JPH0624722B2 - 軽量気泡コンクリ−トの製造方法 - Google Patents
軽量気泡コンクリ−トの製造方法Info
- Publication number
- JPH0624722B2 JPH0624722B2 JP61290182A JP29018286A JPH0624722B2 JP H0624722 B2 JPH0624722 B2 JP H0624722B2 JP 61290182 A JP61290182 A JP 61290182A JP 29018286 A JP29018286 A JP 29018286A JP H0624722 B2 JPH0624722 B2 JP H0624722B2
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- Japan
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- resistor
- alc
- plate
- producing
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Description
【発明の詳細な説明】 a. 産業上の利用分野 本発明は、発泡層の上部に気泡むらなどが生じる虞れの
ない軽量気泡コンクリートの製造方法に関する。
ない軽量気泡コンクリートの製造方法に関する。
b. 従来の技術 従来、軽量気泡コンクリート(以下、ALC と略称する)
は、アルミニウム粉末等の発泡剤を添加したスラリを型
枠に注入し、このスラリを型枠内で発泡させ、脱型後、
所定の寸法に切断し、蒸気養生することによって製造さ
れていた。
は、アルミニウム粉末等の発泡剤を添加したスラリを型
枠に注入し、このスラリを型枠内で発泡させ、脱型後、
所定の寸法に切断し、蒸気養生することによって製造さ
れていた。
c. 発明が解決しようとする問題点 上記従来の製造方法にあたっては、発泡が終了した後も
しばらくの間は、スラリは硬化せず、僅かに流動性を保
っている。したがって、スラリ中に発生した水素ガスに
よる気泡は、浮上作用により上方に向かって徐々に移動
しようとする。このため、凝固後の発泡層の密度は、通
常上部側よりも下部側の方が高くなる傾向が生じる。こ
の結果、発泡層の上部には気泡の集中により粗大な気泡
むらが生じ易く、製品の外観を損ねてしまうという問題
があった。
しばらくの間は、スラリは硬化せず、僅かに流動性を保
っている。したがって、スラリ中に発生した水素ガスに
よる気泡は、浮上作用により上方に向かって徐々に移動
しようとする。このため、凝固後の発泡層の密度は、通
常上部側よりも下部側の方が高くなる傾向が生じる。こ
の結果、発泡層の上部には気泡の集中により粗大な気泡
むらが生じ易く、製品の外観を損ねてしまうという問題
があった。
さらに、上記気泡はALC 板の内部に設けられる鉄筋の周
囲に集まり、その周囲に空洞を生じさせる。この結果、
ALC 板の表面に鉄筋のシャドーが現われ、製品の外観を
さらに悪くするという問題もあった。
囲に集まり、その周囲に空洞を生じさせる。この結果、
ALC 板の表面に鉄筋のシャドーが現われ、製品の外観を
さらに悪くするという問題もあった。
d. 問題点を解決するための手段 本発明は、従来技術の有する上記問題点に鑑みなされた
もので、その目的は、発泡層の上部における気泡むら及
びALC 板の表面に鉄筋のシャドーが生じる虞れを除去
し、品質の向上をはかるとができるALC の製造方法を提
供することにあり、その要旨は、発泡剤が添加されたス
ラリを型枠に注入し、該スラリを発泡状態にさせて軽量
気泡コンクリートを製造する方法において、上記発泡状
態にあるスラリの上面よりもやや下方に、発泡中のスラ
リの通過を規制する抵抗体を配置したことを特徴とする
軽量気泡コンクリートの製造方法にある。
もので、その目的は、発泡層の上部における気泡むら及
びALC 板の表面に鉄筋のシャドーが生じる虞れを除去
し、品質の向上をはかるとができるALC の製造方法を提
供することにあり、その要旨は、発泡剤が添加されたス
ラリを型枠に注入し、該スラリを発泡状態にさせて軽量
気泡コンクリートを製造する方法において、上記発泡状
態にあるスラリの上面よりもやや下方に、発泡中のスラ
リの通過を規制する抵抗体を配置したことを特徴とする
軽量気泡コンクリートの製造方法にある。
具体的には、発泡終了時に形成されるスラリの上面より
やや下方に予め抵抗体を配置した後、常法に従って型枠
内でスラリを発泡させる方法である。
やや下方に予め抵抗体を配置した後、常法に従って型枠
内でスラリを発泡させる方法である。
本発明で用いられる抵抗体は、メタルラス,エキスパン
ドメタル,溶接金網などの網目状部材、および石綿スレ
ート,プラスチック,鋼板等の有孔板である。
ドメタル,溶接金網などの網目状部材、および石綿スレ
ート,プラスチック,鋼板等の有孔板である。
e. 作用 発泡時に、発泡中のスラリは抵抗体を通過して上方に発
泡層を形成しようとする。しかし上方に移動する気泡の
一部は、抵抗体と衝突して下方に向う対流を形成する傾
向をもつ。この結果、浮上作用により生じる気泡の動き
が抑制され、気泡の集中によって発泡層の上部に生じる
気泡むらが大幅に減少する。
泡層を形成しようとする。しかし上方に移動する気泡の
一部は、抵抗体と衝突して下方に向う対流を形成する傾
向をもつ。この結果、浮上作用により生じる気泡の動き
が抑制され、気泡の集中によって発泡層の上部に生じる
気泡むらが大幅に減少する。
f. 実施例 以下、本発明に係るALC の製造方法をALC 板の製造に適
用した実施例について説明する。
用した実施例について説明する。
第1図は本発明を実施するためALC 板の製造装置を示す
横断面図であり、下記実施例1と3に使用したものであ
る。
横断面図であり、下記実施例1と3に使用したものであ
る。
同装置1は、図に示すように槽の底板を構成する養生板
2、同側板を構成する型枠3、型枠3の上方に支持部材
を介して配設される支持板4、該支持板4に支持されて
下方に延びる固定ピン5、該固定5によって支持される
鉄筋篭6を支持するための固定ピン7、最上段の鉄筋篭
6を覆うように配置される抵抗体8、該抵抗体8を支持
板4に取付けるための固定ピン9より構成されている。
2、同側板を構成する型枠3、型枠3の上方に支持部材
を介して配設される支持板4、該支持板4に支持されて
下方に延びる固定ピン5、該固定5によって支持される
鉄筋篭6を支持するための固定ピン7、最上段の鉄筋篭
6を覆うように配置される抵抗体8、該抵抗体8を支持
板4に取付けるための固定ピン9より構成されている。
上記装置1を用いてALC 板を製造する手順を以下に述べ
る。
る。
まず、固定ピン7を固定ピン5に係合するとともに固定
ピン7によって各鉄筋篭6を所定の配置をもって支持板
4に固定する。図示は鉄筋篭6を5層に配設した状態を
示す。
ピン7によって各鉄筋篭6を所定の配置をもって支持板
4に固定する。図示は鉄筋篭6を5層に配設した状態を
示す。
また最上段の鉄筋篭6と所定の間隔をおいて抵抗体8を
固定ピン9によって支持板4に取付ける。
固定ピン9によって支持板4に取付ける。
次いで発泡層の上面が抵抗体8よりやや上方に形成され
るように適量の発泡剤入りスラリを槽内に注入する。ス
ラリに添加された発泡剤は水素ガスを発生し、スラリを
約2倍の体積に発泡させる。この結果、スラリの上面
は、図において一点鎖線で示すような位置に形成され
る。スラリがある程度硬化した段階で型枠3、固定ピン
7および固定ピン5を取りはずし、ピアノ線によりスラ
リを所定の寸法に切断し、蒸気養生する。下記各実施例
においては、ポルトランドセメント19部、珪石64部、生
石灰17部、水65部、発泡剤としてアルミニウム粉0.06部
(いずれも重量部)を配合したスラリを使用した。ま
た、槽内に6枚の鉄筋篭を配置し、一回の工程で6枚の
ALC 板を作り、この工程を3回繰り返すことによって合
計18枚のALC 板を得た。
るように適量の発泡剤入りスラリを槽内に注入する。ス
ラリに添加された発泡剤は水素ガスを発生し、スラリを
約2倍の体積に発泡させる。この結果、スラリの上面
は、図において一点鎖線で示すような位置に形成され
る。スラリがある程度硬化した段階で型枠3、固定ピン
7および固定ピン5を取りはずし、ピアノ線によりスラ
リを所定の寸法に切断し、蒸気養生する。下記各実施例
においては、ポルトランドセメント19部、珪石64部、生
石灰17部、水65部、発泡剤としてアルミニウム粉0.06部
(いずれも重量部)を配合したスラリを使用した。ま
た、槽内に6枚の鉄筋篭を配置し、一回の工程で6枚の
ALC 板を作り、この工程を3回繰り返すことによって合
計18枚のALC 板を得た。
抵抗体8と最上段に配置され鉄筋篭6の間隔αは10ない
し200 mmにするのが好ましい。この間隔を10mm以下にす
ると、抵抗体8のパターンを示す気泡むらがALC 板の表
面に現われ、200 mm以上にすると抵抗体8の効果が薄れ
てしまう。
し200 mmにするのが好ましい。この間隔を10mm以下にす
ると、抵抗体8のパターンを示す気泡むらがALC 板の表
面に現われ、200 mm以上にすると抵抗体8の効果が薄れ
てしまう。
実施例1. 本実施例においては、槽内に6層の鉄筋篭6を水平に配
置し、低抗体8としてJIS G3351 に規定するエキスパン
ドメタルXS-33(SW12×LW30.5,T2.3×3.0) を用い間隔α
50mmに保持して、上述の方法により厚さ100 mm、幅1200
mm,長さ6mの大きさのALC 板を製造した。この結果、
得られた全てのALC 板は、その表面に気泡むらと鉄筋の
シャドーがない、良好な外観のものであった。
置し、低抗体8としてJIS G3351 に規定するエキスパン
ドメタルXS-33(SW12×LW30.5,T2.3×3.0) を用い間隔α
50mmに保持して、上述の方法により厚さ100 mm、幅1200
mm,長さ6mの大きさのALC 板を製造した。この結果、
得られた全てのALC 板は、その表面に気泡むらと鉄筋の
シャドーがない、良好な外観のものであった。
実施例2. 本実施例においては、槽内に鉄筋篭6を垂直に配置し、
抵抗体8として実施例1と同様のエキスパンドメタルXS
-33 を用い、間隔αを60cmに保持して、厚さ100 mm、幅
600 mm、長さ6mの大きさのALC 板を製造した。この結
果、得られた全てのALC 板は、発泡層の上部側の表面に
おいても下部側と同様に気泡むらと鉄筋のシャドーがな
い、良好な外観のものであった。
抵抗体8として実施例1と同様のエキスパンドメタルXS
-33 を用い、間隔αを60cmに保持して、厚さ100 mm、幅
600 mm、長さ6mの大きさのALC 板を製造した。この結
果、得られた全てのALC 板は、発泡層の上部側の表面に
おいても下部側と同様に気泡むらと鉄筋のシャドーがな
い、良好な外観のものであった。
実施例3. 本実施例においては、槽内に鉄筋篭6を水平に配置し、
抵抗体8としてパンチングメタル(直径10mm、ピッチ1
2.5mm、開口面積57.6%)を用い、間隔αを40mmに保持
して、上述の方法により厚さ100 mm、幅600 mm、長さ6
mの大きさのALC 板を製造した。この結果、得られた全
てのALC 板には、上記実施例と同様の気泡むら及び鉄筋
のシャドーは発見されなかった。
抵抗体8としてパンチングメタル(直径10mm、ピッチ1
2.5mm、開口面積57.6%)を用い、間隔αを40mmに保持
して、上述の方法により厚さ100 mm、幅600 mm、長さ6
mの大きさのALC 板を製造した。この結果、得られた全
てのALC 板には、上記実施例と同様の気泡むら及び鉄筋
のシャドーは発見されなかった。
下記両比較例1,2は抵抗体8の効果を調べるために実
施したものであり、抵抗体8を使用しない点以外は、上
記実施例と同一の条件にしてALC 板を製造した。
施したものであり、抵抗体8を使用しない点以外は、上
記実施例と同一の条件にしてALC 板を製造した。
比較例1. 本比較例は、上記実施例1と対比して低抗体8の効果を
調べるためのものである。槽内に鉄筋篭6を水平に配置
し、抵抗体8を使用せずにスラリを発泡させて、上記実
施例1と同一寸法のALC 板を製造した。この結果、得ら
れた18枚のALC 板中6枚のものについて、その発泡槽の
上部側の表面に粗大な気泡が発見された。
調べるためのものである。槽内に鉄筋篭6を水平に配置
し、抵抗体8を使用せずにスラリを発泡させて、上記実
施例1と同一寸法のALC 板を製造した。この結果、得ら
れた18枚のALC 板中6枚のものについて、その発泡槽の
上部側の表面に粗大な気泡が発見された。
比較例2. 本比較例は、上記実施例2と対比されるものである。槽
内に鉄筋篭6を垂直に配置し、抵抗体8を使用せずにス
ラリを発泡させて上記実施例2と同一寸法のALC 板を製
造した。この結果、得られた全てのALC 板についてその
発泡槽の上部側の表面に粗大な気泡むらが発見された。
内に鉄筋篭6を垂直に配置し、抵抗体8を使用せずにス
ラリを発泡させて上記実施例2と同一寸法のALC 板を製
造した。この結果、得られた全てのALC 板についてその
発泡槽の上部側の表面に粗大な気泡むらが発見された。
g. 効果 本発明は、発泡終了時に形成されるスラリの上面よりも
やや下方に抵抗体を配置して、スラリを発泡させたの
で、スラリの発泡にともなって上方に移動する発泡中ス
ラリの一部が抵抗体に衝突して下方に向う対流を形成す
る。この結果、上面に浮上しようとする気泡の動きが抑
制され、気泡分布が均一化されるので、下記効果を奏す
る。
やや下方に抵抗体を配置して、スラリを発泡させたの
で、スラリの発泡にともなって上方に移動する発泡中ス
ラリの一部が抵抗体に衝突して下方に向う対流を形成す
る。この結果、上面に浮上しようとする気泡の動きが抑
制され、気泡分布が均一化されるので、下記効果を奏す
る。
i)発泡層の上部に気泡むらが生じる虞れがなくなり、
良好な外観の製品が得られる。
良好な外観の製品が得られる。
ii)ALC 板の製造におにて、従来問題となっていた鉄筋
のシャドーの発生を防止することができる。
のシャドーの発生を防止することができる。
第1図は本発明の実施例において使用されるALC 板の製
造装置を示す断面図である。 1……ALC 板製造装置、2……養生板、 3……型枠、4……支持板、 5……固定ピン、6……鉄筋篭、 7……鉄筋篭固定ピン、8……抵抗体。
造装置を示す断面図である。 1……ALC 板製造装置、2……養生板、 3……型枠、4……支持板、 5……固定ピン、6……鉄筋篭、 7……鉄筋篭固定ピン、8……抵抗体。
Claims (4)
- 【請求項1】発泡剤が添加されたスラリを型枠に注入
し、該スラリを発泡状態にさせて軽量気泡コンクリート
を製造する方法において、上記発泡状態にあるスラリの
上面よりもやや下方に、発泡中のスラリの通過を規制す
る抵抗体を配置したことを特徴とする軽量気泡コンクリ
ートの製造方法。 - 【請求項2】上記抵抗体が網目状の部材よりなることを
特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の軽量発泡コン
クリートの製造方法。 - 【請求項3】上記網目状の部材がメタルラス,エキスパ
ンドメタルまたは溶接金網であることを特徴とする特許
請求の範囲第(2)項記載の軽量気泡コンクリートの製造
方法。 - 【請求項4】上記抵抗体が有孔板であることを特徴とす
る特許請求の範囲第(1)項記載の軽量気泡コンクリート
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61290182A JPH0624722B2 (ja) | 1986-12-05 | 1986-12-05 | 軽量気泡コンクリ−トの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61290182A JPH0624722B2 (ja) | 1986-12-05 | 1986-12-05 | 軽量気泡コンクリ−トの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63144009A JPS63144009A (ja) | 1988-06-16 |
| JPH0624722B2 true JPH0624722B2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=17752810
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61290182A Expired - Lifetime JPH0624722B2 (ja) | 1986-12-05 | 1986-12-05 | 軽量気泡コンクリ−トの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0624722B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5311920A (en) * | 1976-07-20 | 1978-02-02 | Nippon Steel Corp | Blast furnace granulated slag production process |
| JPS53119920A (en) * | 1977-03-28 | 1978-10-19 | Kumagai Gumi Co Ltd | Manufacture of wide width of light weight foamed concrete |
-
1986
- 1986-12-05 JP JP61290182A patent/JPH0624722B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63144009A (ja) | 1988-06-16 |
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