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JPH0614697B2 - 撮像装置 - Google Patents
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JPH0614697B2 - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH0614697B2
JPH0614697B2 JP63150573A JP15057388A JPH0614697B2 JP H0614697 B2 JPH0614697 B2 JP H0614697B2 JP 63150573 A JP63150573 A JP 63150573A JP 15057388 A JP15057388 A JP 15057388A JP H0614697 B2 JPH0614697 B2 JP H0614697B2
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【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、撮像映像信号を用いて焦点及び露出の自動整
合を行うビデオカメラに関する。
(ロ)従来の技術 ビデオカメラのオートフォーカス装置に於て、撮像素子
からの映像信号自体を焦点制御状態の評価に用いる方法
は、本質的にパララックスが存在せず、また被写界深度
が浅い場合や遠方の被写体に対しても、精度よく焦点を
合わせられるなど優れた点が多い。しかも、オートフォ
ーカス用の特別なセンサも不必要で機構的にも極めて簡
単である。特開昭61−105978号公報(H04N
5/232)には、前述のごときオートフォーカス装置
の一例が開示されている。
前記技術は、撮像映像信号の高域成分レベルを、画面の
中央に設定したフォーカスエリアの範囲内でA/D変換
し、この変換データを積算回路にてフィールド毎に積算
し、この1フィールド分のデイジタルデータを焦点評価
値として保持し、1フィールド前の評価値と比較して、
常に焦点評価値が最大になる方向にフォーカスモーター
を駆動制御せしめている。
一方、露出の制御に関しては、撮像素子からの映像信号
の平均値またはピーク値を用いて画面照度が一定になる
様にサーボ系を介して行っているが、この場合、映像信
号を画面全体に渡って均一に検出して制御すると、画面
内に空などの明るい被写体が存在するとき、空以外の部
分の被写体が光量不足になってしまい、見づらい画面に
なる問題がある。この問題を解決する方法として、ワイ
ドブランキングパルスを用いて画面の中央部の信号だけ
を抜き取るいわゆる中央部分重点測光方式やこの方式を
更に改良して画面の一部を測光エリアとして他の部分よ
り重み付けしたオートアイリス回路が提案されている
(特開昭58−11489号)。
本出願人は、先に前記従来例を更に発展させ、画面中央
の撮像映像信号をHPF及びLPFに入力し、このフィ
ルタ出力を一定期間毎に交互にA/D変換器等から成る
デイジタル積分回路に入力して、夫々焦点評価値、露出
評価値として取り出し、これらの評価値に基いて合焦
(AF)及び露出(AE)制御を実行させることによ
り、画面中央の撮像映像信号を抜き取るゲート回路や、
デイジタル積分回路をAF及びAEの両方に共通に用い
ることが可能な技術を特願昭62−223380号に提
案している。
(ハ)発明が解決しようとする課題 前記先願技術によると、ゲート回路やデイジタル積分回
路等の共通の回路を時分割で使用するために、焦点及び
露出評価値は同時に得ることは不可能であり、AF及び
AEの制御も時分割となるため、評価値の不連続な変
化、反応の遅れ等が起こりやすい。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、共通の回路を時分割で使用することにより発
生する各評価値の欠落期間を、この欠落状態が生じる前
に得られる評価値に基いて算出される予測評価値により
補間することを特徴とする。
(ホ)作用 本発明は上述の如く構成したので、評価値の不連続な変
化及びこれに伴う反応の遅れが解消される。
(ヘ)実施例 以下、図面に従い本発明の一実施例について説明する。
第1図は本実施例の回路ブロック図である。(1)はビデ
オカメラ部であり、フォーカスレンズ(2)を支持して光
軸方向に進退せしめるフォーカスリング(3)を駆動する
フォーカスモータ(4)と、露出制御する絞り機構(6)と、
この絞り機構(6)を駆動するアイリスモータ(7)と、被写
体光を撮像映像信号に変換する固体撮像素子(CCD)
を有する撮像回路(8)が配されている。
撮像回路(8)により得られる撮像映像信号中の輝度信号
は、カットオフ周波数の異なる第1ハイパスフィルタ
(HPF)(9)と、第2HPF(10)、ロウパスフィルタ
(LPF)(11)及び同期分離回路(12)に送られる。
同期分離回路(12)にて輝度信号より分離された垂直同期
信号(VD)、水平同期信号(HD)は、サンプリング
エリアを設定するために切換制御回路(13)に供給され
る。切換制御回路(13)は、垂直・水平同期信号(V
D),(HD)及びCCDを駆動させるクロックとなる
固定の発振器出力に基いて画面中央に長方形のサンプリ
ングエリア(A)が設定できる様に選択信号(S
が後段の選択回路(15)に出力され、また、第1HPF
(9)、第2HPF(10)出力が1フィールド毎に切換わ
り、更に4フィールドに一度LPF(11)の出力を選択す
る切換信号(S)が切換回路(14)に出力される。
切換回路(14)は切換信号(S)を受けて、1フィール
ド毎に第1HPF(9)出力と第2HPF(10)出力を選択
して後段の選択回路(15)に出力し、更に4フィールドに
一度だけLPF(11)出力を選択して選択回路(15)に出力
する。
選択回路(15)は、選択信号(S)に基いて、切換回路
(14)にて選択された出力を、サンプリングエリア
(A)に応じて積算回路(16)に選択出力する。即ち、
第1サンプリングエリア(A)に関する各フィルタ出
力は積算回路(16)に出力される。
積算回路(16)はA/D変換器(22)、加算器(23)、メモリ
回路(24)にて構成され、A/D変換器(22)は選択回路(1
5)を通過してくる各フィルタ出力を順次A/D変換し
て、加算器(23)に出力する。加算器(23)は前段のA/D
変換器(22)後段のメモリ回路(24)と共にデイジタル積分
器を構成しており、メモリ回路(24)出力とA/D変換器
(22)出力を加算して、その加算結果を再びメモリ回路(2
4)に供給する。メモリ回路(24)はフィールド毎にリセッ
トされ、加算器(23)出力、即ちフィルタを経た輝度信号
のレベルのデイジタル変換値のサンプリングエリア(A
)についての1フィールド分を保持することになる。
この積分値は、更に後段のメモリ回路(25)に記憶され
る。
第1HPF(9)、第2HPF(10)及びLPF(11)の夫々
によるカットオフ周波数は600KHz以上、200KHz
以上、2.4MHz以下に設定されており、実際には60
0KHz〜2.4MHz、200KHz〜2.4MHz、0〜
2.4MHzの通過域を有するBPFにて設定可能であ
る。この時の2.4MHzは輝度信号とは余り関係のない
極めて高い周波数であり、従ってLPF(11)については
省略してもよい。従って、第1、第2HPF(9)(10)及
びLPF(11)のいずれかを通過した輝度信号の高域また
は低域成分が、1フィールド分についてデイジタル的に
積分され、メモリ回路(25)に記憶されることになる。こ
こでメモリ回路(25)に記憶されている積分値のうち、L
PF(11)を選択した時の低域成分の積分値は露出制御用
の露出評価値として、また第1HPF(9)あるいは第2
HPF(10)を選択した時の高域成分の積分値はフォーカ
ス制御用の焦点評価値として後段のマイクロコンピュー
タ(マイコン)(26)にて演算処理される。
これらの評価値は、マイコン(26)によりソフトウエア的
に処理され、この処理結果に基いてフォーカスモータ制
御回路(27)に指令を発し、フォーカスモータ(4)を駆動
させてフォーカスレンズ(2)を進退させ、焦点評価値が
最大となる様にオートフォーカス動作を実行し、またア
イリスモータ制御回路(28)に指令を発し、アイリスモー
タ(7)を駆動させて絞り機構(6)を作動させて、露出評価
値が所定の値となる様に自動露出調整が可能となる。
次に第2図のフローチャートを参考にしてマイコン(26)
及びフォーカスモータ制御回路(27)、アイリスモータ制
御回路(28)のオートフォーカス動作、オートアイリス動
作のメインルーチンを説明する。
ビデオカメラが動作状態に入ると、マイコン(26)は第2
図のメインルーチンを1フィールド毎に実行する。
まずSTEP(30)にて、メモリ回路(25)から現フィール
ドでのサンプリングエリアでの1フィールド分の積分値
がマイコン(26)内に読み込まれる。
次にオートフォーカス動作とオートアイリス動作を時分
割で行う為に設けられたカウンタ(AECNT)からデ
クリメント、即ち1減算し(STEP(32))、カウンタ
値が0か否かの判定を為し(STEP(33))、カウンタ
値が0でなければ、オートフォーカス動作のためのAF
ルーチンを先に実行し、カウンタ値が0の時のみオート
アイリス動作のためのAEルーチンを先に実行する。カ
ウンタ(AECNT)の値が0でない時には、STEP
(30)にマイコン(26)内に読み込まれた積分値は合焦評価
値算出ルーチン(31)にて焦点評価値の算出に用いられ
る。この焦点評価値の算出について説明する。
まず、現フィールドにおいてメモリ回路(25)に保持され
ているサンプリングエリア(A)における積分値DA
TAが、第1HPF(9)と第2HPF(10)のいずれのH
PFを用いて抽出したかの判別がSTEP(51)にて
為され、STEP(52)(53)にて第1HPF(9)
によるものであればDATAはメモリAに代入され、第
2HPF(10)によるものであればメモリBに代入され
る。
次にSTEP(54)にて前フィールドのサンプリング
エリア(A)の焦点評価値をメモリYに移管してお
く。
STEP(55)ではメモリA,B中のデータにより、
現フィールドのサンプリングエリア(A)の焦点評価
値Xが算出される。ここでサンプリングエリア(A
の焦点評価値Xは、メモリAの値とBの値の和、即ちサ
ンプリングエリア(A)内で第1HPF(9)を用いた
時の最新の積算値と第2HPF(10)を用いた時の最新の
積算値を加算した移動和となる。例えば、フィールド毎
にDATAとしてa1,b1,a2、……とデータが取
り込まれ、(但し、a1,a2,a3、……は第1HP
F(9)出力によるサンプリングエリア(A)の積分
値、b1,b2,b3、……は第2HPF(10)出力によ
るサンプリングエリア(A)の積分値であるとする)
と、焦点評価値Xは1フィールド毎にa1+b1、b1
+a2、a2+b2、と変化することになる。従ってサ
ンプリングエリアについての焦点評価値は現フィールド
でのいずれか一方のHPF出力による積分値と、前フィ
ールドでの他方のHPF出力による積分値の和となり、
奇数フィールドと偶数フィールドの積分値が1個の焦点
評価値に含まれることになり、この結果、インタレース
等によるフィールド毎の評価値のばらつきやノイズによ
る影響は緩和でき、安定したものとなる。
尚、上述の如く算出された焦点評価値はメモリ回路(29)
に記憶され、1フィールド毎に更新されても前回、2回
前、3回前の焦点評価値として記憶される。
以上の如く算出された焦点評価値に基いて、フォーカス
モータ(4)の回転制御を為すためのオートフォーカス
(AF)ルーチン(35)が為される。このAFルーチンは
第5図のフローチャートに基いて実行される。このAF
ルーチンの中核を成す5つのルーチン、即ち評価値安定
確認ルーチン、方向判別ルーチン、山登りルーチン、頂
点復帰ルーチン、評価値変動監視ルーチンについて順次
簡単に説明する。
評価値安定確認ルーチン(45)は、動作モードコード(M
ODE)が“0”となる電源投入時、もしくは被写体が
変化して再びオートフォーカス動作をやり直す際に実行
され、フォーカスモータ(4)を停止させた状態で現フィ
ールドと前フィールドでの焦点評価値(X)(Y)が比較さ
れ、その差が許容範囲内にあるか否かを判別し、所定期
間(例えば5フィールド間)にわたって許容範囲内にあ
れば、被写体は安定していると認識し、動作モードコー
ド(MODE)を“1”に設定して、次フィールドより
方向判別ルーチンを実行させる。従って、被写体が移動
中であって安定していない間は、この評価値安定確認ル
ーチンが継続され、実質的に合焦動作は為されていない
ことになる。
次に被写体の安定が確認され、動作モードコード(MO
DE)が“1”に設定されていると、STEP(44)にて
認識されて実行される方向判別ルーチン(46)では、ま
ず、フォーカスモータ(4)を予め作動させる指令を発し
て、フォーカスレンズ(2)を所定方向(例えば∞点方
向)に移動させて初期設定した上で、現フィールドと前
フィールドの焦点評価値(X)(Y)を所定期間にわたって比
較することにより、焦点評価値(X)が増加傾向にあるの
か、減少傾向にあるのかを判断し、増加傾向にあると確
認できれば、フォーカスモータ(4)の回転方向、即ちフ
ォーカスレンズ(2)の移動方向を初期設定の方向に持続
させる様に指令を発し方向判別を為し、逆に減少傾向に
あると確認できれば、フォーカスモータ(4)の回転を直
ちに逆転させる様に指令を発し方向判別を為す。この方
向判別が終了すると動作モードコード(MODE)は
“2”に変更され、次フィールドより山登りルーチン(4
7)が実行される。
この山登りルーチン(47)では、前述の方向判別ルーチン
で決定された方向にフォーカスモータ(4)を回転させ続
けた状態で、現フィールドと前フィールドの焦点評価値
(X)(Y)を比較し、第6図の矢印に示す様に合焦位置にて
ピークとなる山の傾斜を登る間、即ち現フィールドの焦
点評価値(X)が前フィールドの焦点評価値(Y)より大きい
間はフォーカスモータ(4)の回転方向を接続する様に指
令を発し、第6図に示す様に焦点評価値がピークを越え
て、基準値(Δx)以上に現フィールドでの焦点評価値
(X)が落ち込んだことが確認されると、動作モードコー
ド(MODE)を“3”に変更して次フィールドより頂
点復帰ルーチン(48)を実行させる。ところで、この山登
りルーチン(47)においてステッピングモータであるフォ
ーカスモータ(4)の回転量は1フィールド当り10ステ
ップ分に設定されている。
尚、前述の山登りルーチンにおいて、現フィールドの焦
点評価値(X)が前フィールドの焦点評価値(Y)より大きく
なる毎に、その時の焦点評価値(X)を最大評価値
(X)として保持し、同時にこの最大評価値(X
となるレンズ位置を合焦位置として記憶する。合焦位置
の記憶には、最大評価値(X)が更新される毎にリセ
ットされ、常にフォーカスモータ(4)の回転ステップ量
をカウントし、例えば∞点方向は加算、近点方向は減算
するUP/DOWNカウンタである位置メモリ(ME)
が用いられる。従って、山の頂点に達した後に2フィー
ルド後に落ち込み量が基準値(Δx)に達した時には、
位置メモリ(ME)には20ステップが記憶されている
ことになる。
頂点復帰ルーチン(48)では、フォーカスレンズ(4)の合
焦位置からの行き過ぎ量だけフォーカスモータ(4)を逆
転させる様に指令を発し、山の頂点に復帰させる動作を
実行するためのものであり、具体的にはフォーカスモー
タ(4)を逆転させて、位置メモリ(ME)がゼロになっ
た時にフォーカスモータ(4)を停止させることにより、
フォーカスレンズ(2)は合焦位置に復帰したことにな
る。この時点で動作モードコード(MODE)が“4”
に変更され、評価値安定確認ルーチンから頂点復帰ルー
チンに至る合焦動作が完了したことになる。この後次フ
ィールドより評価値変動監視動作が評価値変動監視ルー
チンにて実行され、最大評価値(X)より焦点評価値
(X )が許容範囲以上に変化したと確認されると、被
写体が移動したとして動作モードコード(MODE)を
“0”に変更し、次フィールドより評価値安定確認ルー
チン(45)が行われ、再び合焦動作が再開される。
尚、前述のAFルーチンにおいて、動作モードコード
(MODE)が変化しない間は、焦点評価値が更新され
る毎に新しい焦点評価値に基いて、前述の5つのルーチ
ンの中の1つが連続的に実行される。また、本実施例に
おいて焦点評価値として連続するフィールドにおける帯
域が異なる高域成分レベルの積分値を加算して算出して
いるが、単にいずれか一方の高域成分レベルの1フィー
ルド分の積分値を焦点評価値として定義してもよいこと
は言うまでもない。
STEP(41)では上述の5つのルーチンのいずれかを実
行することにより、フォーカスモータ(4)を∞点方向ま
たは近点方向に回転させたり、停止状態を維持させるた
めの駆動指令情報(Daf)が決定させる。即ち5つの
ルーチンのいずれかを実行する間にフォーカスモータ
(4)を∞点方向に回転させる指令を発することが決定さ
れるとDaf>0とし、近点方向に回転させる指令を発
することが決定されるとDaf<0とし、停止状態を維
持させる指令を発することが決定されるとDaf=0と
する。
一方、カウンタ(AECNT)の値が“0”となった時
に、即ち合焦動作の開始より4フィールドが経過する
と、露出評価値(Z)が露出評価値算出ルーチン(34)にて
算出された後に、この露出評価値に基いてオートアイリ
ス(AE)ルーチン(38)が実行され、アイリスモータ
(7)の制御が為される。
まず露出評価値算出ルーチン(34)では、サンプリングエ
リア(A)におけるLPF(11)を通過した輝度信号の
1フィールド分の積分値DATAを、エリア(A)の
面積(SM)で割算して得られる単位面積当りの積分
値を露出評価値(Z)として算出する。この露出評価値は
メモリー回路(29)に焦点評価値と同様に記憶される。次
に第7図のフローチャートで示されるAEルーチン(38)
にて、露出評価値(Z)が目標値(Z)に対して等しい
か、大きいか、あるいは小さいかの判断がSTEP(8
0)(81)にて為され、両者が等しい場合にはSTE
P(82)にてアイリスモータ(7)の駆動指令情報(D
ae)に“0”を代入し、Z>Zの時には、STEP
(83)にて駆動指令情報(Dae)に“−1”を代
入、Z<Zの時にはSTEP(84)にて駆動指令情
報(Dae)に“1”を代入する。
カウンタ(AECNT)のカウント値に応じてSTEP
(33)にて場合分けされ、焦点評価値算出ルーチン(31)、
AFルーチン(35)にてフォーカスモータ(4)への駆動指
令情報(Daf)が決定された時には、切換回路(14)に
より第1あるいは第2HPF(9)(10)出力が選択され
て、現フィールドでの積分値が焦点評価値として用いら
れることにより、現フィールドでのLPF(11)出力によ
る積分値は取り出せないことになり、この間、露出評価
値は一時的に欠落することになる。そこで、前回に得ら
れた露出評価値に基いて、露出評価値予測ルーチン(1
30)にて現フィールドとして予測される値を算出して
補間し、この補間ルーチンを用いてAEルーチン(13
8)を実行する。尚、このAEルーチン(138)はA
Eルーチン(38)と同一のフローチャートに従って実行さ
れる。こうしてAFルーチン(35)、AEルーチン(13
8)が実行され、フォーカスモータ制御回路(27)への駆
動指令情報(Daf)と、アイリスモータ制御回路(28)
への駆動指令情報(Dae)が決定されると、モータ駆
動ルーチン(131)にて両モータ制御回路(27)(28)が
両モータの駆動制御を為す。
このモータ駆動ルーチン(131)は第4図のフローチ
ャートに示され、STEP(141)(142)にてフ
ォーカスモータ(4)の駆動指令情報(Daf)が正の時
にはフォーカスモータ(4)を∞点方向に、負の時には近
点方向に“0”の時には停止状態に維持する。またST
EP(143)(144)にてアイリスモータ(7)の駆
動指令情報(Dae)が“0”の時にはアイリスモータ
(7)を停止状態に維持し、正の時にはアイリスモータ(7)
を絞り開方向に駆動し、負の時にはアイリスモータ(7)
を絞り閉方向に駆動する。
こうしてフォーカスモータ(4)、アイリスモータ(7)の駆
動制御がモータ駆動ルーチン(131)にて実行される
と、カウンタ(AECNT)の内容が1減算されてカウ
ンタ値が“0”になるか否かが判定され(STEP.(3
6))、0となるのであれば、マイコン(26)より切換制御
回路(13)にはLPF(11)を選択する様に切換信号
(S)が発せられ、LPF(11)の選択が為される(S
TEP(37))。そして次フィールドの積分値は露出評価
値として用いられる。
一方、カウンタ(AECNT)のカウント値が“0”で
あり、露出評価値算出ルーチン(34)及びAEルーチン(3
8)を実行して、アイリスモータ(7)の駆動指令情報(D
ae)が決定されると、LPF(11)を選択して積分値を
露出評価値として用いることにより生ずる一時的な焦点
評価値の欠落を焦点評価値予測ルーチン(132)にて
補間する。この焦点評価値予測ルーチン(132)では
後述の如く前回及び前々回等に得られた焦点評価値によ
り現フィールドで予測される値を算出し、これを補間デ
ータとする。この補間データを現フィールドの焦点評価
値として、AFルーチン(135)を実行する。尚、こ
のAFルーチン(135)はAFルーチン(35)と同一の
フローチャートに従って実行される。こうしてAEルー
チン(38)、AFルーチン(135)が実行され、駆動指
令情報(Dae),(Daf)が決定されると、前述と
同様にモータ駆動ルーチン(133)にてフォーカスモ
ータ制御回路(27)がフォーカスモータ(4)の、アイリス
モータ制御回路(28)がアイリスモータ(7)の駆動制御を
為す。尚、モータ駆動ルーチン(133)は前述のモー
タ駆動ルーチン(131)と全く同一のフローチャート
で示される。
このモータ駆動ルーチン(132)が終了すると、カウ
ンタ(AECNT)を初期状態に戻し(STEP(3
9))、フィルタを第1HPF(9)に選択して(STEP
(40))、次のフィールドの評価値の積算を待つ。ここで
カウンタ(AECNT)の初期状態とは、4フィールド
毎にLPF(11)を通過した輝度信号に基いて露出評価値
を算出するために初期値“4”を設定した状態を言う。
次に焦点評価予測ルーチン(132)、露出評価値予測
ルーチン(130)による焦点評価値及び露出評価値の
補間動作について説明する。まず、焦点評価値を用いた
合焦動作に際しては評価値の変化状態が重要である。そ
こで焦点評価値の補間については、前回に取り込んだ焦
点評価値(Xn−)(前述の焦点評価値算出ルーチン
(31)、AFルーチン(35)において(Y)として示した)、
2回前の焦点評価値(Xn−)、3回前の焦点評価値
(Xn−)をメモリ回路(29)から読み出して、次式に
代入して求まる。
X=Xn-1+(Xn-1-Xn-2)+(Xn-1-2Xn-2+Xn-3)/2 上式はテーラー展開により導出されたものである。即ち
テーラー展開の の式より3次以上の項を無視し、(x−x)を単位量
(常に1フィールド間隔)として1とし、f(x)と
して前回の焦点評価値(Xn−)を代入し、f′(x
)として前回と2回前の焦点評価値(Xn−)(X
n−)の間の傾き(Xn−−Xn−)を代入し、
更にf″(x)として前回と2回前の焦点評価値(X
n−)(Xn−)の間の傾きと2回前と3回前の焦
点評価値(Xn−)(Xn−)の間の傾きの差であ
る(Xn−−Xn−)−(Xn−−Xn−)を
代入することにより近似される。
また露出評価値を用いた露出制御動作に際しては、その
時点での評価値自身が重要となるので、変動の要因とし
てアイリスモータ(7)の動きのみを考える。ここで、ア
イリスモータ(7)の通常の連続的な駆動では、露出評価
値を取り込む周期、即ち4フィールド間に露出が1EV
変化する速度で為される。即ち、アイリスモータ(7)が
絞り開放方向に連続的に回転すると、4フィールド間に
露出が1EV増加することになる。ここでEVは明るさ
の単位で1EV増加すると明るさは2倍になる。従っ
て、露出評価値の予測の式として (但し、 は2のm乗を示すとする)が考えられる。上式で(Zn
)は前回に取り込まれた露出評価値であり、メモリ
回路(29)より読み出し、(Dae)は前回のAEルーチ
ンにて決定された駆動制御指令で、0、±1のいずれか
の値をとり、式中で露出の増減を決定しており、Dae
に1/4倍しているのは、4フィールドで1EV変化する
ことにより1フィールドに換算しているのである。
前述の評価値の補間動作においては、複雑な条件式に、
前回までの評価値を代入して補間データを算出したが、
単純に前回及び2回前の増減量を前回の評価値に加算し
たり、前回の評価値を保持しておくことにより評価値の
補間を実現することも可能である。
(ト)発明の効果 上述の如く本発明によれば、合焦動作の基礎となる焦点
評価値と、露出制御動作の基礎となる露出評価値を時分
割で検出することにより生じる評価値の欠落を夫々予測
して補間し、評価値の不連続な変化及びこれに伴う合焦
動作及び露出制御動作における反応の遅れを解消でき
る。
【図面の簡単な説明】
図面は全て本発明の一実施例に係り、第1図は回路ブロ
ック図、第2図はメインルーチンのフローチャート、第
3図は焦点評価値算出ルーチンのフローチャート、第4
図はモータ駆動ルーチンのフローチャート、第5図はA
Fルーチンのフローチャート、第6図は合焦動作時のレ
ンズ位置と焦点評価値の変化説明図、第7図はAEルー
チンのフローチャートである。 (26)……マイクロコンピュータ(評価値検出手段)、 (27)……フォーカスモータ制御回路(焦点制御手段)、 (28)……アイリスモータ制御回路(露出制御手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像素子を有する撮像手段より得られる輝
    度信号の高域成分レベルのサンプリング値を一定期間に
    亘って積算して焦点評価値を検出すると共に、該焦点評
    価値の検出を周期的に中断して、代りに輝度信号の輝度
    レベルのサンプリング値を一定期間に亘って積算して露
    出評価値を検出する評価値検出手段と、 前記焦点評価値が最大となる様にフォーカスレンズと前
    記撮像素子との距離を制御する焦点制御手段と、 前記露出評価値が目標値になる様に露出制御を為す露出
    制御手段とを備え、 前記両評価値のいずれか一方の検出期間中に生じる他方
    の評価値の欠落期間を、欠落側の評価値の該欠落期間前
    に得られた値を基に算出される値にて補間することを特
    徴とする撮像装置。
JP63150573A 1988-06-17 1988-06-17 撮像装置 Expired - Fee Related JPH0614697B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002034053A (ja) * 2000-07-18 2002-01-31 Nikon Corp 電子カメラ

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