JPH06103239B2 - 動釣合試験機 - Google Patents
動釣合試験機Info
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- JPH06103239B2 JPH06103239B2 JP31927488A JP31927488A JPH06103239B2 JP H06103239 B2 JPH06103239 B2 JP H06103239B2 JP 31927488 A JP31927488 A JP 31927488A JP 31927488 A JP31927488 A JP 31927488A JP H06103239 B2 JPH06103239 B2 JP H06103239B2
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- bearings
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- dynamic balance
- proportional
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Description
【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 この発明は、剛性の高い軸受構造を有するハードタイプ
の動釣合試験機に関する。
の動釣合試験機に関する。
B.従来技術 従来のハードタイプの動釣合試験機においては、不釣り
合い検出器(ピックアップ)として圧電素子型ピックア
ップ(ロードセルなど)を使用していた。
合い検出器(ピックアップ)として圧電素子型ピックア
ップ(ロードセルなど)を使用していた。
C.発明が解決しようとする課題 しかしながら、圧電素子型ピクアップは、その感度が10
0〜1000pC/G(pCはピコクーロン,Gは重量加速度)と極
めて低く、出力インピーダンスが非常に高いために(M
Ωのオーダー)、その出力信号は非常に微弱である(μ
Vのオーダー)。
0〜1000pC/G(pCはピコクーロン,Gは重量加速度)と極
めて低く、出力インピーダンスが非常に高いために(M
Ωのオーダー)、その出力信号は非常に微弱である(μ
Vのオーダー)。
また、圧電素子型ピックアップは、周波数応答領域が非
常に広いという特性をもっているのであるが、ハードタ
イプの動釣合試験機おいて必要な周波数領域は低周波領
域に限られており、圧電素子型ピックアップでは、試験
に必要のない高周波数信号成分をも検出してしまうの
で、軸受のベアリングや試験機の基礎等から伝わる雑振
動であるノイズのレベルが高い。
常に広いという特性をもっているのであるが、ハードタ
イプの動釣合試験機おいて必要な周波数領域は低周波領
域に限られており、圧電素子型ピックアップでは、試験
に必要のない高周波数信号成分をも検出してしまうの
で、軸受のベアリングや試験機の基礎等から伝わる雑振
動であるノイズのレベルが高い。
以上の相乗により、不釣り合い検出器として圧電素子型
ピックアップを用いた従来の動釣合試験機においては、
S/N比が悪いという問題があった。
ピックアップを用いた従来の動釣合試験機においては、
S/N比が悪いという問題があった。
この発明は、ハードタイプの動釣合試験機におけるS/N
比を改善することを目的とする。
比を改善することを目的とする。
D.課題を解決するための手段 この発明は、このような目的を達成するために、次のよ
うな構成をとる。
うな構成をとる。
すなわち、この発明は、剛性の高い軸受構造を有するハ
ードタイプの動釣合試験機において、試験体の軸部を回
転自在に軸支する左右の軸受をバネで支持し、この両軸
受に速度比例型振動検出器を設けるとともに、この速度
比例型振動検出器の出力信号を時間について3重積分す
る手段と、プリセットされた前記両軸受の一方と前記試
験体の2つの釣り合い修正面間のそれぞれの距離,前記
両軸受間の距離と前記3重積分の値及び前記バネ係数と
から動不釣り合いを演算する手段とを備えたことを特徴
とするものである。
ードタイプの動釣合試験機において、試験体の軸部を回
転自在に軸支する左右の軸受をバネで支持し、この両軸
受に速度比例型振動検出器を設けるとともに、この速度
比例型振動検出器の出力信号を時間について3重積分す
る手段と、プリセットされた前記両軸受の一方と前記試
験体の2つの釣り合い修正面間のそれぞれの距離,前記
両軸受間の距離と前記3重積分の値及び前記バネ係数と
から動不釣り合いを演算する手段とを備えたことを特徴
とするものである。
E.作用 この発明の構成による作用を、従来例との比較をもまじ
えて説明する。
えて説明する。
第3図に基づいて修正面分離の演算式を求める。
第3図において、1は試験体、2L,2Rは試験体1の軸部
を回転自在に軸支する左右の軸受、3L,3Rは軸支受2L,
2Rを支持する剛性の高いバネである。
を回転自在に軸支する左右の軸受、3L,3Rは軸支受2L,
2Rを支持する剛性の高いバネである。
試験体1に不釣り合い質量が存在すると、試験体1の回
転に伴って試験体1に遠心力が発生し、この遠心力に起
因した力が軸受2L,2Rに作用し、バネ3L,3Rに抗して軸
受2L,2Rが振動する。
転に伴って試験体1に遠心力が発生し、この遠心力に起
因した力が軸受2L,2Rに作用し、バネ3L,3Rに抗して軸
受2L,2Rが振動する。
従来では、軸受2L,2Rに作用する力を力検出型不釣り合
い検出器である圧電素子型ピックアップで検出していた
のに対し、この発明では遠心力に起因して軸受2L,2Rに
起こる振動を速度比例型振動検出器(例えばムービング
コイル型ピックアップ:図示せず)で検出する。
い検出器である圧電素子型ピックアップで検出していた
のに対し、この発明では遠心力に起因して軸受2L,2Rに
起こる振動を速度比例型振動検出器(例えばムービング
コイル型ピックアップ:図示せず)で検出する。
試験体1上における左右の釣り合い修正L,Rにおいて、
それぞれ修正半径L,Rの位置に、不釣り合い質量
mL,mRが存在しているとする。各バネ3L,3Rのバネ定数
をそれぞれkL,kRとし、また、試験体1の回転軸の方向
に沿って左側の軸受2Lの中心から左側の釣り合い修正面
L、右側の釣り合い修正面Rでの軸方向距離をそれぞれ
a,bとし、左右軸受2L,2Rの中心間の距離(軸受間距
離)をcとする。
それぞれ修正半径L,Rの位置に、不釣り合い質量
mL,mRが存在しているとする。各バネ3L,3Rのバネ定数
をそれぞれkL,kRとし、また、試験体1の回転軸の方向
に沿って左側の軸受2Lの中心から左側の釣り合い修正面
L、右側の釣り合い修正面Rでの軸方向距離をそれぞれ
a,bとし、左右軸受2L,2Rの中心間の距離(軸受間距
離)をcとする。
試験体1を角速度ωで回転させたときに、左右の釣り合
い修正面L,Rの位置に作用する遠心力をそれぞれL,
R、左右の軸受2の位置に作用する力をそれぞれ
L,Rとする。
い修正面L,Rの位置に作用する遠心力をそれぞれL,
R、左右の軸受2の位置に作用する力をそれぞれ
L,Rとする。
左右の釣り合い修正面L,Rに作用する遠心力L,R
は、L =mL L ω2 …… FR=mR R ω2 …… また、左右の軸受2L,2Rの振幅変位をL,Rとする
と、左右の軸受2L,2Rが受ける力L,Rは、L =kL L=kL ……R =kR R=kR …… ただし、ここでは、kL=kR=kとしてある。
は、L =mL L ω2 …… FR=mR R ω2 …… また、左右の軸受2L,2Rの振幅変位をL,Rとする
と、左右の軸受2L,2Rが受ける力L,Rは、L =kL L=kL ……R =kR R=kR …… ただし、ここでは、kL=kR=kとしてある。
左右の動不釣り合いL,Rは、L =mL L ……R =mR R …… ,式、,式から、それぞれ、L =L ω2 ……R =R ω2 …… 静力学の力の釣り合いの条件から、L +L+R+R=0 …… 左側の修正面Lまわりでのモーメントの釣り合いの条件
から、L a−R(b−a)+R(c−a)=0 …… また、右側の修正面Rまわりでのモーメントの釣り合い
の条件から、L b+R(c−b)−L(b−a)=0 …… ,,,式を式に代入すると、 akL−(b−a)R ω2 +(c−a)kR=0 …… ,,,式を式に代入すると、 bkL+(c−b)kR −(b−a)L ω2=0 …… ,式から、L,Rを求めると、 ムービングコイル型ピックアップは、速度比例型振動検
出器であり、コイルの速度ひいては角速度ωに比例した
電圧L,Rを発生する。すなわち、L ∝L ω ……R ∝R ω …… ここで、定数A,B,C,Dを、 とすると、電圧L,Rは、,式、,式か
ら、L =(AL+BR)ω3 ……R =(CL+DR)ω3 …… と表せる。
から、L a−R(b−a)+R(c−a)=0 …… また、右側の修正面Rまわりでのモーメントの釣り合い
の条件から、L b+R(c−b)−L(b−a)=0 …… ,,,式を式に代入すると、 akL−(b−a)R ω2 +(c−a)kR=0 …… ,,,式を式に代入すると、 bkL+(c−b)kR −(b−a)L ω2=0 …… ,式から、L,Rを求めると、 ムービングコイル型ピックアップは、速度比例型振動検
出器であり、コイルの速度ひいては角速度ωに比例した
電圧L,Rを発生する。すなわち、L ∝L ω ……R ∝R ω …… ここで、定数A,B,C,Dを、 とすると、電圧L,Rは、,式、,式か
ら、L =(AL+BR)ω3 ……R =(CL+DR)ω3 …… と表せる。
すなわち、速度比例型振動検出器の発生電圧L,R
は、動不釣り合いL,Rの連立一次関数に比例し、
かつ、角速度ωの3乗に比例する。
は、動不釣り合いL,Rの連立一次関数に比例し、
かつ、角速度ωの3乗に比例する。
ここで、電圧L,Rをsin関数で表現すると、 EL=ELO sin(ωt−φL) ER=ERO sin(ωt−φR) これらEL,ERを時間tについて3重積分すると、 となり、その大きさは、元の1/ω3となる。
したがって、,式からω3が消去され、 となる。,式から、UL,URを求めると、 すなわち、左右の速度比例型振動検出器からの出力電圧
L,Rを3重積分した値に基づいて左右の動不釣り
合いL,Rを測定することができる。
L,Rを3重積分した値に基づいて左右の動不釣り
合いL,Rを測定することができる。
これに対し、圧電素子型ピックアップの場合には、発生
電圧は動不釣り合い量mとω2とに比例し、積分は2
重積分となる。
電圧は動不釣り合い量mとω2とに比例し、積分は2
重積分となる。
積分は、速度比例型振動検出器からの入力信号を時間的
に伸ばすものであることから、積分によってノイズ成分
が除去される。
に伸ばすものであることから、積分によってノイズ成分
が除去される。
この発明は、ハードタイプの動釣合試験機において速度
比例型振動検出器(ムービングコイル型ピックアップ)
を採用したことから、発生電圧がω3に比例するという
特質をもち、これに起因して3重積分を行うこととなっ
たのであるが、3重積分するということは、圧電素子型
ピックアップの場合の2重積分と比べて、雑音抑制効果
が積分1回分優れているということである。
比例型振動検出器(ムービングコイル型ピックアップ)
を採用したことから、発生電圧がω3に比例するという
特質をもち、これに起因して3重積分を行うこととなっ
たのであるが、3重積分するということは、圧電素子型
ピックアップの場合の2重積分と比べて、雑音抑制効果
が積分1回分優れているということである。
,式は、後述する,式と等価であるが、動不釣
り合いL,Rの詳しい求め方を次に説明する。
り合いL,Rの詳しい求め方を次に説明する。
,,,式を式,式に代入してそれぞれ
L,Rを求めると、 ,式において、L,RともL,Rに掛かる
係数は影響係数と呼ばれるものであるが、ここで、注目
すべきことは、L/ω2,R/ω2の1/ω2につい
ては、前述のようにL(∝L ω),R(∝R
ω)の3重積分によって消去され、また、影響係数の
うち、バネ定数k(=kL=kR)は既知であるから、ハー
ドタイプの動釣合試験機においては、その不釣り合い検
出器として速度比例型振動検出器を用いた場合でも、修
正面分離演算に入ってくる定数はすべて寸法(距離a,b,
c)のみであるということである。
L,Rを求めると、 ,式において、L,RともL,Rに掛かる
係数は影響係数と呼ばれるものであるが、ここで、注目
すべきことは、L/ω2,R/ω2の1/ω2につい
ては、前述のようにL(∝L ω),R(∝R
ω)の3重積分によって消去され、また、影響係数の
うち、バネ定数k(=kL=kR)は既知であるから、ハー
ドタイプの動釣合試験機においては、その不釣り合い検
出器として速度比例型振動検出器を用いた場合でも、修
正面分離演算に入ってくる定数はすべて寸法(距離a,b,
c)のみであるということである。
距離a,b,cは動釣合試験機を駆動するまでもなく容易に
求めることができるから、結局、動釣合試験機を駆動し
て左右の速度比例型振動検出器によって左右の振幅変位
L,Rを前述の,式に基づいて発生電圧L,
Rから測定し、その振幅変位L,Rから,式
に基づいた修正面分離演算によって、左右の動不釣り合
いL,Rを求めることができるのである。
求めることができるから、結局、動釣合試験機を駆動し
て左右の速度比例型振動検出器によって左右の振幅変位
L,Rを前述の,式に基づいて発生電圧L,
Rから測定し、その振幅変位L,Rから,式
に基づいた修正面分離演算によって、左右の動不釣り合
いL,Rを求めることができるのである。
ソフトタイプの動釣合試験機においては、修正面分離演
算に入ってくる定数として、寸法のほかに、質量,慣性
モーメント等があり、そのため、試験体が変わるたびに
試し重りを使用した予備駆動を必要とするが、この発明
の場合には、予備駆動は一切不必要である。
算に入ってくる定数として、寸法のほかに、質量,慣性
モーメント等があり、そのため、試験体が変わるたびに
試し重りを使用した予備駆動を必要とするが、この発明
の場合には、予備駆動は一切不必要である。
次に、振動系の固有振動数と試験回転数との関係につい
て見る。
て見る。
試験体1の質量をM、軸受2L,2R,振動架台等の試験体
1以外のバネ3L,3R上の質量(寄生質量)をMo、バネ定
数をk、不釣り合いの大きさの別の表現である偏重心距
離をeとすると、その試験体1を角速度ωで回転したと
きの遠心力Fは、 F=Meω2 ただし、偏重心距離eは、不釣り合い質量をm、不釣り
合い半径をrとして、 である。
1以外のバネ3L,3R上の質量(寄生質量)をMo、バネ定
数をk、不釣り合いの大きさの別の表現である偏重心距
離をeとすると、その試験体1を角速度ωで回転したと
きの遠心力Fは、 F=Meω2 ただし、偏重心距離eは、不釣り合い質量をm、不釣り
合い半径をrとして、 である。
このときの軸受振幅xo(振幅変位x=xo・sin(ωt−
θ)の運動方程式は、減衰係数をρとすると、 と置いて、解を求める。なお、ωcはこの振動系の固有
振動数、ζはダンピングである。
θ)の運動方程式は、減衰係数をρとすると、 と置いて、解を求める。なお、ωcはこの振動系の固有
振動数、ζはダンピングである。
不釣り合い検出器がソフトタイプの場合は、ω≧3ωc
の領域で成立し、このとき、式は、 と近似される。また、ハードタイプの場合は、ω≦ωc
/3の領域で成立し、このとき、式は、 と近似される。
の領域で成立し、このとき、式は、 と近似される。また、ハードタイプの場合は、ω≦ωc
/3の領域で成立し、このとき、式は、 と近似される。
このように、ハードタイプの場合には、使用周波数領域
が低周波領域に限られているにもかかわらず、圧電素子
型ピックアップは、固有振動数ωcの数十倍〜百倍のオ
ーダーの広い周波数領域で応答するため、ノイズレベル
が高かったのである。
が低周波領域に限られているにもかかわらず、圧電素子
型ピックアップは、固有振動数ωcの数十倍〜百倍のオ
ーダーの広い周波数領域で応答するため、ノイズレベル
が高かったのである。
これに対し、この発明の速度比例型振動検出器は、その
周波数応答領域が固有振動数ωc程度であるため、ノイ
ズレベルが低くなる。
周波数応答領域が固有振動数ωc程度であるため、ノイ
ズレベルが低くなる。
また、速度比例型振動検出器であるムービングコイル型
ピックアップは、永久磁石の磁束密度を高めること、コ
イルの巻数を増加すること等により容易にその感度を高
めることができる。したがって、その出力インピーダン
スを圧電素子型ピックアップに比べて10-3〜10-4倍と充
分に低くして(KΩのオーダー)、その信号レベルを高
くできる(Vのオーダー)。
ピックアップは、永久磁石の磁束密度を高めること、コ
イルの巻数を増加すること等により容易にその感度を高
めることができる。したがって、その出力インピーダン
スを圧電素子型ピックアップに比べて10-3〜10-4倍と充
分に低くして(KΩのオーダー)、その信号レベルを高
くできる(Vのオーダー)。
このように、この発明は、ハードタイプの動釣合試験機
において、不釣り合い検出器として、ムービングコイル
型ピックアップ等の速度比例型振動検出器を用いている
から、従来の圧電素子型ピックアップに比べて、出力イ
ンピーダンスが低く、かつ、周波数応答領域が狭いの
で、S/N比が改善されるのである。
において、不釣り合い検出器として、ムービングコイル
型ピックアップ等の速度比例型振動検出器を用いている
から、従来の圧電素子型ピックアップに比べて、出力イ
ンピーダンスが低く、かつ、周波数応答領域が狭いの
で、S/N比が改善されるのである。
F.実施例 以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図はこの発明の実施例に係る動釣合試験機のブロッ
ク図である。
ク図である。
ベルト等を介してモータによって回転される試験体1の
軸部を回転自在に軸支する左右の軸受2L,2Rが剛性の高
いバネ3L,3Rで支持されている。試験体1の回転に伴っ
て不釣り合いのために試験体1に生じる遠心力に起因し
て軸受2L,2Rに作用する振動を速度比例型振動検出器と
してのムービングコイル型ピックアップ4L,4Rで検出す
るように構成してある。
軸部を回転自在に軸支する左右の軸受2L,2Rが剛性の高
いバネ3L,3Rで支持されている。試験体1の回転に伴っ
て不釣り合いのために試験体1に生じる遠心力に起因し
て軸受2L,2Rに作用する振動を速度比例型振動検出器と
してのムービングコイル型ピックアップ4L,4Rで検出す
るように構成してある。
ムービングコイル型ピックアップ4L,4Rの出力信号L
=(AL+BR)ω3,R=(CL+DR)
ω3をプレアンプ5によって増幅し、プレアンプ5の出
力信号を積分器6aとバンドパスフィルタ付き2重積分器
6bとによって時間について3重積分するように構成して
ある。この3重積分によって1/ω3にし、信号から角速
度ωの成分を消去し、動不釣り合いL,Rのみに関
与する成分を取り出すとともに、雑音を除去する。
=(AL+BR)ω3,R=(CL+DR)
ω3をプレアンプ5によって増幅し、プレアンプ5の出
力信号を積分器6aとバンドパスフィルタ付き2重積分器
6bとによって時間について3重積分するように構成して
ある。この3重積分によって1/ω3にし、信号から角速
度ωの成分を消去し、動不釣り合いL,Rのみに関
与する成分を取り出すとともに、雑音を除去する。
試験体1の表面に印したフォトマーク7を試験体1の1
回転ごとに検出するフォトセンサ(基準位相検出器)8
が周波数逆変換器9に入力されるが、この周波数逆変換
器9は、不釣り合い質量の存在する位相ごとに出力され
るパルスの周波数に反比例した周波数信号をチョッパ信
号として、バンドパスフィルタ付き2重積分器6bと次段
の同期整流器10に出力する。
回転ごとに検出するフォトセンサ(基準位相検出器)8
が周波数逆変換器9に入力されるが、この周波数逆変換
器9は、不釣り合い質量の存在する位相ごとに出力され
るパルスの周波数に反比例した周波数信号をチョッパ信
号として、バンドパスフィルタ付き2重積分器6bと次段
の同期整流器10に出力する。
そして、チョッパ信号は、バンドパスフィルタ付き2重
積分器6bおよび同期整流器10に入力されるピックアップ
信号から試験体1の回転数に同期した周波数成分すなわ
ち動不釣り合い信号を抽出し、左側の釣り合い修正面L
に係る互いに直角なX成分とY成分および右側の釣り合
い修正面Rに係るX成分とY成分とを同期整流器10から
直流電圧として出力する。
積分器6bおよび同期整流器10に入力されるピックアップ
信号から試験体1の回転数に同期した周波数成分すなわ
ち動不釣り合い信号を抽出し、左側の釣り合い修正面L
に係る互いに直角なX成分とY成分および右側の釣り合
い修正面Rに係るX成分とY成分とを同期整流器10から
直流電圧として出力する。
これら左右のX成分およびY成分はマルチプレサ付きA/
D変換器11によってサイクリックに順次切り換えられてA
/D変換され、そのデジタルデータはマイクロコンピュー
タにおけるCPU12に導入される。
D変換器11によってサイクリックに順次切り換えられてA
/D変換され、そのデジタルデータはマイクロコンピュー
タにおけるCPU12に導入される。
CPU12にはプログラムを格納したROMおよび各種データを
記憶するRAMからなるメモリ13と、測定条件,測定結果
等を表示する表示部14と測定条件,測定データの処理方
法等を入力するキーボード15が接続されている。
記憶するRAMからなるメモリ13と、測定条件,測定結果
等を表示する表示部14と測定条件,測定データの処理方
法等を入力するキーボード15が接続されている。
軸受・釣り合い修正面間距離a,b、軸受間距離cおよび
修正半径rL,rRは、キーボード15を介してメモリ13にプ
リセットされている。
修正半径rL,rRは、キーボード15を介してメモリ13にプ
リセットされている。
CPU12は、これらプリセットされたデータと、導入した
2組のX成分およびY成分とから修正すべき動不釣り合
い量L,R、すなわち、不釣り合い質量mL,mRと不
釣り合い角度φL,φRを演算によって算出し、その結
果をメモリ13に記憶するとともに表示部14に表示する。
2組のX成分およびY成分とから修正すべき動不釣り合
い量L,R、すなわち、不釣り合い質量mL,mRと不
釣り合い角度φL,φRを演算によって算出し、その結
果をメモリ13に記憶するとともに表示部14に表示する。
なお、第2図は、第1図におけるバンドパスフィルタ付
き2重積分器6bのうち左右いずれか一方のピックアップ
信号に対する回路部分の詳細を示す。
き2重積分器6bのうち左右いずれか一方のピックアップ
信号に対する回路部分の詳細を示す。
オペアンプOP1,コンデンサC1,抵抗R1からなる積分器
6b1の入力側にスイッチングトランジスタT1が接続さ
れ、オペアンプOP2,コンデンサC2,抵抗R2からなる積
分器6b2の入力側に接続されたスイッチングトランジス
タT2を介して積分器6b1と積分器6b2とが接続され、オ
ペアンプOP3,抵抗R3,R4からなるインバータ6b3が出
力段に接続され、インバータ6b3の出力がスイッチング
トランジスタT1のドレインに正帰還されている。
6b1の入力側にスイッチングトランジスタT1が接続さ
れ、オペアンプOP2,コンデンサC2,抵抗R2からなる積
分器6b2の入力側に接続されたスイッチングトランジス
タT2を介して積分器6b1と積分器6b2とが接続され、オ
ペアンプOP3,抵抗R3,R4からなるインバータ6b3が出
力段に接続され、インバータ6b3の出力がスイッチング
トランジスタT1のドレインに正帰還されている。
スイッチングトランジスタT2のソースに積分器6aから1
回積分された信号が入力され、スイッチングトランジス
タT1,T2のゲートに周波数逆変換器9からのチョッパ信
号が入力されている。
回積分された信号が入力され、スイッチングトランジス
タT1,T2のゲートに周波数逆変換器9からのチョッパ信
号が入力されている。
積分器6b1,6b2の時定数が測定周波数とマッチすると
き、スイッチングトランジスタT1,T2は測定周波数に反
比例したデューティファクタでON,OFFを繰り返す。
き、スイッチングトランジスタT1,T2は測定周波数に反
比例したデューティファクタでON,OFFを繰り返す。
なお、上記実施例では積分器をハードウエアで構成した
が、プログラムによるソフトウエアでも実現可能であ
る。
が、プログラムによるソフトウエアでも実現可能であ
る。
G.発明の効果 この発明によれば、次の効果が発揮される。
すなわち、ハードタイプの動釣合試験機において、不釣
り合い検出器として、ムービングコイル型ピックアップ
等の速度比例型振動検出器を用いたので、従来の圧電素
子型ピックアップに比べて、出力インピーダンスを低く
でき、かつ、周波数応答領域が狭いので、S/N比を改善
することができる。
り合い検出器として、ムービングコイル型ピックアップ
等の速度比例型振動検出器を用いたので、従来の圧電素
子型ピックアップに比べて、出力インピーダンスを低く
でき、かつ、周波数応答領域が狭いので、S/N比を改善
することができる。
第1図はこの発明の実施例に係る動釣合試験機のブロッ
ク図、第2図はバンドパスフィルタ付き2重積分器の回
路構成図、第3図はこの発明の作用説明に供する原理
図、である。 1…試験体 2L,2R…軸受 3L,3R…バネ 4L,4R…ムービングコイル型ピックアップ (速度比例型振動検出器) 6a…積分器 6b…バンドパスフィルタ付き2重積分器 (6a,6b)…3重積分手段 15…表示部 16…キーボード a,b…軸受・釣り合い修正面間距離 c…軸受間距離 rL,rR…修正半径
ク図、第2図はバンドパスフィルタ付き2重積分器の回
路構成図、第3図はこの発明の作用説明に供する原理
図、である。 1…試験体 2L,2R…軸受 3L,3R…バネ 4L,4R…ムービングコイル型ピックアップ (速度比例型振動検出器) 6a…積分器 6b…バンドパスフィルタ付き2重積分器 (6a,6b)…3重積分手段 15…表示部 16…キーボード a,b…軸受・釣り合い修正面間距離 c…軸受間距離 rL,rR…修正半径
Claims (1)
- 【請求項1】剛性の高い軸受構造を有するハードタイプ
の動釣合試験機において、試験体の軸部を回転自在に軸
支する左右の軸受をバネで支持し、この両軸受に速度比
例型振動検出器を設けるとともに、この速度比例型振動
検出器の出力信号を時間について3重積分する手段と、
プリセットされた前記両軸受の一方と前記試験体の2つ
の釣り合い修正面間のそれぞれの距離,前記両軸受間の
距離と前記3重積分の値及び前記バネ係数とから動不釣
り合いを演算する手段とを備えたことを特徴とする動釣
合試験機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31927488A JPH06103239B2 (ja) | 1988-12-16 | 1988-12-16 | 動釣合試験機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31927488A JPH06103239B2 (ja) | 1988-12-16 | 1988-12-16 | 動釣合試験機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02163629A JPH02163629A (ja) | 1990-06-22 |
| JPH06103239B2 true JPH06103239B2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=18108375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31927488A Expired - Lifetime JPH06103239B2 (ja) | 1988-12-16 | 1988-12-16 | 動釣合試験機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06103239B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116380342B (zh) * | 2023-04-18 | 2023-09-12 | 临清市万达轴承有限公司 | 一种轴承动平衡测试辅助装置 |
-
1988
- 1988-12-16 JP JP31927488A patent/JPH06103239B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02163629A (ja) | 1990-06-22 |
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