JPH0621013B2 - 酸化カルシウムの固溶体又は複酸化物の製造方法 - Google Patents
酸化カルシウムの固溶体又は複酸化物の製造方法Info
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- JPH0621013B2 JPH0621013B2 JP63247236A JP24723688A JPH0621013B2 JP H0621013 B2 JPH0621013 B2 JP H0621013B2 JP 63247236 A JP63247236 A JP 63247236A JP 24723688 A JP24723688 A JP 24723688A JP H0621013 B2 JPH0621013 B2 JP H0621013B2
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Description
【発明の詳細な説明】 「利用分野」 本発明は、酸化カルシウムの固溶体又は複酸化物の製造
方法、殊にセラミックス原料として有用な酸化カルシウ
ムの固溶体又は複酸化物の製造方法に関する。
方法、殊にセラミックス原料として有用な酸化カルシウ
ムの固溶体又は複酸化物の製造方法に関する。
「従来技術及びその問題点」 従来、セラミックス原料となる金属化合物は、乾式合成
(固相反応)で製造されることが一般的であった。例え
ば、チタン酸カルシウムの固相合成法としては、酸化チ
タンと炭酸カルシウムを混合し、高温で焼成する方法が
知られている。しかしながら、固相反応を基本とする限
り、材料中の組成の不均一を避けることは非常に困難で
あると言われている(工業材料臨時増刊号「ハイテクノ
ロジーセラミックス」、22頁、1983)。そこで固
相反応に代わるものとして、液相反応を用いる湿式合成
法が盛んに研究されている。
(固相反応)で製造されることが一般的であった。例え
ば、チタン酸カルシウムの固相合成法としては、酸化チ
タンと炭酸カルシウムを混合し、高温で焼成する方法が
知られている。しかしながら、固相反応を基本とする限
り、材料中の組成の不均一を避けることは非常に困難で
あると言われている(工業材料臨時増刊号「ハイテクノ
ロジーセラミックス」、22頁、1983)。そこで固
相反応に代わるものとして、液相反応を用いる湿式合成
法が盛んに研究されている。
湿式法の中で、最近、特に注目を集めている方法に金属
アルコキシド法がある。金属アルコキシドは、容易に加
水分解して水酸化物となる。ところで、金属アルコキシ
ドのうちナトリウムやカリウムのアルコキシドは、対応
する金属をアルコールに添加するだけで反応して容易に
製造されるが、カルシウムはヨウ素、水銀化合物などの
触媒を用いなければアルコキシドを生成することができ
ない。したがって、カルシウムのアルコキシドは、非常
にコスト高であり、セラミックスの原料として工業的規
模で用いるのは困難であった。また、カルシウムアルコ
キシドは、水分や炭酸ガスに非常に敏感であり、取り扱
いの難しい物質である。
アルコキシド法がある。金属アルコキシドは、容易に加
水分解して水酸化物となる。ところで、金属アルコキシ
ドのうちナトリウムやカリウムのアルコキシドは、対応
する金属をアルコールに添加するだけで反応して容易に
製造されるが、カルシウムはヨウ素、水銀化合物などの
触媒を用いなければアルコキシドを生成することができ
ない。したがって、カルシウムのアルコキシドは、非常
にコスト高であり、セラミックスの原料として工業的規
模で用いるのは困難であった。また、カルシウムアルコ
キシドは、水分や炭酸ガスに非常に敏感であり、取り扱
いの難しい物質である。
「発明の目的」 本発明の目的は、酸化カルシウムの固溶体又は複酸化物
を簡単な操作で効率よく低価格で製造しうる方法を提供
することにある。
を簡単な操作で効率よく低価格で製造しうる方法を提供
することにある。
「発明の構成」 本発明による酸化カルシウムの固溶体又は複酸化物の製
造方法は、水酸化カルシウム又は酸化カルシウムを糖、
糖アルコール及び多価アルコールのうちの少なくとも1
種を含む水溶液に溶解して得られたカルシウムゾルを水
又はアルコールに溶解する金属化合物の溶液と反応させ
ることを特徴とする。
造方法は、水酸化カルシウム又は酸化カルシウムを糖、
糖アルコール及び多価アルコールのうちの少なくとも1
種を含む水溶液に溶解して得られたカルシウムゾルを水
又はアルコールに溶解する金属化合物の溶液と反応させ
ることを特徴とする。
本発明の方法に用いるカルシウムゾルは、例えば下記の
ようにして調製することができる。すなわち、糖、糖
アルコール及び多価アルコールのうちの少なくとも1種
を含む水溶液を調製し、これに水酸化カルシウム又は酸
化カルシウムを投入して溶解させる方法、水に水酸化
カルシウム又は酸化カルシウムを投入して懸濁液とした
後、糖糖、アルコール及び多価アルコールのうちの少な
くとも1種を添加して溶解させる方法、糖、糖アルコ
ール及び多価アルコールのうちの少なくとも1種と、水
酸化カルシウム又は酸化カルシウムを水に同時に添加混
合して溶解させる方法などによって調製することができ
る。
ようにして調製することができる。すなわち、糖、糖
アルコール及び多価アルコールのうちの少なくとも1種
を含む水溶液を調製し、これに水酸化カルシウム又は酸
化カルシウムを投入して溶解させる方法、水に水酸化
カルシウム又は酸化カルシウムを投入して懸濁液とした
後、糖糖、アルコール及び多価アルコールのうちの少な
くとも1種を添加して溶解させる方法、糖、糖アルコ
ール及び多価アルコールのうちの少なくとも1種と、水
酸化カルシウム又は酸化カルシウムを水に同時に添加混
合して溶解させる方法などによって調製することができ
る。
本発明において、糖、糖アルコール及び多価アルコール
のうちの少なくとも1種としては、例えばグルコース、
フラクトース、ガラクトース、マルトース、サッカロー
ス、マンノース、ソルボース、リボース、キシロース、
アラビノース、ラクトース、ソルビトール、マンニトー
ル、グリセリン、ペンタエリスリトールなどから選択さ
れたものを採用することができる。
のうちの少なくとも1種としては、例えばグルコース、
フラクトース、ガラクトース、マルトース、サッカロー
ス、マンノース、ソルボース、リボース、キシロース、
アラビノース、ラクトース、ソルビトール、マンニトー
ル、グリセリン、ペンタエリスリトールなどから選択さ
れたものを採用することができる。
本発明により糖、糖アルコール及び多価アルコールのう
ちの少なくとも1種を存在させることによって、水酸化
カルシウムや酸化カルシウムの溶解度を高めることがで
き、ゾルを形成することができる。溶液中の糖、糖アル
コール、多価アルコールの濃度は、10重量%以上とす
ることが好ましく、10重量%未満では水酸化カルシウ
ム又は酸化カルシウムを充分に溶解することが困難とな
る。ただし、糖、糖アルコール、多価アルコールが飽和
濃度となるまで添加する必要はない。
ちの少なくとも1種を存在させることによって、水酸化
カルシウムや酸化カルシウムの溶解度を高めることがで
き、ゾルを形成することができる。溶液中の糖、糖アル
コール、多価アルコールの濃度は、10重量%以上とす
ることが好ましく、10重量%未満では水酸化カルシウ
ム又は酸化カルシウムを充分に溶解することが困難とな
る。ただし、糖、糖アルコール、多価アルコールが飽和
濃度となるまで添加する必要はない。
このようにして得られるカルシウムゾルは、安定であ
り、保存中や移送中に沈澱せず、また、水酸化カルシウ
ム又は酸化カルシウムが微細に分散されているため、高
い反応性を示す。したがって、このようなカルシウムゾ
ルを用いることにより、酸化カルシウムの様々な固溶体
又は複酸化物を容易に製造することができる。
り、保存中や移送中に沈澱せず、また、水酸化カルシウ
ム又は酸化カルシウムが微細に分散されているため、高
い反応性を示す。したがって、このようなカルシウムゾ
ルを用いることにより、酸化カルシウムの様々な固溶体
又は複酸化物を容易に製造することができる。
酸化カルシウムと固溶体又は複酸化物を形成させるた
め、本発明の方法においては、上記のようなカルシウム
ゾルと水又はアルコールに溶解する金属化合物とを反応
させる。使用しうる水又はアルコールに溶解する金属酸
化物としては、金属の酸化物ゾル、ハロゲン化物、オキ
シハロゲン化物、硝酸塩、硫酸塩、オキシ硝酸塩、有機
酸塩、アルコキシドあるいはアセチルアセトネート等が
挙げられる。使用しうる金属の代表例としては、銅、マ
グネシウム、ストロンチウム、バリウム、アルミニウ
ム、タリウム、珪素、チタン、ジルコニウム、ビスマ
ス、クロム、マンガン、鉄、ニッケル、コバルト等が挙
げられる。
め、本発明の方法においては、上記のようなカルシウム
ゾルと水又はアルコールに溶解する金属化合物とを反応
させる。使用しうる水又はアルコールに溶解する金属酸
化物としては、金属の酸化物ゾル、ハロゲン化物、オキ
シハロゲン化物、硝酸塩、硫酸塩、オキシ硝酸塩、有機
酸塩、アルコキシドあるいはアセチルアセトネート等が
挙げられる。使用しうる金属の代表例としては、銅、マ
グネシウム、ストロンチウム、バリウム、アルミニウ
ム、タリウム、珪素、チタン、ジルコニウム、ビスマ
ス、クロム、マンガン、鉄、ニッケル、コバルト等が挙
げられる。
本発明の方法に使用しうる又はアルコールに溶解する金
属化合物として、チタン化合物及びジルコニウム化合物
について、さらに具体例を挙げれば、ハロゲン化チタ
ン、硫酸チタン、チタニウムアルコキシド(例えばチタ
ンメトキシド、チタンエトキシド、チタンプロポキシ
ド、チタンブトキシド等)、チタニウムアシレート、チ
タニウムアセチルアセトネート、チタニアゾル、オキシ
塩化ジルコニウム、オキシ硝酸ジルコニウム、ジルコニ
ウムアルコキシド(例えばジルコニウムメトキシド、ジ
ルコニウムエトキシド、ジルコニウムプロポキシド、ジ
ルコニウムブトキシド等)、ジルコニウムアセチルアセ
トネート、ジルコニアゾル等がある。アルコキシドを用
いる場合、これはモノマーの状態でもポリマーの状態で
も使用することができる。
属化合物として、チタン化合物及びジルコニウム化合物
について、さらに具体例を挙げれば、ハロゲン化チタ
ン、硫酸チタン、チタニウムアルコキシド(例えばチタ
ンメトキシド、チタンエトキシド、チタンプロポキシ
ド、チタンブトキシド等)、チタニウムアシレート、チ
タニウムアセチルアセトネート、チタニアゾル、オキシ
塩化ジルコニウム、オキシ硝酸ジルコニウム、ジルコニ
ウムアルコキシド(例えばジルコニウムメトキシド、ジ
ルコニウムエトキシド、ジルコニウムプロポキシド、ジ
ルコニウムブトキシド等)、ジルコニウムアセチルアセ
トネート、ジルコニアゾル等がある。アルコキシドを用
いる場合、これはモノマーの状態でもポリマーの状態で
も使用することができる。
本発明の方法においては、上記のような金属化合物を水
又はアルコールに溶解して溶液としてからカルシウムゾ
ルと反応させる。アルコールとしては、メタノール、エ
タノール、プロパノール、ブタノール等を使用すること
ができる。反応温度など、他の反応条件については、使
用する金属化合物など、状況に応じて適宜選定すればよ
い。
又はアルコールに溶解して溶液としてからカルシウムゾ
ルと反応させる。アルコールとしては、メタノール、エ
タノール、プロパノール、ブタノール等を使用すること
ができる。反応温度など、他の反応条件については、使
用する金属化合物など、状況に応じて適宜選定すればよ
い。
本発明の方法によりカルシウムゾルと水又はアルコール
に溶解する金属化合物の溶液とを反応させると、金属化
合物は水酸化物又は酸化物を形成し、これを必要に応じ
て仮焼することによって酸化カルシウムを固溶した金属
酸化物固溶体又は酸化カルシウムと金属酸化物との複酸
化物を生成する。
に溶解する金属化合物の溶液とを反応させると、金属化
合物は水酸化物又は酸化物を形成し、これを必要に応じ
て仮焼することによって酸化カルシウムを固溶した金属
酸化物固溶体又は酸化カルシウムと金属酸化物との複酸
化物を生成する。
本発明の方法により製造される固溶体としては、カルシ
ウム安定化酸化ジルコニウムマグネシウム固溶酸化カル
シウム、コバルト固溶酸化カルシウム、ニッケル固溶酸
化カルシウムなどが挙げられ、複酸化物としてはチタン
酸カルシウム〔CaTiO3あるいはCaO・Ti
O2〕、ジルコニウム酸カルシウム〔CaZrO3ある
いはCaO・ZrO2〕、アルミン酸カルシウム、珪酸
カルシウム、マンガン酸カルシウム、クロム酸カルシウ
ム、さらに鉄との複酸化物などどが挙げられる。
ウム安定化酸化ジルコニウムマグネシウム固溶酸化カル
シウム、コバルト固溶酸化カルシウム、ニッケル固溶酸
化カルシウムなどが挙げられ、複酸化物としてはチタン
酸カルシウム〔CaTiO3あるいはCaO・Ti
O2〕、ジルコニウム酸カルシウム〔CaZrO3ある
いはCaO・ZrO2〕、アルミン酸カルシウム、珪酸
カルシウム、マンガン酸カルシウム、クロム酸カルシウ
ム、さらに鉄との複酸化物などどが挙げられる。
生成した固溶体又は複酸化物は、ロ過、遠心分離噴霧乾
燥などの手段により粉末として分離することができる。
燥などの手段により粉末として分離することができる。
「発明の実施例」 次に、実施例に基づいて本発明をさらに詳しく説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。
が、本発明はこれに限定されるものではない。
実施例1 200mlのビーカーに水100g及びグルコール30g
を入れ、よく撹拌してグルコース水溶液を調製した。こ
の水溶液に酸化カルシウム1.1gを加え、よく撹拌し
たところ透明なゾルが得られた。
を入れ、よく撹拌してグルコース水溶液を調製した。こ
の水溶液に酸化カルシウム1.1gを加え、よく撹拌し
たところ透明なゾルが得られた。
このゾルにチタンブトキシドポリマー(日本曹達(株)
製、商品名B7)4.8gをイソプロピルアルコール1
5gに溶解した溶液を注ぎ込んだところ、反応が起こ
り、懸濁液が得られた。この懸濁液をホットプレートで
乾燥した後、電気炉で1200℃で1時間焼成した。得
られた粉末のX線回折を行ったところ、第1図に示すX
線回折図が得られた。これはチタン酸カルシウムのX線
回折図と一致した。
製、商品名B7)4.8gをイソプロピルアルコール1
5gに溶解した溶液を注ぎ込んだところ、反応が起こ
り、懸濁液が得られた。この懸濁液をホットプレートで
乾燥した後、電気炉で1200℃で1時間焼成した。得
られた粉末のX線回折を行ったところ、第1図に示すX
線回折図が得られた。これはチタン酸カルシウムのX線
回折図と一致した。
実施例2 200mlビーカーに水10ml及びサッカロース1gを入
れ、よく撹拌し、サッカロース水溶液を調製した。これ
に酸化カルシウム0.1gを加え、よく撹拌したところ
透明なゾルが得られた。このゾルにオキシ硝酸ジルコニ
ウム2.5gを水30mlに溶解した溶液に注ぎ込み、灰
化炉で蒸発乾固し灰化後、電気炉で1300℃で1時間
焼成した。得られた粉末のX線回折を行ったところ、第
2図に示すX線回折図が得られた。これはカルシウム安
定化ジルコニア(立方晶)のX線回折図と一致した。
れ、よく撹拌し、サッカロース水溶液を調製した。これ
に酸化カルシウム0.1gを加え、よく撹拌したところ
透明なゾルが得られた。このゾルにオキシ硝酸ジルコニ
ウム2.5gを水30mlに溶解した溶液に注ぎ込み、灰
化炉で蒸発乾固し灰化後、電気炉で1300℃で1時間
焼成した。得られた粉末のX線回折を行ったところ、第
2図に示すX線回折図が得られた。これはカルシウム安
定化ジルコニア(立方晶)のX線回折図と一致した。
実施例3 200mlビーカーに水100ml及びキシロース10gを
入れ、よく撹拌し、キシロース水溶液を調製した。これ
に酸化カルシウム1.3gを加え、よく撹拌したところ
透明なゾルが得られた。このゾルにジルコニウムテトラ
ブトキシド(日本曹達(株)製、商品名TBZR)7gを
イソブチルアルコール16gに溶解した溶液に注ぎ込
み、灰化炉で蒸発乾固し、灰化後、電気炉で1300℃
で1時間焼成した。得られた粉末のX線回折を行ったと
ころ、第3図に示すX線回折図が得られた。
入れ、よく撹拌し、キシロース水溶液を調製した。これ
に酸化カルシウム1.3gを加え、よく撹拌したところ
透明なゾルが得られた。このゾルにジルコニウムテトラ
ブトキシド(日本曹達(株)製、商品名TBZR)7gを
イソブチルアルコール16gに溶解した溶液に注ぎ込
み、灰化炉で蒸発乾固し、灰化後、電気炉で1300℃
で1時間焼成した。得られた粉末のX線回折を行ったと
ころ、第3図に示すX線回折図が得られた。
実施例4 200mlビーカーに水50ml及びキシロース5gを入
れ、よく撹拌し、キシロース水溶液を調製した。これに
酸化カルシウム0.7gを加え、よく撹拌したところ透
明なゾルが得られた。このゾルに塩化マンガン4水和物
2.3gを水50mlに溶解した溶液に注ぎ込み、灰化炉
で蒸発乾固し、灰化後、電気炉で1100℃で1時間焼
成した。得られた粉末のX線回折を行ったところ、第4
図に示すX線回折図が得られた。
れ、よく撹拌し、キシロース水溶液を調製した。これに
酸化カルシウム0.7gを加え、よく撹拌したところ透
明なゾルが得られた。このゾルに塩化マンガン4水和物
2.3gを水50mlに溶解した溶液に注ぎ込み、灰化炉
で蒸発乾固し、灰化後、電気炉で1100℃で1時間焼
成した。得られた粉末のX線回折を行ったところ、第4
図に示すX線回折図が得られた。
実施例5 実施例4において、塩化マンガン水溶液を用いる代わり
に、塩化アルミニウム6水和物1.4gを水50mlに溶
解した溶液を用い、以下同様な操作を行ったところ、第
5図に示すX線回折図が得られた。
に、塩化アルミニウム6水和物1.4gを水50mlに溶
解した溶液を用い、以下同様な操作を行ったところ、第
5図に示すX線回折図が得られた。
実施例6 実施例4で調製したものと同じキシロース水溶液に酸化
カルシウム1gを加え、よく撹拌したところ、透明なゾ
ルが得られた。このゾルを硝酸鉄9水和物1gを水50
mlに溶解した溶液に注ぎ込み、灰化炉で蒸発乾固及び灰
化後、電気炉中で1200℃で1時間焼成した。得られ
た粉末のX線回折を行ったところ、第6図に示すX線回
折図が得られた。
カルシウム1gを加え、よく撹拌したところ、透明なゾ
ルが得られた。このゾルを硝酸鉄9水和物1gを水50
mlに溶解した溶液に注ぎ込み、灰化炉で蒸発乾固及び灰
化後、電気炉中で1200℃で1時間焼成した。得られ
た粉末のX線回折を行ったところ、第6図に示すX線回
折図が得られた。
「発明の効果」 本発明の方法によれば、酸化カルシウムの固溶体又は複
酸化物を湿式法で容易に効率よく製造することができ
る。また、カルシウムアルコキシドなどの高価な原料を
用いないので、安価に酸化カルシウムの固溶体又は複酸
化物を製造することができる。さらに、本発明の方法に
よれば、溶液から製造するので、高純度の固溶体又は複
酸化物が得られる。
酸化物を湿式法で容易に効率よく製造することができ
る。また、カルシウムアルコキシドなどの高価な原料を
用いないので、安価に酸化カルシウムの固溶体又は複酸
化物を製造することができる。さらに、本発明の方法に
よれば、溶液から製造するので、高純度の固溶体又は複
酸化物が得られる。
したがって、本発明によればファインセラミックス等の
分野で用いるのに好適な高品質の固溶体又は複酸化物を
提供することができる。
分野で用いるのに好適な高品質の固溶体又は複酸化物を
提供することができる。
第1図は実施例1で製造したチタン酸カルシウムのX線
回折図、第2図は実施例2で製造したカルシウム安定化
ジルコニアのX線回折図、第3図は実施例3で製造した
ジルコニウム酸カルシウムのX線回折図、第4図は実施
例4で製造したマンガン酸カルシウムのX線回折図、第
5図は実施例5で製造したアルミン酸カルシウムのX線
回折図、第6図は実施例6で製造した鉄との複酸化物の
X線回折図である。
回折図、第2図は実施例2で製造したカルシウム安定化
ジルコニアのX線回折図、第3図は実施例3で製造した
ジルコニウム酸カルシウムのX線回折図、第4図は実施
例4で製造したマンガン酸カルシウムのX線回折図、第
5図は実施例5で製造したアルミン酸カルシウムのX線
回折図、第6図は実施例6で製造した鉄との複酸化物の
X線回折図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C01G 45/00
Claims (2)
- 【請求項1】水酸化カルシウム又は酸化カルシウムを
糖、糖アルコール及び多価アルコールのうちの少なくと
も1種を含む水溶液に溶解して得られたカルシウムゾル
を、水又はアルコールに溶解する金属化合物の溶液と反
応させることを特徴とする酸化カルシウムの固溶体又は
複酸化物の製造方法。 - 【請求項2】水又はアルコールに溶解する金属化合物と
して、金属の酸化物ゾル、ハロゲン化物、オキシハロゲ
ン化物、硝酸塩、硫酸塩、オキシ硝酸塩、有機酸塩、ア
ルコキシドあるいはアセチルアセトネートを使用する請
求項1記載の固溶体又は複酸化物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63247236A JPH0621013B2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 酸化カルシウムの固溶体又は複酸化物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63247236A JPH0621013B2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 酸化カルシウムの固溶体又は複酸化物の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0297418A JPH0297418A (ja) | 1990-04-10 |
| JPH0621013B2 true JPH0621013B2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=17160478
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63247236A Expired - Fee Related JPH0621013B2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 酸化カルシウムの固溶体又は複酸化物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0621013B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1591421A1 (en) * | 2004-04-29 | 2005-11-02 | Consorzio Interuniversitario per lo Sviluppo dei Sistemi a Grande Interfase, C.S.G.I | Process for preparing nano- and micro-sized particles of inorganic compounds using a water-structure modifier |
| JP5121057B2 (ja) * | 2008-04-11 | 2013-01-16 | 伯東株式会社 | 水酸化カルシウムの水性スラリー組成物 |
| JP5979488B2 (ja) * | 2012-08-16 | 2016-08-24 | 山口精研工業株式会社 | 高濃度で経時的に粘度が安定化したアルミナゾルの製造方法 |
| JP6010843B2 (ja) * | 2012-09-28 | 2016-10-19 | 山口精研工業株式会社 | 微粒子α−アルミナの製造法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60161747A (ja) * | 1984-01-28 | 1985-08-23 | エクソン リサ−チ アンド エンヂニアリング コムパニ− | トルエンを脱水素カツプリングすることができる無機金属酸素組成物の製法 |
-
1988
- 1988-09-30 JP JP63247236A patent/JPH0621013B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0297418A (ja) | 1990-04-10 |
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