JPH0571745B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0571745B2 JPH0571745B2 JP60233315A JP23331585A JPH0571745B2 JP H0571745 B2 JPH0571745 B2 JP H0571745B2 JP 60233315 A JP60233315 A JP 60233315A JP 23331585 A JP23331585 A JP 23331585A JP H0571745 B2 JPH0571745 B2 JP H0571745B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- prestress
- strength
- concrete structure
- formwork
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本発明は、プレストレス構造物の施工方法に関
するものである。
するものである。
<従来の技術>
プレストレスコンクリートとは、荷重が加わる
ことによつてコンクリート部材に発生する応力を
打ち消すように、あらかじめ応力に相当する圧縮
力を与えておく方式のコンクリートである。
ことによつてコンクリート部材に発生する応力を
打ち消すように、あらかじめ応力に相当する圧縮
力を与えておく方式のコンクリートである。
プレストレスコンクリートにおいては、プレス
トレスを導入する時期は、コンクリートの圧縮強
度が設計強度の85%程度に達してからとされてい
る。
トレスを導入する時期は、コンクリートの圧縮強
度が設計強度の85%程度に達してからとされてい
る。
その理由は、85%程度に達する以前に一度にプ
レストレスを導入すると、次のような欠陥が生じ
るからと考えられていた。
レストレスを導入すると、次のような欠陥が生じ
るからと考えられていた。
(1) クリープが過大に発生してしまう。
(2) 導入部のコンクリートが破壊してしまう。
(3) 85%程度に達する以前にプレストレスを導入
した場合の短期、長期的性状が不明である。
した場合の短期、長期的性状が不明である。
<本発明が解決しようとする問題点>
圧縮強度が設計強度の85%程度に達してから、
プレストレスを導入するという従来の方法では次
のような問題点が存在する。
プレストレスを導入するという従来の方法では次
のような問題点が存在する。
<イ> コンクリートを支持する型枠、支保工の
設置期間が長くなる。
設置期間が長くなる。
そのため、例えば建設工事においては少なく
とも2層分の型枠、支保工を必要とする。
とも2層分の型枠、支保工を必要とする。
<ロ> プレストレスを導入した後に、コンクリ
ートはクリープを生じる。
ートはクリープを生じる。
そのため、緊張状態の鋼線がゆるんだことに
なり、プレストレスが緩和するため設計値をか
なり割増しする必要がある。
なり、プレストレスが緩和するため設計値をか
なり割増しする必要がある。
<ハ> クリープは初期に大きく、時間と共に減
少してゆくが、一度にプレストレスを導入する
ものであるため、鋼性が一様でない場合プレス
トレスを応力変動のアンバランスと対応させる
ことができない。
少してゆくが、一度にプレストレスを導入する
ものであるため、鋼性が一様でない場合プレス
トレスを応力変動のアンバランスと対応させる
ことができない。
<ニ> プレストレス導入までに長時間養生して
おくことによつて、施工荷重等によりコンクリ
ート部材にひび割れが発生する可能性が大き
い。
おくことによつて、施工荷重等によりコンクリ
ート部材にひび割れが発生する可能性が大き
い。
<本発明の目的>
本発明は、上記のような欠点を改善するために
なされたもので、次のようなプレストレス構造物
の施工方法を提供することを目的とする。
なされたもので、次のようなプレストレス構造物
の施工方法を提供することを目的とする。
<イ> 型枠や支保工をコンクリート打設後、短
期間のうちに解体することにできる施工方法 <ロ> クリープの発生は避けられないが、クリ
ープが発生してもプレストレスの導入力が緩和
してしまう現象を防止することのできる施工方
法 <ハ> クリープの変動があつても、この応力変
動のアンバランスを補正することのできる施工
方法 <本発明の構成> <イ> 若材令時の鉄筋コンクリートの特性 従来から、コンクリートのテストピースを対象
とした材令ごとの強度変化、その他の実験は無数
に行われている。
期間のうちに解体することにできる施工方法 <ロ> クリープの発生は避けられないが、クリ
ープが発生してもプレストレスの導入力が緩和
してしまう現象を防止することのできる施工方
法 <ハ> クリープの変動があつても、この応力変
動のアンバランスを補正することのできる施工
方法 <本発明の構成> <イ> 若材令時の鉄筋コンクリートの特性 従来から、コンクリートのテストピースを対象
とした材令ごとの強度変化、その他の実験は無数
に行われている。
しかし、製品としての鉄筋コンクリートの材令
と特性の関係はほとんど研究されていない。
と特性の関係はほとんど研究されていない。
本発明者はこの点に着目して、材令と振動数
(剛性)との関係を求める実験をくり返したとこ
ろ、第1図のような結果を得た。
(剛性)との関係を求める実験をくり返したとこ
ろ、第1図のような結果を得た。
この結果、若材令のコンクリートに載荷して
も、載荷が早すぎるということによつて特性が低
下することはなく、それ以降も材令と共に剛性は
順調に増加していることが初めてわかつた。
も、載荷が早すぎるということによつて特性が低
下することはなく、それ以降も材令と共に剛性は
順調に増加していることが初めてわかつた。
<ロ> 予備緊張力の導入
そこで、コンクリート構造物にプレストレスを
導入する時期と方法について、次のような結論に
達した。
導入する時期と方法について、次のような結論に
達した。
(1) コンクリート打設後は、いつからプレストレ
スを導入してもよい。
スを導入してもよい。
(2) 導入の最も早い時期は、コンクリート自体が
型枠による支持がなくとも、プレストレスの効
果を含めてその形状を維持できるようになつた
瞬間である。
型枠による支持がなくとも、プレストレスの効
果を含めてその形状を維持できるようになつた
瞬間である。
(3) 導入する力の大きさは、その時のコンクリー
トの圧縮強度に応じて決定する。
トの圧縮強度に応じて決定する。
従つて、材令の若い時期にはその時の強度に
応じた小さい値のプレストレスを導入する。
応じた小さい値のプレストレスを導入する。
本発明ではコンクリートが硬化するまでの間
に、プレストレスを複数回に別けて導入する。
に、プレストレスを複数回に別けて導入する。
すなわち、コンクリートの強度が上昇した
ら、コンクリートの発現強度に応じた大きさの
プレストレスを段階的に増しながら複数回に別
けて導入する。
ら、コンクリートの発現強度に応じた大きさの
プレストレスを段階的に増しながら複数回に別
けて導入する。
<ハ> 予備緊張力の導入方法
複数本のPC鋼線を使用したコンクリートの場
合には、次のような予備緊張力の導入方法を採用
することができる。
合には、次のような予備緊張力の導入方法を採用
することができる。
(1) PC鋼線の数本おきに、最終時の緊張力を導
入する方法 (2) すべてのPC鋼線に最終緊張力の数十%の力
を導入する方法 (3) 上記の(1)と(2)とを組み合わせた方法であつ
て、少数本のPC鋼線に対し、最終緊張力の数
割の力を導入する方法 <ニ> 割裂防止対策 前記したように、コンクリート自体が型枠によ
る形状の維持がなくとも、その形状を保つことが
できるようになつたら、その時の強度に応じてプ
レストレスを導入するが、この時にPC鋼線のア
ンカー側や引張側に集中した外力が加わることが
ある。
入する方法 (2) すべてのPC鋼線に最終緊張力の数十%の力
を導入する方法 (3) 上記の(1)と(2)とを組み合わせた方法であつ
て、少数本のPC鋼線に対し、最終緊張力の数
割の力を導入する方法 <ニ> 割裂防止対策 前記したように、コンクリート自体が型枠によ
る形状の維持がなくとも、その形状を保つことが
できるようになつたら、その時の強度に応じてプ
レストレスを導入するが、この時にPC鋼線のア
ンカー側や引張側に集中した外力が加わることが
ある。
そのため、局部的な割裂や圧壊が発生すること
が考えられる。
が考えられる。
こうした現象の発生を避けるためには、外力を
広い面積の鋼製支持板などで受けて分散すればよ
い。
広い面積の鋼製支持板などで受けて分散すればよ
い。
<ホ> 最終緊張力の導入
予備緊張力を導入して一定期間が経過したら、
さらに大きい緊張力を導入する。
さらに大きい緊張力を導入する。
この2回目の緊張力として最終の設計値を導入
する場合もあり、あるいはさらに数回に分けて導
入する場合も考えられる。
する場合もあり、あるいはさらに数回に分けて導
入する場合も考えられる。
<本発明の効果>
本発明は上記したように、コンクリート自体が
型枠による支持がなくとも、その形状を保つこと
ができるようになつたら、その時の強度に応じて
プレストレスを導入し、これを複数回くり返して
最終的に設計値の緊張力を導入する方法である。
型枠による支持がなくとも、その形状を保つこと
ができるようになつたら、その時の強度に応じて
プレストレスを導入し、これを複数回くり返して
最終的に設計値の緊張力を導入する方法である。
従つて次のような効果を期待できる。
<イ> 予備緊張力の導入によつて、コンクリー
ト部材はその形状を保つことができ、さらに施
工時の荷重(上層階のコンクリート、型枠、支
保工の重量など)を支持することができる。
ト部材はその形状を保つことができ、さらに施
工時の荷重(上層階のコンクリート、型枠、支
保工の重量など)を支持することができる。
すなわち、コンクリートを打設した直後に早
くも型枠などを解体して、上層階の施工に転用
できることになる。
くも型枠などを解体して、上層階の施工に転用
できることになる。
したがつて、早期に脱型できるから、型枠や
支保工等の仮設部材の使用数が少なくて済む。
支保工等の仮設部材の使用数が少なくて済む。
しかもこれらの仮設部材を早期に転用できる
ので工期を大幅に短縮できる。
ので工期を大幅に短縮できる。
<ロ> クリープによつてプレストレスが低減し
てもプレストレスの再導入により設計値通りの
プレストレスを導入できる。
てもプレストレスの再導入により設計値通りの
プレストレスを導入できる。
<ハ> コンクリートがやつとその形状を維持で
きる段階、すなわち水和作用が盛んに進行して
いる最中に、コンクリートに強力な圧力を加え
ることができる。
きる段階、すなわち水和作用が盛んに進行して
いる最中に、コンクリートに強力な圧力を加え
ることができる。
そのメカニズムはプレスコンクリートや遠心
力コンクリートと同様であつて、高強度のコン
クリートを得ることができる。
力コンクリートと同様であつて、高強度のコン
クリートを得ることができる。
第1図:鉄筋コンクリート部材の材令と剛性と
の関係の説明図。
の関係の説明図。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 型枠内にコンクリートを一度に打設した後、
コンクリート構造物中に位置させたPC鋼線に緊
張力を与えてコンクリート構造物にプレストレス
を導入する方法において、 コンクリートの打設直後であつて、コンクリー
ト構造物の形状を維持可能な程度の強度を発現し
たコンクリートを対象にプレストレスを予備的に
導入する第1工程と、 プレストレスを導入したままコンクリート構造
物から型枠を脱型する第2工程と、 コンクリート構造物が硬化するまでの間に、コ
ンクリートの発現強度に応じた大きさのプレスト
レスを複数回に別けて導入する第3工程とにより
構成することを特徴とする、 プレストレスコンクリート構造物の施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23331585A JPS6294654A (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | プレストレスコンクリート構造物の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23331585A JPS6294654A (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | プレストレスコンクリート構造物の施工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6294654A JPS6294654A (ja) | 1987-05-01 |
| JPH0571745B2 true JPH0571745B2 (ja) | 1993-10-07 |
Family
ID=16953201
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23331585A Granted JPS6294654A (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | プレストレスコンクリート構造物の施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6294654A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5282921A (en) * | 1975-12-29 | 1977-07-11 | Hokuriku Concrete Kogyo | Postttension prestressed concrete method |
| JPS60233316A (ja) * | 1984-05-02 | 1985-11-20 | Yoichi Yamazaki | ロ−タリエンジンのロ−タハウジング |
-
1985
- 1985-10-21 JP JP23331585A patent/JPS6294654A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6294654A (ja) | 1987-05-01 |
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