JPH06100649B2 - ソ−ナ−用バツフル - Google Patents
ソ−ナ−用バツフルInfo
- Publication number
- JPH06100649B2 JPH06100649B2 JP12589486A JP12589486A JPH06100649B2 JP H06100649 B2 JPH06100649 B2 JP H06100649B2 JP 12589486 A JP12589486 A JP 12589486A JP 12589486 A JP12589486 A JP 12589486A JP H06100649 B2 JPH06100649 B2 JP H06100649B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- water pressure
- shell
- baffle
- resistant shell
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はソーナーにおいて送受波器が固着支持されるバ
ツフルに関するものである。
ツフルに関するものである。
ソーナーに用いられる送受波器は、所定の特性を得る上
で不要な音圧による影響を避ける必要があり、そのため
ソーナーを構成する場合、通常は前記送受波器を所定の
配列となるようにバツフルに固着して支持している。
で不要な音圧による影響を避ける必要があり、そのため
ソーナーを構成する場合、通常は前記送受波器を所定の
配列となるようにバツフルに固着して支持している。
従来のこの種のバツフルとしてはソフト型とハード型の
2種類のものが知られており、ソフト型のバツフルとし
ては、例えば小さな空気室をネオプレン等のゴム材で密
封した構造のものが知られている。
2種類のものが知られており、ソフト型のバツフルとし
ては、例えば小さな空気室をネオプレン等のゴム材で密
封した構造のものが知られている。
これは、水に較べて音響インピーダンスが極端に低い空
気の性質を利用し、バツフルに入射する不要な音圧の完
全軟反射をねらつたものである。
気の性質を利用し、バツフルに入射する不要な音圧の完
全軟反射をねらつたものである。
また、ハード型のバツフルは、金属等の剛性材を使用し
て構成されるものであり、これは前記ソフト型のバツフ
ルとは逆に、水に比べて音響インピーダンスを高くし、
剛反射をねらつたものである。
て構成されるものであり、これは前記ソフト型のバツフ
ルとは逆に、水に比べて音響インピーダンスを高くし、
剛反射をねらつたものである。
しかしながら、上述した従来の2種のバツフルは以下に
述べる問題をそれぞれ有している。
述べる問題をそれぞれ有している。
すなわち、ソフト型のバツフルは水圧が加わると空気室
が縮小してしまい、その結果音響インピーダンスが水に
近づいて音響透過性がよいものとなるため、バツフル機
能が著しく低下し、従つて高水圧下での使用が不可能で
あるという問題がある。
が縮小してしまい、その結果音響インピーダンスが水に
近づいて音響透過性がよいものとなるため、バツフル機
能が著しく低下し、従つて高水圧下での使用が不可能で
あるという問題がある。
一方、ハード型のバツフルは水より充分高い音響インピ
ーダンスを持たせる場合、その板厚を充分厚くする必要
があり、従つて低周波においても使用できるようにする
には非常に重いものになるという問題がある。
ーダンスを持たせる場合、その板厚を充分厚くする必要
があり、従つて低周波においても使用できるようにする
には非常に重いものになるという問題がある。
本発明はこれらの問題を解決するためになされたもの
で、高水圧下で使用できると共に、軽量でかつ優れたバ
ツフル機能を持つソーナー用バッフルを実現することを
目的とするものである。
で、高水圧下で使用できると共に、軽量でかつ優れたバ
ツフル機能を持つソーナー用バッフルを実現することを
目的とするものである。
この目的を達成するため、本発明は、剛性材製の耐水圧
殻と、この耐水圧殻により形成される密封された空気室
と、前記耐水圧殻の表面に貼着され、外周面に送受波器
と固着支持するゴムを主成分とする制振材とを具備した
ことを特徴とする。
殻と、この耐水圧殻により形成される密封された空気室
と、前記耐水圧殻の表面に貼着され、外周面に送受波器
と固着支持するゴムを主成分とする制振材とを具備した
ことを特徴とする。
上述した構成を有する本発明では、バツフルに入射する
音圧のうち、高周波の音圧を耐水圧殻で反射し、またこ
の耐水圧殻を透過する低周波の音圧を、耐水圧殻内の空
気室の空気により完全反射することができる。
音圧のうち、高周波の音圧を耐水圧殻で反射し、またこ
の耐水圧殻を透過する低周波の音圧を、耐水圧殻内の空
気室の空気により完全反射することができる。
更に、耐水圧殻の共振現象及び、耐水圧殻に斜めに入射
した音圧の再放射を、耐水圧殻の表面に貼着した制振材
により抑制,減少し、これにより受波器出力の音場の乱
れを防止する。
した音圧の再放射を、耐水圧殻の表面に貼着した制振材
により抑制,減少し、これにより受波器出力の音場の乱
れを防止する。
従つて、これによれば耐水圧殻を使用することで、空気
室が水圧により縮小されることがなくなり、高水圧下で
の使用が可能になると共に、耐水圧殻は剛性材製である
もののその板厚を厚くする必要がないので軽量にするこ
とができ、しかも耐水圧殻と空気室とで入射音圧を完全
に反射すると同時に、制振材により受波器出力の音場の
乱れを防止することができるので、受波器出力の特性を
安定されることができる優れたバツフル機能が期待でき
る。
室が水圧により縮小されることがなくなり、高水圧下で
の使用が可能になると共に、耐水圧殻は剛性材製である
もののその板厚を厚くする必要がないので軽量にするこ
とができ、しかも耐水圧殻と空気室とで入射音圧を完全
に反射すると同時に、制振材により受波器出力の音場の
乱れを防止することができるので、受波器出力の特性を
安定されることができる優れたバツフル機能が期待でき
る。
以下図面を参照して実施例を説明する。
第1図は本発明によるソーナー用バツフルの一実施例を
示す正面図で、図において1は耐水圧殻、2は制振材
(ダンピング材)、3は送受波器である。
示す正面図で、図において1は耐水圧殻、2は制振材
(ダンピング材)、3は送受波器である。
前記耐水圧殻1は金属、樹脂等による剛性材料により高
水圧に耐えられるように形成したもので、例えば円筒状
のボデイの上下にドーム状の部分を有する形状となつて
おり、この耐水圧殻1により密封された空気室1aが形成
されている。
水圧に耐えられるように形成したもので、例えば円筒状
のボデイの上下にドーム状の部分を有する形状となつて
おり、この耐水圧殻1により密封された空気室1aが形成
されている。
また制振材2はゴムを主成分とするもので、この制振材
2を前記耐水圧殻1の表面に貼着することによつて本実
施例のソーナー用バツフルが構成され、送受波器3は制
振材2の外周面に所定の配列となるように固着される。
2を前記耐水圧殻1の表面に貼着することによつて本実
施例のソーナー用バツフルが構成され、送受波器3は制
振材2の外周面に所定の配列となるように固着される。
尚、本実施例において前記制振材2は受波面積の130
%、耐水圧殻1の表面積の90%にわたつて貼着してい
る。
%、耐水圧殻1の表面積の90%にわたつて貼着してい
る。
次に上述した構成の作用について説明すると、まず耐水
圧殻1は剛性材料により形成されているので、この耐水
圧殻1そのもので、一定量の入射音圧つまり高周波の音
圧を反射することができる。
圧殻1は剛性材料により形成されているので、この耐水
圧殻1そのもので、一定量の入射音圧つまり高周波の音
圧を反射することができる。
ここで、入射音圧の一部は耐水圧殻1を透過するが、耐
水圧殻1は前述のように高水圧に耐え得るので、その内
部の空気室1aは水圧によつて縮小することがなく、その
ためこの空気室1a内の空気により耐水圧殻1を透過した
音圧つまり低周波の音圧を完全反射することができる。
水圧殻1は前述のように高水圧に耐え得るので、その内
部の空気室1aは水圧によつて縮小することがなく、その
ためこの空気室1a内の空気により耐水圧殻1を透過した
音圧つまり低周波の音圧を完全反射することができる。
つまり、本実施例におけるソーナー用バツフルの周波数
特性は、低周波ではソフト型のものに近く、また高周波
ではハード型のものに近く、しかも全周波数帯域に渡つ
て音圧反射率は1に近いので、音圧透過率は0に近いも
のとなり、充分なバツフル機能が得られる。
特性は、低周波ではソフト型のものに近く、また高周波
ではハード型のものに近く、しかも全周波数帯域に渡つ
て音圧反射率は1に近いので、音圧透過率は0に近いも
のとなり、充分なバツフル機能が得られる。
一方、制振材2はゴムを主成分としているため、耐水圧
殻1の入射音圧に対して水と等価のインピーダンスとな
り、耐水圧殻1のバツフル機能を低下させることなく以
下の作用を行う。
殻1の入射音圧に対して水と等価のインピーダンスとな
り、耐水圧殻1のバツフル機能を低下させることなく以
下の作用を行う。
すなわち、剛性材料により形成された耐水圧殻1のみを
バツフルとして使用する場合、入射音圧により耐水圧殻
1に共振現象が生じ、また耐水圧殻1に斜めに入射した
音圧がこの耐水圧殻1を伝搬して再放射されるため、こ
れらによつて送受波器3の受波点の音場が乱れ、受波器
出力の指向性が乱れる。
バツフルとして使用する場合、入射音圧により耐水圧殻
1に共振現象が生じ、また耐水圧殻1に斜めに入射した
音圧がこの耐水圧殻1を伝搬して再放射されるため、こ
れらによつて送受波器3の受波点の音場が乱れ、受波器
出力の指向性が乱れる。
そのため、本実施例は耐水圧殻1の表面に制振材2を貼
着しており、この制振材2によつて耐水圧殻1の共振を
抑制すると共に、伝搬音圧の再放射を減少させて、前記
受波点の音場の乱れを防止することができる。
着しており、この制振材2によつて耐水圧殻1の共振を
抑制すると共に、伝搬音圧の再放射を減少させて、前記
受波点の音場の乱れを防止することができる。
第2図は第1図の実施例における単CHの受波器出力の水
平指向特性を示す図で、ここでは制振材2を貼着した耐
水圧殻1の直径を75cmとし、測定周波数6KHzとした場合
を例として示している。第3図は実施例と比較するた
め、耐水圧殻1のみをバツフルとして用いた場合の単CH
の受波器出力の水平指向特性を示したもので、条件は第
2図の場合と同じである。
平指向特性を示す図で、ここでは制振材2を貼着した耐
水圧殻1の直径を75cmとし、測定周波数6KHzとした場合
を例として示している。第3図は実施例と比較するた
め、耐水圧殻1のみをバツフルとして用いた場合の単CH
の受波器出力の水平指向特性を示したもので、条件は第
2図の場合と同じである。
この第3図から明らかなように、耐水圧殻1のみでは音
場の乱れによる指向特性の乱れが大きいが、制振材2を
貼着した耐水圧殻1の場合、つまり本実施例の場合は、
第2図に示されるように指向特性の乱れはあまり発生せ
ず、制振材2によつて音場の乱れが防止されていること
が解る。
場の乱れによる指向特性の乱れが大きいが、制振材2を
貼着した耐水圧殻1の場合、つまり本実施例の場合は、
第2図に示されるように指向特性の乱れはあまり発生せ
ず、制振材2によつて音場の乱れが防止されていること
が解る。
以上説明したように本発明によれば、密封した空気室を
形成する耐水圧殻の表面に制振材を貼着した構造として
いるため以下の効果が得られる。
形成する耐水圧殻の表面に制振材を貼着した構造として
いるため以下の効果が得られる。
まず、高水圧に耐え得る耐水圧殻を使用するため、この
耐水圧殻内の空気室が圧縮されることがなく、高水圧下
での使用が可能となる。
耐水圧殻内の空気室が圧縮されることがなく、高水圧下
での使用が可能となる。
また、耐水圧殻と空気室とで入射音圧の反射を行うため
全周波数帯域にわたつて音圧反射を行うことができ、こ
れにより耐水圧殻は従来のハード型のもののように板厚
を厚くする必要がなくなるので、軽量に構成することが
可能となり、かつ耐水圧殻は空気室を内包することから
水中において大きな浮力を持ち、これにより水中におけ
る重量は更に軽くなるので水中構造物として非常に有利
となる。
全周波数帯域にわたつて音圧反射を行うことができ、こ
れにより耐水圧殻は従来のハード型のもののように板厚
を厚くする必要がなくなるので、軽量に構成することが
可能となり、かつ耐水圧殻は空気室を内包することから
水中において大きな浮力を持ち、これにより水中におけ
る重量は更に軽くなるので水中構造物として非常に有利
となる。
更に、耐水圧殻の共振現象や、耐水圧殻に斜めに入射し
た音圧の再放射を、耐水圧殻の表面に貼着した制振材に
より抑制,減少させることができるので、これらに起因
する送受波器の受波点の乱れを防止することができ、安
定した指向特性が得られるという効果もあるので、ソー
ナーにおける送受波器のバツフルとして優れた機能を発
揮する。
た音圧の再放射を、耐水圧殻の表面に貼着した制振材に
より抑制,減少させることができるので、これらに起因
する送受波器の受波点の乱れを防止することができ、安
定した指向特性が得られるという効果もあるので、ソー
ナーにおける送受波器のバツフルとして優れた機能を発
揮する。
第1図は本発明によるソーナー用バツフルの一実施例を
示す正面図、第2図は実施例を使用した場合の受波器出
力の水平指向特性を示す図、第3図は耐水圧殻のみを使
用した場合の受波器出力の水平指向特性を示す図であ
る。 1:耐水圧殻、2:制振材、3:送受波器
示す正面図、第2図は実施例を使用した場合の受波器出
力の水平指向特性を示す図、第3図は耐水圧殻のみを使
用した場合の受波器出力の水平指向特性を示す図であ
る。 1:耐水圧殻、2:制振材、3:送受波器
Claims (1)
- 【請求項1】剛性材製の耐水圧殻と、 この耐水圧殻により形成される密封された空気室と、 前記耐水圧殻の表面に貼着され、外周面に送受波器と固
着支持するゴムを主成分とする制振材とを具備したこと
を特徴とするソーナー用バッフル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12589486A JPH06100649B2 (ja) | 1986-06-02 | 1986-06-02 | ソ−ナ−用バツフル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12589486A JPH06100649B2 (ja) | 1986-06-02 | 1986-06-02 | ソ−ナ−用バツフル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62284278A JPS62284278A (ja) | 1987-12-10 |
| JPH06100649B2 true JPH06100649B2 (ja) | 1994-12-12 |
Family
ID=14921540
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12589486A Expired - Lifetime JPH06100649B2 (ja) | 1986-06-02 | 1986-06-02 | ソ−ナ−用バツフル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06100649B2 (ja) |
-
1986
- 1986-06-02 JP JP12589486A patent/JPH06100649B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62284278A (ja) | 1987-12-10 |
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