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JPH0622978B2 - 摩擦低減能を有するアスフアルトシート - Google Patents
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JPH0622978B2 - 摩擦低減能を有するアスフアルトシート - Google Patents

摩擦低減能を有するアスフアルトシート

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Publication number
JPH0622978B2
JPH0622978B2 JP63120029A JP12002988A JPH0622978B2 JP H0622978 B2 JPH0622978 B2 JP H0622978B2 JP 63120029 A JP63120029 A JP 63120029A JP 12002988 A JP12002988 A JP 12002988A JP H0622978 B2 JPH0622978 B2 JP H0622978B2
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JP
Japan
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loading
asphalt
concrete
stiffness coefficient
term
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP63120029A
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JPH0248937A (ja
Inventor
和芳 板垣
敬三 山口
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Showa Shell Sekiyu KK
Original Assignee
Showa Shell Sekiyu KK
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Publication date
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  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は摩擦低減能を有するアスファルトシートであっ
て、さらに詳しくはコンクリートとコンクリート又はコ
ンクリートと鋼板等の二重壁構造の界面に生ずる摩擦を
低減できるアスファルトシートに関するものである。
〔従来の技術〕
コンクリート相互又はコンクリートと鋼板等の如くヤン
グ率が100N/m2以上ある二重壁構造のものは、急激な
温度変化又は地盤沈下の場合二重壁構造の界面で摩擦を
生じ、非常に大きい剪断応力を生じ、その結果コンクリ
ート壁面に亀裂を生ずるおそれがある。従って、従来は
粘性流体となる滑動性ある載荷時間が105sec.以上のア
スファルト系コンパウンド層(長期載荷用コンパウンド
層)を挟入する方法が若干適用されているに過ぎない。
〔本発明が解決しようとする課題〕
コンクリート相互又は鋼板等の二重壁構造の界面に生ず
る摩擦力は、剛性率Gと変位εとの相乗積Gεで概数が
算定できる。
即ち、コンクリートのヤング率(ヤング率≒剛性率G)
は、2×1010N/m2(at20℃)また変位εは 但しコンクリート壁長さ100m,温度差30℃,熱膨張率10
-5/℃とすると、長さの変化は、100m×30×10-5=30m
m=3×10-2m また、コンクリート壁厚さ500mm(=5×10-1m)であ
る。
従って剪断応力をτとすると次のようである。
この程度の摩擦力を生じると、コンクリート壁に作用す
る剪断応力がコンクリートの引張り強さより遥かに大き
くなってコンクリート壁に亀裂を生ずることが推定され
る。
そこで二重壁構造の界面にスチフネス係数の小さいも
の、即ち4×104N/m2(at20℃),載荷時間10-2〜102
sec.、厚さ2mmのシートを貼付けた場合の剪断応力τ
を計算すると、つぎのようである。
但し、d:ズレの長さ(3×10-2m) h:シートの厚さ(2×10-3m) s:スチフネス係数(4×104N/m2;at20℃) ∴τA=2×105N/m2=2kg/cm2である。
また、この場合の摩擦低減率は しかし、摩擦低減能がこのように小さいものでは、温度
差,地盤沈下又は地震対策に不十分であり、さらに摩擦
低減率の高いものが必要である。
本発明は上述の如くコンクリート相互又はコンクリート
と鋼板等の二重壁構造の界面に、摩擦低減能を有するシ
ートを挟入するものでこれによって、温度差,地盤沈下
等によるコンクリートに亀裂又は変形を防止することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はコンクリート相互又はコンクリートと鋼板との
二重壁構造の界面に挟入する短期載荷に有効なスチフネ
ス係数103〜106N/m2(at20℃),載荷期間10-2〜104s
ec.で、かつ厚さ1〜8mmのゴムアスファルト系コンパ
ウンド層と、長期載荷に有効なスチフネス係数100〜103
N/m2(at20℃),載荷期間105〜108sec.で、かつ厚さ
2〜10mmのアスファルト系コンパウンド層とを積層した
厚さ3〜10mmからなる摩擦低減能を有する積層シートで
ある。
茲に使用する短期載荷用のアスファルト系コンパウンド
は、滑動性を有するもので載荷時間10-2〜104sec.でス
チフネス係数104N/m2以下では圧着によるはみ出し量
が多くなるため、ゴムアスファルトコンパウンドとして
は軟化点75℃以上,針入度70(at25℃)のものを使用す
る。
また、短期載荷用のゴムアスファルト系コンパウンド
は、ストレートアスファルト(針入度60〜100)に、ポ
リスチロールブタジエンゴム(SBS)等の高分子化合
物を8〜12%混入したものにさらにチキソトロピーを改
善するため適宜パラフィン系プロセスオイル等を添加す
ることが望ましく、これによって載荷時間10-2〜104se
c.スチフネス係数104N/m2のオーダーのものが得られ
る。
さらに長期載荷用のアスファルト系コンパウンド層は、
載荷時間105〜108sec.、スチフネス係数100〜103N/m2
(at20℃)が用いるものであって、本発明は前記短期載
荷用の滑動性を有するゴムアスファルト系コンパウンド
層の厚さ1〜8mmと、長期載荷用の滑動性を有するゴム
アスファルト系コンパウンド層の厚さ2〜10mmのものと
が積層された厚さ3〜10mmの積層シートである。
本発明の積層シートの如く相異なるスチフネス係数のア
スファルト系コンパウンドを積層することによって、そ
の載荷時間ではスチフネス係数の小さい層が作用して変
位を起すため剪断応力の低減ができると考えられる。
第3図は長期載荷用アスファルト系コンパウンドと短期
載荷用ゴムアスファルト系コンパウンドとのスチフネス
係数と載荷時間との関係の一例を示したものであって
(第3図中実線は長期載荷用,点線は短期載荷用であ
る)、第3図より明らかなように、弾性領域,粘弾性領
域では長期載荷用のアスファルト系コンパウンドはスチ
フネス係数が高く、粘性流体領域に於ては低い。
他方、短期載荷用のゴムアスファルト系コンパウンドで
は、スチフネス係数が104N/m2程度であり、また粘性
流体領域に於てもほぼ同一なスチフネス係数である。
本発明は短期載荷用及び長期載荷用の2つのアスファル
ト系コンパウンド層を組合せて積層シートとしたもので
載荷用10-2〜104sec.においては短期載荷用のゴムアス
ファルト系コンパウンド層のスチフネス係数(第3図中
点線)となり、他方載荷時間105〜108sec.では長期載荷
用のアスファルト系コンパウンド層のスチフネス係数と
なり全領域において本発明の積層シートでは載荷時間の
如何にかかわらずスチフネス係数100〜104N/m2(at20
℃)のオーダーの摩擦低減能を有するシートとすること
ができる。
〔作 用〕
以上の如く本発明の積層シートは、弾性領域から粘性流
体領域にわたる全領域においてスチフネス係数がが100
〜104N/m2(at20℃)とすることができるため、これ
をコンクリート相互又はコンクリートと鋼板との界面に
挟入することによって温度差,地盤沈下等に対する摩擦
低減能を有するものたらしめることができる。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例であって、積層シート1が、
短期載荷用のゴムアスファルトコンパウンド層2表面
に、長期載荷用の滑動性を有するアスファルトコンパウ
ンド層3が積層されており、さらにその表面に保護用の
ポリプロピレン不織布4が積層されている。尚、第1図
中、符号5はゴムアスファルトコンパウンド層2の粘着
性を保持するための剥離紙である。
また、前記長期載荷用のアスファルトコンパウンド及び
短期載荷用のゴムアスファルトコンパウンドの性状はつ
ぎの通りである。
長期載荷用のアスファルトコンパウンド 針入度(25℃) 35±5 軟 化 点 75±5℃ 低温可撓性 5℃以上 スチフネス係数 20℃×1年 8N/m2 20℃×30日 9×10N/m2 20℃×10-2 1.5×107N/m2 短期載荷用のゴムアスファルトコンパウンド 針入度(25℃) 70±5 軟 化 点 84℃ 低温可撓性 −30℃ スチフネス係数 20℃×1年 8×103N/m2 20℃×30日 1×104N/m2 20℃×10-2 4×104N/m2 第2図は本発明の積層シート1の使用状態を示したもの
であるが、成形コンクリート壁6に、積層シート1の剥
離紙5を剥離し、ゴムアスファルト層2を接着した後、
積層シート1のポリプロピレン不織布4の表面にコンク
リート7を打設したものであって、コンクリート壁6と
コンクリート7との界面における摩擦が大巾に低減さ
れ、温度差又は地盤沈下によるコンクリート7の変形又
は亀裂が防止できる。
〔発明の効果〕
(1)以上の如く本発明はコンクリート相互又はコンクリ
ートと鋼板との二重壁構造の界面における摩擦を低減す
るため短期載荷用及び長期載荷用の異なるスチフネス係
数からなるアスファルト系コンパウンド層の積層シート
とし、これを界面に挟入することによって、季節間の温
度差,地盤沈下又は地震による搖れに伴なう剪断応力を
低減することができ従って、二重壁構造におけるコンク
リートの変形又は亀裂を防止することができる。
(2)地中又は海中に敷設するトンネル、沈埋凾の覆工に
ついて記述すると、一次覆工と二次覆工との中間にこの
シートを挟入すると、分離材として挙動するので長期載
荷に起る軸方向の応力は一次覆工が土壌等で拘束されて
いるため二次覆工の断面のみが負担するので、低減が出
来るように長期載荷に有効なコンパウンド層が作用す
る。
又短期載荷に起る円周方向の曲げモーメントは一次覆工
と二次覆工が一体化を保つように相対的な滑り運動が起
る程度に短期載荷に有効なコンパウンド層が挙動する。
上述の如く二方向に働く応力は載荷時間の長短があるの
でスチフネス係数の異るコンパウンド層が選択的に対応
するのはこの積層シートの優れた利点である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図は本発明の
使用状態を示す説明図、第3図は載荷時間に対するスチ
フネス係数の関係図である。 1:積層シート、2:短期載荷用のゴムアスファルトコ
ンパウンド層、3:長期載荷用のアスファルトコンパウ
ンド層、4:ポリプロピレン不織布、5:剥離紙、6:
成形コンクリート壁、7:コンクリート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリート相互又はコンクリートと鋼板
    との二重壁構造の界面に挟入する短期載荷に有効なスチ
    フネス係数103〜106N/m2(at20℃),載荷期間10-2
    104sec.で、かつ厚さ1〜8mmのゴムアスファルト系コ
    ンパウンド層と、長期載荷に有効なスチフネス係数100
    〜103N/m2(at20℃),載荷期間105〜108sec.で、か
    つ厚さ2〜10mmのアスファルト系コンパウンド層とを積
    層した厚さ3〜10mmからなる摩擦低減能を有するアスフ
    ァルトシート。
JP63120029A 1988-05-17 1988-05-17 摩擦低減能を有するアスフアルトシート Expired - Lifetime JPH0622978B2 (ja)

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