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JPH062129B2 - 嗅覚認識判定装置 - Google Patents
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JPH062129B2 - 嗅覚認識判定装置 - Google Patents

嗅覚認識判定装置

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JPH062129B2
JPH062129B2 JP2301520A JP30152090A JPH062129B2 JP H062129 B2 JPH062129 B2 JP H062129B2 JP 2301520 A JP2301520 A JP 2301520A JP 30152090 A JP30152090 A JP 30152090A JP H062129 B2 JPH062129 B2 JP H062129B2
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光雄 外池
眞一 吉村
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、嗅覚の有無や認識度合などを判定するため
の嗅覚認識判定装置に関する。
〔従来の技術〕
嗅覚の客観的な評価を行うための嗅覚認識判定装置は、
本出願人等の提案に係る特開昭63−79636号公報
などに公知である。これでは、呼吸動作に同期して供試
ガスを被験者に送給し、このときの脳波の変動を検出
し、その分析を行って嗅覚の有無などを判定する。被験
者の呼吸動作の検出は鼻腔内に装着されたサーミスタで
行っている。判定試験は無臭状態に調整された無臭室で
行っており、供試ガスは鼻孔の外面を覆う漏斗状のノー
ズコーンを介して半ば解放状態で被験者に供給してい
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
無臭室で判定試験を行うのは、供試ガス以外の臭物質の
影響を避けるためであるが、試験環境として無臭室を用
意するには経済的な負担が大きく、一般病院や食品メー
カ、香料メーカ等で手軽るに判定試験を行えなかった。
従来装置では吸い込んだ供試ガスを呼気と共に室内へ放
出するので、試験が終わるたびにその除去処理を行う必
要があり、連続的に判定試験を行えない点でも不利があ
った。
臭刺激に対する反応は脳波の変動、即ち頭皮に貼り付け
た電極板での誘発電位の変動として検出されるが、その
電位は極めて微弱なため外乱を受けやすい。実験の結
果、鼻腔内に装着されたサーミスタも外乱要因になる。
サーミスタの抵抗変化に伴う電流値の変動が脳波信号に
ノイズとして取り込まれるからである。
鼻腔内に装着されたサーミスタは被験者に異和感を与
え、かゆみや粘膜の過剰反応などの苦痛を伴うことがあ
る。こうした反応も脳波信号にノイズとして含まれ、検
出データの解析を困難にする。被験者によっては反応が
過剰なあまり十分に時間をかけて判定試験を行えないこ
ともある。
以上のように従来装置は、使用場所が無臭室に限られて
実用性と即応性に欠ける点、呼吸動作を検出するための
センサーによる外乱、およびその使用形態等に問題があ
った。
本発明の目的は、無臭室以外でも手軽るに嗅覚判定を行
え、連続して試験を行うことも可能な実用性と即応性に
優れた嗅覚認識判定装置を得るにある。
本発明の他の目的は、脳波信号に悪影響を及ぼすことが
なく、しかも被験者に異和感を与えない呼吸センサーを
備えた嗅覚認識判定装置を得るにある。
本発明の更に他の目的は、被験者の呼吸負担を軽減し、
試験判定を長時間にわたって行う場合でも、被験者に苦
痛を与えることのない嗅覚認識判定装置を得るにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の嗅覚認識判定装置は、呼吸用ガスおよび供試ガ
スを被験者Aに送給するガス供給手段1と、被験者Aの
少なくとも鼻および口の外面を密封状に覆って、前記ガ
ス供給手段1から送給されたガスを被験者Aに供給する
マスク2とを有すること、 マスク2には、被験者Aの呼吸動作に連動して作動し、
呼吸用ガスの吸引を許して呼気を分離排出する呼吸バル
ブ13と、呼吸バルブ13の開閉動作を検出する呼吸セ
ンサー9とが設けられていることを要件とする。
呼吸センサー9は、呼吸バルブ13の開閉動作を光学的
に検出する光学センサー29を含んでいる。
ガス供給手段1は呼吸用ガスを強制的に送給するよう構
成し、マスク2に連らなる呼気通路21に、掃気手段2
5と、掃気を一時貯留する呼気バッグ27を設けたもの
とすることができる。
ここで呼吸用ガスとは、空気以外に酸素ガスの単体や酸
素が混合された混合ガスなどの全てを含む。さらに、マ
スク2とは頭部全体を密閉状に覆うヘルメット状の構造
体や、鼻と口を個別的に覆う形態をも含む。
〔作用〕
少なくとも鼻および口の外面を覆うマスク2を介して被
験者Aにガス供給を行うので、無臭環境下でなくても他
の臭物質による影響を完全に排除して被験者Aに所定の
臭刺激のみを与える。
例えば、光学センサー29を用いて被験者Aの呼吸動作
を非接触状に検出するので、呼吸センサー9の電磁的な
作用による外乱作用を一掃でき、さらに呼吸センサー9
を鼻腔等に装着することによる生理反応の発生を解消で
きる。
呼気の再吸引を避けるために、マスク2を呼吸バルブ1
3を設けると、呼吸バルブ13がマスク2の内圧変動に
より開閉する形態である場合に、被験者Aの呼吸負担が
増加する。呼吸用ガスを強制送給するガス供給手段1、
および呼気通路21に設けた掃気手段25と呼気バッグ
27は、前記呼吸負担を軽減するために設けられる。
〔実施例〕
第1図において嗅覚認識判定装置は、被験者Aに供試ガ
スと呼吸用ガスを送給するガス供給手段1と、被験者A
の顔面に装着されてガス供給手段1から送給されたガス
を供給するマスク2と、被験者Aの刺激に対する反応を
測定して解析処理する測定手段3などを含む。
ガス供給手段1は、供試ガスを供給する臭気源4と、脱
臭処理された呼吸用ガスを供給する空気源5と、これら
ガス供給源4・5の供給状態を制御する制御装置6など
からなり、所定圧力に調整された呼吸用の空気を強制的
に断続供給し、さらに空気で所定濃度に希釈調整された
供給ガスを被験者Aの呼吸動作に同期して断続的に供給
する。
そのために制御装置6とマスク2とは、吸気通路7およ
び供試ガス通路8を介して接続され、さらに被験者Aの
呼吸動作を検出する呼吸センサー9の出力部を制御装置
6に接続している。制御装置6は多数個の制御弁や調圧
弁などで構成された動作部6aと、動作部6aの作動状
態を制御する制御部6bとからなり、供試ガスの単位時
間当たりの供給回数やその供給量などを自由に変更設定
できる。供試ガスはパルス信号状に供給され、供給後の
供試ガス通路8は空気流で洗浄される。空気源5として
空気ボンベやコンプレツサーが用いており、いずれの場
合でも無臭状態の空気を加圧供給する。
測定手段3は、嗅覚反応により生じる脳波の変動を測定
し、測定された脳波データを呼吸センサー9からの出力
信号に基づき解析し、必要な信号処理を行うデータ処理
回路等を含む。脳波データは、被験者Aの頭部に固定し
た複数個の脳波センサー10を介して誘発電位の変動と
して取り込まれる。脳波センサー10としては、一般に
多用されている電極板の他に、超電導材を用いた磁気セ
ンサーが用いられる。
第2図において、マスク2は麻酔用マスクからなるマス
ク本体12と、その外面に組み付けた呼吸バルブ13
と、マスク2の装着状態を維持するゴムバンド14(第
1図参照)などからなり、マスク本体12が鼻および口
の外面を密閉状に覆うよう被験者Aに装着される。
第2図において、呼吸バルブ13は被験者Aの呼吸動作
に連動して開閉する形態のバルブに構成されており、プ
ラスチック成形品からなるバルブケース15の内部に、
いずれもゴム膜で形成された一方向弁からなる吸気用バ
ルブ16と呼気用バルブ17を設けてなる。バルブケー
ス15には吸気口18と呼気口19、およびマスク本体
12の内部と連通する呼吸口20が設けられており、吸
気口18に吸気通路7を、呼気口19に呼気通路21を
それぞれ接続している。
第3図において吸気用バルブ16は、円形のフランジ部
16aに中央にくさび状の弁部16bを突設して形成さ
れ、吸気口18と呼吸口20との間に、弁部16bが呼
吸口20側へ突出する姿勢で組み込まれる。弁部16b
の先端16cは直線状に切れており、被験者Aが空気を
吸い込むと第5図のように花弁状に開き、空気を吐き出
すと密着して逆流を防ぐ。
呼気用バルブ17は一種のディスクバルブであり、呼吸
口20と呼気口19との間に配置されて放射状に開口さ
れた弁口22を開閉する。このバルブ17は呼気の通過
のみを許し、呼気時には弁口22を閉止する。
供試ガス通路8は柔軟性に富むシリコンチューブからな
り、その導出端はマスク本体12の内部に引き込まれて
いる。試験時には前記導出端を被験者Aの鼻孔に臨んで
粘着テープ24で固定する。嗅覚細胞は鼻腔内奥に位置
しているので、供試ガス通路8は原則として1個だけあ
ればよい。
呼吸バルブ13を設けることによって呼気を分離排出
し、その再吸引を妨げることができる。しかし、呼吸バ
ルブ13はマスク本体12内の圧力変動が一定値に達し
て初めて開閉するものであり、被験者Aは通常の呼吸状
態に比べてより積極的な呼吸動作を行う必要がある。こ
うした被験者Aの呼吸負担を軽減するために、ガス供給
手段1は呼吸用空気を強制的に送給して、吸気動作を助
ける。呼気通路21は送風ファンからなる掃気手段25
を設けて、呼気動作を助ける。呼吸用空気の送給量およ
び呼気通路21の掃気量は、被験者Aの呼吸量に応じて
調整する。このとき呼吸用空気は被験者Aの呼吸動作に
同期して断続供給するので問題はないが、掃気手段25
は連続的に運転されており、掃気量に過不足を生じやす
い。そこで呼吸バルブ13の呼気口19寄りの呼気通路
21から分岐通路26を導出し、導出端に呼気を一時貯
留する呼気バッグ27を装着した。
呼気バッグ27は一定容量を有するプラスチックフイル
ム製の袋からなり、呼気通路21に吐き出された呼気に
よって膨らみ、吸気動作時には内部の呼気が掃気手段2
5で吸い出されてしぼむ。つまり、呼気バッグ27は呼
気通路21内における圧力変動を吸収し、さらに呼気バ
ルブ17が呼気動作時以外に開いてしまうことを防止す
る。掃気手段25から排出される呼気は図外のホースや
ダクト等を介して、試験室の外へ放出する。
被験者Aの呼吸動作を非接触状に検出するために、呼吸
バルブ13に呼吸センサー9を取り付けている。呼吸セ
ンサー9は、吸気用バルブ16の弁部16bの背部に配
置されて、その開閉動作を光学的に検出する光学センサ
ー29と、光学センサー29に信号光を出力するととも
に、得られた光学的な検出信号を電気信号に変換する光
電変換器を含むセンサー本体30とからなる。第4図に
示すように光学センサー29は、それぞれ光ファイバー
を内蔵する投光ケーブル31と受光ケーブル32を並列
状に配置し、両ケーブル31・32の先端の投光口33
および受光口34が弁部16bの隣接する各傾斜面と向
き合う状態でバルブケース15に固定する。投光ケーブ
ル31には、常に信号光が出力されており、弁部16b
が閉じているときには(呼気動作時)、信号光は弁部1
6bの各傾斜面で反射を繰り返して、受光口34から受
光ケーブル32内へと入射する。しかし、吸気動作に伴
って第5図に示すように弁部16bが開くと、前記傾斜
面の角度が変化し、さらに傾斜面形状が平端面から円弧
面状に変形するので、投射光の殆どは散逸し、投光ケー
ブル31に達することがない。このときの信号状態(遮
光ON状態)によって呼気動作が始まったことと、呼気
動作が継続していることを正確に知ることができる。体
内から吐き出される呼気には水蒸気が含まれているが、
光学センサー29の投光口33および受光口34の双方
とも、弁部16bより吸気通路7の側に配置しているの
で、投・受光口33・34が水蒸気で曇ることはない。
判定試験は無臭室で行う必要はないが、脳波センサー1
0へのノイズの侵入を避けるために、電磁的な作用を伴
う機器類が被験者Aの周辺にない環境であることを要す
る。ガス供給手段1、測定手段3の本体部、呼吸センサ
ー9のセンサー本体30、および掃気手段25などの機
器類は、脳波センサー10に影響を及ぼさない位置に隔
離する。電磁的にシールドされた室ないしはチャンバー
は好ましい試験環境と言える。
〔別実施態様例〕
本発明のマスク2は、宇宙服に装着されるヘルメットの
ように、頭部全体を覆う形態にすることもできる。この
場合はヘルメット状のマスク2に電磁的なシールド機能
を付加して、脳波センサー10への影響を排除すること
も可能であろう。
供試ガス通路8を被験者Aに装着する必要性はなく、と
の導出端が鼻孔に指向する姿勢でマスク本体12に指示
されていてもよい。例えば、マスク本体12の内部にガ
ス放出管を設け、これに前記通路8を接続する形態が採
れる。
光学センサー29は呼吸口20の側に設けた光源と、受
光ケーブル32とで構成することができる。信号光の帰
還の有無や帰還量の大小を検出する以外に、信号光の帰
還時間の違いも検出してもよく、呼吸バルブ13の動作
を利用するものであれば、その検出原理は一切限定され
ない。
〔発明の効果〕
本発明は、被験者Aに装着されたマスク2を介して呼吸
用ガスおよび供試ガスを供給し、嗅覚の判定を行えるよ
うにしたので、被験者Aと周囲の環境とを完全に分離し
て、他の臭物質の影響を排除し、所定の臭刺激だけを被
験者Aに与えることができる。これにより、無臭室以外
の通常環境下でも判定試験を行え、一般病院や食品ある
いは香料メーカ等でも手軽るに嗅覚判定を行える。さら
に、前回使用したマスク2を交換し、あるいはその消臭
処理を行うことで、引き続き連続して判定試験をするこ
とができ、全体として嗅覚認識判定装置の実用性と即応
性を向上できる。
マスク2に呼吸バルブ13と該バルブ13の開閉動作を
検知する呼吸センサー9とを設けるので、呼吸センサー
9を被験者Aに装着することなく、非接触状に呼吸動作
を検出でき、従来装置に避けられなかった異和感やかゆ
み、あるいは粘膜の過剰反応などの、呼吸センサーを鼻
腔に装着することによる生理反応の発生を一掃して、脳
波信号に悪影響が及ぶことを解消できる。
とくに光学センサー29で呼吸バルブ13の開閉動作を
検出するので、センサー部における電磁的な作用が全く
ないので、呼吸センサー9による脳波信号の外乱を一掃
でき、全体として脳波信号のS/N比を向上し、その解
析が容易になる。
呼吸用ガスをガス供給手段1で強制的に送給し、さらに
呼気通路21に掃気手段25と呼気を一時貯留する呼気
バッグ27を設けるので、被験者Aの呼気動作と呼気動
作をそれぞれ補助して、呼吸バルブ13による呼吸負担
の増加を軽減でき、試験判定を長時間にわたつて行う場
合でも、被験者Aに苦痛を与えず体力のない被験者等の
判定試験に都合が良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る嗅覚認識判定装置の実施例を示して
おり、 第1図は装置全体の原理説明図、 第2図はマスクの断面図、 第3図は吸気バルブ単体の斜視図、 第4図は光学センサーの配置構造を示す断面図、 第5図は吸気バルブが開いた状態を示す断面図である。 1・・・・・ガス供給手段、 2・・・・・マスク、 9・・・・・呼吸センサー、 13・・・・呼吸バルブ、 21・・・・呼気通路、 25・・・・掃気手段、 27・・・・呼気バッグ、 29・・・・光学センサー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特公 平2−57418(JP,B2)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】呼吸用ガスおよび供試ガスを被験者(A)
    に送給するガス供給手段(1)と、 被験者(A)の少なくとも鼻および口の外面を密封状に
    覆って、前記ガス供給手段(1)から送給されたガスを被
    験者(A)に供給するマスク(2)とを含み、 マスク(2)には、被験者(A)の呼吸動作に連動して作
    動し、呼吸用ガスの吸引を許して呼気を分離排出する呼
    吸バルブ(13)と、呼吸バルブ(13)の開閉動作を検出する
    呼吸センサー(9)とが設けられている嗅覚認識判定装
    置。
  2. 【請求項2】呼吸センサー(9)が、呼吸バルブ(13)の開
    閉動作を光学的に検出する光学センサー(29)を含んでい
    る請求項1記載の嗅覚認識判定装置。
  3. 【請求項3】ガス供給手段(1)が、呼吸用ガスを強制的
    に送給するよう構成されており、 マスク(2)に連らなる呼気通路(21)に、掃気手段(25)
    と、呼気を一時貯留する呼気バッグ(27)とが設けられて
    いる請求項1又は2記載の嗅覚認識判定装置。
JP2301520A 1990-11-07 1990-11-07 嗅覚認識判定装置 Expired - Fee Related JPH062129B2 (ja)

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KR20010083504A (ko) * 2000-02-15 2001-09-01 김점근 후각신경 측정시스템 및 그 후각물질 주입장치
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JP2018183283A (ja) * 2017-04-24 2018-11-22 ディメンシア・フロント株式会社 賦活脳波計測装置、及び、賦活脳波計測装置に接続される刺激提示装置

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