駆動力が取り出され
て、ベーンポンプ型連結機構としてのギヤ一体型
作動ポンプ置本体13に、その外周に形成された
第1の連結部としてのギヤ部20aを介して伝達
されるようになつている。
1に変速機2が連結され、その出力軸3に連結さ
れた4速カウンタギヤ4から駆動力が取り出され
て、ベーンポンプ型連結機構としてのギヤ一体型
作動ポンプ置本体13に、その外周に形成された
第1の連結部としてのギヤ部20aを介して伝達
されるようになつている。
このギヤ一体型作動ポンプ置本体13を経由し
た駆動力は、第2の連結部としての回転軸14に
伝達されるようになつており、回転取出方向を変
換する歯車機構15を介して後輪16用の差動装
置17に駆動力が伝達され、後輪16を駆動す
る。
た駆動力は、第2の連結部としての回転軸14に
伝達されるようになつており、回転取出方向を変
換する歯車機構15を介して後輪16用の差動装
置17に駆動力が伝達され、後輪16を駆動す
る。
このギヤ一体型差動ポンプ置本体13は、第1
〜3図に示すように、油圧ポンプ(油圧式連結機
構)としてのベーンポンプVPとこれに付属する
油圧回路21とで構成されており、ベーンポンプ
VPのカムリング20が、前輪9に第1の回転軸
11および差動装置10を介して連結されるとと
もに、ロータ19が、後輪16に駆動力を伝達す
る第2の回転軸14に連結されている。
〜3図に示すように、油圧ポンプ(油圧式連結機
構)としてのベーンポンプVPとこれに付属する
油圧回路21とで構成されており、ベーンポンプ
VPのカムリング20が、前輪9に第1の回転軸
11および差動装置10を介して連結されるとと
もに、ロータ19が、後輪16に駆動力を伝達す
る第2の回転軸14に連結されている。
この油圧ポンプとしてのベーンポンプVPには、
第5図に示すように、そのロータ19の外周部1
9aに、多数(ここでは、10個)の孔部19bが
周方向の等間隔に形成されていて、この多数の孔
部19bのそれぞれには、カムリング部20の内
周面20dに摺接しうるベーン18が嵌挿されて
いる。
第5図に示すように、そのロータ19の外周部1
9aに、多数(ここでは、10個)の孔部19bが
周方向の等間隔に形成されていて、この多数の孔
部19bのそれぞれには、カムリング部20の内
周面20dに摺接しうるベーン18が嵌挿されて
いる。
また、ベーンポンプVPは、その回転数に比例
した油量を吐出するものであり、ロータ19とカ
ムリング20との間の相対回転、すなわち、第1
の連結部としてのギヤ部11と第2の連結部とし
ての回転軸14との間に相対回転が生ずると、ポ
ンプ室36a,36b,36c内に油圧を発生さ
せるようになつている。
した油量を吐出するものであり、ロータ19とカ
ムリング20との間の相対回転、すなわち、第1
の連結部としてのギヤ部11と第2の連結部とし
ての回転軸14との間に相対回転が生ずると、ポ
ンプ室36a,36b,36c内に油圧を発生さ
せるようになつている。
すなわち、ベーンポンプVPの吐出口(カムリ
ング20に対するベーン18の相対的回転先端の
吸込吐出口22a,23a,24aまたは22
b,23b,24b)を塞ぐことにより、油を介
してその静圧でロータ19とカムリング20とが
剛体のようになつて一体に回転されるようになつ
ている。
ング20に対するベーン18の相対的回転先端の
吸込吐出口22a,23a,24aまたは22
b,23b,24b)を塞ぐことにより、油を介
してその静圧でロータ19とカムリング20とが
剛体のようになつて一体に回転されるようになつ
ている。
このため、カムリング20の内側が3角形類似
形状に形成されて、カムリング内周面20dとロ
ータ19との間の3角形頂部付近に3つのポンプ
室36a,36b,36cが形成されている。ま
た、回転方向基端側に位置したとき吸込口となり
先端側に位置したとき吐出口となる6個の吸込吐
出口22a,22b,23a,23b,24a,
24bがロータ19に側方から係合するカバー5
1における、ポンプ室36a,36b,36cそ
れぞれの両端部に対向する位置に形成されてい
る。
形状に形成されて、カムリング内周面20dとロ
ータ19との間の3角形頂部付近に3つのポンプ
室36a,36b,36cが形成されている。ま
た、回転方向基端側に位置したとき吸込口となり
先端側に位置したとき吐出口となる6個の吸込吐
出口22a,22b,23a,23b,24a,
24bがロータ19に側方から係合するカバー5
1における、ポンプ室36a,36b,36cそ
れぞれの両端部に対向する位置に形成されてい
る。
そして、それぞれ同時に吸込口または吐出口に
なる吸込吐出口22a,23a,24aが第2油
路27により連通しており、同時に吸込口または
吐出口になる吸込吐出口22b,23b,24b
が第1油路26により連通している。
なる吸込吐出口22a,23a,24aが第2油
路27により連通しており、同時に吸込口または
吐出口になる吸込吐出口22b,23b,24b
が第1油路26により連通している。
また、第1油路26と第2油路27との間に、
第1油路26から第2油路27への所要圧以上の
流れを許容するリリーフ弁33と、第2油路27
から第1油路26への所要圧以上の流れを許容す
るリリーフ弁31とが介装されている。
第1油路26から第2油路27への所要圧以上の
流れを許容するリリーフ弁33と、第2油路27
から第1油路26への所要圧以上の流れを許容す
るリリーフ弁31とが介装されている。
そして、第1油路26、第2油路27は、オイ
ル溜30からの流れのみを許容するチエツク弁2
9,28を介してオイル溜30に連結されてい
る。
ル溜30からの流れのみを許容するチエツク弁2
9,28を介してオイル溜30に連結されてい
る。
このような油圧回路21とすることで、ロータ
19とカムリング20との相対回転方向によら
ず、常に吐出圧がリリーフ弁31,33の弁体に
作用し、オイル溜30が吸込口と連通することに
なる。
19とカムリング20との相対回転方向によら
ず、常に吐出圧がリリーフ弁31,33の弁体に
作用し、オイル溜30が吸込口と連通することに
なる。
そして、4輪駆動用連結装置本体13は第1図
に示すように形成されており、変速機2の下部に
配設されている。
に示すように形成されており、変速機2の下部に
配設されている。
ベーンポンプVPは、ロータ19とカムリング
20と、ロータ19およびカムリング20の一端
面に係合するカバー51と、ロータ19およびカ
ムリング20の他端面に係合するプレツシヤリテ
ーナ41と、カバー51とプレツシヤリテーナ4
1とともにボルト48によりカムリング20に締
めつけられてカムリング20の駆動力を伝達する
フランジ45とにより構成されている。
20と、ロータ19およびカムリング20の一端
面に係合するカバー51と、ロータ19およびカ
ムリング20の他端面に係合するプレツシヤリテ
ーナ41と、カバー51とプレツシヤリテーナ4
1とともにボルト48によりカムリング20に締
めつけられてカムリング20の駆動力を伝達する
フランジ45とにより構成されている。
すなわち、カムリング20、カバー51および
プレツシヤリテーナ41により形成される空間内
に、ロータ19が配設されており、ロータ19両
端面はカバー51およびプレツシヤリテーナ41
端面に摺接するようになつている。
プレツシヤリテーナ41により形成される空間内
に、ロータ19が配設されており、ロータ19両
端面はカバー51およびプレツシヤリテーナ41
端面に摺接するようになつている。
ロータ19は、スプライン57を介して後輪駆
動軸43に連結されており、ロータ19の回動力
が後輪駆動軸43を通じて出力もしくは入力され
るようになつている。
動軸43に連結されており、ロータ19の回動力
が後輪駆動軸43を通じて出力もしくは入力され
るようになつている。
後輪駆動軸43は、その先端部をカバー51中
央部に形成された貫通孔51aに挿入されてお
り、後輪駆動軸43と貫通孔51aとの間にはブ
ツシング52が介装されて、後輪駆動軸43がカ
バー51に相対回動可能に支持されるとともに、
カバー51内が液密に保たれるようになつてい
る。
央部に形成された貫通孔51aに挿入されてお
り、後輪駆動軸43と貫通孔51aとの間にはブ
ツシング52が介装されて、後輪駆動軸43がカ
バー51に相対回動可能に支持されるとともに、
カバー51内が液密に保たれるようになつてい
る。
カバー51はケーシング2aに、ベアリング5
9を介して回動可能に支持されている。
9を介して回動可能に支持されている。
また、後輪駆動軸43はプレツシヤリテーナ4
1中央部に形成された貫通孔41aを通じて外部
へ延在しており、貫通孔41aと後輪駆動軸43
との間にはブツシング56が介装されて、プレツ
シヤテーナ41は後輪駆動軸43に相対回動可能
に装着されるとともに、プレツシヤリテーナ41
内が液一に保たれるようになつている。
1中央部に形成された貫通孔41aを通じて外部
へ延在しており、貫通孔41aと後輪駆動軸43
との間にはブツシング56が介装されて、プレツ
シヤテーナ41は後輪駆動軸43に相対回動可能
に装着されるとともに、プレツシヤリテーナ41
内が液一に保たれるようになつている。
プレツシヤリテーナ41は、ボルト48により
締め付け固定されるフランジ45およびベアリン
グ60a,60bを介してケーシング2aに回動
可能に支持されている。
締め付け固定されるフランジ45およびベアリン
グ60a,60bを介してケーシング2aに回動
可能に支持されている。
カバー51には、貫通孔51a内の後輪駆動軸
43先端より外側部にナイロン製のネツト等で形
成されたフイルター54およびマグネツト55が
装着されており、貫通孔51a先端から流入する
差動油中に含まれるきよう雑物を除去できるよう
になつている。
43先端より外側部にナイロン製のネツト等で形
成されたフイルター54およびマグネツト55が
装着されており、貫通孔51a先端から流入する
差動油中に含まれるきよう雑物を除去できるよう
になつている。
貫通孔51aに対向する変速機2のケーシング
2aには、オイルガイド53が取り付けられてい
る。
2aには、オイルガイド53が取り付けられてい
る。
オイルガイド53は、立方体を対角線に沿いほ
ぼ半割りした形状に形成され、その先端が貫通孔
51a内に延在しており、ケーシング2a内壁に
沿い落下する作動油をその内部に収集して案内
し、貫通孔51a内へ供給できるようになつてい
る。
ぼ半割りした形状に形成され、その先端が貫通孔
51a内に延在しており、ケーシング2a内壁に
沿い落下する作動油をその内部に収集して案内
し、貫通孔51a内へ供給できるようになつてい
る。
カバー51には、後輪駆動軸43先端位置より
前方の貫通孔51a側壁に開口し、ロータ19側
のカバー51外周側へ向け昇傾斜するように形成
された作動油供給路35が設けられており、油圧
回路21に連通するようになつている。
前方の貫通孔51a側壁に開口し、ロータ19側
のカバー51外周側へ向け昇傾斜するように形成
された作動油供給路35が設けられており、油圧
回路21に連通するようになつている。
作動油供給路35の油圧回路21との連結部に
は、作動油供給路35先端からロータ19側の貫
通孔51a側へ向け延在し、貫通孔51a内のブ
ツシング52装着部に開口する連通路35aが形
成され、連通路35a末端に球状弁体29bが配
設されて、チエツク弁29が形成されている。
は、作動油供給路35先端からロータ19側の貫
通孔51a側へ向け延在し、貫通孔51a内のブ
ツシング52装着部に開口する連通路35aが形
成され、連通路35a末端に球状弁体29bが配
設されて、チエツク弁29が形成されている。
これにより、作動油が、作動油供給路35から
貫通孔51aのブツシング52装着部を介してカ
ムリング20内へ供給されるとともに、カムリン
グ20内からの逆流が防止されるようになつてい
る。
貫通孔51aのブツシング52装着部を介してカ
ムリング20内へ供給されるとともに、カムリン
グ20内からの逆流が防止されるようになつてい
る。
また、作動油供給路35、連通路35a、チエ
ツク弁29と同様の構成で、貫通孔51aの他の
位置に作動油供給路35′、連通路35′aおよび
チエツク弁28が設けられている(第3,6図参
照) カバー51内において、油圧回路21は、第6
図のa部(カバー部分)およびb部(縦断面図)
に示すように形成されている。
ツク弁29と同様の構成で、貫通孔51aの他の
位置に作動油供給路35′、連通路35′aおよび
チエツク弁28が設けられている(第3,6図参
照) カバー51内において、油圧回路21は、第6
図のa部(カバー部分)およびb部(縦断面図)
に示すように形成されている。
すなわち、ロータ19のカムリング20に対す
る相対回転方向に応じて同時に吐出口または吸込
口になる吸込吐出口22b,23b,24b、リ
リーフ弁33先端部33aおよびリリーフ弁31
末端部31bを連結する第1油路26が形成され
ており、連通路35a、作動油供給路35を通じ
て貫通孔51aに連通している。
る相対回転方向に応じて同時に吐出口または吸込
口になる吸込吐出口22b,23b,24b、リ
リーフ弁33先端部33aおよびリリーフ弁31
末端部31bを連結する第1油路26が形成され
ており、連通路35a、作動油供給路35を通じ
て貫通孔51aに連通している。
また、吸込吐出口22aに貫通孔51aを連通
する作動油供給路35′、連通路35′aが形成さ
れている。
する作動油供給路35′、連通路35′aが形成さ
れている。
一方、プレツシヤリテーナ41内には、第6図
c部(プレツシヤリテーナ部分)およびb部に示
すように、吸込吐出口22a,23a,24aお
よびリリーフ弁33の末端部33b、リリーフ弁
31の先端部31aを連結する第2油路27が形
成されており、第2油路27は、吸込吐出口22
aおよびカムリング20内のポンプ室36aを通
じて連通路35′a、作動油供給路35′および貫
通孔51aに連通している。
c部(プレツシヤリテーナ部分)およびb部に示
すように、吸込吐出口22a,23a,24aお
よびリリーフ弁33の末端部33b、リリーフ弁
31の先端部31aを連結する第2油路27が形
成されており、第2油路27は、吸込吐出口22
aおよびカムリング20内のポンプ室36aを通
じて連通路35′a、作動油供給路35′および貫
通孔51aに連通している。
そして、第1油路26と第2油路27とは、カ
バー51からカムリング20内部を通じプレツシ
ヤリテーナ41にかけて形成されたリリーフ弁3
1およびリリーフ弁33により連結されている。
バー51からカムリング20内部を通じプレツシ
ヤリテーナ41にかけて形成されたリリーフ弁3
1およびリリーフ弁33により連結されている。
リリーフ弁31内には、先端部31a側に配設
された球状弁体がスプリング32により付勢され
ており、第2油路27から第1油路26への所要
圧以上の作動油の流れのみを許容するようになつ
ている。
された球状弁体がスプリング32により付勢され
ており、第2油路27から第1油路26への所要
圧以上の作動油の流れのみを許容するようになつ
ている。
リリーフ弁33内には、先端部33a側に配設
された球状弁体がスプリング34により付勢され
ており、第1油路26から第2油路27の所要圧
以上の作動油の流れのみを許容するようになつて
いる。
された球状弁体がスプリング34により付勢され
ており、第1油路26から第2油路27の所要圧
以上の作動油の流れのみを許容するようになつて
いる。
このような構成により、第3図に示す油圧回路
が形成されている。
が形成されている。
ところで、第2油路27は、プレツシヤリテー
ナ41外周に形成された環状溝27aと、プレツ
シヤリテーナ41外周に嵌合するフランジ45の
内周面とにより形成されている。
ナ41外周に形成された環状溝27aと、プレツ
シヤリテーナ41外周に嵌合するフランジ45の
内周面とにより形成されている。
このような油路は、従来長いドリル穴を各方向
から形成してそのドリル穴を連結し、メクラ栓を
嵌めこんで形成するという、困難な製造工程によ
つていたが、上述のような構造に形成することに
より、油路が容易に製造できるようになる。
から形成してそのドリル穴を連結し、メクラ栓を
嵌めこんで形成するという、困難な製造工程によ
つていたが、上述のような構造に形成することに
より、油路が容易に製造できるようになる。
さらに、第10図a,b,cに示すように、弁
押し上げ用油圧回路50が、プレツシヤリテーナ
41、カバー51およびロータ19において形成
されている。
押し上げ用油圧回路50が、プレツシヤリテーナ
41、カバー51およびロータ19において形成
されている。
すなわち、ロータ19において、ベーン18を
嵌挿される孔部19b末端部に、ロータ19両側
に貫通する弁押し上げ用油圧通路50aが形成さ
れており、弁押し上げ用油圧通路50a内に油圧
を供給されることによりベーン18が押上げられ
て、ベーン18先端が孔部19bに確実に摺接す
るようになつている。
嵌挿される孔部19b末端部に、ロータ19両側
に貫通する弁押し上げ用油圧通路50aが形成さ
れており、弁押し上げ用油圧通路50a内に油圧
を供給されることによりベーン18が押上げられ
て、ベーン18先端が孔部19bに確実に摺接す
るようになつている。
弁押し上げ用油圧通路50aは、ロータ19両
側端面に形成された環状凹部50b,50cに連
結されており、環状凹部50bの対向する位置にお
けるプレツシヤリテーナ41には連通路50dが
開口している。
側端面に形成された環状凹部50b,50cに連
結されており、環状凹部50bの対向する位置にお
けるプレツシヤリテーナ41には連通路50dが
開口している。
また、環状凹部50cの対向する位置における
カバー51には、連通路50eが開口している。
カバー51には、連通路50eが開口している。
連通路50d,50eは、それぞれ環状凹部5
0b,50c位置から第2油路27,26に向け
外周側へ傾斜するように延在して形成されてお
り、そのそれぞれにチエツク弁50f,50gが
介装されている。
0b,50c位置から第2油路27,26に向け
外周側へ傾斜するように延在して形成されてお
り、そのそれぞれにチエツク弁50f,50gが
介装されている。
チエツク弁50f,50gは球状弁体で形成さ
れており、連通路50d,50eが外周側へ延在
して形成されているため、プレツシヤリテーナ4
1、カバー51の回転に起因する遠心力により、
球状弁体のそれぞれが弁座に押し付けられて、通
常閉状態が保たれるようになつている。
れており、連通路50d,50eが外周側へ延在
して形成されているため、プレツシヤリテーナ4
1、カバー51の回転に起因する遠心力により、
球状弁体のそれぞれが弁座に押し付けられて、通
常閉状態が保たれるようになつている。
これにより、弁押し上げ用油圧通路50aへ
は、第1油路26および第2油路27の、より圧
力の高い方から油圧が供給されるようになつてい
る。
は、第1油路26および第2油路27の、より圧
力の高い方から油圧が供給されるようになつてい
る。
すなわち、第1油路26および第2油路27
は、カムリング20とロータ19との相対回転の
方向により、一方が吸込側になり他方が吐出側に
なるが、弁押し上げ用油圧通路50aへは、第1
油路26、第2油路27の吐出側から常に油圧が
供給されるようになつており、前輪側と後輪側と
のいずれの回転速度が速くても、常時ベーン18
がカムリング20の内周面20dに押し付けられ
るようになつている。
は、カムリング20とロータ19との相対回転の
方向により、一方が吸込側になり他方が吐出側に
なるが、弁押し上げ用油圧通路50aへは、第1
油路26、第2油路27の吐出側から常に油圧が
供給されるようになつており、前輪側と後輪側と
のいずれの回転速度が速くても、常時ベーン18
がカムリング20の内周面20dに押し付けられ
るようになつている。
ところで、プレツシヤリテーナ41は、ロータ
19外周およびベーン18先端部位置より外周側
へ延在し、カムリング20外周位置に至つてお
り、その外周部が、フランジ45、カバー51お
よびボルト48によるカムリング20の締付け固
定とともに締め付けられるようになつている。
19外周およびベーン18先端部位置より外周側
へ延在し、カムリング20外周位置に至つてお
り、その外周部が、フランジ45、カバー51お
よびボルト48によるカムリング20の締付け固
定とともに締め付けられるようになつている。
従来、一般のベーンポンプにおいて、プレツシ
ヤリテーナ41は第14図に示すように、ベーン
ポンプ内に装着され、カムリング20の内周側に
その外周部が係合するようになつている。
ヤリテーナ41は第14図に示すように、ベーン
ポンプ内に装着され、カムリング20の内周側に
その外周部が係合するようになつている。
そして、プレツシヤリテーナ41の外周より外
側で、後輪駆動軸43とカムリング20とがボル
トにより締め付けられている。
側で、後輪駆動軸43とカムリング20とがボル
トにより締め付けられている。
また、プレツシヤリテーナ41は、運転初期の
側面圧確保のためスプリングSによりカムリング
20へ向け付勢されている。
側面圧確保のためスプリングSによりカムリング
20へ向け付勢されている。
ところが、本発明のごとく、変速機2内にベー
ンポンプVPを設置する場合には、ベーンポンプ
VPはその外径を極力コンパクトにする必要があ
る。
ンポンプVPを設置する場合には、ベーンポンプ
VPはその外径を極力コンパクトにする必要があ
る。
すなわち、フランジ45とカムリング20とを
締めつけるボルト48を従来通りに配設しながら
ベーンポンプVPをコンパクトにするには、第5
図に示すように、カムリング20の内周面20d
側へ向けボルト48を寄せる必要があるが、この
場合には、第5図に鎖線で示すように、プレツシ
ヤリテーナ41とカムリング20との係合面積が
小さくなるとともに、フランジ45とカムリング
20との係合部がプレツシヤリテーナ41ととも
に3面合わせとなり、固定面積が小さくなるため
好ましくない。
締めつけるボルト48を従来通りに配設しながら
ベーンポンプVPをコンパクトにするには、第5
図に示すように、カムリング20の内周面20d
側へ向けボルト48を寄せる必要があるが、この
場合には、第5図に鎖線で示すように、プレツシ
ヤリテーナ41とカムリング20との係合面積が
小さくなるとともに、フランジ45とカムリング
20との係合部がプレツシヤリテーナ41ととも
に3面合わせとなり、固定面積が小さくなるため
好ましくない。
しかし、上述のようにプレツシヤリテーナ41
の外周部をカムリング20外周部まで延在し、フ
ランジ45とカムリング20とプレツシヤリテー
ナ41とを共締め構造にすることにより、固定面
積を大きくできるとともに十分な側面圧確保のた
めの位置保持を行なえる。
の外周部をカムリング20外周部まで延在し、フ
ランジ45とカムリング20とプレツシヤリテー
ナ41とを共締め構造にすることにより、固定面
積を大きくできるとともに十分な側面圧確保のた
めの位置保持を行なえる。
このようにして、ベーンポンプVPがコンパク
トで、大容量のポンプとして形成されている。
トで、大容量のポンプとして形成されている。
ところで、ポンプ本体としてのカムリング20
外周部には、第5図に示すように、ギヤ部20a
が形成されており、第2図に示すように4速カウ
ンタギヤ4に歯合している。
外周部には、第5図に示すように、ギヤ部20a
が形成されており、第2図に示すように4速カウ
ンタギヤ4に歯合している。
すなわち、ポンプ本体への回動力(前輪または
前輪および後輪の駆動力)が、4速カウンタギヤ
4および連結部としてのギヤ部20aを介して伝
達されるようになつている。
前輪および後輪の駆動力)が、4速カウンタギヤ
4および連結部としてのギヤ部20aを介して伝
達されるようになつている。
カムリング20は、ベーン18の摺動により摩
耗しないように、耐摩耗性を有する部材、例えば
浸炭鋼で形成されている。
耗しないように、耐摩耗性を有する部材、例えば
浸炭鋼で形成されている。
そして、ギヤ部20aと噛み合う4速カウンタ
ギヤ4も同様な部材、例えば浸炭鋼で形成されて
いるので、ギヤ部20aは、4速カウンタギヤ4
との歯合による摩耗を防止され、他に同様な部材
による連結部を形成するのに比べて合理的であ
る。
ギヤ4も同様な部材、例えば浸炭鋼で形成されて
いるので、ギヤ部20aは、4速カウンタギヤ4
との歯合による摩耗を防止され、他に同様な部材
による連結部を形成するのに比べて合理的であ
る。
また、ギヤ部11とカムリング20とは同心に
形成されなければならないが、カムリング20の
内周面20dを基準にすればギヤ加工は可能であ
り、製造上も問題がない。
形成されなければならないが、カムリング20の
内周面20dを基準にすればギヤ加工は可能であ
り、製造上も問題がない。
このように、カムリング20を連結部としての
ギヤ部20aと共用することにより、多数の部材
が省略される。
ギヤ部20aと共用することにより、多数の部材
が省略される。
例えば、第13図は、カムリング20とギヤ部
20aとを共用しない場合の4駆動連結装置の構
成例を示しているが、アイドルギヤ5、ギヤ6、
ギヤ7、中間伝達軸8およびギヤ12は、本実施
例のようにカムリング20とギヤ部20aとを共
用する場合には不要となる。
20aとを共用しない場合の4駆動連結装置の構
成例を示しているが、アイドルギヤ5、ギヤ6、
ギヤ7、中間伝達軸8およびギヤ12は、本実施
例のようにカムリング20とギヤ部20aとを共
用する場合には不要となる。
なお、ギヤ部20aは、耐摩耗性を必要とする
という材質的な問題により多少の問題はあるが、
カバー51またはプレツシヤリテーナ41の外周
部に形成するようにしてもよい。
という材質的な問題により多少の問題はあるが、
カバー51またはプレツシヤリテーナ41の外周
部に形成するようにしてもよい。
すなわち、カバー51およびプレツシヤリテー
ナ41は、FC材や焼結材等により形成されてい
るので、耐摩耗性の面で問題があり、カバー51
およびプレツシヤリテーナ41を浸炭鋼等で形成
した場合には、ロータ19との摺動面における耐
焼付性の面で問題がある。
ナ41は、FC材や焼結材等により形成されてい
るので、耐摩耗性の面で問題があり、カバー51
およびプレツシヤリテーナ41を浸炭鋼等で形成
した場合には、ロータ19との摺動面における耐
焼付性の面で問題がある。
しかしながら、カバー51およびプレツシヤリ
テーナ41を浸炭鋼等の耐摩耗部材で形成し、ロ
ータ19との摺動面にパーコリユーブライト等の
処理を施して潤滑性を良くすることにより、上述
の問題点が解決され、カバー51またはプレツシ
ヤリテーナ41に駆動力伝達部としての外周ギヤ
部20aを形成できるようになる。
テーナ41を浸炭鋼等の耐摩耗部材で形成し、ロ
ータ19との摺動面にパーコリユーブライト等の
処理を施して潤滑性を良くすることにより、上述
の問題点が解決され、カバー51またはプレツシ
ヤリテーナ41に駆動力伝達部としての外周ギヤ
部20aを形成できるようになる。
また、上述のような構造は、通常のベーンポン
プではカムリング等がケーシング内に収容されて
いるため、形成することができない。
プではカムリング等がケーシング内に収容されて
いるため、形成することができない。
このようにして、4輪駆動用連結装置本体13
がシンプルかつコンパクトに形成されている。
がシンプルかつコンパクトに形成されている。
一方、ロータ19は後輪駆動軸43にスプライ
ン57を介して装着されており、ロータ19の回
動力の入力および出力がスプライン57により伝
達されるようになつている。
ン57を介して装着されており、ロータ19の回
動力の入力および出力がスプライン57により伝
達されるようになつている。
スプライン57は、ロータ19の幅方向におけ
る中央部に、ロータ19の幅より短く形成されて
おり、スプライン57とロータ19との駆動力伝
達が、ロータ19とプレツシヤリテーナ41、カ
バー51との焼付を発生させることなく行なわれ
るようになつている。
る中央部に、ロータ19の幅より短く形成されて
おり、スプライン57とロータ19との駆動力伝
達が、ロータ19とプレツシヤリテーナ41、カ
バー51との焼付を発生させることなく行なわれ
るようになつている。
すなわち、ロータ19の幅が大きいベーンポン
プの場合、ロータ19を後輪駆動軸43に対し正
確な直角方向になるように装着することが困難と
なり、ロータ19端面とプレツシヤリテーナ41
またはカバー51の端面との間で焼付くことがあ
る。
プの場合、ロータ19を後輪駆動軸43に対し正
確な直角方向になるように装着することが困難と
なり、ロータ19端面とプレツシヤリテーナ41
またはカバー51の端面との間で焼付くことがあ
る。
これは、ロータ19が傾いて装着されているた
め、端面間の一部に局部的な力が作用し、油膜が
切れるためと考えられる。
め、端面間の一部に局部的な力が作用し、油膜が
切れるためと考えられる。
この現象は、スプライン57の幅を小さくする
ことで解決される。
ことで解決される。
すなわち、第7図a〜cに示すように、ロータ
19が後輪駆動軸43に対し傾いて装着されてい
る場合において、ロータ19幅方向のプレツシヤ
リテーナ41、カバー51とのクリアランスが最
小限になつているとする。
19が後輪駆動軸43に対し傾いて装着されてい
る場合において、ロータ19幅方向のプレツシヤ
リテーナ41、カバー51とのクリアランスが最
小限になつているとする。
この場合に、ロータ19および後輪駆動軸43
が回転すると、ロータ19にはスプライン57に
おける点A,A′を介してトルクが伝達されるよ
うになる。
が回転すると、ロータ19にはスプライン57に
おける点A,A′を介してトルクが伝達されるよ
うになる。
したがつて、点A,A′に作用する力はロータ
19にアンバランスな力として作用し、点B,
B′においてプレツシヤリテーナ41、カバー5
1を強く押すようになり、油膜が切れて焼付くの
である。
19にアンバランスな力として作用し、点B,
B′においてプレツシヤリテーナ41、カバー5
1を強く押すようになり、油膜が切れて焼付くの
である。
なお、第7図cにおいて、実線はロータ19が
後輪駆動軸43に対して傾いている場合における
係合状態を示し、鎖線は、ロータ19が後輪駆動
軸43に対して傾いていない場合における係合状
態を示している。
後輪駆動軸43に対して傾いている場合における
係合状態を示し、鎖線は、ロータ19が後輪駆動
軸43に対して傾いていない場合における係合状
態を示している。
傾いていない場合、ロータ19とスプライン5
7とは線接触になるが、傾いている場合は点A,
A′における点接触となる。
7とは線接触になるが、傾いている場合は点A,
A′における点接触となる。
ところが、スプライン57の長手方向の幅lを
小さくすれば、点A,A′が幅方向中心に近づき、
アンバランスの度合が弱まつて、焼付きが防止さ
れるのである。
小さくすれば、点A,A′が幅方向中心に近づき、
アンバランスの度合が弱まつて、焼付きが防止さ
れるのである。
そして、第8図に示すように、スプライン57
がロータ19の幅方向から偏位(長さa)するよ
うにして、ロータ19がスプライン57に装着さ
れた場合には、アンバランス力Fが作用した場合
に、スプライン57の長手方向中心が偏位してい
るため、スプライン57に対し、アンバランスF
はロータ19を傾けるモーメントとして作用す
る。
がロータ19の幅方向から偏位(長さa)するよ
うにして、ロータ19がスプライン57に装着さ
れた場合には、アンバランス力Fが作用した場合
に、スプライン57の長手方向中心が偏位してい
るため、スプライン57に対し、アンバランスF
はロータ19を傾けるモーメントとして作用す
る。
これは、スプライン57の長手方向中心の偏位
aを0にすることにより解決され、ロータ19を
傾けるモーメントが作用しなくなつて、ロータ1
9とプレツシヤリテーナ41、カバー51との焼
付きが防止されるのである。
aを0にすることにより解決され、ロータ19を
傾けるモーメントが作用しなくなつて、ロータ1
9とプレツシヤリテーナ41、カバー51との焼
付きが防止されるのである。
なお、上記のアンバランス力Fは、ロータ19
自体のアンバランスおよび偏心、油圧の漏れ等に
よるロータ19へのアンバランス力等により発生
する。
自体のアンバランスおよび偏心、油圧の漏れ等に
よるロータ19へのアンバランス力等により発生
する。
上述のような理由により、スプライン57がロ
ータ19方向中央部に短く形成されて、ロータ1
9とプレツシヤリテーナ41、カバー51との焼
付きが防止されるようになつている。
ータ19方向中央部に短く形成されて、ロータ1
9とプレツシヤリテーナ41、カバー51との焼
付きが防止されるようになつている。
また、スプライン57を第9図a〜cに示すよ
うに、ロータ幅方向にクラウニングすることによ
り、スプライン57とロータ19との係合点はさ
らにその中心に近付く。
うに、ロータ幅方向にクラウニングすることによ
り、スプライン57とロータ19との係合点はさ
らにその中心に近付く。
すなわち、スプライン57の長手方向における
中央部を、第9図b,cに示すように、膨らむよ
うに形成することにより、スプライン57とロー
タ19との係合点A,A′が幅方向中心点に接近
し、これによりロータ19の後輪駆動軸43に対
する傾きに起因するプレツシヤリテーナ41、カ
バー51への押圧力が軽減される。
中央部を、第9図b,cに示すように、膨らむよ
うに形成することにより、スプライン57とロー
タ19との係合点A,A′が幅方向中心点に接近
し、これによりロータ19の後輪駆動軸43に対
する傾きに起因するプレツシヤリテーナ41、カ
バー51への押圧力が軽減される。
また、スプライン57の膨んで形成された中央
部が全体的にロータ19との係合部に係合するよ
うになり、スプライン57における面圧分布も改
良される。
部が全体的にロータ19との係合部に係合するよ
うになり、スプライン57における面圧分布も改
良される。
このようなスプライン57の加工は、ロートフ
ローと称する加工機により行なわれる。
ローと称する加工機により行なわれる。
また、特殊ホブ盤による追い込み量の調整によ
り加工することもできる。
り加工することもできる。
なお、上述のスプライン57におけるクラウニ
ングは、前述のごとく短く形成されないスプライ
ン57に施してもよく、短く形成されたスプライ
ン57に施してもよい。
ングは、前述のごとく短く形成されないスプライ
ン57に施してもよく、短く形成されたスプライ
ン57に施してもよい。
ところで、ベーンポンプVPへ作動油を供給す
る作動油供給路35,35′は、第11図に示す
ように形成してもよい。
る作動油供給路35,35′は、第11図に示す
ように形成してもよい。
すなわち、作動油供給路35,35′がカバー
51内のロータ19側外周方向へ傾斜して延材
し、第1油路26に達するようになつている。
51内のロータ19側外周方向へ傾斜して延材
し、第1油路26に達するようになつている。
これにより、カバー51の回転に起因する遠心
力が作用して、作動油は第1油路26内および吸
込吐出口22a内へ十分に供給される。
力が作用して、作動油は第1油路26内および吸
込吐出口22a内へ十分に供給される。
また、この構造は一種の遠心分離機であるた
め、空気は貫通孔51a中央側へ寄せられて作動
油供給路35,35′には吸込まれない。
め、空気は貫通孔51a中央側へ寄せられて作動
油供給路35,35′には吸込まれない。
また、カバー51、貫通孔51aおよび作動油
供給路35,35′は、第12図に示すように形
成してもよい。
供給路35,35′は、第12図に示すように形
成してもよい。
すなわち、後輪駆動軸43先端部に、その先端
に開口し、第1油路26位置へ延在する作動油供
給路35″が形成されるとともに、作動油供給路
35″を第1油路26へ連通させる連通路35″a
が形成されている。
に開口し、第1油路26位置へ延在する作動油供
給路35″が形成されるとともに、作動油供給路
35″を第1油路26へ連通させる連通路35″a
が形成されている。
これにより、後輪駆動軸43の回転による遠心
力が作動油に作用して、第1油路26内へ十分に
作動油が供給されるようになつている。
力が作動油に作用して、第1油路26内へ十分に
作動油が供給されるようになつている。
また、連通路35″aの後輪駆動軸43周面に
開口する部分には、ブツシング52が延在しない
ようになつており、スプライン57部とブツシン
グ52端面との間にリング状の油路が形成され
て、第1油路26の他、吸込吐出口22aへも作
動油が供給されるようになつている。
開口する部分には、ブツシング52が延在しない
ようになつており、スプライン57部とブツシン
グ52端面との間にリング状の油路が形成され
て、第1油路26の他、吸込吐出口22aへも作
動油が供給されるようになつている。
そして、スプライン57およびブツシング52
へも作動油が潤滑油として供給されるようになつ
ている。
へも作動油が潤滑油として供給されるようになつ
ている。
本発明のギヤ一体型差動ポンプを装備した4輪
駆動用駆動連結装置は上述のごとく構成されてい
るので、車両の通常の直進状態では、前輪9と後
輪16とのタイヤの有効半径が同一で、タイヤの
スリツプ回転速度が少ないことから、4輪駆動用
駆動連結装置本体13に接続する第1の回転軸1
1と第2の回転軸14との間に回転速度差が生じ
ない。
駆動用駆動連結装置は上述のごとく構成されてい
るので、車両の通常の直進状態では、前輪9と後
輪16とのタイヤの有効半径が同一で、タイヤの
スリツプ回転速度が少ないことから、4輪駆動用
駆動連結装置本体13に接続する第1の回転軸1
1と第2の回転軸14との間に回転速度差が生じ
ない。
したがつて、ベーンポンプVPでは油圧の発生
はなく、後輪16に駆動力が伝達されず、前輪9
のみによる前輪駆動となる。
はなく、後輪16に駆動力が伝達されず、前輪9
のみによる前輪駆動となる。
しかし、直進状態において、車両の直進加速時
のように大きなスリツプがなくても、通常前輪9
が約1%以内でスリツプするので、これによる回
転速度差が第1の回転軸11と第2の回転軸14
との間に生じると、ベーンポンプVPが機能して
この回転速度に応じた油圧が発生し、ロータ19
とカムリング部20aとが一体になつて回転し、
この油圧とベーンの受圧面積とに対応した駆動力
が後輪16に伝達されて4輪駆動状態になる。
のように大きなスリツプがなくても、通常前輪9
が約1%以内でスリツプするので、これによる回
転速度差が第1の回転軸11と第2の回転軸14
との間に生じると、ベーンポンプVPが機能して
この回転速度に応じた油圧が発生し、ロータ19
とカムリング部20aとが一体になつて回転し、
この油圧とベーンの受圧面積とに対応した駆動力
が後輪16に伝達されて4輪駆動状態になる。
この場合、相対的にロータ19が回転するため
ベーンポンプVPにおける油の流れは、第4図a
に示すように吸込吐出口22b,23b,24b
が吸込口となつてチエツク弁29を介してオイル
溜30から油が吸込まれる一方、吸込吐出口22
a,23a,24aが吐出口となつて第1油路2
6を通じ作動油が供給され、第2油路27を通じ
作動油が排出されて、リリーフ弁31に油が導か
れる。
ベーンポンプVPにおける油の流れは、第4図a
に示すように吸込吐出口22b,23b,24b
が吸込口となつてチエツク弁29を介してオイル
溜30から油が吸込まれる一方、吸込吐出口22
a,23a,24aが吐出口となつて第1油路2
6を通じ作動油が供給され、第2油路27を通じ
作動油が排出されて、リリーフ弁31に油が導か
れる。
なお、第4図a,b中、実線矢印は吐出油の流
れを示しており、破線矢印は吸込油の流れを示し
ている。
れを示しており、破線矢印は吸込油の流れを示し
ている。
次に、後輪16の回転速度に比べ前輪9の回転
速度が非常に大きくなる場合、例えば雪路での前
輪のスリツプ時や急加速時あるいはブレーキ時の
後輪がロツク気味となる場合には、4輪駆動用駆
動連結装置本体13に接続する第1の回転軸11
と第2の回転軸14との間の回転速度差が非常に
大きくなる。
速度が非常に大きくなる場合、例えば雪路での前
輪のスリツプ時や急加速時あるいはブレーキ時の
後輪がロツク気味となる場合には、4輪駆動用駆
動連結装置本体13に接続する第1の回転軸11
と第2の回転軸14との間の回転速度差が非常に
大きくなる。
これにより、ベーンポンプVPでは、第4図a
に示す状態の油の流れが生じて大きな油圧が発生
するが、所定値を超えると、リリーフ弁31がス
プリング34に抗して開き吐出圧がほぼ一定に制
御され、後輪16に一定の吐出圧に対応した一定
の駆動力が伝達された4輪駆動状態となる。
に示す状態の油の流れが生じて大きな油圧が発生
するが、所定値を超えると、リリーフ弁31がス
プリング34に抗して開き吐出圧がほぼ一定に制
御され、後輪16に一定の吐出圧に対応した一定
の駆動力が伝達された4輪駆動状態となる。
そして、前輪9の回転速度が減少するととも
に、後輪16の回転速度が増大することとなり回
転速度差を縮小(ノンスリツプデフと同一機能)
するようになる。
に、後輪16の回転速度が増大することとなり回
転速度差を縮小(ノンスリツプデフと同一機能)
するようになる。
このように、前輪9のスリツプ状態では後輪1
6への駆動トルクが増大されて走行不能となるこ
とを回避できるとともに、後輪16がロツク気味
の場合には、前輪9のブレーキトルクを増大して
後輪16のロツクを防止する。
6への駆動トルクが増大されて走行不能となるこ
とを回避できるとともに、後輪16がロツク気味
の場合には、前輪9のブレーキトルクを増大して
後輪16のロツクを防止する。
一方、前輪9の回転速度に比べ後輪16の回転
速度が非常に大きくなる場合、例えば前輪9のブ
レーキ状態でロツク気味となる場合では、4輪駆
動用駆動連結装置本体13に接続する第1の回転
軸11と第2の回転軸14との間に、上述とは逆
方向に非常に大きな回転速度差が生じる。
速度が非常に大きくなる場合、例えば前輪9のブ
レーキ状態でロツク気味となる場合では、4輪駆
動用駆動連結装置本体13に接続する第1の回転
軸11と第2の回転軸14との間に、上述とは逆
方向に非常に大きな回転速度差が生じる。
これにより、ベーンポンプVPでは、第4図a
に示す油の流れと逆方向の油の流れが生じ、第4
図bに示すように、吸込吐出口22a,23a,
24aが吸込口となり、チエツク弁28を介して
オイル溜30から油が吸込まれる一方、吸込吐出
口22b,23b,24bが吐出口となり、第2
油路27を通じ作動油が供給され、第1油路26
を通じ作動油が吐出されて、リリーフ弁33に作
動油が導かれる。この油圧もリリーフ弁33によ
り一定に保持され一定の駆動力が後輪16に伝達
されて4輪駆動状態となる。
に示す油の流れと逆方向の油の流れが生じ、第4
図bに示すように、吸込吐出口22a,23a,
24aが吸込口となり、チエツク弁28を介して
オイル溜30から油が吸込まれる一方、吸込吐出
口22b,23b,24bが吐出口となり、第2
油路27を通じ作動油が供給され、第1油路26
を通じ作動油が吐出されて、リリーフ弁33に作
動油が導かれる。この油圧もリリーフ弁33によ
り一定に保持され一定の駆動力が後輪16に伝達
されて4輪駆動状態となる。
そして、後輪16へのブレーキトルクを増大し
て前輪9のロツクを防止する。
て前輪9のロツクを防止する。
また、通常の旋回走行時には、前輪9の回転速
度が後輪16の回転速度よりわずかに大きく、前
輪9にブレーキトルクが作用し、後輪16に駆動
トルクが作用した4輪駆動状態となつて旋回走行
がなされる。
度が後輪16の回転速度よりわずかに大きく、前
輪9にブレーキトルクが作用し、後輪16に駆動
トルクが作用した4輪駆動状態となつて旋回走行
がなされる。
このように、4輪駆動用駆動連結装置本体13
で吐出圧をリリーフ弁31,33により一定値以
上とならないように制御することで、従来パート
タイム4輪駆動車で4駆動状態を必要とする場合
には運転者の操作が必要であつたものが、自動的
に4輪駆動と2輪駆動との切換が行なわれるとと
もに前輪9と後輪16との回転速度差に応じた駆
動力による4輪駆動状態が得られる。
で吐出圧をリリーフ弁31,33により一定値以
上とならないように制御することで、従来パート
タイム4輪駆動車で4駆動状態を必要とする場合
には運転者の操作が必要であつたものが、自動的
に4輪駆動と2輪駆動との切換が行なわれるとと
もに前輪9と後輪16との回転速度差に応じた駆
動力による4輪駆動状態が得られる。
また、従来のフルタイム4輪駆動車では必ず装
備されていたセンタデフに比べ、本装置では、小
型コンパクト化をはかることができるとともに重
量軽減もはかれ、コスト低減ともなる。
備されていたセンタデフに比べ、本装置では、小
型コンパクト化をはかることができるとともに重
量軽減もはかれ、コスト低減ともなる。
ところで、作動油は、変速機2のケーシング2
a下部に4輪駆動用連結装置本体13下半部が浸
る程度に滞留するように供給されて、カムリング
20の回転により跳ね上げるはねかけ給油が行な
われ、各部の潤滑を行なうとともに、ベーンポン
プVP内に貫通抗51aを通じて供給される。
a下部に4輪駆動用連結装置本体13下半部が浸
る程度に滞留するように供給されて、カムリング
20の回転により跳ね上げるはねかけ給油が行な
われ、各部の潤滑を行なうとともに、ベーンポン
プVP内に貫通抗51aを通じて供給される。
すなわち、作動油は、ケーシング2a壁面を伝
つてオイルガイド53に達し、オイルガイド53
において収集されてオイルガイド53先端から貫
通孔51a内に供給される。
つてオイルガイド53に達し、オイルガイド53
において収集されてオイルガイド53先端から貫
通孔51a内に供給される。
そして、作動油は作動油供給路35,35′、
連通路35a,35′aを通じ、第1油路26、
吸込吐出口22aおよびブツシング52へ供給さ
れる。
連通路35a,35′aを通じ、第1油路26、
吸込吐出口22aおよびブツシング52へ供給さ
れる。
このように、作動油がオイルガイド53により
収集されるので、オイルレベルが貫通孔51aの
位置より下がつても、貫通孔51aには常に作動
油が供給される。
収集されるので、オイルレベルが貫通孔51aの
位置より下がつても、貫通孔51aには常に作動
油が供給される。
そして、作動油供給路35,35′が傾斜して
形成されているので、十分な量の作動油が遠心力
により油圧回路21を構成する第1油路26へ供
給される。
形成されているので、十分な量の作動油が遠心力
により油圧回路21を構成する第1油路26へ供
給される。
また、貫通孔51aの回転により作動油が遠心
力により吸い込まれるので、空気は貫通孔51a
先端中央部へ導かれ、作動油に混入することはな
い。
力により吸い込まれるので、空気は貫通孔51a
先端中央部へ導かれ、作動油に混入することはな
い。
そして、作動油は、チエツク弁28,29によ
り逆流を防止されながら、第1油路26、吸込吐
出口22a、スプライン57部へ供給される。
り逆流を防止されながら、第1油路26、吸込吐
出口22a、スプライン57部へ供給される。
作動油は、カバー51に形成された第1油路2
6を通じ、吸込吐出口22b,23b,24bお
よびリリーフ弁33の先端部33aへ導かれるか
または、吸込吐出口22a、第2油路27を通
じ、吸込吐出口23a,24aおよびリリーフ弁
31の先端部31aに導かれる。
6を通じ、吸込吐出口22b,23b,24bお
よびリリーフ弁33の先端部33aへ導かれるか
または、吸込吐出口22a、第2油路27を通
じ、吸込吐出口23a,24aおよびリリーフ弁
31の先端部31aに導かれる。
第1油路26または第2油路27から供給され
た作動油は、ロータ19とカムリング20との相
対回転により、ポンプ室36a,36b,36c
において加圧され、第2油路27または第1油路
26へそれぞれ吐出される。
た作動油は、ロータ19とカムリング20との相
対回転により、ポンプ室36a,36b,36c
において加圧され、第2油路27または第1油路
26へそれぞれ吐出される。
この場合において、第1油路26または第2油
路27の吐出側に相当する側からチエツク弁50
gまたはチエツク弁50fを通じ、連通路50
d、環状凹部50b、弁押し上げ用油圧通路50
a、環状凹部50c、連通路50e内に加圧され
た作動油が供給され、ベーン18が上方に押し上
げられる。
路27の吐出側に相当する側からチエツク弁50
gまたはチエツク弁50fを通じ、連通路50
d、環状凹部50b、弁押し上げ用油圧通路50
a、環状凹部50c、連通路50e内に加圧され
た作動油が供給され、ベーン18が上方に押し上
げられる。
これにより、ベーン18先端がカムリング20
の内周面20dに常時摺接係合し、ポンプ室36
a,36b,36c内における加圧が確実に行な
われる。
の内周面20dに常時摺接係合し、ポンプ室36
a,36b,36c内における加圧が確実に行な
われる。
ところで、加圧作動を行なうためのロータ19
とカムリング20との回転に際し、ロータ19の
幅方向中央部に短く形成されたスプライン57に
よりロータ19から後輪駆動軸43へ駆動力が入
力もしくは出力されるため、後輪駆動軸43への
ロータ19の組み込み時に、後輪駆動軸43とロ
ータ19との直角が正確に出なかつた場合であつ
ても、ロータ19端面とプレツシヤリテーナ4
1、カバー51端面との摺接状態が良好に保たれ
る。
とカムリング20との回転に際し、ロータ19の
幅方向中央部に短く形成されたスプライン57に
よりロータ19から後輪駆動軸43へ駆動力が入
力もしくは出力されるため、後輪駆動軸43への
ロータ19の組み込み時に、後輪駆動軸43とロ
ータ19との直角が正確に出なかつた場合であつ
ても、ロータ19端面とプレツシヤリテーナ4
1、カバー51端面との摺接状態が良好に保たれ
る。
すなわち、第7図a〜cに示されるような点
A,A′が中央側に寄り、ロータ19を傾けるモ
ーメントが低減されて、ロータ19両端面におけ
る局部的な油膜の切れが防止されるのである。
A,A′が中央側に寄り、ロータ19を傾けるモ
ーメントが低減されて、ロータ19両端面におけ
る局部的な油膜の切れが防止されるのである。
また、スプライン57を第9図a,b,cに示
すように形成した場合には、点A,A′がさらに
中央に寄るようになり、ロータ19両端面におけ
る局部的な油膜の切れが、さらに確実に防止され
るようになる。
すように形成した場合には、点A,A′がさらに
中央に寄るようになり、ロータ19両端面におけ
る局部的な油膜の切れが、さらに確実に防止され
るようになる。
そして、カムリング20外周部には、4速カウ
ンタギヤ4と歯合する外周ギヤ部20aがカムリ
ング20と一体に形成されているため、ベーンポ
ンプVPに駆動力を伝達すべく、4速カウンタギ
ヤ4からカムリング20へ至る経路中に必要とさ
れていた駆動力の伝達手段、例えば、第13図に
おけるアイドルギヤ5、ギヤ6,7、中間伝達軸
8およびギヤ12が不必要になる。
ンタギヤ4と歯合する外周ギヤ部20aがカムリ
ング20と一体に形成されているため、ベーンポ
ンプVPに駆動力を伝達すべく、4速カウンタギ
ヤ4からカムリング20へ至る経路中に必要とさ
れていた駆動力の伝達手段、例えば、第13図に
おけるアイドルギヤ5、ギヤ6,7、中間伝達軸
8およびギヤ12が不必要になる。
これにより、前輪側への駆動力は、カムリング
20、プレツシヤリテーナ41、フランジ45お
よび前輪駆動軸44を通じ差動装置10へ伝達さ
れる。
20、プレツシヤリテーナ41、フランジ45お
よび前輪駆動軸44を通じ差動装置10へ伝達さ
れる。
また、後輪側への駆動力は、ロータ19、フラ
ンジ45、後輪駆動軸43(第2の回転軸14)
を通じ差動装置17へ伝達される。
ンジ45、後輪駆動軸43(第2の回転軸14)
を通じ差動装置17へ伝達される。
さらに、プレツシヤリテーナ41は、カムリン
グ20外周部まで延在して形成されており、ボル
ト48により、カムリング20とともに、フラン
ジ45、カバー51により挟まれて締めつけられ
る。
グ20外周部まで延在して形成されており、ボル
ト48により、カムリング20とともに、フラン
ジ45、カバー51により挟まれて締めつけられ
る。
これにより、プレツシヤリテーナ41とカムリ
ング20との固定面積を十分に確保しながらベン
ポンプVPがコンパクトに形成される。
ング20との固定面積を十分に確保しながらベン
ポンプVPがコンパクトに形成される。
すなわち、プレツシヤテリーナ41の固定面積
が十分に確保されるので、プレツシヤリテーナ4
1とカムリング20との間の液密性が保持され、
ベーンポンプVPが大容量でコンパクトに形成さ
れるとともに、プレツシヤリテーナ41の押付け
スプリングが不要になる。
が十分に確保されるので、プレツシヤリテーナ4
1とカムリング20との間の液密性が保持され、
ベーンポンプVPが大容量でコンパクトに形成さ
れるとともに、プレツシヤリテーナ41の押付け
スプリングが不要になる。
ところで、4輪駆動連結装置本体13の製造に
際しては、プレツシヤリテーナ41における第2
油路27は、プレツシヤリテーナ41外周に形成
された環状溝27aと、フランジ45内周面とに
より形成されるため、容易に製作される。
際しては、プレツシヤリテーナ41における第2
油路27は、プレツシヤリテーナ41外周に形成
された環状溝27aと、フランジ45内周面とに
より形成されるため、容易に製作される。
そして、ベーンポンプVPへの作動油の供給部
を第11図に示すように形成した場合には、作動
油が、第1油路26に直線的に連通する作動油供
給路35,35′に沿い、遠心力により十分に第
1油路26および吸込吐出口22aに供給され
る。
を第11図に示すように形成した場合には、作動
油が、第1油路26に直線的に連通する作動油供
給路35,35′に沿い、遠心力により十分に第
1油路26および吸込吐出口22aに供給され
る。
また、ベーンポンプVPへの作動油の供給部
(補給部)を第12図に示すように形成した場合
には、作動油が、後輪駆動軸43先端部に形成さ
れた作動油供給路35″および連通路35″aを通
じ、後輪駆動軸43の回転による遠心力により十
分に第1油路26、スプライン57およびブツシ
ング52へ供給される。
(補給部)を第12図に示すように形成した場合
には、作動油が、後輪駆動軸43先端部に形成さ
れた作動油供給路35″および連通路35″aを通
じ、後輪駆動軸43の回転による遠心力により十
分に第1油路26、スプライン57およびブツシ
ング52へ供給される。
これにより、作動油が常に補給され、所要のポ
ンプ特性が良好に保たれる。
ンプ特性が良好に保たれる。
また、オイルレベルを下げても所要量の作動油
が補給されるようになるので、オイルレベルを下
げることができるようになり、カムリング20に
よるオイルの攪拌抵抗を低減しうるようになる。
が補給されるようになるので、オイルレベルを下
げることができるようになり、カムリング20に
よるオイルの攪拌抵抗を低減しうるようになる。
そして、本実施例によれば、前輪と後輪との差
回転が許容されるので、パートタイム4輪駆動車
のタイトコーナブレーキング現象などの不具合や
運転操作の煩雑さを解消できる。
回転が許容されるので、パートタイム4輪駆動車
のタイトコーナブレーキング現象などの不具合や
運転操作の煩雑さを解消できる。
さらに、第1の回転軸と第2の回転軸との間
で、速く回つている方から遅く回つている方へ力
が伝達されるので、前輪ないし後輪の一方が過回
転することはなくなり、ホイルスピンを確実に防
止でき、車両の安全性に寄与しうる。
で、速く回つている方から遅く回つている方へ力
が伝達されるので、前輪ないし後輪の一方が過回
転することはなくなり、ホイルスピンを確実に防
止でき、車両の安全性に寄与しうる。
また、フルタイム4輪駆動車に、従来装備され
ていたセンタデフに比べ、小型・軽量とすること
ができ、低コスト化にも寄与しうる。
ていたセンタデフに比べ、小型・軽量とすること
ができ、低コスト化にも寄与しうる。
以上詳述したように、本発明のギヤ一体型差動
ポンプによれば、ポンプ本体と同ポンプ本体の内
部に装着された差動回転部材とからなる差動ポン
プにおいて、上記ポンプ本体に回動力を伝達すべ
く、同ポンプ本体の外周に、駆動用ギヤと噛み合
うギヤ部が形成されているという簡素な構成で、
次のような効果ないし利点を得ることができる。
ポンプによれば、ポンプ本体と同ポンプ本体の内
部に装着された差動回転部材とからなる差動ポン
プにおいて、上記ポンプ本体に回動力を伝達すべ
く、同ポンプ本体の外周に、駆動用ギヤと噛み合
うギヤ部が形成されているという簡素な構成で、
次のような効果ないし利点を得ることができる。
(1) 差動ポンプへ駆動力を伝達するために、従来
必要とされていた連結部の多数部品が省略でき
るようになる。
必要とされていた連結部の多数部品が省略でき
るようになる。
(2) 上記(1)の効果により、差動ポンプをそなえた
装置例えば4輪駆動用駆動連結装置をシンプル
かつコンパクトに形成できるようになる。
装置例えば4輪駆動用駆動連結装置をシンプル
かつコンパクトに形成できるようになる。
(3) 上記(1)の効果により、差動ポンプをそなえた
装置例えば4輪駆動用駆動連結装置のレイアウ
トの自由度が大きくなる。
装置例えば4輪駆動用駆動連結装置のレイアウ
トの自由度が大きくなる。
(4) ベーンポンプにおけるカムリングにギヤ部を
形成した場合には、カムリングの耐摩耗性が連
結部においても活用され、ベーンポンプをそな
えた装置例えば4輪駆動用駆動連結装置の製造
コストを低減できる。
形成した場合には、カムリングの耐摩耗性が連
結部においても活用され、ベーンポンプをそな
えた装置例えば4輪駆動用駆動連結装置の製造
コストを低減できる。
第1〜13図は本発明の一実施例としてのギヤ
一体型差動ポンプをそなえた4輪駆動用駆動連結
装置を示すもので、第1図はその要部縦断面図、
第2図はその全体構成図、第3図はその要部構成
模式図、第4図a,bはそれぞれその作動を示す
模式図、第5図は第1図の−矢視断面図、第
6図はその油圧回路模式図、第7図a,b,cお
よび第8図はそれぞれそのスプライン部係合状態
を示す模式図、第9図a,b,cはそれぞれその
スプライン部係合状態を示すもので、第9図aは
その縦断面図、第9図bはそのロータシヤフト平
面図、第9図cはその係合状態を示す模式図であ
り、第10図a,b,cはそれぞれその弁押し上
げ用油圧回路を示す模式図であり、第11図はそ
の作動油供給路の変形例を示す要部縦断面図、第
12図はその作動油供給路の他の変形例を示す要
部縦断面図、第13図はその全体構成の変形例を
示す模式図であり、第14図は従来のベーンポン
プを示す縦断面図である。 1……横置エンジン、2……変速機、2a……
ケーシング、3……出力軸、4……4速カウンタ
ギヤ、5……アイドルギヤ、6,7……ギヤ、8
……中間伝達軸、9……前輪、10……差動装
置、11……第1の回転軸、12……ギヤ、13
……油圧ポンプ式連結機構としての4輪駆動用連
結装置本体、14……第2の回転軸、15……歯
車機構、16……後輪、17……差動装置、18
……ベーン、19……差動回転部材としてのロー
タ、19a……外周部、19b……孔部、20…
…ポンプ本体としてのカムリング、20a……連
結部としての外周ギヤ部、20d……内周面、2
1……油圧回路、22a〜24a,22b〜24
b……吸込吐出口、26……第1油路、27……
第2油路、27a……環状溝、28,29……チ
エツク弁、29b……球状弁体、30……オイル
溜、31……リリーフ弁、31a……先端部、3
1b……末端部、32……スプリング、33……
リリーフ弁、33a……先端部、33b……末端
部、34……スプリング、35,35′,35″…
…作動油供給路、35a,35′a,35″a……
連通路、36a,36b,36c……ポンプ室、
41……プレツシヤリテーナ、41a……貫通
孔、42……パルセーシヨンダンプ、43……後
輪駆動軸、44……前輪駆動軸、45……フラン
ジ、46……パルセーシヨンボリユーム、48…
…ボルト、49……連結通路、50……弁押し上
げ用油圧回路、50a……弁押し上げ用油圧通
路、50b,50c……環状凹部、50d,50
e……連通路、50f,50g……チエツク弁、
51……カバー、51a……貫通孔、52……ブ
ツシング、53……オイルガイド、54……フイ
ルター、55……マグネツト、56……ブツシン
グ、57……スプライン、58……チエツク弁、
58a,58b……Oリング、59……ベアリン
グ、60a,60b……ベアリング、VP……ベ
ーンポンプ。
一体型差動ポンプをそなえた4輪駆動用駆動連結
装置を示すもので、第1図はその要部縦断面図、
第2図はその全体構成図、第3図はその要部構成
模式図、第4図a,bはそれぞれその作動を示す
模式図、第5図は第1図の−矢視断面図、第
6図はその油圧回路模式図、第7図a,b,cお
よび第8図はそれぞれそのスプライン部係合状態
を示す模式図、第9図a,b,cはそれぞれその
スプライン部係合状態を示すもので、第9図aは
その縦断面図、第9図bはそのロータシヤフト平
面図、第9図cはその係合状態を示す模式図であ
り、第10図a,b,cはそれぞれその弁押し上
げ用油圧回路を示す模式図であり、第11図はそ
の作動油供給路の変形例を示す要部縦断面図、第
12図はその作動油供給路の他の変形例を示す要
部縦断面図、第13図はその全体構成の変形例を
示す模式図であり、第14図は従来のベーンポン
プを示す縦断面図である。 1……横置エンジン、2……変速機、2a……
ケーシング、3……出力軸、4……4速カウンタ
ギヤ、5……アイドルギヤ、6,7……ギヤ、8
……中間伝達軸、9……前輪、10……差動装
置、11……第1の回転軸、12……ギヤ、13
……油圧ポンプ式連結機構としての4輪駆動用連
結装置本体、14……第2の回転軸、15……歯
車機構、16……後輪、17……差動装置、18
……ベーン、19……差動回転部材としてのロー
タ、19a……外周部、19b……孔部、20…
…ポンプ本体としてのカムリング、20a……連
結部としての外周ギヤ部、20d……内周面、2
1……油圧回路、22a〜24a,22b〜24
b……吸込吐出口、26……第1油路、27……
第2油路、27a……環状溝、28,29……チ
エツク弁、29b……球状弁体、30……オイル
溜、31……リリーフ弁、31a……先端部、3
1b……末端部、32……スプリング、33……
リリーフ弁、33a……先端部、33b……末端
部、34……スプリング、35,35′,35″…
…作動油供給路、35a,35′a,35″a……
連通路、36a,36b,36c……ポンプ室、
41……プレツシヤリテーナ、41a……貫通
孔、42……パルセーシヨンダンプ、43……後
輪駆動軸、44……前輪駆動軸、45……フラン
ジ、46……パルセーシヨンボリユーム、48…
…ボルト、49……連結通路、50……弁押し上
げ用油圧回路、50a……弁押し上げ用油圧通
路、50b,50c……環状凹部、50d,50
e……連通路、50f,50g……チエツク弁、
51……カバー、51a……貫通孔、52……ブ
ツシング、53……オイルガイド、54……フイ
ルター、55……マグネツト、56……ブツシン
グ、57……スプライン、58……チエツク弁、
58a,58b……Oリング、59……ベアリン
グ、60a,60b……ベアリング、VP……ベ
ーンポンプ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポンプ本体と同ポンプ本体の内部に装着され
た差動回転部材とからなる差動ポンプにおいて、
上記ポンプ本体に回動力を伝達すべく、同ポンプ
本体の外周に、駆動用ギヤと噛み合うギヤ部が形
成されていることを特徴とする、ギヤ一体型差動
ポンプ。 2 上記差動ポンプがベーンポンプとして構成さ
れて、上記ポンプ本体におけるカムリングの外周
部に、上記ギヤ部が形成されている、特許請求の
範囲第1項に記載のギヤ一体型差動ポンプ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8808784A JPS60230583A (ja) | 1984-05-01 | 1984-05-01 | ギヤ一体型差動ポンプ |
| FR8417165A FR2554768B1 (fr) | 1983-11-11 | 1984-11-09 | Dispositif de transmission de puissance destine a un vehicule |
| DE19843441076 DE3441076A1 (de) | 1983-11-11 | 1984-11-09 | Kraftuebertragungsvorrichtung fuer vierradgetriebene kraftfahrzeuge |
| GB08428319A GB2154522B (en) | 1983-11-11 | 1984-11-09 | Power transmission apparatus for vehicles |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8808784A JPS60230583A (ja) | 1984-05-01 | 1984-05-01 | ギヤ一体型差動ポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60230583A JPS60230583A (ja) | 1985-11-16 |
| JPH0550596B2 true JPH0550596B2 (ja) | 1993-07-29 |
Family
ID=13933078
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8808784A Granted JPS60230583A (ja) | 1983-11-11 | 1984-05-01 | ギヤ一体型差動ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60230583A (ja) |
-
1984
- 1984-05-01 JP JP8808784A patent/JPS60230583A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60230583A (ja) | 1985-11-16 |
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