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JPH056558B2 - - Google Patents
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JPH056558B2 - - Google Patents

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JPH056558B2
JPH056558B2 JP58161773A JP16177383A JPH056558B2 JP H056558 B2 JPH056558 B2 JP H056558B2 JP 58161773 A JP58161773 A JP 58161773A JP 16177383 A JP16177383 A JP 16177383A JP H056558 B2 JPH056558 B2 JP H056558B2
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明の発明の背景 (a) 発明の舞台 本発明はある新規アミノステロイドに関する。
詳細には、強力な抗不整脈および局所麻酔活性を
呈し、しかも心臓血液摶出量および血圧に対して
重篤な作用を与えることのない式およびなる
新規アミノアルキル ステロイドに関する。 単独で又は併用して用いられる数種の薬剤が心
搏障害の治療に用いられている。心臓不整脈の適
当なる処置には、まず不整脈の正確な心電図診断
から始める。律動障害が起きている臨床的背景に
ついての知識も同じく重要である。もしも医師が
投与薬剤の次の点についての知識を有していれ
ば、その有効性はより高まるであろう。すなわち
(1)作用部位、(2)投与量、経路および率、(3)代謝部
位および分泌経路、(4)治療上の血漿濃度の範囲、
および(5)毒性副作用の臨床上および心電図上の発
現についての知識である。 リドカインは心室の期外収縮および心室の頻搏
の治療に用いられるが、心房不整脈の治療には無
効である。毒性は異常ではない。キニジン、リン
酸ゾソピラミドおよびプロカインアミドの電気生
理学的特性は似ている。キニジンはプロカインア
ミドよりも心房不整脈に対しては有効であるが、
単病巣および多病巣の寝室期外収縮および心室頻
搏の治療での有効性は同等である。しかしこれら
薬剤での問題は、それらが有する血圧および心臓
血液搏出量の低下作用である。低血圧患者では合
併症を防ぐために注意深い観察が必要である。セ
シル(Cecil)、医学教科書、15版、1264−1266ペ
ージ(1979)。 (b) 先の学問についての記載 多くの抗不整脈剤が現在では上記の全く知られ
ている。広範囲のステロイドもまた知られている
が、本発明の新規化合はこれらとは全く別のもの
である。 本発明の要約 それゆえ、次の化合物が心臓血液搏出量および
血圧の低下を示さない有用な抗不整脈剤であるこ
とが発見されたのである。 〔式中、R1およびR2は各々同一もしくは異つて
おり、 (a) 水素、 (b) ベンジルオキシ (c) ヒドロキシル (d) 1〜6個の炭素原子を有するアルカノイルイ
オキシ であるか、または (e) R1およびR2は一緒になつてケト基を形成し
ているか、又は (1) 2個の酸素原子、 (2) 2個のイオウ原子、又は (3) 1個の酸素原子および1個のイオウ原子 のいずれかを有し、環原子の残りが炭素である
飽和もしくは不飽和の5員もしくは6員の複素環
を形成しており、 (a) 水素、 (b) 1〜10個の炭素原子を有するアルキル。 (c) 1〜6個の炭素原子を有するアルカノイルオ
キシ、 (d) アルアルコキシまたは (e) ヒドロキシ、 であるか、または (f) R3およびR4は一緒になつて (1) ケト基、または (2) を形成しているか、または (g) R3およびR4は一緒になつて (1) 2個の酸素素子、 (2) 2個のイオウ原子、又は (3) 1個の酸素および1個のイオウ原子のいずれ
かを含有し、環原子の残りが炭素である飽和
もしく不飽和の5員もしくは6員の複素環を
形成しているか、または (h) R3もしくはR4の一方は式
【式】もしくは
【式】 であり、残りのR3もしくはR4は水素であり、ま
たは (i) −COOR8(基中、R8は水素または1〜6個の
炭素原子を有するアルキルである)又は (j) 2〜5個の炭素原子を有するカルボキシアル
キルであり、 R5は (a) 水素、 (b) ヒドロキシル、又は (c) トリアルキルシリルオキシ であり、但しR5はそれが付いている炭素が飽和
されている時にのみ存在し、 R6およびR7は各々水素であり、但し4、5環二
重結合が存在する時にはR6もしくはR7の一方の
みが存在していてもよく、 Xは (a) 1〜6個の炭素原子を有するアルキル、また
は (b) 1〜6個の炭素原子を有するアルキリデン であり、但しXがアルキリデンである時にはR5
は存在しない、 Yは (a) −NR9R10(基中、R9およびR10は各々同一も
しくは異つており、水素、1〜6個の炭素原子
を有するアルキル、1〜6個の炭素原子を有す
るアルカノイル、アリール、又はアルアルキル
である)又は (b) −N(+)R11R12R13Z(-)(基中、R11、R12および
R13は各々同一もしくは異つており、1〜6個
の炭素原子を有するアルキル、アリール、又は
アルアルキルであり、そしてZは薬理学上で許
容される陰イオンである) である〕。 1ないし6個の炭素原子からなるアルキルの例
はメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチ
ル、ヘキスルおよびその異性体である。 1ないし6個の炭素原子からなるアルカノイル
の例はメタノイル、エタノイル、プロパノイル、
ブタノイル、ペンタノイル、ヘキサノイルおよび
その異性体である。 アルアルキルの例はベンジル、フエネチル、フ
エニルプロピルおよびその異性体である。 薬理学上相容れる陰イオンの例はヨウ化物、臭
化物、塩化物、硫酸塩、リン酸塩、酢酸塩、プロ
ピオン酸塩、乳酸塩、マレイン酸塩、リンゴ酸
塩、コハク酸塩、酒石酸塩、イオン交換樹脂等で
ある。 抗不整脈活性を、家兎において単離したアコニ
チン−誘発心室不整脈を用いて確認する。心臓を
犠牲にしたばかりのいずれかの性の成熟アルピノ
家兎から単離する。心室頻搏を正常な心搏数の少
くとも2倍まで、2つの家兎心臓の各々の尖端に
0.1%硝酸アコニチン0.05mlを注射することによ
つて誘導する。試験化合物を10、20および40mg/
Lの累積バス(bath)濃度を生ずるに十分な単
位にて投与する。もしも40mg/Lまでのいかなる
濃度でも、行つた試験の半分もしくはそれ以上
に、50%もしくはそれ以上の心室率
(ventricular rate)の減少がみられたならば、
その化合物を活性とみなす。薬剤は異所調整器の
拡張期デポラリゼーシヨン(depolarization)を
延長させること、不応期を延長させること又は拡
張期いき値を増加させることにより不整脈を遅ら
せるものと思われる。キニジン、プロカインアミ
ドおよびジフエニル ヒダントインはこの試験で
は活性であり、また人間でも臨床的に有効であ
る。 抗不整脈活性の薬効により、式で示される化
合物はほ乳動物における不整脈の治療に有用であ
る。普通の手段をもつ医師又は獣医師ならば不整
脈を呈する患者を容易に決定できる。 選択した投与経路と関係なく、本発明の化合物
は、薬剤技術として知られている一般的な方法に
より、薬剤上容れる投与形態に製剤化される。 本化合物は錠剤、カプセル剤、丸剤、散剤、又
は顆粒剤の如き経口単位形態にて投与され得る。
さらにこれらは、薬剤技術として知られている形
態を用いて腹腔内、皮下、又は筋肉投与をされて
もよい。一般的には、好ましい投与形態は経口で
ある。 有効で、しかし非毒性である量の本化合物は治
療に用いられる。本発明の化合物により不整脈を
予防もしくは治療する投与養生法は、患者の型、
年令、体重、世および医学的状態、不整脈の重篤
さ、投与経路ならびに用いた特殊化合物を含む広
範囲な因子によつて選択される。普通の手腕をも
つ医師又は獣医師ならば、抗不整脈薬剤の有効量
を容易に決定かつ指示し、状態の進行を予防もし
くは停止させ得る。かかる場合には、医師もしく
は獣医師はまず比較的低い投与量を用い、続いて
最大応答が得られるまで投与量を増加させてゆ
く。本発明の化合物の初期用量は通常3〜5mg/
Kgから約50mg/Kg(経口)な範囲である。 本発明の化合物はさらに薬理学上相容れる酸付
加塩たとえば塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素
酸塩、硫酸塩、マレイン酸塩、リンゴ酸塩、コハ
ク酸塩、酒石酸塩等として投与され得る。さらに
本発明の化合物は適当な水和形態にて投与されて
もよい。 本発明の化合物は式XIなる化合物である10−ヒ
ドロキシメチル ステロイド(すなわち19−ヒド
ロキシ ステロイド)から製造されるが、このス
テロイドは次の反応のため別の作用性にて適当に
保護されている。進行中にこれらの保護期および
官能基は、所望の反応に必要とされる技術上知ら
れている。適当な方法によつて変えられ得る。10
−ヒドロキシメチル ステロイド(XI)を技術的
な熟練者に知られている方法で、強力な酸化無機
化合物を用いて、酸化することにより相当する10
−アルデヒドを得る。好ましい酸化剤は有機媒質
たとえばピリジン又はアセトン中の三酸化クロミ
ウムである。こうして生成した10−アルデヒドは
本発明のアミノアルキル化合物、式、に数種の
方法、たとえば反応式AおよびBに例証したも
の、によつて変換され得る。反応式A:アルデヒ
ド(XII)をトシルメチル イソシアナイドと反応
させ、次に中間生成物ニトリル()を還元し
て2−アミノエチル化合物(式)を得るが、
ここでステロイドの10位にて炭素鎖が1個の炭素
だけ延長する。ニトリル()を活性水素化金
属、たとえば水素化アルミニウム リチウムおよ
び水素化ホウ素ナトリウム、を用いて、又は遷移
金属触媒、たとえばパラジウムおよびロジウム、
上にて接触水素添加により還元することができ
る。好ましい還元剤は水素化アルミニウムリチウ
ムである。反応式B:アルデヒド(XII)をアセト
ニトリルと強塩基、たとえばブチル リチウム、
の存在下に反応させてニトリル中間体(XI)を
得る。これらニトリルを還元して(反応式Aで上
述の如く)、式XIIなる1−ヒドロキシ−3−ア
ミノプロピル化合物を得る。 10−アルデヒド(XII)はさらに相同化されて、
たとえば反応式Cの方法により、炭素鎖を延長す
ることができる。反応式C:式XIIなる化合物のア
ルデヒド基をウイツテイング(Witting)反応に
より、たとえばトリフエニルメチル ホスホニウ
ムブロミドを用いて、相当するエチレン基に変換
する。こうして生成される中間体アルケン(
XI)を順次ヒドロホウ素法により変換して式
XIIなる2−ヒドロキシエチル化合物を得る。たと
えば式XIなるアルケンをジボランと反応させ
て通常は単離されない中間体を生成し、これを過
酸化水素で塩基媒質中にて酸化して所望のアルコ
ールを得る。こうして生成されるヒドロキシアル
キル ステアロイドを次に上記の如く酸化し、式
なる相当するアルデヒドを得る。これらの
アルデヒドを次に反応式AもしくはBの方法によ
り、又は他の方法、たとえば反応式Dに例示した
如き方法、によりアミノアルキル ステロイドに
変換する。反応式D:式XLIなるアルデヒドをヒ
ドロキシアミンと反応させることにより相当する
オキシム(XL)に変換する。かかるオキシム
を次に活性水素化物還元剤、たとえば水素化アル
ミニウムリチウム、と反応させることにより式
LIなるアミンに変換する。 種々の上記10−アミノアルキル ステロイド
は、さらにアシル化により相当するアミド(L1)
に、応式Eに例示した如く、修飾され得る。適当
なアシル化剤としてハロゲン化アシル、たとえば
塩化アセチルおよび塩化ベンゾイル、又は酸無水
物、たとえば無水酢酸および無水安息香酸、が含
まれる。アシル化に適当な溶媒系としてピリジン
および第三アミン、たとえばトリエチルアミンお
よびN−メチルモルホリン、の不活性有機溶媒た
とえばジクロロメタン中での混合物が含まれる。
式Lなるこれらのアミドを順次、相当する式L
なるアルキルアミンに活性水性化化合物、たと
えば水素化アルミニウムリチウム、を用いて還元
することができる。アシル化および還元をくり返
すことにより、種々の新規化合物、たとえば式L
およびLなる化合物、が得られる(反応式E
に例示の如く)。式Lなる第三アミンのアルキ
ル化により式Lなる第四アンモニウム化合物が
得られる。アルキル化剤の例としてはハロゲン化
アルキル、たとえば臭化メチルおよび塩化エチ
ル、硫酸アルキル、たとえば硫酸ジメチル、が含
まれる。 側鎖が不飽和の式LXIなる10−(アミノア
ルケニレン)ステロイドは、反応式Gに例示した
如く、ヒドロキシアルキル ステロイドから製造
され得る。たとえば2−シアノ−1−ヒドロキシ
エチル ストロイド(式XI)はアセチル化によ
り、相当する2−アセトキシ化合物(式LXI)
に変換される。適当なアセチル化試薬としては無
水酢酸もしくは塩化アセチルが含まれ、適当な溶
媒系としてはピリジンならびに第三アミン、たと
えばトリエチルアミンおよびN−メチルモルホリ
ン、の非反応性有機溶媒たとえばジクロロメタン
中の混合物が含まれる。好ましい試薬の組み合わ
せはピリジン中の無水酢酸である。アセトキシ化
合物(LXI)を塩基、たとえばアルカリもしく
はアルカリ土類金属の炭酸塩、の存在下にゆつく
りと高沸点となる不活性有機溶媒、たとえば置換
芳香族炭化水素又はアルキル ポリエーテル、中
にて加熱し、アルケニレン ニトリルい式L
XII)を生成する。好ましい状態は熱t−ブチルベ
ンゼン中の炭酸ナトリウムである。ニトリル(L
XII)を選択的還元剤たとえば水素化アルミニウ
ムリチウムを用いて、上記の如く、還元すると、
相当する3−アミノ−1−プロペニル ステロイ
ドを得ることができる。ニトリル(LXII)をさ
らに上記の如く接触水素添加により還元して、相
当する3−アミノプロピル ステロイド(式L
)を得ることができる。完全な状態、たとえ
ば高められた温度で長い時間のパラジウム上水素
添加、はステロイド環系の炭素−炭素二重結合を
減じる。当業者公知のさほど完全ではない状態で
は、環二重結合を有する3−アミノプロピル ス
テロイドを単離することができる。 次の例はさらに本発明の化合物の製造データを
例証するものである。本発明は前述の開示で十分
に示されているが、これはこれらの例により精神
面でも領域面でも限定されるものではない。当業
界熟知の者は、次の製剤法の状態およびやり方の
変形は、本発明の化合物の製造にも用いられ得る
ことは容易に理解されよう。すべての温度は特に
断わらない限り摂氏を表わす。 例 1 19−アセトキシアンドロス−4−テン−3,17
−ジオン 100mlのピリジンおよび250mlの無水酢酸中に溶
かした19−ヒドロキシアンドロス−4−テン−
3,17−ジオン(50g)を、蒸気浴上にて加温し
ながら渦巻き状態にしておく。溶液が完成した
ら、反応物を室温に放置する。2時間後に氷およ
び水を添加し、得られた油状物を酢酸エチル中に
抽出する。有機層を水洗し、硫酸ナトリウムで乾
燥させ、ろ過し、かつ減圧下に濃縮して58gの題
記化合物を無定形固体として得る。シリカゲル状
1:1酢酸エチル/スケリソルブ(Skellysolve)
Bを用いた薄層クロマトグラフイーにより均一と
した生成物を、精製せずに次の反応に用いる。 例 2 19−ヒドロキシアンドロス−5−テン−3,17
−ジオン、サイクリツク ビス(1,2−エタ
ンジイル アセタール) 例1の酢酸エステル、500mlのエチレングリコ
ールおよび500mgのp−トルエンスルホン酸を窒
素下に合併し、かつ急速に撹拌する。混合物をゆ
つくりと加熱し、かつ圧力を2mmHgまで減圧す
るとエチレグリコールがゆつくりと蒸留し始め
る。温度と圧力を6時間保持して350mlの蒸留物
をかい集する。混合物をおよそ50°まで冷却し、
次に300mlのメタノール中20gの水酸化ナトリウ
ムで処理する。この混合物を減圧下に50°に保持
して150mlのメタノールを蒸留する。一枚放置後
に混合物を、撹拌しながら、50mlの水で処理し、
そして得られた固体をろ過によりかい集する。固
体を10%水性メタノールで洗い、50°で高圧下に
て一夜乾燥させ、44.2g題記化合物を得る。薄層
クロマトグラフイー(例1参照)によつて均一に
し生成製物を精製させずに次の反応に用いる。 例 3 19−ヒドロキシアンドロス−5−テン−3,17
−ジオン、サイクリツクビス(1,3−プロパ
ンジイル アセタール) 500mlのトルエン中の例1(50g)のアセテート
エステルおよび500mlの1,3−プロパンジオー
ルを溶媒部を蒸発させることによつて乾燥させ
る。シユウ酸(1.2g)を添加し、かつ溶液をお
よそ3日間加熱する。冷却して残りのプロパンジ
オールを分離し、かつ捨てる。トルエン層をベン
ゼンを希釈し、冷たい希水性炭酸カリウムおよび
2つに分けたブラインで洗浄し、硫酸マグネシウ
ムで乾燥させた、ろ過し、かつ減圧下に濃縮す
る。粗生成物をさらにシリカゲル上カラムクロマ
トグラフイーで精製し、30gのアセタールアセテ
ート エステルを得る。アセテートエステルの一
部をメタノール中に溶かし、還流下に2時間、水
性水酸化ナトリウムと加熱する。室温で一夜放置
すると、反応混合物は結晶性物質を生じるのでこ
れをかい集し、洗浄し、かつアセトンから再結晶
させて題記化合物を得る。構造式は紫外線および
赤外線スペクトルにより、ならびに元素分析によ
つて支持される。 例 4 19−オキソアンドロス−5−テン−3,17−ジ
オン、サイクリツクビス(1,2−エタンジイ
ル アセタール) 窒素雰囲気下に−10°に保持された440mlのピリ
ジンへ、15分間にわたり撹拌しながら、クロミウ
ム トリオキシド(44g)を添加する。例2(44
g)を19−ヒドロキシ −ステロイドを急速に撹
拌しながら添加し、この混合物を−5°で2時間、
次に室温で2.5時間撹拌する。混合物をアセトン
−氷浴中にて25ないし30°に保持し、一方400mlの
45%二亜硫酸ナトリウム溶液を添加する。混合物
を一夜放置し、白色固体をろ過によりかい集し、
高減圧下に乾燥させて、31gの題記化合物を得、
これを薄層クロマトグラフイー(例1参照)によ
つて均一化する。構造式は赤外線およびNMRス
ペクトルによつて支持される。 例 5 19−オキソアンドロス−5−テン−3,17−ジ
オン、サイクリツクビス(1,3−プロパンジ
イル アセタール) 題記化合物は例4の方法により、例3の6gの
19−ヒドロキシ ステロイドを用いて製造する。
ベンゼンからの再結晶により1.8gの結晶性精製
物を得る。構造式は赤外線スペクトルおよび元素
分析によつて支持される。 例 6 19−ジアノアンドロス−5−テン−3,17−ジ
オン、サイクリツクビス(1,2−エタンジイ
ル アセタール) 125mlのジメトキエタン中に15gのトシメチル
イソシアナイドを含む撹拌溶液へ、−15°にて25g
のカリウムt−ブトキシドを急速に添加する。数
分後2mlのメタノールおよび、いくつかに分け
て、16gの例4の生成物アルデヒドを加える。反
応物を30分間−15°で撹拌し、次に室温まで加温
し、かつ一夜放置する。反応混合物を氷上に注
ぎ、かつ激しく撹拌する。沈澱物をかい集し、水
洗し、乾燥させて15.1gの題記化合物を得る。構
造式はNMR、紫外線および赤外線スペクトルに
よつて確認される。 例 7 19−シアノアンドロス−5−テン−3,17−ジ
オン、サイクリツクビス(1,3−プロパンジ
イル アセタール) 題記化合物を例6の方法により、3.1gの例5
の生成物アルデヒドを用いて製造する。イソプロ
ピルアルコールから再結晶させて2.3gの結晶性
生成物を得る。構造式は赤外線スペクトルおよび
元素分析により支持される。 例 8 19−シアノアンドロス−4−テン−3,17−ジ
オン 25mlのアセトン中に1.2gの例6のニトリルを
含む溶液へ、2mlの過塩素酸、3mlの水、および
5mlのアセトンからなる混合物を添加する。この
混合物を溶液が完成するまで撹拌し、次に一夜放
置する。溶液をろ過によつて清澄化し、およそ
100mlまで希釈し、そして結晶が生成するまで放
置しておく。結晶性固体をかい集し、減圧下に乾
燥させて0.8gの題記化合物を得る。これは薄層
クロマトグラフイー(シリカゲル上の酢酸エチ
ル)によつて均一化されたものである。構造式を
NMRおよび紫外線スペクトルによつて確認す
る。 例 9 10−(2−アミノエチル)エスト−5−レン−
3,17−ジオン、サイクリツクビス(1,2−
エタンジイル アセタール)、塩酸塩一水和物 100mlの還流ジエチルエーテル中に1gの水素
化アルミニウムリチウムを含む撹拌混合物へ、各
10mlのジエチルエーテルおよびジオキサン中に1
gの例6なるニトリルを含む溶液を滴下添加す
る。2時間後に5mlのジオキサン中1mlの水を滴
下添加し、次に1.8mlの20%水性水酸化ナトリウ
ムおよび3mlの水を滴下添加する。一夜撹拌後、
溶液をろ過手段を用いてろ過し、かつろ液を減圧
下に濃縮して油状物を得る。油状物をジエチルエ
ーテル中に溶かし、かつジオキサン中にてHClで
注意深く酸性化する。グラチン状固体をかい集
し、ジエチルエーテルで洗浄し、かつ減圧下に乾
燥させて0.7gの題記化合物を得る。構造式を
NMRおよび赤外線スペクトルならびに元素分析
によつて確認する。 例 10 10−(2−アミノエチル)エスト−5−レン−
3,17−ジオン、サイクリツクビス(1,2−
エタンジイル アセタール)、アセテート(塩) 題記化合物は例9の方法により製造するが、但
しHClに代えて酢酸を用いる。構造式はNMRス
ペクトルおよび元素分析によつて確認される。 例 11 10−(2−アミノエチル)エスト−5−レン−
3,17−ジオン、サイクリツクビス(1,3−
プロパンジイル アセタール)、アセテート
(塩) 題記化合物は例7のニトリル生成物を用いて例
10の方法により製造される。酢酸を添加すると酢
酸塩がすぐに沈澱し、0.4gの結晶性固体を得る。
構造式は赤外線スペクトルおよび元素分析によつ
て支持される。 例 12 10−(2−アミノエチル)エストラン−3,17
−ジオン、サイクリツク ビス(1,2−エタ
ンジイル アセタール)、アセテート(塩) 数滴のトリエチルアミンを含むイソプロピルア
ルコール中に5gの例10の化合物を含溶液を、
60psiおよび60°で水素のとり込みが完了するまで
酸化プラチナ上にて水素添加を行う。不溶物をろ
過によつて除去し、溶液を減圧下に濃縮して油状
物を得、これをジエチル エーテル中に再溶解さ
せ、そして酢酸で酸性化する。固体をかい集して
乾燥させ、3.5gの題記化合物を得る。構造式は
NMRおよび紫外線スペクトルならびに元素分析
によつて支持される。 例 13 10−(2−アミノエチル)エストラン−3,17
−ジオン、塩酸塩 50mlのアセトン中に例12(2.0g)の化合物を含
む撹拌溶液へ、1mlのジオキサン中5NHClおよ
び1mlの水を添加する。24時間放置後、溶液を減
圧下に濃縮して無定形固体を得、これをジエチル
エーテルで粉砕し、ろ過し、そして乾燥させる。
ジエチルエーテルで粉砕をくり返して1.7gの題
記化合物を得る。構造式をNMRおよび赤外線ス
ペクトルならびに元素分析によつて確認する。 例 14 10−(2−アセトアミドエチル)エスト−5−
レン−3,17−ジオン、サイクリツク ビス
(1,2−エタンジイルアセタール)、方法A 25mlのトリエチルアミンおよび10mlの無水酢酸
中に2gの例9なる生成物アミンを含む溶液を一
夜放置しておく。水を添加し、得られた固体をか
い集し、水洗し、減圧下に乾燥させて2gの題記
化合物を得る。構造式をNMRおよび赤外線スペ
クトルならびに元素分析によつて確認する。 例 15 10−(2−アセトアミドエチル)エスト−5−
レン−3,17−ジオン、サイクリツク ビス
(1,2−エタンジイルアセタール)、方法B 100mlのピリジン中に10gの例10の生成物アミ
ンおよび20mlの無水酢酸を含む溶液をかきまわし
て溶液を完成させる。30分後に水を添加するが、
その間は溶液を晶出点まで冷却浴中にてかきまわ
す。結晶をかい集し、水洗し、そして減圧下に
50°で乾燥させて、8gの題記化合物(薄層クロ
マトグラフイーにより均一化する)を得る。この
方法によつて製造された化合物は例14により製造
されたものと同一である。 例 16 10−〔2−(エチルアミノ)エチル〕エスト−5
−レン−3,17−ジオン、サイクリツク ビス
(1,2−エタンジイル アセタール) 50mlのジオキサン中に8gの水素化アルミニウ
ム リチウムを含む混合物へ、撹拌しながら、8
gの例15のアミドを添加する。初めの激しい反応
がおさまつたら混合物を還流下に3時間加熱す
る。25mlのジオキサン中に入れた水(8ml)を添
加し、続いて7mlの20%水性水酸化ナトリウムお
よび25mlの水を添加する。得られた混合物を2容
量のジエチルエーテルで希釈し、ろ過して不溶性
物質を除去し、減圧下に濃縮して無色の油状物を
得る。この油状物を当量の酢酸で酸性化したジエ
チルエーテルから再結晶させて、7.7gの題記化
合物を固体として得る構造式をNMRおよび赤外
線スペクトルならびに元素分析によつて確認す
る。 例 17 10−〔2−(N−エチルアセトアミド)エチル〕
エスト−5−レン−3,17−ジオン、サイクリ
ツク ビス(1,2−エタンジイル アセター
ル) 題記化合物を例16の生成化合物を用いて例15の
方法により製造する。最初に単離した油状物は固
化して6.1gの結晶性固体となる。構造式はNMR
スペクトルおよび元素分析によつて支持される。 例 18 10−〔2−(N,N−ジエチルアミノ)エチル〕
エスト−5−レン−3,17−ジオン、サイクリ
ツク ビス(1,2−エタンジイル アセター
ル) 題記化合物を例17なる生成物アミドを用いて例
16の方法により製造する。構造式をNMRスペク
トルおよび元素分析によつて確認する。 例 19 N,N−ジエチル−N−メチル−〔3,3:17,
17−ビス(1,2−エタンジイル ビス(オキ
シ))エストラン−10−イル〕エタナミニウム
ブロミド 20mlのアセトン中に例18のアミン(1.5g)を
含む溶液へ、臭化メチルを泡だてる。生成した固
体をかい集し、ジエチルエーテルで洗浄し、乾燥
させ、そして題記化合物を得る。構造式をNMR
スペクトルおよび元素分析によつて確認する。 例 20 19−ヒドロキシイミノアンドロス−5−テン−
3,17−ジオン、サイクリツクビス(1,2−
エタンジイル アセタール) 例4からの10gのアルデヒド生成物および50ml
のピリジン中の10gの塩酸ヒドロキシルアミンか
らなる混合物を、蒸気浴上にて、固体が溶解する
まで加熱する。得られた二層系を加熱しながら、
反応が終了するまで(およそ90分)撹拌する。水
を添加すると固体は分離し、これをかい集し、水
洗し、そして減圧下に50°で乾燥させる。題記化
合物(10g)をさらに生成することなく次の反応
に用いる。 例 21 19−アミノアンドロス−5−テン−3,17−ジ
エン、サイクリツク ビス(1,2−エタンジ
イル アセタール)、塩酸塩 100mlのジオキ中に例20からのオキシ10gを含
む溶液を、200mlの1:1ジエチルエーテル/ジ
オキサン中に10gの水素化アルミニウム リチウ
ムを含む懸濁液へ添加する。水素化物の添加後、
ジエチルエーテルをゆつくりと留去し、残りの混
合物を還流下に一日加熱する。この反応混合物へ
20mlのジオキサン中の10mlの水、8mlの20%水性
水酸化ナトリウム、および30mlの水を滴下添加す
る。不溶物をろ過して除き、ろ液を減圧下に油状
物が得られるまで減じる。油状物をジエチルエー
テル中に溶かし、かつジオキサン中5N HClの数
滴で酸性化する。生じた固体をかい集し、洗浄
し、かつ乾燥させて題記化合物を得る。構造式は
NMRスペクトルおよび元素分析によつて支持さ
れる。 例 22 10−(2−シアノ−1−ヒドロキシエチル)エ
スト−5−レン−3,17−ジオン、サイクリツ
ク ビス(1,2−エタンジイル アセター
ル) 25mlのテトラヒドロフラン中5gなジイソプロ
ピルアミンの溶液へ、窒素下にヘキサン中2Mブ
チルリチウムの25mlを滴下添加する。新たに製造
したリチウム ジイソプロピルアミドを急速に撹
拌しながら、−60°まで冷却した30mlのテトラヒド
ロフラン中4gのアセトニトリルへ滴下添加す
る。得られた溶液を1時間撹拌後、20mlのテトラ
ヒドロフラン中7.1gの例4からのアルデヒド生
成物を、急速に撹拌しながら滴下添加する。反応
混合物に撹拌しながら氷中に注ぐ。揮発物を減圧
下に除去すると水性媒質中に固体の懸濁液が残存
する。この固体をかい集し、水洗し、減圧下に
50°で乾燥させて6gの題記化合物を得る。構造
式をNMRスペクトルおよび元素分析によつて確
認する。 例 23 10−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)
エスト−5−レン−3,17−ジオン、サイクリ
ツク ビス(1,2−エタンジイル アセター
ル)、塩酸塩半水和物 題記化合物を250mlのジエチルエーテル中の6
gの水素化アルミニウムリチウムおよび20mlのジ
オキサン中の例22からのニトリル5.5gを用いて、
例9の方法により製造する。ジエチルエーテル中
の得られた油状物をジオキサン中5N HCl3mlえ
酸性化し、生成され固体をかい集し、洗浄し、乾
燥させ、そして5.1gの題記化合物を得る。構造
式はNMRスペクトルおよび元素分析によつて支
持される。 例 24 10−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)
エスト−5−レン−3,17−ジオン、サイクリ
ツク ビス(1,2−エタンジイル アセター
ル)、アセテート(塩) 題記化合物を例23の方法により製造するが、但
しHClの代わりに酢酸を用いる。構造式はNMR
スペクトルおよび元素分析によつて支持される。 例 25 19−シアニコレスト−5−エン−3β−オル 題記化合物を例6の方法により、3β−アセト
キシ−19−オキサコレスト−5−エン(相当する
3−ヒドロキシステロイドのアセチル化によつて
誘導される)から製造する。構造式はNMRスペ
クトルおよび元素分析によつて支持される。 例 26 10−(2−アミノエチル)−19−ノルコレスト−
5−エン−3β−オル、塩酸塩 題記化合物を例9に方法によつて、例25のニト
リル5gから製造する。最初に単離した白色固体
を熱メタノール中に溶かし、ろ過し、ジオキサン
中のHClで酸性化し、そして酢酸エチルの添加に
よつて再結晶させる。固体をかい集し、乾燥させ
て4.1gの題記化合物を得る。構造式はNMRスペ
クトルおよび元素分析によつて支持される。 例 27 10−(2−シアノ−1−ヒドロキシエチル)−19
−ノルコレスト−5−エン−3β−オル 題意化合物を例22の方法により、9gの3β−
アセトキシ−19−オキサコレスト−5−エンを用
いて製造する。最後に水(200ml)を添加すると
固体が生じ、これを水洗し、乾燥させて9gの題
記化合物を得る。ニトリルはさらに精製されるこ
となく用いられる。 例 28 10−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)−
19−ノルコレスト−5−エン−3β−オル、塩
酸塩 題記化合物を例23(および例9)の方法により、
例27のニトリルを用いて製造する。単離した精製
物の構造式をNMRスペクトルおよび元素分析に
よつて確認する。 例 29 10−(4−アミノ−1−ヒドロキシ−2−ブチ
ニル)−19−ノルコレスト−5−エン−3β−オ
ル 150mlのテトラヒドロフラン中の80mlの2Mブチ
ルリウム(ヘキサン中)ヘ−5°で、7.5mlのプロ
パルギヤアミンを滴下添加する。混合物を室温ま
で加温してから、17.5gの3β−アセトキシ−19−
オキサコレスト−5−エンの添加のために再冷却
する。反応混合物を室温まで加温し、かつ一夜放
置しておく。反応物を100mlの冷水で急冷した後、
反応物をジエチルエーテルで抽出する。エーテル
層を分離し、3%水性塩化水素酸で洗浄すると、
油状の中間層により水性層とエーテル層とに分離
する。油状の中間層は新しいジエチルエーテル下
に固化し、またエーテル層はジオキサン中のHCl
で酸性化すると固体を生成するが、各固体とも塩
酸塩である。水性層は放置しておくと沈澱物(遊
離塩基)を生ずる。塩もしくは遊離塩基として分
離した成分を、シリカゲル上メタノール/ジクロ
ロメタンを用いたカラムクロマトグラフイーによ
つて精製する。題記化合物は、適当な溶出部分を
濃縮して固体精製物を得ることにより遊離塩基と
して単離される。構造式はNMRスペクトルおよ
び元素分析によつて支持される。 (例30〜例34は欠番とする) 例 35 19−ヒドリキシアンドロスタン−3,17−ジオ
ン、サイクリツク ビス(1,2−エタンジイ
ル メルカプトール) 280mlのメタノール中に24.6gの19−アセトキ
シアンドロスタン−3,17−ジオン、100gのエ
タンジチオール、28mlのエチルオルトホルメー
ト、および1.5gのp−トルエンスルホン酸を含
む溶液を、室温にて3日間撹拌する。水性水酸化
カリウムを急速に撹拌した反応混合物へ滴下添加
し、これを40°に維持する。4時間後、反応物を
水で希釈し、かつ1:1ジエチルエーテル/酢酸
エチルで抽出する。有機層を10%水性炭酸ナトリ
ウムで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧
下に濃縮して油状物を得る。残留物をメタノール
中に懸濁させ、25mlの水中の10gの水酸化カリウ
ムで処理する。2時間後に水をゆつくりと加え、
分離した固体をかい集し、水洗し、乾燥させ、そ
して30.1gの題記化合物を得る。 例 36 19−オキソアンドロスタン−3,17−ジオン、
サイクリツク ビス(1,2−エタンジイル
メルカプトール) 300mlのアセトン中に11.7gのチオアセタール
生成物を含む溶液を、7mlの三酸化クロミウム/
硫酸溶液(4ミリモル)を−20°で滴下添加して
処理する。アセトンを除去し、水を添加する。混
合物をジエチルエーテルで抽出し、有機層を希水
性重炭酸カリウムで洗浄する。エーテル層を硫酸
ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、濃縮して油状物
とし、これをシリカゲル上高性能カラムクロマト
グラフイーによつて精製する。アルデヒドはさら
に精製することなく次の反応に用いられる。 例 37 10−(2−アミノエチル)エストラン−3,17
−ジオン、サイクリツク ビス(1,2−エタ
ンジイル メルカプトール) 題記化合物は例6および9の方法により、例36
のアルデヒド生成物を用いて製造される。 例 38 19−ヒドロキシエストラン 例35のチオアセタール生成物10gおよび500ml
のエタノール中60gのW−ラネ−ニツケルを含む
混合物を、窒素下に24時間、還流加熱する。触媒
をと過によつて除去し、ろ液を減圧下に濃縮して
油状物を得る。この油状物をジエチルエーテル中
にとかし、ろ過し、かつ濃縮して6gの題記化合
物を油状物として得る。 例 39 19−オキソエストラン 題記化合物(4.5g)を、例36の方法により、
例38の生成化合物6gを用い、油状物として製造
する。 例 40 10(2−アミノエチル)エストラン 題記化合物を例7−および9の方法により、例
39のアルデヒド生成物を用いて製造する。 例 41 10(2−アミノエチル)−3,3−(1,2−エ
タンジイルビス(オキシ))エスト−5−レン
−17−オン 例10の生成物アミンアセテート(3g)を100
mlの水中に3時間還流加熱する。冷却後、この溶
液をろ過手段を用いてろ過し、かつ20%水性水酸
化ナトリウムで塩基性にする。分離した油状物は
放置すると固化し、2.1gの題記化合物が得られ
る。構造式は赤外線、紫外線およびNMRスペク
トルによつて確認される。化合物はさらに精製す
ることなく次の反応に用いられる。 例 42 10−(2−アセトアミドエチル)−3,3−(1,
2−エタンジイル−ビス(オキシ))エスト−
5−レン−17−カルボキシアルデヒド 例41の題記化合物のアミノ基を例15の方法によ
りアセチル化する。水素化ナトリウム(1.2g、
油状中に50%分散)を石油エーテルで洗浄し、窒
素蒸気下に乾燥させる。トリメチルスルホキソニ
ウム ヨウ化物(5g)を水素化ナトリウムと混
合し、かつ−10°まで冷却する。ジメチルスルホ
キシド(40ml)を滴下添加し、混合物を加温し、
室温で30分間撹拌する。混合物を再び−10°まで
冷却し、ステロイドアミドを添加し、そして反応
を撹拌しながらおよそ40時間進行させる。水を添
加し、混合物をジエチルエーテルで抽出する。エ
ーテル層を水洗し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、
そして濃縮乾燥させる。こうして生成した中間体
エポキシドを、ジエチルエーテル中0°にて、ボロ
ントリフルオリド エーテラートで処理する。混
合物を室温で15分間撹拌し、エーテルで希釈し、
10%水性重炭酸ナトリウムで洗浄し、濃縮して乾
燥させる。高性能液体クロマトグラフイーによ
り、この得られた生成物を生成して題記化合物を
得る。 例 43 10−(2−アミノエチル)−17−メトキシカルボ
ニル−3,3−(1,2−エタンジイルビス
(オキシ))エスト−5−レン 例42の17−カルボキシアルデヒドをアセトン中
に溶かしてから−10°まで冷却し、次に1.2当量の
標準化ジヨーンズ試薬で処理する。温度をゆつく
りと10°まで上昇させ、およそ1時間保持する。
反応物を水で急冷し、得られ粗精製物をクロロホ
ルム中に溶かし、水洗し、硫酸ナトリウムで乾燥
させ、かつ濃縮して減圧に乾燥させる。中間体生
成物のアミド基を、50mlの還流2N水性水酸化カ
リウム中にて加水分解することにより除去する。
冷却後、溶液を酢酸で酸性化する。得られた化合
物をかい集して乾燥させ、次にテトラヒドロフラ
ン中にて撹拌し、そこへエーテル中のジアゾメタ
ンを添加する。溶液が完成したら、溶媒を減圧下
に除去して題記化合物を得る。 例 44 10−(2−アミノエチル)−17α−(2−カルボ
キシルエチル)−3,3−(1−2−エタンジイ
ルビス(オキシ))エスト−5−レン−17−オ
ル カリウム金属(18g)をトルエンおよびt−ア
ミルアルコールで洗浄してから撹拌還流t−アミ
ルアルコールに添加する。カリウムを完全に除い
てから溶液を0°まで冷却し、アセチレンをこの冷
却溶液に通す。150mlのジエチルエーテル中スラ
リー状の例41の17−ケトンを急いで加え、さらに
アセチレンを通す。およし16時間後、250mlの水
中に50gの塩化アンモニウムを有する溶液をゆつ
くりと添加し、得られた混合物を1:1ジエチル
エーテル−酢酸エチルで抽出し、水洗し、かつ減
圧下に濃縮して17−エチニル中間体を得る。過剰
のジエチルエーテル中3Nメチルマグネシウム
ブロミドを、窒素雰囲気下におよそ350mlの乾燥
テトラヒドロフランに添加し、100mlのテトラヒ
ドロフランに溶かしたエチニル化合物を撹拌しな
がら添加する。撹拌を一夜続ける。次に二酸化炭
素の蒸気をおよそ20時間反応混合物に通し、その
後反応物を1の氷含有塩化アンモニウム上に注
ぐことによつて急冷する。有機性揮発物を減圧下
に蒸発させることによつて除去し、得られた固体
をろ過してかい集し、減圧下に乾燥させる。残留
物を塩化アンモニウムで粉砕し、水洗し、かい集
し、かつ乾燥させてエチニルカルボン酸を得る。
この中間体カルボン酸を、触媒として炭素上パラ
ジウムを用い、エタノール中にて接触水素添加す
る。ろ過し、濃縮乾燥させてから、残留物をトリ
エチルアミン中に溶かし、再びろ過し、そして高
減圧下に40°で濃縮乾燥させて題記化合物を得る。 例 45 3−〔10−(2−アミノエチル−3,3−(1,
2−エタンジイルビス(オキシ))エスト−5
−レン−17α−イル〕プロパン酸ラクトン 題記化合物を例44の生成物の18クラウン−6エ
ーテル複合物から、トリエチルアミン含有ジクロ
ロメタン中の無水酢酸と、たとえば、ジエー・ケ
ム・ササ・,ケム・コミユーン.(J.Chem.Sco.,
Chem.Commun.)、471(1978)の塩基法を用い
て、反応させることによつて製造する。 例 46 10−(2−シアノ−1−アセトキシエチル)エ
スト−5−レン−3,17−ジオン、サイクリツ
クビス(1,2−エタンジイル アセタール) 50mlのピリジンおよび50mlの無水酢酸中の例22
の題記化合物(10g)を1時間、蒸気浴上にて加
熱し、そして室温に一夜放置する。溶液を撹拌し
ながら氷上に注ぎ、得られた油状物を傾瀉によつ
て分離する。油状物を水中に再懸濁させることに
よつて晶出させ、10.2gの題記化合物を得る。構
造式は赤外線およびNMRスペクトルならびに元
素分析によつて支持される。 例 47 10−(2−シアノエテニル)エスト−5−レン
−3,17−ジオン、サイクリツクビス(1,2
−エタンジイル アセタール) 例46のアセチル化化合物(2.5g)を25mlのt
−ブチル−ベンゼン中に溶かし、そこへ2.5gの
無水炭酸ナトリウムを添加する。混合物を還流下
に10時間撹拌した後、溶媒を除去し、そして残留
物をジエチルエーテル中に抽出する。有機層を水
洗し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下に減少
させて油状物を得る。ジエチルエーテルで粉砕し
て油状物を結晶化させ、1.7gの題記化合物を得
る。構造式はNMRスペクトルおよび元素分析に
よつて支持される。 例 48 10−(3−アミノ−1−プロペニル)エスノ−
5−レン−3,17−ジオン、サイクリツクビス
(1,2−エタンジイル アセタール) 題記化合物を例47のニトリルから例9の方法を
用いて製造する。 例 49 10−(2−シアノエチル)エスト−5−レン−
3,17−ジオン、サイクリツクビス(1,2−
エタンジイル アセタール) 例47の題記化合物をエタノール中にて接触水素
添加(触媒として炭素上パラジウムを用いる)に
よる部分的還元を行い題記化合物を得る。 例 50 10−(3−アミノプロピル)エスト−5−レン
−3,17−ジオン、サイクリツクビス(1,2
−エタンジイル アセタール)、アセテート
(塩)、方法A。 題記化合物を例9の方法により例49のニトリル
生成物を用いて製造する。 例 51 10−エテニルエスト−5−レン−3,17−ジオ
ン、サイクリツクビス(1,2−エタンジイル
アセタール) 題記化合物を例4のアルデヒド生成物から、ジ
エチルエーテル中のトリフエニルメチルホスホニ
ウムブロミドとの反応により、たとえば、有機合
金第40巻、66頁(1960)の方法を用いて、製造す
る。 例 52 10−(2−ヒドロキシエチル)エスト−5−レ
ン−3,17−ジオン、サイクリツクビス(1,
2−エタンジイル アセタール) 題記化合物を例41の生成化合物からジボランと
反応させ、次に水性塩基中の過酸化水素と、たと
えば、ジエー.オーグ.ケム.(J.Org.Chem.)、
22、1136(1957)の方法を用いて、反応させるこ
とによつて製造する。 例 53 10−(3−アミノプロピル)エスト−5−レン
−3,17−ジオン、サイクリツク ビス(1,
2−エタンジイル アセタール)、アセテート
(塩)、方法B. 題記化合物を例2、4、6および9の方法によ
り、例42の生成化合物から製造する。 例 54 10−(2−アミノエチル)−5α−エストラン−
3,17−ジオン、塩酸塩 題記化合物は19−ヒドロキシ−5α−アンドロ
スタン−3,17−ジオンから例1、2、4、6、
10および12の方法を用いて製造する。 例 55 10−(2−アミノエチル)−5β−エストラン−
3,17−ジオン、塩酸塩 題記化合物を19−ヒドロキシ−5β−アンドロ
スタン−3,17−ジオンから例1、2、4、6、
10および12の方法を用いて製造する。 例 56 10−〔シアノ(トリメチルシリルオキシ)メチ
ル〕エスト−5−レン−3,17−ジオン、サイ
クリツク ビス(1,2−エタンジイル アセ
タール) 例4の生成物(10g)を100mlにアセトンシア
ノヒドリン中に溶かし、50°にて3時間加温する。
過剰のアセトンシアノヒドリンを減圧下に除去す
る。ヘキサメチルジシラザン(50ml)を添加し、
得られた溶液を3時間、撹拌しながら蒸気浴上に
て加熱する。過剰のヘキサメチレンジシラザンを
減圧蒸留し、残留物をメタノールから晶出させて
題記化合物を得る。 例 57 10−(2−アミノ−1−ヒドロキシエチル)エ
スト−5−レン−3,17−ジオン、サイクリツ
ク ビス(1,2−エタンジイル アセター
ル)、塩酸塩 題記化合物を例9の方法により、例56のニトリ
ル生成物を用いて製造する。物質を晶出により精
製する。構造式をNMRスペクトルおよび元素分
析によつて確認する。 例 58 10−〔(2−ジエチルアミノ)エチル〕エスト−
5−レン−3,17−ジオン、塩酸塩 題記化合物を例30の方法により、例18の生成物
を用いて製造する。構造式をNMRスペクトルお
よび元素分析によつて確認する。 例 59 MeMgCl(5ml−3モル)をA(2.5g)の撹拌
Et2O懸濁液(200ml)へ加える。撹拌を72時間続
ける。酒石酸カリウムナトリウムの飽和溶液を添
加し反応物をEtoAcで抽出する。水性炭酸カリウ
ムで洗浄後、本溶液を硫酸ナトリウムで乾燥さ
せ、かつ減圧下に液を減じて油状物を得る。油状
物をEt2O中に溶かし、ろ過し、そしてAcOHで
酸性化する。分離した固体Bをろ過し、かつ乾燥
させる。 計算値 実測値 C 68.93 68.90 H 9.49 9.00 N 3.22 3.29 NMR−0.91、1.19、1.93、3.91、5.03および
5.5ppm 例 60 次の物理データは前例で得られたものである。 例 1 IR−カルボニルス 1735、1662cm-1 NMR−0.94、1.95および5.8ppm 例 2 IR−OH 3250cm-1 NMR−2.85および2.90ppm 例 3 C25H38O5 計算値:C、71.71;H、9.15 実測値:C、71.51;H、9.12 NMR−0.83、多重線3.5−4.05ppm 例 4 IR−カルボニル 1718cm-1 NMR−2.88、2.93ppm、4.2ppm 例 5 C25H36 計算値:C、72.09:H、8.71 実測値:C、72.16;H、8.92 IR−1720cm-1 例 6 IR−ニトリル 2190cm-1 NMR−0.7ppm、1.87、1.9ppm、4.18ppm 例 7 C26H37O4N 計算値:C、73.04;H、8.72;N、3.28 実測値:C、72.71;H、8.89;N、3.18 IR−2250cm-1 例 8 U.V.−E236 max=15880 NMR−0.7ppm、1.85+1.87ppm、5.55ppm 例 9 C24H40ClNO4・H2O 計算値:C、62.93;H、8.80;N、3.05;Cl、
2.73 実測値:C、63.18;H、8.62;N、3.33;Cl、
7.51 IR−3850、2700−2400cm-1 NMR−0.86ppm、1.42、3.85&3.90ppmおよび
5.50ppm 例 10 C26H41NO6 計算値:C、67.5;H、8.90;N、3.01 実測値:C、66.98;H、8.91;N、2.91 IR−OH、NH塩ブリツジ NMR−0.88、1.42、3.85、3.91;5.52、7.1ppm 例 11 C28H45NO6 計算値:C、68.40;H、9.22;N、2.85 実測値:C、68.14;H、9.44;N、2.66 例 12 C26H43NO6 計算値:C、67.06;H、9.32;N、3.00 実測値:C、67.22;H、9.44;N、3.34 IR−結合NH、N2カルボニル NMR−0.78、1.9、3.8−3.84ppm 各プロトン6.3ppm 例 13 C20H32ClNO2 計算値:67.87;H、9.11;N、3.96;Cl、10.02 実測値:C、67.44;H、8.93;N、3.79;Cl、
9.87 IR−NH2 3500−3300cm-1 例 14 C26H39NO5 計算値:C、69.58;H、8.58;N、3.31 実測値:C、70.08;H、8.82;N、3.14 IR−NH 3400、カルボニル1700cm-1 NMR−0.93、1.92、3.82、3.91および5.52ppm 例 16 C28H45NO6 計算値:C、66.78;H、9.70;N、3.00 実測値:C、66.48;H、9.30;N、2.89 NMR−0.83、1.83、2.6、2.75、2.90、3.89、5.3、
7.85ppm 例 17 NMR−0.92、1.85、3.80、3.88、5.45ppm 例 18 C28H45NO4 計算値:C、73.15;H、9.86;N、3.04 実測値:C、72.92;H、9.94;N、2.94 NMR−0.9、0.92、1.03、1.14、3.86、3.93、
5.5ppm 例 19 C29H48BrNO4 計算値:C、62.79;H、8.72;N、2.52;Br、
14.40 実測値:C、62.39;H、8.77;N、2.54;Br、
14.8 NMR−0.89、1.3、1.40、1.5、3.34、4.85、4.95、
515ppm 例 21 C24H40ClNO4 計算値:C、64.85;H、8.52;N、3.29;Cl、
8.32 実測値:C、64.90;H、8.62;N、3.30;Br、
8.39 例 22 C25H25NO5 計算値:C、69.90;H、8.21;N、3.25 実測値:C、69.96;H、8.28;N、3.24 NMR−0.89、2.4、2.46、3.13、3.19、3.85、3.93、
5.62ppm 例 23 C25H40ClNO5・H2O 計算値:C、62.68;H、8.62;N、2.92;Cl、
7.40 実測値:C、62.13、H、83.0;N、2.97;Cl、
7.22 NMR−0.88、3.8、3.9および5.57ppm 例 24 C25H43NO7 計算値:C、65.69;H、8.78;N、2.83 実測値:C、65.29;H、8.80;N、2.62 NMR−0.86、1.88、3.82、3.88、5.5ppm 例 25 C28H45NO 計算値:C、81.69;H、11.02;N、3.40 実測値:C、80.95;H、11.02;N、3.42 IR−3420、2240cm-1 例 27 IR−強3440、2240(CO)cm-1 例 28 NMR−0.71、0.81、0.9、2.68、3.98、4.07、4.14、
5.57ppm 例 29 C30H50ClNO2 計算値:C、79.07;H、10.84;N、3.07 実測値:C、79.34;H、10.94;N、3.24 NMR−0.82、0.91、1.05、3.6、5.45ppm 例 35 NMR−0.89、2.42、3.16、3.27、3.43、3.57、3.78
および3.92ppm 例 36 酢酸エチル−石油エーテル1:1でのTLC上の
Rf0.65 例 38 IR−3300−3500cm-1 例 39 IR−カルボニル1720cm-1 例 40 NMR−0.76、1.5、1.75ppm IR−3200cm-1 例 41 C24H37NO5 計算値:C、68.71;H、8.89;N、3.34 実測値:C、68.58;H、8.70;N、3.13 IR−3420、1740cm-1 NMR−0.91、1.93、3.90、5.5および6.55ppm 例 46 NMR−0.93、2.62、2.7、2.72、2.8、3.82、3.94お
よび5.6ppm 例 47 C25H33NO4 計算値:C、72.96;H、8.08;N、3.40 実測値:C、72.87;H、8.18;N、3.47 U.V.−ab=.3210m/u NMR−0.77、3.84、3.93;3.18、3.4、5.65、5.17、
5.38、6.58および6.8ppm IR−ニトリル2220cm-1 例 48 NMR−0.73、1.93、3.43、3.49、3.33、5.52、5.57
および6.97ppm 例 49 C25H35NO4 計算値:C、72.61;H、8.53;N、3.39 実測値:C、72.61;H、8.29;N、3.38 NMR−0.77、2.18、3.84、3.92、5.17、5.39、
5.65、6.56、および6.78 例 50 C27H43NO6 計算値:C、67.90、H、9.07;N、2.93 実測値:C、67.71;H、9.07、N、2.94 NMR−0.89、1.89、3.85、3.9、5.5および7.56 例 56 NRR−0.16、0.2、0.93、1.64、3.83、3.95および
5.7ppm 例 57 NMR−0.9、1.1、1.15、3.85、3.9および5.5ppm 例 58 0.97、1.35、1.40、1.45、5.92ppm

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次式でで示される化合物(水和されている
    化合物および水和されていない化合物を含む)お
    よびその薬理学的に許容される塩: 〔式中、R1およびR2は各々同一もしくは異つて
    おり、 (a) 水素、 (b) ベンジルオキシ (c) ヒドロキシル (d) 1〜6個の炭素原子を有するアルカノイルオ
    キシ であるか、たは (e) R1およびR2は一緒になつてケト基を形成し
    ているか、又は (f) R1およびR2は一緒になつて (1) 2個の酸素原子、 (2) 2個のイオウ原子、又は (3) 1個の酸素原子および1個のイオウ原子 のいずれかを有し、環原子の残りが炭素である
    飽和もしくは不飽和の5員もしくは6員の複素環
    を形成しており、 R3およびR4は各々同一もしくは異つており、 (a) 水素、 (b) 1〜10個の炭素原子を有するアルキル、 (c) 1〜6個の炭素原子を有するアルカノイルオ
    キシ、 (d) アルコキシまたは (e) ヒドロキシ、 であるか、または (f) R3およびR4は一緒になつて (1) ケト基を、または (2) を形成しているか、または (g) R3およびR4は一緒になつて (1) 2個の酸素原子、 (2) 2個のイオウ原子、又は (3) 1個の酸素および1個のイオウ原子 のいずれかを含有し、環原子の残りが炭素である
    飽和もしくは不飽和の5員もしくは6員の複素環
    を形成しているか、または (h) R3もしくはR4の一方は式 【式】もしくは【式】 であり、残りのR3もしくはR4は水素であり、ま
    たは (i) −COOR8(基中、R3は水素または1〜6個の
    炭素原子を有するアルキルである)又は (j) 2〜5個の炭素原子を有するカルボキシアル
    キルであり、 R5は (a) 水素、 (b) ヒドロキシル、又は (c) トリアルキルシリルオキシ であり、但しR5はそれが付いている炭素が飽和
    されている時にのみ存在し、 R6およびR7は各々水素であり、但し4、5環二
    重結合が存在する時にはR6もしくはR7の一方の
    みが存在していてもよく、 Xは (a) 1〜6個の炭素原子を有するアルキル、また
    は (b) 1〜6個の炭素原子を有するアルキリデン であり、但しXがアルキリデンである時にはR5
    は存在しない、 Yは (a) −NR9R10(基中、R9およびR10は各々同一も
    しくは異つており、水素、1〜6個の炭素原子
    を有するアルキル、1〜6個の炭素原子を有す
    るアルカノイル、アリール、又はアルアルキル
    である)又は (b) −N(+)R11R12R13Z(-)(基中、R11、R12および
    R13は各々同一もしくは異つており、1〜6個
    の炭素原子を有するアルキル、アリール、又は
    アルアルキルであり、そしてZは薬理学上で許
    容される陰イオンである) である〕。 2 R3およびR4が各々同一又は異つており、 (a) 水素、又は (b) 1〜10個の炭素原子を有するアルキルである
    特許請求の範囲第1項の化合物。 3 10−(2−アミノエチル)エストランである
    特許請求の範囲第2項の化合物。 4 R3およびR4の一方が水素であり、そしてR3
    およびR4の他方が1〜10個の炭素原子を有する
    アルキルである特許請求の範囲第1項の化合物。 5 10−(2−アミノエチル)19−ノルコレスト
    −5−エン−3β−オル、塩酸塩、である特許請
    求の範囲第4項の化合物。 6 10−(4−アミノ−1−ヒドロキシ−2−ブ
    チニル)−19−ノル−コレスト−5−エン−3β−
    オルである特許請求の範囲第4項の化合物。 7 10(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)−
    19−ノルコレスト−5−エン−3β−オル、塩酸
    塩、である特許請求の範囲第4項の化合物。 8 R3およびR4が一緒になつて (1) 2個の酸素原子、 (2) 2個のイオウ原子、又は (3) 1個のイオウおよび1個の酸素原子のいずれ
    かを有し、環原子の残りが炭素である飽和も
    しくは不飽和の5員もしくは6員の複素環を
    形成している特許請求の範囲第1項の化合
    物。 9 R3およびR4が一緒になつて、2個の酸素原
    子を含有し、環原子の残りが炭素である飽和又は
    不飽和の5員もしくは6員の複素環を形成してい
    る特許請求の範囲第8項の化合物。 10 10−(2−アミノ−1−ヒドロキシエチル)
    エスト−5−レン−3−、17−ジオン、サイクリ
    ツクビス(1,2−エタンジイル、アセタール)、
    塩酸塩、である特許請求の範囲第9項の化合物。 11 10−(2−アミノエチル)エスト−5−レ
    ン−3−、17−ジオン、サイクリツクビス(1,
    2−エタンジイル、アセタール)、塩酸塩、一水
    和物、である特許請求の範囲第9項の化合物。 12 10−(2−アミノエチル)エスト−5−レ
    ン−3、17−ジオン、サイクリツクビス(1,2
    −エタンジイル アセタール)、アセテート
    (塩)、である特許請求の範囲第9項の化合物。 13 10−(3−アミノプロピル)エスト−5−
    レン−3、17−ジオン、サイクリツクビス(1,
    2−エタンジイル アセタール)、アセテート
    (塩)、である特許請求の範囲第9項の化合物。 14 10−(2−アミノエチル)−5a−エストラ
    ン−3,17−ジオン、サイクリツクビス(1,2
    −エタンジイル アセタール)、アセテート
    (塩)、である特許請求の範囲第9項の化合物。 15 10−(2−アミノエチル)−5β−エストラ
    ン−3,17−ジオン、サイクリツクビス(1,2
    −エタンジイル アセタール)、アセテート
    (塩)、である特許請求の範囲第9項の化合物。 16 10−(2−アミノエチル)エスト−5−レ
    ン−3,17−ジオン、サイクリツクビス(1,3
    −プロパンジイル アセタール)、アセテート
    (塩)、である特許請求の範囲第9項の化合物。 17 10−〔2−(エチルアミノ)エチル〕エスト
    −5−レン−3,17−ジオン、サイクリツクビス
    (1,2−エタンジイル アセタール)である特
    許請求の範囲第9項の化合物。 18 10−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピ
    ル)エスト−5−レン−3,17−ジオン、サイク
    リツクビス(1,2−エタンジイル アセター
    ル)、塩酸塩半水和物、である特許請求の範囲第
    9項の化合物。 19 10−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピ
    ル)エスト−5−レン−3,17−ジオン、サイク
    リツクビス(1,2−エタンジイル アセター
    ル)、アセテート(塩)、である特許請求の範囲第
    9項の化合物。 20 19−アミノアンドロス−5−テン−3,17
    −ジオン、サイクリツク ビス(1,2−エタン
    ジイル アセタール)、塩酸塩、である特許請求
    の範囲第9項の化合物。 21 10−〔2−(N,N−ジエチルアミノ)エチ
    ル〕エスト−5−レン−3,17−ジオン、サイク
    リツク ビス(1,2−エタンジイル アセター
    ル)である特許請求の範囲第9項の化合物。 22 10−(3−アミノ−1−プロペニル)エス
    ト−5−レン−3,17−ジオン、サイクリツク
    ビス(1,2−エタンジイル アセタール)であ
    る特許請求の範囲第9項の化合物。 23 R3およびR4が一緒になり、2個のイオウ
    原子を含有し、環原子の残りが炭素である飽和も
    しくは不飽和の5員もしくは6員の複素環を形成
    している特許請求の範囲第8項の化合物。 24 10−(2−アミノエチル)エストラン−3,
    17−ジオン、サイクリツクビス(1,2−エタン
    ジイル メルカプトール)である特許請求の範囲
    第23項の化合物。 25 Yが−N(+)R11R12R13Z(-)である特許請求の
    範囲第9項の化合物。 26 N,N−ジエチル−N−メチル−〔3,
    3:17,17−ビス(1,2−エタンジイルビス
    (オキシ))エストラン−10−イル〕エタナミニウ
    ムプロミドである特許請求の範囲第25項の化合
    物。 27 R3およびR4が一緒になつてケト基を形成
    している特許請求の範囲第1項の化合物。 28 10−(2−アミノエチル)−5α−エストラ
    ン−3,17−ジオン、塩酸塩、である特許請求の
    範囲第27項の化合物。 29 10−(2−アミノエチル)−5β−エストラ
    ン−3,17−ジオン、塩酸塩、である特許請求の
    範囲第27項の化合物。 30 10−〔(2−ジエチルアミノ)エチル〕エス
    ト−5−レン−3,17−ジオン、塩酸塩、である
    特許請求の範囲第27項の化合物。 31 10−(2−アミノエチル)−3,3−(1,
    2−エタンジイル ビス(オキシ))−エスト−5
    −レン−17−オンである特許請求の範囲第27項
    の化合物。 32 R3もしくはR4の一方が−COOR8であり、
    他方が水素である特許請求の範囲第1項の化合
    物。 33 10−(2−アミノエチル)−17−メトキシカ
    ルボニル−3,3−(1,2−エタンジイル−ビ
    ス(オキシ))エスト−5−レンである特許請求
    の範囲第32項の化合物。 34 R3もしくはR4の一方が2〜5個の炭素原
    子を有するカルボキシアルキルである特許請求の
    範囲第1項の化合物。 35 10−(2−アミノエチル)−17α−(2−カ
    ルボキシエチル)−3,3−(1,2−エタンジイ
    ルビス(オキシ))エスト−5−レン−17−オル
    である特許請求の範囲第34項の化合物。 36 R3およびR4が一緒になつて、基 を形成している特許請求の範囲第1項の化合物。 37 3−〔10−(2−アミノエチル)−3,3−
    (1,2−エタンジイルービス(オキシ))−エス
    ト−5−レン−17α−イル〕プロパン酸ラクトン
    である特許請求の範囲第36項の化合物。
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