JPH0620346B2 - ガス絶縁開閉装置の事故区間標定装置 - Google Patents
ガス絶縁開閉装置の事故区間標定装置Info
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- JPH0620346B2 JPH0620346B2 JP62079434A JP7943487A JPH0620346B2 JP H0620346 B2 JPH0620346 B2 JP H0620346B2 JP 62079434 A JP62079434 A JP 62079434A JP 7943487 A JP7943487 A JP 7943487A JP H0620346 B2 JPH0620346 B2 JP H0620346B2
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- Protection Of Static Devices (AREA)
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、変電所等の電気所に設置されるガス絶縁開閉
装置に関するものである。
装置に関するものである。
[従来の技術] ガス絶縁開閉装置はSF6ガス等の絶縁ガスを封入した
密閉容器内に遮断器や断路器等の機器を収納して構成し
た開閉装置エレメントを電気所の構成に応じて複数台設
置し、エレメント相互間を絶縁スペーサを介して接続し
た構造を有する。このようにガス絶縁開閉装置において
は各エレメントの機器が密閉容器内に収納されているた
め、ガス絶縁開閉装置内で事故が生じた場合に事故を目
視により発見することはできない。
密閉容器内に遮断器や断路器等の機器を収納して構成し
た開閉装置エレメントを電気所の構成に応じて複数台設
置し、エレメント相互間を絶縁スペーサを介して接続し
た構造を有する。このようにガス絶縁開閉装置において
は各エレメントの機器が密閉容器内に収納されているた
め、ガス絶縁開閉装置内で事故が生じた場合に事故を目
視により発見することはできない。
そこでガス絶縁開閉装置の事故区間標定装置として、ガ
ス絶縁開閉装置を複数の区間に分けて該複数の間を区分
する絶縁スペーサに磁界センサを取付け、該磁界センサ
の出力から事故電流を検出して事故区間の標定を行うよ
うにした標定装置が提案された。この標定装置は、ガス
絶縁開閉装置の複数の区間の間を区分する各絶縁スペー
サに取付けられた磁界センサと、各磁界センサの出力を
基準レベルと比較して磁界センサの各相の出力及び3相
の和の出力が基準レベル以上ある時に事故電流検出信号
を出力するレベル比較回路と、事故電流検出信号から事
故が生じた区間を標定して事故区間標定信号を出力する
事故区間標定回路とを備えており、この装置ではガス絶
縁開閉装置に設けられている母線保護継電装置から事故
の検出信号を得て該事故検出信号を標定条件の1つとし
て用いている。
ス絶縁開閉装置を複数の区間に分けて該複数の間を区分
する絶縁スペーサに磁界センサを取付け、該磁界センサ
の出力から事故電流を検出して事故区間の標定を行うよ
うにした標定装置が提案された。この標定装置は、ガス
絶縁開閉装置の複数の区間の間を区分する各絶縁スペー
サに取付けられた磁界センサと、各磁界センサの出力を
基準レベルと比較して磁界センサの各相の出力及び3相
の和の出力が基準レベル以上ある時に事故電流検出信号
を出力するレベル比較回路と、事故電流検出信号から事
故が生じた区間を標定して事故区間標定信号を出力する
事故区間標定回路とを備えており、この装置ではガス絶
縁開閉装置に設けられている母線保護継電装置から事故
の検出信号を得て該事故検出信号を標定条件の1つとし
て用いている。
[発明が解決しようとする問題点] 一般に上位の変電所では母線保護継電装置が設けられて
いるため、上記のような標定装置で支障なく事故区間の
標定を行うことができる。
いるため、上記のような標定装置で支障なく事故区間の
標定を行うことができる。
しかしながら、上位の変電所の保護機能に依存している
下位の配電用変電所等においては、変電所内に母線保護
装置を持たないため、ガス絶縁開閉装置内で事故が生じ
たことを示す信号を得ることができない。この様な電気
所において、磁界センサの検出信号のみにより事故区間
の標定を行うと、変電所の外部で事故が生じたことによ
り磁界センサが所定レベル以上の検出信号を出力した場
合や、負荷電流に不平衡が生じたり、変圧器の励磁突入
電流が流れたりして磁界センサが所定レベル以上の検出
信号を出力した場合に標定装置が誤動作をするという不
都合があった。
下位の配電用変電所等においては、変電所内に母線保護
装置を持たないため、ガス絶縁開閉装置内で事故が生じ
たことを示す信号を得ることができない。この様な電気
所において、磁界センサの検出信号のみにより事故区間
の標定を行うと、変電所の外部で事故が生じたことによ
り磁界センサが所定レベル以上の検出信号を出力した場
合や、負荷電流に不平衡が生じたり、変圧器の励磁突入
電流が流れたりして磁界センサが所定レベル以上の検出
信号を出力した場合に標定装置が誤動作をするという不
都合があった。
本発明の目的は、母線保護継電装置を持たないガス絶縁
開閉装置において、前述の磁界センサ方式の事故区間標
定装置を用いて事故区間の標定を確実に行い得るように
することにある。
開閉装置において、前述の磁界センサ方式の事故区間標
定装置を用いて事故区間の標定を確実に行い得るように
することにある。
[問題点を解決するための手段] そのため本発明においては、ガス絶縁開閉装置の電源側
回路の各入口に設けられた変流器の出力と負荷側回路の
各出口に設けられた変流器の出力とを入力として電源側
回路の入口側の電流と出口側の電流との差が所定レベル
以上になった時に短絡事故検出信号を出力し電源側回路
の入口側電流と出口側電流との差の3相和が所定のレベ
ル以上になった時に地絡事故検出信号を出力する事故検
出回路を設け、該事故検出回路の出力を事故区間標定回
路に入力する。そして事故区間標定回路は、各磁界セン
サの出力を基準レベルと比較するレベル比較回路から得
られる事故電流検出信号と上記短絡事故検出信号及び地
絡事故検出信号とを入力とし、事故電流検出信号と短絡
事故検出信号及び地絡事故検出信号とを標定条件として
事故区間標定信号を出力するようにした。
回路の各入口に設けられた変流器の出力と負荷側回路の
各出口に設けられた変流器の出力とを入力として電源側
回路の入口側の電流と出口側の電流との差が所定レベル
以上になった時に短絡事故検出信号を出力し電源側回路
の入口側電流と出口側電流との差の3相和が所定のレベ
ル以上になった時に地絡事故検出信号を出力する事故検
出回路を設け、該事故検出回路の出力を事故区間標定回
路に入力する。そして事故区間標定回路は、各磁界セン
サの出力を基準レベルと比較するレベル比較回路から得
られる事故電流検出信号と上記短絡事故検出信号及び地
絡事故検出信号とを入力とし、事故電流検出信号と短絡
事故検出信号及び地絡事故検出信号とを標定条件として
事故区間標定信号を出力するようにした。
[発明の作用] 上記の装置において、定常運転が行われている状態で
は、ガス絶縁開閉装置の電源側回路に流入する電流と負
荷側回路から流出する電流との差が平衡しているため、
事故検出回路は短絡事故検出信号及び地絡事故検出信号
を出力しない。またガス絶縁開閉装置の外部で事故が生
じた場合にも、電源側回路に流入する電流と負荷側回路
から流出する電流とが平衡しているため、短絡事故検出
信号及び地絡事故検出信号は出力されない。従ってこれ
らの状態で、変圧器の励磁突入電流等を磁界センサが事
故電流として誤検出して事故区間を標定しても、事故区
間標定信号は出力されない。
は、ガス絶縁開閉装置の電源側回路に流入する電流と負
荷側回路から流出する電流との差が平衡しているため、
事故検出回路は短絡事故検出信号及び地絡事故検出信号
を出力しない。またガス絶縁開閉装置の外部で事故が生
じた場合にも、電源側回路に流入する電流と負荷側回路
から流出する電流とが平衡しているため、短絡事故検出
信号及び地絡事故検出信号は出力されない。従ってこれ
らの状態で、変圧器の励磁突入電流等を磁界センサが事
故電流として誤検出して事故区間を標定しても、事故区
間標定信号は出力されない。
これに対し、ガス絶縁開閉装置の内部で短絡事故が生じ
ると、電源側回路に流入する電流と負荷側回路から流出
する電流との平衡が崩れて、両電流の差が所定レベル以
上になるため短絡事故検出信号が発生する。この時事故
区間標定回路はレベル比較回路から入力される事故電流
検出信号と事故検出回路から得られる短絡事故検出信号
とに基いて事故区間を標定し、事故区間標定信号を出力
する。またガス絶縁開閉装置の内部で地絡事故が生じた
場合には、電源側回路を流れる零相電流と負荷側回路を
流れる零相電流との平衡が崩れて電源側回路の入口側電
流と出口側電流との差の3相和が所定のレベル以上にな
るため、地絡事故検出信号が出力される。この時事故区
間標定回路はレベル比較回路から入力される事故電流検
出信号と事故検出回路から得られる地絡事故検出信号と
に基いて事故区間を標定し、事故区間標定信号を出力す
る。
ると、電源側回路に流入する電流と負荷側回路から流出
する電流との平衡が崩れて、両電流の差が所定レベル以
上になるため短絡事故検出信号が発生する。この時事故
区間標定回路はレベル比較回路から入力される事故電流
検出信号と事故検出回路から得られる短絡事故検出信号
とに基いて事故区間を標定し、事故区間標定信号を出力
する。またガス絶縁開閉装置の内部で地絡事故が生じた
場合には、電源側回路を流れる零相電流と負荷側回路を
流れる零相電流との平衡が崩れて電源側回路の入口側電
流と出口側電流との差の3相和が所定のレベル以上にな
るため、地絡事故検出信号が出力される。この時事故区
間標定回路はレベル比較回路から入力される事故電流検
出信号と事故検出回路から得られる地絡事故検出信号と
に基いて事故区間を標定し、事故区間標定信号を出力す
る。
上記のように、ガス絶縁開閉装置内の事故を検出する事
故検出回路を設けて該検出回路の検出信号と磁界センサ
の検出信号との双方を標定条件として用いると、ガス絶
縁開閉装置内の事故が検出された時にのみ事故区間標定
信号が出力されるため誤動作を防ぐことができ、事故区
間の標定を適確に行わせることができる。
故検出回路を設けて該検出回路の検出信号と磁界センサ
の検出信号との双方を標定条件として用いると、ガス絶
縁開閉装置内の事故が検出された時にのみ事故区間標定
信号が出力されるため誤動作を防ぐことができ、事故区
間の標定を適確に行わせることができる。
[実施例] 以下添附図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図ないし第4図は本発明の実施例を示したもので、
第1図はガス絶縁開閉装置の電気的構成を示す単線結線
図、第2図は絶縁スペーサに磁界センサを取付けた状態
を説明する説明図、第3図は事故区間標定装置の全体的
構成を示すブロック図、第4図は事故検出回路の構成を
示すブロック図である。
第1図はガス絶縁開閉装置の電気的構成を示す単線結線
図、第2図は絶縁スペーサに磁界センサを取付けた状態
を説明する説明図、第3図は事故区間標定装置の全体的
構成を示すブロック図、第4図は事故検出回路の構成を
示すブロック図である。
第1図に示したガス絶縁開閉装置は2回線受電3変圧器
バンク構成の配電用変電所を構成するもので、同図にお
いて鎖線で囲まれた各ブロックはそれぞれSF6ガスを
封入した気密容器内に所定の機器を収納して構成したエ
レメントである。各エレメントは独立のガス区分を構成
するもので、隣接するエレメント間は絶縁スペーサを介
して接続されている。
バンク構成の配電用変電所を構成するもので、同図にお
いて鎖線で囲まれた各ブロックはそれぞれSF6ガスを
封入した気密容器内に所定の機器を収納して構成したエ
レメントである。各エレメントは独立のガス区分を構成
するもので、隣接するエレメント間は絶縁スペーサを介
して接続されている。
第1図に示されたガス絶縁開閉装置は、ケーブルヘッド
CH1、接地開閉器ES1、避雷器LA及び断路器DS
1を備えた受電エレメントE11及びE12と、遮断器C
B、及び接地開閉器ES2,ES3を備えた遮断器エレ
メントE21及びE22と、断路器DS2を備えた遮断器エ
レメントE31及びE32と、母線導体C1及び断路器DS
3を備えた母線断路器エレメントE41ないしE43と、遮
断器CB2及び接地開閉器ES4,ES5を備えた遮断
器エレメントE51ないしE53と、ケーブルヘッドCH2
を備えたケーブルヘッドエレメントE61ないしE63と、
遮断器DS4を備えた断路器エレメントE71及びE72
と、接続導体C1を備えたガス変成器接続エレメントE
8と、ガス変成器GPTからなる変成器エレメントE9
とからなる。
CH1、接地開閉器ES1、避雷器LA及び断路器DS
1を備えた受電エレメントE11及びE12と、遮断器C
B、及び接地開閉器ES2,ES3を備えた遮断器エレ
メントE21及びE22と、断路器DS2を備えた遮断器エ
レメントE31及びE32と、母線導体C1及び断路器DS
3を備えた母線断路器エレメントE41ないしE43と、遮
断器CB2及び接地開閉器ES4,ES5を備えた遮断
器エレメントE51ないしE53と、ケーブルヘッドCH2
を備えたケーブルヘッドエレメントE61ないしE63と、
遮断器DS4を備えた断路器エレメントE71及びE72
と、接続導体C1を備えたガス変成器接続エレメントE
8と、ガス変成器GPTからなる変成器エレメントE9
とからなる。
このガス絶縁開閉装置においては、エレメントE11,E
21及びエレメントE12,E22によりそれぞれ第1及び第
2の電源側回路P1及びP2が構成され、エレメントE
31,E41,E71,E8,E42,E72,E32及びE43によ
り電源側回路P1,P2側を伸びる母線部分BUSが構
成されている。またエレメントE51,E61により第1の
負荷側回路Q1が構成され、エレメントE52,E62及び
E53,E63によりそれぞれ第2及び第3の負荷側回路Q
2及びQ3が構成されている。1L及び2Lはそれぞれ
上位の変電所につながる第1及び第2の回線で、これら
の回線はそれぞれ第1及び第2の電源側回路P1及びP
2と母線部分の一部を成すエレメントE31及びE32とを
介して該母線部分に接続されている。また第1ないし第
3の負荷側回路Q1ないしQ3はそれぞれエレメントE
41ないしE43を介して母線部分に接続され、負荷側回路
Q1ないしQ3のケーブルヘッドエレメントE61ないし
E63がそれぞれケーブルを介して第1ないし第3の変圧
器Tr1ないしTr3に接続されている。そして本実施例に
おいては、エレメントE11及びE12の入口側に第1及び
第2の電源側回路に流入する電流を検出する変流器CT
1及びCT2が設けられ、エレメントE61ないしE63の
出口側に第1ないし第3の負荷側回路の回路から流出す
る電流を検出する変流器CT3ないしCT5が設けられ
ている。
21及びエレメントE12,E22によりそれぞれ第1及び第
2の電源側回路P1及びP2が構成され、エレメントE
31,E41,E71,E8,E42,E72,E32及びE43によ
り電源側回路P1,P2側を伸びる母線部分BUSが構
成されている。またエレメントE51,E61により第1の
負荷側回路Q1が構成され、エレメントE52,E62及び
E53,E63によりそれぞれ第2及び第3の負荷側回路Q
2及びQ3が構成されている。1L及び2Lはそれぞれ
上位の変電所につながる第1及び第2の回線で、これら
の回線はそれぞれ第1及び第2の電源側回路P1及びP
2と母線部分の一部を成すエレメントE31及びE32とを
介して該母線部分に接続されている。また第1ないし第
3の負荷側回路Q1ないしQ3はそれぞれエレメントE
41ないしE43を介して母線部分に接続され、負荷側回路
Q1ないしQ3のケーブルヘッドエレメントE61ないし
E63がそれぞれケーブルを介して第1ないし第3の変圧
器Tr1ないしTr3に接続されている。そして本実施例に
おいては、エレメントE11及びE12の入口側に第1及び
第2の電源側回路に流入する電流を検出する変流器CT
1及びCT2が設けられ、エレメントE61ないしE63の
出口側に第1ないし第3の負荷側回路の回路から流出す
る電流を検出する変流器CT3ないしCT5が設けられ
ている。
本実施例においては、上記ガス絶縁開閉装置を図示のよ
うに第1ないし第3の区間IないしIIIに区分し、これ
らの内のいずれの区間で事故が生じたかを標定するもの
とする。そのため、区間I及びIIの間を区分する絶縁ス
ペーサS1及びS2にそれぞれ磁界センサA及びBを取
付ける。第2図は磁界センサAの取付け状態の一例を示
したもので、この例ではエレメントE71の容器1とエレ
メントE8の容器2との間をガス区分する絶縁スペーサ
S1の外面に貼りつけられている。磁界センサAは絶縁
スペーサS1に支持された導体3を流れる電流により生
じる磁界を検出して該電流の大きさに相応した検出信号
を出力する。他方の磁界センサBも同様な構造で絶縁ス
ペーサS2の外面に取付けられ、この磁界センサBは絶
縁スペーサS2に支持された導体を流れる電流の大きさ
に相応した検出信号を出力する。尚図面には磁界センサ
Aが1個のみ示されているが、実際には絶縁スペーサに
支持された3組の導体にそれぞれ近付けて3個の磁界セ
ンサを配置し、該3個の磁界センサにより3組の電流を
それぞれ検出する。
うに第1ないし第3の区間IないしIIIに区分し、これ
らの内のいずれの区間で事故が生じたかを標定するもの
とする。そのため、区間I及びIIの間を区分する絶縁ス
ペーサS1及びS2にそれぞれ磁界センサA及びBを取
付ける。第2図は磁界センサAの取付け状態の一例を示
したもので、この例ではエレメントE71の容器1とエレ
メントE8の容器2との間をガス区分する絶縁スペーサ
S1の外面に貼りつけられている。磁界センサAは絶縁
スペーサS1に支持された導体3を流れる電流により生
じる磁界を検出して該電流の大きさに相応した検出信号
を出力する。他方の磁界センサBも同様な構造で絶縁ス
ペーサS2の外面に取付けられ、この磁界センサBは絶
縁スペーサS2に支持された導体を流れる電流の大きさ
に相応した検出信号を出力する。尚図面には磁界センサ
Aが1個のみ示されているが、実際には絶縁スペーサに
支持された3組の導体にそれぞれ近付けて3個の磁界セ
ンサを配置し、該3個の磁界センサにより3組の電流を
それぞれ検出する。
尚磁界センサとしては、ホール素子、ホールIC、マグ
ネトダイオード、光磁気センサ等任意のものを用いるこ
とができる。
ネトダイオード、光磁気センサ等任意のものを用いるこ
とができる。
第3図は各相の磁界センサA及びBの出力信号を入力と
して事故区間を標定する標定装置の構成を示したもの
で、UないしW相の磁界センサAの出力は、レベル位相
調整回路4auないし4awを通して短絡検知用レベル比較
回路5aに入力され該比較回路により基準レベルと比較
される。レベル位相調整回路4auないし4awは3相の磁
界センサAの出力レベルと位相とを調整して、定常状態
でレベル比較回路5aに入力される信号VauないしVaw
のレベルと位相とを平衡させるために設けられている。
短絡検知用レベル比較回路5aは短絡事故が生じていず
れかの相の信号Vau〜Vawが基準レベルを超えた時に事
故電流検出信号Vsaを出力する。レベル位相調整回路4
auないし4awの出力はまた3相一括して地絡検知用レベ
ル比較回路6aに入力されて該比較回路により基準レベ
ルと比較される。地絡検知用レベル比較回路6aは零相
電流が流れて3相の磁界センサAの出力の合成値が所定
のレベル以上になった時に事故電流検出信号Vgaを出力
する。
して事故区間を標定する標定装置の構成を示したもの
で、UないしW相の磁界センサAの出力は、レベル位相
調整回路4auないし4awを通して短絡検知用レベル比較
回路5aに入力され該比較回路により基準レベルと比較
される。レベル位相調整回路4auないし4awは3相の磁
界センサAの出力レベルと位相とを調整して、定常状態
でレベル比較回路5aに入力される信号VauないしVaw
のレベルと位相とを平衡させるために設けられている。
短絡検知用レベル比較回路5aは短絡事故が生じていず
れかの相の信号Vau〜Vawが基準レベルを超えた時に事
故電流検出信号Vsaを出力する。レベル位相調整回路4
auないし4awの出力はまた3相一括して地絡検知用レベ
ル比較回路6aに入力されて該比較回路により基準レベ
ルと比較される。地絡検知用レベル比較回路6aは零相
電流が流れて3相の磁界センサAの出力の合成値が所定
のレベル以上になった時に事故電流検出信号Vgaを出力
する。
同様に、U相ないしW相の磁界センサBの出力がレベル
位相調整回路4buないし4bwを通して短絡検知用レベル
比較回路5bに入力され該比較回路により基準レベルと
比較される。短絡検知用レベル比較回路5bは短絡事故
が生じていずれかの相の信号Vbu〜Vbwが基準レベルを
超えた時に事故電流検出信号Vsbを出力する。レベル位
相調整回路4buないし4bwの出力はまた3相一括して地
絡検知用レベル比較回路6bに入力されて該比較回路に
より基準レベルと比較される。地絡検知用レベル比較回
路6bは零相電流が流れて3相の磁界センサBの出力の
合成値が所定のレベル以上になった時に事故電流検出信
号Vgbを出力する。
位相調整回路4buないし4bwを通して短絡検知用レベル
比較回路5bに入力され該比較回路により基準レベルと
比較される。短絡検知用レベル比較回路5bは短絡事故
が生じていずれかの相の信号Vbu〜Vbwが基準レベルを
超えた時に事故電流検出信号Vsbを出力する。レベル位
相調整回路4buないし4bwの出力はまた3相一括して地
絡検知用レベル比較回路6bに入力されて該比較回路に
より基準レベルと比較される。地絡検知用レベル比較回
路6bは零相電流が流れて3相の磁界センサBの出力の
合成値が所定のレベル以上になった時に事故電流検出信
号Vgbを出力する。
上記事故電流検出信号Vsa,Vga,Vsb及びVgbは事故
検出回路7から得られる短絡事故検出信号Vts及び地絡
事故検出信号Vtgとともに事故区間標定回路8に入力さ
れている。
検出回路7から得られる短絡事故検出信号Vts及び地絡
事故検出信号Vtgとともに事故区間標定回路8に入力さ
れている。
事故検出回路7は、第4図に示したように、電源側回路
P1及びP2に流入する電流を検出する変流器CT1及
びCT2の出力と負荷側回路Q1ないしQ3から流出す
る電流を検出する変流器CT3ないしCT5の出力とを
それぞれ比率位相調整回路70を通して過電流継電器O
Cに加えるU相ないしW相の短絡事故検出回路71uな
いし72wと、過電流継電器OCから流出した3組の電
流検出信号を一括して地絡過電流継電器OCGに入力し
てなる地絡事故検出回路72と、事故検出信号出力回路
73とからなる。3相の短絡事故検出回路71uないし
71wの過電流継電器OCは、電源側回路P1及びP2
に流入する電流の検出信号と負荷側回路Q1ないしQ3
から流出する電流の検出信号との差を差動電流として検
出し、該差動電流が所定のレベルを超えた時に短絡検出
信号V1uないしV1wを出力する。比率位相調整回路70
は、定常時に過電流継電器OCが短絡事故検出動作をし
ないように(差動電流をほぼ零にするように)、変流器
CT1ないしCT5の出力のレベルを調整するものであ
る。
P1及びP2に流入する電流を検出する変流器CT1及
びCT2の出力と負荷側回路Q1ないしQ3から流出す
る電流を検出する変流器CT3ないしCT5の出力とを
それぞれ比率位相調整回路70を通して過電流継電器O
Cに加えるU相ないしW相の短絡事故検出回路71uな
いし72wと、過電流継電器OCから流出した3組の電
流検出信号を一括して地絡過電流継電器OCGに入力し
てなる地絡事故検出回路72と、事故検出信号出力回路
73とからなる。3相の短絡事故検出回路71uないし
71wの過電流継電器OCは、電源側回路P1及びP2
に流入する電流の検出信号と負荷側回路Q1ないしQ3
から流出する電流の検出信号との差を差動電流として検
出し、該差動電流が所定のレベルを超えた時に短絡検出
信号V1uないしV1wを出力する。比率位相調整回路70
は、定常時に過電流継電器OCが短絡事故検出動作をし
ないように(差動電流をほぼ零にするように)、変流器
CT1ないしCT5の出力のレベルを調整するものであ
る。
地絡事故検出回路72の地絡過電流継電器OCGは、変
流器CT1ないしCT3の検出信号の3相和(残留差動
電流)を所定のレベルと比較して、該残留差動電流が所
定のレベル以上になった時に出力回路73を通して地絡
事故検出信号Vtgを出力する。
流器CT1ないしCT3の検出信号の3相和(残留差動
電流)を所定のレベルと比較して、該残留差動電流が所
定のレベル以上になった時に出力回路73を通して地絡
事故検出信号Vtgを出力する。
事故検出信号出力回路73は3組の短絡事故検出回路7
1uないし71wからそれぞれ得られる短絡検出信号V
1uないしV1wを入力とするオア回路ORを備え、短絡検
出信号V1uないしV1wのいずれかが検出された時に短絡
事故検出信号Vtsを出力する。
1uないし71wからそれぞれ得られる短絡検出信号V
1uないしV1wを入力とするオア回路ORを備え、短絡検
出信号V1uないしV1wのいずれかが検出された時に短絡
事故検出信号Vtsを出力する。
事故区間標定回路8は、磁界センサA及びBの出力の状
態から事故区間を標定し、事故検出回路7が事故を検出
している時には標定結果を示す事故区間標定信号を出力
する。例えば第1図において第1の回線1Lからのみ受
電している状態を考えると、区間Iで事故が生じた時に
は事故検出回路7から短絡事故検出信号または地絡事故
検出信号が発生するのみで、磁界センサA及びBはいず
れも事故電流を検出しない。また区間IIで事故が生じた
場合には、事故検出回路7から短絡事故検出信号または
地絡事故検出信号が得られ、磁界センサAから事故電流
検出信号が得られるが、磁界センサBからは事故電流検
出信号が得られない。区間IIIで事故が生じた場合に
は、事故検出回路7が短絡事故検出信号または地絡事故
検出信号を出力すると同時い、磁界センサA及びBの双
方が事故電流を検出する。このように、磁界センサA及
びBの出力の状態は事故が生じている区間によって異な
るため、これらの出力の状態すら事故区間を標定するこ
とができる。第1の回線1Lからのみ受電している状態
で短絡事故が生じた場合の事故区間標定の論理を表1に
示す。表1において「0」は事故検出回路が事故を検出
していないこと及び各磁界センサが事故電流を検出して
いないことを意味し、「1」は事故検出回路が事故を検
出していること及び各磁界センサが事故電流を検出して
いることを意味している。
態から事故区間を標定し、事故検出回路7が事故を検出
している時には標定結果を示す事故区間標定信号を出力
する。例えば第1図において第1の回線1Lからのみ受
電している状態を考えると、区間Iで事故が生じた時に
は事故検出回路7から短絡事故検出信号または地絡事故
検出信号が発生するのみで、磁界センサA及びBはいず
れも事故電流を検出しない。また区間IIで事故が生じた
場合には、事故検出回路7から短絡事故検出信号または
地絡事故検出信号が得られ、磁界センサAから事故電流
検出信号が得られるが、磁界センサBからは事故電流検
出信号が得られない。区間IIIで事故が生じた場合に
は、事故検出回路7が短絡事故検出信号または地絡事故
検出信号を出力すると同時い、磁界センサA及びBの双
方が事故電流を検出する。このように、磁界センサA及
びBの出力の状態は事故が生じている区間によって異な
るため、これらの出力の状態すら事故区間を標定するこ
とができる。第1の回線1Lからのみ受電している状態
で短絡事故が生じた場合の事故区間標定の論理を表1に
示す。表1において「0」は事故検出回路が事故を検出
していないこと及び各磁界センサが事故電流を検出して
いないことを意味し、「1」は事故検出回路が事故を検
出していること及び各磁界センサが事故電流を検出して
いることを意味している。
次に、第1及び第2の回線1L及び2Lの双方から受電
している場合の事故区間の標定論理を表2に示す。
している場合の事故区間の標定論理を表2に示す。
ここで「A」及び「B」はそれぞれ磁界センサA及びB
を意味し、「Aの極性」及び「Bの極性」はそれぞれ磁
界センサA及びBの出力の極性を意味している。このよ
うに磁界センサの出力の極性をも判定条件に入れること
により、2回線並行受電の場合の事故区間の標定をも行
うことができる。
を意味し、「Aの極性」及び「Bの極性」はそれぞれ磁
界センサA及びBの出力の極性を意味している。このよ
うに磁界センサの出力の極性をも判定条件に入れること
により、2回線並行受電の場合の事故区間の標定をも行
うことができる。
上記の実施例において、過電流継電器OC及び地絡過電
流継電器OCGは、もっぱらガス絶縁開閉装置内の事故
の検出のみに用いられており、保護機能を有しない。保
護機能は上位の変電所に依存しており、ガス絶縁開閉装
置内で事故が生じた場合には、上記変電所の遮断器を開
くことにより保護が図られる。
流継電器OCGは、もっぱらガス絶縁開閉装置内の事故
の検出のみに用いられており、保護機能を有しない。保
護機能は上位の変電所に依存しており、ガス絶縁開閉装
置内で事故が生じた場合には、上記変電所の遮断器を開
くことにより保護が図られる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、ガス絶縁開閉装置内の
事故を検出する事故検出回路を設けて、磁界センサと検
出出力と該事故検出回路の検出出力との双方を標定条件
として事故区間を標定を行うようにしたので、変電所の
外部で事故が生じたことにより磁界センサが所定レベル
以上の検出信号を出力した場合や、負荷電流に不平衡が
生じたり、変圧器の励磁突入電流が流れたりして磁界セ
ンサが所定レベル以上の検出信号を出力した場合に標定
装置が誤動作をするのを防ぐことができ、事故区間の標
定を常に適確に行わせることができる利点がある。
事故を検出する事故検出回路を設けて、磁界センサと検
出出力と該事故検出回路の検出出力との双方を標定条件
として事故区間を標定を行うようにしたので、変電所の
外部で事故が生じたことにより磁界センサが所定レベル
以上の検出信号を出力した場合や、負荷電流に不平衡が
生じたり、変圧器の励磁突入電流が流れたりして磁界セ
ンサが所定レベル以上の検出信号を出力した場合に標定
装置が誤動作をするのを防ぐことができ、事故区間の標
定を常に適確に行わせることができる利点がある。
第1図ないし第4図は本発明の実施例を示したもので、
第1図はガス絶縁開閉装置の電気的構成を示す単線結線
図、第2図は絶縁スペーサに磁界センサを取付けた状態
を説明する説明図、第3図は事故区間標定装置の全体的
構成を示すブロック図、第4図は事故検出回路の構成を
示すブロック図である。 E11〜E31,E12〜E32,E41〜E43,E51〜E53,E
61〜E63,E71,E72,E8,E9……ガス絶縁開閉装
置を構成するエレメント、I〜III……事故を標定する
区間、S1,S2……事故を標定する区間の間に設けら
れた絶縁スペーサ、A,B……磁界センサ、4au〜4a
w,4bu〜4bw……レベル位相調整回路、5a,5b…
…短絡検知用レベル比較回路、6a,6b……地絡検知
用レベル比較回路、7……事故検出回路、CT1〜CT
5……変流器、OC……過電流継電器、OCG……地絡
過電流継電器。
第1図はガス絶縁開閉装置の電気的構成を示す単線結線
図、第2図は絶縁スペーサに磁界センサを取付けた状態
を説明する説明図、第3図は事故区間標定装置の全体的
構成を示すブロック図、第4図は事故検出回路の構成を
示すブロック図である。 E11〜E31,E12〜E32,E41〜E43,E51〜E53,E
61〜E63,E71,E72,E8,E9……ガス絶縁開閉装
置を構成するエレメント、I〜III……事故を標定する
区間、S1,S2……事故を標定する区間の間に設けら
れた絶縁スペーサ、A,B……磁界センサ、4au〜4a
w,4bu〜4bw……レベル位相調整回路、5a,5b…
…短絡検知用レベル比較回路、6a,6b……地絡検知
用レベル比較回路、7……事故検出回路、CT1〜CT
5……変流器、OC……過電流継電器、OCG……地絡
過電流継電器。
Claims (1)
- 【請求項1】母線保護継電装置を持たないガス絶縁開放
装置の複数の区間の間を区分する各絶縁スペーサに取付
けられた磁界センサと、 前記各磁界センサの出力を基準レベルと比較して磁界セ
ンサの出力が基準レベル以上ある時に事故電流検出信号
を出力するレベル比較回路と、 前記事故電流検出信号から事故が生じた区間を標定して
事故区間標定信号を出力する事故区間標定回路とを備え
たガス絶縁開閉装置の事故区間標定装置において、 前記ガス絶縁開放装置の電源側回路の各入口に設けられ
た変流器の出力と負荷側回路の各出口に設けられた変流
器の出力とを入力として各相の電源側回路の入口側の電
流と出口側の電流との差が所定レベル以上になった時に
短絡事故検出信号を出力し、電源側回路の入力側電流と
出口側電流との差の3相和が所定のレベル以上になった
時に地絡事故検出信号を出力する事故検出回路が設けら
れて該事故検出回路の出力が前記事故区間標定回路に入
力され、 前記事故区間標定回路は前記事故電流検出信号と前記短
絡事故検出信号及び地絡事故検出信号とを標定条件とし
て事故区間標定信号を出力するように構成されているこ
とを特徴とするガス絶縁開閉装置の事故区間標定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62079434A JPH0620346B2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | ガス絶縁開閉装置の事故区間標定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62079434A JPH0620346B2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | ガス絶縁開閉装置の事故区間標定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63249419A JPS63249419A (ja) | 1988-10-17 |
| JPH0620346B2 true JPH0620346B2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=13689771
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62079434A Expired - Lifetime JPH0620346B2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | ガス絶縁開閉装置の事故区間標定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0620346B2 (ja) |
-
1987
- 1987-03-31 JP JP62079434A patent/JPH0620346B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63249419A (ja) | 1988-10-17 |
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