JPH058938B2 - - Google Patents
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- JPH058938B2 JPH058938B2 JP61034449A JP3444986A JPH058938B2 JP H058938 B2 JPH058938 B2 JP H058938B2 JP 61034449 A JP61034449 A JP 61034449A JP 3444986 A JP3444986 A JP 3444986A JP H058938 B2 JPH058938 B2 JP H058938B2
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
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- Greenhouses (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
「産業上の利用分野」
本発明は耐候性にすぐれた農業用ポリオレフイ
ン系樹脂フイルムに関するものである。 「従来の技術」 従来農業用ハウス、トンネル等の温度栽培に用
いられる温室被覆資材としては、ポリ塩化ビニル
フイルム、ポリエチレンフイルムやエチレン−酢
ビ共重合体フイルム等のポリオレフイン系樹脂フ
イルムが主として使用されている。これらのうち
ポリ塩化ビニルフイルムは耐候性、透明性、強靱
性、保温性等にすぐれているので近年までこの分
野で多用されてきた。一方ポリオレフイン系フイ
ルムは可塑剤を含まずそれによる土壌汚染が無
く、また焼却処理時の有害ガス発生もなくまた安
価でかつ加工性に優れているが、このフイルムは
ポリ塩化ビニルフイルムに比べて耐候性が劣る欠
点を有している。そのため前記長所をもちながら
従来あまりハウス被覆フイルムとして利用されな
かつた。 ポリオレフイン系樹脂フイルムの耐候性を改良
した被覆用フイルムとしては特開昭56−41254号
公報に見られるようにポリオレフイン系樹脂に特
定のヒンダードアミン系光安定剤と特定の極性を
有する無機質微粉末を含有すること等が知られて
いるものの、未だ充分な効果が得られていない。 「発明が解決しようとする問題点」 本発明者らはかかる実状に鑑みポリオレフイン
系フイルムの具備する土壌の非汚染性、焼却処理
性を損なうことなく極めて耐候性のすぐれたポリ
オレフイン系フイルムを得るべく鋭意検討した結
果、本発明を完成したものである。 「問題点を解決するための手段」 本発明の要旨は、ポリオレフイン系樹脂100重
量部に下記一般式〔〕およびまたは〔〕で示
される特定の有機リン酸金属塩化合物から選ばれ
た少なくとも1種の化合物とヒンダードアミン系
化合物とをそれぞれ0.1〜5重量部配合してなる
ことを特徴とする農業用ポリオレフイン系樹脂フ
イルム (式中、Mは亜鉛、カルシウム、バリウム、マ
グネシウム又はストロンチユウムを意味する。ま
た、R1,R2およびR3は各々、アルキル、アリー
ル、アリールアルキル、アルキルアリール又はエ
ーテル結合を有するアルキル基を意味する。)に
存する。 以下、本発明を更に詳細に説明する。 本発明におけるポリオレフイン系樹脂として
は、α−オレフイン系の単独重合体、α−オレフ
インを主成分とする異種単量体との共重合体であ
り、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、エチ
レン−プロピレン共重合体、エチレン−ブテン共
重合体、エチレン−4−メチル−1−ペンテン共
重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレ
ン−アクリル酸共重合体等が挙げられる。これら
のうち、密度が0.910〜0.935の低密度ポリエチレ
ンやエチレン−α−オレフイン共重合体および酢
酸ビニル含有量が30重量%以下のエチレン−酢酸
ビニル共重合体が、透明性や耐候性および価格の
点から農業用フイルムとして好ましい。 さらに酢酸ビニル含有量が5重量%以上25重量
%以下のエチレン−酢酸ビニル共重合体はこれら
のうちでも特に透明性、柔軟性、耐候性等の点で
好ましい。 前記一般式[]又は[]で示される有機リ
ン酸金属塩化合物を構成するアルキル基の例とし
てはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、
ブチル、イソブチル、第2ブチル、第3ブチル、
アミル、ネオペンチル、イソアミル、ヘキシル、
イソヘキシル、ヘプチル、オクチル、イソオクチ
ル、2−エチルヘキシル、デシル、イソデシル、
ラウリル、トリデシル、C12〜C13混合アルキル、
ステアリル、シクロペンチル、シクロヘキシル、
シクロオクチル、シクロドデシル、4−メチルシ
クロヘキシル基等を挙げることができる。 アリール基の例としては、フエニル、ナフチル
基等を挙げることができる。アリールアルキル基
の例としては、ベンジル、β−フエニルエチル、
α−フエニルプロピル、β−フエニルプロピル基
等を挙げることができる。 アルキルアリール基の例としては、トリル、キ
シリル、エチルフエニル、ブチルフエニル、第3
ブチルフエニル、オクチルフエニル、イソオクチ
ルフエニル、第3オクチルフエニル、ノニルフエ
ニル、2,4−ジ−第3ブチルフエニル基等が挙
げられる。 エーテル結合を有するアルキル基としては、フ
ルフリル、テトラヒドロフルフリル、5−メチル
フルフリル及びα−メチルフルフリル基、又は、
メチル−、エチル−、イソプロピル−、ブチル
−、イソブチル−、ヘキシル−、シクロヘキシル
−、フエニルセロソルブ残基;メチル−、エチル
−、イソプロピル−、ブチル−、イソブチルカル
ビトール残基;トリエチレングリコールモノメチ
ルエーテル、−モノエチルエーテル、−モノブチル
エーテル残基;グリセリン1,2−ジメチルエー
テル、−1,3−ジエチルエーテル、−1−エチル
−2−プロピルエーテル残基;ノニルフエノキシ
ポリエトキシエチル、ラウロキシポリエトキシエ
チル残基等が挙げられる。以上のような各種置換
基を有する有機リン酸金属塩化合物は、1種又は
2種以上組み合わせて配合することができる。 その配合量はポリオレフイン系樹脂100重量部
に対して0.1〜5重量部の範囲内で選ぶものとす
る。0.1重量部未満であると、ヒンダードアミン
系化合物を併用したとしてもポリオレフイン系樹
脂フイルムの耐候性は向上しない。他方有機リン
酸金属塩化合物の配合量が5重量部より多いとフ
イルムの透明性が極度に劣つてしまうので好まし
くない。上記範囲内では0.2〜2重量部が特に好
ましい。又金属の種類では亜鉛、カルシウムおよ
びバリウムが特に好ましい。 本発明におけるヒンダードアミン系化合物の構
造式としては次のようなものがあげられる。 (1) 2,2,6,6−テトラメチルピペリジニル
−4−ベンゾエート (2) ビス−(2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジニル)セバケート (5) 1,3,8−トリアザ、7,7,9,9−テ
トラメチル−3−n−オクチル−スピロ[4,
5]デカン−2,4−ジオン (7) 1,2,3,4−テトラ(4−カルボニルオ
キシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ン)−ブタン (9) トリ−(4−アセトキシ−2,2,6,6−
テトラメチルピペリジン)−アミン (10) 4−アセトキシ−2,2,6,6−テトラメ
チルピペリジン (11) 4−ステアロイルオキシ−2,2,6,6
−テトラメチルピペリジン (12) 4−ベンジルオキシ−2,2,6,6−テ
トラメチルピペリジン (13) 4−(フエニルカルバモイルオキシ)−2,
2,6,6−テトラメチルピペリジン (14) 4−(p−トルエンスルホニルオキシ)−
2,2,6,6−テトラメチルピペリジン (15) ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジル)テレフタレート (16) トリス(2,2,6,6−テトラメチル−
4−ピペリジン)ホスフアイト (17) 1,3,8−トリアザ−7,7,9,9−
テトラメチル2,4−ジオキソースピロ[4,
5]デカン (18) (2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ン)−4−スピロ−2′−(6′,6′−ジメチルピペ
リジン)−4′−スピロ−5″−ヒンダントイン これらヒンダードアミン系化合物は1種類で又
は2種以上を組み合わせて配合される。 その配合量はポリオレフイン系樹脂100重量部
に対して0.1〜5重量部の範囲内、好ましくは0.2
〜2重量部の範囲内で選ぶものとする。配合量が
0.1重量部未満では有機リン酸金属塩化合物を併
用しても耐候性が向上しない。他方ヒンダードア
ミン系化合物の配合量が5重量部より多いとフイ
ルム成形後のブルーム(フイルムの表面に噴き出
すこと)が劣り、併せて耐候性の向上効果も少な
い。 又、本発明に係るフイルムには必要に応じて下
記の配合剤を使用することができる。 すなわち、可塑剤、有機リン酸エステル、熱安
定剤、キレーター、滑剤、防曇剤(界面活性剤)、
紫外線吸収剤、赤外線吸収剤、抗酸化剤、帯電防
止剤、充填剤、防カビ剤、防藻剤及び着色剤など
である。 可塑剤としては、ポリ塩化ビニルやオレフイン
−ビニルアルコール系共重合体等の可塑化に常用
されているものが使用される。特に好ましいのは
グリセリン、エチレングリコール、トリエチレン
グリコール、ソルビトール等の分子量250以下の
低分子量の多価アルコールである。これらは農業
用フイルムとしては不可欠の防曇性付与に際して
も優れた効果を発揮する。これらのアルコール系
以外の可塑剤としては、例えばフタル酸ジブチ
ル、フタル酸ヘプチル、フタル酸ジ−2−エチル
ヘキシル等のフタル酸エステル類、フタル酸ブチ
ルベンジル、フタル酸ブチルラウリル、フタル酸
メチルオレイル等のフタル酸混基エステル類、ア
ジピン酸ジオクチル、アジピン酸ジイソデシル、
アゼライン酸ジオクチル等の脂肪族2塩基酸エス
テル類、ジエチレングリコールジベンゾエート等
のグリコールエステル類、オレイン酸ブチル、ア
セチルリシノール酸メチル等の脂肪酸エステル
類、リン酸トリクレジル、リン酸トリオクチル、
リン酸オクチルジフエニル等のリン酸エステル類
等が挙げられる。 使用しうる有機リン酸エステルとしてはトリク
レジルホスフエート(TCP)、トリキシレニルホ
スフエート(TXP)、ジキシレニルモノクレジル
ホスフエート、モノキシレニルジクレジルホスフ
エート他、分子中に少なくとも1個以上のエチル
フエノールを有するリン酸エステル等があげられ
る。 更に、原料がキシレノール、エチルフエノール
及びクレゾールを主成分とする混合アルコールで
あり、これらのアルコール類を特定の比率で使用
して製造されるリン酸エステルも使用することが
できる。 本発明において熱安定剤として使用される有機
酸の金属塩を構成するカルボン酸としては、カプ
ロン酸、ペラルゴン酸、ラウリン酸、2−エチル
ヘキシル酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ウン
デシレン酸、リシノール酸、リノール酸、リノレ
イン酸、ネオデカン酸、オレイン酸、ステアリン
酸、イソデカン酸、イソステアリン酸、12−ヒド
ロキシステアリン酸、12−ケトステアリン酸、ク
ロロステアリン酸、フエニルステアリン酸、アラ
キン酸、ベヘン酸、エルカ酸、ブラシジン酸及び
類似酸並びに獣脂脂肪酸、やし油脂肪酸、桐油脂
肪酸、大豆脂肪酸及び綿実油脂肪酸の如き天然に
産出する上記の酸の混合物、安息香酸、クロル安
息香酸、トルイル酸、サリチル酸、p−t−ブチ
ル安息香酸、5−t−オクチルサリチル酸、ナフ
テン酸、キシリル酸、エチル安息香酸、イソプロ
ピル安息香酸、ジ−t−ブチル安息香酸、ブロモ
安息香酸、モノブチルマレート、モノデシルフタ
レート、シクロヘキサンカルボン酸などがあげら
れる。 またフエノール類も有機酸として有用である。
例えばフエノール、クレゾール、エチルフエノー
ル、ジメチルフエノール、イソプロピルフエノー
ル、シクロヘキシルフエノール、t−ブチルフエ
ノール、フエニルフエノール、ノニルフエノー
ル、ジノニルフエノール、メチル−t−ブチルフ
エノール、テトラメチルフエノール、ポリ(ジ−
ペンタ)イソプロピルフエノール、ジイソプロピ
ル−m−クレゾール、ブチルフエノール、イソア
ミルフエノール、イソオクチルフエノール、2−
エチルヘキシルフエノール、t−ノニルフエノー
ル、デシルフエノール、t−ドデシルフエノー
ル、t−オクチルフエノール、オクチルフエノー
ル、イソヘキシルフエノール、オクタデシルフエ
ノール、ジイソブチルフエノール、メチルプロピ
ルフエノール、メチル−t−オクチルフエノー
ル、ジ−t−ノニルフエノール、ジ−t−ドデシ
ルフエノールなどがあげられる。 金属成分としては亜鉛と、リチウム、ナトリウ
ム、カリウム等の第a族金属、及びバリウム、
カルシウム、マグネシウム、ストロンチウム等の
第a族金属とが包含される。 使用しうる滑剤としては、ステアリン酸、パル
ミチン酸、ミリスチン酸等の脂肪酸系滑剤;ステ
アリン酸アミド、パルミチン酸アミド、メチレン
ビスステアロアミド、エチレンビスステアロアミ
ド等の脂肪酸アミド系滑剤;ブチルステアレー
ト、ブチルパルミテート等のエステル系滑剤、あ
るいはポリエチレンワツクス、流動パラフイン等
があげられる。 キレーターとして本発明において使用される有
機ホスフアイト化合物としては、ジフエニルデシ
ルホスフアイト、トリフエニルホスフアイト、ト
リス−ノニルフエニルホスフアイト、トリデシル
ホスフアイト、トリス(2−エチルヘキシル)ホ
スフアイト、トリブチルホスフアイト、トリス
(ジノニルフエニル)ホスフアイト、トリラウリ
ルトリチオホスフアイト、トリラウリルホスフア
イト、ビス(ネオペンチルグリコール)−1,4
−シクロヘキサンジメチルホスフアイト、ジステ
アリルペンタエリスリトールジホスフアイト、ジ
イソデシルペンタエリスリトールジホスフアイ
ト、トリス(ラウリル−2−チオエチル)ホスフ
アイト、テトラトリデシル−1,1,3−トリス
(2′−メチル−5′−第3ブチル−4′−オキシフエニ
ル)ブタンジホスフアイト、テトラ(C12〜C15混
合アルキル)4,4′−イソプロピリデンジフエニ
ルジホスフアイト、トリス(4−オキシ−2,5
−ジ−第3ブチルフエニル)ホスフアイト、トリ
ス(4−オキシ−3,5−ジ−第3ブチルフエニ
ル)ホスフアイト、2−エチルヘキシルジフエニ
ルホスフアイト、トリス(モノ、ジ混合ノニルフ
エニル(ホスフアイト、水素化−4,4′−イソプ
ロピリデンジフエノールポリホスフアイト、ジフ
エニル・ビス[4,4′−n−ブチリデンビス(2
−第3ブチル−5−メチルフエノール)]チオジ
エタノールジホスフアイト、ビス(オクチルフエ
ニル)・ビス[4,4′−n−ブチリデンビス(2
−第3ブチル−5−メチルフエノール)]−1,6
−ヘキサンジオールジホスフアイト、フエニル−
4,4′−イソプロピリデンジフエノール・ペンタ
エリスリトールジホスフアイト、フエニルジイソ
デシルホスフアイト、テトラトリデシル−4,
4′−n−ブチリデンビス(2−第3ブチル−5−
メチルフエノール)ジホスフアイト、トリス
(2,4−ジ−第3ブチルフエニル)ホスフアイ
ト、トリステアリルホスフアイト、オクチルジフ
エニルホスフアイト、ジフエニルトリデシルホス
フアイト、フエニルジ(トリデシル)ホスフアイ
ト、トリス(2−シクロヘキシルフエニル)ホス
フアイト、ジトリデシル・ジ(2−シクロヘキシ
ルフエニル)・水添ビスフエノールA・ジホスフ
アイト、ジ(2,4−ジ−第3ブチルフエニル)
シクロヘキシルホスフアイト、2,4−ジ−第3
ブチルフエニル・ジイソデシルホスフアイト、ト
リス(ブトキシエトキシエチル)ホスフアイト、
ジフエニルアシドホスフアイト、ビス(2−シク
ロヘキシルフエニル)アシドホスフアイト、ビス
(2,4−ジ−t−ブチルフエニル)アシドホス
フアイト、ビス(ノニルフエニル)アシドホスフ
アイト、ジベンジルアシドホスフアイトなどがあ
げられる。 本発明で使用される防曇剤としては、非イオン
系、アニオン系及びカチオン系の界面活性剤が使
用され、例えばポリオキシアルキレンエーテル、
多価アルコールの部分エステル、多価アルコール
のアルキレンオキサイド付加物の部分エステル、
高級アルコール硫酸エステルアルカリ金属塩、ア
ルキルアリールスルホネート、四級アンモニウム
塩、脂肪族アミン誘導体があげられる。具体的に
はポリオキシエチレンラウリルエーテル、−ステ
アリルエーテル、−ノニルフエニルエーテル、ポ
リエチレングライコールモノパルミテート、ポリ
エチレングライコールモノステアレート、ポリオ
キシエチレンソルビタンモノラウレート、ポリオ
キシエチレンソルビタンモノパルミテート、グリ
セリンモノラウレート、グリセリンモノパルミテ
ート、グリセリンモノステアレート、グリセリン
モノオレート、ペンタエリスリトールモノラウレ
ート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタン
モノベヘネート、ソルビタンモノステアレート、
ソルビタンジステアレート、ジグリセリンモノオ
レート、トリグリセリンジオレート、ナトリウム
ラウリルサルフエート、ドデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム、ブチルナフタレンスルホン酸ナ
トリウム、セチルトリメチルアンモニウムクロラ
イド、アルキルジメチルベンジルアンモニウムク
ロライド、ドデシルアミン塩酸塩、ラウリン酸ラ
ウリルアミドエチル燐酸塩、トリエチルセチルア
ンモニウムイオダイド、オレイルアミノジエチル
アミン塩酸塩、ドデシルピリジニウム硫酸塩の塩
基性ピリジニウム塩などがあげられる。 紫外線吸収剤としては、例えば、2−ヒドロキ
シ−4−メトキシベンゾフエノン、2−ヒドロキ
シ−4−n−オクチルオキシベンゾフエノン、2
−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフエノン、
2−ヒドロキシ−4−n−ドデシルオキシベンゾ
フエノン、2−ヒドロキシ−4−n−オクタデシ
ルオキシベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−
ベンジルオキシベンゾフエノン、2−ヒドロキシ
−4−メトキシ−2′カルボキシベンゾフエノン、
2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホベン
ゾフエノン、2−ヒドロキシ−5−クロロベンゾ
フエノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフエノ
ン、2,2′−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾ
フエノン、2,2′−ジヒドロキシ−4,4′−ジ−
メトキシベンゾフエノン、2,2′−ジヒドロキシ
−4,4′−ジ−メトキシ−5−スルホベンゾフエ
ノン、2,2′,4,4′−テトラヒドロキシベンゾ
フエノン等のベンゾフエノン系紫外線吸収剤;2
−(2′−ヒドロキシ−5′−メチルフエニル)ベン
ゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−5′−tert
−ブチルフエニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジメチルフエニル)ベ
ンゾトリアゾール、2−(2′−メチル−4′−ヒド
ロキシフエニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2′−ヒドロキシ−3′−メチル−5′−tert−ブチル
フエニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒド
ロキシ−3′,5′−ジ−tert−アミルフエニル)ベ
ンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′,
5′−ジ−tert−ブチルフエニル)ベンゾトリアゾ
ール、2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジメチルフ
エニル)−5−メトキシベンゾトリアゾール、2
−(2′−n−オクタデシルオキシ−3′,5′−ジメチ
ルフエニル)−5−メチルベンゾトリアゾール、
2−(2′−ヒドロキシ−5′−メトキシフエニル)
ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−
4′−オクトキシフエニル)ベンゾトリアゾール、
2−(2′−ヒドロキシ−5′−メトキシフエニル)−
5−メチルベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒド
ロキシ−5′−メチルフエニル)−5,6−ジクロ
ロベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−
5′−tert−ブチルフエニル)−5−クロロベンゾト
リアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−
tert−ブチルフエニル)−5−クロロベンゾトリ
アゾール、2−(2′−ヒドロキシ−5′−フエニル
フエニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2
−(2′−ヒドロキシ−5′−ジクロロヘキシルフエ
ニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキ
シ−3′,5′−ジクロロフエニル)ベンゾトリアゾ
ール、2−(2′−ヒドロキシ−4′,5′−ジクロロフ
エニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロ
キシ−3′,5′−ジ−tert−ブチルフエニル)−5−
クロロベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキ
シ−3′−tert−ブチル−5′−メチルフエニル)−5
−クロロベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロ
キシ−3′−メチルフエニル)−5−ブトキシカル
ボニルベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキ
シ−4′,5′−ジメチルフエニル)5−ブトキシカ
ルボニルベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロ
キシ)−5−エトキシカルボニルベンゾトリアゾ
ール、2−(2′−アセトキシ−5′−メチルフエニ
ル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ
−5′−メチルフエニル)−5−エチルスルホンベ
ンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′,
5′−ジメチルフエニル)−5−エチルスルホンベ
ンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−5′−
フエニルフエニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2′−ヒドロキシ−5′−アミノフエニル)ベンゾ
トリアゾール等のベンゾトリアゾール系紫外線吸
収剤;フエニルサリシレート、p−tert−ブチル
フエニルサリシレート、p−メチルフエニルサリ
シレート、p−オクチルフエニルサリシレート等
のサリチル酸エステル系紫外線吸収剤が挙げられ
る。 フエノール系抗酸化剤としては、例えば、2,
6−ジ−第3ブチル−p−クレゾール、ステアリ
ル−(3,5−ジ−メチル−4−ヒドロキシベン
ジル)チオグリコレート、ステアリル−β−(4
−ヒドロキシ−3,5−ジ−第3ブチルフエニ
ル)プロピオネート、ジステアリル−3,5−ジ
−第3ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホネ
ート、2,4,6−トリス(3′,5′−ジ−第3ブ
チル−4′−ヒドロキシベンジルチオ)−1,3,
5−トリアジン、ジステアリル(4−ヒドロキシ
−3−メチル−5−第3ブチル)ベンジルマロネ
ート、2,2′−メチレンビス(4−メチル−6−
第3ブチルフエノール)、4,4′−メチレンビス
(2,6−ジ−第3ブチルフエノール)、2,2′−
メチレンビス[6−(1−メチルシクロヘキシル)
p−クレゾール]、ビス[3,5ビス(4−ヒド
ロキシ−3−第3ブチルフエニル)ブチリツクア
シド]グリコールエステル、4,4′−ブチリデン
ビス(6−第3ブチル−m−クレゾール)、2,
2′−エチリデンビス(4,6−ジ−第3ブチルフ
エノール)、2,2′−エチリデンビス(4−第2
ブチル−6−第3ブチルフエノール)、1,1,
3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−
第3ブチルフエニル)ブタン、ビス[2−第3ブ
チル−4−メチル−6−(2−ヒドロキシ−3−
第3ブチル−5−メチルベンジル)フエニル]テ
レフタレート、1,3,5−トリス(2,6−ジ
メチル−3−ヒドロキシ−4−第3ブチル)ベン
ジルイソシアヌレート、1,3,5−トリス
(3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒドロキシベン
ジル)−2,4,6−トリメチルベンゼン、2,
6−ジフエニル−4−オクタデシロキシフエノー
ル、テトラキス[メチレン−3−(3,5−ジ−
第3ブチル−4−ヒドロキシフエニル)プロピオ
ネート]メタン、1,3,5−トリス(3,5−
ジ−第3ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イソ
シアヌレート、1,3,5−トリス[(3,5−
ジ−第3ブチル−4−ヒドロキシフエニル)プロ
ピオニルオキシエチル]イソシアヌレート、2−
オクチルチオ−4,6−ジ(4−ヒドロキシ−
3,5−ジ−第3ブチル)フエノキシ−1,3,
5−トリアジン、4,4′−チオビス(6−第3ブ
チル−m−クレゾール)などのフエノール類及び
4,4′−ブチリデンビス(2−第3ブチル−5−
メチルフエノール)の炭酸オリゴエステル(例え
ば重合度2,3,4,5,6,7,8,9,10な
ど)などの多価フエノール炭酸オリゴエステル類
があげられる。 硫黄系抗酸化剤としては、例えばジラウリル
−、ジミリスチル−、ジステアリルーなどのジア
ルキルチオジプロピオネート及びブチル−、オク
チル−、ラウリル−、ステアリル−などのアルキ
ルチオプロピオン酸の多価アルコール(例えばグ
リセリン、トリメチロールエタン、トリメチロー
ルプロパン、ペンタエリスリトール、トリスヒド
ロキシエチルイソシアヌレート)のエステル(例
えばペンタエリスリトールテトララウリルチオプ
ロピオネート)があげられる。 本発明で用いられる安定化助剤としては、例え
ば、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール、
ジラウリルチオジプロピオネート、ジフエニルチ
オ尿素、フエニルインドール、チオジグリコール
ビス(アミノクロトネート)、ペンタエリスリト
ール、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレ
ート、ソルビトール、マンニトール、アニリノジ
チオトリアジン、メラミン、ジペンタエリスリト
ールアジペート、p−t−ブチル安息香酸、デヒ
ドロ酢酸、デヒドロ酢酸亜鉛、ノニルフエノキシ
ポリエトキシ燐酸、安息香酸、ケイヒ酸、ジベン
ゾイルメタン、ステアロイルベンゾイルメタン、
ベンゾイルペンタノイルメタンなどがあげられ
る。 防カビ剤、防藻剤として使用可能な化合物とし
ては、2,4,5,6−テトラクロロイソフタロ
ニトリル、10,10′−オキシビスフエノキシアル
シン、2−(4−チアゾリル)−ベンズイミダゾー
ル、N(フルオロジクロロメチルチオ)フタルイ
ミド、N−ジメチル−N′−フエニル−(N′−フロ
ロジクロロメチルチオ)スルフアミド、パラオキ
シ安息香酸エステル、5−ブロモ−5−ニトロ−
1,3−ジオキサン、2,3,5,6−テトラク
ロロ−4−メチルスルホニルピリジン、3−メチ
ル−4−クロロフエノール、N(テトラクロロエ
チルチオ)フタルイミド、トリブチルスズラウレ
ート等をあげることができる。 着色剤として使用可能なものとしては、例えば
フタロシアニンブルー、フタロシアニングリー
ン、ハンザイエロー、アリザリンレーキ、酸化チ
タン、亜鉛華、パーマネントレツド、キナクリド
ン、カーボンブラツク等をあげることができる。 以上の各種樹脂添加物は、それぞれ1種または
数種を組み合わせて使用することができる。 上記各種樹脂添加物の添加量は、フイルムの性
質を悪化させない範囲、通常は基体のポリオレフ
イン系樹脂100重量部に対して、5重量部以下の
範囲で選ぶことができる。 基体ポリオレフイン系樹脂に前記リン酸塩化合
物とヒンダードアミン系化合物、更に他の樹脂添
加物を配合するには、各々必要量秤量し、リボン
ブレンダー、バンバリーミキサー、スーパーミキ
サーその他従来から知られている配合機、混合機
を使用すればよい。このようにして得られた樹脂
組成物をフイルム化するには、それ自体公知の方
法、例えば溶融押出成形法(T−ダイ法、インフ
レーシヨン法を含む)、カレンダー成形法等の従
来から知られている方法によればよい。 又、このようにして成形されたフイルムは該フ
イルムの防塵性、防曇性、耐候性、耐ブロツキン
グ性および耐スリ切れ法(具体的にはパイプハウ
スのパイプ部やマイカー線押え部で被覆資材を換
気のため開閉する際や風にあおられた時に摩擦さ
れフイルムが破損することへの抵抗性)を向上す
る目的で該フイルムのすくなくとも一表面にポリ
オレフイン系樹脂からなる被覆層を設けても差し
つかえない。 本発明に係るフイルムは、透明でも、梨地で
も、半梨地でもよく、その用途は農業用ハウス
(温室)、トンネル等の被覆用に使用できるほか、
マルチング用、袋掛用等にも使用できる。 又フイルム厚味については強度やコストの点で
0.03〜0.3mmの範囲のものが好ましく、なかでも
0.05〜0.2mmのものが特に好ましい。 「作用」 以上述べたように本発明は、特定の有機リン酸
金属塩化合物及びヒンダードアミン系化合物とを
特定量配合しているので特に耐候性にすぐれたポ
リオレフイン系樹脂フイルムを得ることができる
のである。 「実施例」 以下、本発明を実施例にもとづいて詳細に説明
するが、本発明はその要旨を超えない限り以下の
例に限定されるものではない。 実施例 ポリオレフイン系樹脂 100重量部 エチレンビスステアロアミド(滑剤)
0.1重量部 ソルビタンモノステアレート(防曇剤)
1.0 〃 2−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフエノ
ン(紫外線吸収剤) 0.1 〃 オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシフエニル)ブロピオネート
(抗酸化剤) 0.5重量部 (チバガイギー社、商品名IRGANOX−1076
使用) を基本組成とし、更にこれに第1〜第3表に示す
リン酸塩化合物とヒンダードアミン系化合物を第
1〜第3表に示す割合で混合したのちテストバン
バリーで樹脂温130〜150℃ 5分間混練り後、押
出機により造粒ペレツトを製造した。 こうして得られたペレツトを、T−ダイ溶融押
出法(200℃)によつて各ポリオレフイン系樹脂
について厚み0.1mmのフイルムを20種類製造した。 第1表…基本組成のポリオレフイン系樹脂とし
て、高圧法低密度ポリエチレン(三菱化成
製、商品名ノバテツクF141:密度=0.924
MI=4g/10min)を使用 第2表…基本組成のポリオレフイン系樹脂とし
て、エチレン−酢酸ビニル共重合体(三菱油
化製、商品名ユカロンエバEVA41H:酢酸
ビニル含量=15wt%、密度=0.933 MI=2
g/10min)を使用 第3表…基本組成のポリオレフイン系樹脂とし
て、アイオノマー樹脂(三井ポリケミカル製
商品名ハイミラン−1555:ナトリウムタイ
プ 密度=0.95 MI=10g/10min)を使用 実施例で用いたヒンダードアミン系化合物は以
下の4種類である。 ・SANOL LS 770:チバガイギー社製 分子量480.7、融点80〜90℃ ・CHIMASSOR B 944LD:チバガイギー社製 分子量2500以下、融点100〜135℃ ・MARK LA−57:アデカ・アーガス化学社製 融点60〜140℃ ・CYASORB UV 3346:アメリカンサイアナミ
ツド社製、 オリゴマー型、ヒンダードアミン 軟化温度110〜130℃ 得られた各フイルムについて、次の方法に従つ
て評価を行つた。その結果を第1〜第3表に示
す。 耐候性試験 南側に面し、地面に対して45度傾斜させて設置
した窓枠状の密閉試験台に(設置場所:愛知県名
古屋市)、各フイルムを暴露し、定期的に一部の
フイルムを暴露試験台から取りはずし、外観及び
伸びを評価したもの。評価基準は、次のとおりと
した。 ○ …外観に変化がなく、伸び残率が80%以上
あるもの。 ○x…外観に変化がなく、伸び残率が79〜60%
の範囲にあるもの。 △ …亀裂や破れ等の外観変化が一部認めら
れ、伸び残率が79〜60%の範囲にあるもの。 △x…亀裂や破れ等の外観変化がかなり認めら
れ、伸び残率が59〜40%の範囲にあるもの。 × …全面にわたつてひび割れが認められる
か、伸び残率が40%未満のもの。 なお、伸び残率は次式より算出した。 伸び残率(%)=屋外展張後の伸度/屋外展張前の伸
度×100 透明性試験 各フイルムを180℃の温度条件下でプレスして、
厚み2m/mの積層シートを作成した。このシー
トについて、透明性を視覚的に下記のように評価
した。 ◎ …透明性良好 ○ …わずかに濁りを感じる △ …すこし白い濁りを感じる × …透明性劣る(かなり白い濁りを感じる) 噴き出し性試験 室内に試料フイルムを3ケ月間放置した後、表
面を指で軽くこすり、跡のつき具合で噴き出し状
態を視覚的に下記のように評価した。 ◎ …噴き出しなし(跡がつかない) ○ …ほとんど噴き出しなし(わずかに指跡が
つく) △ …噴き出しているが粘着性は少ない × …明らかに噴き出しており粘着性が著しい
ン系樹脂フイルムに関するものである。 「従来の技術」 従来農業用ハウス、トンネル等の温度栽培に用
いられる温室被覆資材としては、ポリ塩化ビニル
フイルム、ポリエチレンフイルムやエチレン−酢
ビ共重合体フイルム等のポリオレフイン系樹脂フ
イルムが主として使用されている。これらのうち
ポリ塩化ビニルフイルムは耐候性、透明性、強靱
性、保温性等にすぐれているので近年までこの分
野で多用されてきた。一方ポリオレフイン系フイ
ルムは可塑剤を含まずそれによる土壌汚染が無
く、また焼却処理時の有害ガス発生もなくまた安
価でかつ加工性に優れているが、このフイルムは
ポリ塩化ビニルフイルムに比べて耐候性が劣る欠
点を有している。そのため前記長所をもちながら
従来あまりハウス被覆フイルムとして利用されな
かつた。 ポリオレフイン系樹脂フイルムの耐候性を改良
した被覆用フイルムとしては特開昭56−41254号
公報に見られるようにポリオレフイン系樹脂に特
定のヒンダードアミン系光安定剤と特定の極性を
有する無機質微粉末を含有すること等が知られて
いるものの、未だ充分な効果が得られていない。 「発明が解決しようとする問題点」 本発明者らはかかる実状に鑑みポリオレフイン
系フイルムの具備する土壌の非汚染性、焼却処理
性を損なうことなく極めて耐候性のすぐれたポリ
オレフイン系フイルムを得るべく鋭意検討した結
果、本発明を完成したものである。 「問題点を解決するための手段」 本発明の要旨は、ポリオレフイン系樹脂100重
量部に下記一般式〔〕およびまたは〔〕で示
される特定の有機リン酸金属塩化合物から選ばれ
た少なくとも1種の化合物とヒンダードアミン系
化合物とをそれぞれ0.1〜5重量部配合してなる
ことを特徴とする農業用ポリオレフイン系樹脂フ
イルム (式中、Mは亜鉛、カルシウム、バリウム、マ
グネシウム又はストロンチユウムを意味する。ま
た、R1,R2およびR3は各々、アルキル、アリー
ル、アリールアルキル、アルキルアリール又はエ
ーテル結合を有するアルキル基を意味する。)に
存する。 以下、本発明を更に詳細に説明する。 本発明におけるポリオレフイン系樹脂として
は、α−オレフイン系の単独重合体、α−オレフ
インを主成分とする異種単量体との共重合体であ
り、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、エチ
レン−プロピレン共重合体、エチレン−ブテン共
重合体、エチレン−4−メチル−1−ペンテン共
重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレ
ン−アクリル酸共重合体等が挙げられる。これら
のうち、密度が0.910〜0.935の低密度ポリエチレ
ンやエチレン−α−オレフイン共重合体および酢
酸ビニル含有量が30重量%以下のエチレン−酢酸
ビニル共重合体が、透明性や耐候性および価格の
点から農業用フイルムとして好ましい。 さらに酢酸ビニル含有量が5重量%以上25重量
%以下のエチレン−酢酸ビニル共重合体はこれら
のうちでも特に透明性、柔軟性、耐候性等の点で
好ましい。 前記一般式[]又は[]で示される有機リ
ン酸金属塩化合物を構成するアルキル基の例とし
てはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、
ブチル、イソブチル、第2ブチル、第3ブチル、
アミル、ネオペンチル、イソアミル、ヘキシル、
イソヘキシル、ヘプチル、オクチル、イソオクチ
ル、2−エチルヘキシル、デシル、イソデシル、
ラウリル、トリデシル、C12〜C13混合アルキル、
ステアリル、シクロペンチル、シクロヘキシル、
シクロオクチル、シクロドデシル、4−メチルシ
クロヘキシル基等を挙げることができる。 アリール基の例としては、フエニル、ナフチル
基等を挙げることができる。アリールアルキル基
の例としては、ベンジル、β−フエニルエチル、
α−フエニルプロピル、β−フエニルプロピル基
等を挙げることができる。 アルキルアリール基の例としては、トリル、キ
シリル、エチルフエニル、ブチルフエニル、第3
ブチルフエニル、オクチルフエニル、イソオクチ
ルフエニル、第3オクチルフエニル、ノニルフエ
ニル、2,4−ジ−第3ブチルフエニル基等が挙
げられる。 エーテル結合を有するアルキル基としては、フ
ルフリル、テトラヒドロフルフリル、5−メチル
フルフリル及びα−メチルフルフリル基、又は、
メチル−、エチル−、イソプロピル−、ブチル
−、イソブチル−、ヘキシル−、シクロヘキシル
−、フエニルセロソルブ残基;メチル−、エチル
−、イソプロピル−、ブチル−、イソブチルカル
ビトール残基;トリエチレングリコールモノメチ
ルエーテル、−モノエチルエーテル、−モノブチル
エーテル残基;グリセリン1,2−ジメチルエー
テル、−1,3−ジエチルエーテル、−1−エチル
−2−プロピルエーテル残基;ノニルフエノキシ
ポリエトキシエチル、ラウロキシポリエトキシエ
チル残基等が挙げられる。以上のような各種置換
基を有する有機リン酸金属塩化合物は、1種又は
2種以上組み合わせて配合することができる。 その配合量はポリオレフイン系樹脂100重量部
に対して0.1〜5重量部の範囲内で選ぶものとす
る。0.1重量部未満であると、ヒンダードアミン
系化合物を併用したとしてもポリオレフイン系樹
脂フイルムの耐候性は向上しない。他方有機リン
酸金属塩化合物の配合量が5重量部より多いとフ
イルムの透明性が極度に劣つてしまうので好まし
くない。上記範囲内では0.2〜2重量部が特に好
ましい。又金属の種類では亜鉛、カルシウムおよ
びバリウムが特に好ましい。 本発明におけるヒンダードアミン系化合物の構
造式としては次のようなものがあげられる。 (1) 2,2,6,6−テトラメチルピペリジニル
−4−ベンゾエート (2) ビス−(2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジニル)セバケート (5) 1,3,8−トリアザ、7,7,9,9−テ
トラメチル−3−n−オクチル−スピロ[4,
5]デカン−2,4−ジオン (7) 1,2,3,4−テトラ(4−カルボニルオ
キシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ン)−ブタン (9) トリ−(4−アセトキシ−2,2,6,6−
テトラメチルピペリジン)−アミン (10) 4−アセトキシ−2,2,6,6−テトラメ
チルピペリジン (11) 4−ステアロイルオキシ−2,2,6,6
−テトラメチルピペリジン (12) 4−ベンジルオキシ−2,2,6,6−テ
トラメチルピペリジン (13) 4−(フエニルカルバモイルオキシ)−2,
2,6,6−テトラメチルピペリジン (14) 4−(p−トルエンスルホニルオキシ)−
2,2,6,6−テトラメチルピペリジン (15) ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジル)テレフタレート (16) トリス(2,2,6,6−テトラメチル−
4−ピペリジン)ホスフアイト (17) 1,3,8−トリアザ−7,7,9,9−
テトラメチル2,4−ジオキソースピロ[4,
5]デカン (18) (2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ン)−4−スピロ−2′−(6′,6′−ジメチルピペ
リジン)−4′−スピロ−5″−ヒンダントイン これらヒンダードアミン系化合物は1種類で又
は2種以上を組み合わせて配合される。 その配合量はポリオレフイン系樹脂100重量部
に対して0.1〜5重量部の範囲内、好ましくは0.2
〜2重量部の範囲内で選ぶものとする。配合量が
0.1重量部未満では有機リン酸金属塩化合物を併
用しても耐候性が向上しない。他方ヒンダードア
ミン系化合物の配合量が5重量部より多いとフイ
ルム成形後のブルーム(フイルムの表面に噴き出
すこと)が劣り、併せて耐候性の向上効果も少な
い。 又、本発明に係るフイルムには必要に応じて下
記の配合剤を使用することができる。 すなわち、可塑剤、有機リン酸エステル、熱安
定剤、キレーター、滑剤、防曇剤(界面活性剤)、
紫外線吸収剤、赤外線吸収剤、抗酸化剤、帯電防
止剤、充填剤、防カビ剤、防藻剤及び着色剤など
である。 可塑剤としては、ポリ塩化ビニルやオレフイン
−ビニルアルコール系共重合体等の可塑化に常用
されているものが使用される。特に好ましいのは
グリセリン、エチレングリコール、トリエチレン
グリコール、ソルビトール等の分子量250以下の
低分子量の多価アルコールである。これらは農業
用フイルムとしては不可欠の防曇性付与に際して
も優れた効果を発揮する。これらのアルコール系
以外の可塑剤としては、例えばフタル酸ジブチ
ル、フタル酸ヘプチル、フタル酸ジ−2−エチル
ヘキシル等のフタル酸エステル類、フタル酸ブチ
ルベンジル、フタル酸ブチルラウリル、フタル酸
メチルオレイル等のフタル酸混基エステル類、ア
ジピン酸ジオクチル、アジピン酸ジイソデシル、
アゼライン酸ジオクチル等の脂肪族2塩基酸エス
テル類、ジエチレングリコールジベンゾエート等
のグリコールエステル類、オレイン酸ブチル、ア
セチルリシノール酸メチル等の脂肪酸エステル
類、リン酸トリクレジル、リン酸トリオクチル、
リン酸オクチルジフエニル等のリン酸エステル類
等が挙げられる。 使用しうる有機リン酸エステルとしてはトリク
レジルホスフエート(TCP)、トリキシレニルホ
スフエート(TXP)、ジキシレニルモノクレジル
ホスフエート、モノキシレニルジクレジルホスフ
エート他、分子中に少なくとも1個以上のエチル
フエノールを有するリン酸エステル等があげられ
る。 更に、原料がキシレノール、エチルフエノール
及びクレゾールを主成分とする混合アルコールで
あり、これらのアルコール類を特定の比率で使用
して製造されるリン酸エステルも使用することが
できる。 本発明において熱安定剤として使用される有機
酸の金属塩を構成するカルボン酸としては、カプ
ロン酸、ペラルゴン酸、ラウリン酸、2−エチル
ヘキシル酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ウン
デシレン酸、リシノール酸、リノール酸、リノレ
イン酸、ネオデカン酸、オレイン酸、ステアリン
酸、イソデカン酸、イソステアリン酸、12−ヒド
ロキシステアリン酸、12−ケトステアリン酸、ク
ロロステアリン酸、フエニルステアリン酸、アラ
キン酸、ベヘン酸、エルカ酸、ブラシジン酸及び
類似酸並びに獣脂脂肪酸、やし油脂肪酸、桐油脂
肪酸、大豆脂肪酸及び綿実油脂肪酸の如き天然に
産出する上記の酸の混合物、安息香酸、クロル安
息香酸、トルイル酸、サリチル酸、p−t−ブチ
ル安息香酸、5−t−オクチルサリチル酸、ナフ
テン酸、キシリル酸、エチル安息香酸、イソプロ
ピル安息香酸、ジ−t−ブチル安息香酸、ブロモ
安息香酸、モノブチルマレート、モノデシルフタ
レート、シクロヘキサンカルボン酸などがあげら
れる。 またフエノール類も有機酸として有用である。
例えばフエノール、クレゾール、エチルフエノー
ル、ジメチルフエノール、イソプロピルフエノー
ル、シクロヘキシルフエノール、t−ブチルフエ
ノール、フエニルフエノール、ノニルフエノー
ル、ジノニルフエノール、メチル−t−ブチルフ
エノール、テトラメチルフエノール、ポリ(ジ−
ペンタ)イソプロピルフエノール、ジイソプロピ
ル−m−クレゾール、ブチルフエノール、イソア
ミルフエノール、イソオクチルフエノール、2−
エチルヘキシルフエノール、t−ノニルフエノー
ル、デシルフエノール、t−ドデシルフエノー
ル、t−オクチルフエノール、オクチルフエノー
ル、イソヘキシルフエノール、オクタデシルフエ
ノール、ジイソブチルフエノール、メチルプロピ
ルフエノール、メチル−t−オクチルフエノー
ル、ジ−t−ノニルフエノール、ジ−t−ドデシ
ルフエノールなどがあげられる。 金属成分としては亜鉛と、リチウム、ナトリウ
ム、カリウム等の第a族金属、及びバリウム、
カルシウム、マグネシウム、ストロンチウム等の
第a族金属とが包含される。 使用しうる滑剤としては、ステアリン酸、パル
ミチン酸、ミリスチン酸等の脂肪酸系滑剤;ステ
アリン酸アミド、パルミチン酸アミド、メチレン
ビスステアロアミド、エチレンビスステアロアミ
ド等の脂肪酸アミド系滑剤;ブチルステアレー
ト、ブチルパルミテート等のエステル系滑剤、あ
るいはポリエチレンワツクス、流動パラフイン等
があげられる。 キレーターとして本発明において使用される有
機ホスフアイト化合物としては、ジフエニルデシ
ルホスフアイト、トリフエニルホスフアイト、ト
リス−ノニルフエニルホスフアイト、トリデシル
ホスフアイト、トリス(2−エチルヘキシル)ホ
スフアイト、トリブチルホスフアイト、トリス
(ジノニルフエニル)ホスフアイト、トリラウリ
ルトリチオホスフアイト、トリラウリルホスフア
イト、ビス(ネオペンチルグリコール)−1,4
−シクロヘキサンジメチルホスフアイト、ジステ
アリルペンタエリスリトールジホスフアイト、ジ
イソデシルペンタエリスリトールジホスフアイ
ト、トリス(ラウリル−2−チオエチル)ホスフ
アイト、テトラトリデシル−1,1,3−トリス
(2′−メチル−5′−第3ブチル−4′−オキシフエニ
ル)ブタンジホスフアイト、テトラ(C12〜C15混
合アルキル)4,4′−イソプロピリデンジフエニ
ルジホスフアイト、トリス(4−オキシ−2,5
−ジ−第3ブチルフエニル)ホスフアイト、トリ
ス(4−オキシ−3,5−ジ−第3ブチルフエニ
ル)ホスフアイト、2−エチルヘキシルジフエニ
ルホスフアイト、トリス(モノ、ジ混合ノニルフ
エニル(ホスフアイト、水素化−4,4′−イソプ
ロピリデンジフエノールポリホスフアイト、ジフ
エニル・ビス[4,4′−n−ブチリデンビス(2
−第3ブチル−5−メチルフエノール)]チオジ
エタノールジホスフアイト、ビス(オクチルフエ
ニル)・ビス[4,4′−n−ブチリデンビス(2
−第3ブチル−5−メチルフエノール)]−1,6
−ヘキサンジオールジホスフアイト、フエニル−
4,4′−イソプロピリデンジフエノール・ペンタ
エリスリトールジホスフアイト、フエニルジイソ
デシルホスフアイト、テトラトリデシル−4,
4′−n−ブチリデンビス(2−第3ブチル−5−
メチルフエノール)ジホスフアイト、トリス
(2,4−ジ−第3ブチルフエニル)ホスフアイ
ト、トリステアリルホスフアイト、オクチルジフ
エニルホスフアイト、ジフエニルトリデシルホス
フアイト、フエニルジ(トリデシル)ホスフアイ
ト、トリス(2−シクロヘキシルフエニル)ホス
フアイト、ジトリデシル・ジ(2−シクロヘキシ
ルフエニル)・水添ビスフエノールA・ジホスフ
アイト、ジ(2,4−ジ−第3ブチルフエニル)
シクロヘキシルホスフアイト、2,4−ジ−第3
ブチルフエニル・ジイソデシルホスフアイト、ト
リス(ブトキシエトキシエチル)ホスフアイト、
ジフエニルアシドホスフアイト、ビス(2−シク
ロヘキシルフエニル)アシドホスフアイト、ビス
(2,4−ジ−t−ブチルフエニル)アシドホス
フアイト、ビス(ノニルフエニル)アシドホスフ
アイト、ジベンジルアシドホスフアイトなどがあ
げられる。 本発明で使用される防曇剤としては、非イオン
系、アニオン系及びカチオン系の界面活性剤が使
用され、例えばポリオキシアルキレンエーテル、
多価アルコールの部分エステル、多価アルコール
のアルキレンオキサイド付加物の部分エステル、
高級アルコール硫酸エステルアルカリ金属塩、ア
ルキルアリールスルホネート、四級アンモニウム
塩、脂肪族アミン誘導体があげられる。具体的に
はポリオキシエチレンラウリルエーテル、−ステ
アリルエーテル、−ノニルフエニルエーテル、ポ
リエチレングライコールモノパルミテート、ポリ
エチレングライコールモノステアレート、ポリオ
キシエチレンソルビタンモノラウレート、ポリオ
キシエチレンソルビタンモノパルミテート、グリ
セリンモノラウレート、グリセリンモノパルミテ
ート、グリセリンモノステアレート、グリセリン
モノオレート、ペンタエリスリトールモノラウレ
ート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタン
モノベヘネート、ソルビタンモノステアレート、
ソルビタンジステアレート、ジグリセリンモノオ
レート、トリグリセリンジオレート、ナトリウム
ラウリルサルフエート、ドデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム、ブチルナフタレンスルホン酸ナ
トリウム、セチルトリメチルアンモニウムクロラ
イド、アルキルジメチルベンジルアンモニウムク
ロライド、ドデシルアミン塩酸塩、ラウリン酸ラ
ウリルアミドエチル燐酸塩、トリエチルセチルア
ンモニウムイオダイド、オレイルアミノジエチル
アミン塩酸塩、ドデシルピリジニウム硫酸塩の塩
基性ピリジニウム塩などがあげられる。 紫外線吸収剤としては、例えば、2−ヒドロキ
シ−4−メトキシベンゾフエノン、2−ヒドロキ
シ−4−n−オクチルオキシベンゾフエノン、2
−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフエノン、
2−ヒドロキシ−4−n−ドデシルオキシベンゾ
フエノン、2−ヒドロキシ−4−n−オクタデシ
ルオキシベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−
ベンジルオキシベンゾフエノン、2−ヒドロキシ
−4−メトキシ−2′カルボキシベンゾフエノン、
2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホベン
ゾフエノン、2−ヒドロキシ−5−クロロベンゾ
フエノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフエノ
ン、2,2′−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾ
フエノン、2,2′−ジヒドロキシ−4,4′−ジ−
メトキシベンゾフエノン、2,2′−ジヒドロキシ
−4,4′−ジ−メトキシ−5−スルホベンゾフエ
ノン、2,2′,4,4′−テトラヒドロキシベンゾ
フエノン等のベンゾフエノン系紫外線吸収剤;2
−(2′−ヒドロキシ−5′−メチルフエニル)ベン
ゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−5′−tert
−ブチルフエニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジメチルフエニル)ベ
ンゾトリアゾール、2−(2′−メチル−4′−ヒド
ロキシフエニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2′−ヒドロキシ−3′−メチル−5′−tert−ブチル
フエニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒド
ロキシ−3′,5′−ジ−tert−アミルフエニル)ベ
ンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′,
5′−ジ−tert−ブチルフエニル)ベンゾトリアゾ
ール、2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジメチルフ
エニル)−5−メトキシベンゾトリアゾール、2
−(2′−n−オクタデシルオキシ−3′,5′−ジメチ
ルフエニル)−5−メチルベンゾトリアゾール、
2−(2′−ヒドロキシ−5′−メトキシフエニル)
ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−
4′−オクトキシフエニル)ベンゾトリアゾール、
2−(2′−ヒドロキシ−5′−メトキシフエニル)−
5−メチルベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒド
ロキシ−5′−メチルフエニル)−5,6−ジクロ
ロベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−
5′−tert−ブチルフエニル)−5−クロロベンゾト
リアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−
tert−ブチルフエニル)−5−クロロベンゾトリ
アゾール、2−(2′−ヒドロキシ−5′−フエニル
フエニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2
−(2′−ヒドロキシ−5′−ジクロロヘキシルフエ
ニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキ
シ−3′,5′−ジクロロフエニル)ベンゾトリアゾ
ール、2−(2′−ヒドロキシ−4′,5′−ジクロロフ
エニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロ
キシ−3′,5′−ジ−tert−ブチルフエニル)−5−
クロロベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキ
シ−3′−tert−ブチル−5′−メチルフエニル)−5
−クロロベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロ
キシ−3′−メチルフエニル)−5−ブトキシカル
ボニルベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキ
シ−4′,5′−ジメチルフエニル)5−ブトキシカ
ルボニルベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロ
キシ)−5−エトキシカルボニルベンゾトリアゾ
ール、2−(2′−アセトキシ−5′−メチルフエニ
ル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ
−5′−メチルフエニル)−5−エチルスルホンベ
ンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′,
5′−ジメチルフエニル)−5−エチルスルホンベ
ンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−5′−
フエニルフエニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2′−ヒドロキシ−5′−アミノフエニル)ベンゾ
トリアゾール等のベンゾトリアゾール系紫外線吸
収剤;フエニルサリシレート、p−tert−ブチル
フエニルサリシレート、p−メチルフエニルサリ
シレート、p−オクチルフエニルサリシレート等
のサリチル酸エステル系紫外線吸収剤が挙げられ
る。 フエノール系抗酸化剤としては、例えば、2,
6−ジ−第3ブチル−p−クレゾール、ステアリ
ル−(3,5−ジ−メチル−4−ヒドロキシベン
ジル)チオグリコレート、ステアリル−β−(4
−ヒドロキシ−3,5−ジ−第3ブチルフエニ
ル)プロピオネート、ジステアリル−3,5−ジ
−第3ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホネ
ート、2,4,6−トリス(3′,5′−ジ−第3ブ
チル−4′−ヒドロキシベンジルチオ)−1,3,
5−トリアジン、ジステアリル(4−ヒドロキシ
−3−メチル−5−第3ブチル)ベンジルマロネ
ート、2,2′−メチレンビス(4−メチル−6−
第3ブチルフエノール)、4,4′−メチレンビス
(2,6−ジ−第3ブチルフエノール)、2,2′−
メチレンビス[6−(1−メチルシクロヘキシル)
p−クレゾール]、ビス[3,5ビス(4−ヒド
ロキシ−3−第3ブチルフエニル)ブチリツクア
シド]グリコールエステル、4,4′−ブチリデン
ビス(6−第3ブチル−m−クレゾール)、2,
2′−エチリデンビス(4,6−ジ−第3ブチルフ
エノール)、2,2′−エチリデンビス(4−第2
ブチル−6−第3ブチルフエノール)、1,1,
3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−
第3ブチルフエニル)ブタン、ビス[2−第3ブ
チル−4−メチル−6−(2−ヒドロキシ−3−
第3ブチル−5−メチルベンジル)フエニル]テ
レフタレート、1,3,5−トリス(2,6−ジ
メチル−3−ヒドロキシ−4−第3ブチル)ベン
ジルイソシアヌレート、1,3,5−トリス
(3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒドロキシベン
ジル)−2,4,6−トリメチルベンゼン、2,
6−ジフエニル−4−オクタデシロキシフエノー
ル、テトラキス[メチレン−3−(3,5−ジ−
第3ブチル−4−ヒドロキシフエニル)プロピオ
ネート]メタン、1,3,5−トリス(3,5−
ジ−第3ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イソ
シアヌレート、1,3,5−トリス[(3,5−
ジ−第3ブチル−4−ヒドロキシフエニル)プロ
ピオニルオキシエチル]イソシアヌレート、2−
オクチルチオ−4,6−ジ(4−ヒドロキシ−
3,5−ジ−第3ブチル)フエノキシ−1,3,
5−トリアジン、4,4′−チオビス(6−第3ブ
チル−m−クレゾール)などのフエノール類及び
4,4′−ブチリデンビス(2−第3ブチル−5−
メチルフエノール)の炭酸オリゴエステル(例え
ば重合度2,3,4,5,6,7,8,9,10な
ど)などの多価フエノール炭酸オリゴエステル類
があげられる。 硫黄系抗酸化剤としては、例えばジラウリル
−、ジミリスチル−、ジステアリルーなどのジア
ルキルチオジプロピオネート及びブチル−、オク
チル−、ラウリル−、ステアリル−などのアルキ
ルチオプロピオン酸の多価アルコール(例えばグ
リセリン、トリメチロールエタン、トリメチロー
ルプロパン、ペンタエリスリトール、トリスヒド
ロキシエチルイソシアヌレート)のエステル(例
えばペンタエリスリトールテトララウリルチオプ
ロピオネート)があげられる。 本発明で用いられる安定化助剤としては、例え
ば、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール、
ジラウリルチオジプロピオネート、ジフエニルチ
オ尿素、フエニルインドール、チオジグリコール
ビス(アミノクロトネート)、ペンタエリスリト
ール、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレ
ート、ソルビトール、マンニトール、アニリノジ
チオトリアジン、メラミン、ジペンタエリスリト
ールアジペート、p−t−ブチル安息香酸、デヒ
ドロ酢酸、デヒドロ酢酸亜鉛、ノニルフエノキシ
ポリエトキシ燐酸、安息香酸、ケイヒ酸、ジベン
ゾイルメタン、ステアロイルベンゾイルメタン、
ベンゾイルペンタノイルメタンなどがあげられ
る。 防カビ剤、防藻剤として使用可能な化合物とし
ては、2,4,5,6−テトラクロロイソフタロ
ニトリル、10,10′−オキシビスフエノキシアル
シン、2−(4−チアゾリル)−ベンズイミダゾー
ル、N(フルオロジクロロメチルチオ)フタルイ
ミド、N−ジメチル−N′−フエニル−(N′−フロ
ロジクロロメチルチオ)スルフアミド、パラオキ
シ安息香酸エステル、5−ブロモ−5−ニトロ−
1,3−ジオキサン、2,3,5,6−テトラク
ロロ−4−メチルスルホニルピリジン、3−メチ
ル−4−クロロフエノール、N(テトラクロロエ
チルチオ)フタルイミド、トリブチルスズラウレ
ート等をあげることができる。 着色剤として使用可能なものとしては、例えば
フタロシアニンブルー、フタロシアニングリー
ン、ハンザイエロー、アリザリンレーキ、酸化チ
タン、亜鉛華、パーマネントレツド、キナクリド
ン、カーボンブラツク等をあげることができる。 以上の各種樹脂添加物は、それぞれ1種または
数種を組み合わせて使用することができる。 上記各種樹脂添加物の添加量は、フイルムの性
質を悪化させない範囲、通常は基体のポリオレフ
イン系樹脂100重量部に対して、5重量部以下の
範囲で選ぶことができる。 基体ポリオレフイン系樹脂に前記リン酸塩化合
物とヒンダードアミン系化合物、更に他の樹脂添
加物を配合するには、各々必要量秤量し、リボン
ブレンダー、バンバリーミキサー、スーパーミキ
サーその他従来から知られている配合機、混合機
を使用すればよい。このようにして得られた樹脂
組成物をフイルム化するには、それ自体公知の方
法、例えば溶融押出成形法(T−ダイ法、インフ
レーシヨン法を含む)、カレンダー成形法等の従
来から知られている方法によればよい。 又、このようにして成形されたフイルムは該フ
イルムの防塵性、防曇性、耐候性、耐ブロツキン
グ性および耐スリ切れ法(具体的にはパイプハウ
スのパイプ部やマイカー線押え部で被覆資材を換
気のため開閉する際や風にあおられた時に摩擦さ
れフイルムが破損することへの抵抗性)を向上す
る目的で該フイルムのすくなくとも一表面にポリ
オレフイン系樹脂からなる被覆層を設けても差し
つかえない。 本発明に係るフイルムは、透明でも、梨地で
も、半梨地でもよく、その用途は農業用ハウス
(温室)、トンネル等の被覆用に使用できるほか、
マルチング用、袋掛用等にも使用できる。 又フイルム厚味については強度やコストの点で
0.03〜0.3mmの範囲のものが好ましく、なかでも
0.05〜0.2mmのものが特に好ましい。 「作用」 以上述べたように本発明は、特定の有機リン酸
金属塩化合物及びヒンダードアミン系化合物とを
特定量配合しているので特に耐候性にすぐれたポ
リオレフイン系樹脂フイルムを得ることができる
のである。 「実施例」 以下、本発明を実施例にもとづいて詳細に説明
するが、本発明はその要旨を超えない限り以下の
例に限定されるものではない。 実施例 ポリオレフイン系樹脂 100重量部 エチレンビスステアロアミド(滑剤)
0.1重量部 ソルビタンモノステアレート(防曇剤)
1.0 〃 2−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフエノ
ン(紫外線吸収剤) 0.1 〃 オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシフエニル)ブロピオネート
(抗酸化剤) 0.5重量部 (チバガイギー社、商品名IRGANOX−1076
使用) を基本組成とし、更にこれに第1〜第3表に示す
リン酸塩化合物とヒンダードアミン系化合物を第
1〜第3表に示す割合で混合したのちテストバン
バリーで樹脂温130〜150℃ 5分間混練り後、押
出機により造粒ペレツトを製造した。 こうして得られたペレツトを、T−ダイ溶融押
出法(200℃)によつて各ポリオレフイン系樹脂
について厚み0.1mmのフイルムを20種類製造した。 第1表…基本組成のポリオレフイン系樹脂とし
て、高圧法低密度ポリエチレン(三菱化成
製、商品名ノバテツクF141:密度=0.924
MI=4g/10min)を使用 第2表…基本組成のポリオレフイン系樹脂とし
て、エチレン−酢酸ビニル共重合体(三菱油
化製、商品名ユカロンエバEVA41H:酢酸
ビニル含量=15wt%、密度=0.933 MI=2
g/10min)を使用 第3表…基本組成のポリオレフイン系樹脂とし
て、アイオノマー樹脂(三井ポリケミカル製
商品名ハイミラン−1555:ナトリウムタイ
プ 密度=0.95 MI=10g/10min)を使用 実施例で用いたヒンダードアミン系化合物は以
下の4種類である。 ・SANOL LS 770:チバガイギー社製 分子量480.7、融点80〜90℃ ・CHIMASSOR B 944LD:チバガイギー社製 分子量2500以下、融点100〜135℃ ・MARK LA−57:アデカ・アーガス化学社製 融点60〜140℃ ・CYASORB UV 3346:アメリカンサイアナミ
ツド社製、 オリゴマー型、ヒンダードアミン 軟化温度110〜130℃ 得られた各フイルムについて、次の方法に従つ
て評価を行つた。その結果を第1〜第3表に示
す。 耐候性試験 南側に面し、地面に対して45度傾斜させて設置
した窓枠状の密閉試験台に(設置場所:愛知県名
古屋市)、各フイルムを暴露し、定期的に一部の
フイルムを暴露試験台から取りはずし、外観及び
伸びを評価したもの。評価基準は、次のとおりと
した。 ○ …外観に変化がなく、伸び残率が80%以上
あるもの。 ○x…外観に変化がなく、伸び残率が79〜60%
の範囲にあるもの。 △ …亀裂や破れ等の外観変化が一部認めら
れ、伸び残率が79〜60%の範囲にあるもの。 △x…亀裂や破れ等の外観変化がかなり認めら
れ、伸び残率が59〜40%の範囲にあるもの。 × …全面にわたつてひび割れが認められる
か、伸び残率が40%未満のもの。 なお、伸び残率は次式より算出した。 伸び残率(%)=屋外展張後の伸度/屋外展張前の伸
度×100 透明性試験 各フイルムを180℃の温度条件下でプレスして、
厚み2m/mの積層シートを作成した。このシー
トについて、透明性を視覚的に下記のように評価
した。 ◎ …透明性良好 ○ …わずかに濁りを感じる △ …すこし白い濁りを感じる × …透明性劣る(かなり白い濁りを感じる) 噴き出し性試験 室内に試料フイルムを3ケ月間放置した後、表
面を指で軽くこすり、跡のつき具合で噴き出し状
態を視覚的に下記のように評価した。 ◎ …噴き出しなし(跡がつかない) ○ …ほとんど噴き出しなし(わずかに指跡が
つく) △ …噴き出しているが粘着性は少ない × …明らかに噴き出しており粘着性が著しい
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
「発明の効果」
以上、実施例及び比較例から明らかなように、
本発明に係るフイルム、すなわち特定の有機リン
酸金属塩化合物、及びヒンダードアミン系化合物
の2つの必須成分を特定量含有するポリオレフイ
ン系樹脂組成物からなるフイルムは屋外で長期間
使用しても格段に優れた耐候性を有する。また透
明性も良好で噴き出しも少ない。
本発明に係るフイルム、すなわち特定の有機リン
酸金属塩化合物、及びヒンダードアミン系化合物
の2つの必須成分を特定量含有するポリオレフイ
ン系樹脂組成物からなるフイルムは屋外で長期間
使用しても格段に優れた耐候性を有する。また透
明性も良好で噴き出しも少ない。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリオレフイン系樹脂100重量部に下記一般
式〔〕およびまたは〔〕で示される特定の有
機リン酸金属塩化合物から選ばれた少なくとも1
種の化合物とヒンダードアミン系化合物とをそれ
ぞれ0.1〜5重量部配合してなることを特徴とす
る農業用ポリオレフイン系樹脂フイルム (式中、Mは亜鉛、カルシウム、バリウム、マ
グネシウム又はストロンチユウムを意味する。ま
た、R1,R2およびR3は各々、アルキル、アリー
ル、アリールアルキル、アルキルアリール又はエ
ーテル結合を有するアルキル基を意味する。)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61034449A JPS62192434A (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 | 農業用ポリオレフィン系樹脂フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61034449A JPS62192434A (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 | 農業用ポリオレフィン系樹脂フィルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62192434A JPS62192434A (ja) | 1987-08-24 |
| JPH058938B2 true JPH058938B2 (ja) | 1993-02-03 |
Family
ID=12414559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61034449A Granted JPS62192434A (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 | 農業用ポリオレフィン系樹脂フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62192434A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07216324A (ja) * | 1994-02-07 | 1995-08-15 | Mitsubishi Chem Mkv Co | 表面保護フィルム |
| JP2006137788A (ja) * | 2004-11-10 | 2006-06-01 | Marui Kako Kk | 安定化されたポリオレフィン系樹脂およびポリオレフィン系樹脂の安定化方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5339338A (en) * | 1976-09-21 | 1978-04-11 | Sakai Chem Ind Co Ltd | Resin composition |
| JPS53105550A (en) * | 1977-02-28 | 1978-09-13 | Adeka Argus Chem Co Ltd | Polyolefin resin composition with improved transparence |
| JPS6153344A (ja) * | 1984-08-22 | 1986-03-17 | Adeka Argus Chem Co Ltd | 耐放射線性ポリオレフイン組成物 |
| JPS6243442A (ja) * | 1985-08-21 | 1987-02-25 | Adeka Argus Chem Co Ltd | ポリオレフイン樹脂組成物 |
-
1986
- 1986-02-19 JP JP61034449A patent/JPS62192434A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62192434A (ja) | 1987-08-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |