JPH062216B2 - 同位体分離用電極構造体 - Google Patents
同位体分離用電極構造体Info
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- JPH062216B2 JPH062216B2 JP61107487A JP10748786A JPH062216B2 JP H062216 B2 JPH062216 B2 JP H062216B2 JP 61107487 A JP61107487 A JP 61107487A JP 10748786 A JP10748786 A JP 10748786A JP H062216 B2 JPH062216 B2 JP H062216B2
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- Japan
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- cathode
- isotope
- atom
- metal atoms
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- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Lasers (AREA)
- Electrolytic Production Of Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はレーザー法による金属原子の同位体分離用電極
構造体に関する。
構造体に関する。
(従来の技術) レーザー法を使用する金属原子同位体の分離濃縮技術
は、従来のガス拡散法、ノズル法、化学交換法、遠心分
離法等に比較すると分離効率が非常に大きく、カスケー
ドを組む必要がないと言われている。
は、従来のガス拡散法、ノズル法、化学交換法、遠心分
離法等に比較すると分離効率が非常に大きく、カスケー
ドを組む必要がないと言われている。
ところで、レーザー法による同位体の濃縮分離方法には
金属原子を用いた原子法が知られている。
金属原子を用いた原子法が知られている。
第4図は原子法におけるレーザー法による金属原子の濃
縮装置の一例を概念的に示した構成図である。
縮装置の一例を概念的に示した構成図である。
すなわち、第4図中符号1は濃縮装置の容器を示してお
り、この容器1内に分離しようとする金属原子2を収容
した金属溶解用るつぼ3を配置し、この金属原子2を電
子ビームなどの照射による表面加熱により蒸発させ原子
ビーム4を発生させると、原子ビーム4は上方へ進行し
ていく。この原子ビーム4中には一方の同位体原子5お
よび他の同位体原子6が混合された状態になっている。
そこで、この原子ビーム4中の一方の同位体原子5の吸
収線に相当する振動数の選択励起レーザー7を照射す
る。この選択励起レーザー光によって分離しようとする
一方の同位体原子5だけが励起される。
り、この容器1内に分離しようとする金属原子2を収容
した金属溶解用るつぼ3を配置し、この金属原子2を電
子ビームなどの照射による表面加熱により蒸発させ原子
ビーム4を発生させると、原子ビーム4は上方へ進行し
ていく。この原子ビーム4中には一方の同位体原子5お
よび他の同位体原子6が混合された状態になっている。
そこで、この原子ビーム4中の一方の同位体原子5の吸
収線に相当する振動数の選択励起レーザー7を照射す
る。この選択励起レーザー光によって分離しようとする
一方の同位体原子5だけが励起される。
次に励起した同位体原子をイオン化するための電離レー
ザー8を照射する。この二種類のレーザー7、8によっ
て、原子ビーム4中の分離を目的としている一方の同位
体原子5が電離されてプラスイオン9に変化する。
ザー8を照射する。この二種類のレーザー7、8によっ
て、原子ビーム4中の分離を目的としている一方の同位
体原子5が電離されてプラスイオン9に変化する。
さて、このイオンを含む原子ビーム4に接地極10と陰
極11を用いて電界を作ると、電離されている同位体原
子のプラスイオン9のみが静電的に陰極11に引き寄せ
られ、最終的には陰極11の表面に吸着される。
極11を用いて電界を作ると、電離されている同位体原
子のプラスイオン9のみが静電的に陰極11に引き寄せ
られ、最終的には陰極11の表面に吸着される。
一方、電離されない他の同位体中性原子6はこの電界の
影響を受けないで直進し、中性原子捕集プレート12に
収集回収される。
影響を受けないで直進し、中性原子捕集プレート12に
収集回収される。
(発明が解決しようとする問題点) 同位体を分離する方法において、装置を連続稼働するな
ど効率的に運用するためには回収用陰極11に付着した
同位体原子を連続的に回収する必要がある。連続的に回
収する方法には液体回収法が用いられているが、第4図
に示したように陰極11はるつぼ3から蒸発する原子ビ
ーム4に並行するように配置されている。従って、この
ような回収方法では回収された同位体原子は下方へ落下
してるつぼ3内へ戻されてしまい回収は不可能であっ
た。
ど効率的に運用するためには回収用陰極11に付着した
同位体原子を連続的に回収する必要がある。連続的に回
収する方法には液体回収法が用いられているが、第4図
に示したように陰極11はるつぼ3から蒸発する原子ビ
ーム4に並行するように配置されている。従って、この
ような回収方法では回収された同位体原子は下方へ落下
してるつぼ3内へ戻されてしまい回収は不可能であっ
た。
すなわち、回収にあたっては陰極11に一定量の同位体
原子が付着したのち、容器1外へ取り出して付着した金
属原子を回収する方法であった。
原子が付着したのち、容器1外へ取り出して付着した金
属原子を回収する方法であった。
しかしながら、前述したように容器1外へ回収用陰極1
1を取り出すことにより装置の稼働をその都度停止する
必要が生じ、装置の運用効率の低下を招来する問題点が
あった。
1を取り出すことにより装置の稼働をその都度停止する
必要が生じ、装置の運用効率の低下を招来する問題点が
あった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、
液体状態の金属原子を連続的に回収し、かつ装置を長時
間連続的に運転可能できるような構成を有する同位体分
離用電極構造体を提供することにある。
液体状態の金属原子を連続的に回収し、かつ装置を長時
間連続的に運転可能できるような構成を有する同位体分
離用電極構造体を提供することにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 金属原子を高エネルギービームの照射による表面加熱に
より蒸発させ、原子ビームを発生させて該原子ビームに
レーザーを照射し同位体金属原子を電離回収する同位体
分離用電極構造体において、前記同位体金属原子を回収
するための陰極の下端に樋を設け、この樋に一方向の傾
斜をもたせるとともに、この樋の幅を前記原子ビームの
進行方向が前記陰極に接触する方向とならないように選
択することを特徴とする同位体分離用電極構造体であ
る。
より蒸発させ、原子ビームを発生させて該原子ビームに
レーザーを照射し同位体金属原子を電離回収する同位体
分離用電極構造体において、前記同位体金属原子を回収
するための陰極の下端に樋を設け、この樋に一方向の傾
斜をもたせるとともに、この樋の幅を前記原子ビームの
進行方向が前記陰極に接触する方向とならないように選
択することを特徴とする同位体分離用電極構造体であ
る。
また、前記樋の下端には回収金属原子を集積するための
他の樋が設けられている。
他の樋が設けられている。
(作用) 回収用陰極に付着する金沿原子を液体状態を保持させる
ため金属原子の融点以上に加熱し流動させる。流動した
金属原子は重力により陰極の下方に流れ、この流下した
液体金属原子を陰極の下端に設けた樋に回収する。
ため金属原子の融点以上に加熱し流動させる。流動した
金属原子は重力により陰極の下方に流れ、この流下した
液体金属原子を陰極の下端に設けた樋に回収する。
この樋は陰極の下端全域に設けられかつ樋には下り勾配
を設けて陰極と一体化することによって同時加熱され、
樋に集められた液体金属原子は樋の勾配により一端に集
積し回収される。
を設けて陰極と一体化することによって同時加熱され、
樋に集められた液体金属原子は樋の勾配により一端に集
積し回収される。
(実施例) 第1図および第2図を参照しながら本発明に係る同位体
分離用電極構造体の一実施例を説明する。なお、第2図
は第1図の陰極部分を斜視図で示してあり、各図とも第
4図と同一部分には同一符号で示してある。
分離用電極構造体の一実施例を説明する。なお、第2図
は第1図の陰極部分を斜視図で示してあり、各図とも第
4図と同一部分には同一符号で示してある。
すなわち、第1図において、陰極11の下端には樋13
が設けられており、また第2図に示したように樋13は
下り勾配を有して一方向の傾斜をもたせている。陰極1
1と接地極10とは交互に配列されており、また樋13
の端部下方に他の樋14が設けられており、さらに他の
樋14の両端下方に回収容器15が配置されている。
が設けられており、また第2図に示したように樋13は
下り勾配を有して一方向の傾斜をもたせている。陰極1
1と接地極10とは交互に配列されており、また樋13
の端部下方に他の樋14が設けられており、さらに他の
樋14の両端下方に回収容器15が配置されている。
しかして、上記電極構造体を第4図に示した容器1内に
配置すると、るつぼ3内の金属原子2は図示しない高エ
ネルギービーム例えば電子ビームの照射により表面が点
または線状に加熱され、金属原子2は原子ビーム4とな
って蒸発する。この原子ビーム4にレーザー7、8を照
射することにより原子蒸気は電離され、目的とする同位
体金属原子のみがイオン化し、このプラスイオン9が接
地極10と回収用陰極11の間に進行する。この時両極
10、11間の電界により同位体原子プラスイオン9の
みが静電的に陰極11に付着し液体金属原子16とな
る。
配置すると、るつぼ3内の金属原子2は図示しない高エ
ネルギービーム例えば電子ビームの照射により表面が点
または線状に加熱され、金属原子2は原子ビーム4とな
って蒸発する。この原子ビーム4にレーザー7、8を照
射することにより原子蒸気は電離され、目的とする同位
体金属原子のみがイオン化し、このプラスイオン9が接
地極10と回収用陰極11の間に進行する。この時両極
10、11間の電界により同位体原子プラスイオン9の
みが静電的に陰極11に付着し液体金属原子16とな
る。
ここで、回収用陰極11は金属原子2の融点以上に加熱
されているため、付着した金属原子は液体状態となり、
堆積していくと自重により陰極11面に沿って流下して
いく。流下した液体金属原子16は樋13に液滴落下し
て集まり、樋13の下り勾配により同じく自重によって
陰極11の一端に集められていく。
されているため、付着した金属原子は液体状態となり、
堆積していくと自重により陰極11面に沿って流下して
いく。流下した液体金属原子16は樋13に液滴落下し
て集まり、樋13の下り勾配により同じく自重によって
陰極11の一端に集められていく。
そして、液体金属原子16は樋13の端部から他の樋1
4に流れ落ち、その樋14の下り勾配に沿って流れ、最
終的に回収用容器15に回収される。この回収用容器1
5は一定期間のシステム運転時間毎に装置の容器1内か
ら搬出される。
4に流れ落ち、その樋14の下り勾配に沿って流れ、最
終的に回収用容器15に回収される。この回収用容器1
5は一定期間のシステム運転時間毎に装置の容器1内か
ら搬出される。
このようにして、回収用陰極11に付着回収された金属
原子は連続的に回収されることになる。
原子は連続的に回収されることになる。
また本発明に係る構造体によって次に述べる回収作用も
同時に行なわれる。
同時に行なわれる。
すなわち、接地極10と陰極11との間には同位体原子
のプラスイオン9と同位体中性原子6が侵入してくる
が、中性原子6についても陰極11に直接衝突するとプ
ラスイオン9と同様に付着することになる。この現象は
回収する液体金属原子の濃度を低めることになって好ま
しくない。そこで、原子ビーム4の蒸発方向より原子蒸
気つまり各同位体原子5、6が直接陰極11に接触しな
いように陰極11の下端に設けた樋の幅Lを選択するこ
とによって金属原子ビーム4の陰極11に対する方向制
御が可能となり、回収する金属原子の濃縮度を低下させ
ることなく回収可能となる。
のプラスイオン9と同位体中性原子6が侵入してくる
が、中性原子6についても陰極11に直接衝突するとプ
ラスイオン9と同様に付着することになる。この現象は
回収する液体金属原子の濃度を低めることになって好ま
しくない。そこで、原子ビーム4の蒸発方向より原子蒸
気つまり各同位体原子5、6が直接陰極11に接触しな
いように陰極11の下端に設けた樋の幅Lを選択するこ
とによって金属原子ビーム4の陰極11に対する方向制
御が可能となり、回収する金属原子の濃縮度を低下させ
ることなく回収可能となる。
以上説明したように上記実施例によれば、陰極11の下
端に樋13を一体的に設け、かつその両者11、13を
加熱することによって付着する金属原子を液体状態でか
つ連続的に回収することができる。
端に樋13を一体的に設け、かつその両者11、13を
加熱することによって付着する金属原子を液体状態でか
つ連続的に回収することができる。
また、樋13の幅Lを選択することによって中性原子つ
まり他方の同位体原子6の陰極11への衝突付着を防止
し、もって回収すべき金属原子の濃縮度を低下させるこ
とを防止することができる。
まり他方の同位体原子6の陰極11への衝突付着を防止
し、もって回収すべき金属原子の濃縮度を低下させるこ
とを防止することができる。
第3図は本発明の他の実施例を示す斜視図で、第2図と
同一部分には同一符号で示し、重複する部分の説明を省
略する。
同一部分には同一符号で示し、重複する部分の説明を省
略する。
この実施例が、第2図と異なる点は陰極11のほぼ中央
部から折り曲げて折り曲げ部17を形成し、かつ下端部
を中央部から端部へ向けて下り勾配を大きくした傾斜面
18を形成したことにある。
部から折り曲げて折り曲げ部17を形成し、かつ下端部
を中央部から端部へ向けて下り勾配を大きくした傾斜面
18を形成したことにある。
この実施例では回収すべき金属原子をすこぶる効率よく
回収できる効果があり、その他の作用効果は第2図に示
した実施例と同様なので省略する。
回収できる効果があり、その他の作用効果は第2図に示
した実施例と同様なので省略する。
[発明の効果] 本発明によれば回収用陰極に付着する同位体原子プラス
イオンを連続的に回収することができるため、同位体分
離装置の運転効率を向上させることができる。また、陰
極に樋を一体的に設けているため同一温度に同時に加熱
することができる。さらに陰極に衝突付着する同位体中
性原子についても樋の幅Lによって減少させることがで
きるため回収金属原子の濃縮度低減防止も可能である。
イオンを連続的に回収することができるため、同位体分
離装置の運転効率を向上させることができる。また、陰
極に樋を一体的に設けているため同一温度に同時に加熱
することができる。さらに陰極に衝突付着する同位体中
性原子についても樋の幅Lによって減少させることがで
きるため回収金属原子の濃縮度低減防止も可能である。
第1図は本発明に係る同位体分離用電極構造体の一実施
例を示す縦断面図、第2図は第1図の要部を示す斜視
図、第3図は本発明の他の実施例を示す斜視図、第4図
は従来の同位体分離装置を概念的に示す縦断面図であ
る。 1………容器 2………金属原子 3………るつぼ 4………原子ビーム 5………一方の同位体 6………他方の同位体 7………励起レーザー 8………電離レーザー 9………プラスイオン 10………接地極 11………陰極 12………中性原子捕集プレート 13………樋 14………他の樋 15………回収容器 16………液体金属原子 17………折り曲げ部、傾斜面
例を示す縦断面図、第2図は第1図の要部を示す斜視
図、第3図は本発明の他の実施例を示す斜視図、第4図
は従来の同位体分離装置を概念的に示す縦断面図であ
る。 1………容器 2………金属原子 3………るつぼ 4………原子ビーム 5………一方の同位体 6………他方の同位体 7………励起レーザー 8………電離レーザー 9………プラスイオン 10………接地極 11………陰極 12………中性原子捕集プレート 13………樋 14………他の樋 15………回収容器 16………液体金属原子 17………折り曲げ部、傾斜面
Claims (3)
- 【請求項1】金属原子を高エネルギービームの照射によ
る表面化熱により蒸発させ、原子ビームを発生させて該
原子ビームにレーザーを照射し同位体金属原子を電離回
収する同位体分離用電極構造体において、前記同位体金
属原子を回収するための陰極の下端に樋を設け、この樋
に一方向の傾斜をもたせるとともに、この樋の幅を前記
原子ビームの進行方向が前記陰極に接触する方向となら
ないように選択することを特徴とする同位体分離用電極
構造体。 - 【請求項2】前記樋の下端には回収金属原子を集積する
ための他の樋が設けられていることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の同位体分離用電極構造体。 - 【請求項3】前記陰極はほぼ中央部から折り曲げられ、
下端部には下り勾配の傾斜面が形成されて樋が設けられ
ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の同
位体分離用電極構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61107487A JPH062216B2 (ja) | 1986-05-10 | 1986-05-10 | 同位体分離用電極構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61107487A JPH062216B2 (ja) | 1986-05-10 | 1986-05-10 | 同位体分離用電極構造体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62266126A JPS62266126A (ja) | 1987-11-18 |
| JPH062216B2 true JPH062216B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=14460459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61107487A Expired - Lifetime JPH062216B2 (ja) | 1986-05-10 | 1986-05-10 | 同位体分離用電極構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH062216B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51131971A (en) * | 1975-03-24 | 1976-11-16 | Hideo Tomoyasu | Electrostatic precipitator |
| JPS60244327A (ja) * | 1984-05-21 | 1985-12-04 | Toshiba Corp | レ−ザ光による同位体分離装置 |
-
1986
- 1986-05-10 JP JP61107487A patent/JPH062216B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62266126A (ja) | 1987-11-18 |
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