JPH0616774B2 - 酸素飽和度測定装置 - Google Patents
酸素飽和度測定装置Info
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- JPH0616774B2 JPH0616774B2 JP2301785A JP30178590A JPH0616774B2 JP H0616774 B2 JPH0616774 B2 JP H0616774B2 JP 2301785 A JP2301785 A JP 2301785A JP 30178590 A JP30178590 A JP 30178590A JP H0616774 B2 JPH0616774 B2 JP H0616774B2
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Landscapes
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Description
本発明は血液中に光を照射して、その反射光強度により
血液中の酸素飽和度を測定する酸素飽和度測定装置に関
するものである。
血液中の酸素飽和度を測定する酸素飽和度測定装置に関
するものである。
近年、心臓カラーテル等に光フアイバを組込み、このフ
アイバを通して血液中に光を照射し、血液中のヘモグロ
ビンの吸光特性を利用して、混合静脈血の酸素飽和度
(SvO2)をモニタできるシステムが開発されてきて
いる。このような混合静脈血酸素飽和度のモニタは、開
心術後の患者等で循環動態急変時の警報としての役割の
他、薬物の投与等のように、生体に対するある種の負荷
に対する反応を検査するのに有用であろうと考えられて
いる。このような酸素飽和度を算出するとき問題となる
のは、酸素飽和度以外に反射光強度を変化させる要因が
多く存在するため、この酸素飽和度の測定精度を上げる
ためには、それらの影響を少なく抑える必要がある。こ
の反射光強度の変動の要因としては、計測系によつても
発生するが、生体系に由来する変動が重要である。 血液を連続的にモニタするためには全血のまま測定する
ことが必要であるが、ヘモグロビンの吸光特性に加え赤
血球の光散乱を考慮しなければならないので、理論的に
酸素飽和度を求めるのは不可能である。そこで、本モニ
タシステムでは、まず血液に2種類の特定波長の光を照
射し、血液から後方散乱光(反射光)を検出する。ここ
で特定波長とは、酸素化ヘモグロビンと還元ヘモグロビ
ンの吸光計数が等しい波長(805nm:等吸光波長)
と、両者の吸光計数の差が大きい波長(660nm)で
ある。従つて、等吸光波長である805nmの反射光強
度信号は酸素飽和度には殆ど依存せず、また660nm
の反射光強度信号はヘモグロビンの酸素飽和度により大
きく変化するので、この2つの信号の比較から酸素飽和
度を算出している。
アイバを通して血液中に光を照射し、血液中のヘモグロ
ビンの吸光特性を利用して、混合静脈血の酸素飽和度
(SvO2)をモニタできるシステムが開発されてきて
いる。このような混合静脈血酸素飽和度のモニタは、開
心術後の患者等で循環動態急変時の警報としての役割の
他、薬物の投与等のように、生体に対するある種の負荷
に対する反応を検査するのに有用であろうと考えられて
いる。このような酸素飽和度を算出するとき問題となる
のは、酸素飽和度以外に反射光強度を変化させる要因が
多く存在するため、この酸素飽和度の測定精度を上げる
ためには、それらの影響を少なく抑える必要がある。こ
の反射光強度の変動の要因としては、計測系によつても
発生するが、生体系に由来する変動が重要である。 血液を連続的にモニタするためには全血のまま測定する
ことが必要であるが、ヘモグロビンの吸光特性に加え赤
血球の光散乱を考慮しなければならないので、理論的に
酸素飽和度を求めるのは不可能である。そこで、本モニ
タシステムでは、まず血液に2種類の特定波長の光を照
射し、血液から後方散乱光(反射光)を検出する。ここ
で特定波長とは、酸素化ヘモグロビンと還元ヘモグロビ
ンの吸光計数が等しい波長(805nm:等吸光波長)
と、両者の吸光計数の差が大きい波長(660nm)で
ある。従つて、等吸光波長である805nmの反射光強
度信号は酸素飽和度には殆ど依存せず、また660nm
の反射光強度信号はヘモグロビンの酸素飽和度により大
きく変化するので、この2つの信号の比較から酸素飽和
度を算出している。
最初の連続モニタのための処理方法は、1960年にPo
lanyl 等により報告された次式で示される処理である。 ここで、A及びBは定数である。 この処理では、2波長の反射光強度の比を計算している
ので、血液の流速の変化や血球の大きさ等による影響は
かなり相殺である。しかし、ヘマトクリツト値は、2波
長の反射光強度に異なる影響を与えるので、それらの比
をとつても相殺されない。従つて、この処理では充分な
精度は期待できない。 そこで、ヘマトクリット値の補正のために次式を用い
る。 これら補正項1,2は実験から最もヘマトクリツト値の
影響を軽減するように決められる定数値である。また、
A′及びB′も定数である。 この処理方法は、体外循環等で血液回路に固定したセン
サプログラム部を用いたモニタにおいて有効である。し
かし、混合静脈酸素飽和度モニタは、通常、熱希釈法
(所謂、Swan-Ganz 法)のような心拍出量を測定するカ
テーテルに機能付加された形で使用される。即ち、カテ
ーテルに光フアイバを組み入れ、それが肺動脈に留置し
た状態で測定されるため、このような補正だけでは不十
分であつた。 本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、血液中に
おける反射光強度の種々の変動要因に影響されることな
く精度良く血液の酸素飽和度を測定できる酸素飽和度測
定装置を提供することを目的とする。
lanyl 等により報告された次式で示される処理である。 ここで、A及びBは定数である。 この処理では、2波長の反射光強度の比を計算している
ので、血液の流速の変化や血球の大きさ等による影響は
かなり相殺である。しかし、ヘマトクリツト値は、2波
長の反射光強度に異なる影響を与えるので、それらの比
をとつても相殺されない。従つて、この処理では充分な
精度は期待できない。 そこで、ヘマトクリット値の補正のために次式を用い
る。 これら補正項1,2は実験から最もヘマトクリツト値の
影響を軽減するように決められる定数値である。また、
A′及びB′も定数である。 この処理方法は、体外循環等で血液回路に固定したセン
サプログラム部を用いたモニタにおいて有効である。し
かし、混合静脈酸素飽和度モニタは、通常、熱希釈法
(所謂、Swan-Ganz 法)のような心拍出量を測定するカ
テーテルに機能付加された形で使用される。即ち、カテ
ーテルに光フアイバを組み入れ、それが肺動脈に留置し
た状態で測定されるため、このような補正だけでは不十
分であつた。 本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、血液中に
おける反射光強度の種々の変動要因に影響されることな
く精度良く血液の酸素飽和度を測定できる酸素飽和度測
定装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の酸素飽和度測定装
置は以下の様な構成からなる。即ち、 それぞれが異なる第1と第2の波長の光を血液中に照射
する照射手段と、前記第2の波長の光の反射光強度を第
1の周期でサンプリングして、その平均値を算出する第
1の算出手段と、前記第1と第2の波長の光の反射光強
度を前記第1の周期よりも長い第2の周期でサンプリン
グし、各平均値を算出する第2の算出手段と、前記第1
の算出手段により算出された前記第2の波長の光の反射
光強度の平均値より基準値を決定する基準値決定手段
と、前記第2の算出手段により算出された前記第1と第
2の波長の光の反射光強度の比と、前記基準値より前記
血液の酸素飽和度を算出する酸素飽和度算出手段とを有
する。 また、前記第2の算出手段により算出された前記第2の
波長の光の反射光強度の平均値の微分値を求める微分手
段と、前記第1と第2の算出手段により算出された平均
値のそれぞれと、前記微分値より前記基準値を更新する
かどうかを判定する判定手段とを更に備えることが好ま
しい。 また、前記第1の波長は660nmであり、前記第2の
波長は805nmであることが好ましい。
置は以下の様な構成からなる。即ち、 それぞれが異なる第1と第2の波長の光を血液中に照射
する照射手段と、前記第2の波長の光の反射光強度を第
1の周期でサンプリングして、その平均値を算出する第
1の算出手段と、前記第1と第2の波長の光の反射光強
度を前記第1の周期よりも長い第2の周期でサンプリン
グし、各平均値を算出する第2の算出手段と、前記第1
の算出手段により算出された前記第2の波長の光の反射
光強度の平均値より基準値を決定する基準値決定手段
と、前記第2の算出手段により算出された前記第1と第
2の波長の光の反射光強度の比と、前記基準値より前記
血液の酸素飽和度を算出する酸素飽和度算出手段とを有
する。 また、前記第2の算出手段により算出された前記第2の
波長の光の反射光強度の平均値の微分値を求める微分手
段と、前記第1と第2の算出手段により算出された平均
値のそれぞれと、前記微分値より前記基準値を更新する
かどうかを判定する判定手段とを更に備えることが好ま
しい。 また、前記第1の波長は660nmであり、前記第2の
波長は805nmであることが好ましい。
以上の構成において、それぞれが異なる第1と第2の波
長の光を血液中に照射し、第2の波長の光の反射光強度
を第1の周期でサンプリングして、その平均値を算出す
る。さらに、第1と第2の波長の光の反射光強度を、第
1の周期よりも長い第2の周期でサンプリングし、各平
均値を算出する。この算出された第2の波長の光の反射
光強度の平均値より基準値を決定し、第1と第2の波長
の光の反射光強度の比と、その基準値よりも血液の酸素
飽和度を算出するように動作する。
長の光を血液中に照射し、第2の波長の光の反射光強度
を第1の周期でサンプリングして、その平均値を算出す
る。さらに、第1と第2の波長の光の反射光強度を、第
1の周期よりも長い第2の周期でサンプリングし、各平
均値を算出する。この算出された第2の波長の光の反射
光強度の平均値より基準値を決定し、第1と第2の波長
の光の反射光強度の比と、その基準値よりも血液の酸素
飽和度を算出するように動作する。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳細
に説明する。 [酸素飽和度測定装置の説明 (第1図)] 第1図は実施例の酸素飽和度測定装置10の概略構成を
示すブロック図である。 図において、11は肺動脈等に留置され血液中での光の
反射光強度を測定するためのカテーテル・プローブであ
る。12はパルスタイミング回路で、LED駆動回路1
3にLED14(141と142)の駆動タイミング信
号を出力するとともに、各LEDより発光される波長の
異なる光よりの反射光強度をサンプリングするためのタ
イミング信号をサンプル・ホールド回路18に出力して
いる。13はLED駆動回路で、パルスタイミング回路
12よりのタイミング信号により、LED14の2つの
LED141と142のいずれかを駆動して発光させて
いる。14は660nmの波長の光と800nmの波長
の光とを出力することができる発光ダイオード(LE
D)で、ここではLED141(波長が660nm)とLE
D142(波長が805nm)の2つで構成している。こう
して各LEDから発せられる波長の異なる光は、光カプ
ラで結合されて1本の光フアイバにまとめられ、プロー
ブ11に送られる。 なお、LED14を、例えば駆動電圧などを変化させる
ことによりその出力光の波長を660nmと805nm
との間で変更できるLEDとすると、1つのLEDで代
用できる。 15はプローブ11と装置本体とを接続するカテーテル
等の接続部で、プローブ11と本体とは光ケーブル28
で接続されている。16は光電変換部とプリアンプとが
一体化された部分で、プローブ11よりの反射光を入力
して、その入力光の強度に対応した電気信号を出力して
いる。17はメインアンプで、光電変換部16よりの電
気信号を更に増幅している。サンプルホールド回路18
は、パルスタイミング回路12よりのタイミング信号を
入力し、そのタイミング信号に同期してメインアンプ部
17よりのアナログ信号をサンプルホールドする。 なお、LED14より発光される各波長の光は、互いに
時間的な重なりが生じないようにパルスタイミング回路
12よりのタイミング信号で制御されているため、サン
プルホールド回路18では各波長に対する反射光強度を
独立してホールドすることができる。こうしてサンプル
ホールドされた信号は、フイルタ回路19によりノイズ
成分がフイルタリングされた後、制御部20に出力され
る。 制御部20では、フイルタ回路19よりのアナログ信号
をA/Dコンバータ22によりデジタル信号に変換して
CPU回路21に入力している。制御部20はパルスタ
イミング回路12よりのタイミング信号33,34(3
5,36)を入力しており、これによりA/Dコンバー
タ22より入力したデジタル信号が、いずれかのプロー
ブよりのどの波長に対する反射光強度であるかを判別す
ることができる。ここでは、例えばタイミング信号33
は波長が660nmの光に対する反射光強度の入力タイ
ミングを示し、タイミング信号34は波長805nmの
光に対する反射光強度の入力タイミングを示している。 21はマイクロプロセッサなどを含むCPU回路で、R
OM24に記憶されている制御プログラムや各種データ
に従つて制御を行つている。25はCPU回路のワーク
エリアとして使用され、各種データを一時保存するRA
Mである。23は操作部で、オペレータにより操作さ
れ、測定の開始や各種機能指示を入力することができ
る。27表示部で、表示回路26により駆動されてオペ
レータへのメツセージや測定結果などを表示する。28
は、例えば外部出力端子を通して接続されているプリン
タなどの外部装置に測定データなどを出力するための外
部出力回路である。 30は電源回路で、AC100Vを入力して装置で使用
する各種電源電圧を作成している。31はスイツチング
・レギユレータなどの電源回路で、図示の如く各種直流
電圧を出力している。32は電源ラインに設けられたラ
インフイルタで、ACラインを通して入力される電源ノ
イズを減衰させている。 第2図はカテーテル等のプローブ11を示す図で、第2
図(A)はその正面図、第2図(B)はカテーテル・プ
ローブの先端部を示している。図において、201,2
02は光フアイバケーブルで、一方が光照射用のフアイ
バケーブルで、他方はその光で血液中で反射されて入射
される光を取り入れるための光入射用のフアイバケーブ
ルである。このプローブ11は、例えば肺動脈等に挿入
されて、連続的に血液の酸素飽和度が測定される。 第3図は本実施例で使用される光の波長を説明するため
の図である。 第3図で、301は酸素と結合していないヘモグロビン
の吸光特性を示し、302は酸素と結合しているヘモグ
ロビンの吸光特性を示している。そして、303はこれ
ら2つの吸光特性の差が最も大きくなるとき、304は
これら2つの特性の差が“0”になるときを示し、これ
らのそれぞれに対応する波長は、それぞれ660nm,
805nmとなつている。従つて、これら2つの波長の
それぞれを血液中に照射し、その反射光を検出して、そ
の比を取ることにより、血液中の酸素飽和度を求めるこ
とができる。 <動作説明> この実施例の動作を説明する前に、反射光に含まれる血
液以外の散乱体(血管壁や心臓の弁等)による影響を除
くためのベースレベルの設定について説明する。 まず、ここでは、血液以外の散乱体による反射光強度
は、常に波長805nmの反射光強度を上昇させるよう
に働くと仮定する。これは前述したように、805nm
の波長の光は血液中の酸素飽和度に依存せず、しかも血
管の壁は白色に近いので、光を反射率が相当高いと予測
されるためである。この仮定によれば、血液以外の散乱
体による影響が少なければ少ないほど805nmの反射
光強度は減少し、その影響がなくなるとき、反射光強度
は最小になる。従つて、逐次計測していることの反射光
強度と最小値をベースレベルとして、これを基に酸素飽
和度に演算する。 この実施例の装置では、波長660nmと波長805n
mの光の反射光強度を、それぞれ20m秒毎に計測し、
それらを基に酸素飽和度を計算している。以下、波長6
60nmの光の反射光強度をr1,波長805nmの光
の反射光強度をr2とする。 第4図(A)(B)は実施例の酸素飽和度測定装置にお
ける測定処理を示すフローチヤートで、この処理を実行
する制御プログラムはROM24に記憶されている。 この処理は装置の電源がオンされることにより開始さ
れ、先ずステツプS1でRAM領域や後述するカウンタ
等をクリアしたり、各種初期設定を行い、ステツプS2
でプローブ11の較正を指示するスイツチがオンされた
かをみる。較正スイツチがオンされると、計測に使用さ
れるプローブの互換性を保つために、標準反射体からの
反射光強度を計測して、それらをC1及びC2とする。
なお、これらC1とC2の値は100m秒での、21点
の平均値である。 これにより、 R1=r1/C1 R2=r2/C2 と較正される。 次にステツプS3に進み、スタートスイツチがオンされ
るのを待ち、スタートスイツチがオされるとステツプS
4に進み、反射光強度の計測を開始する。こうしてステ
ツプS4で計測が開始されると第4図(B)のステツプ
S12に進み、R1及びR2を20m秒毎に計測する。
ステツプS13では、カウンタを+1する。これはステ
ツプS15で16回の回数計測が行われたかをみるため
のものである。 つぎにステツプS14に進み、演算パラメータとしての
M1フイルタを求める。以下、詳しくは説明する。 いま、計測時間をTとすると、 T=0.020×t =0.320×s となる時間計数s及びtを考える。これを第5図を参照
して説明すると、1つのマス目を1ブロツクとし、この
時間幅は320msである。即ち、時間計数tは20m
s毎、時間計数sは320ms毎となる。また、“再設
定”は後述するB80の設定及び際設定を示し、黒丸に
接続された線が曲がった実線のブロツクはパラメータの
算出を示し、点線が接続されている順送りを示してい
る。1 Mnは、20m秒毎に検出された反射光強度信号R2
(波長805nm)の5点の移動平均値で、 ここで、n=t−2、正しt≧4である。 また、2Mimは、320m秒毎に計測された反射光強度
信号R1及びR2の21点の移動平均値である。 ここで、16m=t−160,但し、t≧320、また
は、m=s−10,但し、s≧20である。また、2M
imの添字i(i=1,2)は、波長660nm(i=
1)、805nm(i=2)の反射光強度に対応してい
る。 更に、この移動平均値2Mimの内、2M2mの時間変化
は、微分デジタルフイルタ手法により処理される。即
ち、 ここで、16m′=t−224,但しt≧448、また
は、m′=s−14,但しs≧28である。 これにより、第5図を参照すると明らかなように、時間
tにおける測定を行うためには、10ブロツク前と移動
平均値2M1m,2M2mと、14ブロツク前の移動平均値
2M2m微分値2DMm′が必要となることがわかる。こ
のため、これら各移動平均値や、その微分値は、計算さ
れる度に、その値と対応する時刻とを順次RAM25に
記憶する必要がある。 こうしてステツプS14で、20m秒毎のM1に関する
平均値が算出されるとステツプS15に進み、16回M
1が計算されたか、即ち、320m秒(1ブロツク分)
が経過したかをみる。そうでなければステツプS19に
進むが、320m秒が経過するとステツプS16に進
み、M2フイルタの計算、及びM1ブロツク化を行う。 これは前述した320ms毎に移動平均値2Mimと、そ
の微分値を計算するものである。 ここで、ブロツクは前述した第5図の1マスに相当して
おり、その番号はjで示されている。ここで、M1のブ
ロツク化を行うには、1Mnを16点算出する。この値
は、後述するように2M2mと比較されて、判断パタメー
タMMの算出に用いられるので、第5図に示すようにブロ
ツク番号j=10,即ち、t−175までのデータが保
存されなければならない。 また、2Mim及び2DMm′のブロツク化に際しては、
これらの添字m及びm′と、ブロツク番号jとの対応関
係は、2 MiBj;j=s−k,k=m,m−1…2DMMBj;
j=s−k′,K′=m,m′−1… 第5図を参照して前述したように、時間tにおける酸素
飽和度を算出するためには、ブロツク番号j=14のデ
ータ2MiB14を用いる。これは演算パラメータの中で、
ブロツク番号jの最も大きい2DMm′がj=14であ
るためである。このため、ブロツクデータ2M1Bj 及び
2M2Bj は、j=10〜14(10ブロツクから14ブ
ロツクまで)を逐次、更新・記憶する。 次に、前述した本実施例の特徴である酸素飽和度を測定
するためのベースレベルについて説明する。 このベースレベルは、前述したブロツクデータ2M2Bj
と、後述する判断パラメータ(MM,DM,MB)とから算出さ
れる。このベースレベルは、前述したように、血液以外
(血管の壁等)からの反射光による影響を除くためのも
ので、前述した仮定に基づいて805nmの反射光強度
が最小になるときの、反射光強度をベースレベルとして
いる。以下、これらの判断パラメータについて説明す
る。 判断パラメータMM このパラメータは、1Mnと2M2mとの比で求められる
が、1ブロツクに対応させて示す(ここではブロツク1
0)と、 MMB10 =Max[1Mt-175/2 M2B10,1Mt-160/2 M2B
20] ここで、Max[X,Y]は、XからYまでの絶対値の最大値で
ある。 判断パラメータMMは、上式の値より、 MM=0; ABS(1-MMB10 ) ≦0.14 MM=1; ABS(1-MMB10 ) >0.14 となる。なお、ここで0.14は閾値である。 判断パラメータDM この判断パラメータは、2DMB14 (14ブロツクの2
M2mの微分値)の大きさにより、 DM=0; ABS(2DMB14 ) ≦0.02 DM=1; ABS(2DMB14 ) >0.02 となる。なお、ここで0.14は閾値である。 判断パラメータMB この判断パラメータMBは、2M2B14とベースレベルと
の比であるが、どちらのパラメータも酸素飽和度に依存
している。従つて、比較するためには同じ酸素飽和度の
ときの値に換算する必要があるので、ここでは酸素飽和
度80%の時の値に換算する。そして、それらをM80
及びB80とすると、 MB=0; 0.9 ≦M80/B80 ≦1.0 MB=1; 1.1 <M80/B80 ≦1.1 MB=2; 1.1 <M80/B80 ≦1.35 MB=3; 0.5 ≦M80/B80 ≦0.9 MB=4; 1.35<M80/B80 <1.8 MB=5; M80/B80 ≦0.5 MB=6; 1.8 <M80/B80 となる。尚、ここで、これら各閾値は値である。ところ
で、M80は次式で求められる。 M80=22B14×{1+z1 ×(0.8-0.01 ×SO2)} となる。尚、z1は定数であり、SO2は酸素飽和度
(%)である。このM80は、前述の各計測値と同様に
ブロツク化して逐次、記憶・更新する。 こうして、先ず最初のベースレベルBが決定される。こ
れは、前述した演算パラメータ2M2mのm=10〜14
までの平均値から算出される。 再び、第4図のフローチヤートに戻り、10〜14ブロ
ツクの2M2kが計算されて、最初のベースレベルBが決
定されるとステツプS17よりステツプS18に進む
が、それまではステツプS18,S19はスキツプされ
る。ステツプS18ではデータ読み込みフラグをオンに
し、ステツプS19でタイマにより所定時間が経過する
のを待つ。このデータ読み込みフラグがオンされると第
4図のステツプS5よりステツプS6に進み、酸素飽和
度が計算される。 この酸素飽和度の計算に際しては、このベースレベルB
も酸素飽和度に依存するため、酸素飽和度が80%のと
きのベースレベルをB80とする酸素飽和度の補正が必
要になる。しかし、この段階では酸素飽和度を正規の処
理法(本実施例の特徴)を用いて算出できないため、次
式により酸素飽和度を測定する。 なお、ai(i=0〜3)は定数である。 そして、これ以降の酸素飽和度の算出において、更に更
新されたベースレベル等が使用され、酸素飽和度の精度
が向上する。この式を以下に示す。 Rd=(Bd-d1)/{Bd ×(2M1B14/2M2B14) ×(1+WR ×WS)- d2} ここで、 Bd=B80 ×{1+z1 ×(0.01 ×SO2 -0.08)} Wr=0 ;2M2B14−Bd≦0 Wr=f1×(ABS(2M2B14−Bd)/Bd) ;2M2B14−Bd>0 WS= - 0.06 100≦SO2 WS=−0.005 ×SO2 +0.04 ;0 ≦SO2 < 100 WS= 0.04 :0<SO2 尚、これら上式におけるbi,z1,d1,f1は定数
であり、またWSの算出に用いた数値は仮の係数であ
る。 こうして酸素飽和度が算出されるとステツプS7に進
み、そのエラーがチエツクされ、ステツプS8でその計
算結果が表示部27に表示される。またステツプS9で
は、例えば接続されているプリンタ等に出力される。 次に、このベースレベルB80を更新する場合について
説明する。このベースレベルが更新される条件には、以
下の3つが考えられる。 M80と現在のベースレベルとを比較し、25点全て
がB80より小さいときにベースレベルB80を更新す
る。 なお、このM80jはブロツク番号jに対応する酸素飽
和度80%にのときの平均値である。 ブロツク番号j=14〜38までの判断パラメータM
M及びDMが全て“0”であり、かつ判断パラメータM
B(j=14)が“0”のときにベースレベルが更新さ
れる。 B80=M80 ブロツク番号j=14〜38までの判断パラメータM
M及びDMが全て“0”であり、かつ判断パラメータM
B(j=14)が“1”の時に、ベースレベルが更新さ
れる。 B80=B80+0.5×M80 なお、0.5は係数である。 以上説明したように本実施例によれば、ベースレベルに
よる酸素飽和度の補正を行うことにより、血液以外から
の反射光による影響を除去することができるため、酸素
飽和度が正確に測定できる効果がある。
に説明する。 [酸素飽和度測定装置の説明 (第1図)] 第1図は実施例の酸素飽和度測定装置10の概略構成を
示すブロック図である。 図において、11は肺動脈等に留置され血液中での光の
反射光強度を測定するためのカテーテル・プローブであ
る。12はパルスタイミング回路で、LED駆動回路1
3にLED14(141と142)の駆動タイミング信
号を出力するとともに、各LEDより発光される波長の
異なる光よりの反射光強度をサンプリングするためのタ
イミング信号をサンプル・ホールド回路18に出力して
いる。13はLED駆動回路で、パルスタイミング回路
12よりのタイミング信号により、LED14の2つの
LED141と142のいずれかを駆動して発光させて
いる。14は660nmの波長の光と800nmの波長
の光とを出力することができる発光ダイオード(LE
D)で、ここではLED141(波長が660nm)とLE
D142(波長が805nm)の2つで構成している。こう
して各LEDから発せられる波長の異なる光は、光カプ
ラで結合されて1本の光フアイバにまとめられ、プロー
ブ11に送られる。 なお、LED14を、例えば駆動電圧などを変化させる
ことによりその出力光の波長を660nmと805nm
との間で変更できるLEDとすると、1つのLEDで代
用できる。 15はプローブ11と装置本体とを接続するカテーテル
等の接続部で、プローブ11と本体とは光ケーブル28
で接続されている。16は光電変換部とプリアンプとが
一体化された部分で、プローブ11よりの反射光を入力
して、その入力光の強度に対応した電気信号を出力して
いる。17はメインアンプで、光電変換部16よりの電
気信号を更に増幅している。サンプルホールド回路18
は、パルスタイミング回路12よりのタイミング信号を
入力し、そのタイミング信号に同期してメインアンプ部
17よりのアナログ信号をサンプルホールドする。 なお、LED14より発光される各波長の光は、互いに
時間的な重なりが生じないようにパルスタイミング回路
12よりのタイミング信号で制御されているため、サン
プルホールド回路18では各波長に対する反射光強度を
独立してホールドすることができる。こうしてサンプル
ホールドされた信号は、フイルタ回路19によりノイズ
成分がフイルタリングされた後、制御部20に出力され
る。 制御部20では、フイルタ回路19よりのアナログ信号
をA/Dコンバータ22によりデジタル信号に変換して
CPU回路21に入力している。制御部20はパルスタ
イミング回路12よりのタイミング信号33,34(3
5,36)を入力しており、これによりA/Dコンバー
タ22より入力したデジタル信号が、いずれかのプロー
ブよりのどの波長に対する反射光強度であるかを判別す
ることができる。ここでは、例えばタイミング信号33
は波長が660nmの光に対する反射光強度の入力タイ
ミングを示し、タイミング信号34は波長805nmの
光に対する反射光強度の入力タイミングを示している。 21はマイクロプロセッサなどを含むCPU回路で、R
OM24に記憶されている制御プログラムや各種データ
に従つて制御を行つている。25はCPU回路のワーク
エリアとして使用され、各種データを一時保存するRA
Mである。23は操作部で、オペレータにより操作さ
れ、測定の開始や各種機能指示を入力することができ
る。27表示部で、表示回路26により駆動されてオペ
レータへのメツセージや測定結果などを表示する。28
は、例えば外部出力端子を通して接続されているプリン
タなどの外部装置に測定データなどを出力するための外
部出力回路である。 30は電源回路で、AC100Vを入力して装置で使用
する各種電源電圧を作成している。31はスイツチング
・レギユレータなどの電源回路で、図示の如く各種直流
電圧を出力している。32は電源ラインに設けられたラ
インフイルタで、ACラインを通して入力される電源ノ
イズを減衰させている。 第2図はカテーテル等のプローブ11を示す図で、第2
図(A)はその正面図、第2図(B)はカテーテル・プ
ローブの先端部を示している。図において、201,2
02は光フアイバケーブルで、一方が光照射用のフアイ
バケーブルで、他方はその光で血液中で反射されて入射
される光を取り入れるための光入射用のフアイバケーブ
ルである。このプローブ11は、例えば肺動脈等に挿入
されて、連続的に血液の酸素飽和度が測定される。 第3図は本実施例で使用される光の波長を説明するため
の図である。 第3図で、301は酸素と結合していないヘモグロビン
の吸光特性を示し、302は酸素と結合しているヘモグ
ロビンの吸光特性を示している。そして、303はこれ
ら2つの吸光特性の差が最も大きくなるとき、304は
これら2つの特性の差が“0”になるときを示し、これ
らのそれぞれに対応する波長は、それぞれ660nm,
805nmとなつている。従つて、これら2つの波長の
それぞれを血液中に照射し、その反射光を検出して、そ
の比を取ることにより、血液中の酸素飽和度を求めるこ
とができる。 <動作説明> この実施例の動作を説明する前に、反射光に含まれる血
液以外の散乱体(血管壁や心臓の弁等)による影響を除
くためのベースレベルの設定について説明する。 まず、ここでは、血液以外の散乱体による反射光強度
は、常に波長805nmの反射光強度を上昇させるよう
に働くと仮定する。これは前述したように、805nm
の波長の光は血液中の酸素飽和度に依存せず、しかも血
管の壁は白色に近いので、光を反射率が相当高いと予測
されるためである。この仮定によれば、血液以外の散乱
体による影響が少なければ少ないほど805nmの反射
光強度は減少し、その影響がなくなるとき、反射光強度
は最小になる。従つて、逐次計測していることの反射光
強度と最小値をベースレベルとして、これを基に酸素飽
和度に演算する。 この実施例の装置では、波長660nmと波長805n
mの光の反射光強度を、それぞれ20m秒毎に計測し、
それらを基に酸素飽和度を計算している。以下、波長6
60nmの光の反射光強度をr1,波長805nmの光
の反射光強度をr2とする。 第4図(A)(B)は実施例の酸素飽和度測定装置にお
ける測定処理を示すフローチヤートで、この処理を実行
する制御プログラムはROM24に記憶されている。 この処理は装置の電源がオンされることにより開始さ
れ、先ずステツプS1でRAM領域や後述するカウンタ
等をクリアしたり、各種初期設定を行い、ステツプS2
でプローブ11の較正を指示するスイツチがオンされた
かをみる。較正スイツチがオンされると、計測に使用さ
れるプローブの互換性を保つために、標準反射体からの
反射光強度を計測して、それらをC1及びC2とする。
なお、これらC1とC2の値は100m秒での、21点
の平均値である。 これにより、 R1=r1/C1 R2=r2/C2 と較正される。 次にステツプS3に進み、スタートスイツチがオンされ
るのを待ち、スタートスイツチがオされるとステツプS
4に進み、反射光強度の計測を開始する。こうしてステ
ツプS4で計測が開始されると第4図(B)のステツプ
S12に進み、R1及びR2を20m秒毎に計測する。
ステツプS13では、カウンタを+1する。これはステ
ツプS15で16回の回数計測が行われたかをみるため
のものである。 つぎにステツプS14に進み、演算パラメータとしての
M1フイルタを求める。以下、詳しくは説明する。 いま、計測時間をTとすると、 T=0.020×t =0.320×s となる時間計数s及びtを考える。これを第5図を参照
して説明すると、1つのマス目を1ブロツクとし、この
時間幅は320msである。即ち、時間計数tは20m
s毎、時間計数sは320ms毎となる。また、“再設
定”は後述するB80の設定及び際設定を示し、黒丸に
接続された線が曲がった実線のブロツクはパラメータの
算出を示し、点線が接続されている順送りを示してい
る。1 Mnは、20m秒毎に検出された反射光強度信号R2
(波長805nm)の5点の移動平均値で、 ここで、n=t−2、正しt≧4である。 また、2Mimは、320m秒毎に計測された反射光強度
信号R1及びR2の21点の移動平均値である。 ここで、16m=t−160,但し、t≧320、また
は、m=s−10,但し、s≧20である。また、2M
imの添字i(i=1,2)は、波長660nm(i=
1)、805nm(i=2)の反射光強度に対応してい
る。 更に、この移動平均値2Mimの内、2M2mの時間変化
は、微分デジタルフイルタ手法により処理される。即
ち、 ここで、16m′=t−224,但しt≧448、また
は、m′=s−14,但しs≧28である。 これにより、第5図を参照すると明らかなように、時間
tにおける測定を行うためには、10ブロツク前と移動
平均値2M1m,2M2mと、14ブロツク前の移動平均値
2M2m微分値2DMm′が必要となることがわかる。こ
のため、これら各移動平均値や、その微分値は、計算さ
れる度に、その値と対応する時刻とを順次RAM25に
記憶する必要がある。 こうしてステツプS14で、20m秒毎のM1に関する
平均値が算出されるとステツプS15に進み、16回M
1が計算されたか、即ち、320m秒(1ブロツク分)
が経過したかをみる。そうでなければステツプS19に
進むが、320m秒が経過するとステツプS16に進
み、M2フイルタの計算、及びM1ブロツク化を行う。 これは前述した320ms毎に移動平均値2Mimと、そ
の微分値を計算するものである。 ここで、ブロツクは前述した第5図の1マスに相当して
おり、その番号はjで示されている。ここで、M1のブ
ロツク化を行うには、1Mnを16点算出する。この値
は、後述するように2M2mと比較されて、判断パタメー
タMMの算出に用いられるので、第5図に示すようにブロ
ツク番号j=10,即ち、t−175までのデータが保
存されなければならない。 また、2Mim及び2DMm′のブロツク化に際しては、
これらの添字m及びm′と、ブロツク番号jとの対応関
係は、2 MiBj;j=s−k,k=m,m−1…2DMMBj;
j=s−k′,K′=m,m′−1… 第5図を参照して前述したように、時間tにおける酸素
飽和度を算出するためには、ブロツク番号j=14のデ
ータ2MiB14を用いる。これは演算パラメータの中で、
ブロツク番号jの最も大きい2DMm′がj=14であ
るためである。このため、ブロツクデータ2M1Bj 及び
2M2Bj は、j=10〜14(10ブロツクから14ブ
ロツクまで)を逐次、更新・記憶する。 次に、前述した本実施例の特徴である酸素飽和度を測定
するためのベースレベルについて説明する。 このベースレベルは、前述したブロツクデータ2M2Bj
と、後述する判断パラメータ(MM,DM,MB)とから算出さ
れる。このベースレベルは、前述したように、血液以外
(血管の壁等)からの反射光による影響を除くためのも
ので、前述した仮定に基づいて805nmの反射光強度
が最小になるときの、反射光強度をベースレベルとして
いる。以下、これらの判断パラメータについて説明す
る。 判断パラメータMM このパラメータは、1Mnと2M2mとの比で求められる
が、1ブロツクに対応させて示す(ここではブロツク1
0)と、 MMB10 =Max[1Mt-175/2 M2B10,1Mt-160/2 M2B
20] ここで、Max[X,Y]は、XからYまでの絶対値の最大値で
ある。 判断パラメータMMは、上式の値より、 MM=0; ABS(1-MMB10 ) ≦0.14 MM=1; ABS(1-MMB10 ) >0.14 となる。なお、ここで0.14は閾値である。 判断パラメータDM この判断パラメータは、2DMB14 (14ブロツクの2
M2mの微分値)の大きさにより、 DM=0; ABS(2DMB14 ) ≦0.02 DM=1; ABS(2DMB14 ) >0.02 となる。なお、ここで0.14は閾値である。 判断パラメータMB この判断パラメータMBは、2M2B14とベースレベルと
の比であるが、どちらのパラメータも酸素飽和度に依存
している。従つて、比較するためには同じ酸素飽和度の
ときの値に換算する必要があるので、ここでは酸素飽和
度80%の時の値に換算する。そして、それらをM80
及びB80とすると、 MB=0; 0.9 ≦M80/B80 ≦1.0 MB=1; 1.1 <M80/B80 ≦1.1 MB=2; 1.1 <M80/B80 ≦1.35 MB=3; 0.5 ≦M80/B80 ≦0.9 MB=4; 1.35<M80/B80 <1.8 MB=5; M80/B80 ≦0.5 MB=6; 1.8 <M80/B80 となる。尚、ここで、これら各閾値は値である。ところ
で、M80は次式で求められる。 M80=22B14×{1+z1 ×(0.8-0.01 ×SO2)} となる。尚、z1は定数であり、SO2は酸素飽和度
(%)である。このM80は、前述の各計測値と同様に
ブロツク化して逐次、記憶・更新する。 こうして、先ず最初のベースレベルBが決定される。こ
れは、前述した演算パラメータ2M2mのm=10〜14
までの平均値から算出される。 再び、第4図のフローチヤートに戻り、10〜14ブロ
ツクの2M2kが計算されて、最初のベースレベルBが決
定されるとステツプS17よりステツプS18に進む
が、それまではステツプS18,S19はスキツプされ
る。ステツプS18ではデータ読み込みフラグをオンに
し、ステツプS19でタイマにより所定時間が経過する
のを待つ。このデータ読み込みフラグがオンされると第
4図のステツプS5よりステツプS6に進み、酸素飽和
度が計算される。 この酸素飽和度の計算に際しては、このベースレベルB
も酸素飽和度に依存するため、酸素飽和度が80%のと
きのベースレベルをB80とする酸素飽和度の補正が必
要になる。しかし、この段階では酸素飽和度を正規の処
理法(本実施例の特徴)を用いて算出できないため、次
式により酸素飽和度を測定する。 なお、ai(i=0〜3)は定数である。 そして、これ以降の酸素飽和度の算出において、更に更
新されたベースレベル等が使用され、酸素飽和度の精度
が向上する。この式を以下に示す。 Rd=(Bd-d1)/{Bd ×(2M1B14/2M2B14) ×(1+WR ×WS)- d2} ここで、 Bd=B80 ×{1+z1 ×(0.01 ×SO2 -0.08)} Wr=0 ;2M2B14−Bd≦0 Wr=f1×(ABS(2M2B14−Bd)/Bd) ;2M2B14−Bd>0 WS= - 0.06 100≦SO2 WS=−0.005 ×SO2 +0.04 ;0 ≦SO2 < 100 WS= 0.04 :0<SO2 尚、これら上式におけるbi,z1,d1,f1は定数
であり、またWSの算出に用いた数値は仮の係数であ
る。 こうして酸素飽和度が算出されるとステツプS7に進
み、そのエラーがチエツクされ、ステツプS8でその計
算結果が表示部27に表示される。またステツプS9で
は、例えば接続されているプリンタ等に出力される。 次に、このベースレベルB80を更新する場合について
説明する。このベースレベルが更新される条件には、以
下の3つが考えられる。 M80と現在のベースレベルとを比較し、25点全て
がB80より小さいときにベースレベルB80を更新す
る。 なお、このM80jはブロツク番号jに対応する酸素飽
和度80%にのときの平均値である。 ブロツク番号j=14〜38までの判断パラメータM
M及びDMが全て“0”であり、かつ判断パラメータM
B(j=14)が“0”のときにベースレベルが更新さ
れる。 B80=M80 ブロツク番号j=14〜38までの判断パラメータM
M及びDMが全て“0”であり、かつ判断パラメータM
B(j=14)が“1”の時に、ベースレベルが更新さ
れる。 B80=B80+0.5×M80 なお、0.5は係数である。 以上説明したように本実施例によれば、ベースレベルに
よる酸素飽和度の補正を行うことにより、血液以外から
の反射光による影響を除去することができるため、酸素
飽和度が正確に測定できる効果がある。
以上説明したように本発明によれば、血液中における反
射光強度の種々の変動要因に影響されることなく精度良
く血液の酸素飽和度を測定できる効果がある。
射光強度の種々の変動要因に影響されることなく精度良
く血液の酸素飽和度を測定できる効果がある。
第1図は実施例の酸素飽和度測定装置の概略構成を示す
ブロツク図、 第2図(A)(B)は実施例のプローブの外観図、 第3図は血液中における酸化ヘモグロビンと還元ヘモグ
ロビンにおける吸光度の違いを光の波長に対応して示し
た図、 第4図は実施例の酸素飽和度測定装置における計測処理
を示すフローチヤート、そして 第5図は実施例の酸素飽和度測定装置における各値のブ
ロツク化と参照ブロツクを示した図である。 図中、10……酸素飽和度測定装置、11……プロー
ブ、12……パルスタイミング回路、13……LED駆
動回路、14……LED、15……接続部、16……光
電変換部、17……メインアンプ部、18……サンプル
ホールド回路、19……フイルタ回路、20……制御
部、21……CPU回路、22……A/Dコンバータ、
23……操作部、24……ROM、25……RAM、2
7……表示器、28……光フアイバである。
ブロツク図、 第2図(A)(B)は実施例のプローブの外観図、 第3図は血液中における酸化ヘモグロビンと還元ヘモグ
ロビンにおける吸光度の違いを光の波長に対応して示し
た図、 第4図は実施例の酸素飽和度測定装置における計測処理
を示すフローチヤート、そして 第5図は実施例の酸素飽和度測定装置における各値のブ
ロツク化と参照ブロツクを示した図である。 図中、10……酸素飽和度測定装置、11……プロー
ブ、12……パルスタイミング回路、13……LED駆
動回路、14……LED、15……接続部、16……光
電変換部、17……メインアンプ部、18……サンプル
ホールド回路、19……フイルタ回路、20……制御
部、21……CPU回路、22……A/Dコンバータ、
23……操作部、24……ROM、25……RAM、2
7……表示器、28……光フアイバである。
Claims (3)
- 【請求項1】それぞれが異なる第1と第2の波長の光を
血液中に照射する照射手段と、 前記第2の波長の光の反射光強度を第1の周期でサンプ
リングして、その平均値を算出する第1の算出手段と、 前記第1と第2の波長の光の反射光強度を前記第1の周
期よりも長い第2の周期でサンプリングし、各平均値を
算出する第2の算出手段と、 前記第1の算出手段により算出された前記第2の波長の
光の反射光強度の平均値より基準値を決定する基準値決
定手段と、 前記第2の算出手段により算出された前記第1と第2の
波長の光の反射光強度の比と、前記基準値より前記血液
の酸素飽和度を算出する酸素飽和度算出手段と、 を有することを特徴とする酸素飽和度測定装置。 - 【請求項2】前記第2の算出手段により算出された前記
第2の波長の光の反射光強度の平均値の微分値を求める
微分手段と、前記第1と第2の算出手段により算出され
た平均値のそれぞれと、前記微分値より前記基準値を更
新するかどうかを判定する判定手段とを更に備えること
を特徴とする請求項第1項に記載の酸素飽和度測定装
置。 - 【請求項3】前記第1の波長は660nmであり、前記
第2の波長は805nmであることを特徴とする請求項
第1項に記載の酸素飽和度測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2301785A JPH0616774B2 (ja) | 1990-11-07 | 1990-11-07 | 酸素飽和度測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2301785A JPH0616774B2 (ja) | 1990-11-07 | 1990-11-07 | 酸素飽和度測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04174648A JPH04174648A (ja) | 1992-06-22 |
| JPH0616774B2 true JPH0616774B2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=17901144
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2301785A Expired - Lifetime JPH0616774B2 (ja) | 1990-11-07 | 1990-11-07 | 酸素飽和度測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0616774B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7095492B2 (en) * | 2003-12-19 | 2006-08-22 | Beckman Coulter, Inc. | Method and apparatus for measuring cell-by-cell hemoglobin |
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-
1990
- 1990-11-07 JP JP2301785A patent/JPH0616774B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04174648A (ja) | 1992-06-22 |
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