JPH0552825B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0552825B2 JPH0552825B2 JP15529687A JP15529687A JPH0552825B2 JP H0552825 B2 JPH0552825 B2 JP H0552825B2 JP 15529687 A JP15529687 A JP 15529687A JP 15529687 A JP15529687 A JP 15529687A JP H0552825 B2 JPH0552825 B2 JP H0552825B2
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- indole
- crystals
- crude
- oil
- solvent
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Description
【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本発明はインドールの製造方法に関するもので
あり、詳しくはインドールを晶出させて純度の高
いインドールを経済的に製造する方法に関するも
のである。
あり、詳しくはインドールを晶出させて純度の高
いインドールを経済的に製造する方法に関するも
のである。
<従来の技術>
インドールは沸点253℃、融点53℃の白色結晶
であり、その誘導体には生理活性を示すものが多
く医薬や農薬の重要な原料になるなど有用な化合
物である。コールタール等から分離された分離イ
ンドール油(以下粗インドール油という)からの
インドールの製造方法の1つとして晶析法があ
る。インドールに適用される晶析法は2種類に大
別され、粗インドール油をそのまま冷却し、イン
ドール結晶を得る方法と粗インドール油をメタノ
ールやn−ヘキサン等の再結晶溶媒に溶解または
分散後、冷却してインドール結晶を得る方法があ
る。(米国特許第2916497号;ポーランド特許第
45667号;化学工学協会発行、化学工学シンポジ
ユームシリーズ7、晶析工学の現状と課題、第79
頁所載)。
であり、その誘導体には生理活性を示すものが多
く医薬や農薬の重要な原料になるなど有用な化合
物である。コールタール等から分離された分離イ
ンドール油(以下粗インドール油という)からの
インドールの製造方法の1つとして晶析法があ
る。インドールに適用される晶析法は2種類に大
別され、粗インドール油をそのまま冷却し、イン
ドール結晶を得る方法と粗インドール油をメタノ
ールやn−ヘキサン等の再結晶溶媒に溶解または
分散後、冷却してインドール結晶を得る方法があ
る。(米国特許第2916497号;ポーランド特許第
45667号;化学工学協会発行、化学工学シンポジ
ユームシリーズ7、晶析工学の現状と課題、第79
頁所載)。
<発明が解決しようとする問題点>
しかしながら、前述の晶析方法のみでは90%以
下の濃度の粗インドール油を原料に用いた場合、
得られるインドール結晶の純度が低く、更に晶析
法を繰り返す等の方法により純度を上げる必要が
あり、その結果高純度インドールの回収率が低下
するという問題がある。また、再結晶法では再結
晶溶媒の使用量が粗インドール油の3〜1倍量程
度必要であり、処理設備が大きくなるため、設備
費が高く、さらにはランニングコストも高いとい
う問題がある。
下の濃度の粗インドール油を原料に用いた場合、
得られるインドール結晶の純度が低く、更に晶析
法を繰り返す等の方法により純度を上げる必要が
あり、その結果高純度インドールの回収率が低下
するという問題がある。また、再結晶法では再結
晶溶媒の使用量が粗インドール油の3〜1倍量程
度必要であり、処理設備が大きくなるため、設備
費が高く、さらにはランニングコストも高いとい
う問題がある。
<問題点を解決するための手段>
本発明は従来技術の問題点を解決し、原料とな
る粗インドール油濃度の高低にかかわらず、高い
回収率で高純度インドールを経済的に製造する方
法を提供するものである。
る粗インドール油濃度の高低にかかわらず、高い
回収率で高純度インドールを経済的に製造する方
法を提供するものである。
本発明者等はコールタールからの粗インドール
油を冷却晶析させ、得られた粗インドール結晶を
脂肪族炭化水素溶媒または脂環族炭化水素溶媒で
洗浄することによつてインドールを容易に高純度
化することができ、かつインドールの溶解損失が
低いことを見い出し、種々実験を重ねた結果本発
明を達成するに至つた。
油を冷却晶析させ、得られた粗インドール結晶を
脂肪族炭化水素溶媒または脂環族炭化水素溶媒で
洗浄することによつてインドールを容易に高純度
化することができ、かつインドールの溶解損失が
低いことを見い出し、種々実験を重ねた結果本発
明を達成するに至つた。
本発明のインドールの製造方法は、粗インドー
ル油を冷却して粗インドール結晶を晶析させ、得
られた粗インドール結晶を脂肪族炭化水素およ
び/または脂環族炭化水素溶剤で洗浄したのち乾
燥することを特徴とするものである。
ル油を冷却して粗インドール結晶を晶析させ、得
られた粗インドール結晶を脂肪族炭化水素およ
び/または脂環族炭化水素溶剤で洗浄したのち乾
燥することを特徴とするものである。
本発明の方法によればコールタールからの粗イ
ンドール油中のインドール濃度が90%以下であつ
ても、高い回収率で高純度インドールを経済的に
製造することができる。
ンドール油中のインドール濃度が90%以下であつ
ても、高い回収率で高純度インドールを経済的に
製造することができる。
本発明において、原料として使用するインドー
ル油中のインドール濃度は50%以上であればよ
い。原料はインドールの濃度に応じて結晶析出温
度が異なるが例えば83%インドール油の場合33℃
で結晶が析出する。析出した結晶を母液から分離
する方法は一般的な固液分離方法が採用できる
が、特に濾過分離が好ましい。
ル油中のインドール濃度は50%以上であればよ
い。原料はインドールの濃度に応じて結晶析出温
度が異なるが例えば83%インドール油の場合33℃
で結晶が析出する。析出した結晶を母液から分離
する方法は一般的な固液分離方法が採用できる
が、特に濾過分離が好ましい。
本発明方法で使用する洗浄溶剤は、インドール
の溶解性が低くかつ不純物である他の芳香族炭化
水素の溶解性の高い性質が必要であり、脂肪族炭
化水素および脂環族炭化水素から選ばれる1種以
上の成分を含む溶剤である。また、洗浄したイン
ドール結晶には洗浄溶剤が付着するため、洗浄後
洗浄溶剤を蒸発除去させる必要があり、そのため
洗浄溶剤の沸点は低いほうがよく、30〜200℃の
沸点範囲をもつ溶剤が好ましい。
の溶解性が低くかつ不純物である他の芳香族炭化
水素の溶解性の高い性質が必要であり、脂肪族炭
化水素および脂環族炭化水素から選ばれる1種以
上の成分を含む溶剤である。また、洗浄したイン
ドール結晶には洗浄溶剤が付着するため、洗浄後
洗浄溶剤を蒸発除去させる必要があり、そのため
洗浄溶剤の沸点は低いほうがよく、30〜200℃の
沸点範囲をもつ溶剤が好ましい。
具体的な脂肪族炭化水素としては、例えばペン
タン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン、
デカン等が用いられる。また脂環族炭化水素とし
ては、例えばシクロペンタン、シクロヘキサン、
メチルシクロペンタン、メチルシクロヘキサン、
エチルシクロヘキサン等が用いられる。
タン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン、
デカン等が用いられる。また脂環族炭化水素とし
ては、例えばシクロペンタン、シクロヘキサン、
メチルシクロペンタン、メチルシクロヘキサン、
エチルシクロヘキサン等が用いられる。
洗浄の方法としては、特に制限はないが、具体
例としては次の方法がある。(1)濾過ケーキ上から
洗浄溶媒を注ぎ、ケーキ中を通過洗浄する。(2)濾
過ケーキを洗浄溶媒でスラリー化したのち、濾過
する。洗浄溶剤の使用量は別に制限はないが、好
ましくはインドールに対し0.1〜10重量倍の範囲
内であり、更に好ましくは0.5〜3重量倍である。
洗浄溶剤の使用温度はインドールの溶解度を下げ
るために低い方がよく、好ましくは30℃以下であ
る。
例としては次の方法がある。(1)濾過ケーキ上から
洗浄溶媒を注ぎ、ケーキ中を通過洗浄する。(2)濾
過ケーキを洗浄溶媒でスラリー化したのち、濾過
する。洗浄溶剤の使用量は別に制限はないが、好
ましくはインドールに対し0.1〜10重量倍の範囲
内であり、更に好ましくは0.5〜3重量倍である。
洗浄溶剤の使用温度はインドールの溶解度を下げ
るために低い方がよく、好ましくは30℃以下であ
る。
本発明の晶析方法をたとえばバツチ式晶析槽で
行なうならば、晶析槽容量は再結晶法の1/4〜1/1
1程度である。またインドール結晶の洗浄は濾過
機内で容易に行なうことができるので設備費が再
結晶法に較べ、かなり低減できる。さらに溶媒の
回収エネルギーが1/5〜2/3程度に低減できる。
行なうならば、晶析槽容量は再結晶法の1/4〜1/1
1程度である。またインドール結晶の洗浄は濾過
機内で容易に行なうことができるので設備費が再
結晶法に較べ、かなり低減できる。さらに溶媒の
回収エネルギーが1/5〜2/3程度に低減できる。
<実施例>
次に実施例を挙げて本発明を詳細に説明する。
実施例 1
蒸留して得られた200〜300℃のコールタール留
分を塩酸と接触させ、分離したインドールオリゴ
マー塩を脱酸後、熱分解して得られた粗インドー
ル油中のインドール濃度は83.2%であつた。この
粗インドール油160gを40℃から5℃まで3℃/
分の冷速速度で冷却晶析させ、吸引濾過してイン
ドール粗結晶92.2gを得た。インドール濃度は
95.9%であつた。このインドール粗結晶ケーキに
0℃シクロヘキサン200gを注ぎ、吸引濾過した。
分を塩酸と接触させ、分離したインドールオリゴ
マー塩を脱酸後、熱分解して得られた粗インドー
ル油中のインドール濃度は83.2%であつた。この
粗インドール油160gを40℃から5℃まで3℃/
分の冷速速度で冷却晶析させ、吸引濾過してイン
ドール粗結晶92.2gを得た。インドール濃度は
95.9%であつた。このインドール粗結晶ケーキに
0℃シクロヘキサン200gを注ぎ、吸引濾過した。
洗浄インドール結晶を2時間真空乾燥し、イン
ドール結晶81.0gを得た。インドール結晶の純度
は98.8%であり、この時のインドールの回収率は
60%であつた。
ドール結晶81.0gを得た。インドール結晶の純度
は98.8%であり、この時のインドールの回収率は
60%であつた。
実施例 2
シクロヘキサンをn−ヘキサンに変えた以外は
実施例1と同様に行つた。インドール結晶の純度
は98.5%であり、インドールの回収率は62%であ
つた。
実施例1と同様に行つた。インドール結晶の純度
は98.5%であり、インドールの回収率は62%であ
つた。
比較例
実施例1と同様にして得たインドール粗結晶
160gをn−ヘプタン1600gと50℃に加熱溶解し
た後、15℃まで冷却晶析させ、濾過してインドー
ル結晶を得、2時間真空乾燥した。乾燥したイン
ドール結晶の純度は98.4%であり、インドールの
回収率は58%であつた。大量のn−ヘプタンを消
費する割には、インドールの回収率が58%と低い
値であつた。
160gをn−ヘプタン1600gと50℃に加熱溶解し
た後、15℃まで冷却晶析させ、濾過してインドー
ル結晶を得、2時間真空乾燥した。乾燥したイン
ドール結晶の純度は98.4%であり、インドールの
回収率は58%であつた。大量のn−ヘプタンを消
費する割には、インドールの回収率が58%と低い
値であつた。
<発明の効果>
本発明方法によれば、原料インドール濃度が83
%程度と低いにもかかわらず98〜99%の高純度イ
ンドールが60%以上の高回収率で回収することが
できる。さらには溶媒の使用量が原料の1.3倍程
度と非常に少なく、ランニングコストの安い経済
的なインドールの製造方法が達成される。
%程度と低いにもかかわらず98〜99%の高純度イ
ンドールが60%以上の高回収率で回収することが
できる。さらには溶媒の使用量が原料の1.3倍程
度と非常に少なく、ランニングコストの安い経済
的なインドールの製造方法が達成される。
Claims (1)
- 1 粗インドール油を冷却して粗インドール結晶
を晶析させ、得られた粗インドール結晶を脂肪族
炭化水素および/または脂環族炭化水素溶剤で洗
浄したのち、乾燥することを特徴とするインドー
ルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62-155296A JPH013168A (ja) | 1987-06-24 | インド−ルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62-155296A JPH013168A (ja) | 1987-06-24 | インド−ルの製造方法 |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS643168A JPS643168A (en) | 1989-01-06 |
| JPH013168A JPH013168A (ja) | 1989-01-06 |
| JPH0552825B2 true JPH0552825B2 (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS643168A (en) | 1989-01-06 |
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