JPH0627716B2 - 不織布の欠陥検出装置 - Google Patents
不織布の欠陥検出装置Info
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- JPH0627716B2 JPH0627716B2 JP60290397A JP29039785A JPH0627716B2 JP H0627716 B2 JPH0627716 B2 JP H0627716B2 JP 60290397 A JP60290397 A JP 60290397A JP 29039785 A JP29039785 A JP 29039785A JP H0627716 B2 JPH0627716 B2 JP H0627716B2
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- solid
- reflector
- light
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/84—Systems specially adapted for particular applications
- G01N21/88—Investigating the presence of flaws or contamination
- G01N21/89—Investigating the presence of flaws or contamination in moving material, e.g. running paper or textiles
- G01N21/8914—Investigating the presence of flaws or contamination in moving material, e.g. running paper or textiles characterised by the material examined
- G01N21/8915—Investigating the presence of flaws or contamination in moving material, e.g. running paper or textiles characterised by the material examined non-woven textile material
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、透光性でかつ白色地合系のシート状不織布に
点在する欠陥を検出する装置に関する。
点在する欠陥を検出する装置に関する。
薄手である故に透光性を有する不織布の製造において発
生する汚れ,しわ,孔等の欠陥検出は現在検反工程で人
為的に行われている。つまり、走行しているシート状の
不織布の表面を検査作業員が目視することにより、欠陥
を発見するようになっており、発見された欠陥部に対し
ては部分的な切除やマーキング等の対応処置を施してい
る。しかし、このような従来方法では、検査作業員の疲
労度が大きく、かつ検出視野にも制限があることは勿論
のこと、欠陥検出の均質性が悪く、そして不織布の走行
速度を低く制限しなければならないから検出時間が多く
必要であった。
生する汚れ,しわ,孔等の欠陥検出は現在検反工程で人
為的に行われている。つまり、走行しているシート状の
不織布の表面を検査作業員が目視することにより、欠陥
を発見するようになっており、発見された欠陥部に対し
ては部分的な切除やマーキング等の対応処置を施してい
る。しかし、このような従来方法では、検査作業員の疲
労度が大きく、かつ検出視野にも制限があることは勿論
のこと、欠陥検出の均質性が悪く、そして不織布の走行
速度を低く制限しなければならないから検出時間が多く
必要であった。
このため、本発明者は欠陥検出の自動化を図るべく透光
性不織布の表面をタングステン電球を光源とする照明器
具で照明して、その反射光を光電変換する固体撮像素子
を有した固体センサカメラで受光することにより不織布
を監視し、得られた信号を電子回路で処理して欠陥であ
るか否かを判別する反射光受光式の欠陥検出方法を開発
した。また、他の方法として、透光性不織布の裏面から
タングステン電球を光源とする照明器具で照明して、こ
の不織布の透過光を光電変換する固体撮像素子を有した
固体センサカメラで受光することにより監視し、得られ
た信号を電子回路で処理して欠陥でえあるか否かを判別
する透過光受光式の欠陥検出方法を開発した。
性不織布の表面をタングステン電球を光源とする照明器
具で照明して、その反射光を光電変換する固体撮像素子
を有した固体センサカメラで受光することにより不織布
を監視し、得られた信号を電子回路で処理して欠陥であ
るか否かを判別する反射光受光式の欠陥検出方法を開発
した。また、他の方法として、透光性不織布の裏面から
タングステン電球を光源とする照明器具で照明して、こ
の不織布の透過光を光電変換する固体撮像素子を有した
固体センサカメラで受光することにより監視し、得られ
た信号を電子回路で処理して欠陥でえあるか否かを判別
する透過光受光式の欠陥検出方法を開発した。
しかし、透光性不織布はそもそもポリエステルやレーヨ
ンなどの無数の短繊維が乱麻状態となって結合した構造
であるから、その地合の密度は不均一であるという特有
の事情がある。このため、不織布の地合むらと不織布に
点在する汚れ等欠陥とのS/N比が低い。したがって上
記従来のいずれの欠陥検出においても、白色地合系にお
いて欠陥が黒色である等の鮮明な欠陥の場合は、検出器
に接続された欠陥判別回路で、欠陥として適確に判定で
きるが、淡い灰色状や茶褐色状等のグレー階調度の低い
欠陥汚れについては、上記判別回路で判別することが極
めて困難であって、検出精度が悪く実用には適さないと
いう問題があった。
ンなどの無数の短繊維が乱麻状態となって結合した構造
であるから、その地合の密度は不均一であるという特有
の事情がある。このため、不織布の地合むらと不織布に
点在する汚れ等欠陥とのS/N比が低い。したがって上
記従来のいずれの欠陥検出においても、白色地合系にお
いて欠陥が黒色である等の鮮明な欠陥の場合は、検出器
に接続された欠陥判別回路で、欠陥として適確に判定で
きるが、淡い灰色状や茶褐色状等のグレー階調度の低い
欠陥汚れについては、上記判別回路で判別することが極
めて困難であって、検出精度が悪く実用には適さないと
いう問題があった。
本発明は、走行されるとともに透光性でかつ白色地合系
のシート状不織布の一面側に、この一面から50mm以内の
離間距離をもって配設され、上記不織布のグレー階調度
と略同一グレー階調度の反射体と、上記不織布の他面側
に配設されるとともにタングステン電球を光源とした照
明器具と、上記不織布の上記他面側に配設され上記不織
布一面での反射光とともに上記反射体で反射されて上記
不織布を再度透過した透過反射光を受けて光電変換する
固体撮像素子を備える固体センサカメラと、このカメラ
の入射光路に設けられた赤外線吸収フィルタとを具備し
たことを特徴とする。
のシート状不織布の一面側に、この一面から50mm以内の
離間距離をもって配設され、上記不織布のグレー階調度
と略同一グレー階調度の反射体と、上記不織布の他面側
に配設されるとともにタングステン電球を光源とした照
明器具と、上記不織布の上記他面側に配設され上記不織
布一面での反射光とともに上記反射体で反射されて上記
不織布を再度透過した透過反射光を受けて光電変換する
固体撮像素子を備える固体センサカメラと、このカメラ
の入射光路に設けられた赤外線吸収フィルタとを具備し
たことを特徴とする。
上記解決手段を備えた本発明の欠陥検出装置は、白色地
合系の不織布のグレー階調度と略同一のグレー階調度の
反射体によって、不織布を透過した照明光を反射させて
再度不織布に透過させるから、これにより、固体センサ
カメラから見た不織布の見掛け上の地合むらが消失化さ
れて地合密度が均一化される。そして、以上の条件下に
おいて固体センサカメラは不織布での反射光を同時に受
光する。しかも、タングステン電球を光源とする照明器
具からの照明光の中でも非常に強い放射エネルギーの近
赤外の波長域が、固体センサカメラの固体撮像素子の感
度特性が最高となる波長域に略重なるにも拘らず、白色
地合系の不織布での反射光のうち近赤外域の波長光が、
上記固体撮像素子に受光されることを赤外線吸収フィル
タで妨げて、上記近赤外域の波長光がノイズの原因とな
ることを防ぎ得る。さらに、反射体は走行される不織布
に接触しないので、反射体が不織布との接触で傷付けら
れたり熱を帯びて変色が促進されることがないととも
に、静電気を帯びて埃の付着が促進されることもなく、
反射体の所定の反射特性を維持できる。しかも、反射体
が不織布に対して50mm以下の離間距離をもって配置され
ているから、この反射体で反射されて不織布を再度透過
する透過反射光のセンサカメラへの必要十分な入射光量
を確保して、地合密度の均一化を損なうことを防止でき
る。その上、反射体の反射面に到達する不織布の影を大
きく減衰でき、この減衰により薄くなった影を固体セン
サカメラで受光しても、それがノイズの原因となること
を防止できる。したがって、欠陥汚れ等と不織布の地合
とのS/N比が高い信号を固体センサカメラで得て、欠
陥の検出精度を向上することができるものである。
合系の不織布のグレー階調度と略同一のグレー階調度の
反射体によって、不織布を透過した照明光を反射させて
再度不織布に透過させるから、これにより、固体センサ
カメラから見た不織布の見掛け上の地合むらが消失化さ
れて地合密度が均一化される。そして、以上の条件下に
おいて固体センサカメラは不織布での反射光を同時に受
光する。しかも、タングステン電球を光源とする照明器
具からの照明光の中でも非常に強い放射エネルギーの近
赤外の波長域が、固体センサカメラの固体撮像素子の感
度特性が最高となる波長域に略重なるにも拘らず、白色
地合系の不織布での反射光のうち近赤外域の波長光が、
上記固体撮像素子に受光されることを赤外線吸収フィル
タで妨げて、上記近赤外域の波長光がノイズの原因とな
ることを防ぎ得る。さらに、反射体は走行される不織布
に接触しないので、反射体が不織布との接触で傷付けら
れたり熱を帯びて変色が促進されることがないととも
に、静電気を帯びて埃の付着が促進されることもなく、
反射体の所定の反射特性を維持できる。しかも、反射体
が不織布に対して50mm以下の離間距離をもって配置され
ているから、この反射体で反射されて不織布を再度透過
する透過反射光のセンサカメラへの必要十分な入射光量
を確保して、地合密度の均一化を損なうことを防止でき
る。その上、反射体の反射面に到達する不織布の影を大
きく減衰でき、この減衰により薄くなった影を固体セン
サカメラで受光しても、それがノイズの原因となること
を防止できる。したがって、欠陥汚れ等と不織布の地合
とのS/N比が高い信号を固体センサカメラで得て、欠
陥の検出精度を向上することができるものである。
本発明は例えば検反工程を行う場所に設置されるもの
で、第1図ないし第3図中1は、ポリエステルやレーヨ
ンなどから長尺に製造された透光性でかつ白色地合系の
シート状不織布2が巻付けられた繰出しリール、3は繰
出しリール1から繰出されてテンションローラ4を経由
した不織布2を巻取る巻取りリール、5は夫々ガイドロ
ーラを示している。巻取りリール3は図示しない駆動装
置で回転されるようになっており、この装置からの動力
は巻取りリール3の近くに設けた操作盤6を作業員7が
操作することにより、任意に伝えられるようになってい
る。また、操作盤6には以下に説明する欠陥検出に伴っ
て動作されるブザーや合声音声器等の報告手段8が設け
られている。
で、第1図ないし第3図中1は、ポリエステルやレーヨ
ンなどから長尺に製造された透光性でかつ白色地合系の
シート状不織布2が巻付けられた繰出しリール、3は繰
出しリール1から繰出されてテンションローラ4を経由
した不織布2を巻取る巻取りリール、5は夫々ガイドロ
ーラを示している。巻取りリール3は図示しない駆動装
置で回転されるようになっており、この装置からの動力
は巻取りリール3の近くに設けた操作盤6を作業員7が
操作することにより、任意に伝えられるようになってい
る。また、操作盤6には以下に説明する欠陥検出に伴っ
て動作されるブザーや合声音声器等の報告手段8が設け
られている。
そして、不織布2の走行経路の一部には欠陥検出装置の
監視部が設けられている。この監視部は、照明器具9
と、固体センサカメラ10と、反射体11、赤外線吸収
フィルタ12とから構成されている。
監視部が設けられている。この監視部は、照明器具9
と、固体センサカメラ10と、反射体11、赤外線吸収
フィルタ12とから構成されている。
照明器具9にはタングステン電球を光源とするものが使
用されている、固体センサカメラ10は、第2図に示し
たようにカメラボデー10a内に例えばリニアアレーラ
インイメージセンサやエリアアレイイメージセンサなど
の固体撮影像素子10bを光電変換素子として備えると
ともに、この素子10bに結像させる撮影レンズ部10
cを上記ボデー10aに取付けて形成されている。そし
て、これら照明器具9と固体センサカメラ10とは、不
織布2の表面側に夫々配設されていて、照明器具9から
投光されて不織布2の表面で反射された反射光Aを固体
センサカメラ10が受光するようになっている。
用されている、固体センサカメラ10は、第2図に示し
たようにカメラボデー10a内に例えばリニアアレーラ
インイメージセンサやエリアアレイイメージセンサなど
の固体撮影像素子10bを光電変換素子として備えると
ともに、この素子10bに結像させる撮影レンズ部10
cを上記ボデー10aに取付けて形成されている。そし
て、これら照明器具9と固体センサカメラ10とは、不
織布2の表面側に夫々配設されていて、照明器具9から
投光されて不織布2の表面で反射された反射光Aを固体
センサカメラ10が受光するようになっている。
そして、赤外線吸収フィルタ12にはIRA−20やI
RA−25などのフィルタが使用され、これは固体セン
サカメラ10への入射光路に設けられている。なお、本
実施例は上記照明器具9から不織布2に至る反射または
透過前の入射光路ではなく、不織布2から固体センサカ
メラ10に至る反射または透過後の入射光路において上
記レンズ部10cに取付けた場合を示している。
RA−25などのフィルタが使用され、これは固体セン
サカメラ10への入射光路に設けられている。なお、本
実施例は上記照明器具9から不織布2に至る反射または
透過前の入射光路ではなく、不織布2から固体センサカ
メラ10に至る反射または透過後の入射光路において上
記レンズ部10cに取付けた場合を示している。
さらに、反射体11は不織布2の幅よりも長いものであ
って、これは不織布2の裏面側に配設されている。この
反射体11には不織布2のグレー階調度と略同一グレー
階調度のものが使用されている。なお、本実施例は不織
布2の地合色と同系色とした例であって、反射体11に
は入射光を反射散乱させる白色系塗装を表面に施したも
のを使用している。しかも、本実施例では反射体11を
平板状のものとしている。また、この反射体11は不織
布2の裏面に非接触、すなわち、不織布2から50mm以
内の離間距離Bをもって配設される。その第1の理由
は、反射体11が走行される不織布2に接することがな
いので、反射体11が不織布2との接触で傷付けられた
り熱を帯びて変色することを防止するとともに、反射体
11が静電気を帯びてその反射面への埃の付着促進を防
止するためであり、それにより反射体11そのものにノ
イズ原因が生じることがなくなって所定の反射特性を維
持できる。また、第2の理由は、50mm以下の離間距離を
もって反射体11を配置したことにより、反射体11で
反射されて不織布2を再度透過する透過反射光の固体セ
ンサカメラ10に対する必要十分な入射光量を確保し
て、地合密度の均一化を損なうことを防止するためであ
り、実験の結果によれば、50mm以上離した場合には、
固体センサカメラ10から見た不織布2の地合むらの見
掛け上の消失化が実用に適する程度の効果を期待できな
くなることが判明した。さらに、第3の理由は、照明に
伴い反射板11の反射面に到達する不織布2の影を大き
く減衰でき、この減衰により薄くなった影がノイズ原因
とならないようにするためである。そして、反射体11
は上記照明器具9からの投射される照明光のうち不織布
2を透過した光Cを反射させて、再度不織布2に透過さ
せるもので、この透過反射光は上記固体センサカメラ1
0が受光するようになっている。
って、これは不織布2の裏面側に配設されている。この
反射体11には不織布2のグレー階調度と略同一グレー
階調度のものが使用されている。なお、本実施例は不織
布2の地合色と同系色とした例であって、反射体11に
は入射光を反射散乱させる白色系塗装を表面に施したも
のを使用している。しかも、本実施例では反射体11を
平板状のものとしている。また、この反射体11は不織
布2の裏面に非接触、すなわち、不織布2から50mm以
内の離間距離Bをもって配設される。その第1の理由
は、反射体11が走行される不織布2に接することがな
いので、反射体11が不織布2との接触で傷付けられた
り熱を帯びて変色することを防止するとともに、反射体
11が静電気を帯びてその反射面への埃の付着促進を防
止するためであり、それにより反射体11そのものにノ
イズ原因が生じることがなくなって所定の反射特性を維
持できる。また、第2の理由は、50mm以下の離間距離を
もって反射体11を配置したことにより、反射体11で
反射されて不織布2を再度透過する透過反射光の固体セ
ンサカメラ10に対する必要十分な入射光量を確保し
て、地合密度の均一化を損なうことを防止するためであ
り、実験の結果によれば、50mm以上離した場合には、
固体センサカメラ10から見た不織布2の地合むらの見
掛け上の消失化が実用に適する程度の効果を期待できな
くなることが判明した。さらに、第3の理由は、照明に
伴い反射板11の反射面に到達する不織布2の影を大き
く減衰でき、この減衰により薄くなった影がノイズ原因
とならないようにするためである。そして、反射体11
は上記照明器具9からの投射される照明光のうち不織布
2を透過した光Cを反射させて、再度不織布2に透過さ
せるもので、この透過反射光は上記固体センサカメラ1
0が受光するようになっている。
また、第3図中13は電子回路により構成された欠陥判
別回路で、この回路13と上記監視部とを備えて欠陥検
出装置が構成されるものであり、かつこの回路13には
固体センサカメラ10の出力端に接続されている。そし
て、この欠陥判別回路13の出力端の一つは上記操作盤
6に接続されていて、欠陥を判別した場合に操作盤6の
報知手段8を動作させるようになっている。なお、図中
14は不織布のばたつきを防止して不織布2の走行を案
内するガイドローラを示している。
別回路で、この回路13と上記監視部とを備えて欠陥検
出装置が構成されるものであり、かつこの回路13には
固体センサカメラ10の出力端に接続されている。そし
て、この欠陥判別回路13の出力端の一つは上記操作盤
6に接続されていて、欠陥を判別した場合に操作盤6の
報知手段8を動作させるようになっている。なお、図中
14は不織布のばたつきを防止して不織布2の走行を案
内するガイドローラを示している。
上記構成において欠陥検出装置を動作させると、その照
明器具9の点灯によって走行する不織布2の表面が照明
され、その一部は不織布2の表面で反射される。これと
ともに、不織布2は透光性を有しているから、照明光の
一部は不織布2を透過して反射体11に至り、この反射
体11で反射されて不織布2を裏面側から表面方向に再
び透過される。このため、反射体11に対して不織布2
を境にして同じ側に配設されている固体センサカメラ1
0は、上記反射光Aと透過光Cとを受光する。ところ
で、上記反射体11は不織布2と略同一のグレー階調度
となっているから、この反射体11で反射された透過光
Cを赤外線吸収フィルタ12を通して固体センサカメラ
10の固体撮像素子10bを受光することにより、固体
センサカメラ10から見た不織布2の見掛け上の地合む
らは消失され、地合密度が均一化される。このような条
件下において固体センサカメラ10は既述のように反射
光Aを受光しているから、結局不織布2の地合に対して
欠陥が強調される。つまり、白色系不織布2に点在する
黒い汚れ等の鮮明な汚れはもとより、グレー階調度が低
い淡い灰色状,茶褐色状等の欠陥汚色についても、不織
布2の地合とのS/N比が高い検出信号を固体撮像素子
10bでの光電変換で得ることができる。
明器具9の点灯によって走行する不織布2の表面が照明
され、その一部は不織布2の表面で反射される。これと
ともに、不織布2は透光性を有しているから、照明光の
一部は不織布2を透過して反射体11に至り、この反射
体11で反射されて不織布2を裏面側から表面方向に再
び透過される。このため、反射体11に対して不織布2
を境にして同じ側に配設されている固体センサカメラ1
0は、上記反射光Aと透過光Cとを受光する。ところ
で、上記反射体11は不織布2と略同一のグレー階調度
となっているから、この反射体11で反射された透過光
Cを赤外線吸収フィルタ12を通して固体センサカメラ
10の固体撮像素子10bを受光することにより、固体
センサカメラ10から見た不織布2の見掛け上の地合む
らは消失され、地合密度が均一化される。このような条
件下において固体センサカメラ10は既述のように反射
光Aを受光しているから、結局不織布2の地合に対して
欠陥が強調される。つまり、白色系不織布2に点在する
黒い汚れ等の鮮明な汚れはもとより、グレー階調度が低
い淡い灰色状,茶褐色状等の欠陥汚色についても、不織
布2の地合とのS/N比が高い検出信号を固体撮像素子
10bでの光電変換で得ることができる。
しかも、この装置において使用する照明器具9はタング
ステン電球を光源としているが、その放射エネルギーの
波長特性は第5図に示される通り近赤外域に非常に強い
放射エネルギーを有しており、また固体センサカメラ1
0に使用されるイメージセンサ製の固体撮像素子10b
の感度特性は、第4図に示すように可視域よりも800
nm付近の近赤外域において最高の感度ピークを有してい
るものである。このように照明器具9の最強な放射エネ
ルギーと固体撮像素子10bの最高の感度ピークとが略
重なっていることにより、タングステン電球の全波長域
の光を固体撮像素子10bが受光する場合には、近赤外
域の波長がノイズの原因となってしまうことが本発明者
により確認された。しかして、既述のように固体センサ
カメラ10への入射光路には赤外線吸収フィルタ12が
設けられている。このフィルタ12の特性は第6図に示
され、同図中実線で示した特性はIRA−20のもの
で、点線で示した特性はIRA−25のもの、また、一
点鎖線で示した特性はIRA−10のものである。した
がって、このフィルタ12によって上記のようにノイズ
の原因となる有害な近赤外域の波長をカットして、上記
反射光Aおよび透過反射光Cを固体撮像素子10bに受
光させることができる。
ステン電球を光源としているが、その放射エネルギーの
波長特性は第5図に示される通り近赤外域に非常に強い
放射エネルギーを有しており、また固体センサカメラ1
0に使用されるイメージセンサ製の固体撮像素子10b
の感度特性は、第4図に示すように可視域よりも800
nm付近の近赤外域において最高の感度ピークを有してい
るものである。このように照明器具9の最強な放射エネ
ルギーと固体撮像素子10bの最高の感度ピークとが略
重なっていることにより、タングステン電球の全波長域
の光を固体撮像素子10bが受光する場合には、近赤外
域の波長がノイズの原因となってしまうことが本発明者
により確認された。しかして、既述のように固体センサ
カメラ10への入射光路には赤外線吸収フィルタ12が
設けられている。このフィルタ12の特性は第6図に示
され、同図中実線で示した特性はIRA−20のもの
で、点線で示した特性はIRA−25のもの、また、一
点鎖線で示した特性はIRA−10のものである。した
がって、このフィルタ12によって上記のようにノイズ
の原因となる有害な近赤外域の波長をカットして、上記
反射光Aおよび透過反射光Cを固体撮像素子10bに受
光させることができる。
すなわち、以上のような照明器具9の光源と固体撮像素
子10bとの特性にもとずくノイズ発生の防止下におい
て、既述のような地合密度の平均化を図れることから、
格段に高いS/N比を得られるとともに、次の欠陥判定
回路13での検出処理が容易となり、欠陥見逃しが防止
されて検出精度を著しく向上できる。
子10bとの特性にもとずくノイズ発生の防止下におい
て、既述のような地合密度の平均化を図れることから、
格段に高いS/N比を得られるとともに、次の欠陥判定
回路13での検出処理が容易となり、欠陥見逃しが防止
されて検出精度を著しく向上できる。
また、以上のような欠陥検出にもとづいて、欠陥判定回
路13からの出力で操作盤6の報知手段8が動作される
ため、それに応じて、作業員は欠陥部に対してマーキン
グや切除等の適宜な対策を講じることができる。
路13からの出力で操作盤6の報知手段8が動作される
ため、それに応じて、作業員は欠陥部に対してマーキン
グや切除等の適宜な対策を講じることができる。
なお、上記一実施例は以上のように構成したが、反射体
11の色は、不織布のグレー階調度と略同じグレー階調
度であれば異なる色にして実施してもよい。
11の色は、不織布のグレー階調度と略同じグレー階調
度であれば異なる色にして実施してもよい。
さらに、上記一実施例は検反工程において実施した場合
を示したが、製造ラインにおいて巻取りリールに巻取る
ところで実施してもよい。そして、この実施の場合に欠
陥検出装置の欠陥判別回路からの出力を製造ラインの自
動制御信号として製造装置側にフィードバックさせるこ
ともできる。
を示したが、製造ラインにおいて巻取りリールに巻取る
ところで実施してもよい。そして、この実施の場合に欠
陥検出装置の欠陥判別回路からの出力を製造ラインの自
動制御信号として製造装置側にフィードバックさせるこ
ともできる。
その他、本発明の実施に当っては、発明の要旨に反しな
い限り、照明器具,固体センサカメラおよびその固体撮
像素子、反射体、赤外線吸収フィルタ等の不織布に対す
る位置、ならびにこれら部材の具体的な構造,形状,材
質等は、上記一実施例に制約されることなく、種々の態
様に構成して実施できることは勿論である。
い限り、照明器具,固体センサカメラおよびその固体撮
像素子、反射体、赤外線吸収フィルタ等の不織布に対す
る位置、ならびにこれら部材の具体的な構造,形状,材
質等は、上記一実施例に制約されることなく、種々の態
様に構成して実施できることは勿論である。
上記特許請求の範囲に記載の構成を要旨とする本発明に
よれば、白色地合系の不織布に特有の地合むらの影響を
消失化するとともに、ノイズ原因となる有害波長の固体
撮像素子への入射を防止でき、さらに反射体の反射面の
傷付き、変色、および反射面への埃の付着を防止でき、
しかも不織布の影の影響も少なくして、S/N比を格段
に向上でき、これによりグレー階調度が高い鮮明な欠陥
は勿論のこと、淡い灰色状や茶褐色状等のグレー階調度
が低い欠陥を適確に検出でき、その精度が高いという効
果がある。
よれば、白色地合系の不織布に特有の地合むらの影響を
消失化するとともに、ノイズ原因となる有害波長の固体
撮像素子への入射を防止でき、さらに反射体の反射面の
傷付き、変色、および反射面への埃の付着を防止でき、
しかも不織布の影の影響も少なくして、S/N比を格段
に向上でき、これによりグレー階調度が高い鮮明な欠陥
は勿論のこと、淡い灰色状や茶褐色状等のグレー階調度
が低い欠陥を適確に検出でき、その精度が高いという効
果がある。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は一部の側面
図、第2図は固体センサカメラの側面図、第3図は全体
の構成を概略的に示す図、第4図は固体撮像素子の分光
感度特性を示す図、第5図は色温度3000Kのタングステ
ン電球の分光特性を示す図、第6図は各種赤外線吸収フ
ィルタの分光透過率を示す図である。 2……不織布、9……照明器具、10……固体センサカ
メラ、10b……固体撮像素子、11……反射体、12
……赤外線吸収フィルタ。
図、第2図は固体センサカメラの側面図、第3図は全体
の構成を概略的に示す図、第4図は固体撮像素子の分光
感度特性を示す図、第5図は色温度3000Kのタングステ
ン電球の分光特性を示す図、第6図は各種赤外線吸収フ
ィルタの分光透過率を示す図である。 2……不織布、9……照明器具、10……固体センサカ
メラ、10b……固体撮像素子、11……反射体、12
……赤外線吸収フィルタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−22904(JP,A) 実公 昭51−31899(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】走行されるとともに透光性でかつ白色地合
系のシート状不織布の一面側に、この一面から50mm以内
の離間距離をもって配設され、上記不織布のグレー階調
度と略同一グレー階調度の反射体と、 上記不織布の他面側に配設されるとともにタングステン
電球を光源とした照明器具と、 上記不織布の上記他面側に配設され上記不織布一面での
反射光とともに上記反射体で反射されて上記不織布を再
度透過した透過反射光を受けて光電変換する固定撮像素
子を備える固体センサカメラと、 このカメラの入射経路に設けられた赤外線吸収フィルタ
と、 を具備した不織布の欠陥検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60290397A JPH0627716B2 (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | 不織布の欠陥検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60290397A JPH0627716B2 (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | 不織布の欠陥検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62150146A JPS62150146A (ja) | 1987-07-04 |
| JPH0627716B2 true JPH0627716B2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=17755480
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60290397A Expired - Lifetime JPH0627716B2 (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | 不織布の欠陥検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0627716B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02245644A (ja) * | 1989-03-17 | 1990-10-01 | Kao Corp | 異物検出装置 |
| DE19507643C1 (de) * | 1995-03-04 | 1996-07-25 | Rockwool Mineralwolle | Verfahren zum Unschädlichmachen von in einem Mineralwollevlies befindlichen heißen Einschlüssen und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens |
| JP4733808B2 (ja) * | 2000-05-02 | 2011-07-27 | 株式会社メック | 欠陥検査装置 |
| JP6801156B2 (ja) * | 2017-01-31 | 2020-12-16 | オムロン株式会社 | シート検査装置 |
| CN108693186A (zh) * | 2018-08-28 | 2018-10-23 | 广东省智能制造研究所 | 一种无纺布透气孔检测装置及方法 |
| CN114324346A (zh) * | 2021-11-12 | 2022-04-12 | 海宁集成电路与先进制造研究院 | 一种纺织品瑕疵检测方法及装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5131899U (ja) * | 1974-08-30 | 1976-03-08 | ||
| JPS5622904A (en) * | 1979-08-01 | 1981-03-04 | Kanai Hiroyuki | Measuring method for web unevenness |
-
1985
- 1985-12-25 JP JP60290397A patent/JPH0627716B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62150146A (ja) | 1987-07-04 |
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