JPH0628444B2 - 画像符号化方式 - Google Patents
画像符号化方式Info
- Publication number
- JPH0628444B2 JPH0628444B2 JP62240453A JP24045387A JPH0628444B2 JP H0628444 B2 JPH0628444 B2 JP H0628444B2 JP 62240453 A JP62240453 A JP 62240453A JP 24045387 A JP24045387 A JP 24045387A JP H0628444 B2 JPH0628444 B2 JP H0628444B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- coefficient
- blocks
- insignificant
- significant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 12
- 108010076504 Protein Sorting Signals Proteins 0.000 claims description 20
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 12
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 15
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 15
- 238000013213 extrapolation Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 7
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000003044 adaptive effect Effects 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 230000001131 transforming effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、原画像に直交変換を施すことにより得られる
変換係数の位置情報および振幅情報を圧縮して符号化す
る画像符号化方式に関するものである。
変換係数の位置情報および振幅情報を圧縮して符号化す
る画像符号化方式に関するものである。
[背景技術] 従来より画像信号の統計的性質を利用してデータ量を圧
縮する画像符号化としては、外挿予測サイン変換符号化
法(山根,森川,浜田:“2次元外挿予測−離散サイン
変換による画像の高能率符号化法”,第9回情報理論と
その応用シンポジウム予稿集,昭和61年)が知られて
いる。この画像符号化方式は、第4図に示すように、離
散サイン変換を行なうサイン変換部1を有しており、原
画像を分割したブロックを符号化の後に復号化した再生
画像のブロックから外挿的に予測することによりブロッ
ク間の冗長度の除去を行なった後に、予測誤差に対して
離散サイン変換を行なって予測誤差のもつ冗長度を除去
するようにしたものである。すなわち、再生画像により
外挿予測された予測信号列 の各要素を、原画像の画素信号列{Xij}の各要素から
減算して得た予測誤差列{yij}をサイン変換部1で離
散サイン変換して変換係数{Yij}を得、さらに、変換
係数符号化部2を通して圧縮符号に変換するのである。
予測信号列 は次のようにして得られる。すなわち、圧縮符号を変換
係数復号化部3において変換係数列{ij}に復号化
し、さらに逆サイン変換部4で予測誤差列{ij}を得
た後に、予測誤差列{ij}と予測信号列 とが加算されるのであり、この値が再生画像ブロック内
の画素信号列{ij}に対応し、遅延メモリ5に格納さ
れることになる。遅延メモリ5に格納された画像信号列
{ij}は、外挿的に予測を行なう外挿予測部6に入力
されて予測信号列 に変換され、その後に入力される原画像の画素信号列
{Xij}と比較されるのである。一方、このようにして
得られた圧縮信号から再生画像を得るのは、圧縮符号を
得るために予測信号列 を得たのと同じ方法が適用できるのであって、第4図に
示すように、圧縮符号を変換係数復号化部3で復号して
変換係数列{ij}を得、これを逆サイン変換部4で逆
サイン変換して予測誤差列{ij}を求め、遅延メモリ
5に格納された再生済みの画像の画素信号列から外挿予
測部6で外挿的に予測に予測を行なった予測信号列 と各成分ごとに加算すれば、再生画像の画素信号列{
ij}を得ることができるのである。この画像符号化方式
では、外挿的な予測を行なうことによりブロック間の相
関(冗長度)を除去した後に、予測誤差の冗長度を除去
するから、符号化歪を考慮しても4×4画素程度のブロ
ックを用いることで、比較的小規模なハードウェアを用
い、比較的少ない計算量で優れた符号化特性(すなわ
ち、原画像の圧縮率)が得られるようになっている。
縮する画像符号化としては、外挿予測サイン変換符号化
法(山根,森川,浜田:“2次元外挿予測−離散サイン
変換による画像の高能率符号化法”,第9回情報理論と
その応用シンポジウム予稿集,昭和61年)が知られて
いる。この画像符号化方式は、第4図に示すように、離
散サイン変換を行なうサイン変換部1を有しており、原
画像を分割したブロックを符号化の後に復号化した再生
画像のブロックから外挿的に予測することによりブロッ
ク間の冗長度の除去を行なった後に、予測誤差に対して
離散サイン変換を行なって予測誤差のもつ冗長度を除去
するようにしたものである。すなわち、再生画像により
外挿予測された予測信号列 の各要素を、原画像の画素信号列{Xij}の各要素から
減算して得た予測誤差列{yij}をサイン変換部1で離
散サイン変換して変換係数{Yij}を得、さらに、変換
係数符号化部2を通して圧縮符号に変換するのである。
予測信号列 は次のようにして得られる。すなわち、圧縮符号を変換
係数復号化部3において変換係数列{ij}に復号化
し、さらに逆サイン変換部4で予測誤差列{ij}を得
た後に、予測誤差列{ij}と予測信号列 とが加算されるのであり、この値が再生画像ブロック内
の画素信号列{ij}に対応し、遅延メモリ5に格納さ
れることになる。遅延メモリ5に格納された画像信号列
{ij}は、外挿的に予測を行なう外挿予測部6に入力
されて予測信号列 に変換され、その後に入力される原画像の画素信号列
{Xij}と比較されるのである。一方、このようにして
得られた圧縮信号から再生画像を得るのは、圧縮符号を
得るために予測信号列 を得たのと同じ方法が適用できるのであって、第4図に
示すように、圧縮符号を変換係数復号化部3で復号して
変換係数列{ij}を得、これを逆サイン変換部4で逆
サイン変換して予測誤差列{ij}を求め、遅延メモリ
5に格納された再生済みの画像の画素信号列から外挿予
測部6で外挿的に予測に予測を行なった予測信号列 と各成分ごとに加算すれば、再生画像の画素信号列{
ij}を得ることができるのである。この画像符号化方式
では、外挿的な予測を行なうことによりブロック間の相
関(冗長度)を除去した後に、予測誤差の冗長度を除去
するから、符号化歪を考慮しても4×4画素程度のブロ
ックを用いることで、比較的小規模なハードウェアを用
い、比較的少ない計算量で優れた符号化特性(すなわ
ち、原画像の圧縮率)が得られるようになっている。
変換係数符号化部2としては、第6図に示すように、Sc
ene Adaptive Coding法(米国特許第4,394,7
74号、米国特許第4,302,775号等)が用いら
れる。すなわち、1つのブロックB内の変換係数列{Yi
j}を、第7図に示すように、ジグザグ状に走査して2
次元情報である変換係数列{Yij}を1次元情報に変換
した後、係数判定部11において予め設定されたしきい
値Tと各成分とを比較して、しきい値Tよりも大きい変
換係数は有意係数とし、それ以外を無意係数としたもの
であって、有意係数は量子化部13で量子化された後
に、可変長符号化部14において量子化値に対応する可
変長符号に変換されて、振幅圧縮符号CAとして出力さ
れるのである。また、変換係数が無意係数として判定さ
れると、変換係数を0として扱い、無意係数のランレン
グスをカウンタ15により求め、ランレングスの値は可
変長符号化部16で符号化されて可変長のランレングス
圧縮符号CRLが得られる。振幅圧縮符号CAであるかラ
ンレングス圧縮符号CRLであるかが識別できるように、
ランレングス圧縮符号CRLにはランレングス前置符号F
Pが前置して出力されるようになっている。また、ブロ
ック内で途中から終了までの間、無意係数が連続した場
合には、そのランレングスは符号化せずに、ブロック終
了符号FEを出力してそのブロックの符号化を打ち切
る。有意係数が1つも存在しないブロックでは、ブロッ
ク終了符号FEのみが出力されることになる。ランレン
グス前置符号FPやブロック終了符号FEの発生は制御
部12により管理される。以上のようにして、振幅情報
が振幅圧縮符号CAとして、また位置情報がランレング
ス圧縮符号CRLとして圧縮されるのである。
ene Adaptive Coding法(米国特許第4,394,7
74号、米国特許第4,302,775号等)が用いら
れる。すなわち、1つのブロックB内の変換係数列{Yi
j}を、第7図に示すように、ジグザグ状に走査して2
次元情報である変換係数列{Yij}を1次元情報に変換
した後、係数判定部11において予め設定されたしきい
値Tと各成分とを比較して、しきい値Tよりも大きい変
換係数は有意係数とし、それ以外を無意係数としたもの
であって、有意係数は量子化部13で量子化された後
に、可変長符号化部14において量子化値に対応する可
変長符号に変換されて、振幅圧縮符号CAとして出力さ
れるのである。また、変換係数が無意係数として判定さ
れると、変換係数を0として扱い、無意係数のランレン
グスをカウンタ15により求め、ランレングスの値は可
変長符号化部16で符号化されて可変長のランレングス
圧縮符号CRLが得られる。振幅圧縮符号CAであるかラ
ンレングス圧縮符号CRLであるかが識別できるように、
ランレングス圧縮符号CRLにはランレングス前置符号F
Pが前置して出力されるようになっている。また、ブロ
ック内で途中から終了までの間、無意係数が連続した場
合には、そのランレングスは符号化せずに、ブロック終
了符号FEを出力してそのブロックの符号化を打ち切
る。有意係数が1つも存在しないブロックでは、ブロッ
ク終了符号FEのみが出力されることになる。ランレン
グス前置符号FPやブロック終了符号FEの発生は制御
部12により管理される。以上のようにして、振幅情報
が振幅圧縮符号CAとして、また位置情報がランレング
ス圧縮符号CRLとして圧縮されるのである。
ところで、このような処理を行なうと、無意係数は実際
にはなんらかの値を持っているにもかかわらず、0に丸
められるから、1つのブロックにおいて変換係数列{Yi
j}のすべての成分が無意変数であるとすれば、逆サイ
ン変換部4の出力である変換係数列{ij}の成分もす
べて0になるのであり、結局、再生画像の画素信号列
{ij}の成分は予測信号列 に一致することになる。しかるに、原画像に濃淡の変化
が非常に緩やかな領域が存在すると、この領域での予測
誤差列{yij}の各成分の値が小さくなり、変換係数列
{Yij}の成分がすべて無意係数である無意ブロックが
発生しやすくなる。無意ブロックは、予測信号列 と再生画像の画素信号列{ij}とが一致するから、無
意ブロックが連続して発生すると、外挿的に予測した値
を使って、さらに外挿的に予測することになり、予測誤
差が次第に蓄積され再生画像の濃淡レベルが原画像から
次第にずれていくことになる。予測誤差がある値を越え
ると、有意係数を含む有意ブロックとなるから、ここで
再生画像の濃淡レベルは原画像に近付くことになるが、
有意ブロックが発生した時点で濃淡レベルが急激に変化
することになるから、この変化が目に見える歪みとして
現われることがある。
にはなんらかの値を持っているにもかかわらず、0に丸
められるから、1つのブロックにおいて変換係数列{Yi
j}のすべての成分が無意変数であるとすれば、逆サイ
ン変換部4の出力である変換係数列{ij}の成分もす
べて0になるのであり、結局、再生画像の画素信号列
{ij}の成分は予測信号列 に一致することになる。しかるに、原画像に濃淡の変化
が非常に緩やかな領域が存在すると、この領域での予測
誤差列{yij}の各成分の値が小さくなり、変換係数列
{Yij}の成分がすべて無意係数である無意ブロックが
発生しやすくなる。無意ブロックは、予測信号列 と再生画像の画素信号列{ij}とが一致するから、無
意ブロックが連続して発生すると、外挿的に予測した値
を使って、さらに外挿的に予測することになり、予測誤
差が次第に蓄積され再生画像の濃淡レベルが原画像から
次第にずれていくことになる。予測誤差がある値を越え
ると、有意係数を含む有意ブロックとなるから、ここで
再生画像の濃淡レベルは原画像に近付くことになるが、
有意ブロックが発生した時点で濃淡レベルが急激に変化
することになるから、この変化が目に見える歪みとして
現われることがある。
[発明の目的] 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであって、その
目的とするところは、無意係数のみからなる無意ブロッ
クが連続的に発生する頻度を減少させることにより、外
挿的な予測による予測誤差の蓄積を抑制し、再生画像の
濃淡レベルの急減な変化による歪みを軽減するようにし
た画像符号化方式を提供することにある。
目的とするところは、無意係数のみからなる無意ブロッ
クが連続的に発生する頻度を減少させることにより、外
挿的な予測による予測誤差の蓄積を抑制し、再生画像の
濃淡レベルの急減な変化による歪みを軽減するようにし
た画像符号化方式を提供することにある。
[発明の開示] (構成) 本発明に係る画像符号化方式は、原画像を複数画素を有
するブロックに分割し、各ブロック内の画素信号列をそ
の時点までに符号化したブロックから外挿的に予測して
得られた予測信号列と比較し、予測誤差列に直交変換を
施して変換係数列を求め、変換係数列に含まれる各変換
係数をそれぞれしきい値と比較し、変換係数のうちしき
い値よりも大きい変換係数を有意係数とするとともにし
きい値よりも小さい変換係数を無意係数として判定し、
有意係数についてのみブロック内での位置と値とを符号
化する画像符号化方式において、符号化の対象となって
いるブロックの近傍に位置するとともにすでに符号化さ
れているブロックについて、有意係数を含む有意ブロッ
クであるか、無意係数のみからなる無意ブロックである
かを判定し、符号化の対象となっているブロックの近傍
の複数ブロックが無意ブロックを多く含むほど上記しき
い値を小さく設定するものであり、これにより、無意係
数のみからなる無意ブロックが連続的に発生する頻度を
減少させるようにしたものである。
するブロックに分割し、各ブロック内の画素信号列をそ
の時点までに符号化したブロックから外挿的に予測して
得られた予測信号列と比較し、予測誤差列に直交変換を
施して変換係数列を求め、変換係数列に含まれる各変換
係数をそれぞれしきい値と比較し、変換係数のうちしき
い値よりも大きい変換係数を有意係数とするとともにし
きい値よりも小さい変換係数を無意係数として判定し、
有意係数についてのみブロック内での位置と値とを符号
化する画像符号化方式において、符号化の対象となって
いるブロックの近傍に位置するとともにすでに符号化さ
れているブロックについて、有意係数を含む有意ブロッ
クであるか、無意係数のみからなる無意ブロックである
かを判定し、符号化の対象となっているブロックの近傍
の複数ブロックが無意ブロックを多く含むほど上記しき
い値を小さく設定するものであり、これにより、無意係
数のみからなる無意ブロックが連続的に発生する頻度を
減少させるようにしたものである。
(実施例) 本発明の基本構成は第4図の構成と同じであり、変換係
数符号化部2だけが第4図構成とは異なるから、以下の
説明では変換係数符号化部2についてのみ説明を行なう
ことにする。
数符号化部2だけが第4図構成とは異なるから、以下の
説明では変換係数符号化部2についてのみ説明を行なう
ことにする。
第1図に示すように、原画像のブロックに対応する画素
信号列と外挿的に予測した予測信号列との差である誤差
信号列を直交変換することにより得た係数信号列{Yi
j}の各成分が、係数判定部11でしきい値Tと比較さ
れ、成分の値がしきい値T以上であると有意係数、しき
い値Tよりも小さいと無意係数として判定される。しき
い値Tは、特定の条件に基づいて可変となっている。
信号列と外挿的に予測した予測信号列との差である誤差
信号列を直交変換することにより得た係数信号列{Yi
j}の各成分が、係数判定部11でしきい値Tと比較さ
れ、成分の値がしきい値T以上であると有意係数、しき
い値Tよりも小さいと無意係数として判定される。しき
い値Tは、特定の条件に基づいて可変となっている。
以下、しきい値Tの設定の基本原理を第2図に基づいて
説明する。第2図において斜線部はすでに符号化された
ブロックを示している。今、ブロックEがこれから符号
化する対象であるとすると、このブロックEに隣接する
ブロックB,Cが参照される。ブロックBとブロックC
とについて、これらのブロックB,C内の成分が有意係
数を含むかどうかが設定基準となるのであって、有意係
数を含むブロックであれば有意ブロック、無意係数のみ
からなるブロックであれば無意ブロックと呼ばれる。し
かるに、両ブロックB,Cがともに無意ブロックである
場合には、1つ前のブロック(ここではブロックB)を
符号化したときりも、しきい値Tを一定量下げるように
する。しきい値Tが下がれば係数判定部11として無意
係数が発生する頻度が低減し、無意ブロックが連続的に
発生するのを抑制することができるのである。一方、こ
のような処理を行なって、一方的にしきい値Tが低下す
ると、有意ブロックの発生頻度が増加して圧縮効率が低
下するから、符号化の対象となるブロックEに隣接する
ブロックB,Cがともに有意ブロックであるときには、
1つ前のブロック(ブロックB)を符号化したときより
も、しきい値を一定量上げるようにする。もちろん、ブ
ロックB,Cのうちのいずれか一方だけが有意ブロック
であるときには、しきい値Tは変化しないようにする。
このように、符号化の対象となっているブロックEに隣
接するブロックB,Cに合わせて、しきい値Tを調節す
るから、しきい値Tの調整量を適宜設定すれば、無意ブ
ロックばかりが連続したり、圧縮効率が極端に低下する
ことがなく、歪みの程度と圧縮効率との関係を最適化す
ることができる。また、符号化の対象となるブロックE
に隣接したブロックB,Cのみではなく、近隣のブロッ
クA,Dの情報を加味してしきい値Tを調節してもほぼ
同等の効果が得られる。
説明する。第2図において斜線部はすでに符号化された
ブロックを示している。今、ブロックEがこれから符号
化する対象であるとすると、このブロックEに隣接する
ブロックB,Cが参照される。ブロックBとブロックC
とについて、これらのブロックB,C内の成分が有意係
数を含むかどうかが設定基準となるのであって、有意係
数を含むブロックであれば有意ブロック、無意係数のみ
からなるブロックであれば無意ブロックと呼ばれる。し
かるに、両ブロックB,Cがともに無意ブロックである
場合には、1つ前のブロック(ここではブロックB)を
符号化したときりも、しきい値Tを一定量下げるように
する。しきい値Tが下がれば係数判定部11として無意
係数が発生する頻度が低減し、無意ブロックが連続的に
発生するのを抑制することができるのである。一方、こ
のような処理を行なって、一方的にしきい値Tが低下す
ると、有意ブロックの発生頻度が増加して圧縮効率が低
下するから、符号化の対象となるブロックEに隣接する
ブロックB,Cがともに有意ブロックであるときには、
1つ前のブロック(ブロックB)を符号化したときより
も、しきい値を一定量上げるようにする。もちろん、ブ
ロックB,Cのうちのいずれか一方だけが有意ブロック
であるときには、しきい値Tは変化しないようにする。
このように、符号化の対象となっているブロックEに隣
接するブロックB,Cに合わせて、しきい値Tを調節す
るから、しきい値Tの調整量を適宜設定すれば、無意ブ
ロックばかりが連続したり、圧縮効率が極端に低下する
ことがなく、歪みの程度と圧縮効率との関係を最適化す
ることができる。また、符号化の対象となるブロックE
に隣接したブロックB,Cのみではなく、近隣のブロッ
クA,Dの情報を加味してしきい値Tを調節してもほぼ
同等の効果が得られる。
以上のしきい値Tの調節は、ハードウェアとしては、第
1図に示すように、記憶部17としきい値設定部18と
を用いて行なわれる。すなわち、制御部12を通してブ
ロック内に有意係数が含まれるかどうかが判定され、ブ
ロック内に有意係数が1つも含まれていないと、そのブ
ロックは無意ブロックであるものとして記憶部17に記
憶され、有意係数が1つでも含まれていると、そのブロ
ックは有意ブロックであるものとして記憶部17に記憶
される。したがって、記憶部17には、符号化の対象と
なるブロックの周囲に存在するブロックに関する位置情
報(記憶部17内のメモリ番地で示す)と、そのブロッ
クが有意ブロックであるが無意ブロックであるかの情報
とが格納されるのである。しきい値設定部18では、符
号化の対象となっているブロックの位置に応じて必要な
情報を記憶部17から読み出し、上述のように係数判定
部11のしきい値Tを設定するのである。こうして、こ
のしきい値Tを使う点を除いて、第5図従来例と同様
に、輝度情報に相当する振幅圧縮符号CA、位置情報に
相当するランレングス圧縮符号CRL等が出力されるので
ある。1つのブロックについて符号化が終了すると、そ
のブロックが有意ブロックであるか無為ブロックである
かの情報が記憶部17に格納され、次のブロックについ
て符号化が行なわれるのである。
1図に示すように、記憶部17としきい値設定部18と
を用いて行なわれる。すなわち、制御部12を通してブ
ロック内に有意係数が含まれるかどうかが判定され、ブ
ロック内に有意係数が1つも含まれていないと、そのブ
ロックは無意ブロックであるものとして記憶部17に記
憶され、有意係数が1つでも含まれていると、そのブロ
ックは有意ブロックであるものとして記憶部17に記憶
される。したがって、記憶部17には、符号化の対象と
なるブロックの周囲に存在するブロックに関する位置情
報(記憶部17内のメモリ番地で示す)と、そのブロッ
クが有意ブロックであるが無意ブロックであるかの情報
とが格納されるのである。しきい値設定部18では、符
号化の対象となっているブロックの位置に応じて必要な
情報を記憶部17から読み出し、上述のように係数判定
部11のしきい値Tを設定するのである。こうして、こ
のしきい値Tを使う点を除いて、第5図従来例と同様
に、輝度情報に相当する振幅圧縮符号CA、位置情報に
相当するランレングス圧縮符号CRL等が出力されるので
ある。1つのブロックについて符号化が終了すると、そ
のブロックが有意ブロックであるか無為ブロックである
かの情報が記憶部17に格納され、次のブロックについ
て符号化が行なわれるのである。
ところで、記憶部17において原画像のすべてのブロッ
クについての情報を格納すると、記憶容量の増大をきた
すから、必要な情報だけを格納するように工夫がなされ
ている。すなわち、今、原画像を縦横にマトリクス状に
分割して多数のブロックを形成し、符号化の対象となる
ブロックが第2図中の第M行、第N列に位置するブロッ
クEであるとする。記憶部17は、第3図に示すよう
に、1行分のブロックの識別情報が記憶できる大きさを
有していて、1番地から(N-1)番地までは、第M行の
情報が格納され、N番地以降には、第(M-1)行の情報
が記憶されている。したがって、第2図に示したA〜D
の情報は、第3図(a)に示すように、記憶部17内では
(N-2)番地から(N+1)番地までに格納されることにな
る。このようにして、必要な位置の情報を使用して符号
化の対象としているブロックEを符号化した後には、第
3図(b)に示すように、N番地の情報がブロックCの情
報からブロックEの情報に書き換えられるのであり、次
のブロックの符号化ができるようになるのである。この
ようにして、情報を順次更新することにより、1行分の
情報が記憶可能な記憶部17を用いながらも、全画面に
ついてのしきい値Tの設定情報を順次得ることができる
のである。
クについての情報を格納すると、記憶容量の増大をきた
すから、必要な情報だけを格納するように工夫がなされ
ている。すなわち、今、原画像を縦横にマトリクス状に
分割して多数のブロックを形成し、符号化の対象となる
ブロックが第2図中の第M行、第N列に位置するブロッ
クEであるとする。記憶部17は、第3図に示すよう
に、1行分のブロックの識別情報が記憶できる大きさを
有していて、1番地から(N-1)番地までは、第M行の
情報が格納され、N番地以降には、第(M-1)行の情報
が記憶されている。したがって、第2図に示したA〜D
の情報は、第3図(a)に示すように、記憶部17内では
(N-2)番地から(N+1)番地までに格納されることにな
る。このようにして、必要な位置の情報を使用して符号
化の対象としているブロックEを符号化した後には、第
3図(b)に示すように、N番地の情報がブロックCの情
報からブロックEの情報に書き換えられるのであり、次
のブロックの符号化ができるようになるのである。この
ようにして、情報を順次更新することにより、1行分の
情報が記憶可能な記憶部17を用いながらも、全画面に
ついてのしきい値Tの設定情報を順次得ることができる
のである。
[発明の効果] 本発明は上述のように、原画像を複数画素を有するブロ
ックに分割し、各ブロック内の画素信号列をその時点ま
でに符号化したブロックから外挿的に予測して得られた
予測信号列と比較し、予測誤差列に直交変換を施して変
換係数列を求め、変換係数列に含まれる各変換係数をそ
れぞれしきい値と比較し、変換係数のうちしきい値より
も大きい変換係数を有意係数とするとともにしきい値よ
りも小さい変換係数を無意係数として判定し、有意係数
についてのみブロック内での位置と値とを符号化する画
像符号化方式において、符号化の対象となっているブロ
ックの近傍に位置するとともにすでに符号化されている
ブロックについて、有意係数を含む有意ブロックである
か、無意係数のみからなる無意ブロックであるかを判定
し、符号化の対象となっているブロックの近傍の複数ブ
ロックが無意ブロックを多く含むほど上記しきい値を小
さく設定するものであり、符号化の対象となっているブ
ロックの周囲に無意ブロックが多いほど、無意係数か有
意係数かを判定するしきい値を下げるので、無意係数の
みからなる無意ブロックが連続的に発生する頻度を減少
させることができ、その結果、外挿的な予測による予測
誤差の蓄積を抑制し、再生画像の濃淡レベルの急激な変
化による歪みを軽減することができる利点を有するので
ある。
ックに分割し、各ブロック内の画素信号列をその時点ま
でに符号化したブロックから外挿的に予測して得られた
予測信号列と比較し、予測誤差列に直交変換を施して変
換係数列を求め、変換係数列に含まれる各変換係数をそ
れぞれしきい値と比較し、変換係数のうちしきい値より
も大きい変換係数を有意係数とするとともにしきい値よ
りも小さい変換係数を無意係数として判定し、有意係数
についてのみブロック内での位置と値とを符号化する画
像符号化方式において、符号化の対象となっているブロ
ックの近傍に位置するとともにすでに符号化されている
ブロックについて、有意係数を含む有意ブロックである
か、無意係数のみからなる無意ブロックであるかを判定
し、符号化の対象となっているブロックの近傍の複数ブ
ロックが無意ブロックを多く含むほど上記しきい値を小
さく設定するものであり、符号化の対象となっているブ
ロックの周囲に無意ブロックが多いほど、無意係数か有
意係数かを判定するしきい値を下げるので、無意係数の
みからなる無意ブロックが連続的に発生する頻度を減少
させることができ、その結果、外挿的な予測による予測
誤差の蓄積を抑制し、再生画像の濃淡レベルの急激な変
化による歪みを軽減することができる利点を有するので
ある。
第1図は本発明の一実施例を示す要部ブロック図、第2
図は同上の原理説明図、第3図は同上に用いる記憶部の
動作説明図、第4図は本発明に係る画像符号化方式の基
本構成を示すブロック図、第5図は第4図に対応する画
像再生部のブロック図、第6図は従来例を示す部分ブロ
ック図、第7図は同上の動作説明図である。 1はサイン変換部、2は変換係数符号化部、3は変換係
数復号化部、4は逆サイン変換部、5は遅延メモリ、6
は外挿予測部、11は係数判定部、12は制御部、13
は量子化部、14は可変長符号化部、15はカウンタ、
16は可変長符号化部、17は記憶部、18はしきい値
設定部である。
図は同上の原理説明図、第3図は同上に用いる記憶部の
動作説明図、第4図は本発明に係る画像符号化方式の基
本構成を示すブロック図、第5図は第4図に対応する画
像再生部のブロック図、第6図は従来例を示す部分ブロ
ック図、第7図は同上の動作説明図である。 1はサイン変換部、2は変換係数符号化部、3は変換係
数復号化部、4は逆サイン変換部、5は遅延メモリ、6
は外挿予測部、11は係数判定部、12は制御部、13
は量子化部、14は可変長符号化部、15はカウンタ、
16は可変長符号化部、17は記憶部、18はしきい値
設定部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 寿隆 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 浜田 博 岡山県岡山市高島新屋敷164―4 (72)発明者 森川 良孝 岡山県赤磐郡瀬戸町江尻旭ケ丘3丁目1― 18 (72)発明者 山根 延元 岡山県岡山市津島中1丁目3番RB棟103 (56)参考文献 特開 昭62−195989(JP,A) 特開 昭56−136093(JP,A) 特公 昭49−31808(JP,B1)
Claims (1)
- 【請求項1】原画像を複数画像を有するブロックに分割
し、各ブロック内の画素信号列をその時点までに符号化
したブロックを復号化して得られた再生画像のブロック
から外挿的に予測を行なった予測信号列と比較し、予測
誤差列に直交変換を施して変換係数列を求め、変換係数
列に含まれる各変換係数をそれぞれしきい値と比較し、
変換係数のうちしきい値よりも大きい変換係数を有意係
数とするとともにしきい値よりも小さい変換係数を無意
係数として判定し、有意係数についてのみブロック内で
の位置と値とを符号化する画素符号化方式において、符
号化の対象となっているブロックの近傍に位置するとと
もにすでに符号化されているブロックについて、有意係
数を含む有意ブロックであるか、無意係数のみからなる
無意ブロックであるかを判定し、符号化の対象となって
いるブロックの近傍の複数ブロックが無意ブロックを多
く含むほど上記しきい値を小さく設定することを特徴と
する画像符号化方式。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62240453A JPH0628444B2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 | 画像符号化方式 |
| GB8821600A GB2210229B (en) | 1987-09-24 | 1988-09-15 | Picture encoding system |
| US07/248,915 US5054103A (en) | 1987-09-24 | 1988-09-22 | Picture encoding system |
| DE19883832476 DE3832476A1 (de) | 1987-09-24 | 1988-09-23 | Bildcodiersystem |
| FR8812454A FR2621146A1 (fr) | 1987-09-24 | 1988-09-23 | Systeme de codage d'image |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62240453A JPH0628444B2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 | 画像符号化方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6482782A JPS6482782A (en) | 1989-03-28 |
| JPH0628444B2 true JPH0628444B2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=17059724
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62240453A Expired - Fee Related JPH0628444B2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 | 画像符号化方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0628444B2 (ja) |
-
1987
- 1987-09-24 JP JP62240453A patent/JPH0628444B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6482782A (en) | 1989-03-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3716931B2 (ja) | 連続画像の適応型復号装置 | |
| JP2891772B2 (ja) | イメージフレームのランダムスキャンニングを用いるディジタルイメージコーディング法 | |
| JP3356663B2 (ja) | 画像符号化装置、画像符号化方法および画像符号化プログラムを記録した記録媒体 | |
| US20070248162A1 (en) | Video coder providing implicit coefficient prediction and scan adaptation for image coding and intra coding of video | |
| JP5469192B2 (ja) | 復号器における係数を予測する方法、復号化方法、ビデオ復号化器 | |
| JPH08116447A (ja) | 画像信号の符号化装置 | |
| JP4101034B2 (ja) | 符号化装置及び方法 | |
| WO2005088981A1 (en) | Encoding apparatus, encoding method, decoding apparatus, and decoding method | |
| JP3087835B2 (ja) | 画像符号化方法および装置ならびに画像復号方法および装置 | |
| KR20020026189A (ko) | 고정된 비율 압축을 이용하는 효율적인 비디오 데이터엑세스 | |
| EP1684529A2 (en) | Video coder providing implicit coefficient prediction and scan adaption for image coding and intra coding of video | |
| JP2839142B2 (ja) | 画像符号化方式 | |
| EP0238254B1 (en) | Data compression using block list transform | |
| JPH0628444B2 (ja) | 画像符号化方式 | |
| US6064696A (en) | Encoding apparatus | |
| JP2862022B2 (ja) | 画像符号化方式 | |
| JP3027605B2 (ja) | 画像処理装置 | |
| CN1135854C (zh) | 用于对视频图像进行编码的方法和装置 | |
| JP3001758B2 (ja) | ハフマン符号化装置およびハフマン符号化方法 | |
| JP2919990B2 (ja) | 画像データ圧縮方式 | |
| JP2820807B2 (ja) | 画像データ符号化方法 | |
| KR0134358B1 (ko) | 가변 스캔방법을 이용한 부호화 및 복호화시스템 | |
| JP3200073B2 (ja) | 画像処理装置 | |
| JP2002209219A (ja) | 動画像情報の圧縮方法およびそのシステム | |
| KR100212327B1 (ko) | 디지탈 영상신호 양자화 방법 및 그 장치 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |