JPH0555498B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0555498B2 JPH0555498B2 JP62253867A JP25386787A JPH0555498B2 JP H0555498 B2 JPH0555498 B2 JP H0555498B2 JP 62253867 A JP62253867 A JP 62253867A JP 25386787 A JP25386787 A JP 25386787A JP H0555498 B2 JPH0555498 B2 JP H0555498B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reaction
- alkanolamine
- ethyleneimine
- gas
- catalyst
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業用の分野]
本発明は一般式()で表されるアルカノール
アミンを触媒の存在下に気相分子内脱水反応して
一般式()で表されるアジリジン化合物を製造
する方法に関する。
アミンを触媒の存在下に気相分子内脱水反応して
一般式()で表されるアジリジン化合物を製造
する方法に関する。
(Rは水素、メチル基またはエチル基である。
XはOHまたはNH2であり、YはXがOHのとき
NH2、XがNH2のときOHである。)アジリジン
化合物は歪みの大きい三員環を有する環式化合物
であり、開環反応性とアミンとしての反応性とを
兼ね備えていて、各種の中間原料として有用であ
る。なかでも特にエチレンイミンは農薬、医薬等
の原料として、また繊維処理剤であるアミン系ポ
リマーの原料としてすでに産業界で広く用いられ
ている。
XはOHまたはNH2であり、YはXがOHのとき
NH2、XがNH2のときOHである。)アジリジン
化合物は歪みの大きい三員環を有する環式化合物
であり、開環反応性とアミンとしての反応性とを
兼ね備えていて、各種の中間原料として有用であ
る。なかでも特にエチレンイミンは農薬、医薬等
の原料として、また繊維処理剤であるアミン系ポ
リマーの原料としてすでに産業界で広く用いられ
ている。
[従来の技術]
アルカノールアミンからアジリジン化合物を製
造する方法としては、液相中でアルカノールアミ
ンの硫酸エステルを濃アルカリで処理しアジリジ
ン化合物を製造する方法が一般的によく知られて
おり、この方法はエチレンイミンの製造方法とし
て既に工業化されている。この方法は、副原料と
して硫酸及びアルカリを大量に用いるため生産性
が低く、更には利用度の低い無機塩が大量に副生
し、工業的には多くの欠点を有するものである。
造する方法としては、液相中でアルカノールアミ
ンの硫酸エステルを濃アルカリで処理しアジリジ
ン化合物を製造する方法が一般的によく知られて
おり、この方法はエチレンイミンの製造方法とし
て既に工業化されている。この方法は、副原料と
して硫酸及びアルカリを大量に用いるため生産性
が低く、更には利用度の低い無機塩が大量に副生
し、工業的には多くの欠点を有するものである。
一方、近年このような液相法によるアジリジン
製造の欠点を解決すべく、副原料をまつたく用い
ずにアルカノールアミンを触媒の存在下に気相分
子内脱水反応させて直接アジリジン化合物を製造
する方法が報告されている(特公昭50−10593号
公報、米国特許第4301036号公報、同第4289656号
公報、同4337175号公報、同4477591号、特開昭62
−149337号公報、同62−152539号および同62−
152543号公報)。これらの方法では通常原料アル
カノールアミンを窒素、アンモニア等で希釈し、
触媒層に通じて気相分子内脱水反応させている。
製造の欠点を解決すべく、副原料をまつたく用い
ずにアルカノールアミンを触媒の存在下に気相分
子内脱水反応させて直接アジリジン化合物を製造
する方法が報告されている(特公昭50−10593号
公報、米国特許第4301036号公報、同第4289656号
公報、同4337175号公報、同4477591号、特開昭62
−149337号公報、同62−152539号および同62−
152543号公報)。これらの方法では通常原料アル
カノールアミンを窒素、アンモニア等で希釈し、
触媒層に通じて気相分子内脱水反応させている。
[発明が解決しようとする問題点]
しかし、気相法に関して前記公報等に示されて
いるのは主として気相分子内脱水反応用触媒に関
するものであり、工業的製造プロセスとしての観
点からの配慮はされていない。これらに示された
方法で工業的に製造する場合の問題として次のよ
うなことが挙げられる。
いるのは主として気相分子内脱水反応用触媒に関
するものであり、工業的製造プロセスとしての観
点からの配慮はされていない。これらに示された
方法で工業的に製造する場合の問題として次のよ
うなことが挙げられる。
第一に、これらの考え方によるアルカノールア
ミンからのアジリジン化合物製造においては、原
料アルカノールアミンを窒素、アンモニア等で希
釈して反応させるため、反応混合物から希釈ガス
を分離、循環再利用する操作が必要である。また
その一部は不純物の蓄積等を防ぐため廃ガスとし
て廃棄するが、該廃ガスには微量の反応生成物や
未反応原料等の混入が避けられない。従つて、廃
ガスを燃焼等無害化するための、それも微量の有
害物のために大量のガスを処理する設備が必要と
なる。このように付帯的な設備が大掛かりにな
り、経費面での負担も大きい。
ミンからのアジリジン化合物製造においては、原
料アルカノールアミンを窒素、アンモニア等で希
釈して反応させるため、反応混合物から希釈ガス
を分離、循環再利用する操作が必要である。また
その一部は不純物の蓄積等を防ぐため廃ガスとし
て廃棄するが、該廃ガスには微量の反応生成物や
未反応原料等の混入が避けられない。従つて、廃
ガスを燃焼等無害化するための、それも微量の有
害物のために大量のガスを処理する設備が必要と
なる。このように付帯的な設備が大掛かりにな
り、経費面での負担も大きい。
次に、反応混合物から希釈ガスを分離する際、
分離後のガスに反応生成物や未反応原料が同伴
し、目的物の収率や末反応原料の回収率を低下さ
せることが予想される。反応混合物を捕集剤に吸
収捕集させる工程を経ればこの点は改善される
が、目的アジリジン化合物量に比べて捕集剤の量
が非常に多く必要となるうえ、捕集剤を回収、循
環再使用しなければならず、後の精製工程を含め
装置が複雑かつ大型化し、用役面の負担も大き
い。
分離後のガスに反応生成物や未反応原料が同伴
し、目的物の収率や末反応原料の回収率を低下さ
せることが予想される。反応混合物を捕集剤に吸
収捕集させる工程を経ればこの点は改善される
が、目的アジリジン化合物量に比べて捕集剤の量
が非常に多く必要となるうえ、捕集剤を回収、循
環再使用しなければならず、後の精製工程を含め
装置が複雑かつ大型化し、用役面の負担も大き
い。
本発明の目的は大掛かりなガス循環設備や廃ガ
ス処理設備を必要とせず、簡単な工程で目的物を
収率よく得るとともに未反応原料を高い回収率で
回収することにある。
ス処理設備を必要とせず、簡単な工程で目的物を
収率よく得るとともに未反応原料を高い回収率で
回収することにある。
[問題点を解決するための手段]
従来は前記公報等によるとアルカノールアミン
を窒素やアンモニア等で適当な濃度に希釈して触
媒層に通し、通常反応温度300〜500℃で反応を行
つていた。しかし本発明者等は、希釈ガスの使用
を控え、アルカノールアミンを減圧下、触媒の存
在下に気相分子内脱水反応させることにより前記
目的を達成できることを見出だし、更に鋭意検討
の結果本発明を完成したものである。即ち本発明
は、前記一般式()で表されるアルカノールア
ミンを10〜500mmHgの減圧下その分圧が全圧の90
〜100%にて触媒に通じて気相分子内脱水反応さ
せる前記一般式()で表されるアジリジン化合
物の製造方法である。以下に本発明を更に詳しく
説明する。
を窒素やアンモニア等で適当な濃度に希釈して触
媒層に通し、通常反応温度300〜500℃で反応を行
つていた。しかし本発明者等は、希釈ガスの使用
を控え、アルカノールアミンを減圧下、触媒の存
在下に気相分子内脱水反応させることにより前記
目的を達成できることを見出だし、更に鋭意検討
の結果本発明を完成したものである。即ち本発明
は、前記一般式()で表されるアルカノールア
ミンを10〜500mmHgの減圧下その分圧が全圧の90
〜100%にて触媒に通じて気相分子内脱水反応さ
せる前記一般式()で表されるアジリジン化合
物の製造方法である。以下に本発明を更に詳しく
説明する。
本発明の一般式()で表されるアルカノール
アミンの具体例としてはモノエタノールアミン、
モノイソプロパノールアミン、2−アミノ−1−
ブタノール等が挙げられ、これらに対応する一般
式()で表されるアジリジン化合物はそれぞれ
エチレンイミン、2−メチル−エチレンイミン、 2−エチル−エチレンイミン等である。
アミンの具体例としてはモノエタノールアミン、
モノイソプロパノールアミン、2−アミノ−1−
ブタノール等が挙げられ、これらに対応する一般
式()で表されるアジリジン化合物はそれぞれ
エチレンイミン、2−メチル−エチレンイミン、 2−エチル−エチレンイミン等である。
気相分子内脱水反応はアルカノールアミンを気
化させ、原料ガスとして減圧下触媒層に通し、好
ましくは反応温度300〜500℃で行う。場合により
原料ガス中に窒素、アンモニア、水蒸気、水素等
を少量添加してもよいが、アルカノールアミンの
分圧を90%以上に保つようにする。アルカノール
アミンの分圧を80%より低くすると前述の問題が
生じる。触媒としては前記公報等に示された触媒
など、特に燐系や珪素系の触媒が好ましい触媒と
して使用できる。反応圧力は原料アルカノールア
ミンの種類や使用する触媒等により適宜選択され
るが、減圧下とし、10〜500mmHgで行われる。反
応圧力が高すぎると原料アルカノールアミンの目
的アジリジン化合物への選択率が低下し、副生物
が多くなつて不利である。逆に低すぎると生産性
の面で不利になる。反応器の形式は固定床式、流
動床式あるいは移動床式いずれでも良い。原料ガ
スの空間速度は反応圧力、原料アルカノールアミ
ンの種類、濃度や使用する触媒等によつて異なる
が50〜5000hr-1の範囲をとることが出来る。
化させ、原料ガスとして減圧下触媒層に通し、好
ましくは反応温度300〜500℃で行う。場合により
原料ガス中に窒素、アンモニア、水蒸気、水素等
を少量添加してもよいが、アルカノールアミンの
分圧を90%以上に保つようにする。アルカノール
アミンの分圧を80%より低くすると前述の問題が
生じる。触媒としては前記公報等に示された触媒
など、特に燐系や珪素系の触媒が好ましい触媒と
して使用できる。反応圧力は原料アルカノールア
ミンの種類や使用する触媒等により適宜選択され
るが、減圧下とし、10〜500mmHgで行われる。反
応圧力が高すぎると原料アルカノールアミンの目
的アジリジン化合物への選択率が低下し、副生物
が多くなつて不利である。逆に低すぎると生産性
の面で不利になる。反応器の形式は固定床式、流
動床式あるいは移動床式いずれでも良い。原料ガ
スの空間速度は反応圧力、原料アルカノールアミ
ンの種類、濃度や使用する触媒等によつて異なる
が50〜5000hr-1の範囲をとることが出来る。
気相分子内脱水反応後、例えば反応混合物を捕
集工程を経ずに直接蒸留塔に導いて蒸留精製する
ことにより、あるいは反応混合物を冷却捕集また
は捕集剤を用いて吸収捕集し、捕集後の液を蒸留
精製することにより、目的アジリジン化合物を製
品として得ることができる。捕集剤を用いる場合
においても、系内に希釈ガスがないかまたは少量
しか存在しないので捕集剤の使用量は少なくても
十分捕集でき、該捕集工程やその後の精製工程も
比較的小さな装置で都合よく行える。なお、捕集
剤としてはアミン化合物が好適であり、特に原料
アルカノールアミンを用いると回収再使用が行い
やすく好都合である。これはアミン化合物がアジ
リジン化合物の重合防止効果を有するためであ
る。更には気相法では原料アルカノールアミンに
対応するカルボニル化合物が副生するがこの副生
カルボニル化合物がアミン化合物と高沸点の付加
物を形成するのでアジリジン化合物の精製が容易
になるためである。捕集剤を用いず、単に冷却捕
集する場合においてもアミン化合物を添加するこ
とは有効である。ここで原料のアルカノールアミ
ンに対応するカルボニル化合物とは、例えば前者
がモノエタノールアミン、モノイソプロパノール
アミン、2−アミノ−1−ブタノールの場合に後
者は各々アセトアルデヒド、アセトン、メチルエ
チルケトンである。
集工程を経ずに直接蒸留塔に導いて蒸留精製する
ことにより、あるいは反応混合物を冷却捕集また
は捕集剤を用いて吸収捕集し、捕集後の液を蒸留
精製することにより、目的アジリジン化合物を製
品として得ることができる。捕集剤を用いる場合
においても、系内に希釈ガスがないかまたは少量
しか存在しないので捕集剤の使用量は少なくても
十分捕集でき、該捕集工程やその後の精製工程も
比較的小さな装置で都合よく行える。なお、捕集
剤としてはアミン化合物が好適であり、特に原料
アルカノールアミンを用いると回収再使用が行い
やすく好都合である。これはアミン化合物がアジ
リジン化合物の重合防止効果を有するためであ
る。更には気相法では原料アルカノールアミンに
対応するカルボニル化合物が副生するがこの副生
カルボニル化合物がアミン化合物と高沸点の付加
物を形成するのでアジリジン化合物の精製が容易
になるためである。捕集剤を用いず、単に冷却捕
集する場合においてもアミン化合物を添加するこ
とは有効である。ここで原料のアルカノールアミ
ンに対応するカルボニル化合物とは、例えば前者
がモノエタノールアミン、モノイソプロパノール
アミン、2−アミノ−1−ブタノールの場合に後
者は各々アセトアルデヒド、アセトン、メチルエ
チルケトンである。
以下に、本発明の一実施態様になるアジリジン
化合物製造プロセスのフローシートを示す第1図
に基づいて説明する。
化合物製造プロセスのフローシートを示す第1図
に基づいて説明する。
原料アルカノールアミンをライン1を経て蒸発
器2に導入し、適当な温度圧力の下に気化させ
る。圧力はライン6あるいはライン8の先に接続
してある真空源、圧力調節器により調節される。
ライン8を通じて反応器の圧力を、ライン6を通
じて蒸留塔の圧力を調節する場合は反応系と蒸留
系の圧力を独立して設定することができ、反応混
合物を冷却器4で凝縮捕集する場合に好適であ
る。気化したアルカノールアミンを触媒が充填さ
れた反応器3に導入し、分子内脱水反応させる。
反応後の混合ガスの組成は、主としてアジリジン
化合物と未反応アルカノールアミンおよび水分で
あつて、他にカルボニル化合物その他の副生物が
少量含まれる。この混合ガスを冷却器4で冷却捕
集した後蒸留塔5の中段に導入、蒸留を行い、ラ
イン6からアジリジン化合物を得、塔底7から未
反応アルカノールアミンおよび副生成物を抜き出
す。必要により、この後アジリジン化合物留分を
更に蒸留精製して高純度の製品を得る。
器2に導入し、適当な温度圧力の下に気化させ
る。圧力はライン6あるいはライン8の先に接続
してある真空源、圧力調節器により調節される。
ライン8を通じて反応器の圧力を、ライン6を通
じて蒸留塔の圧力を調節する場合は反応系と蒸留
系の圧力を独立して設定することができ、反応混
合物を冷却器4で凝縮捕集する場合に好適であ
る。気化したアルカノールアミンを触媒が充填さ
れた反応器3に導入し、分子内脱水反応させる。
反応後の混合ガスの組成は、主としてアジリジン
化合物と未反応アルカノールアミンおよび水分で
あつて、他にカルボニル化合物その他の副生物が
少量含まれる。この混合ガスを冷却器4で冷却捕
集した後蒸留塔5の中段に導入、蒸留を行い、ラ
イン6からアジリジン化合物を得、塔底7から未
反応アルカノールアミンおよび副生成物を抜き出
す。必要により、この後アジリジン化合物留分を
更に蒸留精製して高純度の製品を得る。
以下、実施例によつて本発明をさらに具体的に
説明する。
説明する。
実施例 1
以下に説明する方法によつて、原料アルカノー
ルアミンとしてモノエタノールアミンを用いエチ
レンイミンを製造した。
ルアミンとしてモノエタノールアミンを用いエチ
レンイミンを製造した。
1 触媒調製
硝酸アルミニウム(9水塩)900gを水2.4に
溶解し、燐酸三アンモニウム357.6gを水2.4に
溶解した溶液を攪拌しながら加えた。得られた沈
澱を過、水洗した後、酸化バリウム73.6gと水
100mlを用い、よく混練した。得られた粘土状物
質を外径約5mm、長さ約5mmの円柱ペレツト状に
成型、乾燥後、1000℃で2時間焼成し、酸素を除
く原子比でAl1P1Ba0.2なる組成の触媒を得た。
溶解し、燐酸三アンモニウム357.6gを水2.4に
溶解した溶液を攪拌しながら加えた。得られた沈
澱を過、水洗した後、酸化バリウム73.6gと水
100mlを用い、よく混練した。得られた粘土状物
質を外径約5mm、長さ約5mmの円柱ペレツト状に
成型、乾燥後、1000℃で2時間焼成し、酸素を除
く原子比でAl1P1Ba0.2なる組成の触媒を得た。
2 脱水反応工程
1で調製した触媒1を反応器3に設置された
内径25mmのステンレス製反応管に充填し、熱媒に
て420℃に加熱した。モノエタノールアミンを蒸
発器2に供給し、気化したモノエタノールアミン
を該反応管内に反応管出口圧力400mmHg、空間速
度1000hr-1で通じ連続反応を行つた。反応で生成
した混合ガスの組成は、モノエタノールアミン
67.6容量%、エチレンイミン12.7容量%、水15.6
容量%、アセトアルデヒド1.35容量%その他はア
ンモニア、二量化物などであつた。
内径25mmのステンレス製反応管に充填し、熱媒に
て420℃に加熱した。モノエタノールアミンを蒸
発器2に供給し、気化したモノエタノールアミン
を該反応管内に反応管出口圧力400mmHg、空間速
度1000hr-1で通じ連続反応を行つた。反応で生成
した混合ガスの組成は、モノエタノールアミン
67.6容量%、エチレンイミン12.7容量%、水15.6
容量%、アセトアルデヒド1.35容量%その他はア
ンモニア、二量化物などであつた。
3 蒸留工程
脱水反応工程から排出された混合ガスを100℃
に冷却、内径50mm、高さ2000mmのステンレス製の
管からなる蒸留塔5の上部から約1/3のところに
導入した。塔内部には、6.35mmの充填物(マクマ
ホン パツキング)が濃縮部に400mm、回収部に
1200mmの層高で充填されている。環流比は4で行
つた。
に冷却、内径50mm、高さ2000mmのステンレス製の
管からなる蒸留塔5の上部から約1/3のところに
導入した。塔内部には、6.35mmの充填物(マクマ
ホン パツキング)が濃縮部に400mm、回収部に
1200mmの層高で充填されている。環流比は4で行
つた。
塔頂6からエチレンイミン濃度98.1重量%の粗
製エチレンイミンが一時間当り291g得られ、反
応で生成したエチレンイミンの99.0%が回収され
た。不純物はほとんどが水で、アセトアルデヒド
は未反応モノエタノールアミンと反応して付加物
を作りボトムから回収された。
製エチレンイミンが一時間当り291g得られ、反
応で生成したエチレンイミンの99.0%が回収され
た。不純物はほとんどが水で、アセトアルデヒド
は未反応モノエタノールアミンと反応して付加物
を作りボトムから回収された。
実施例 2
以下に説明する方法によつて、原料アルカノー
ルアミンとしてモノイソプロパノールアミンを用
い2−メチル−エチレンイミンを製造した。
ルアミンとしてモノイソプロパノールアミンを用
い2−メチル−エチレンイミンを製造した。
1 脱水反応工程
実施例1と同じ触媒1を反応器3に設置され
た内径25mmのステンレス製反応管に充填し熱媒に
て420℃に加熱した。モノイソプロパノールアミ
ンを蒸発器2に供給、気化したモノイソプロパノ
ールアミンを該反応管内に反応管出口圧力60mm
Hg、空間速度200hr-1で通じ連続反応を行つた。
反応で生成した混合ガスの組成は、モノイソプロ
パノールアミン9.9容量%、2−メチルエチレン
イミン36.0容量%、水40.1容量%、アセトン5.0容
量%その他はアンモニア、二量化物などであつ
た。
た内径25mmのステンレス製反応管に充填し熱媒に
て420℃に加熱した。モノイソプロパノールアミ
ンを蒸発器2に供給、気化したモノイソプロパノ
ールアミンを該反応管内に反応管出口圧力60mm
Hg、空間速度200hr-1で通じ連続反応を行つた。
反応で生成した混合ガスの組成は、モノイソプロ
パノールアミン9.9容量%、2−メチルエチレン
イミン36.0容量%、水40.1容量%、アセトン5.0容
量%その他はアンモニア、二量化物などであつ
た。
2 蒸留工程
脱水反応工程から排出された混合ガスを冷却器
に導いた。該冷却器に設けられた噴霧器からモノ
イソプロパノールアミンを1時間当り447g添加
して混合ガスを90℃に冷却、実施例1と同じ蒸留
塔に導入した。操作条件は圧力を60mmHg、環流
比を8とした他は実施例1と同じにした。
に導いた。該冷却器に設けられた噴霧器からモノ
イソプロパノールアミンを1時間当り447g添加
して混合ガスを90℃に冷却、実施例1と同じ蒸留
塔に導入した。操作条件は圧力を60mmHg、環流
比を8とした他は実施例1と同じにした。
塔頂6から2−メチル−エチレンイミン濃度
97.8重量%の粗製2−メチル−エチレンイミンが
一時間当り335g得られ、反応で生成した2−メ
チル−エチレンイミンの98.1%が回収された。不
純物はほとんどが水で、アセトンはモノイソプロ
パノールアミンと反応して付加物を作り大部分が
ボトムから回収された。
97.8重量%の粗製2−メチル−エチレンイミンが
一時間当り335g得られ、反応で生成した2−メ
チル−エチレンイミンの98.1%が回収された。不
純物はほとんどが水で、アセトンはモノイソプロ
パノールアミンと反応して付加物を作り大部分が
ボトムから回収された。
実施例 3
以下に説明する方法によつて、原料アルカノー
ルアミンとしてモノエタノールアミンを用いエチ
レンイミンを製造した。
ルアミンとしてモノエタノールアミンを用いエチ
レンイミンを製造した。
1 脱水反応工程
実施例1と同じ触媒1を反応器3に設置され
た内径25mmのステンレス製反応管に充填し熱媒に
て410℃に加熱した。モノエタノールアミンを蒸
発器2に供給し、気化したモノエタノールアミン
を該反応管内に反応管出口圧力80mmHg、空間速
度300hr-1で通じ連続反応を行つた。反応で生成
した混合ガスの組成は、モノエタノールアミン
37.9容量%、エチレンイミン24.8容量%、水28.6
容量%、アセトアルデヒド2.48容量%その他はア
ンモニア、二量化物などであつた。
た内径25mmのステンレス製反応管に充填し熱媒に
て410℃に加熱した。モノエタノールアミンを蒸
発器2に供給し、気化したモノエタノールアミン
を該反応管内に反応管出口圧力80mmHg、空間速
度300hr-1で通じ連続反応を行つた。反応で生成
した混合ガスの組成は、モノエタノールアミン
37.9容量%、エチレンイミン24.8容量%、水28.6
容量%、アセトアルデヒド2.48容量%その他はア
ンモニア、二量化物などであつた。
2 蒸留工程
脱水反応工程から排出された混合ガスを−5℃
に冷却して凝縮させ、実施例1と同じ蒸留塔に導
入した。操作条件は圧力を250mmHgとした他は
実施例1と同じにした。
に冷却して凝縮させ、実施例1と同じ蒸留塔に導
入した。操作条件は圧力を250mmHgとした他は
実施例1と同じにした。
塔頂6からエチレンイミン濃度94.8重量%の粗
製エチレンイミンが一時間当り214g得られ、反
応で生成したエチレンイミンの97.2%が回収され
た。不純物はほとんどが水で、アセトアルデヒド
は未反応モノエタノールアミンと反応して付加物
を作りボトムから回収された。
製エチレンイミンが一時間当り214g得られ、反
応で生成したエチレンイミンの97.2%が回収され
た。不純物はほとんどが水で、アセトアルデヒド
は未反応モノエタノールアミンと反応して付加物
を作りボトムから回収された。
実施例 4
以下に説明する方法によつて、原料アルカノー
ルアミンとしてモノエタノールアミンを用いエチ
レンイミンを製造した。
ルアミンとしてモノエタノールアミンを用いエチ
レンイミンを製造した。
1 脱水反応工程
実施例1と同じ触媒1を反応器3に設置され
た内径25mmのステンレス製反応管に充填し熱媒に
て405℃に加熱した。モノエタノールアミンを蒸
発器2に供給し、気化したモノエタノールアミン
にアンモニアを添加してガス中のモノエタノール
アミンが90容量%となるように該反応管内に供給
し、反応管出口圧力100mmHg、空間速度330hr-1
で通じ連続反応を行つた。反応で生成した混合ガ
スの組成は、モノエタノールアミン40.3容量%、
エチレンイミン22.3容量%、水25.0容量%、アセ
トアルデヒド1.88容量%その他は二量化物などで
あつた。
た内径25mmのステンレス製反応管に充填し熱媒に
て405℃に加熱した。モノエタノールアミンを蒸
発器2に供給し、気化したモノエタノールアミン
にアンモニアを添加してガス中のモノエタノール
アミンが90容量%となるように該反応管内に供給
し、反応管出口圧力100mmHg、空間速度330hr-1
で通じ連続反応を行つた。反応で生成した混合ガ
スの組成は、モノエタノールアミン40.3容量%、
エチレンイミン22.3容量%、水25.0容量%、アセ
トアルデヒド1.88容量%その他は二量化物などで
あつた。
2 蒸留工程
脱水反応工程から排出された混合ガスを−10℃
に冷却して凝縮させ、実施例1と同じ蒸留塔に導
入した。操作条件は圧力を250mmHgとした他は実
施例1と同じにした。
に冷却して凝縮させ、実施例1と同じ蒸留塔に導
入した。操作条件は圧力を250mmHgとした他は実
施例1と同じにした。
塔頂6からエチレンイミン濃度95.1重量%の粗
製エチレンイミンが一時間当り193g得られ、反
応で生成したエチレンイミンの96.8%が回収され
た。不純物はほとんどが水で、アセトアルデヒド
は未反応モノエタノールアミンと反応して付加物
を作りボトムから回収された。
製エチレンイミンが一時間当り193g得られ、反
応で生成したエチレンイミンの96.8%が回収され
た。不純物はほとんどが水で、アセトアルデヒド
は未反応モノエタノールアミンと反応して付加物
を作りボトムから回収された。
[発明の効果]
本発明によれば希釈ガスを用いないかまたは少
量用いるのみなので、大掛かりなガス循環設備や
廃ガス処理設備を必要としない。反応混合物は冷
却捕集が可能であり、また捕集剤を用いて吸収捕
集する場合も捕集剤の使用量が少なくてすむの
で、捕集工程や精製工程が比較的簡単かつ小型の
装置ですみ、目的物を収率よく得るとともに未反
応原料を高い回収率で回収することができる。本
発明者等は更に、アルカノールアミンを10〜500
mmHgの減圧下その分圧が全圧の90〜100%にて触
媒に通じて気相分子内脱水反応させる本発明の方
法は、従来の方法に比べてアルカノールアミンか
らアジリジン化合物への選択率が向上することも
見出だした。
量用いるのみなので、大掛かりなガス循環設備や
廃ガス処理設備を必要としない。反応混合物は冷
却捕集が可能であり、また捕集剤を用いて吸収捕
集する場合も捕集剤の使用量が少なくてすむの
で、捕集工程や精製工程が比較的簡単かつ小型の
装置ですみ、目的物を収率よく得るとともに未反
応原料を高い回収率で回収することができる。本
発明者等は更に、アルカノールアミンを10〜500
mmHgの減圧下その分圧が全圧の90〜100%にて触
媒に通じて気相分子内脱水反応させる本発明の方
法は、従来の方法に比べてアルカノールアミンか
らアジリジン化合物への選択率が向上することも
見出だした。
本発明は以上述べたような効果があり、工業的
に優れた方法である。
に優れた方法である。
第1図は、本発明によるアジリジン化合物の製
造プロセスを示すフローシートである。 1……アルカノールアミン供給ライン、2……
蒸発器、3……反応器、4……冷却器、5……蒸
留塔、6……アジリジン化合物抜出ライン、7…
…塔底液抜出ライン、8……排気ガスライン。
造プロセスを示すフローシートである。 1……アルカノールアミン供給ライン、2……
蒸発器、3……反応器、4……冷却器、5……蒸
留塔、6……アジリジン化合物抜出ライン、7…
…塔底液抜出ライン、8……排気ガスライン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 (Rは水素、メチル基またはエチル基である。
XはOHまたはNH2であり、YはXがOHのとき
NH2、XがNH2のときOHである。) で表されるアルカノールアミンを10〜500mmHgの
減圧下その分圧が全圧の90〜100%にて触媒に通
じて気相分子内脱水反応させることを特徴とする
一般式 (Rは()式と同じである) で表されるアジリジン化合物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25386787A JPH0196167A (ja) | 1987-10-09 | 1987-10-09 | アジリジン化合物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25386787A JPH0196167A (ja) | 1987-10-09 | 1987-10-09 | アジリジン化合物の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0196167A JPH0196167A (ja) | 1989-04-14 |
| JPH0555498B2 true JPH0555498B2 (ja) | 1993-08-17 |
Family
ID=17257234
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25386787A Granted JPH0196167A (ja) | 1987-10-09 | 1987-10-09 | アジリジン化合物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0196167A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003321444A (ja) * | 2002-04-24 | 2003-11-11 | Nippon Shokubai Co Ltd | アジリジン類およびn−ビニルアミド類の製造方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4759129B2 (ja) * | 2000-11-06 | 2011-08-31 | 株式会社日本触媒 | アジリジン化合物の製造方法および気相反応方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3828204A (en) * | 1973-04-16 | 1974-08-06 | Hughes Aircraft Co | Sensitive pulse threshold detector |
| JPS62152539A (ja) * | 1985-12-27 | 1987-07-07 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd | アルカノ−ルアミン類の気相分子内脱水反応用触媒 |
| JPS62149337A (ja) * | 1985-12-23 | 1987-07-03 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd | アルカノ−ルアミン類の気相分子内脱水反応用触媒 |
| JPS62152543A (ja) * | 1985-12-27 | 1987-07-07 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd | アルカノ−ルアミン類の気相分子内脱水反応用触媒 |
-
1987
- 1987-10-09 JP JP25386787A patent/JPH0196167A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003321444A (ja) * | 2002-04-24 | 2003-11-11 | Nippon Shokubai Co Ltd | アジリジン類およびn−ビニルアミド類の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0196167A (ja) | 1989-04-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3948997A (en) | Vapour phase oxidation process | |
| JP2003521544A (ja) | オレフィンのエポキシ化のための方法 | |
| JP4750345B2 (ja) | 改良されたアセトニトリルの精製及び回収方法 | |
| JPS6251958B2 (ja) | ||
| EP0686623A1 (en) | Process for producing methyl methacrylate | |
| US5087736A (en) | Process for producing methyl methacrylate | |
| ZA200605556B (en) | Process for the purification of olefinically unsaturated nitriles | |
| KR100481566B1 (ko) | 개선된아크릴로니트릴회수방법 | |
| US4966980A (en) | Process for producing aziridines | |
| JP2002518353A (ja) | オレフィン系不飽和ニトリルの回収方法 | |
| KR101078927B1 (ko) | 사이클로헥산온 옥심, 사이클로헥산온 및 유기 용매를포함하는 유기 용액을 처리하는 방법 | |
| KR100237806B1 (ko) | 아크릴로니트릴의 제조 방법 | |
| JPH0555498B2 (ja) | ||
| KR102576403B1 (ko) | 인단카르보알데히드의 제조방법 | |
| DE69319111T2 (de) | Methode zur Stabilisierung von Rohacetonitril, verwendbar als Oxidations- oder Ammoxidationszufuhr | |
| JP4109893B2 (ja) | アジリジン類およびn−ビニルアミド類の製造方法 | |
| JP4551044B2 (ja) | グリコール酸を用いるニトリルの処理 | |
| JPH0788353B2 (ja) | アジリジン化合物の製造方法 | |
| CN112094203B (zh) | 一种1-氰基-2-丙烯基乙酸酯的制备方法 | |
| KR20040074059A (ko) | 시클로헥사논 옥심 및 시클로헥사논을 함유하는 수성매질의 처리 방법 | |
| JPH04217659A (ja) | アジリジン化合物の製造方法 | |
| JPH0853393A (ja) | メタクリル酸メチルの連続製造方法 | |
| KR20150100871A (ko) | Hpo 추출 구역으로부터 배출된 무기 공정 액체의 스팀 스트리핑 및 응축 열의 이용 | |
| CA1287635C (en) | Process for producing aziridines | |
| JPH01207265A (ja) | アジリジン化合物の製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |