JPH0613082B2 - エヤ−フイルタ−用▲ろ▼材 - Google Patents
エヤ−フイルタ−用▲ろ▼材Info
- Publication number
- JPH0613082B2 JPH0613082B2 JP60232075A JP23207585A JPH0613082B2 JP H0613082 B2 JPH0613082 B2 JP H0613082B2 JP 60232075 A JP60232075 A JP 60232075A JP 23207585 A JP23207585 A JP 23207585A JP H0613082 B2 JPH0613082 B2 JP H0613082B2
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- Japan
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- fiber
- fibers
- pva
- ultrafine glass
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Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、極細ガラス繊維、細デニルポリビニルアルコ
ール系繊維、ポリビニルアルコール系繊維状バインダー
よりなるエヤーフィルター用材に関するものである。
ール系繊維、ポリビニルアルコール系繊維状バインダー
よりなるエヤーフィルター用材に関するものである。
〈従来の技術〉 近年の産業界の発展はめざましいものがあり、精密工
業、電子工業、医薬品工業、食品工業など日進月歩の技
術革新がなされている。これを可能にしたのはクリーン
ルームに負うところが大きい。一般にクリーンルームで
用いられるエヤーフィルター用材(以降材という)
は、極細ガラス繊維単独あるいは極細ガラス繊維にアク
リルラテックスを定着せしめ湿式抄造したものがほとん
どである。ところがこの材は強力が弱いため、大型の
折たたみ型エヤーフィルター用ユニット(以下ユニット
という)が作り得ず、そればかりかユニットへの加工
時、折りたたみによる折れやスペーサー挿入による破れ
などがあり、またクリーンルームに取付時の取扱いミス
による破れ、使用時の振動による損傷などが起こりやす
いという欠点がある。これに対し、抄造時多量のアクリ
ルラテックスを定着せしめることによりある程度強力の
強い材を得ることができるが、材の極細ガラス繊維
間に多量のゴム状物質が付着するため、通気時の圧力損
失が大きくなり短寿命になる。多量のアクリルラテック
スを用いた材に更に通常の化合繊維を混合することが
考えられるが、圧力損失が減少し、強力は向上するもの
の材として最も重要である捕集効率が低下し、クリー
ンルームのエヤーフィルター用材として適さなくな
る。
業、電子工業、医薬品工業、食品工業など日進月歩の技
術革新がなされている。これを可能にしたのはクリーン
ルームに負うところが大きい。一般にクリーンルームで
用いられるエヤーフィルター用材(以降材という)
は、極細ガラス繊維単独あるいは極細ガラス繊維にアク
リルラテックスを定着せしめ湿式抄造したものがほとん
どである。ところがこの材は強力が弱いため、大型の
折たたみ型エヤーフィルター用ユニット(以下ユニット
という)が作り得ず、そればかりかユニットへの加工
時、折りたたみによる折れやスペーサー挿入による破れ
などがあり、またクリーンルームに取付時の取扱いミス
による破れ、使用時の振動による損傷などが起こりやす
いという欠点がある。これに対し、抄造時多量のアクリ
ルラテックスを定着せしめることによりある程度強力の
強い材を得ることができるが、材の極細ガラス繊維
間に多量のゴム状物質が付着するため、通気時の圧力損
失が大きくなり短寿命になる。多量のアクリルラテック
スを用いた材に更に通常の化合繊維を混合することが
考えられるが、圧力損失が減少し、強力は向上するもの
の材として最も重要である捕集効率が低下し、クリー
ンルームのエヤーフィルター用材として適さなくな
る。
〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明者らはかかる問題に対し、捕集効率及び圧力損失
を損うことなく強力を強くすることによってユニット組
立時、ユニットの取付け又は使用時に破損しにくいエヤ
ーフィルター用材を見い出すべく鋭意研究の結果、本
発明に達した。
を損うことなく強力を強くすることによってユニット組
立時、ユニットの取付け又は使用時に破損しにくいエヤ
ーフィルター用材を見い出すべく鋭意研究の結果、本
発明に達した。
〈問題点を解決するための手段〉 すなわち本発明は、直径4μ以下の極細ガラス繊維60〜
97重量%、0.05〜0.5デニルの細デニルポリビニルアル
コール系繊維3〜40重量%、ポリビニルアルコール系繊
維状バインダー0〜7重量%よりなり、坪量が25〜150g
/m2であるエヤーフィルター用材を提供するものであ
る。
97重量%、0.05〜0.5デニルの細デニルポリビニルアル
コール系繊維3〜40重量%、ポリビニルアルコール系繊
維状バインダー0〜7重量%よりなり、坪量が25〜150g
/m2であるエヤーフィルター用材を提供するものであ
る。
本発明のエヤーフィルター用材は極細ガラス繊維、細
デニルポリビニルアルコール系繊維と少量のポリビニル
アルコール(以降PVAという)系繊維状バインダーよ
りなり、極細ガラス繊維間を細デニルPVA系繊維で適
当に広げ、かつPVA系繊維状バインダーで極細ガラス
繊維及び/又は細デニルPVA系繊維間を強固に接着し
ているため捕集効率及び圧力損失が損なわれることなく
大巾な強力向上がなされている。
デニルポリビニルアルコール系繊維と少量のポリビニル
アルコール(以降PVAという)系繊維状バインダーよ
りなり、極細ガラス繊維間を細デニルPVA系繊維で適
当に広げ、かつPVA系繊維状バインダーで極細ガラス
繊維及び/又は細デニルPVA系繊維間を強固に接着し
ているため捕集効率及び圧力損失が損なわれることなく
大巾な強力向上がなされている。
かかる材の坪量は25〜150g/m2、好ましくは40〜120g/
m2がよい。坪量が25g/m2未満では材として必要な捕
集効率が不足し、150g/m2を越えると圧力損失が大きく
なる。
m2がよい。坪量が25g/m2未満では材として必要な捕
集効率が不足し、150g/m2を越えると圧力損失が大きく
なる。
本発明で用いられる極細ガラス繊維はその直径が4μ以
下、好ましくは1μ以下がよい。4μを越えると得られ
る材の捕集効率が小さくなる。
下、好ましくは1μ以下がよい。4μを越えると得られ
る材の捕集効率が小さくなる。
混合量は60〜97%、好ましくは70〜95%であり、60%
未満では捕集効率が小さくなり、97%を越えると強力
が弱くなる。通常極細ガラス繊維は太さの異なる繊維の
集合体であることが多く、本発明に於ける繊維直径は市
販品と同じように平均値を意味するものである。
未満では捕集効率が小さくなり、97%を越えると強力
が弱くなる。通常極細ガラス繊維は太さの異なる繊維の
集合体であることが多く、本発明に於ける繊維直径は市
販品と同じように平均値を意味するものである。
また、PVA系繊維はPVA系繊維状バインダーとの接
着性が著しく優れているため該材の強力向上には非常
に適している。かかるPVA繊維は通常の紡糸法でPV
Aを原料として得られる繊維で、アセタール化したもの
でもアセタール化していないものでもよく、水中溶解温
度が90℃以上であればよい。特に細デニルPVA繊維
で水中溶解温度が90〜110℃のものは繊維相互の接着性
がよいばかりか水素結合によって強く結合することによ
り極細ガラス繊維との接着性もよい為、バインダーを用
いなくとも大きな強力向上能力を有している。更にバイ
ンダーを用いないかかる繊維よりなる材は極細ガラス
繊維間がかかる繊維により適度に広げられ、かつバイン
ダーによる水かき状皮膜ができないため強力が強いだけ
でなく、捕集効率が損なわれることなく圧力損失が減少
し材寿命が長くなる。従って極細ガラス繊維と水中溶
解温度が90〜110℃の細デニルPVA繊維の組み合せが
本発明の最も好ましい例である。また、PVA系繊維以
外にポリエステル繊維、ポリアクリロニトリル繊維、ポ
リアミド繊維、ポリプロピレン繊維などを含んでいても
良い。かかるPVA系繊維の繊度は0.05〜0.5デニルが
よく、0.05デニル未満では水中に於ける分散が悪化し、
0.5デニルを越えると捕集効率が低下する。細デニルP
VA系繊維の量は3〜40%、好ましくは5〜30%で
あり、3%未満では強力が弱く、40%を越えると捕集
効率が低下する。
着性が著しく優れているため該材の強力向上には非常
に適している。かかるPVA繊維は通常の紡糸法でPV
Aを原料として得られる繊維で、アセタール化したもの
でもアセタール化していないものでもよく、水中溶解温
度が90℃以上であればよい。特に細デニルPVA繊維
で水中溶解温度が90〜110℃のものは繊維相互の接着性
がよいばかりか水素結合によって強く結合することによ
り極細ガラス繊維との接着性もよい為、バインダーを用
いなくとも大きな強力向上能力を有している。更にバイ
ンダーを用いないかかる繊維よりなる材は極細ガラス
繊維間がかかる繊維により適度に広げられ、かつバイン
ダーによる水かき状皮膜ができないため強力が強いだけ
でなく、捕集効率が損なわれることなく圧力損失が減少
し材寿命が長くなる。従って極細ガラス繊維と水中溶
解温度が90〜110℃の細デニルPVA繊維の組み合せが
本発明の最も好ましい例である。また、PVA系繊維以
外にポリエステル繊維、ポリアクリロニトリル繊維、ポ
リアミド繊維、ポリプロピレン繊維などを含んでいても
良い。かかるPVA系繊維の繊度は0.05〜0.5デニルが
よく、0.05デニル未満では水中に於ける分散が悪化し、
0.5デニルを越えると捕集効率が低下する。細デニルP
VA系繊維の量は3〜40%、好ましくは5〜30%で
あり、3%未満では強力が弱く、40%を越えると捕集
効率が低下する。
本発明で用いられるPVA系繊維状バインダーは該材
を形成している繊維間を強固に接着し、強力付与に非常
に有効である。かかるバインダーは重合度が500〜250
0、ケン化度が85mol%以上のPVAあるいは各種変性
PVAよりなり、かつ水中溶解温度が45〜90℃、繊度が
0.3〜10.0デニル、繊維長が1〜10mmであるのが好ま
しい。特に特願昭59-87438号に記載のシリル変性PVA
系繊維状バインダーは極細ガラス繊維との接着性がよい
ため、本発明の材の強力向上に非常に好ましい。かか
るPVAのシリル変性度は0.1〜10.0mol%がよい。バイ
ンダー量は0〜7%が好ましく、7%を越えると強力は
大巾に向上するが反面、繊維交点に水かき状のバインダ
ー皮膜が無数にできて圧力損失が大きくなり、材寿命
が短かくなる。
を形成している繊維間を強固に接着し、強力付与に非常
に有効である。かかるバインダーは重合度が500〜250
0、ケン化度が85mol%以上のPVAあるいは各種変性
PVAよりなり、かつ水中溶解温度が45〜90℃、繊度が
0.3〜10.0デニル、繊維長が1〜10mmであるのが好ま
しい。特に特願昭59-87438号に記載のシリル変性PVA
系繊維状バインダーは極細ガラス繊維との接着性がよい
ため、本発明の材の強力向上に非常に好ましい。かか
るPVAのシリル変性度は0.1〜10.0mol%がよい。バイ
ンダー量は0〜7%が好ましく、7%を越えると強力は
大巾に向上するが反面、繊維交点に水かき状のバインダ
ー皮膜が無数にできて圧力損失が大きくなり、材寿命
が短かくなる。
本発明の材は通常の湿式抄造機で容易に製造できる。
用いられる抄き網は円網、短網、長網、ロトフォーマー
などいずれでもよく、また乾燥機はヤンキー型が望まし
いが、多筒式でもスルードライヤーでもかまわない。
用いられる抄き網は円網、短網、長網、ロトフォーマー
などいずれでもよく、また乾燥機はヤンキー型が望まし
いが、多筒式でもスルードライヤーでもかまわない。
〈発明の効果〉 本発明の材は極細ガラス繊維、細デニルPVA系繊維
および必要によりPVA系繊維状バインダーよりなり、
捕集効率及び圧力損失がクリーンルームのエヤーフィル
ター用材に用いられるに十分な性能を有し、かつ高強
力のため大型ユニットの作製が可能でかつユニット組み
たて時あるいは取付け時に破損が生じにくいという特長
を有するものである。
および必要によりPVA系繊維状バインダーよりなり、
捕集効率及び圧力損失がクリーンルームのエヤーフィル
ター用材に用いられるに十分な性能を有し、かつ高強
力のため大型ユニットの作製が可能でかつユニット組み
たて時あるいは取付け時に破損が生じにくいという特長
を有するものである。
なお、本発明に於ける捕集効率はJIS-B-9908の形式1に
より測定した。また、圧力損失はJIS-L-1096のフラジー
ル型試験器で風速4.3cm/secに於いて測定した圧力差で
ある。本発明の%は特にことわりのない限りすべて重量
%である。
より測定した。また、圧力損失はJIS-L-1096のフラジー
ル型試験器で風速4.3cm/secに於いて測定した圧力差で
ある。本発明の%は特にことわりのない限りすべて重量
%である。
以下、実施例で本発明を説明する。
実施例1 通常の円網−ヤンキードライヤー型抄紙機で、チェスト
に直径0.5μの極細ガラス繊維90%と繊度0.4デニル、
繊維長3mm、ホルマール化度25mol%、水中溶解温度120
℃以上のPVA繊維(以降VPB043×3という)6%、繊
度1デニル、繊維長3mm、水中溶解温度60℃のPVA
系繊維状バインダー(以降VPB105−2×3という)4%
よりなる紙料を調合し、坪量が68.2g/m2の材を通常の
方法で抄造した。
に直径0.5μの極細ガラス繊維90%と繊度0.4デニル、
繊維長3mm、ホルマール化度25mol%、水中溶解温度120
℃以上のPVA繊維(以降VPB043×3という)6%、繊
度1デニル、繊維長3mm、水中溶解温度60℃のPVA
系繊維状バインダー(以降VPB105−2×3という)4%
よりなる紙料を調合し、坪量が68.2g/m2の材を通常の
方法で抄造した。
実施例2〜5 実施例1の方法で直径0.5μの極細ガラス繊維90%、V
PB043×3 6%、VPB105-2×3 4%よりなり、坪量
が102.3g/m2の材(実施例2)、直径0.5μの極細ガラ
ス繊維75%、VPB043×3 21%、VPB105-2×3 4%
よりなり、坪量が70.5g/m2の材(実施例3)、直径0.
5μの極細ガラス繊維90%、繊度0.2デニル、繊維長2
mm、水中溶解温度106℃で、ホルマール化していないP
VA繊維(以降VPK022×2という)10%よりなり、坪
量が71.4g/m2の材(実施例4)、更に直径0.5μの極
細ガラス繊維90%、VPB043×3 6%、繊度1デニ
ル、繊維長3mm、水中溶解温度60℃でシリル変性PV
Aを用いた繊維状バインダー(以降SPG-106-11×3とい
う)4%よりなり、坪量が69.2g/m2である材(実施例
5)を抄造した。
PB043×3 6%、VPB105-2×3 4%よりなり、坪量
が102.3g/m2の材(実施例2)、直径0.5μの極細ガラ
ス繊維75%、VPB043×3 21%、VPB105-2×3 4%
よりなり、坪量が70.5g/m2の材(実施例3)、直径0.
5μの極細ガラス繊維90%、繊度0.2デニル、繊維長2
mm、水中溶解温度106℃で、ホルマール化していないP
VA繊維(以降VPK022×2という)10%よりなり、坪
量が71.4g/m2の材(実施例4)、更に直径0.5μの極
細ガラス繊維90%、VPB043×3 6%、繊度1デニ
ル、繊維長3mm、水中溶解温度60℃でシリル変性PV
Aを用いた繊維状バインダー(以降SPG-106-11×3とい
う)4%よりなり、坪量が69.2g/m2である材(実施例
5)を抄造した。
比較例1〜2 実施例1の方法で直径0.5μの極細ガラス繊維90%、
繊度2デニル、繊維長3mm、アセタール化度25mol
%、水中溶解温度120℃以上のPVA繊維(以降VPB2
03×3という)6%、VPB105-2×3 4%よりなり、坪
量が69.8g/m2である材(比較例1)及び直径0.5μの
極細ガラス繊維100%で坪量が70.2g/m2である材(比
較例2)を抄造した。
繊度2デニル、繊維長3mm、アセタール化度25mol
%、水中溶解温度120℃以上のPVA繊維(以降VPB2
03×3という)6%、VPB105-2×3 4%よりなり、坪
量が69.8g/m2である材(比較例1)及び直径0.5μの
極細ガラス繊維100%で坪量が70.2g/m2である材(比
較例2)を抄造した。
比較例3 実施例1の抄紙機でチェストに直径0.5μの極細ガラス
繊維95.7%とアクリルラテックス4.3%の紙料を調合
し、極細ガラス繊維にアクリルラテックスを定着せし
め、坪量が63.3g/m2の材を通常の方法で抄造した。
繊維95.7%とアクリルラテックス4.3%の紙料を調合
し、極細ガラス繊維にアクリルラテックスを定着せし
め、坪量が63.3g/m2の材を通常の方法で抄造した。
以上の実施例及び比較例の材性能を第1表に示す。
実施例1は細デニルPVA系繊維がVPB043×3で坪量が
68.2g/m2の材であって強力が強く、捕集効率も十分あ
り、かつ圧力損失が低い。実施例2は実施例1の坪量を
大きくした材であって、実施例1より強力及び捕集効
率がやや優れ、反面圧力損失がやや大きいものの超高性
能エヤーフィルターに十分使用しうる性能である。実施
例3は実施例1のVPB043×3を多量に用いた材であっ
て、実施例1より強力及び圧力損失が優れ、反面捕集効
率がやや低いが超高性能エヤーフィルターに十分使用し
うる性能である。実施例4はバインダーを用いず極細ガ
ラス繊維と水中溶解温度が90〜110℃の細デニルPVA
繊維よりなる材であって、細デニルPVA繊維の水中
溶解温度が適度に低く、自己接着性を有しているのでバ
インダーなしでも強力が強く、またバインダー皮膜がな
いため圧力損失が小さく、更に捕集効率もよい本発明の
最も優れた例である。実施例5は実施例のバインダーの
代りにSPG106-11×3を用いたもので、実施例1より強
力が強く、圧力損失も低く優れた性能を有している。以
上実施例1〜5はいずれも高強力で優れた過性能を有
している。比較例1は実施例1のVPB043×3の代りにVP
B203×3を用いた材であってPVA系繊維の繊度が大
きいため捕集効率が小さいという問題がある。比較例2
は極細ガラス繊維のみの材であり、比較例3は比較例
2の極細ガラスにアクリルラテックスを内添した材で
あっていずれも引張強力が弱く、これらの材は大型ユ
ニットが作り得ず、更にユニットに組立時又はユニット
をクリーンルームに取付け時破損しやすいという問題が
ある。従って比較例1〜3はいずれも欠点があり、好ま
しくない。
68.2g/m2の材であって強力が強く、捕集効率も十分あ
り、かつ圧力損失が低い。実施例2は実施例1の坪量を
大きくした材であって、実施例1より強力及び捕集効
率がやや優れ、反面圧力損失がやや大きいものの超高性
能エヤーフィルターに十分使用しうる性能である。実施
例3は実施例1のVPB043×3を多量に用いた材であっ
て、実施例1より強力及び圧力損失が優れ、反面捕集効
率がやや低いが超高性能エヤーフィルターに十分使用し
うる性能である。実施例4はバインダーを用いず極細ガ
ラス繊維と水中溶解温度が90〜110℃の細デニルPVA
繊維よりなる材であって、細デニルPVA繊維の水中
溶解温度が適度に低く、自己接着性を有しているのでバ
インダーなしでも強力が強く、またバインダー皮膜がな
いため圧力損失が小さく、更に捕集効率もよい本発明の
最も優れた例である。実施例5は実施例のバインダーの
代りにSPG106-11×3を用いたもので、実施例1より強
力が強く、圧力損失も低く優れた性能を有している。以
上実施例1〜5はいずれも高強力で優れた過性能を有
している。比較例1は実施例1のVPB043×3の代りにVP
B203×3を用いた材であってPVA系繊維の繊度が大
きいため捕集効率が小さいという問題がある。比較例2
は極細ガラス繊維のみの材であり、比較例3は比較例
2の極細ガラスにアクリルラテックスを内添した材で
あっていずれも引張強力が弱く、これらの材は大型ユ
ニットが作り得ず、更にユニットに組立時又はユニット
をクリーンルームに取付け時破損しやすいという問題が
ある。従って比較例1〜3はいずれも欠点があり、好ま
しくない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東森 正輔 岡山県岡山市海岸通1丁目2番1号 株式 会社クラレ内 (72)発明者 西山 正一 岡山県岡山市海岸通1丁目2番1号 株式 会社クラレ内 (56)参考文献 特開 昭60−25521(JP,A) 特開 昭58−205520(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】直径4μ以下の極細ガラス繊維60〜97重量
%、0.05〜0.5デニールの細デニルポリビニルアルコー
ル系繊維、ポリビニルアルコール系繊維状バインダー0
〜7重量%よりなり、坪量が25〜150g/m2であるエヤ
ーフィルター用材。 - 【請求項2】細デニルポリビニルアルコール系繊維の水
中溶解温度が90〜110℃である特許請求の範囲第1項記
載のエヤーフィルター用材。 - 【請求項3】ポリビニルアルコール系繊維状バインダー
がシリル変性のポリビニルアルコールよりなる特許請求
の範囲第1または第2項のいずれかに記載のエヤーフィ
ルター用材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60232075A JPH0613082B2 (ja) | 1985-10-16 | 1985-10-16 | エヤ−フイルタ−用▲ろ▼材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60232075A JPH0613082B2 (ja) | 1985-10-16 | 1985-10-16 | エヤ−フイルタ−用▲ろ▼材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62110718A JPS62110718A (ja) | 1987-05-21 |
| JPH0613082B2 true JPH0613082B2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=16933597
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60232075A Expired - Fee Related JPH0613082B2 (ja) | 1985-10-16 | 1985-10-16 | エヤ−フイルタ−用▲ろ▼材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0613082B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010122999A1 (ja) | 2009-04-24 | 2010-10-28 | 北越紀州製紙株式会社 | 低坪量エアフィルタ用濾材 |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6344914A (ja) * | 1986-08-13 | 1988-02-25 | Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd | エアフイルタペ−パ−の製造法 |
| JPS6344915A (ja) * | 1986-08-13 | 1988-02-25 | Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd | エアフイルタペ−パ−の製造方法 |
| JPH07102293B2 (ja) * | 1989-03-24 | 1995-11-08 | 北越製紙株式会社 | 高性能エアーフィルター用ガラス繊維濾紙及びその製造方法 |
| JPH09103624A (ja) * | 1995-10-12 | 1997-04-22 | Nippon Glass Fiber Co Ltd | エアフィルター用ろ材とその製造方法 |
| JP3848139B2 (ja) * | 2001-11-27 | 2006-11-22 | 北越製紙株式会社 | エアフィルタ用濾材 |
| JP4614669B2 (ja) * | 2004-02-03 | 2011-01-19 | 日本バイリーン株式会社 | 濾過材及びフィルタ |
| JP5148888B2 (ja) * | 2007-02-09 | 2013-02-20 | 北越紀州製紙株式会社 | エアフィルタ用濾材及びその製造方法 |
| JP5688942B2 (ja) * | 2010-09-30 | 2015-03-25 | 日本無機株式会社 | ろ紙とそのろ紙を用いたエアフィルタ |
| US20120175298A1 (en) * | 2010-10-21 | 2012-07-12 | Eastman Chemical Company | High efficiency filter |
| PL3530791T3 (pl) | 2016-10-24 | 2021-11-22 | Oji Holdings Corporation | Arkusz z włóknami nieorganicznymi, formowany korpus o strukturze plastra miodu i filtr o strukturze plastra miodu |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58205520A (ja) * | 1982-05-27 | 1983-11-30 | Teijin Ltd | 「ろ」過材 |
| JPS6025521A (ja) * | 1983-07-22 | 1985-02-08 | Teijin Ltd | 高性能「ろ」過材 |
-
1985
- 1985-10-16 JP JP60232075A patent/JPH0613082B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010122999A1 (ja) | 2009-04-24 | 2010-10-28 | 北越紀州製紙株式会社 | 低坪量エアフィルタ用濾材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62110718A (ja) | 1987-05-21 |
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