JPH0584642B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0584642B2 JPH0584642B2 JP61004130A JP413086A JPH0584642B2 JP H0584642 B2 JPH0584642 B2 JP H0584642B2 JP 61004130 A JP61004130 A JP 61004130A JP 413086 A JP413086 A JP 413086A JP H0584642 B2 JPH0584642 B2 JP H0584642B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lightning arrester
- harmonic
- leakage current
- gain
- deterioration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Testing Relating To Insulation (AREA)
- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は非直線性の優れた抵抗体、例えば酸化
亜鉛素子を用いた避雷器の劣化検出装置に関する
もので、特に避雷器が高電圧交流送電路に接続さ
れた状態で精度良く劣化検出ができる様にしたも
のである。
亜鉛素子を用いた避雷器の劣化検出装置に関する
もので、特に避雷器が高電圧交流送電路に接続さ
れた状態で精度良く劣化検出ができる様にしたも
のである。
[発明の技術的背景とその問題点]
酸化亜鉛素子を用いた避雷器の劣化検出を精度
良く行うためには抵抗分漏れ電流の測定を行う必
要があり、従来例えば、第4図に示すものが用い
られている(特開昭55−32439号公報参照)。即ち
送電線路1と大地間に接続された避雷器2に流れ
る漏れ電流を抵抗あるいはCT等の検出器3によ
り電圧信号に変換し、劣化検出装置4に導く。酸
化亜鉛素子の等価回路は第5図の様に書くことが
でき、全体の漏れ電流I0は、劣化によつても変化
しない容量分ICと劣化により増加する抵抗分IRと
のベクトル和である。通常IC≫IRであるので、第
6図の様にI0の波高値=ICの波高値となる。この
点を応用して劣化検出装置4では全漏れ電流I0か
ら、シユミツト回路5、ローパスフイルタ6によ
り全漏れ電流に同相な商用周波信号を取り出し、
ピーク値検出回路8の信号によりオートゲインコ
ントロール回路9を制御して、前記商用周波信号
の振幅を全漏れ電流のそれに合せる。位相調整回
路7により全漏れ電流I0の容量分電流からの位相
遅れを補償する。この様にして得られたキヤンセ
ル波を差動アンプ10のマイナス端子に入力し、
全漏れ電流I0より容量分電流ICを消去して抵抗分
漏れ電流を得、その波高値をメータ11で読む。
良く行うためには抵抗分漏れ電流の測定を行う必
要があり、従来例えば、第4図に示すものが用い
られている(特開昭55−32439号公報参照)。即ち
送電線路1と大地間に接続された避雷器2に流れ
る漏れ電流を抵抗あるいはCT等の検出器3によ
り電圧信号に変換し、劣化検出装置4に導く。酸
化亜鉛素子の等価回路は第5図の様に書くことが
でき、全体の漏れ電流I0は、劣化によつても変化
しない容量分ICと劣化により増加する抵抗分IRと
のベクトル和である。通常IC≫IRであるので、第
6図の様にI0の波高値=ICの波高値となる。この
点を応用して劣化検出装置4では全漏れ電流I0か
ら、シユミツト回路5、ローパスフイルタ6によ
り全漏れ電流に同相な商用周波信号を取り出し、
ピーク値検出回路8の信号によりオートゲインコ
ントロール回路9を制御して、前記商用周波信号
の振幅を全漏れ電流のそれに合せる。位相調整回
路7により全漏れ電流I0の容量分電流からの位相
遅れを補償する。この様にして得られたキヤンセ
ル波を差動アンプ10のマイナス端子に入力し、
全漏れ電流I0より容量分電流ICを消去して抵抗分
漏れ電流を得、その波高値をメータ11で読む。
この装置を現地の避雷器に取り付けて常時抵抗
分漏れ電流を監視したところ、測定値が時間的に
大きく変動し、ちようど毎日の系統の負荷曲線の
様に1日単位でほぼ同様のパターンをくり返し
た。そこで電流波形を調査したところ第5高調波
が含まれており、これが時間的に変動しているこ
とがわかつた。
分漏れ電流を監視したところ、測定値が時間的に
大きく変動し、ちようど毎日の系統の負荷曲線の
様に1日単位でほぼ同様のパターンをくり返し
た。そこで電流波形を調査したところ第5高調波
が含まれており、これが時間的に変動しているこ
とがわかつた。
通常の使用状態においては避雷器の漏れ電流は
IC≫IRであるが、系統電圧に高調波分が含まれて
いると、容量分電流はその微分となるため高調波
分が強調されて出てくる。このため抵抗分漏れ電
流の変化がマスクされてしまう。
IC≫IRであるが、系統電圧に高調波分が含まれて
いると、容量分電流はその微分となるため高調波
分が強調されて出てくる。このため抵抗分漏れ電
流の変化がマスクされてしまう。
この問題に対して例えば特公昭57−10651号公
報では、漏れ電流の基本波分のみを抽出する方法
をとつているが、この方式では酸化亜鉛素子の抵
抗分が非直線であるために、抵抗分電流に含まれ
る高調波がカツトされ誤差が大きくなる。
報では、漏れ電流の基本波分のみを抽出する方法
をとつているが、この方式では酸化亜鉛素子の抵
抗分が非直線であるために、抵抗分電流に含まれ
る高調波がカツトされ誤差が大きくなる。
また他の例では漏れ電流の第3高調波分のみを
抽出する方法(日立制作所カタログ0958B「避雷
器漏れ電流測定器」)があるが、この方法では逆
に基本波分がカツトされるため誤差が大きくな
る。またリニアライザで補正するにしても素子径
により補正が異なり、また劣化の進行に伴い第3
高調波の含有率が変化する場合も考えられるので
十分でない。
抽出する方法(日立制作所カタログ0958B「避雷
器漏れ電流測定器」)があるが、この方法では逆
に基本波分がカツトされるため誤差が大きくな
る。またリニアライザで補正するにしても素子径
により補正が異なり、また劣化の進行に伴い第3
高調波の含有率が変化する場合も考えられるので
十分でない。
[発明の目的]
本発明は、従来技術の上記問題点に鑑みなされ
たもので、現地において精度良く避雷器の変化を
検出できる劣化検出装置を得ることを目的とす
る。
たもので、現地において精度良く避雷器の変化を
検出できる劣化検出装置を得ることを目的とす
る。
[発明の概要]
本発明の避雷器の劣化検出装置は、避雷器に送
電線路の常規対地電圧を印加した状態で避雷器電
流を測定して避雷器の劣化検出をするものにおい
て、避雷器電流の入力側に前記電流の第5高調波
分以上を除去するローパスフイルタを設けたもの
である。
電線路の常規対地電圧を印加した状態で避雷器電
流を測定して避雷器の劣化検出をするものにおい
て、避雷器電流の入力側に前記電流の第5高調波
分以上を除去するローパスフイルタを設けたもの
である。
[発明の実施例]
以下、図面を参照しながら本発明の劣化検出装
置の構成と作用について説明する。なお従来例と
同様の部分は同じ番号を付して説明を省略する。
置の構成と作用について説明する。なお従来例と
同様の部分は同じ番号を付して説明を省略する。
*構成
第1図に示す如く、本実施例においては検出器
3により電圧に変換された信号はローパスフイル
タ12に入る様に構成されている。このローパス
フイルタ12は、そのゲインが、第2図の様に基
本f0及び第3調波(3f0)のみを通し、第5調波
(5f0)以上の高調波はカツトする様なものであ
る。この場合、第5調波に対するゲインG(5f0)
は基本波のゲインG(f0)に対し−10db以下とし、
第3調波に対するゲインG(3f0)は基本波のそれ
に対し±1db以内とするのが望ましい。またゲイ
ンが落ちる付近で入出力時間差tが変化するが、
基本波の時間遅れt(f0)と第3調波の時間遅れ
t(3f0)の差の絶対値|t(f0)−t(3f0)|≦
1msecとするのが望ましい。
3により電圧に変換された信号はローパスフイル
タ12に入る様に構成されている。このローパス
フイルタ12は、そのゲインが、第2図の様に基
本f0及び第3調波(3f0)のみを通し、第5調波
(5f0)以上の高調波はカツトする様なものであ
る。この場合、第5調波に対するゲインG(5f0)
は基本波のゲインG(f0)に対し−10db以下とし、
第3調波に対するゲインG(3f0)は基本波のそれ
に対し±1db以内とするのが望ましい。またゲイ
ンが落ちる付近で入出力時間差tが変化するが、
基本波の時間遅れt(f0)と第3調波の時間遅れ
t(3f0)の差の絶対値|t(f0)−t(3f0)|≦
1msecとするのが望ましい。
*作用
以上の様な構成とすることにより、漏れ電流に
含まれる第5高調波及びそれ以上の高調波は確実
に除去される。前述の実測によれば漏れ電流に含
まれる第5高調波分は最大で全漏れ電流の約30%
であつた。通常、避雷器の漏れ電流に含まれる抵
抗分漏れ電流の割合は約10%程度であり、劣化判
定に用いる抵抗分漏れ電流リミツト値は全漏れ電
流の30%以上であるから、本実施例では、第5高
調波分に対するゲインを基本波に対するゲインに
対して−10db(0.3)以下にしてあるので高調波
分に乱されずに確実に劣化検出ができる。
含まれる第5高調波及びそれ以上の高調波は確実
に除去される。前述の実測によれば漏れ電流に含
まれる第5高調波分は最大で全漏れ電流の約30%
であつた。通常、避雷器の漏れ電流に含まれる抵
抗分漏れ電流の割合は約10%程度であり、劣化判
定に用いる抵抗分漏れ電流リミツト値は全漏れ電
流の30%以上であるから、本実施例では、第5高
調波分に対するゲインを基本波に対するゲインに
対して−10db(0.3)以下にしてあるので高調波
分に乱されずに確実に劣化検出ができる。
なお、実測においては系統電圧に第3高調波は
含まれていなかつたが、これは変圧器のデルタ巻
線により除去されたためと思われ、通常の系統条
件では考慮する必要がないと思われる。
含まれていなかつたが、これは変圧器のデルタ巻
線により除去されたためと思われ、通常の系統条
件では考慮する必要がないと思われる。
一方、避雷器の抵抗分漏れ電流には通常10%前
後の第3高調波分が含まれており、第5高調波分
及び、それ以上の高次調波分は2〜3%以下で無
視できる。さらに劣化の進行に伴う非直線性の低
下により、抵抗分漏れ電流中の高調波分の割合は
低下していくので、上記のローパスフイルタ12
により第5高調波分以上を除去しても精度に影響
を与えることはない。
後の第3高調波分が含まれており、第5高調波分
及び、それ以上の高次調波分は2〜3%以下で無
視できる。さらに劣化の進行に伴う非直線性の低
下により、抵抗分漏れ電流中の高調波分の割合は
低下していくので、上記のローパスフイルタ12
により第5高調波分以上を除去しても精度に影響
を与えることはない。
また第3高調波のゲインを基本波のゲインの±
1db(0.89)以下、第3高調波と基本波の時間遅
れの差の絶対値を±1ms以内に抑えているので、
抵抗分漏れ電流波形の伝送歪みを抑えて、精度維
持に寄与している。
1db(0.89)以下、第3高調波と基本波の時間遅
れの差の絶対値を±1ms以内に抑えているので、
抵抗分漏れ電流波形の伝送歪みを抑えて、精度維
持に寄与している。
[発明の効果]
以上説明した様に、本発明の劣化検出装置によ
れば、ローパスフイルタを配設して第5高調波成
分を除去することにより、避雷器が高電圧交流送
電器に接続された状態で精度良く避雷器の劣化検
出をでき、異常の早期発見、系統の供給信頼度向
上に大きく寄与するものである。
れば、ローパスフイルタを配設して第5高調波成
分を除去することにより、避雷器が高電圧交流送
電器に接続された状態で精度良く避雷器の劣化検
出をでき、異常の早期発見、系統の供給信頼度向
上に大きく寄与するものである。
第1図は本発明の劣化検出装置の構成を示すブ
ロツク回路図、第2図及び第3図はそれぞれ本発
明の劣化検出装置に使用するフイルタ特性を示す
グラフ図、第4図は従来の劣化検出装置の構成を
示すブロツク回路図、第5図は酸化亜鉛素子の等
価回路を示す回路図、第6図は避雷器の漏れ電流
波形のグラフである。 1……送電線路、2……避雷器、3……検出
器、4……劣化検出装置、5……シユミツト回
路、6……ローパスフイルタ、7……位相調整回
路、8……ピーク値検出回路、9……オートゲイ
ンコントロール回路、10……作動アンプ、11
……メータ、12……ローパスフイルタ。
ロツク回路図、第2図及び第3図はそれぞれ本発
明の劣化検出装置に使用するフイルタ特性を示す
グラフ図、第4図は従来の劣化検出装置の構成を
示すブロツク回路図、第5図は酸化亜鉛素子の等
価回路を示す回路図、第6図は避雷器の漏れ電流
波形のグラフである。 1……送電線路、2……避雷器、3……検出
器、4……劣化検出装置、5……シユミツト回
路、6……ローパスフイルタ、7……位相調整回
路、8……ピーク値検出回路、9……オートゲイ
ンコントロール回路、10……作動アンプ、11
……メータ、12……ローパスフイルタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 避雷器に送電線路の常規対地電圧を印加した
状態で、避雷器電流を測定して避雷器の劣化を検
出するものにおいて、 避雷器電流の入力側に前記電流の第5高調波分
以上を除去するローパスフイルタを設けたことを
特徴とする避雷器の劣化検出装置。 2 前記ローパスフイルタが商用周波数のゲイン
に対して第3高調波分のゲインが±1db以内、第
5高調波分のゲインが−10db以下のローパスフ
イルタである特許請求の範囲第1項記載の避雷器
の劣化検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP413086A JPS62163301A (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 | 避雷器の劣化検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP413086A JPS62163301A (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 | 避雷器の劣化検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62163301A JPS62163301A (ja) | 1987-07-20 |
| JPH0584642B2 true JPH0584642B2 (ja) | 1993-12-02 |
Family
ID=11576200
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP413086A Granted JPS62163301A (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 | 避雷器の劣化検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62163301A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0725720Y2 (ja) * | 1988-10-27 | 1995-06-07 | 日本碍子株式会社 | 避雷碍子の劣化検出器 |
| JP4708949B2 (ja) * | 2005-10-18 | 2011-06-22 | 河村電器産業株式会社 | トラッキング検出装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53107941U (ja) * | 1977-02-04 | 1978-08-30 | ||
| JPS6029074B2 (ja) * | 1977-08-19 | 1985-07-08 | 三菱電機株式会社 | 避雷器劣化検出方式 |
| JPS55176502U (ja) * | 1979-06-06 | 1980-12-18 |
-
1986
- 1986-01-14 JP JP413086A patent/JPS62163301A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62163301A (ja) | 1987-07-20 |
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