JPH0611273B2 - 吸収性物品 - Google Patents
吸収性物品Info
- Publication number
- JPH0611273B2 JPH0611273B2 JP60022047A JP2204785A JPH0611273B2 JP H0611273 B2 JPH0611273 B2 JP H0611273B2 JP 60022047 A JP60022047 A JP 60022047A JP 2204785 A JP2204785 A JP 2204785A JP H0611273 B2 JPH0611273 B2 JP H0611273B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- absorbent
- water
- paper
- pulp
- dialdehyde starch
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は紙おむつ、生理用ナプキン、産褥パツドなどの
吸収性物品に関する。更に詳しくは、吸収材の強度が強
く、しかも鋭臭能を備えている吸収性物品に関する。
吸収性物品に関する。更に詳しくは、吸収材の強度が強
く、しかも鋭臭能を備えている吸収性物品に関する。
(発明の背景) 使い捨ておむつなどの吸収性物品の吸収材には、周知の
通り、綿状パルプ又はこれと高吸水性ポリマーを吸水紙
で被覆したものが用いられるようになつてきている。最
近では、持ち運び、装着性などの点から、できるだけ小
さく薄くコンパクトにする工夫がなされてきている。
通り、綿状パルプ又はこれと高吸水性ポリマーを吸水紙
で被覆したものが用いられるようになつてきている。最
近では、持ち運び、装着性などの点から、できるだけ小
さく薄くコンパクトにする工夫がなされてきている。
しかし、この場合、綿状パルプなどの吸収材の使用量を
減少せざるを得ないため、吸収材の強度が低下し、使用
時に破れたり、裂け目がはいつたりして、尿などのもれ
の原因にもなつており、問題の解決が望まれていた。
減少せざるを得ないため、吸収材の強度が低下し、使用
時に破れたり、裂け目がはいつたりして、尿などのもれ
の原因にもなつており、問題の解決が望まれていた。
また、使い捨て紙おむつ、生理用パツドでは、体内から
の排泄物を吸収すると、それぞれ特有な不快な臭気が発
生する。尿の場合、尿中の尿素、アミン酸などが微生物
分解によりアンモニアどに変化し、周知の通り、独特な
不快な臭気を発生する。また、生理臭についても、排泄
されるアミン酸などが微生物分解されることにより発生
すると考えられている。
の排泄物を吸収すると、それぞれ特有な不快な臭気が発
生する。尿の場合、尿中の尿素、アミン酸などが微生物
分解によりアンモニアどに変化し、周知の通り、独特な
不快な臭気を発生する。また、生理臭についても、排泄
されるアミン酸などが微生物分解されることにより発生
すると考えられている。
従来、これらの臭気防止を図る手段として、活性炭ゼオ
ライトを使用するなどの方法が提案されているが、価格
が高くなるなど、まだ満足すべきものはない。
ライトを使用するなどの方法が提案されているが、価格
が高くなるなど、まだ満足すべきものはない。
(発明の目的) 上記の様な問題点を解決すべく、本発明者らは鋭意検討
の結果、ジアルデヒドデンプンが吸収材の強度向上ばか
りでなく、体内から排泄される尿などの悪臭を防止する
のに、極めて効果のあることを見い出し、本発明に到達
した。
の結果、ジアルデヒドデンプンが吸収材の強度向上ばか
りでなく、体内から排泄される尿などの悪臭を防止する
のに、極めて効果のあることを見い出し、本発明に到達
した。
(発明の構成) 本発明は吸水紙及び/又は吸収材中にジアルデヒドデン
プンを含有せしめてなる吸収性物品である。
プンを含有せしめてなる吸収性物品である。
ジアルデヒドデンプンは、デンプンを過沃素酸で酸化し
て、種々の酸化度のものが得られ、これらが脱臭能を持
つデンプンとして使用可能である。例えば、日本カーリ
ット(株)・カルダスなどがあげられる。
て、種々の酸化度のものが得られ、これらが脱臭能を持
つデンプンとして使用可能である。例えば、日本カーリ
ット(株)・カルダスなどがあげられる。
液吸収材としては、使いすておむつや生活用ナプキンに
通常使用されているものが全て使用可能である。例え
ば、テイシユペーパーのような薄葉紙積層体、フラツフ
パルプや液体の吸収性を向上させる高分子吸水剤の粉体
をフラツフパルプ等に混入したものや、粉体を層状に配
置したシート等が使用出来る。
通常使用されているものが全て使用可能である。例え
ば、テイシユペーパーのような薄葉紙積層体、フラツフ
パルプや液体の吸収性を向上させる高分子吸水剤の粉体
をフラツフパルプ等に混入したものや、粉体を層状に配
置したシート等が使用出来る。
吸水紙へのジアルデヒドデンプンの添加は、吸水紙の製
造工程中にその原料に添加してもよく、また、紙に溶液
状のジアルデヒドデンプンをスプレー添加し、熱ロール
などで乾燥してもよい。
造工程中にその原料に添加してもよく、また、紙に溶液
状のジアルデヒドデンプンをスプレー添加し、熱ロール
などで乾燥してもよい。
吸水紙に対してジアルデヒドデンプンを0.1〜0.5
%加えるだけで、強度はかなり向上し、強い吸収材をつ
くることが可能となる。
%加えるだけで、強度はかなり向上し、強い吸収材をつ
くることが可能となる。
また、綿状パルプについては、ジアルデヒドデンプン水
溶液を散布した後、熱ロールで乾燥、圧縮すると、容易
に強度が優れ、且つ、脱臭能を備えた吸収材料を得るこ
とができる。吸水紙と同様、0.1〜0.5%(対パル
プ)添加することにより、大幅な強度向上効果をもたら
すとともに、尿等から発生するアンモニア臭などを防ぐ
ことができる。
溶液を散布した後、熱ロールで乾燥、圧縮すると、容易
に強度が優れ、且つ、脱臭能を備えた吸収材料を得るこ
とができる。吸水紙と同様、0.1〜0.5%(対パル
プ)添加することにより、大幅な強度向上効果をもたら
すとともに、尿等から発生するアンモニア臭などを防ぐ
ことができる。
高吸水性ポリマーに含有させる場合には、粉末の形で混
合することが望ましい。この場合、吸収材料の強度を向
上させる効果は期待できない。
合することが望ましい。この場合、吸収材料の強度を向
上させる効果は期待できない。
ジアルデヒドデンプンは吸水紙、綿状パルプ、高吸水性
ポリマーのいずれに添加してもよいが、強度の向上と脱
臭能の付与という両方の効果を期待する上からは、吸水
紙あるいは綿状パルプのいずれか、または両者に添加す
ることが望ましい。
ポリマーのいずれに添加してもよいが、強度の向上と脱
臭能の付与という両方の効果を期待する上からは、吸水
紙あるいは綿状パルプのいずれか、または両者に添加す
ることが望ましい。
ジアルデヒドデンプンにより強度が向上する機構につい
ては、明確なことはわからないが、吸水紙、綿状パルプ
に存在する水酸基と、ジアルデヒドデンプンのアルデヒ
ド基がヘミアセタール結合、あるいはアセタール結合す
ることが知られており、これによつて強度が向上するも
のと思われる。また、悪臭除去のメカニズムについて
も、推定の域を出ないが、ジアルデヒドデンプンと、体
内からの排泄物中の尿素、アミノ酸、アンモニア等が結
合し、不活性化させる働きがあるのではないかと考えら
れる。
ては、明確なことはわからないが、吸水紙、綿状パルプ
に存在する水酸基と、ジアルデヒドデンプンのアルデヒ
ド基がヘミアセタール結合、あるいはアセタール結合す
ることが知られており、これによつて強度が向上するも
のと思われる。また、悪臭除去のメカニズムについて
も、推定の域を出ないが、ジアルデヒドデンプンと、体
内からの排泄物中の尿素、アミノ酸、アンモニア等が結
合し、不活性化させる働きがあるのではないかと考えら
れる。
以下、実施例に基づき、本発明を更に詳しく説明する。
実施例−1 酸化度80%のジアルデヒドデンプン(日本カーリツト
製・カルダス−酸化度80.8%、以下DAS−80と略
す)の10重量%溶液を、綿状パルプに0,0.1,
0.3,0.5,1.0%(DAS−80の対パルプ重量
比)となるように添加し、両面を吸水知ではさみ、13
0℃の熱ロールで乾燥した。
製・カルダス−酸化度80.8%、以下DAS−80と略
す)の10重量%溶液を、綿状パルプに0,0.1,
0.3,0.5,1.0%(DAS−80の対パルプ重量
比)となるように添加し、両面を吸水知ではさみ、13
0℃の熱ロールで乾燥した。
この吸収材を幅3cm、長さ10cmにそれぞれ裁断し、水
中に1分間つけてから引き上げた時の綿状パルプの変化
を観察した。
中に1分間つけてから引き上げた時の綿状パルプの変化
を観察した。
結果は表1に示す通り、ジアルデヒドデンプンの添加に
より、湿潤状態でも綿状パルプが切れず、強度が上がつ
ていることが判つた。なお、綿状パルプは600g/m2
で使用した。
より、湿潤状態でも綿状パルプが切れず、強度が上がつ
ていることが判つた。なお、綿状パルプは600g/m2
で使用した。
実施例−2 実施例−1と同様の方法で調製した吸収材100cm
2に、30mlの成人尿を添加し、ビニール袋中に密封し
たまま、30℃で一昼夜保持した後、開封してその臭気
を確認した。DAS未使用の吸収材についても、同様のテ
ストを行ない、比較した結果、DAS添加の吸収体は、尿
独特の臭気が大幅に低減していることが判明した。
2に、30mlの成人尿を添加し、ビニール袋中に密封し
たまま、30℃で一昼夜保持した後、開封してその臭気
を確認した。DAS未使用の吸収材についても、同様のテ
ストを行ない、比較した結果、DAS添加の吸収体は、尿
独特の臭気が大幅に低減していることが判明した。
実施例−3 坪量25g/m2の吸水紙に、酸化度80%のジアルデヒ
ドデンプン(日本カーリツト(株)、DAS−80)の
1.0重量%溶液をスプレーして添加率が0〜約1.0
%になる様に添加した。添加後130℃の熱ロールで乾
燥し、この吸水紙の強度を測定した。(測定サンプル:
巾15mm、長さ100mm)結果を第1図に示す。
ドデンプン(日本カーリツト(株)、DAS−80)の
1.0重量%溶液をスプレーして添加率が0〜約1.0
%になる様に添加した。添加後130℃の熱ロールで乾
燥し、この吸水紙の強度を測定した。(測定サンプル:
巾15mm、長さ100mm)結果を第1図に示す。
第1図からわかるようにジアルデヒドデンプンの添加に
より強度が可成り向上することが判明した。
より強度が可成り向上することが判明した。
実施例−4 実施例−3におけるテストNO.-4(第1図参照)の条件
で調整した吸水紙(10×10cm)を40枚重ね、実施
例−2と同様のテストを行つた結果、ジアルデヒドデン
プン添加の吸収体は、尿独特の臭気が大巾に低減してい
ることが判明した。
で調整した吸水紙(10×10cm)を40枚重ね、実施
例−2と同様のテストを行つた結果、ジアルデヒドデン
プン添加の吸収体は、尿独特の臭気が大巾に低減してい
ることが判明した。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の効果を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五十嵐 昭 東京都江東区東雲1―10―6 王子製紙株 式会社商品研究所内 (72)発明者 佐藤 恵子 東京都江東区東雲1―10―6 王子製紙株 式会社商品研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】吸水紙、液吸収材層、吸水紙の順に重ね合
わされた吸収材層を有する吸収性物品において、該吸収
材層及び/又は吸水紙中にジアルデヒドデンプンを含有
せしめてなる吸収性物品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60022047A JPH0611273B2 (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | 吸収性物品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60022047A JPH0611273B2 (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | 吸収性物品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61186503A JPS61186503A (ja) | 1986-08-20 |
| JPH0611273B2 true JPH0611273B2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=12072009
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60022047A Expired - Lifetime JPH0611273B2 (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | 吸収性物品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0611273B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101377553B1 (ko) | 2005-12-09 | 2014-03-25 | 에스체아 히기에너 프로덕츠 악티에볼라그 | 흡수 제품 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3610245A (en) * | 1969-04-10 | 1971-10-05 | Kimberly Clark Co | Flushable wrapper for absorbent pads and pad covered therewith |
| US4034084A (en) * | 1974-10-10 | 1977-07-05 | Personal Products Company | Method of inhibiting microbial activity using insoluble dialdehyde polysaccharides |
| JPS5482892A (en) * | 1977-12-14 | 1979-07-02 | Daisan Goumeigaishiya | Toilet cotten |
-
1985
- 1985-02-08 JP JP60022047A patent/JPH0611273B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61186503A (ja) | 1986-08-20 |
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