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JPH058488B2 - - Google Patents
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JPH058488B2 - - Google Patents

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JPH058488B2
JPH058488B2 JP60252586A JP25258685A JPH058488B2 JP H058488 B2 JPH058488 B2 JP H058488B2 JP 60252586 A JP60252586 A JP 60252586A JP 25258685 A JP25258685 A JP 25258685A JP H058488 B2 JPH058488 B2 JP H058488B2
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    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/60Fluid-dynamic spacing of heads from record-carriers
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B5/31Structure or manufacture of heads, e.g. inductive using thin films
    • G11B5/3163Fabrication methods or processes specially adapted for a particular head structure, e.g. using base layers for electroplating, using functional layers for masking, using energy or particle beams for shaping the structure or modifying the properties of the basic layers
    • G11B5/3166Testing or indicating in relation thereto, e.g. before the fabrication is completed

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、負圧スライダの製造に関する。
(従来の技術) 従来の磁気デイスク駆動装置は、ばね押圧式の
空気ベアリングスライダを使用している。ばねで
押圧されたスライダと回転デイスクとの間に生じ
る空気ベアリングにより、デイスク表面上のフラ
イング高さを低くできるためである。スライダ
は、通例では、後縁の位置に磁気読み取り/書き
込みヘツドを支持している。スライダは空気ベア
リングを介して“浮き上がり”、スライダに外部
から加えられるばね押圧力によりスライダのフラ
イング高さを調節している。フライング高さは、
信号のロスをなくすためにできるだけ低くする必
要がある。この形式のスライダでは、フライング
高さを低くするために外部から加える力を大きく
する必要がある。
このばね押圧形式のスライダは、接触調歩原理
に基づいて作動する。この原理によれば、スライ
ダはデイスクの回転の初期の時期に、デイスクに
物理的に接触した状態にあり、またデイスクが特
定の速度に到達するまで、空気ベアリングが形成
されてスライダをデイスクから離して持ち上げる
ようになつている。デイスクの回転がその後に停
止すると、スライダはデイスクに直接接触した状
態に戻る。加える力を増やしてフライング高さを
低くする場合、始動および停止動作に際し、デイ
スクの表面とスライダとの間に生じる摩耗も増加
する。負圧スライダとして知られているスライダ
を用いれば、この摩擦による摩耗を減らすことが
できる。この形式のスライダは、空気ベアリング
表面に負圧空所を持ち、デイスクに向けてスライ
ダを引き寄せる負圧を作り出すようになつてい
る。記憶媒体の表面により生じた空気の流れは、
空気ベアリング表面の負圧空所内に負圧区域また
は部分的な真空を生み出し、所望のフライング高
さを得るのに必要な荷重を減らすことができる。
そうした負圧スライダの例が、米国特許第
3811856号並びに第4141049号に示されている。
この形式のスライダによれば、負圧空所の深さ
と構造がスライダのフライング高さを決定してい
る。このため、スライダのフライング表面の負圧
空所は非常に正確に形成しなくてはならない。
必要とする寸法および形状の空所を正確に且つ
反復して機械的に加工することは、文字通り不可
能である。空所の機械加工に代わるその他の方法
には、化学的なエツチング、プラズマエツチング
およびイオンビーム切削加工がある。
従来では、金属層マスクを用いてスライダのフ
ライング表面を保護する一方で空所を切削する、
スライダ空所をイオン切削加工することが提案さ
れてきた。例えば、T.Nakanishi氏その他による
“イオンエツチング法により製造された薄い浮き
上がりフイルムヘツド”の表題の付いた、磁気学
会法IEEE、1980年9月、Vol.Mag.16、No.5の記
事を参照されたい。金属マスクを用いるイオン切
削法では、一般には、金属(通常ではクローム)
が最初にスライダ上に噴き付けられる。次いで、
フオトレジスト材料がスライダ上に回転塗付され
る。フオトレジスト材料はパターン化され、負圧
空所になる部分を露光する。次いで、金属層を化
学的にエツチングして空所を形成する。フオトレ
ジスト材料を取り除き、スライダのフライング表
面を金属層で保護したままスライダ空所をイオン
切削し、最後に、金属層の残りの部分を化学的に
エツチングして取り除いている。
前述した方法を用いる場合、様々な問題点が経
験されてきた。先ず、金属層の噴き付け並びにエ
ツチング処理によつてコストが嵩み、工程が繁雑
になり、しかも作業を完了するまでに時間がかか
ることがある。さらに、スライダ上に正確に負圧
空所を配置することが困難であつた。また、比較
的浅いスライダ空所だけがこの方法を用いて切削
できる。この方法では金属保護層が耐えられる切
削作業は、概ね4ミクロンの空所の深さまでであ
る。本発明並びに米国特許第4286297号および第
4141049号に図示された形式の負圧空所を持つス
ライダを例に採れば、第1図のフライング高さと
空所深さの曲線グラフに示すように、10マイクロ
インチ\1.25ミクロン/のフライング高さを得る
には、空所は2ミクロンかまたは12ミクロンの深
さに形成する必要がある。曲線が持つ勾配は、12
ミクロンの地点より2ミクロンの地点のほうが大
きいため、スライダ空所を12ミクロンの深さに形
成して、空所にできる深さの変化がフライング高
さに大きく影響しないようにすることが望まし
い。しかしながら、前述した従来技術の方法にお
ける制限により、例えば4ミクロンまでの範囲の
比較的浅い空所しか作ることができない。例え
ば、T.Nakanishi氏その他の“イオンエツチング
法により製造された狭いトラツクの磁気ヘツド”
の表題の付いた磁気学会報IEEE、1979年5月、
Vol.Mag.15、No.3の記事を参照されたい。この
中には、“イオン切削法では、深いエツチツグ深
さを得ることができない”なる説明がされてい
る。
(問題点を解決するための手段) 従来技術の問題点を解消するために、本発明
は、12ミクロンあるいはそれ以上の深さまで正確
に比較的深い負圧空所をイオン切削することので
きる方法を明らかにしている。この方法では、保
護金属層の付着を不要なものとし、従来技術の方
法に比べて単純化し、しかも製造コストを下げる
ことにより目的を達成している。またこの方法に
よれば、負圧空所を非常に正確にスライダ上に配
置して、フライング高さを調節し且つスライダの
性能を高めることができる。
簡単に言うなら、本発明の方法によれば、比較
的厚い乾燥ネガフオトレジスト材料層をスライダ
の空気ベアリング表面に付着させ、そして写真食
刻マスクを用いてパターン化している。前記マス
クは、スライダの空気ベアリング表面上に負圧空
所を正確に配置しているパターンを備えている。
スライダの磁気ヘツドの磁極端に対し所定の位置
関係で、、マスクに整合マークを設置して、マス
クを重ね合わせられるようにしている。これら整
合マークは、フオトレジスト層を溶かしてしまわ
ない程度に細く、現像後にフオトレジスト層に空
隙ができてしまうこれらマークに付随した問題を
解消している。ポジフオトレジスト材料ではな
く、ネガフオトレジスト材料を使用して、整合に
際し磁極端をマスクの開口を通じ目で見えるよう
にする必要がある。厚いフオトレジスト層をパタ
ーン化してしまえば、フオトレジスト層でスライ
ダのフライング表面を保護した状態で、空所はイ
オン切削される。次いで残りのフオトレジスト層
が取り除かれる。
(実施例) 本発明の方法をスライダバー10に適応した好
ましい実施例が第2図に示されている。箇々のス
ライダはこのスライダバーから切り取られるよう
になつている。バー10は、第1の端12と相対
して配置された第2の端14とを備えている。ま
たスライダバー10は前縁16と後縁18と、後
縁18から直交して配置された後方面19とを備
えている。隣接して配置された複数のスライダ2
0a〜20mが、端12と14との間に配置され
ている。切り取られる予定の箇々のスライダは、
図示したように一対の点線22aと24a,22
bと24b,22cと24c等により境界を接し
ている。以下に説明するようにして、スライダ空
所がスライダバー10に切削され、スライダバー
10はこれら点線に沿つて切断されて、13箇の
スライダ20a〜20mを切り出すようになつて
いる。スライダ20aは第1の端スリイダをな
し、相対して配置されたスライダ20mは第2の
端スライダをなし、またスライダ20bから20
Lは中間スライダを構成している。各スライダ2
0a〜20mは、一対の磁気読み取り/書き込み
ヘツド(図示せず)を備えている。前記ヘツド
は、スライダー10の後縁18に隣接して配置さ
れている。磁気ヘツドは薄いフイルムヘツドであ
り、周知の薄いフイルムのための技術を用いて、
スライダ20a〜20mの後方面19に取り付け
られている。各磁気ヘツドは、磁極端すなわち読
み取り/書き込みギヤツプを備えている。前記読
み取り/書き込みギヤツプはそれぞれのスライダ
のフライング表面に配置され、またこのフライン
グ表面の所定の正確な位置を占めている。例え
ば、スライダ20aは磁極端26aと28aを、
スライダ20bは磁極端26bと28bを備える
等している。磁気ヘツドの磁気端はスライダの一
部分となつていて、記録媒体に極く近接して走行
し、記録媒体上で読み取りおよび/または書き込
みを行なうようになつている。スライダバーを突
き出し量調節装置に固定してしまえば、磁極端2
6a〜26m,28a〜28mを目で見ることが
でき、またこの磁極端が空気ベアリング表面に対
し正確に位置決めしているため、磁極端を用いて
写真食刻マスクを整合させることができる。この
マスクは負圧空所の寸法、形状並びに位置を特定
している。
スライダー10は、例えばアルシマグ
(Alsimag)、フオトセラム(FOTCERAM)ま
たはフエライトから作ることができる。前記フオ
トセラムは、ニユヨーク州、コーニング、コーニ
ングガラス会社の商標名である。
前述したスライダバー10を参考にして、本発
明に係るスライダバーの製造方法について説明す
る。デユポン・デ・ヌモール社のリストン
(RISTON)等の透明なフオトレジスト材料から
なる乾燥ネガフイルムの層50が、第4図に図示
したように、先ずスライダバー10に付着され
る。通例では、紫外線またはその他の光に露光さ
れるそうしたフオトレジスト材料は、露光位置が
1,1,1−トリクロロエタン等の塩化炭化水素
溶材現像液内で溶けることができる。以下に説明
するように、バー10をキヤリア固定装置40に
接着するのに使うシアノアクリレートまたはその
他の接着剤は、フオトレジスト材料の現象液に溶
けることがあつてはならない。このネガタイプの
フオトレシジスト材料は、塩化炭化水素の現像液
で非露光部分を溶解して現像した後に、フオトレ
ジスト材料のパターンを形成する。このパターン
は照射紫外線またはその他の光に露光された部分
に一致しており、従つてネガとしての特徴を備え
ている。バー10にとつて望ましい10〜12ミクロ
ンの深さの空所を形成する際、少なくとも1〜
1.5ミル(25〜40ミクロン)のフオトレジスト材
料がイオン切削法により取り除かれる。イオン切
削に際し、フオトレジスト材料50には孔があい
ていないことが重要である。こうした孔がある
と、切削してはならないスライダバー10上の部
位を切削してしまうためである。従つて、縁が安
全に守られるよう、付着されるフオトレジスト材
料50には2ミル(50ミクロン)の厚みを必要と
している。
フオトレジスト材料は、磁極端26a〜26
m、28a〜28mがこのフオトレジスト材料を
通して目で見ることができるよう、透明でなくて
はならない。この方法の整合工程に際し、磁極端
をこうしてマスクの位置決めに用いることができ
る。
フオトレジスト材料をスライダバー10に付着
するために、バー10は先ず第3図に示すよう
に、アルミニウム製の処理固定装置40に設置さ
れる。シアノアクリレート等の接着剤で接合する
ことにより、スライダバー10を固定装置40に
取り付けることが望ましい。この接着剤は、メチ
ル エチル ケトンおよびアセトン等の幾つかの
芳香族の炭化水素溶剤により溶けるが、先のフオ
トレジスト材料を現像するのに使用した1,1,
1−トリクロロエタン等の塩化炭化水素溶剤では
溶けない。現像中に接着剤が溶けると、固定装置
40からすぐにバーが外れてしまう。スライダバ
ー10は、図示のように固定装置40の上部に1
ミル突き出している。バー10は、以下に説明さ
れている方法のほぼ全工程にわたつて、固定装置
40に取り付けられている。フオトレジスト層を
付着する以前に、バー10と固定装置40とは予
備ラミネート加熱工程に晒される。この工程で
は、バーは90℃の表面温度まで加熱され、フオト
レジスト材料がよく付着するように予備ラミネー
ト加熱工程に後続して、固定装置40とバー10
とは、ローララミネート装置のローラ47,48
の間に挿入される。前記ローララミネート装置に
は、例えばイリノイ州、エルムハーストにあるチ
オコル/ダイナチム社(Thiokol/Dynachem
Corporationi)製のダイナチムモデル#120等が
ある(第4図を参照)。上側ローラ47の圧力が、
フオトレジスト材料の乾燥フイルムシートをバー
10に付着させる。その結果、第5図に示すよう
に、乾燥フイルムシートは層54としてバー10
に接着する。フオトレジスト層54は、重なり合
う部分56と57がそれぞれバー10の前縁と後
縁を覆つて横へ延びている。後縁18を越えて延
びている部分57は、(後述する)切削工程に際
し、バー10の後方面19に積層されている薄い
フイルムヘツドを、イオンビームから保護するよ
うになつている。
フオトレジスト層54を付着した後、スライダ
バー10と固定装置40は照射整合装置(図示せ
ず)のワークピースホルダに取り付けられる。こ
の照射整合装置には、例えばカリフオルニア州、
サニーベールにあるコビルト社(Cobilt Corp.)
製のコビルトモデル#CA400A等がある。第6図
に示すような写真食刻マスク60が、照射整合装
置のマスクホルダに置かれる。マスク60は、紫
外線や可視光線が通り抜けられる開口パターン6
4を除いて不透明である。パターン64は、基本
的には、等間隔に隣接して配置された同じ形状の
複数のH形の開口70a〜70mから構成されて
いる。これら開口は、第1の端パターン70aと
第2の端パターン70mとの間に配置されてい
る。露光パターン64は、第1の端パターン70
aの外側に配置された第1の全体合わせ窓66
と、第2の端パターン70mの外側に配置された
第2の全体合わせ窓68とを備えている。典型的
なH形の開口70aが、第7図に詳細に示されて
いる。パターン70aは一対の垂直方向に延びる
脚71aと74aとで構成されている。これら脚
は、水平方向に配置された横断部材77aにより
連結されている。脚71aは上側部分72aと、
下側部分73aとを備えている。同様に、脚74
aは上側部分75aと、下側部分76aとを備え
ている。脚71aの最下部には、整合マーク80
aが不透明な線で形成されて配置されている。同
じく、不透明な線から形成された整合マーク82
aが、図示のように脚74aの最下部に配置され
ている。不透明な整合マークは、この開口以外の
少なくとも1つの別の開口の相対する部分に配置
されており、この別の開口が1つだけであつてそ
うしたマークを備えるとするなら、マスク60の
反対端にある開口70mであるのが望ましい。
整合マーク80a,82a等は、各々が開口7
0a〜70mの内側の所定の位置に配置され、マ
スクが所定の位置関係で磁極端26a〜26m,
28a〜28mに整合される際、マスクの開口7
0a〜70mの形成する空気ベアリング表面の部
分が、負圧空所を取り囲む部分に正確に一致する
ように、マスクは位置決めされる。正確な位置関
係を得るには幾つかの方法がある。例えば整合工
程に際し、目で判断してバー10の空気ベアリン
グ表面上にマスクを正確に位置決めし、必要な位
置に正確に負圧空所を形成することができる。整
合に際し、整合マーク80a,82a等および磁
極端26a〜26mと28a〜28mを可視光線
で照明して整合し易くされる。
磁極端26a〜26m,28a〜28mは他か
らはつきりと区別できる部所であり、切削しよう
とする表面に正確に配置されているため、これら
磁極端を整合作業に使用することが好ましい。磁
極端そのものを切削しないようにするために、透
明なネガ形式のフオトレジスト材料を使用する必
要がある。このようにすれば、整合に際してマス
クの開口を通じ磁極端を目で見ることができる。
整合マーク80a,82a等は、第7図に示すよ
うに、マスクの開口の僅かの部分を占めているに
過ぎない。
整合マーク80a,82a等は、リストンのよ
うなフオトレジスト材料が約5ミクロン(200マ
イクロインチ)より細い場合、2ミル厚のフオト
レジスト材料上に現像可能な区域を形成してフオ
トレジスト材料を溶融できないことが判明した。
すなわち、2ミルのフオトレジスト材料は200マ
イクロインチより太い線の場合いだけ溶融性があ
る。もちろんのこと、その他のフオトレジスト材
料および厚みを用いて、先に述べた200マイクロ
インチの以外の太さで溶融性を発揮する繊細なあ
るいは粗い線を使用することもできるが、同時に
こうした場所でこれらマーク80aと82aに選
択できる幅は、以下の理由により制限がある。マ
ーク80a,82a等が、フオトレジスト層54
に現像可能なパターンを形成しないことが重要で
ある。そうでないと、磁極端に隣接した空気ベア
リング表面に好ましくない切削作用が働いて、空
所ができてしまうことがあり、また磁極端の一部
を切削してしまうことがあるためである。同時に
整合マークは、整合に際して作業者が拡大すれば
充分目で見える太さが必要とされる。この条件
は、線が200マイクロインチあれば満たされる。
さらに、200マイクロインチの線の太さの区域は、
典型的な磁極端26a〜26m、28a〜28m
の寸法の数百パーセントの範囲内にあり、操作者
がマスク60を空気ベアリング表面に整合させる
際、操作者が整合マーク80a,82a等と磁極
端26a,28a等との間を簡単に確認して、所
定の位置関係に設置することができる。こうして
得られたマスク60の所定の位置に高い信頼性が
得られ、負圧空所を空気ベアリング表面に正確に
配置できる。
スライダバー10のスライダ20a〜20m上
に開口パターン64を整合させるために、バー1
0とマスク60は可視光線で照明される。この可
視光線は、フオトレジスト層54を露光撮影して
しまうことがない。次いで適当な位置決め機構に
よりバー10は移動され、パターン64の全体合
わせ窓66と68の内側にバー10の端12と1
4を対照的に位置決めすることが行なわれる。
(これとは別に、バー10を静止した状態にして
おいてマスク60を移動することもできる。)第
8図は、パターン64に対するバー10の位置決
め作業を図示している。この全体合わせを行なつ
た後に、操作者は先ず端パターン70aを例えば
拡大して観察し、スライダ20aの磁極端26
a,28aがH型のパターン70a(第9図参照)
の整合マーク80a,82aに整合して所定の位
置関係が得られるまでバー10を動かすことによ
り、スライダ20a〜20mとパターン64の厳
密な整合が行なわれる。フオトレジスト材料は可
視光線を通す透明なため、磁極端26a,28a
を見ることができる。整合マーク80a,82a
が第9図に示すように磁極端26a,28aに対
し垂直方向に揃い且つ対照的に配置されていれ
ば、これらマーク80a,82aは好ましい位置
関係にある。バー10とマスク60との厳密な整
合を仕上げるために、続いて操作者は反対側に位
置した端パターン70mを観察して、第9図に示
したのとほぼ同じ方法で、バー10を動かし、ス
ライダ20mの磁極端26mと28mをH型のパ
ターン70mの整合マーク80m,82mに整合
させる。両端のスライダ20aと20mの磁極端
をそれぞれ相対する開口70aと70mの整合マ
ークに合わせてしまえば、厳密な整合作業が完了
する。基準点としてスライダ20aと20mの磁
極端を利用することにより、箇々のスライダの磁
極端に対し、スライダ上に非常に正確に負圧空所
を配置、結果的に箇々のスライダの空気ベアリン
グ表面に正確に配置することができる。
マスクパターン64をスライダ20a〜20m
に整合した後、紫外光線がマスク60を通じて照
射され、スライダ20a〜20mのフオトレジス
ト層54上にH型のパターン70a〜70mを露
光する。ネガフオトレジスト写真食刻法を用いる
ことにより、露光されたH型のパターンを現像
し、露光されなかつたフオトレジスト層54の部
分は、例えば1,1,1−トリクロロエタン低圧
スプレーを用いて取り除かれる。従つて、処理の
この時期では、第10図に示すように、フオトレ
ジスト54が13箇のH型のパターン90a〜90
mすべてが残つている。
H型パターン70a〜70mの脚は、バー10
の前縁16と後縁18を跨がつていることに注目
されたい。後縁18を越えて延びている跨がつた
部分98が、前述したように後方面19にラミネ
ートされている磁気ヘツド(図示せず)の露出部
分を保護している。磁気ヘツドの露出部分を覆う
フオトレジスト層の延長部は、イオン切削作業に
際しバー10の表面に対し、例えば45度から25度
の傾斜角度でバー10にイオンが射出されるた
め、非常に重要である。従つて、磁気ヘツドの露
出部分をこのように保護していなければ、当該部
分は切削されてしまうことになる。
フオトレジスト層をパターン化し、スライダバ
ー10を処理固定装置40に固定したまま、この
固定装置40はイオン切削装置に取り付けられ
る。この装置には、例えばコロラド州、フオート
コリンズにあるイオンテツク社(Ion Tech,
Inc.)製のモデル10/1500/10イオンソース装置
等がある。イオン切削工程時に固定装置40は回
転され、均一な切削を行なえるようにしている。
イオン切削作業が開始されると、H形のフオトレ
ジストパターン90a〜90mはスライダ20a
〜20mの真下に位置する部分を切削作業から保
護し、負圧空所が所定の深さにわたつて切削され
るようになつている。切削時間、イオン加速電圧
およびイオン電流が選択され、所定の深さの空所
を切削するようになつている。H形のフオトレジ
ストパターンの真下に位置する各スライダの部分
は、スライダの空気ベアリングフライング表面を
構成している。例えばフオトレジストパターン9
0aは、スライダ20aのフライング21aを保
護している(第11図から第13図を参照)。第
11図は、イオン切削工程を完了した時点でのス
ライダ20aを示し、負圧空所100aと102
aが適当な深さまで切削されている。空所100
aが、脚91a,94aの下側部分と横断部材9
7aとにより形成されている。空所102aは、
脚91a,94aの上側部分と横断部材97aと
により形成されている。スライダ20aの空所1
00aと102aとが切削されている際、空所1
00b〜100m,102b〜102mも同時に
箇々のスライダ20b〜20m内で切削される。
スライダバー10イオン切削作業は熱を発生す
る。この熱はバー10から取り除いて、スライダ
20a〜20mが過熱されるのを防がなくてはな
らない。この実施例では、スライダバー10を支
持する処理固定装置40がイオン切削装置に取り
付けられ、シアノアクリレート接着剤がこの熱を
固定装置40に伝え、固定装置40内を循環する
冷却水に伝えることにより、スライダ20a〜2
0mの過熱を防止している。
イオン切削工程を完了すれば、フオトレジスト
パターン90a〜90mは取り除くことができ
る。この取り除き作業は、例えば、先ずバー10
をアセトンの浴槽内で洗浄するか浸漬し、次いで
このバーを超音波洗浄層に漬けることによる。ア
セトンまたはメチル エチル ケトンの何れかを
使用すると、固定装置40からバー10を取り外
すこと以外に、イオン切削後に残つている露出し
たフオトレジストフイルムを同時に取り除くこと
ができ、新たにフオトレジストフイルムを除去す
る工程を行なわなくてもよい副次的な利点が奏さ
れる。
フオトレジスト層の残っている部分を取り除
き、固定装置40からスライダバー10を取り外
せば、第12図に示したような10ができあがる。
13箇のスライダ20a〜20mの各々は、正確に
配置形成された一対の負圧空所100a〜100
mと102a〜102mをそれぞれ備えている。
スライダ20a〜20mは、スライダバー10か
ら切り取ることができる。バー10からスライダ
20aを切り取るために、ダイヤモンド研磨ホイ
ールを使用して、(第2図の点線22a,24a
に相当する)想像上の切断線110a,112a
に沿つて切断の行なう。同様に、他のスライダ2
0b〜20mもそれぞれ想像上の切断線110b
〜110mと112b〜112mの位置を切断し
て取り出される。このためフライング表面21a
〜21mには僅かに被覆が施されている。次いで
スライダ20a〜20mはアセトンで洗浄され、
そして水洗されて処理を終える。
処理を終えた時点での、典型的なスライダ20
aが第13図に示されている。スライダ20aは
H形の空気ベアリングフライング表面21aと、
非常に正確に配置形成された一対の負圧空所10
0a,102aとを備えている。スライダ20a
の磁極端26a〜28aは、正確に制御されたフ
ライング高さで記録表面上を走行して、磁気ヘツ
ドに理想的な性能を発揮させることができる。
この好ましい実施例では、スライダバー10と
して選択されたスライダ材料はアルシマグであ
る。先に指摘したリストンのフオトレジスト材料
は、概ね48ミクロン(2ミル)の厚みで付着され
る。負圧空所100a〜100m,102a〜1
02mは、先にも指摘したように12ミクロンの深
さにイオン切削される。イオンテツク社のモデル
10/1500/200切削装置を用いて12ミクロンの切
削深さを得るため、1200ボルトの加速電圧と共に
125ミリアンペアのイオン電流を、150分の期間に
わたり使用した。イオン切削ビームは直径が10セ
ンチメートルある。これらのパラメータにより、
スライダバー10の表面を消失させてしまう1平
方センチメートル当たり1.9ワツトの出力が得ら
れる。前述したように、スライダバー10は水冷
固定装置40に支持されてこの熱を除去するよう
になつている。空所110a〜110m,112
a〜112mが切削されている間、リストン層も
切削されている。48ミクロンのリストン層のう
ち、概ね36ミクロンが切削されて除かれ、他方、
スライダ空所は12ミクロンの深さまで切削され
る。
典型的には、イオンビームの切削角度は、切削
される表面に対し45度である。しかしながら、切
削表面上に切削された材料が再び堆積するのを防
ぐために、切削角度は変えることができる。例え
ば、フオトセラム製のスライダバーでは、25度の
切削角度で再堆積を防止できる。
このように、前述した方法は、スライダの負圧
空所を非常に正確に位置決めする一方で、必要と
あらば12ミクロンの深さを持つ空所を正確に形成
することができる。しかも、この方法は従来技術
の方法よりも大幅に単純化されており、金属の再
堆積がなくしかもパターン化の工程を省略でき
る。
当然のことながら、この実施例では本発明の方
法を用いて13箇の隣接するスライダを同時に製造
しているが、その他の構造のスライダを、フオト
レジスト層をパターン化するのに用いるマスクに
も同じような変更を加えて製造することもでき
る。
本発明の好ましい実施例について説明してきた
が、本発明の変更並びに修正については当業者に
は自明である。従つて、本発明は添付の特許請求
の範囲の記載によつてのみ制限しようとするもの
ではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のスライダの、フライング高
さと空所深さの関係を示すグラフである。第2図
は、本発明の方法に係る負圧空所を形成する以前
の、スライダバー10の斜視図を示している。第
3図は、処理固定装置で支持したスライダバー1
0を示している。第4図は、フオトレジスト積層
装置に挿入されているスライダバー10を示して
いる。第5図は、処理固定装置40の一部を省略
した、フオトレジスト層54を付着した後のスラ
イダバー10を示している。第6図は、本発明の
写真食刻マスク60を示している。第7図は、マ
スク60の典型的なH形のパターンを示してい
る。第8図は、スライダバー10に重ね合わされ
る整合パターン64を示している。第9図は、ス
ライダバー10の一方の端に重ね合わされるH形
のパターン70aの拡大図である。第10図は、
フオトレジスト層をパターン化した後のスライダ
バー10を示しており、処理固定装置40の一部
分は省略してある。第11図は、フオトレジスト
層をパターン化し、スライダ空所をイオン切削し
た後の、スライダバー10の一方の端を拡大した
図を示しており、処理固定装置40の一部分は省
略してある。第12図は、イオン切削作業後のス
ライダバー10を示しており、フオトレジスト層
の残りの部分は取り除かれている。第13図は、
工程を終了した時点での負圧スライダを示してい
る。 10……スライダバー、12……第1の端、1
4……第2の端、16……前縁、18……後縁、
19……後方面、20a〜20m……スライダ、
21a〜21m……スライダ表面、22a〜22
m,24a〜24m……スライダの境界の点線、
26a〜26m,28a〜28m……磁極端、4
0……固定装置、47,48……ローラ、50…
…フオトレジスト材料、54……フオトレジスト
層、56,57……重なり合う部分、60……写
真食刻マスク、64……開口パターン、66,6
8……全体合わせ窓、70a〜70m……H形の
開口、71a,74a……脚、72a,75a…
…脚の上側部分、73a,76a……脚の下側部
分、77a……横断部材、80a,82a……整
合マーク、90a〜90m……フオトレジストパ
ターン、91a,94a……脚、97a……横断
部材、98……跨がつた部分、100a〜100
m,102a〜102m……負圧空所、110a
〜110m,112a〜112m……空所。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 空気ベアリング表面の所定位置から磁極端が
    突き出した磁極ヘツドをそれぞれ有する空気ベア
    リングスライダが多数形成されたバー上におい
    て、該空気ベアリングスライダが個々に該バーか
    ら切り出される前に、前記磁極端から隔置された
    所定の位置で、前記空気ベアリングスライダの空
    気ベアリング表面にそれぞれ所定形状の負圧空所
    を形成する方法において、 (a) 所定の線の幅より太い線に対してのみ溶融性
    を持たせた透明なネガフオトレジスト材料の層
    を、前記磁極端を含む空気ベアリング表面に張
    り付ける段階と、 (b) 前記負圧空所を取り囲むべく、前記空気ベア
    リング表面の全体部分をそれぞれ画成する開口
    のパターンであつて、これら開口の少なくとも
    二つにおけるある特定位置に前記所定の線より
    も細い幅の不透明な線で構成される整合マーク
    が形成されたパターンを有するマスクを前記空
    気ベアリング表面に密接させて配置する段階で
    あり、当該段階において、前記空気ベアリング
    表面の磁極端と所定の空間的関係を持つように
    該整合マークを配置して該マスクを位置づけ
    し、当該空気ベアリング表面上に前記負圧空所
    が占める位置を画成するように前記マスクの不
    透明な領域を配置する段階と、 (c) マスクを通して光を照射して前記フオトレジ
    スト材料を露光させ、前記負圧空所の所定形状
    と位置に対応した未露光のパターンを形成する
    段階と、 (d) 前記マスクを除去する段階と、 (e) 前記フオトレジスト材料を現像し、前記未露
    光パターンを溶剤で洗浄溶解して除去する段階
    と、 (f) 前記空気ベアリング表面をイオン加工して前
    記負圧空所を形成する段階とを有する方法。 2 特許請求の範囲の第1項に記載の方法におい
    て、前記フオトレジスト材料の現像に使用した前
    記溶剤に対抗性のある接着剤で前記バーを固定装
    置に装着し、しかして、該フオトレジスト材料を
    除去する際に、該固定装置および該バーを該フオ
    トレジスト材料および該接着剤の双方を溶解可能
    の溶剤で洗浄するようになつた方法。 3 特許請求の範囲第2項に記載の方法におい
    て、前記バーを前記固定装置に装着する際に、前
    記接着剤としてシアノアクリレートを用い、前記
    フオトレジスト材料としてメチルエチルケトンあ
    るいはアセトンで溶解し得るフオトレジストを用
    いるようにした方法。 4 特許請求の範囲第3項に記載の方法におい
    て、前記フオトレジスト材料は、約50μm(2mil)
    の厚さであり、約5μm(200マイクロインチ)より
    太い線が溶解可能のものである方法。
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