JPH0588697B2 - - Google Patents
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- JPH0588697B2 JPH0588697B2 JP61134672A JP13467286A JPH0588697B2 JP H0588697 B2 JPH0588697 B2 JP H0588697B2 JP 61134672 A JP61134672 A JP 61134672A JP 13467286 A JP13467286 A JP 13467286A JP H0588697 B2 JPH0588697 B2 JP H0588697B2
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はフタル酸ジメタリルエステルの製造法
に関する。
に関する。
フタル酸ジメタリルエステルはその重合物が透
明性、高屈折率、表面硬度等の光学特性に優れ、
特に光学用材料として期待されているものであ
る。
明性、高屈折率、表面硬度等の光学特性に優れ、
特に光学用材料として期待されているものであ
る。
フタル酸のアルカリ金属塩とハロゲン化アリル
とを塩化第一銅の存在下で反応させて、フタル酸
ジアリルエステルを製造する方法として、反応時
の溶液のPHを規定する特許が今迄に提案されてい
る。
とを塩化第一銅の存在下で反応させて、フタル酸
ジアリルエステルを製造する方法として、反応時
の溶液のPHを規定する特許が今迄に提案されてい
る。
すなわち、特公昭39−19785においては、反応
時の溶液のPHを約4〜8の範囲に規定すること、
又、特開昭54−130528においてはPHを6〜8に調
整することが記載されている。
時の溶液のPHを約4〜8の範囲に規定すること、
又、特開昭54−130528においてはPHを6〜8に調
整することが記載されている。
この様にフタル酸ジアリルエステルの製造にお
いては、反応時のPHを弱酸性下に調整している
が、これらの方法をフタル酸ジメタリルエステル
の製造に適用しても意外な事に好ましい結果が得
られない。
いては、反応時のPHを弱酸性下に調整している
が、これらの方法をフタル酸ジメタリルエステル
の製造に適用しても意外な事に好ましい結果が得
られない。
フタル酸のアルカリ塩とメタリルクロライドと
を塩化第一銅の存在下で反応させる際、従来の方
法では目的物の収率が満足すべき段階になく、更
に改良が望まれていた。本発明は高収率で目的物
を得る改良法を提供しようとするものである。
を塩化第一銅の存在下で反応させる際、従来の方
法では目的物の収率が満足すべき段階になく、更
に改良が望まれていた。本発明は高収率で目的物
を得る改良法を提供しようとするものである。
フタル酸のアルカリ塩とメタリルクロライドと
の脱食塩反応によるフタル酸ジメタリルエステル
を製造する際、出発原料のフタル酸のアルカリ塩
については入手の容易さ、経済面から無水フタル
酸を使用するのが一般的である。無水フタル酸の
中和によつて得られるフタル酸アルカリ金属塩を
用いてメタリルクロライドと反応させると目的物
であるフタル酸ジメタリルエステルの収率が意外
に低い。この原因追求のため無水フタル酸の中和
滴定曲線を詳細に検討すると第1図に示す如く、
意外にも中和点はPH8をやや越えた所にあること
が判つた。これよりPHがちようど8でもフタル酸
のアルカリ塩の形成が不充分であり、これより低
い時は更に不充分となる。
の脱食塩反応によるフタル酸ジメタリルエステル
を製造する際、出発原料のフタル酸のアルカリ塩
については入手の容易さ、経済面から無水フタル
酸を使用するのが一般的である。無水フタル酸の
中和によつて得られるフタル酸アルカリ金属塩を
用いてメタリルクロライドと反応させると目的物
であるフタル酸ジメタリルエステルの収率が意外
に低い。この原因追求のため無水フタル酸の中和
滴定曲線を詳細に検討すると第1図に示す如く、
意外にも中和点はPH8をやや越えた所にあること
が判つた。これよりPHがちようど8でもフタル酸
のアルカリ塩の形成が不充分であり、これより低
い時は更に不充分となる。
本発明のフタル酸のアルカリ塩とメタリルクロ
ライドの反応が完結しない理由の1つに従来行わ
れている4〜8の範囲のPH調整が考えられる。
又、もう一つの出発原料であるメタリルクロライ
ドの水溶液中の安定性について詳細検討するとア
リルクロライドと異り溶液が酸性になると急激に
低下することが判つた。更にメタリルクロライド
が加水分解して生成したメタリルアルコールは酸
性側でイソブチルアルデヒドへ容易に異性化して
しまうので、加水分解は時間に比例してどんどん
進行してしまう。
ライドの反応が完結しない理由の1つに従来行わ
れている4〜8の範囲のPH調整が考えられる。
又、もう一つの出発原料であるメタリルクロライ
ドの水溶液中の安定性について詳細検討するとア
リルクロライドと異り溶液が酸性になると急激に
低下することが判つた。更にメタリルクロライド
が加水分解して生成したメタリルアルコールは酸
性側でイソブチルアルデヒドへ容易に異性化して
しまうので、加水分解は時間に比例してどんどん
進行してしまう。
以上の詳細検討結果を踏まえて、本発明者らは
収率の向上を計るべく鋭意検討を行い、本発明を
完成するに至つた。
収率の向上を計るべく鋭意検討を行い、本発明を
完成するに至つた。
すなわち本発明は、フタル酸のアルカリ金属塩
とメタリルクロライドとを塩化第一銅の存在下反
応させてフタル酸ジメタリルエステルを製造する
際、該反応のPHを8を越えて12.5の範囲で反応せ
しめることを特徴とする製造法である。反応液の
PHを上記の8を越えて13の範囲に保つことによ
り、従来法では達成出来なかつた高収率で該目的
物を得ることが可能となつた。
とメタリルクロライドとを塩化第一銅の存在下反
応させてフタル酸ジメタリルエステルを製造する
際、該反応のPHを8を越えて12.5の範囲で反応せ
しめることを特徴とする製造法である。反応液の
PHを上記の8を越えて13の範囲に保つことによ
り、従来法では達成出来なかつた高収率で該目的
物を得ることが可能となつた。
以下に本発明を詳細に説明する。
フタル酸のアルカリ金属塩は通常はソーダ塩で
ある。フタル酸のアルカリ金属塩は通常は無水フ
タル酸を所定量のアルカリ水溶液に加え、必要で
あれば加熱してフタル酸のアルカリ金属塩とす
る。この際の水量は通常はフタル酸1モルあた
り、140〜500mlの範囲で使用するが、この範囲外
でも良い。メタリルクロライドとフタル酸のアル
カリ金属塩との反応仕込モル比はフタル酸のアル
カリ金属塩1モルあたり化学量論的に必要な2以
上が必要であり、この値が大きくなる程フタル酸
のアルカリ金属塩基準の収率は向上する。しか
し、メタリルクロライドの損失が大となるので、
経済的には出来るだけ過剰率を下げるのが望まし
く、通常は2〜3の範囲内で行う。
ある。フタル酸のアルカリ金属塩は通常は無水フ
タル酸を所定量のアルカリ水溶液に加え、必要で
あれば加熱してフタル酸のアルカリ金属塩とす
る。この際の水量は通常はフタル酸1モルあた
り、140〜500mlの範囲で使用するが、この範囲外
でも良い。メタリルクロライドとフタル酸のアル
カリ金属塩との反応仕込モル比はフタル酸のアル
カリ金属塩1モルあたり化学量論的に必要な2以
上が必要であり、この値が大きくなる程フタル酸
のアルカリ金属塩基準の収率は向上する。しか
し、メタリルクロライドの損失が大となるので、
経済的には出来るだけ過剰率を下げるのが望まし
く、通常は2〜3の範囲内で行う。
本発明の反応には第一銅特に塩化第一銅を触媒
として使用する。この触媒の通常の使用量はフタ
ル酸のアルカリ金属塩1モルあたり、0.005〜0.1
モルの範囲である。
として使用する。この触媒の通常の使用量はフタ
ル酸のアルカリ金属塩1モルあたり、0.005〜0.1
モルの範囲である。
本発明の方法は反応中のPH調節を8を越えて13
の範囲に保つこと、好ましくはPH9〜12.5の範囲
に保つことが重要である。これよりPHが低下する
と目的物の収率が低下する。又、この範囲よりPH
を高くすることは経済的に得策ではない。
の範囲に保つこと、好ましくはPH9〜12.5の範囲
に保つことが重要である。これよりPHが低下する
と目的物の収率が低下する。又、この範囲よりPH
を高くすることは経済的に得策ではない。
PHの調節はNaOH,NaHCO3,Na2CO3等を反
応開始時または反応中に反応系に添加することに
より達成される。
応開始時または反応中に反応系に添加することに
より達成される。
反応温度は35℃から反応液の沸騰温度まで採る
ことが可能であり、反応温度によつて反応時間も
数時間から10時間程度の範囲を採用できる。
ことが可能であり、反応温度によつて反応時間も
数時間から10時間程度の範囲を採用できる。
反応後、必要に応じて抽剤を加え、有機層を水
相から分離し、水洗後、溶剤、低沸点成分を蒸留
分離し、ついで目的物であるフタル酸ジメタリル
エステルを蒸留取得する。
相から分離し、水洗後、溶剤、低沸点成分を蒸留
分離し、ついで目的物であるフタル酸ジメタリル
エステルを蒸留取得する。
以下に本発明を実施例によつて具体的に示す。
尚、実施例中の部は重量部を表わす。
尚、実施例中の部は重量部を表わす。
実施例 1
撹拌機、還流冷却器、PHメーターおよび温度計
を付した反応器に40%フタル酸ソーダ水溶液525
部、重ソウ50.5部、塩化第一銅2部を入れ、PHを
9.5に調整する。ついでメタリルクロライド226部
を加え、撹拌下、反応液を40℃で4時間、ついで
1時間還流下に加熱した。又、この間のPHは9.0
〜9.5に保つた。反応終了後、ヘキサン150部、水
100部を加えて有機層を分離し、水洗後、蒸留操
作により溶剤および低沸留分を留去したのち、目
的物のフタル酸ジメタリルエステルを261部得た。
フタル酸ソーダ基準の収率95.2%である。
を付した反応器に40%フタル酸ソーダ水溶液525
部、重ソウ50.5部、塩化第一銅2部を入れ、PHを
9.5に調整する。ついでメタリルクロライド226部
を加え、撹拌下、反応液を40℃で4時間、ついで
1時間還流下に加熱した。又、この間のPHは9.0
〜9.5に保つた。反応終了後、ヘキサン150部、水
100部を加えて有機層を分離し、水洗後、蒸留操
作により溶剤および低沸留分を留去したのち、目
的物のフタル酸ジメタリルエステルを261部得た。
フタル酸ソーダ基準の収率95.2%である。
実施例 2
反応液のPHを12.0〜12.5に調整する以外は実施
例1と同様の操作を行い、フタル酸ジメタリルエ
ステルをフタル酸ソーダ基準で95.5%の収率で得
た。
例1と同様の操作を行い、フタル酸ジメタリルエ
ステルをフタル酸ソーダ基準で95.5%の収率で得
た。
比較例
実施例1において、重ソウの添加を止め、替り
にカセイソーダ水溶液を反応液のPHが7〜7.5に
なるように添加して反応を行つた。
にカセイソーダ水溶液を反応液のPHが7〜7.5に
なるように添加して反応を行つた。
その結果、フタル酸ジメタリルエステルをフタ
ル酸ソーダ基準で79.9%の収率を得た。
ル酸ソーダ基準で79.9%の収率を得た。
第1図は無水フタル酸1.0098gをN/10NaOH
溶液で滴定した際の中和曲線図を示す。
溶液で滴定した際の中和曲線図を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 フタル酸のアルカリ金属塩とメタリルクロラ
イドとを第一銅の存在下で反応させるにあたり、
反応液のPHを8を越えて13の範囲で反応せしめる
ことを特徴とするフタル酸ジメタリルエステルの
製造方法。 2 反応液のPHが9〜12.5の範囲であることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61134672A JPS62292746A (ja) | 1986-06-10 | 1986-06-10 | フタル酸ジメタリルエステルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61134672A JPS62292746A (ja) | 1986-06-10 | 1986-06-10 | フタル酸ジメタリルエステルの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62292746A JPS62292746A (ja) | 1987-12-19 |
| JPH0588697B2 true JPH0588697B2 (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=15133867
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61134672A Granted JPS62292746A (ja) | 1986-06-10 | 1986-06-10 | フタル酸ジメタリルエステルの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62292746A (ja) |
-
1986
- 1986-06-10 JP JP61134672A patent/JPS62292746A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62292746A (ja) | 1987-12-19 |
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