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JPH0576538B2 - - Google Patents
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JPH0576538B2 - - Google Patents

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JPH0576538B2
JPH0576538B2 JP60140798A JP14079885A JPH0576538B2 JP H0576538 B2 JPH0576538 B2 JP H0576538B2 JP 60140798 A JP60140798 A JP 60140798A JP 14079885 A JP14079885 A JP 14079885A JP H0576538 B2 JPH0576538 B2 JP H0576538B2
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JP
Japan
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plating
corrosion resistance
plated steel
present
alloy
Prior art date
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JP60140798A
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JPS621860A (ja
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Tomoaki Usuki
Masakatsu Fujino
Junichi Uchida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は真空蒸着法により製造されたAl−
Zn合金めつき鋼板に関する。
〔従来の技術〕
Alめつき鋼板は良好な美観を有し、かつ耐食
性も特殊の環境を除けば、Znめつき鋼板の3〜
4倍の性能を有すると言われている。しかしなが
ら、海洋環境などのCl-イオンの存在する環境下
では、めつき皮膜に孔食を生じやすく、その結
果、めつき基板を腐食させ、最終的にはあなあき
を発生させることなる。
Al−Zn合金めつき鋼板は、Alめつき鋼板より
更に高い耐食性を有し、特にCl-イオン環境下で
格段に優れた耐食性を有することが知られ、種々
の組成で実用化が進んでいる。しかしながら、こ
れら鋼板の殆どはAlめつき鋼板と同様の溶融め
つき法にて製造されているため、次の如き問題が
あつた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
溶融めつき法では、薄めつきが困難でありめつ
き皮膜が一般に20〜40μm(150〜300g/m2)と
厚く加工性、溶接性が劣ると共に経済的に不利で
ある。
又めつき溶温度が高温(約700℃以上)のため
めつき層と母材間に金属間化合物の生成、母材へ
の悪影響、更には浴成分のAlの酸化によるAl2O3
ドロスの発生によりめつき皮膜中にこのAl2O3
巻き込んだりし、耐食性の向上を阻害する問題点
を有していた。
本発明の目的は、薄目付でありながら耐食性に
優れ、しかもAl2O3の巻き込みや金属間化合物の
形成がないAl−Zn合金めつき鋼板を提供するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
めつき法は乾式めつきと湿式めつきに大別さ
れ、乾式めつきは更に被覆金属の状態によつて融
体めつき、気相めつき、固相めつきに分けられ
る。前述した溶融めつき法は融体めつきに分類さ
れるが、本発明者らは気相めつき、特にその中に
真空蒸着めつきに着目し、この真空蒸着によつて
Al−Zn合金めつきを行うことを企画した。そし
て、種々の実験研究を繰り返した結果、特定の
Zn含有量範囲において特に顕著な耐食性向上効
果の得られることが知見された。
本発明はこの知見に基づきなされたもので、
Znを5〜25wt%含有し残部が実質的にAlよりな
る付着量3〜20g/m2の真空蒸着めつき層を有す
ることを特徴とするAl−Zn合金めつき鋼板を要
旨とする。
真空蒸着によるAl−Zn合金めつきがZnめつき、
純Alめつきと比較して耐食性に優れる理由は下
記のように考えられる。
第1図は真空蒸着法にてZnを15wt%含有する
Al−Zn合金をめつきした供試材をSST(塩水噴霧
試験)にてその挙動を定量的に調査した結果を示
したもので、aはSSTにおける表面Znの経時変
化をESCA(光電子分光分析)で分析表示した
ZnLMMオージエスペクトル図、bは同じく
Al2pスペクトル図、cは表面Znの経時変化の分
析結果を定量化して示したグラフ、dはSST24
時間経過後の2種類の供試材(0wt%Znと15wt
%Zn)についてその表面100ÅにおけるAlの状態
をESCAで分析表示したスペクトル図である。
同図a,cに見るように、Al−Zn合金めつき
層中のZnはSSTの時間経過とともに酸化が進む。
また、同図bに示すように、Alは酸化が進む。
しかし、同図dに見るように、合金としてZnが
含有されることにより、Alの酸化速度は遅くな
る。このことは、合金としてZnが含有されるこ
とにより、Znの優先腐食が起つてAlの腐食が抑
制される。更にはAl−Znの混合腐食皮膜は非常
に緻密であり長時間の腐食に耐えられる。このよ
うな理由によりAl−Zn合金めつきはAlめつきよ
りも耐食性に優れるものと考えられる。
そして、真空蒸着法は、前記した溶融めつき法
に比べ薄めつきが可能であり、この薄めつきによ
つて加工性、溶接性が向上すると共に、薄めつき
でありながら従来の厚めつきと同等或いはより以
上の耐食性が得られ経済的に有利となる。
また、真空蒸着法では真空中でのAlの酸化が
殆ど皆無でありAl2O3の発生及び被覆中への巻き
込みが発生せず、又基板の温度が上昇しないこと
から金属間化合物の生成もなく、これらによる耐
食性低下の懸念もない。
本発明のめつき鋼板において、めつき層中の
Zn含有量を5〜25wt%の範囲に限定したのは、
次の理由による。
Zn含有率が5wt%未満では、Znの優先腐食が
少なくAlの腐食抑制効果が小さく十分な耐食性
が得られない。
一方Zn含有率が25wt%を超えるとZnの優先腐
食量が必要以上に増し、Zn主体の酸化皮膜が形
成されてくる。この皮膜はZnCl2・4Zn(OH)2
びZnOの組成をもち特に後者は比較的ポーラスな
構造で、耐食性に寄与するところが少なく、これ
に占有されることによつて耐食性が低下する。
以上のことから、本発明では、その含有率を5
〜25wt%、より好ましくは10〜20wt%とするも
のである。
又本発明の鋼板におけるめつき付着量は、3〜
20g/m2とする。
3g/m2未満では十分なる耐食性が得られず20
g/m2超えでは、加工性、溶接性が悪化するのみ
ならず、より以上の耐食性向上が望めず経済的に
不利である。
本発明の鋼板におけるめつき付着量およびZn
の含有率は、例えば次のようにして求めることが
できる。
鋼板から所定面積の試料を採取する。その試料
を所定濃度の酸溶液(例えば2%%Cl溶液)に浸
漬して、めつき皮膜を溶解する。次いで、その酸
溶液を付着量等に応じて希釈し、ICP発光分光分
析法等にて酸溶液のZn濃度およびAl濃度を求め
る。
求めたZn濃度をa(g/)、Al濃度をb(g/
)とし、溶解に使用した酸溶液の量をm()
とする(ここでは簡単なため希釈せずに分析を行
つたとする)。そうすると、Znの溶解量はa・m
(g)となり、Alの溶解量はb・m(g)となる。
ここで、試料の面積がS(m2)であつたとすれば、
めつき付着量は(a+b)・m/s(g/m2)とな
り、Znの含有率はa/a+b(wt%)となる。
なお、めつき皮膜を溶解させる際に懸念される
母材の溶解については、充分に希釈された酸溶液
を使用すれば、めつき皮膜と母材の溶解速度が異
なるため、例えば処理時間を決めておくなどの比
較的容易な対策により、めつき皮膜のみを溶解さ
せることができる。また、母材に含まれるZnお
よびAlは微量であるので、仮に母材が溶解して
も分析への影響は無視できる程度である。
次に実施例を述べる。なお、実施例の中の目付
量とはめつき付着量のことである。
実施例 1 厚みが1.0mmの冷延鋼板の表面に、Zn含有量が
0〜100%の範囲で種々調整されたAl−Zn合金
(Alのみ、Znのみを含む)を真空蒸着により3.4
g/m2の目付量でめつきし、得られた各種めつき
鋼板にJISZ2371に基づく塩水噴霧試験を行い、
赤さび発生までの日数を調査した。結果を第2図
に示す。
同図から明らかなように、同じ真空蒸着でも
AlにZnを含有したものは、Alのみ(0wt%Zn)
やZnのみ(100wt%Zn)のものと比べて耐食性
に優れ、なかでも15wt%を中心とする5〜25wt
%Znの範囲(本発明範囲)のものが特に高い耐
食性を有している。
実施例 2 厚みが1.0mmの冷延鋼板の表面に、Zn含有量が
0〜100%の範囲で種々調整されたAl−Zn合金
(Alのみ、Znのみを含む)を真空蒸着により20
g/m2の目付量でめつきし、得られた各種めつき
鋼板に実施例1の場合と同一の塩水噴霧試験を行
い、赤さび発生までの日数を調査した。結果を第
3図に○印で示す。
同図に見るとおり、20g/m2の目付量において
も5〜25wt%Znの範囲(本発明範囲)のものが
特に高い耐食性を有している。
また、比較のため、溶融Alめつき法にてめつ
きした鋼板(目付量100g/m2)についての同一
試験結果を同図に●印で示しているが、目付量20
g/m2の本発明めつき鋼板と同程度の耐食性しか
有していないことがわかる。
また、この溶融Alめつき鋼板においてはAl2O3
の巻き込みやFe−Al合金層等の形成が得られた
が、本発明のめつき鋼板においてはこれらの現象
は見られなかつた。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明のめつ
き鋼板は、目付量が3〜20g/m2と少ないので加
工性、溶接性が良く、経済的にも有利である。そ
して、薄目付であるにもかかわらず耐食性に著し
く優れる。また、Al2O3の巻き込みや金属間化合
物がないので、これらによる耐食性低下も防止さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図a〜dは本発明のAl−Zn合金めつき鋼
板における腐食防止メカニズムの説明図で、a,
b,dはスペクトル図、cは表面Zn量の経時変
化を定量的に示すグラフである。第2図および第
3図は本発明の実施効果を塩水噴霧試験における
赤さび発生までの日数で示したグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 Znを5〜25wt%含有し残部が実質的にAlよ
    りなる付着量3〜20g/m2の真空蒸着めつき層を
    有することを特徴とするAl−Zn合金めつき鋼板。
JP14079885A 1985-06-26 1985-06-26 Al−Zn合金めつき鋼板 Granted JPS621860A (ja)

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