JPH0625081B2 - パラジブロムベンゼンの製造法 - Google Patents
パラジブロムベンゼンの製造法Info
- Publication number
- JPH0625081B2 JPH0625081B2 JP60233307A JP23330785A JPH0625081B2 JP H0625081 B2 JPH0625081 B2 JP H0625081B2 JP 60233307 A JP60233307 A JP 60233307A JP 23330785 A JP23330785 A JP 23330785A JP H0625081 B2 JPH0625081 B2 JP H0625081B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- copper
- dibromobenzene
- type zeolite
- benzene
- catalyst
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、アラミド系繊維の原料であるパラフエニレン
ジアミンの中間原料として、また、各種耐熱性樹脂の原
料として有用なパラジブロムベンゼンの製法に関する。
ジアミンの中間原料として、また、各種耐熱性樹脂の原
料として有用なパラジブロムベンゼンの製法に関する。
(従来の技術) パラジブロムベンゼンの製造法としては、ベンゼンまた
はブロムベンゼンを、臭化鉄、臭化アルミニウム等のル
イス酸触媒の存在下に液相において臭素化する方法(フ
イザー最新有機化学III47ページ)や、ベンゼンまた
はブロムベンゼンを液相において鉄イオンまたは銅イオ
ンを含む水性液の存在下で、臭素と酸素を用いて酸化的
に臭素化する方法(特開昭49−20126号)が知ら
れている。
はブロムベンゼンを、臭化鉄、臭化アルミニウム等のル
イス酸触媒の存在下に液相において臭素化する方法(フ
イザー最新有機化学III47ページ)や、ベンゼンまた
はブロムベンゼンを液相において鉄イオンまたは銅イオ
ンを含む水性液の存在下で、臭素と酸素を用いて酸化的
に臭素化する方法(特開昭49−20126号)が知ら
れている。
(発明が解決しようとする問題点) 前記のルイス酸を用いる臭素による臭素化法は、ジブロ
ムベンゼン中のパラ体の割合が60〜70%と低く、各
種中間原料として有用なパラジブロムベンゼンの製法と
しては、満足できるものではなかつた。また、鉄イオン
または銅イオンを含む水性液の存在下に、臭素と酸素を
用いて酸化的に臭素化する方法については、ジブロムベ
ンゼン中のパラ体の割合に関するデータはなく、本研究
者らが検討した結果では、やはりパラ体の割合が60〜
70%と低いことが分つた。
ムベンゼン中のパラ体の割合が60〜70%と低く、各
種中間原料として有用なパラジブロムベンゼンの製法と
しては、満足できるものではなかつた。また、鉄イオン
または銅イオンを含む水性液の存在下に、臭素と酸素を
用いて酸化的に臭素化する方法については、ジブロムベ
ンゼン中のパラ体の割合に関するデータはなく、本研究
者らが検討した結果では、やはりパラ体の割合が60〜
70%と低いことが分つた。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、これらの問題を解決するため鋭意検討を
重ねた結果、触媒として、金属銅および/または銅化合
物を担持したY型ゼオライトを用い、気相において臭素
および/または臭化水素と酸素によつて、酸化的に臭素
化することにより、ジブロムベンゼン中のパラ体の割合
が80%以上と高い選択率でパラジブロムベンゼンが得
られることを見い出し、本発明を完成するに至つた。
重ねた結果、触媒として、金属銅および/または銅化合
物を担持したY型ゼオライトを用い、気相において臭素
および/または臭化水素と酸素によつて、酸化的に臭素
化することにより、ジブロムベンゼン中のパラ体の割合
が80%以上と高い選択率でパラジブロムベンゼンが得
られることを見い出し、本発明を完成するに至つた。
すなわち、本発明は、ベンゼン、ブロムベンゼンのいず
れかまたは両者を臭素、臭化水素のいずれかまたは両者
と酸素を用いて気相において酸化的に臭素化してパラジ
ブロムベンゼンを製造するに当り、触媒として金属銅お
よび/または銅化合物を担持したY型ゼオライトを用い
ることを特徴とするパラジブロムベンゼンの製造法であ
る。
れかまたは両者を臭素、臭化水素のいずれかまたは両者
と酸素を用いて気相において酸化的に臭素化してパラジ
ブロムベンゼンを製造するに当り、触媒として金属銅お
よび/または銅化合物を担持したY型ゼオライトを用い
ることを特徴とするパラジブロムベンゼンの製造法であ
る。
本発明に用いられるY型ゼオライトとは、一般にフオー
ジヤサイトと呼ばれる結晶構造をもち、SiO2/Al2O
3(モル比)が4〜6のゼオライトである。
ジヤサイトと呼ばれる結晶構造をもち、SiO2/Al2O
3(モル比)が4〜6のゼオライトである。
本発明に用いられる触媒中の銅元素は、金属銅および/
または種々の化合物の形でY型ゼオライトに担持され
る。例えば、金属銅、酸化銅、ハロゲン化銅、硝酸銅、
硫酸銅、酢酸銅等が挙げられるが、反応系においては、
これらの金属銅や銅化合物は、少なくとも一部臭化銅の
形で触媒として働くものと考えられるので、臭化銅を担
持するのが好ましい。
または種々の化合物の形でY型ゼオライトに担持され
る。例えば、金属銅、酸化銅、ハロゲン化銅、硝酸銅、
硫酸銅、酢酸銅等が挙げられるが、反応系においては、
これらの金属銅や銅化合物は、少なくとも一部臭化銅の
形で触媒として働くものと考えられるので、臭化銅を担
持するのが好ましい。
本発明中の触媒の金属銅および/または銅化合物の担持
量は、特に制限はないが、あまり少ないと活性が低くな
るので、好ましくは担体のY型ゼオライトに対して銅元
素が5〜200重量%、さらに好ましくは15〜100
重量%の範囲である。
量は、特に制限はないが、あまり少ないと活性が低くな
るので、好ましくは担体のY型ゼオライトに対して銅元
素が5〜200重量%、さらに好ましくは15〜100
重量%の範囲である。
また、担体であるY型ゼオライトは、結晶構造内にカチ
オンを含んでいるが、本発明に用いられるY型ゼオライ
トのカチオンの種類は、特に制限はない。
オンを含んでいるが、本発明に用いられるY型ゼオライ
トのカチオンの種類は、特に制限はない。
このような金属銅や銅化合物を担持したY型ゼオライト
の製造方法としては、通常の金属塩水溶液による含浸
法、銅化合物の昇華等を用いる気相担持法が考えられる
が、含浸法が好ましい。
の製造方法としては、通常の金属塩水溶液による含浸
法、銅化合物の昇華等を用いる気相担持法が考えられる
が、含浸法が好ましい。
本発明におけるベンゼンおよび/またはブロムベンゼン
とBr2および/またはHBrのモル比は0.01〜50、好ま
しくは0.1〜10、さらに好ましくは0.5〜5の範囲で
ある。
とBr2および/またはHBrのモル比は0.01〜50、好ま
しくは0.1〜10、さらに好ましくは0.5〜5の範囲で
ある。
本発明におけるO2とBr2および/またはHBrのモル比は0.
5〜5.0、好ましくは0.8〜3.0で行なわれる。
5〜5.0、好ましくは0.8〜3.0で行なわれる。
これらの原料ガスは、そのまま導入しても、不活性ガス
で希釈してもよい。
で希釈してもよい。
本発明における反応温度は100〜400℃、好ましく
は150〜300℃で行なわれる。
は150〜300℃で行なわれる。
本発明における圧力は、減圧、常圧、加圧いずれでもよ
いが、好ましくは0.5〜10atm、さらに好ましくは0.
8〜5atmの範囲である。
いが、好ましくは0.5〜10atm、さらに好ましくは0.
8〜5atmの範囲である。
(発明の効果) 本発明の方法により、ジブロムベンゼン中のパラ体の割
合が80%以上という高選択率でパラジブロムベンゼン
を得ることができる。このことは、工業的に実施する上
で非常に有利である。
合が80%以上という高選択率でパラジブロムベンゼン
を得ることができる。このことは、工業的に実施する上
で非常に有利である。
(実施例) 実施例1 Na−Y型ゼオライト(Linde社製,商品名;SK−4
0)を20重量%CuBr2水溶液中に浸漬した後、蒸発乾
固してCuBr2を担持したY型ゼオライトを調製した。得
られた触媒のCu担持量は18重量%であつた。
0)を20重量%CuBr2水溶液中に浸漬した後、蒸発乾
固してCuBr2を担持したY型ゼオライトを調製した。得
られた触媒のCu担持量は18重量%であつた。
この触媒を用いて、ブロムベンゼンの臭化水素による酸
化的臭素化反応を、下記の条件で行つた。
化的臭素化反応を、下記の条件で行つた。
ブロムベンゼン/HBr/O2/N2モル比=2/1/1/
4反応温度200℃、WHSV(ブロムベンゼン基準)
=4.0hr-1、圧力:常圧。
4反応温度200℃、WHSV(ブロムベンゼン基準)
=4.0hr-1、圧力:常圧。
反応開始後3〜4時間の成績は、ブロムベンゼン転化率
=45%、ジブロムベンゼン選択率=95%、トリブロ
ムベンゼン選択率=3%、ジブロムベンゼン中のパラ体
の割合=88%であつた。
=45%、ジブロムベンゼン選択率=95%、トリブロ
ムベンゼン選択率=3%、ジブロムベンゼン中のパラ体
の割合=88%であつた。
実施例2 実施例1で使用した触媒を用いて、ブロムベンゼンの臭
素による酸化的臭素化反応を、下記の条件で行つた。
素による酸化的臭素化反応を、下記の条件で行つた。
ブロムベンゼン/Br2/O2/N2/4/1/2/4、反応
温度220℃、WHSV=2.0hr-1、圧力:常圧。
温度220℃、WHSV=2.0hr-1、圧力:常圧。
反応開始後5〜6時間の成績は、ブロムベンゼン転化率
=47%、ジブロムベンゼン選択率=96%、トリブロ
ムベンゼン選択率=3%、ジブロムベンゼン中のパラ体
の割合=90%であつた。
=47%、ジブロムベンゼン選択率=96%、トリブロ
ムベンゼン選択率=3%、ジブロムベンゼン中のパラ体
の割合=90%であつた。
実施例3 NaY型ゼオライトを30重量%CuBr2水溶液に浸漬した
後、蒸発乾固して、CuBr2を担持したY型ゼオライトを
調製した。Cuの担持量は23重量%であつた。
後、蒸発乾固して、CuBr2を担持したY型ゼオライトを
調製した。Cuの担持量は23重量%であつた。
この触媒を用いて、ベンゼンの臭化水素による酸化的臭
素化反応を、下記の条件で行つた。
素化反応を、下記の条件で行つた。
ベンゼン/HBr/O2/N2=1/1/1/8、反応温度1
90℃、WHSV(ベンゼン基準)=2.0hr-1、圧力:
常圧。
90℃、WHSV(ベンゼン基準)=2.0hr-1、圧力:
常圧。
反応開始後3〜4時間の成績は、ベンゼン転化率=60
%、臭素化ベンゼン選択率99%、臭素化ベンゼン中の
生成物の分布は表1のとおりであつた。
%、臭素化ベンゼン選択率99%、臭素化ベンゼン中の
生成物の分布は表1のとおりであつた。
実施例4 実施例3で使用した触媒を用いて、ベンゼンとブロムベ
ンゼンの混合物の臭化水素による酸化的臭素化反応を、
下記の条件で行つた。
ンゼンの混合物の臭化水素による酸化的臭素化反応を、
下記の条件で行つた。
ベンゼン/ブロムベンゼン/HBr/O2/N2=1/3/1.
8/1.8/6.8、反応温度200℃、WHSV(ベンゼ
ン+ブロムベンゼン基準)=2.0hr-1、圧力:常圧。
8/1.8/6.8、反応温度200℃、WHSV(ベンゼ
ン+ブロムベンゼン基準)=2.0hr-1、圧力:常圧。
反応開始後2〜3時間、50〜51時間、100〜10
1時間の生成液の有機相の組成を表2に示す。
1時間の生成液の有機相の組成を表2に示す。
実施例5 Y型ゼオライトを20%硝酸銅水溶液に浸漬した後、蒸
発乾固し、さらに、400℃で4時間空気中で焼成し
て、CuOを担持したY型ゼオライトを調製した。さら
に、この触媒を450℃、4時間水素気流中で還元処理
を行つて、金属銅を担持したY型ゼオライトを得た。金
属銅の担持量は11重量%であつた。
発乾固し、さらに、400℃で4時間空気中で焼成し
て、CuOを担持したY型ゼオライトを調製した。さら
に、この触媒を450℃、4時間水素気流中で還元処理
を行つて、金属銅を担持したY型ゼオライトを得た。金
属銅の担持量は11重量%であつた。
この触媒を用いて、臭化水素によるブロモベンゼンのオ
キシブロム化反応を以下の条件で行つた。
キシブロム化反応を以下の条件で行つた。
ブロモベンゼン/HBr/O2/N2=4/1/1/4、反応
温度220℃、WHSV=2.0hr-1、圧力:常圧。
温度220℃、WHSV=2.0hr-1、圧力:常圧。
反応開始後3〜4時間の成績は、ブロモベンゼン転化率
=20%、ジブロモベンゼン選択率=95%、トリブロ
モベンゼン選択率=3%、ジブロモベンゼン中の1,4−
体の割合=88%であつた。
=20%、ジブロモベンゼン選択率=95%、トリブロ
モベンゼン選択率=3%、ジブロモベンゼン中の1,4−
体の割合=88%であつた。
Claims (3)
- 【請求項1】ベンゼン、ブロムベンゼンのいずれかまた
は両者を、臭素、臭化水素のいずれかまたは両者と酸素
を用いて気相において酸化的に臭素化してパラジブロム
ベンゼンを製造するに当り、触媒として金属銅および/
または銅化合物を担持したY型ゼオライトを用いること
を特徴とするパラジブロムベンゼンの製造法。 - 【請求項2】金属銅および/または銅化合物の担持量が
担体のY型ゼオライトに対して5重量%以上であること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 - 【請求項3】酸素と臭素および/または臭化水素のモル
比が0.5〜5.0である特許請求の範囲第1項記載の方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60233307A JPH0625081B2 (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | パラジブロムベンゼンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60233307A JPH0625081B2 (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | パラジブロムベンゼンの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6293242A JPS6293242A (ja) | 1987-04-28 |
| JPH0625081B2 true JPH0625081B2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=16953068
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60233307A Expired - Lifetime JPH0625081B2 (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | パラジブロムベンゼンの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0625081B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2608677T3 (es) * | 2007-10-23 | 2017-04-12 | Sk Chemicals, Co., Ltd. | Proceso de fabricación para compuestos aromáticos yodados |
-
1985
- 1985-10-21 JP JP60233307A patent/JPH0625081B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6293242A (ja) | 1987-04-28 |
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