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JPH06101274B2 - ゴム製スイツチ用カバ−部材 - Google Patents
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JPH06101274B2 - ゴム製スイツチ用カバ−部材 - Google Patents

ゴム製スイツチ用カバ−部材

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Publication number
JPH06101274B2
JPH06101274B2 JP61111250A JP11125086A JPH06101274B2 JP H06101274 B2 JPH06101274 B2 JP H06101274B2 JP 61111250 A JP61111250 A JP 61111250A JP 11125086 A JP11125086 A JP 11125086A JP H06101274 B2 JPH06101274 B2 JP H06101274B2
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JP
Japan
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group
rubber
weight
silicone
parts
Prior art date
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Application number
JP61111250A
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JPS62268025A (ja
Inventor
隆男 清水
秀人 種山
Original Assignee
信越ポリマ−株式会社
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はゴム製スイッチ用カバー部材、特には外観、デ
ザイン上、指感覚においてプラスチック、金属などに類
似した、光沢性のある表面を有し、しかもキートップ部
の文字表示が摩耗しない電卓、リモコン、電話器などに
有用とされるゴム製スイッチ用カバー部材に関するもの
である。
(従来の技術) キースイッチ用カバー部材は一般にシリコーンゴム、ク
ロロプレンゴム、エチレンプロピレンゴムなどの合成ゴ
ムで作られているが、その成形性、スイッチとしての押
圧力、復元力、弾力性の確保などの点から、これには硬
度が30〜70Hs程度のゴムが使用されており、このものは
また製造コストの点からその金型がつや消し面とされて
いるので、この製品は通常その表面が硬度30〜70Hsのつ
や消し面となっている。
しかし、このものは表面がつや消し面であるために外観
上はデメリットが多いし、ゴム製であることから粘着性
を有しており、スムーズな押圧操作ができない。また、
キートップ部にインキ層からなる文字表示を有するもの
はゴムが柔らかすぎることから、くり返し押圧操作を行
なうとインキ層がゴムの変形に追従できず、剥離するこ
ともあるために最近は硬質プラスチック、金属製のキー
トップを用いるものが多くなってきているが、これらは
価格が高いという不利がある。
(発明の構成) 本発明はこのような不利を解決したゴム製スイッチ用カ
バー部材に関するもので、これはゴム製のキートップ部
表面に 1)一般式R1Si(OH)(ここにR1は炭素数10以上の有
機基)で示されるシリコーン化合物と、 2)A)一般式 (ここにR2はメチル基、エチル基、ビニル基、フェニル
基から選択される同一または異種の1価炭化水素基、l
は100〜10,000の整数)で示されるビニル基を0.05〜3.0
モル%含有するオルガノポリシロキサン 100重量部、 B)一般式R3mSiO4−m/2 (R3はメチル基、ビニル基、フェニル基から選択される
同一または異種の1価炭化水素基、mは1または2)で
示されるビニル基を0.1〜10モル%含有するオルガノポ
リシロキサン 5〜50重量部、 C)一般式 (ここにR4は水素原子、メチル基、エチル基、フェニル
基から選択される原子または基、nは10〜1,000の整
数)で示される分子中に少なくとも2個のけい素原子に
結合した水素原子を有するオルガノハイドロジェンポリ
シロキサン 0.5〜30重量部、 D)触媒量の白金または白金化合物 とからなる可撓性シリコーン樹脂成分 とを1:1〜1:30の重量比で混合してなる付加反応型のオ
ルガノポリシロキサン組成物を、必要に応じてトルエ
ン、キシレン、ミネラルスピリットなどの溶剤で希釈
し、塗布乾燥してなる、可撓性の透明な皮膜層で、表面
硬度が70〜95Hsで、かつ光沢度が35〜95%である表面を
形成してなることを特徴とするものである。
すなわち、本発明者らは従来のつや消し表面をもつゴム
製スイッチ用カバー部材の改質方法については種々検討
した結果、ゴムの成形加工で作られたゴム製スイッチ部
材のキートップ部表面に前述のシリコーン系の透明な皮
膜層を設けてこのキートップ部表面を硬度が70〜95Hs
で、かつ光沢度が35〜95%のものとすると、このキート
ップ部は硬質プラスチック、金属状のものと同等のすぐ
れた外観のものが得られるし、粘着性もないことから押
圧操作もスムーズにすることができ、また文字表示は透
光性(透明)皮膜層に覆われているために文字の剥離や
摩耗もないというすぐれた品質をもつものとすることが
できるということを見出すと共に、この種のゴム製スイ
ッチ用カバー部材の表面に光沢を持たせるためには成形
用金型の表面を磨く必要があるため金型の製作費が大幅
にコストアップされていたが、これによればシリコーン
系の透明皮膜層の形成だけでもよいので低価格で目的物
を得ることができることを確認し、ここに使用するシリ
コーンの種類、加工方法などについての研究を進めて本
発明を完成させた。
本発明のゴム製スイッチ用カバー部材の形状、材質、色
調は公知のこの種のスイッチ部材(キーボード用カバー
部材)の押釦部に用いられていたものでよく、したがっ
てこれには摺動部分が逆腕状の弾性ゴムロッドとされた
エラスチック製のもの、押釦としての弾性を金属板状体
としたもので大きさ、ストローク、荷重、外観などの異
なるものを適宜選択、組合せ使用することができる。こ
のエラスチック性のスイッチ部材としては天然ゴムまた
はポリブタジエン、ポリイソプレン、SBR、ネオプレン
などのジエン系合成ゴム、エチレン−プロピレン系、ウ
レタン系、ポリエステル系、シリコーン系などの合成ゴ
ムあるいはこれらの組合せから作られたものとすればよ
いが、これは耐熱性、耐候性、電気絶縁性のすぐれたシ
リコーンゴム製のものとすることがよい。他方、金属板
状体を使用するものについては、ステンレス、リン青
銅、ベリウム銅あるいはこれらに金、銀メッキしたもの
などの板状体を逆腕状にプレス加工した皿バネで弾性を
付与したものとすればよい。なお、後述するシリコーン
ゴムとの粘着性を高めるためにシリコーンゴムとの接合
部に適宜のプライマーを塗布することは任意とされる。
また、このスイッチ部材は全体を絶縁性としたもの、全
体を導電性としたもののいずれであってもよいが、通常
は接点部を導電性としてドーム部を絶縁性としたものと
され、これらは圧縮成形、射出成形、トランスファー成
形など公知の方法による多数個取りによって作られたも
のとすればよい。
また、この成形されたゴム製のスイッチ部材はそのキー
トップ部の表面にシリコーン系透明皮膜層を形成してゴ
ム製スイッチ用カバー部材とされるのであるが、このシ
リコーン系透明皮膜層を形成するシリコーン(塗料)と
しては一般式R1Si(OH)(ここにR1は炭素数10以上の
有機基)で示されるシリコーン化合物をトルエン、キシ
レンなどに溶解したものを使用すればよいが、これは可
撓性を付与するために 1)一般式R1Si(OH)(ここにR1は炭素数10以上の有
機基)で示されるシリコーン化合物と、 2)A)一般式 (ここにR2はメチル基、エチル基、ビニル基、フェニル
基から選択される同一または異種の1価炭化水素基、l
は100〜10,000の整数)で示されるビニル基を0.05〜3.0
モル%含有するオルガノポリシロキサン 100重量部、 B)一般式 (R3はメチル基、ビニル基、フェニル基から選択される
同種または異種の1価炭化水素基、mは1または2)で
示されるビニル基を0.1〜10モル%含有するオルガノポ
リシロキサン 5〜50重量部、 C)一般式 (ここにR4は水素原子、メチル基、エチル基、フェニル
基から選択される原子または基、nは10〜1,000の整
数)で示される分子中に少なくとも2個のけい素原子に
結合した水素原子を有するオルガノハイドロジェンポリ
シロキサン 0.5〜30重量部、 D)触媒量の白金または白金系化合物 とからなる可撓性シリコーン樹脂成分 とを1:1〜1:30の重量比で混合してなる付加反応型のオ
ルガノポリシロキサン組成物を必要に応じてトルエン、
キシレン、ミネラルスピリットなどの溶剤で希釈して皮
膜層を形成したい場所に塗布したのち、200℃で時間加
熱処理して硬化させればよい。
なお、可撓性シリコーン樹脂成分のうちの一般式 R2mSiO4−m/2および で示されるものの重量部が指定の範囲を外れると、光沢
が35〜95%の範囲におさまらず、艶がなくなって外観的
に劣ったものとなるか、艶がありすぎて自然光中で文字
表示が認識しにくいものとなるおそれがあるし、表面硬
度も75〜95Hsの範囲におさまらず、押圧操作をスムーズ
にすることができなくなるおそれがある。
また、一般式R1Si(OH)で示されるシリコーン化合物
と可撓性シリコーン樹脂成分の比率は1:1〜1:30でなけ
ればならないが、これはR1Si(OH3)で示されるシリコ
ーン化合物が可撓性シリコーン樹脂成分より多い配合で
はゴム製スイッチカバー部材としての可撓性が失われて
押圧操作が悪くなるばかりか、繰り返しの押圧でキート
ップ部の透明皮膜層に細い亀裂が入ることもあるし、逆
に可撓性シリコーン樹脂成分が所定比率を越えて配合さ
れた場合には、光沢度は変らないが表面硬度が75〜95Hs
の範囲におさまらなくなり、押圧操作がスムーズでなく
なる。
なお、この皮膜層は透明(透光性)なので所望に応じて
ゴム製スイッチ用カバー部材を予め着色しておいてもよ
い。また文字表示などをキートップ部に印刷した場合に
は、シリコーン系透明皮膜層が文字表示を覆うために、
文字表示の剥離や摩耗が起きなくなる。
なお、この文字表示などがシリコーンゴム以外のゴムで
作られている場合にはこの透明皮膜層を強固にゴム製ス
イッチ部材に接着させるためにその表面にシリコーン系
のプライマー組成物、サーフェーサーで下地処理をして
おくことがよい。
つぎに本発明のゴム製スイッチ用カバー部材を添付の図
面にもとづいて説明する。第1図は本発明のゴム製スイ
ッチ用カバー部の縦断面図を示したものであり、この
ものはキートップ部2、ドーム部3、脚部4とからなる
ゴム製スイッチ部材のキートップ部2の表面にシリコー
ン系透明皮膜層5を設けたものであるが、これはキート
ップ部2の表面に文字表示6を予め印刷などで設けたも
のであってもよい。
(効果) 本発明のゴム製スイッチ用カバー部材はそのキートッ
プ部2の表面にシリコー系皮膜層が設けられており、こ
のシリコーン系皮膜層は前記したような熱硬化性のシリ
コーン塗料で作られていて、これは硬度が70〜95Hs、例
えば80〜95Hsで光沢度が35〜95%、例えば60〜85%のも
のとされるので、このものは硬質プラスチックまたはア
ルミニウム、クロムなどのような金属製のものと同じ光
沢度を有しているので外観がゴム製のものと異なるもの
となるし、その指触感も従来のゴム製スイッチ用カバー
部材のような粘着性がないがめに、押圧操作がスムーズ
にでき、表示文字の剥離や摩耗が起きなくなるという有
利性が与えられる。
つぎに本発明の実施例をあげるが、例中の部は重量部
を、また粘度は25℃での測定値を示したものであり、試
験結果についての硬度、光沢度はそれぞれつぎの方法に
よる測定値を示したものである。
〔硬度〕
JIS K6301の加硫ゴム物性試験法に示されたスプリング
式硬さ試験方法で測定する。
ただし、シリコーン系透明皮膜層の硬さはJIS K6301に
規定される試料厚み6mmまで重ねることができればその
スプリング式硬さ試験機で測定すればよいが、これに満
たない場合、例えば1mm程度にまでしか重ねられないと
きにはウォーレス測徴硬度計H5A(The Wallace micro h
ardness Tester H5A)を用いてTRHD単位(British&Int
ernational Rubber Hardness Degrees)でこれを測定
し、JIS硬度Hsに換算する。
〔光沢度〕
JIS Z8741に示されている鏡面光沢度測定法により測定
したが、これは60度鏡面光沢法を用いて屈折率が可視波
長範囲全域にわたって一定値1.567であるガラス面にお
いて入射角60度での鏡面光沢度の値を100%として表わ
したものである。
実施例 熱硬化性シリコーンゴム・KE 961U[信越化学工業
(株)製商品名]100部と硬化剤C−8[同社製商品
名]2部との混合物をその表面がモランダム#100でサ
ンドブラス処理してある金型に入れて180℃、200kg/cm2
の条件で加熱、加圧成形してゴム製スイッチ部材を作っ
たところ、このもののキートップ部は硬度58Hs、光沢度
0.8%であった。
つぎにこのキートップ部にシルマーク[信越化学工業
(株)製商品名]インクを用いて文字、数字を印刷した
のち、ここに一般式R1Si(OH)(R1は炭素数17の有機
基)で示されるシリコーン化合物と式 で示されるビニル基を2モル%含有するオルガノポリシ
ロキサン100重量部、R3nSiO4−m/2(R3はメチル基、ビ
ニル基)で示されるビニル基を5モル%含有するオガノ
ポリシロキサン30重量部、 式 (R4は水素原子、メチル基)で示されるオルガノハイド
ロジェンポリシロキサン20重量部および白金0.5重量部
よりなる可撓性シリコーン樹脂成分を1:10の重量比で配
合してなる付加反応型のオルガノポリシロキサン組成物
100部にトルエン90重量部、イソプロピレンアルコール6
0部を加えたものを塗布し、溶剤乾燥後の厚みが30μm
である塗膜を形成させてから、これを200℃で30分間加
熱してこの塗膜を硬化させて可撓性の透明なシリコーン
皮膜層を作ったところ、このものはキートップ部の硬度
が80Hs、光沢度が85%のものとなり、キートップ部上の
文字表示はこのシリコーン皮膜層が透明なので鮮明に外
部から視認できるものであった。
このゴム製押釦スイッチ用カバー部材の文字表示はシリ
コーン皮膜層に覆われているので50万回の指打鍵を行な
っても剥離、摩耗することがなく、文字表示は鮮明であ
り、またキートップ部は粘着性がないために押圧操作が
スムーズにできた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のゴム製スイッチ用カバー部材の縦断面
要図を示したものである。 ……ゴム製スイッチ用カバー部材、 2……キートップ部、3……ドーム部、 4……脚部、5……シリコーン系皮膜層、 6……文字表示。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゴム製のキートップ部表面に 1)一般式R1Si(OH)(ここにR1は炭素数10以上の有
    機基)で示されるシリコーン化合物と、 2)A)一般式 (ここにR2はメチル基、エチル基、ビニル基、フェニル
    基から選択される同一または異種の1価炭化水素基、l
    は100〜10,000の整数)で示されるビニル基を0.05〜3.0
    モル%含有するオルガノポリシロキサン 100重量部、 B)一般式R3mSiO4−m/2 (R3はメチル基、ビニル基、フェニル基から選択される
    同一または異種の1価炭化水素基、mは1または2)で
    示されるビニル基を0.1〜10モル%含有するオルガノポ
    リシロキサン 5〜50重量部、 C)一般式 (ここにR4は水素原子、メチル基、エチル基、フェニル
    基から選択される原子または基、nは10〜1,000の整
    数)で示される分子中に少なくとも2個のけい素原子に
    結合した水素原子を有するオルガノハイドロジェンポリ
    シロキサン 0.5〜30重量部、 D)触媒量の白金または白金化合物 とからなる可撓性シリコーン樹脂成分 とを1:1〜1:30の重量比で混合してなる付加反応型のオ
    ルガノポリシロキサン組成物からなる可撓性の透明な皮
    膜層で表面硬度が70〜95Hsで、かつ光沢度が35〜95%で
    ある表面を形成してなることを特徴とするゴム製スイッ
    チ用カバー部材。
JP61111250A 1986-05-15 1986-05-15 ゴム製スイツチ用カバ−部材 Expired - Lifetime JPH06101274B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS597527U (ja) * 1982-07-07 1984-01-18 松下電器産業株式会社 スイツチボタン
JPS6087125U (ja) * 1983-11-15 1985-06-15 信越ポリマー株式会社 ゴム製スイツチ部材

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JPS62268025A (ja) 1987-11-20

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