Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JPH0586381B2 - - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JPH0586381B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0586381B2
JPH0586381B2 JP13309585A JP13309585A JPH0586381B2 JP H0586381 B2 JPH0586381 B2 JP H0586381B2 JP 13309585 A JP13309585 A JP 13309585A JP 13309585 A JP13309585 A JP 13309585A JP H0586381 B2 JPH0586381 B2 JP H0586381B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dichloropropane
phenols
allyl chloride
allyl
alkali metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP13309585A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61291534A (ja
Inventor
Takayoshi Masuda
Hakushin Suzuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority to JP13309585A priority Critical patent/JPS61291534A/ja
Publication of JPS61291534A publication Critical patent/JPS61291534A/ja
Publication of JPH0586381B2 publication Critical patent/JPH0586381B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、1,2−ジクロロプロパンの有効利
用によるフエノール類のアリルエーテルの製造方
法に関する。
更に詳しくは、1,2−ジクロロプロパンを分
解して得られる主としてアリルクロライドおよび
クロロプロペン類から成る分解生成物を、混合物
のまま、フエノール類のアルカリ金属塩、あるい
はフエノール類およびアルカリ金属水酸化物と反
応させてフエノール類のアリルエーテルを製造す
る方法に関するものである。
尚、フエノール類のアリルエーテルは、それ自
体、または該アリルエーテルをクライゼン転位さ
せてC−アリルフエノール類とすることにより、
各種のフアインケミカルズの有機合成用中間体、
ポリマー製造用原料、ポリマーの改質剤等として
有用な化合物である。
(従来の技術) 1,2−ジクロロプロパンは、プロピレンの高
温塩素化によるアリルクロライドの製造時やプロ
ピレンのクロロヒドリン化によるプロピレンオキ
シド中間体のプロピレンクロロヒドリンの製造時
にかなりの割合で副生(一般に、アリルクロライ
ドやプロピレンオキシドに対して5〜15%程度の
割合)するが、その用途は、専ら安価な溶剤とし
ての需要に限定され、化学工業用原料としては殆
んど有効に利用されていないのが現状である。
1,2−ジクロロプロパンを熱分解等の方法に
よつて脱塩化水素し、利用価値の高いアリルクロ
ライドを製造する方法(例えば、特開昭54−
135712)が知られているが、この法は、アリルク
ロライド(沸点45.1℃)の選択率が50〜75%程度
であり、クロロプロペン類、即ち、トランス−1
−クロロプロペン(沸点37.4℃)、シス−1−ク
ロロプロペン(沸点32.8℃)および2−クロロプ
ロペン(沸点22.6℃)やその他の副生物が相当多
量に副生し、しかも、1−クロロプロペン(特に
トランス体)の沸点がアリルクロライドの沸点に
近いので、精製して高純度のアリルクロライドを
得ることは相当困難であるなど、実用上の価値に
乏しい。
以上のように、1,2−ジクロロプロパンは真
の意味での有効利用が行なわれていないのが実状
である。
(発明が解決しようとする問題点) 上述の如く、1,2−ジクロロプロパンを分解
して得られるアリルクロライドとクロロプロペン
類との混合物中から蒸留等の通常の手段によつて
クロロプロペン類を経済的に分離除去し、化学工
業用原料として利用可能な高純度のアリルクロラ
イドを得ることは極めて難しい。
その為、混合物のままで、アリルクロライドま
たはクロロプロペン類のいずれか一方のみを選択
的に反応させ、未反応の他方の成分を分離する方
法(いわゆる反応分離法)が考えられる。しか
し、例えば、塩素や塩化水素の付加反応、クロロ
ヒドリン化反応等の方法では、アリルクロライド
およびクロロプロペン類のいずれ共反応してしま
うので、その目的を達し得ない。
従つて、アリルクロライドまたはクロロプロペ
ン類のいずれか一方のみと選択的に反応させ、し
かも利用価値の高い生成物を得ることが可能な反
応分離法の開発が望まれいるが現状である。
(問題点を解決するための手段) 本発明者等は、かかる状況に鑑み、1,2−ジ
クロロプロパンの有効利用策として、1,2−ジ
クロロプロパンの分解によつて得られるアリルク
ロライドとクロロプロペン類との混合物中のアリ
ルクロライドのみを選択的に反応させ、しかも利
用価値の高い生成物を取得する方法について鋭意
検討を行なつた結果、該混合物をそのまま、フエ
ノール類のアルカリ金属塩、あるいはフエノール
類およびアルカリ金属水酸化物と反応させること
により、アリルクロライドのみを選択的にフエノ
ール類のアリルエーテルに転換できることを見出
し、本発明を完成させるに至つたものである。
即ち、本発明は、1,2−ジクロロプロパンを
分解して得られる主としてアリルクロライドおよ
びクロロプロペン類から成る分解生成物を、混合
物のまま、フエノール類のアルカリ金属塩、ある
いはフエノール類およびアルカリ金属水酸化物と
反応させることを特徴とするフエノール類のアリ
ルエーテルの製造方法である。
次に、本発明を詳細に説明する。
本発明の方法に用いる1,2−ジクロロプロパ
ンの分解生成物は、1,2−ジクロロプロパンを
触媒の存在下、または不存在下に熱分解する方
法、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化
カルシウム等のアルカリと反応させる方法等の各
種の方法によつて容易に取得することができる。
前記の方法によつて得られる1,2−ジクロロ
プロパンの分解生成物は、通常、アリルクロライ
ド50〜75%、クロロプロペン類(トランス−1−
クロロプロペン、シス−1−クロロプロペンおよ
び2−クロロプロペンの総称)25〜50%程度の組
成から成る。尚、1,2−ジクロロプロパンの分
解の方法や分解率によつては、このほかに副生物
のベンゼンや未反応の1,2−ジクロロプロパン
等を含有することもある(尚、未反応の1,2−
ジクロロプロパン(沸点96.4℃)は、蒸留によつ
て除去することもできる)が、これらの化合物が
含有されていても特に支障はない。
また、この様にして得られる分解生成物と同等
の組成を有するものであれば、無論、本発明の方
法に使用することが可能である。
次に、本発明の方法に用いるフエノール類のア
ルカリ金属塩としては、例えばフエノール、o−
クレゾール、m−クレゾール、p−クレゾール、
o−クロロフエノール、p−クロロフエノール、
2,4−ジクロロフエノール、p−ニトロフエノ
ール等の一価フエノール、カテコール、レゾルシ
ン、ハイドロキノン、ビスフエノールA、ビスフ
エノールF、ピロガロール、フロログルシン等の
多価フエノールによつて代表されるフエノール類
とリチウム、ナトリウム、カリウム等のアルカリ
金属、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム等のアルカリ金属水酸化物等とを反応
させることにより調製することができる。
又、これらのフエノール類のアルカリ金属塩の
代りに、上述した各種のフエノール類と水酸化リ
チウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の
アルカリ金属水酸化物とを併用することもでき
る。
上述したフエノール類のアルカリ金属塩、ある
いはフエノール類およびアルカリ金属水酸化物に
対する1,2−ジクロロプロパンの分解生成物の
使用割合は、該分解生成物中のアリルクロライド
換算で、化学量論量と等量か、またはアリルクロ
ライドが若干過剰になる程度使用するのが良い。
反応溶媒は使用しなくても良く、1,2−ジク
ロロプロパンの分解生成物中のクロロプロペン類
が溶媒の役目を果たす効果もある。しかし、通
常、ジエチルエーテル、ジブチルエーテル、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン等の鎖状もしくは環
状エーテル類、エタノール、n−プロピルアルコ
ール、イソプロピルアルコール等のアルコール
類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類
やこれらの各種有機溶媒の含水溶液等を溶媒とし
て用いる方が、好ましい反応成績が得られること
が多い。
1,2−ジクロロプロパンの分解生成物は、他
の原料と一括して反応器に仕込んでも良いし、ま
た、他の原料を予め反応器に仕込んだ後、該分解
生成物を連続的に供給する方法等を任意に採用す
ることができる。
反応温度は、通常、50〜150℃程度が好ましく、
又、反応圧力は0〜10Kg/cm2G程度が望ましい。
反応終了後、未反応のクロロプロペン類、未反
応のアリルクロライド、溶媒、生成した無機塩
(アルカリ金属ハロゲン化物)等を蒸留、過等
の方法を併用して除去することにより、目的とす
るフエノール類のアリルエーテルを取得すること
ができる。
(実施例) 以下に実施例により本発明を更に具体的に説明
する。
参考例 1,2−ジクロロプロパンの熱分解 周囲に電熱ヒーターを巻いた石英管(内径2.5
cm、長さ110cm)の管内温度を510℃にコントロー
ルしながら、石英管の一端より1,2−ジクロロ
プロパンを400g/hrの流量で連続的に装入し、
1,2−ジクロロプロパンの熱分解を行なつた。
石英管の他端からガス状ででてくる分解物を氷
水で冷却したコンデンサーで凝縮させ、含有され
ている塩化水素を水洗で除去後、乾燥し、引き続
いて脱色の為の単蒸留を行なうことにより分解生
成物を260g/hrの割合で得た。
分解生成物をガスクロマトグラフイーで分析し
た結果、その組成はアリルクロライド60.5重量
%、1−クロロプロペン(トランス体とシス体の
合計)34.7重量%、2−クロロプロペン2.0重量
%、ベンゼン0.3重量%及び未反応のジクロロプ
ロパン2.5重量%であつた。
実施例 1 攪拌機と温度計を備えた1のオートクレーブ
に、予め調製したフエノールのナトリウム塩116
g(1モル)およびメチルエチルケトン400gを
仕込み、内温を90℃にコントロールしながら、参
考例で得た1,2−ジクロロプロパンの熱分解生
成物139g(アリルクロライドとして1.1モル)を
1時間かけて連続的に装入した後、同温度で更に
4時間反応を行なつた。
反応終了後、オートクレーブを室温迄冷却して
から反応生成物を取り出した。引き続いて、副生
塩化ナトリウム結晶を別後、メチルエチルケト
ンおよび未反応のクロロプロペン類等を留去し、
蒸発残分を水洗、乾燥することにより、アリルフ
エニルエーテル117g(0.873モル)を得た。
実施例 2 実施例1のフエノールのナトリウム塩のかわり
に、p−クレゾールのナトリウム塩130g(1モ
ル)を用いた以外は実施例1と全く同様の方法、
条件で反応と後処理を行なつた結果、アリル−4
−メチルフエニルエーテル(即ちp−クレゾール
のアリルエーテル)126g(0.851モル)が得られ
た。
実施例 3 実施例1と同一のオートクレーブにビスフエノ
ールA114g(0.5モル)、フレーク状水酸化ナト
リウム41.2g(1.03モル)およびイソプロピルア
ルコール400gを仕込み、内温を90℃にコントロ
ールしながら、参考例で得た1,2−ジクロロプ
ロパンの熱分解生成物139g(アリルクロライド
として1.1モル)を1時間かけて連続的に装入後、
同温度で更に6時間反応を行なつた。
後処理を実施例1に準拠(但し、メチルエチル
ケトンのかわりにイソプロピルアルコールを留
去)して行なつた結果、ビスフエノールAのジア
リルエーテル128g(0.416モル)が得られた。
(発明の効果) 以上、詳述した様に、本発明のフエノール類の
アリルエーテルの製造方法は、1,2−ジクロロ
プロパンを分解して得られる主としてアリルクロ
ライドおよびクロロプロペン類から成る分解生成
物を、混合物のまま、フエノール類のアルカリ金
属塩、あるいはフエノール類およびアルカリ金属
水酸化物と反応させることにより、該分解生成物
中のアリルクロライドのみを選択的に反応させ、
利用価値の高いフエノール類のアリルエーテルを
製造できると共に、未反応のクロロプロペン類も
工業的に使用し得る程度の純度のものを取得する
ことが可能である。
しかも、本発明の方法においては、1,2−ジ
クロロプロパンの分解生成物中のアリルクロライ
ドは、市販されている純品のアリルクロライドと
同等程度の反応成績を与える。
従つて、本発明によれば従来は余り有効に利用
されていなかつた1,2−ジクロロプロパンを!?
かに有効に使用することが可能となり、産業上の
利用価値の高いものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1,2−ジクロロプロパンを分解して得られ
    る主としてアリルクロライド及びクロロプロペン
    類から成る分解生成物を、混合物のまま、フエノ
    ール類のアルカリ金属塩、あるいはフエノール類
    およびアルカリ金属水酸化物と反応させることを
    特徴とするフエノール類のアリルエーテルの製造
    方法。 2 1,2−ジクロロプロパンの分解生成物が
    1,2−ジクロロプロパンの熱分解生成物である
    特許請求の範囲第1項記載のフエノール類のアリ
    ルエーテルの製造方法。
JP13309585A 1985-06-20 1985-06-20 フエノ−ル類のアリルエ−テルの製造方法 Granted JPS61291534A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13309585A JPS61291534A (ja) 1985-06-20 1985-06-20 フエノ−ル類のアリルエ−テルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13309585A JPS61291534A (ja) 1985-06-20 1985-06-20 フエノ−ル類のアリルエ−テルの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61291534A JPS61291534A (ja) 1986-12-22
JPH0586381B2 true JPH0586381B2 (ja) 1993-12-10

Family

ID=15096718

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13309585A Granted JPS61291534A (ja) 1985-06-20 1985-06-20 フエノ−ル類のアリルエ−テルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61291534A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040049044A (ko) * 2002-12-03 2004-06-11 화일약품주식회사 1,2,3-트리스(2-디에틸아미노에톡시)벤젠의 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61291534A (ja) 1986-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CASON et al. The Preparation of Cyclobutane
Anderson Jr et al. Ether cleavage by triphenyldibromophosphorane
JPH07110827B2 (ja) テトラブロムビスフエノ−ルaの製造方法
US4036899A (en) Synthesis of prenyl chloride
CA1093097A (en) Process for the production of cyanopinacolone
JPH0586381B2 (ja)
US2175581A (en) Preparation of acetylenic carbinols
US3156702A (en) Method of producing vinylene carbonate
KR950003328B1 (ko) 1, 1-(3-에틸페닐)페닐에틸렌 및 그 제법
US6008407A (en) Method of preparing fluoroaromatic compounds
CA1248140A (en) Method for producing 2-(substituted aryl)propionaldehyde
EP0152324B1 (fr) Nouveau tétraène, sa préparation et son emploi
CA1047535A (en) 3,7-dimethyl-3-hydroxy-6-octenenitrile and process for its preparation
JP2756373B2 (ja) 1,1,1−トリフルオロ−3−ニトロ−2−プロペンの製造方法
US6500978B2 (en) Process for producing cyclopropanecarbonitrile
JPS6312862B2 (ja)
Davin et al. A large scale preparation of 1-ethynylcyclopentene and 1-hexen-4-yne
JP4226083B2 (ja) ε−カプロラクタムの製造方法
CN1288454A (zh) 由3,4-环氧-1-丁烯制备3-丁烯-1-醇
US4341899A (en) Vapor phase dechlorination process
JPS5914473B2 (ja) 1,1,3,3−テトラフルオロ−1,3−ジヒドロ−イソベンゾフランの製造方法
JP3634874B2 (ja) トリフルオロメチルアセチレン誘導体、その製造方法およびその中間体の製造方法
US2394674A (en) Process for producing aryl methyl ketones
JPH045657B2 (ja)
SU548594A1 (ru) Способ получени пропаргилового спирта