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JPH0573866B2 - - Google Patents
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JPH0573866B2 - - Google Patents

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JPH0573866B2
JPH0573866B2 JP20843486A JP20843486A JPH0573866B2 JP H0573866 B2 JPH0573866 B2 JP H0573866B2 JP 20843486 A JP20843486 A JP 20843486A JP 20843486 A JP20843486 A JP 20843486A JP H0573866 B2 JPH0573866 B2 JP H0573866B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、マンシヨン等の集合住宅の増改築
方法に関する。
〔背景技術〕
マンシヨンのような集合住宅は、建築後年数が
経つにつれて次第に老朽化してくるものであり、
その一方において建築用資材や設備品などは急速
に改善されてきているのが現状である。このよう
なことから、増改築工事を実施している集合住宅
が多くみかけられるが、この増改築工事は、集合
住宅全体をもつて行われることは少なく、個人的
に実施されるのがほとんどである。このような個
人的に実施される増改築工事に当たつては、階下
とか横隣り等の近隣の住民に振動や騒音を及ぼさ
ないことが重要である。
しかし、従来の増改築方法においては、振動や
騒音対策を講じないまま増改築工事を実施してい
たため、たとえば、台所の流しを取り壊す際、コ
ンクリートブロツク片などが床に落ちて階下の住
民に振動を伴う騒音を与えたり、横隣りの住民に
取り壊す際に発生する騒音を与たりしていた。
〔発明の目的〕
前記事情に鑑みて、この発明は、集合住宅にお
ける増改築工事の際、近隣の住民に振動および騒
音を与えないようにすることができる集合住宅の
増改築方法を提供することを目的としている。
〔発明の開示〕
前記目的を達成するため、この発明は、集合住
宅の増改築を行うにあたり、増改築前の室内に、
防振材を敷設し、かつ、防音材を立設しておくと
ともに、室内の塵埃を室外に排出するダクトフア
ンを設置しておき、その後、室内の既設部材の取
り壊しはクラツシヤで行い、増改築部材となる造
作部材の加工は前記室内で行うようにすることを
特徴とする集合住宅の増改築方法をその要旨とし
ている。
以下に、この発明を、その一実施例をあらわす
図面を参照しつつ詳しく説明する。
第1図は、この発明にかかる集合住宅の増改築
方法の一実施例を行つている様子をあらわしてい
る。増改築を行う室は、この実施例の場合、コン
クリート材料で形成された流し1と天袋2を備え
たキツチンルームが対象となつている。増改築を
行うに当たつては、床面3に敷設する防振用マツ
ト(防振材)A、横隣りの住居側となる側壁に立
設する防音パネル(防音材)B,C,D、室内の
塵埃を室外へ排出するダクトフアン12を用い
る。
防振用マツトAは、体操用マツトと同様の構成
となつており、ポリエチレン材料によつてスポン
ジ屑のように形成されたものが布袋内に入れられ
たものとされている。この防振用マツトAは、流
し1の下方だけでなくその隣接個所にも敷設され
ている。前記防音パネルBは、第2図aおよびb
にみるような大型パネル4と第3図aにみるよう
な小型パネル5とがパネルジヨイント6によつて
継ぎ合わされてなつている。防音パネルCは、小
型パネル5のみからなつている。防音パネルD
は、第3図bにみるような中型パネル7のみから
なつている。前記大型パネル4は、幅が半間程度
の寸法とされ、長さがその2倍程度の寸法とされ
ている。つまり、この大型パネル4は、畳1畳程
度の広さに規定されているものである。小型パネ
ル5は、幅が大型パネル4の幅と同じ寸法とさ
れ、長さが大型パネル4の長さの1/3の寸法とさ
れていて、畳半畳分よりも若干小さい広さに規定
されている。中型パネル7は、幅が大型パネル4
の幅と同じ寸法とされ、長さが大型パネル4の長
さの1/2の寸法とされていて、畳半畳分の広さに
規定されている。これらパネル4,5,7の構造
は、第4図にあらわされている。つまり、これら
パネル4,5,7は、遮音ボード8とグラスウー
ルボード9が重ね合わされ、これらが外布地10
によつて袋閉じされて形成されている。なお、前
記大型パネル4および小型パネル5の左右の辺に
は、マジツクテープ11が張り出すようにして固
着されていて、これらを横並びにして使用した
際、マジツクテープを貼り合わすことにより各パ
ネル間に隙間ができないようになつている。パネ
ルジヨイント6は、第5図aおよびbにみるよう
に、矩形の外枠6a内に格子枠6bが一体化され
た1対の枠体が一定の間隔をおいて配備され、そ
れら1対の枠体が、中間連結片6cによつて連結
されて形成されている。これら矩形の外枠6a、
格子枠6bおよび中間連結片6cは、すべて鉄棒
を加工塗装することによつて形成されている。こ
のパネルジヨイント6の1対の枠体間には、一側
方から大型パネル4が、他側方から小型パネル5
がそれぞれ嵌め込まれるようになつている。
以上のような防振用マツトA、防音パネルB,
C,D、ダクトフアン12を用い、第1図にみる
ように、防振用マツトAの床面3に敷設し、か
つ、横隣りの住居側となる側壁の主たるところに
防音パネルBを、その残りの部分に防音パネルC
および防音パネルDを立て掛けておくとともに、
床面3上にダクトフアン12を設置しておく。防
音パネルBの隣り合うもの同士は、マジツクテー
プ11によつて接合しておく。
このように準備されたもとで、既設部材の取り
壊しをクラツシヤ13によつて行う。取り壊しを
クラツシヤで行うようにすれば、振動および騒音
を抑えることができる。同図は流し1をクラツシ
ヤー13によつて取り壊している状況をあらわし
ているが、この取り壊す際のクラツシヤ音や取り
壊されて落下するコンクリート片14の落下音
は、防振用マツトAと防音パネルB,C,Dによ
る吸音によつて隣室には達しないようになつてい
る。また、コンクリート片14が落下しても防振
用マツトAによつてその衝撃が吸収されて振動お
よび騒音が階下にまで達するようなことがないよ
うになつている。階上への騒音については、音が
上には伝わりにくいため問題はない。前記取り壊
しに伴つて発生する塵埃は、ダクトフアン12に
よつて吸収され、ダクトチユーブ12aを通して
室外に排出されるようになつている。そのため、
作業者が塵埃による支障を受けることなく、作業
を行うことができる。既設部材を取り壊した後
は、取り壊したものを室外へ取り除く。
なお、第6図にみるように、大型パネル4の一
部が隣室へ突き出してその上側に小型パネル5を
継ぎ合わせることができず、隙間15が形成され
る場合は、枕型の補助マツトEを、その隙間15
を埋めるように配備するようにする。この補助マ
ツトEは、第7図a,bにみるように、布袋16
の内部にスポンジ屑17を入れて形成されてい
る。この補助マツトEは、第8図aおよびbにみ
るように、1対のマツトがマジツクテープ18に
よつて脱着できるように構成されていてもよい。
この場合、第8図cにみるように、配管19の外
周を包み込むようにして配置することもでき、防
音効果を高めることができる。防振用マツトA
は、必要に応じ、その表面を耐火シートで覆うよ
うにするのがよい。これは、取り壊し作業の際に
鉄管等を切断して火花が散る場合があるが、上記
のようにすれば、火花によつてマツトが焼けた
り、焦げたりするのを防止することができるから
である。
このようにして既設部材の取り壊しおよび取り
除きが完了すると、つぎに新規な増改築用部材や
設備品の取付施工を行う。これら増改築用部材な
どの取付施工にあたつては、造作部材を現場合わ
せによつて加工して増改築用部材をつくる。この
方法においては、この造作部材の加工を増改築を
行う室内で行うようにする。そのため、造作部材
の加工、たとえば、鋸引き作業等によつて発生す
る振動および騒音が、階下および隣室に達するこ
とがない。ただし、増改築用部材は、予め造られ
たものを用いるようにしてもよい。増改築用部材
や設備品の取付施工が完了すれば、最後に防振用
マツトA、防音パネルB,C,D、および、ダク
トフアン12の室外への撤去を行う。この撤去
は、増改築用部材の取付施工前に行つてもよい。
また、前記増改築のための施工は、接着剤とかね
じを用いて極力振動、騒音が発生しないようにす
ることを原則とするものである。
以上のように、既設部材を取り壊す際など増改
築を行うにあたつて、階下および隣室に振動およ
び騒音が達することがないので、近隣の住民に迷
惑をかけることがないのである。
第9図は、別の実施例における防音パネルの立
設状態をあらわしている。この実施例では、防音
パネルBが生活空間20と増改築を行う空間21
とを仕切るようにして立設されている。両空間の
間には、第10図aないしcにみるように、複数
本の取付基材22が立設されている。取付基材2
2は、既設天井面24にゴムクツシヨン25を介
して押し付けられ、既設床面3上に設置されたア
ジヤスタ23がねじ込まれることによつて固定さ
れている。これら各取付基材22には受け金具2
6が取り付けられている。この受け金具26は、
幅木27によつても支持されている。この受け金
具26を介して防音パネルBが取付基板22に取
り付けられている。この実施例における防音パネ
ルBは、グラスウールボード28を内部に備え、
外部がベニヤ製の化粧層29で包み込まれて形成
されていて、固定壁30と出入扉31を構成して
いる。出入扉31は、ヒンジ32によつて開閉で
きるように支持されている。出入扉31は、第1
1図にみるように、取付基材22に直接取り付け
られたヒンジ32に連結するようにしてもよい。
この実施例のようにすれば、生活空間を確保し
つつ、増改築が行えるので、増改築を行つている
間、別のところに移り住まなければならないよう
なことがなくなる。
第12図a,bにみるように、防音パネルB
は、第1のベニア層33、第2のベニヤ層34と
グラスウールボード35からなつているものとし
てもよい。
前記実施例では、防音パネルBの下側に幅木を
備えていたが、第13図にみるように、幅木を省
略したものとしてもよい。
第14図はさらに別の実施例における防音パネ
ルの立設状態をあらわしていて、第15図aない
しcは第14図の実施例における防音パネルの立
設構造をあらわしている。防音パネルBは、胴縁
43が取り付けられたグラスウールボードで構成
されていて、幅止め金具42によつて2枚が離間
した状態で組み合わされている。既設床面3上に
は幅木取付材37に固定された2枚の幅木36が
取り付けられ、既設天井面24には廻り縁38が
取り付けられている。また、両側壁39には、柱
40が取り付けられている。防音パネルBは、幅
木36および廻り縁38間に嵌め込まれるととも
に柱40を挟み込むようにして立設されている。
隣り合う防音パネルB間には、スペーサとなる中
間材41が設けられている。このようにすれば、
角パイプ型の取付基材を使用せずに防音パネルB
を立設できるようになる。
この発明にかかる集合住宅の増改築方法は、前
記実施例に限定されない。
〔発明の効果〕
以上にみてきたように、この発明にかかる集合
住宅の増改築方法は、集合住宅の増改築を行うに
あたり、増改築前の室内に、防振材を敷設し、か
つ、防音材を立設しておくとともに、室内の塵埃
を室外に排出するダクトフアンを設置しておき、
その後、室内の既設部材の取り壊しはクラツシヤ
で行い、増改築部材となる造作部材の加工は前記
室内で行うようにすることを特徴としているの
で、近隣の住民に振動および騒音を与えないよう
にして、増改築を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる集合住宅の増改築方
法の一実施例を実施している様子をあらわした斜
視図、第2図は前記実施例の大型パネルをあらわ
していて、同図aはその正面図、同図bはその側
面図、第3図aは前記実施例の小型パネルをあら
わす正面図、第3図bは前記実施例の中型パネル
をあらわす正面図、第4図は前記各パネルの断面
図、第5図は前記実施例のパネルジヨイントをあ
らわしていて、同図aはその正面図、同図bはそ
の側面図、第6図は補助マツトの施工状態をあら
わした斜視図、第7図はその補助マツトをあらわ
していて、同図aはその正面図、同図bはその断
面図、第8図は補助マツトの他の一例をあらわし
ていて、同図aはその正面図、同図bはその−
線断面図、同図cはその使用状態の一例をあら
わす断面図、第9図は別の実施例における防音パ
ネルの立設状態を模式的にあらわした平面図、第
10図は第9図の実施例における防音パネルの立
設構造を拡大してあらわしていて、同図aはその
縦断面図、同図bは第9図X部の拡大断面図、同
図cは第9図Y部の拡大断面図、第11図は出入
用扉の他の取付例をあらわした横断面図、第12
図および第13図はさらに別の実施例における防
音パネルの立設構造をあらわしていて、第12図
aは第12図における縦断面図、第12図bは第
12図における端部横断面図、第14図はさらに
前記実施例と異なる実施例における防音パネルの
立設状態をあらわした平面図、第15図は第14
図の実施例における防音パネルの立設構造を拡大
してあらわしていて、同図aは第14図のa−a
線断面図、同図bは第14図のb−b線断面図、
同図cは第14図のC部拡大断面図である。 A……防振用マツト(防振材)、B,C,D…
…防音パネル(防音材)、12……ダクトフアン、
13……クラツシヤ、20……生活空間、21…
…増改築を行う空間。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 集合住宅の増改築を行うにあたり、増改築前
    の室内に、防振材を敷設し、かつ、防音材を立設
    しておくとともに、室内の塵埃を室外に排出する
    ダクトフアンを設置しておき、その後、室内の既
    設部材の取り壊しはクラツシヤで行い、増改築部
    材となる造作部材の加工は前記室内で行うように
    することを特徴とする集合住宅の増改築方法。 2 防音材が、生活空間として確保し得る空間と
    増改築を行う空間とを仕切るようにして立設され
    ている特許請求の範囲第1項記載の集合住宅の増
    改築方法。
JP20843486A 1986-09-04 1986-09-04 集合住宅の増改築方法 Granted JPS6363862A (ja)

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JP20843486A JPS6363862A (ja) 1986-09-04 1986-09-04 集合住宅の増改築方法

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JPS6363862A JPS6363862A (ja) 1988-03-22
JPH0573866B2 true JPH0573866B2 (ja) 1993-10-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007205076A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Sumitomo Forestry Co Ltd ガラスブロック耐力壁及びそれを用いた耐力壁構造

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