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JPH0624035B2 - 走行路判別装置 - Google Patents
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JPH0624035B2 - 走行路判別装置 - Google Patents

走行路判別装置

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JPH0624035B2
JPH0624035B2 JP63243329A JP24332988A JPH0624035B2 JP H0624035 B2 JPH0624035 B2 JP H0624035B2 JP 63243329 A JP63243329 A JP 63243329A JP 24332988 A JP24332988 A JP 24332988A JP H0624035 B2 JPH0624035 B2 JP H0624035B2
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traveling road
discriminating
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は画像処理によって走行路(例えば道路)の直
線、カーブ、登り、下りなどの形状を判別する走行路判
別装置に関するものである。
〔従来の技術〕
自動走行車両を制御するに当たっては、走行路の形状を
リアルタイムに認識する必要がある。この目的のために
は、例えば走行路にあらかじめ識別ラインを設けてお
き、これを光センサ等で検知することが考えられる。し
かし、これでは走行路に識別ラインを設けなければなら
ないので、汎用性に著しく欠ける。
そこで、走行路をテレビカメラなどで撮像し、得られた
データを画像処理することにより、走行路の形状を認識
することが考えられる。このような画像処理には各種の
手法があり、その一例として例えばHough(ハフ)
変換を用いたものがある(特開昭62−24310号、
同62−70916号)。しかし、走行路を撮像して得
られたデータには走行路に対応するデータが含まれるだ
けでなく、走行路周囲の建物や、樹木、あるいはセンタ
ーラインなどの各種のものが含まれるので、正しい走行
路の認識処理には長い時間を要することになる。また、
高速化を図ろうとすると、システムが複雑、高価になっ
てしまう欠点もある。
ところで、走行車両を制御するためには、走行路の大局
的形状を把握することがまず最初に必要であり、これが
把握できると微細な形状の把握も容易になる。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上記のような問題点を解決し、高速に走行路の
大局的形状を把握できることを目的とした従来は無かっ
た装置を実現するためになされたものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る走行路判別装置において、その第1の態様
は、走行路をカメラで撮像して得られた画像データに含
まれる特徴点(撮像対象の各エッジを示す画像データ)
についてHough変換を施すことにより、撮像対象の
各エッジを画像上で近似する直線群を求め、これら各直
線群の中から走行路の両端を画像上で近似する直線の組
を抽出し、この2直線を走行路の形状判別に利用するこ
とを特徴としている。
さらに、第2の態様では、あらかじめ重複しないように
上記画像を分割した領域ごとに、各領域内に存在する直
線群の中から走行路の一部を画像上で近似する直線対を
順次抽出して行き、この直線対を走行路全体の形状判別
に利用することを特徴としている。
すなわち、本発明における第1の態様では、直線群抽出
手段により、画像データから撮像対象の各エッジを示す
画像上の特徴点を検出し、この画像上で各特徴点に対し
てHough変換を施すことにより、撮像対象の各エッ
ジを画像上で近似する直線群を求める。
次に、直線選定手段により、直線群の中から走行路の一
端を画像上で近似する第1の直線の候補となる直線を任
意に選択しながら、この選択された直線の位置とあらか
じめ設定されたカメラ位置にもとづいて求められた画像
上の地平線位置情報及びあらかじめ設定された走行路幅
情報から算出される理論直線と選択された直線との組に
近似する直線群中の組を順次求め、さらに、これら得ら
れた直線の組のうち最も近似している直線の組を、走行
路の一端及び他端をそれぞれ画像上で近似する第1及び
第2の直線の組として選定する。
ここで、上記理論直線は画像上で計算により算出される
直線であって、上記直線群抽出手段において求められた
直線群の中からクラスタリングされた各グループを代表
する代表直線を選定し、これら選定された代表直線と地
平線位置の交点近傍を通り、かつこの代表直線に対して
走行路幅情報に対応した距離だけ等しく左右に離れた2
つの直線である。
そして、最後に判別手段により抽出された第1および第
2の直線にもとづいて、走行路の形状を判別している。
一方、本発明における第2の態様では、まず、画像分割
手段により走行路端の一部を画像上で近似する直線が存
在する領域であって、この近似直線を特定するためのエ
ッジ情報が最も良好に得られる下側領域と、走行路端の
一部を画像上で近似する直線が存在する領域であって、
下側領域に隣接しかつ下側領域に対し画像上前方側に位
置する上側領域とを含む少なくとも2つの領域に、画像
を分割する。そして、上記第1の態様における直線群抽
出手段と同様に、Hough変換を利用して撮像対象の
各エッジを画像上で近似する直線群の抽出を行ってい
る。
続いて、下側直線選定手段(上記第1の態様における直
線選定手段と同様の動作を行う)により下側領域におけ
る一部走行路端をそれぞれ画像上で近似する第1の直線
対を選定するとともに、上側直線選定手段により画像上
の上側領域内に存在する直線群のうち一部走行路端を画
像上で近似する第2の直線対として、下側領域および上
側領域の画像上の境界線と第1の直線対の交点近傍を通
る直線群から選定している。
そして、最後に判別手段において、下側領域における第
1の直線対が交叉する交点(各直線の延長線上に存在す
る場合もある)と上側領域における第2の直線対が交叉
する交点(各直線の延長線上に存在する場合もある)と
の相対位置関係から走行路の形状を判別する。
なお、第2の態様においては、判別手段は上側直線交点
が下側直線交点の右に位置するときは走行路は右曲りと
判別し、左に位置するときは左曲りと判別することを特
徴としてもよく、また上側直線交点が下側直線交点の下
方に位置するときは素行路は下り坂であると判別するこ
とを特徴としてもよい。
〔作用〕
本発明によれば、あらかじめ設定された走行路(道路)
幅情報を用いて走行路端に対応する直線が抽出される。
すなわち、一方の走行路端に対応する第1の直線は、単
に最も主要な線分特徴として求められるが、他方の走行
路端に対応する第2の直線は上記の道路幅情報にもとづ
き、第1の直線との相対関係で決定される。従って、走
行路の形状の大局的傾向を知る上で最も基本的かつ重要
な2本の直線を、簡単な処理によって迅速に見出すこと
ができる。
また、第2の態様のように原画像を実景の手前側に相当
する下側領域と、遠方側に相当する上側領域に分割し、
各領域ごとに直線を求めるようにした場合、手前側が写
っている下側領域では、ほぼ走行路のみの画像データと
なり、周囲の建物などの影響を受けにくい。さらに、各
領域ごとに求めに直線の交点(画像上に現れる近似直線
の延長線上に存在する)の相対的位置関係を調べること
により、走行路の曲り、登り、下り等の形状を簡単に判
別することができる。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明
する。
第1図は本発明の実施例を機能実現手段の結合として表
現した概念図である。図示の通り、カメラ1で取り込ま
れた走行路の画像データはA/D変換部2でディジタル
データに変換され、画像メモリ3に一時的に格納され
る。画像メモリ3から読み出された画像データは前処理
部4に与えられ、ここで微分によるエッジ検出、ルック
アップテーブル(LUT)による閾値処理、領域設定、
座標変換などが行なわれる。DDA演算部5はいわゆる
ディジタル微分解析(Digital Differential Analysis)
を行なうもので、Hough変換がパイプライン方式で
なされる。そして、このHough変換によって画像の
特徴に対応する直線群が得られる。
Hough変換により得られた直線群に関するデータは
近傍フィルタリング部6に与えられ、ここで例えば8近
傍フィルタリング処理が施された後に、ピークソーティ
ング部7に与えられ、さらにクラスタリング部8におけ
るクラスタリング処理によって代表値が選ばれ、これが
直線抽出/選定部9に送られる。抽出および選定された
直線に関するデータは判別部10に送られ、ここで走行
路の形状が判別される。判別出力は外部の装置(図示せ
ず)に送られると共に、モニタ制御部11にも送られ、
走行路の画像と共にモニタ12で表示される。なお、上
記の機能実現手段の動作はコントローラ13で制御され
る。また、初期設定部14は走行路幅のデータなどを初
期設定するために用いられる。
次に、上記実施例の装置の作用を、特に第2の態様につ
いて順次に説明する。なお、第1の態様において、直線
群抽出手段、及び判別手段は後述する直線群抽出手段、
及び判別手段と同様の動作を行っており、また、第1の
態様における直線選定手段は、後述する下側直線選定手
段と同様の動作を行っている。
第2図は処理の流れを全体的に示すフローチャートであ
る。まず、処理の開始に際しては初期設定が行なわれる
(ステップ201)。この初期設定には走行路幅WRの
設定の他、カメラ1の俯角θ、カメラ1のレンズ焦点
距離f、カメラ1の取付高さHが含まれる。これを第
3図および第4図により説明する。
第3図(a)に示すように、走行路31上に走行車両3
2が存在しているとし、走行車両32にはカメラ1が固
設されているとする。すると、カメラ1の俯角θおよ
び取付高さHは構造上あらかじめ既知の値として設定
できる。また、レンズ焦点距離fについてもカメラ1の
構造から既知の値として設定できる。なお、第3図
(b)は同図(a)の光学系の位置関係を拡大して示し
たものである。一方、走行路幅WRについては第4図に
示すものが設定される。上記のデータが設定されると、
第4図に示すような画像不端部での走行路画像幅wrを
求めることができる。すなわち、画像上の走行路幅wr
は wr=(WR′・f) /{(Llow +H・tanθ)cosθ} …(1) となる。ここで、画像下端部ylowに写る距離L
lowは第3図(b)において Llow =H/tan(θ +tan−1(ylow/f)) …(2) として求まり、カメラの向きと道の向きが傾いた場合を
考慮した道幅WR′は、第4図(b)おいて傾き角か
ら WR′=WR/sin …(3) として求まる。
次に、第2図のステップ202として、画像上での地平
線の算出がなされる。この地平線位置Hは第3図
(b)において、 H=f・tanθ …(4) として算出される。そして、画像分割手段により第2図
のステップ204として第1領域A1(下側領域)と第
2領域A2(上側領域)の設定が行なわれる。すなわ
ち、第5図に示すように走行路31の手前側を第1領域
A1とし、遠方側を第2領域A2とする。そして、第1
領域A1と第2領域A2の比は3:2程度とし、かつ第
2領域A2の上端部が地平線位置Hにほぼ一致するよ
うにしておく。
以上のような前段階の処理が終了したら、画像データを
入力し、走行路を判別する処理を繰り返して実行する。
すなわち、まず直線群抽出手段により第2図のステップ
205において画像データをディジタルデータとして第
1図の画像メモリ3から入力し、前処理部4で所定の前
処理を行なう。ここでは、例えばSobelなどのエッ
ジ検出を行ない、このエッジ化データについて第1図の
DDA演算部5でHough変換を行なう。このHou
gh変換は直列接続された複数のDDA演算回路(図示
せず)を用いてパイプライン方式で行なうことができる
が、その処理の概要は例えば、米国特許第306965
4号や本出願人による特願昭63−112243号に示
されている。すなわち、エッジ画像におけるエッジ点を
通る直線を考え、その直線に対して所定の原点から垂線
を引く。そして、この垂線の長さをρ、この垂線と画像
上の座標の横軸とのなす角をθとして上記θの値を変え
ていくと、そのエッジ点(撮像対象の各エッジを示す画
像上の特徴点)を通る直線群が、Hough曲線と呼ば
れるサインカーブに変換され、ρ、θ平面上に描かれて
いく。このHough曲線は各エッジ点ごとに異なり、
画像上で同一直線上に並ぶようなエッジ点については、
ρ、θ平面でひとつの交点を有しているので、このρ、
θ平面上でのHough曲線の重なり具合いを調べるこ
とで、エッジ点の並びに近似した直線lをρ、θの値で
求めることができる。
これを、第6図により簡単にに説明する。
いま、x−y平面(画像平面)上のエッジが、第6図
(a)に示すようにEP,EP,EPの3点であ
ったとする。すると、各エッジEP〜EPのそれぞ
れにつき1本づつのHough曲線(サインカーブ)が
ρ−θ平面で描かれ、しかもエッジEPとEPによ
る2本のHough曲線は(ρ,θ)で交点をも
ち、エッジEPとEPによる2本のHough曲線
は(ρ,θ)で交点をもつ。そこで、第6図(b)
のようにEP〜EP14の15個のエッジが並んでい
たとすると、各エッジについて各1本づつのHough
曲線がρ−θ平面で描かれることになる。そして、エッ
ジEP〜EPの9本のHough曲線については
(ρ,θ)で交叉し、エッジEP〜EP10の3
本のHough曲線については(ρ,θ)で交叉
し、エッジEP10〜EP14の5本のHough曲線
については(ρ,θ)で交叉する。
上記の説明から明らかなように、Hough曲線の交点
の頻度が高い点(ρ,θ)から撮像対象の各エッジを画
像上で近似する直線を求められ、画像におけるデータの
特徴的な並びを認識することができることになる(走行
路端を画像上で近似する直線として選定される近似直線
の候補となる直線群が抽出できる)。
次に、第2図のステップ210に対応するフィルタリン
グ処理を第7図により説明する。
第7図はρ,θ座標におけるカウント値(各エッジ点に
より生じたHough曲線の重なり具合い)を示してい
る。ここで8近傍のフィルタリング処理は、ある
(ρ,θ)におけるカウント値Ci,jについて、
その近傍の8つのカウント値と比較することで行なう。
すなわち、(ρi−1,θj−1)〜(ρi+1,θ
j+1)のカウント値をCi−1,j−1〜C
i+1,j+1としたときに、Ci,jがいずれのカウ
ント値よりも大であるときに、これをピークとして抽出
する。従って、例えば第7図の符号F1で示す範囲では
(ρ,θ)=7はピークとして抽出されるが、符号
F2で示す(ρ,θ)=6はピークとして抽出され
ない。
フィルタリング処理の次には、ソーティング処理がなさ
れる。これは、上記のカウント値Cの大きい順にデータ
を並べかえるもので、ソフトウェアにより実現してもよ
く、専用のハードウェアにより実現してもよい。
以上のソーティング処理が終了したら、次にクラスタリ
ング処理による代表値の選定がなされる(第2図のステ
ップ213)。これを第8図ないし第10図により説明
する。
第8図はソーティングされたデータを示している。ここ
で、カウント値C,C,C,…,Cn−1につい
ては、ソーティング処理によってC>C>C>…
>Cn−1となっている。クラスタリング処理にあたっ
ては、第9図のフローチャートの如くまずk=0,i=
1に設定し(ステップ501)、ステップ502〜51
5の処理が繰り返される。そこで、上記i,kを用いて
この処理を一般的に説明すると、次のようになる。まず
ステップ502において、i>kとなっているi番目の
直線がすでに他の直線の仲間になっているか否かが調べ
られ、仲間となっていないときに ρ−Δρ≦ρ≦ρ+Δρ θ−Δθ≦θ≦θ+Δθ が調べられる(ステップ504)。そして、上記の関係
が成立するときのみi番目の直線はk番目の直線の仲間
とされる(ステップ505)。次に、iに1が加算され
(ステップ507)、データが有りのときのみ(ステッ
プ508)i番目のカウント値Cが最大のものに比べ
て小さすぎないか調べられる(ステップ510)。これ
は、カウント値があまり小さいものは処理の必要性が乏
しいからである。
小さすぎないときは再びステップ502の処理に戻る
が、小さすぎるときはkに1が加算され(ステップ51
1)、別のクラスタリングがステップ513から始めら
れる。すなわち、k番目の直線がすでに他の直線の仲間
になっているか否かが調べられ(ステップ513)、仲
間となっているときにはステップ511でkに1が加算
されて再びステップ513が実行される。仲間となって
いないときは、k番目の次のi(=k+1)番目につい
て(ステップ515)、再びステップ502が実行され
る。
上記の処理によってクラスタリングを行なった具体例を
第10図に示す。同図において、第1の代表直線はρ=
200〔dots〕、θ=45〔deg〕であり、第2
の代表直線はρ=240〔dots〕、θ=123〔d
eg〕であることがわかる。
上記の処理の後には、下側直線選定手段により第2図に
ステップ214で示す第1領域A1の直線抽出/選定が
なされる。第11図ないし第13図はそのフローチャー
トである。第1領域A1における直線の抽出は、第11
図のフローチャートに示すように、まず第N(=1)番
目の代表値の直線が第1の直線lとして取り出され、
この直線がカメラ1に対して右側か左側かが調べられる
(ステップ522)。右側のときは第2の直線lは左
側にあるはずなのでその理論値が求められ(ステップ5
54)、左側のときは第2の直線lは右側にあるはず
のなのでその理論値が求められる(ステップ555)。
そして、上記第1の直線lに対応する代表値以外の代
表値に理論値と近いものがあるまで(ステップ55
7)、上記の操作が繰り返される(ステップ558)。
ここで、第1の直線lが第14図のようになっている
とすると、理論値は画像上の走行路幅wfと地平線位置
の関係から求められるが、この理論値に対応する代
表値の直線がステップ560の処理結果として第14図
中のLであったとする。このときには、これを第2の
直線lの候補直線として直線確定操作を行なう(ステ
ップ561)。
ステップ561の処理の詳細は、第12図のようになっ
ている。まず、第2の直線lの候補直線のグループを
作る(ステップ571)。このグループの作り方として
は、代表値のうち所定範囲内のものをまとめる方式や、
Hough変換の際の分割数を補間する方式などがある
が、いずれにせよ理論値に近い直線Lの他、最終的に
選定される第2の直線lを含んだグループが作られる
(第14図参照)。次に、第14図のエッジ点(画像上
の時徴点)EPが各候補直線の下に何個あるかをカウン
トし(ステップ572)、最もカウント数の大きいもの
を最終的な第2の直線lとする。このようにして、直
線L,L′などに惑わされることなく、本来の第2
の直線lを選定できる。
上記のような第1領域A1の処理が終了したら、上側直
線選定手段により第13図のような第2領域A2の処理
を行なう。
まず、ステップ581で第1領域A1の第1の直線
、第2の直線lと第1領域A1上端部との交点
P,Qを第14図のように求める。次に、点Pの近傍を
通る直線を第3の直線lの候補とする(ステップ58
2)。そして、この直線に対して第12図のような直線
確定操作を行なうと(584)、近くの直線(例えば第
14図のL)に惑わされることなく本来の第3の直線
を抽出できる。しかる後、第4の直線lの抽出
(ステップ585)を行なう訳であるが、この抽出は第
11図のステップ551〜560と同様に行なわれる。
最後に、第12図のような直線確定操作を行なえば、第
14図のLなどに惑わされることなく、第4の直線l
が抽出できる。
以上の処理が終了したら、最後に走行路の形状判別を行
なう(第2図のステップ217)。
この判別は、第15図に示すように、第1の直線l
よび第2の直線lの交点Rと、第3の直線lおよ
び第4の直線lの交点Rの相対的位置関係により行
なう。すなわち、第15図(a)のように走行路が直線
かつ平坦であるときには、交点R,Rの座標はほぼ
一致する。これに対し、同図(b)のように走行路が右
にカーブしているときには交点Rは交点Rの右側に
現れることになり、左にカーブしているときには交点R
は交点Rの左側に現れる。また、同図(c)のよう
に前方で登り坂になっているときは交点Rは交点R
の上側に現れ、同図(d)のように前方で下り坂になっ
ているときは交点Rは交点Rの下側に現れる。従っ
て、交点R,Rの座標値を求めてこれを比較すれ
ば、走行路の形状が判別できることになる。
〔発明の効果〕
以上、詳細に説明した通り本発明によれば、あらかじめ
設定された走行路幅情報を用いて走行路端に対応する直
線が抽出される。すなわち、一方の走行路の端に対応す
る第1の直線は単に最も主要な線分特徴として求められ
るが、他方の走行路端に対応する第2の直線は上記の道
路幅情報にもとづき、第1の直線との相対関係で抽出さ
れる。従って、走行路の大局的傾向を知る上で最も基本
的かつ重要な2本の直線を、簡単な処理によって迅速に
見出すことができる。そして、原画像を2つの領域に区
分してこの領域ごとの各2本の直線の交点の相対的位置
関係を調べることで、走行路の形状を判別することが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例における機能実現手段の概念
図、第2図は、全体的な処理を示すフローチャート、第
3図は、カメラの取付位置の説明図、第4図は、走行路
における車両の状態と画像の関係の説明図、第5図は、
第1領域A1および第2領域A2の設定の説明図、第6
図は、 Hough変換の説明図、第7図は、フィルタリング処
理の説明図、第8図は、Hough変換とソーティング
処理の結果の説明図、第9図は、クラスタリング処理の
説明図、第10図は、クラスタリング処理の結果の具体
例の説明図、第11図は、第1領域A1における直線の
抽出および選定のフローチャート、第12図は、直線確
定操作のフローチャート、第13図は、第2領域A2に
おける直線の抽出および選定のフローチャート、第14
図は、直線l〜lの抽出および選定を画像上で説明
する図、第15図は、走行路の形状判別の説明図であ
る。 1……カメラ、2……A/D変換部、3……画像メモ
リ、5……DDA演算部、6……近傍フィルタリング
部、7……ピークソーティング部、8……クラスタリン
グ部、9……直線抽出/選定部、10……判別部、11
……モニタ制御部、12……モニタ、13……コントロ
ーラ、14……初期設定部、l……第1の直線(第1
の下側直線)、l……第2の直線(第2の下側直
線)、l……第3の直線(第1の上側直線)、l
…第4の直線(第2の上側直線)、A1……第1領域、
A2……第2領域。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行路をカメラで撮像して得られた画像デ
    ータからその走行路形状を判別する走行路判別装置にお
    いて、 前記画像データから撮像対象の各エッジを示す画像上の
    特徴点を検出し、該画像上で各特徴点に対してHoug
    h変換を施すことにより、該撮像対象の各エッジを画像
    上で近似する直線群を求める直線群抽出手段と、 前記直線群の中から前記走行路の一端を画像上で近似す
    る第1の直線の候補となる直線を任意に選択しながら、
    該選択された直線の位置とあらかじめ設定されたカメラ
    位置にもとづいて求められた画像上の地平線位置情報及
    びあらかじめ設定された走行路幅情報から算出される理
    論直線と該選択された直線との組に近似する前記直線群
    中の組を順次求め、 該得られた直線の組のうち最も近似している直線の組
    を、前記走行路の一端及び他端をそれぞれ画像上で近似
    する第1及び第2の直線の組として選定する直線選定手
    段と、 前記抽出された第1および第2の直線にもとづいて、走
    行路の形状を判別する判別手段と を備えることを特徴とする走行路判別装置。
  2. 【請求項2】走行路をカメラで撮像して得られた画像デ
    ータからその形状を判別する走行路判別装置において、 前記走行路端の一部を画像上で近似する直線が存在する
    領域であって、該近似直線を特定するためのエッジ情報
    が最も良好に得られる下側領域と、前記走行路端の一部
    を画像上で近似する直線が存在する領域であって、該下
    側領域に隣接しかつ該下側領域に対し画像上前方側に位
    置する上側領域とを含む少なくとも2つの領域に、前記
    画像を分割する画像分割手段と、 前記画像に含まれる撮像対象の各エッジを示す特徴点を
    検出し、該画像上で各特徴点に対してHough変換を
    施すことにより、該撮像対象の各エッジを画像上で近似
    する直線群を求める直線群抽出手段と、 前記画像上の下側領域内に存在する直線群の中から前記
    走行路の一端を画像上で近似する第1の直線対の一方の
    候補となる直線を任意に選択しながら、該選択された直
    線の位置とあらかじめ設定されたカメラ位置にもとづい
    て求められた画像上の地平線位置情報及びあらかじめ設
    定された走行路幅情報から算出される理論直線と該選択
    された直線との組に近似する前記直線群中の組を順次求
    め、 該得られた直線対のうち最も近似している直線対を、前
    記一部走行路端をそれぞれ画像上で近似する第1の直線
    対として選定する下側直線選定手段と、 前記画像上の上側領域内に存在する直線群のうち前記一
    部走行路端を画像上で近似する第2の直線対として、前
    記下側領域および上側領域の画像上の境界線と前記第1
    の直線対の交点近傍を通る直線群から選定する上側直線
    選定手段と、 前記下側領域における第1の直線対が交叉する交点と前
    記上側領域における第2の直線対が交叉する交点との相
    対位置関係から走行路の形状を判別する判別手段と を備えることを特徴とする走行路判別装置。
  3. 【請求項3】前記判別手段は、前記上側直線交点が前記
    下側直線交点の右に位置するときは走行路は右曲りと判
    別し、右に位置するときは左曲りと判別することを特徴
    とする請求項2記載の走行路判別装置。
  4. 【請求項4】前記判別手段は、前記上側直線交点が前記
    下側直線交点の下側に位置するときは走行路は下り坂で
    あると判別し、上方に位置するときは上り坂であると判
    別することを特徴とする請求項2記載の走行路判別装
    置。
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