JPH0629066B2 - 飲料缶詰の製造方法 - Google Patents
飲料缶詰の製造方法Info
- Publication number
- JPH0629066B2 JPH0629066B2 JP60027922A JP2792285A JPH0629066B2 JP H0629066 B2 JPH0629066 B2 JP H0629066B2 JP 60027922 A JP60027922 A JP 60027922A JP 2792285 A JP2792285 A JP 2792285A JP H0629066 B2 JPH0629066 B2 JP H0629066B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- beverage
- gas
- bubbles
- carbon dioxide
- defoaming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 235000013361 beverage Nutrition 0.000 title claims description 40
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 title description 4
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical group O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 36
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 21
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 claims description 18
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 claims description 18
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 12
- 230000001954 sterilising effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000004659 sterilization and disinfection Methods 0.000 claims description 4
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 41
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 10
- 235000014171 carbonated beverage Nutrition 0.000 description 5
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- JVTAAEKCZFNVCJ-UHFFFAOYSA-N lactic acid Chemical compound CC(O)C(O)=O JVTAAEKCZFNVCJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000009924 canning Methods 0.000 description 2
- 229910001873 dinitrogen Inorganic materials 0.000 description 2
- 235000011389 fruit/vegetable juice Nutrition 0.000 description 2
- 239000004310 lactic acid Substances 0.000 description 2
- 235000014655 lactic acid Nutrition 0.000 description 2
- 235000013336 milk Nutrition 0.000 description 2
- 239000008267 milk Substances 0.000 description 2
- 210000004080 milk Anatomy 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Chemical compound O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 241001122767 Theaceae Species 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 235000016213 coffee Nutrition 0.000 description 1
- 235000013353 coffee beverage Nutrition 0.000 description 1
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 1
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 1
- 239000000796 flavoring agent Substances 0.000 description 1
- 235000019634 flavors Nutrition 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 231100000989 no adverse effect Toxicity 0.000 description 1
- 238000009928 pasteurization Methods 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
- 235000014347 soups Nutrition 0.000 description 1
- 238000006467 substitution reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010408 sweeping Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
- Vacuum Packaging (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は飲料缶詰の製造方法に関し、さらに詳しくは無
炭酸発泡性飲料が充填された飲料缶詰の製造方法に関す
る。
炭酸発泡性飲料が充填された飲料缶詰の製造方法に関す
る。
(従来の技術) 無炭酸発泡性飲料、例えば高果汁ジュース、ミルク紅
茶、ミルクコーヒ、スープ、乳酸飲料等の飲料よりの缶
詰の製造は、缶詰の真空度を得るため、これらの飲料を
約80〜90℃の温度でヘッドスペース部を残して金属
缶に充填後、すなわち所謂熱間充填後、密封、殺菌処理
をすることによって行なわれていた。この場合ヘッドス
ペース部に残留した水蒸気の凝縮と飲料の熱収縮によっ
て、真空が得られる。
茶、ミルクコーヒ、スープ、乳酸飲料等の飲料よりの缶
詰の製造は、缶詰の真空度を得るため、これらの飲料を
約80〜90℃の温度でヘッドスペース部を残して金属
缶に充填後、すなわち所謂熱間充填後、密封、殺菌処理
をすることによって行なわれていた。この場合ヘッドス
ペース部に残留した水蒸気の凝縮と飲料の熱収縮によっ
て、真空が得られる。
熱間充填には専用の設備を必要とする。熱間充填装置が
ない場合、あるいは稼動中で使えない場合等であって、
炭酸飲料の充填密封ラインが遊休の場合、この炭酸飲料
充填密封ラインを一部改造して、無炭酸発泡性飲料を充
填する方法が考えられる。この場合は室温附近の温度で
の充填であって、熱間充填でないので、そのままでは缶
詰の真空度が得られないという問題が生ずる。
ない場合、あるいは稼動中で使えない場合等であって、
炭酸飲料の充填密封ラインが遊休の場合、この炭酸飲料
充填密封ラインを一部改造して、無炭酸発泡性飲料を充
填する方法が考えられる。この場合は室温附近の温度で
の充填であって、熱間充填でないので、そのままでは缶
詰の真空度が得られないという問題が生ずる。
真空下での密封法を採用することも考えられるが、この
場合は設備費が高くつき、かつ高速生産が困難である。
場合は設備費が高くつき、かつ高速生産が困難である。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、無炭酸発泡性飲料を室温附近の温度で充填し
て、実用的な真空度を有する飲料缶詰を高速生産するこ
とが可能な飲料缶詰の製造方法を提供することも目的と
する。
て、実用的な真空度を有する飲料缶詰を高速生産するこ
とが可能な飲料缶詰の製造方法を提供することも目的と
する。
(課題を解決するための手段) 本発明は、無炭酸発泡性飲料を金属缶に、ヘッドスペー
ス部を残して、室温付近の温度で充填した後、該飲料の
液面の上部近傍において実質的に連続するように形成さ
れた気体カーテンの真下を通って、該気体カーテンに対
しほぼ直角方向に該金属缶を移動させて、充填のさい該
液面に生じた気泡を除泡し、次いで該ヘッドスペース部
の空気を炭酸ガスと置換し、その後該金属缶を蓋体によ
って密封し、殺菌処理を行なうことを特徴とする飲料缶
詰の製造方法を提供するものである。
ス部を残して、室温付近の温度で充填した後、該飲料の
液面の上部近傍において実質的に連続するように形成さ
れた気体カーテンの真下を通って、該気体カーテンに対
しほぼ直角方向に該金属缶を移動させて、充填のさい該
液面に生じた気泡を除泡し、次いで該ヘッドスペース部
の空気を炭酸ガスと置換し、その後該金属缶を蓋体によ
って密封し、殺菌処理を行なうことを特徴とする飲料缶
詰の製造方法を提供するものである。
(作用) 無炭酸発泡性飲料を金属缶に、ヘッドスペース部を残し
て充填すると、液面上に多数の気泡が発生する。この充
填後、飲料の液面の上部近傍において実質的に連続する
ように形成された気体カーテンの真下を通って、気体カ
ーテンに対しほぼ直角方向に該金属缶を移動させるさ
い、液面上の大部分の気泡は、気体カーテンに当って消
泡され、残った気泡も缶の移動方向後方にスイープされ
て、缶の外へ追い出されて気泡は実質的に完全に除去さ
れる。この除去は、金属缶が高速で(例えば毎分約10
00缶の高速で)連続移動する場合でも可能である。
て充填すると、液面上に多数の気泡が発生する。この充
填後、飲料の液面の上部近傍において実質的に連続する
ように形成された気体カーテンの真下を通って、気体カ
ーテンに対しほぼ直角方向に該金属缶を移動させるさ
い、液面上の大部分の気泡は、気体カーテンに当って消
泡され、残った気泡も缶の移動方向後方にスイープされ
て、缶の外へ追い出されて気泡は実質的に完全に除去さ
れる。この除去は、金属缶が高速で(例えば毎分約10
00缶の高速で)連続移動する場合でも可能である。
このように液面上の気泡を除泡した後、気泡に基づくヘ
ッドスペース部内の空気の残留は実質的にない。除泡
後、ヘッドスペース部の気体を炭酸ガスと置換し、その
後金属缶を蓋体によって密封するのであるが、密封後は
炭酸ガスは飲料に吸収されので、実用的な真空度を有す
る飲料缶詰が製造できる。
ッドスペース部内の空気の残留は実質的にない。除泡
後、ヘッドスペース部の気体を炭酸ガスと置換し、その
後金属缶を蓋体によって密封するのであるが、密封後は
炭酸ガスは飲料に吸収されので、実用的な真空度を有す
る飲料缶詰が製造できる。
上記のように、除泡は高速で行なうこができ、またヘッ
ドスペース部の空気と炭酸ガスとの置換も高速で行なう
ことができる。また高速生産に不適当な真空下での密封
を行なう必要がない。従って高速生産が可能である。
ドスペース部の空気と炭酸ガスとの置換も高速で行なう
ことができる。また高速生産に不適当な真空下での密封
を行なう必要がない。従って高速生産が可能である。
室温付近の温度で飲料は充填されるが、密封後殺菌処理
されるので、室温での長期保存に耐える飲料缶詰を製造
できる。
されるので、室温での長期保存に耐える飲料缶詰を製造
できる。
(実施例) 以下本発明について説明する。
無炭酸発泡性飲料(以下飲料とよぶ)1、例えば乳酸飲
料は、図示されない調合タンクで調合された後、第1図
に示されるように、送液ポンプ2によって改造カーボネ
ータ3に送られる。カーボネータは原飲料に炭酸ガスを
吸収させて炭酸飲料を製造する装置であるが、改造カー
ボネータ3は炭酸ガス吸収プレート3aをポンプ3bに
よってバイパスして、飲料1が槽3cの底部に貯留され
るようにし、また炭酸ガス送入パイプ3dを利用して、
貯留された飲料1を充填装置5(第2図)に圧送するた
めの加圧気体4(窒素ガス又は空気等の;飲料1中にO2
が吸収されないように、好ましくは窒素ガス)を槽3c
に送入するようにしたものである。
料は、図示されない調合タンクで調合された後、第1図
に示されるように、送液ポンプ2によって改造カーボネ
ータ3に送られる。カーボネータは原飲料に炭酸ガスを
吸収させて炭酸飲料を製造する装置であるが、改造カー
ボネータ3は炭酸ガス吸収プレート3aをポンプ3bに
よってバイパスして、飲料1が槽3cの底部に貯留され
るようにし、また炭酸ガス送入パイプ3dを利用して、
貯留された飲料1を充填装置5(第2図)に圧送するた
めの加圧気体4(窒素ガス又は空気等の;飲料1中にO2
が吸収されないように、好ましくは窒素ガス)を槽3c
に送入するようにしたものである。
充填装置5に圧送された飲料1は、ここで金属缶6にヘ
ッドスペース部7を残して、室温附近の温度(通常約1
0〜39℃)で充填される。この充填のさい、缶内の飲
料1の液面1a上に多量の気泡8が発生する。第2図に
示すように、飲料1を充填した缶6を、コンベア9によ
って、密封装置10に運ぶ間に、除泡装置11によって
気泡8の除泡を行なう。ここに除泡とは、液面上の気泡
の1部、好ましくは大部分を消泡し、残った気泡を缶外
に追い出して除去する操作を称する。
ッドスペース部7を残して、室温附近の温度(通常約1
0〜39℃)で充填される。この充填のさい、缶内の飲
料1の液面1a上に多量の気泡8が発生する。第2図に
示すように、飲料1を充填した缶6を、コンベア9によ
って、密封装置10に運ぶ間に、除泡装置11によって
気泡8の除泡を行なう。ここに除泡とは、液面上の気泡
の1部、好ましくは大部分を消泡し、残った気泡を缶外
に追い出して除去する操作を称する。
第3図、第4図、第5図は除泡装置11の例を示したも
のであって、除泡装置11はブロック18の内部に設け
られた気体チャンバー19と、気体チャンバー19に連
接して垂下する、多数の(図では25個)直線状に整列
した、細小断面積の気体吹出しノズル20からなる、長
さが缶6の直径よりも大きいノズル列21を2列備えて
いる。
のであって、除泡装置11はブロック18の内部に設け
られた気体チャンバー19と、気体チャンバー19に連
接して垂下する、多数の(図では25個)直線状に整列
した、細小断面積の気体吹出しノズル20からなる、長
さが缶6の直径よりも大きいノズル列21を2列備えて
いる。
第6図に示すように、気体チャンバー19は、導管2
2、圧力調整弁23を介して、図示されない加圧気体源
に接続する。ブロック18には、気体チャンバー19内
の圧力を示す圧力計24が取付けられている。除泡装置
11は、ノズル列21がコンベア9に直交するように、
すなわち缶6の進行方向に対して直角になるように、か
つノズル列21の真下を缶6が移行するように、配設さ
れている。
2、圧力調整弁23を介して、図示されない加圧気体源
に接続する。ブロック18には、気体チャンバー19内
の圧力を示す圧力計24が取付けられている。除泡装置
11は、ノズル列21がコンベア9に直交するように、
すなわち缶6の進行方向に対して直角になるように、か
つノズル列21の真下を缶6が移行するように、配設さ
れている。
さらに各ノズル20の間隔d、およびその下端20aの
レベルは、隣接するノズル20より吹出す下拡がりの気
体流25の交点26が、第7図に示すように、缶内の飲
料1の液面1aに好ましくはほぼ位置するように、すな
わち液面1aの上部近傍に実質的に連続した気体カーテ
ン27が形成されるように、定められている。交点26
が液面1aより遥かに低くなるようになっていると、液
面体1a上の気体流25のない部分が大きくなって、除
泡が完全に行なわれず、一方液面1aより遥かに高い
と、局部的に気体流が鋭く当らない部分が生じ、すなわ
ち気泡がカットされない部分が生じ、除泡効果が弱くな
るからである。なおノズル20の下端20aと液面1a
間の距離は、通常好ましくは約5〜30mm、より好まし
くは、約10〜25mmに定められている。
レベルは、隣接するノズル20より吹出す下拡がりの気
体流25の交点26が、第7図に示すように、缶内の飲
料1の液面1aに好ましくはほぼ位置するように、すな
わち液面1aの上部近傍に実質的に連続した気体カーテ
ン27が形成されるように、定められている。交点26
が液面1aより遥かに低くなるようになっていると、液
面体1a上の気体流25のない部分が大きくなって、除
泡が完全に行なわれず、一方液面1aより遥かに高い
と、局部的に気体流が鋭く当らない部分が生じ、すなわ
ち気泡がカットされない部分が生じ、除泡効果が弱くな
るからである。なおノズル20の下端20aと液面1a
間の距離は、通常好ましくは約5〜30mm、より好まし
くは、約10〜25mmに定められている。
ノズル20の断面形状は、第3図では正3角形(1辺の
長さが例えば1mmの)になっているが、円形、楕円形等
の適宜の形状をとりうるものである。
長さが例えば1mmの)になっているが、円形、楕円形等
の適宜の形状をとりうるものである。
ノズル20の断面積は0.3〜2mm2、より好ましくは0.5
〜1.0mm2であることが望ましい。0.3mm2より小さいと目
詰りを起し易くなって、従って満足な気体流25が形成
されず、除泡が不完全となるからである。上記断面積は
目詰りを起さない範囲で、可及的小さいことが望まし
い。断面積が大きくなると、特に2mm2より大きいと、
ノズル列方向の圧力が不均一になり易く、すなわち第4
図の場合、導管22の直下のノズル20の圧力が、ノズ
ル列端部近傍のノズル20の圧力よりも遥かに高くな
る。そのため上記端部近傍のノズル20の圧力を、除泡
が可能の程度まで高めようとして、気体チャンバー19
の圧力を高めると、導管22直下のノズル20の圧力が
高くなりすぎて、当該ノズル20より吹出す気体流15
に当った飲料1が缶6外へ飛び散り易くなるからであ
る。
〜1.0mm2であることが望ましい。0.3mm2より小さいと目
詰りを起し易くなって、従って満足な気体流25が形成
されず、除泡が不完全となるからである。上記断面積は
目詰りを起さない範囲で、可及的小さいことが望まし
い。断面積が大きくなると、特に2mm2より大きいと、
ノズル列方向の圧力が不均一になり易く、すなわち第4
図の場合、導管22の直下のノズル20の圧力が、ノズ
ル列端部近傍のノズル20の圧力よりも遥かに高くな
る。そのため上記端部近傍のノズル20の圧力を、除泡
が可能の程度まで高めようとして、気体チャンバー19
の圧力を高めると、導管22直下のノズル20の圧力が
高くなりすぎて、当該ノズル20より吹出す気体流15
に当った飲料1が缶6外へ飛び散り易くなるからであ
る。
以上の装置11により、除泡は次のように行なわれる。
缶6が除泡装置11の真下に達し、直下を高速で、例え
ば毎分約1000缶の速度で、矢印方向に通過するさい、缶
6bに示されるように(第6図)、先づ上流側のノズル
20による気体流25aにもとづく気体カーテン27
(第7図)に当って、大部分の気泡8は消泡され、残っ
た気泡8は気体カーテン27によって掃かれて、すなわ
ちスイープ(sweep)されて、缶6bのフランジ部6x
の上流側から、ヘッドスペース部7の外へ、追い出さ
れ、ヘッドスペース部7から除去される。一部残留した
気泡8も、下流側のノズル20にもとづく気体流25b
によって、同様にして消泡、除去され、除泡装置11を
通過後は、缶6cに示されるように、液面1a上のヘッ
ドスペース部7から、気泡は実質的に完全に除去され
る。
缶6が除泡装置11の真下に達し、直下を高速で、例え
ば毎分約1000缶の速度で、矢印方向に通過するさい、缶
6bに示されるように(第6図)、先づ上流側のノズル
20による気体流25aにもとづく気体カーテン27
(第7図)に当って、大部分の気泡8は消泡され、残っ
た気泡8は気体カーテン27によって掃かれて、すなわ
ちスイープ(sweep)されて、缶6bのフランジ部6x
の上流側から、ヘッドスペース部7の外へ、追い出さ
れ、ヘッドスペース部7から除去される。一部残留した
気泡8も、下流側のノズル20にもとづく気体流25b
によって、同様にして消泡、除去され、除泡装置11を
通過後は、缶6cに示されるように、液面1a上のヘッ
ドスペース部7から、気泡は実質的に完全に除去され
る。
気体としては空気、炭酸ガス、窒素等が適宜用いられ
る。気体チャンバー19内の圧力は、圧力調整弁23に
よって、通常は0.05〜0.25kg/cm2の範囲の比較的低い
圧力に制御されることが好ましい。0.05kg/cm2より低
いと、形成される気体流25によって気泡8に加えられ
る気体圧が小さすぎて、消泡と上記のスイープ効果が十
分でなく、一方0.25kg/cm2より高いと上記気体圧が高
くなりすぎて、飲料1が缶外に飛散し易くなるからであ
る。なおノズル20の下端20aと液面1a間の距離が
小さくなるほど、上記圧力の上限は小さくなる。
る。気体チャンバー19内の圧力は、圧力調整弁23に
よって、通常は0.05〜0.25kg/cm2の範囲の比較的低い
圧力に制御されることが好ましい。0.05kg/cm2より低
いと、形成される気体流25によって気泡8に加えられ
る気体圧が小さすぎて、消泡と上記のスイープ効果が十
分でなく、一方0.25kg/cm2より高いと上記気体圧が高
くなりすぎて、飲料1が缶外に飛散し易くなるからであ
る。なおノズル20の下端20aと液面1a間の距離が
小さくなるほど、上記圧力の上限は小さくなる。
除泡装置11によって、飲料の液面1a上の気泡8を実
質的に完全に除去された缶6は、次に第8図に示すよう
に、蓋体15が缶6のほぼ直上にある状態において、炭
酸ガス吹出しノズル14より、ヘッドスペース部7に炭
酸ガス12を吹込むことによって、ヘッドスペース部7
内の空気13を炭酸ガスと置換された後、直ちに密封装
置10において、フランジ部6xに蓋体15を2重巻締
されて密封され、密封缶となる。
質的に完全に除去された缶6は、次に第8図に示すよう
に、蓋体15が缶6のほぼ直上にある状態において、炭
酸ガス吹出しノズル14より、ヘッドスペース部7に炭
酸ガス12を吹込むことによって、ヘッドスペース部7
内の空気13を炭酸ガスと置換された後、直ちに密封装
置10において、フランジ部6xに蓋体15を2重巻締
されて密封され、密封缶となる。
ヘッドスペース部7に気泡8は実質的に存在しないの
で、ヘッドスペース部7に空気が残留することなく、密
封直後のヘッドスペース部7内は実質的に炭酸ガスのみ
となる。この炭酸ガスは密封後、飲料1中に吸収される
ため、ヘッドスペース部7は30cmHg以上の真空度とな
りうる。一方ヘッドスペース部7の容積は通常約10〜
30c.c.と小さいので、吸収される炭酸ガスの量は僅か
であって、飲料1の風味への悪影響はない。密封缶は、
殺菌処理、例えばレトルト加熱殺菌処理、もしくは低温
殺菌(約60〜90℃での)処理されて缶詰となる。
で、ヘッドスペース部7に空気が残留することなく、密
封直後のヘッドスペース部7内は実質的に炭酸ガスのみ
となる。この炭酸ガスは密封後、飲料1中に吸収される
ため、ヘッドスペース部7は30cmHg以上の真空度とな
りうる。一方ヘッドスペース部7の容積は通常約10〜
30c.c.と小さいので、吸収される炭酸ガスの量は僅か
であって、飲料1の風味への悪影響はない。密封缶は、
殺菌処理、例えばレトルト加熱殺菌処理、もしくは低温
殺菌(約60〜90℃での)処理されて缶詰となる。
以上の製造工程において、調合タンク、送液ポンプ2、
充填装置5、炭酸ガス吹出しノズル14、密封装置10
および殺菌装置は、従来の炭酸飲料缶製造に用いられる
夫れ等をそのまま使用できる。改造カーボネータ3は、
従来のカーボネータの簡単な改造によって得られる。ま
た前記の新規な除泡装置11は炭酸飲料の充填に用いる
こともできる。
充填装置5、炭酸ガス吹出しノズル14、密封装置10
および殺菌装置は、従来の炭酸飲料缶製造に用いられる
夫れ等をそのまま使用できる。改造カーボネータ3は、
従来のカーボネータの簡単な改造によって得られる。ま
た前記の新規な除泡装置11は炭酸飲料の充填に用いる
こともできる。
(発明の効果) 本発明の飲料缶詰の製造方法は、無炭酸発泡性飲料を室
温付近の温度で充填して、実用的な真空度を有する飲料
缶詰を高速生産することが可能であるという効果を奏す
る。
温付近の温度で充填して、実用的な真空度を有する飲料
缶詰を高速生産することが可能であるという効果を奏す
る。
第1図は本発明の実施に用いられる改造カーボネータの
例の説明用縦断面図、第2図は本発明の実施に用いられ
る主要装置の例の配置を示す説明用正面図、第3図は第
2図に示される除泡装置の例の底面図、第4図および第
5図は夫れ夫れ、第3図のIV−IV線およびV−V線に沿
う縦断面図、第6図は第3図の除泡装置を用いて除泡を
行なっている状態を示す、説明用一部切断正面図、第7
図は第3図の除泡装置を用いて除泡を行なっている状態
を示す、説明用一部切断要部側面図、第8図は本発明の
方法を実施するため炭酸ガス置換を行なっている状態を
示す説明用縦断面図である。 1…無炭酸発泡性飲料、1a…液面、6…金属缶、7…
ヘッドスペース部、8…気泡、12…炭酸ガス、13…
空気、15…蓋体、27…気体カーテン。
例の説明用縦断面図、第2図は本発明の実施に用いられ
る主要装置の例の配置を示す説明用正面図、第3図は第
2図に示される除泡装置の例の底面図、第4図および第
5図は夫れ夫れ、第3図のIV−IV線およびV−V線に沿
う縦断面図、第6図は第3図の除泡装置を用いて除泡を
行なっている状態を示す、説明用一部切断正面図、第7
図は第3図の除泡装置を用いて除泡を行なっている状態
を示す、説明用一部切断要部側面図、第8図は本発明の
方法を実施するため炭酸ガス置換を行なっている状態を
示す説明用縦断面図である。 1…無炭酸発泡性飲料、1a…液面、6…金属缶、7…
ヘッドスペース部、8…気泡、12…炭酸ガス、13…
空気、15…蓋体、27…気体カーテン。
Claims (1)
- 【請求項1】無炭酸発泡性飲料を金属缶に、ヘッドスペ
ース部を残して、室温付近の温度で充填した後、該飲料
の液面の上部近傍において実質的に連続するように形成
された気体カーテンの真下を通って、該気体カーテンに
対しほぼ直角方向に該金属缶を移動させて、充填のさい
該液面に生じた気泡を除泡し、次いで該ヘッドスペース
部の空気を炭酸ガスと置換し、その後該金属缶を蓋体に
よって密封し、殺菌処理を行なうことを特徴とする飲料
缶詰の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60027922A JPH0629066B2 (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | 飲料缶詰の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60027922A JPH0629066B2 (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | 飲料缶詰の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61190403A JPS61190403A (ja) | 1986-08-25 |
| JPH0629066B2 true JPH0629066B2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=12234375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60027922A Expired - Fee Related JPH0629066B2 (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | 飲料缶詰の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0629066B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63162426A (ja) * | 1986-12-18 | 1988-07-06 | 東洋製罐株式会社 | 陰圧飲料缶の真空度の制御方法 |
| JP2011235207A (ja) * | 2010-05-06 | 2011-11-24 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 混合気泡の製造方法及び該混合気泡を用いた容器のガス置換方法、並びに混合気泡の製造装置 |
| JP2018188211A (ja) * | 2017-05-11 | 2018-11-29 | 山中缶詰株式会社 | 水素含有液体充填容器の製造方法 |
| CN107416258B (zh) * | 2017-09-07 | 2019-08-02 | 丹阳市茂园果业专业合作社 | 一种黄桃罐头抽真空的方法及装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3191352A (en) * | 1962-09-18 | 1965-06-29 | Aluminum Co Of America | Container sealing method and apparatus |
| JPS57122774A (en) * | 1981-01-23 | 1982-07-30 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | Preparation of canned juice |
| JPS5852917A (ja) * | 1981-09-25 | 1983-03-29 | Kyocera Corp | 電子レンジ用調理器 |
-
1985
- 1985-02-15 JP JP60027922A patent/JPH0629066B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61190403A (ja) | 1986-08-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4737467B2 (ja) | 炭酸ガス入り内容液の無菌充填方法 | |
| CA1240613A (en) | Method and an arrangement for the volatilization of a liquid | |
| US20180338509A1 (en) | Filling system for a textured beverage | |
| JP2545629Y2 (ja) | 気密包装を不活性化するための装置 | |
| JP5064657B2 (ja) | 容器入り炭酸飲料の製造方法 | |
| JPH0629066B2 (ja) | 飲料缶詰の製造方法 | |
| JP4225278B2 (ja) | 炭酸飲料 | |
| JP4866877B2 (ja) | コーヒー飲料の製造法 | |
| JP2009261355A (ja) | 野菜汁及び/又は果汁含有飲料の製造法 | |
| US2401077A (en) | Method of sterilizing liquids | |
| CN102917954B (zh) | 填充方法、填充系统及填充的瓶 | |
| JPH0349832B2 (ja) | ||
| JPH04227834A (ja) | 液体への気体溶解方法 | |
| JPH08309841A (ja) | 熱殺菌充填ボトルの製法 | |
| CA2154083A1 (en) | Improvements in or relating to carbonation | |
| CN116458590B (zh) | 一种苏打水的柔爽工艺 | |
| JP3083107B2 (ja) | 瓶詰飲料の製造方法及びそれに用いる装置 | |
| US6994878B2 (en) | Method and apparatus for continuous flow reduction of microbial and/or enzymatic activity in a liquid beer product using carbon dioxide | |
| CN101553138B (zh) | 碳酸饮料的改进或涉及碳酸饮料的改进 | |
| EP2335498A1 (en) | A spoonable sparkling jellified food product | |
| JP7054566B2 (ja) | 果物飲料製造システム、混合パック、及び果物飲料の提供方法 | |
| JPH0891491A (ja) | プラスチックボトルに充填された炭酸ガス入り飲料の 製造方法 | |
| US12351444B2 (en) | System comprising a static microdoser for introducing an additive into a container | |
| JP2002125588A (ja) | 液状乳成分より調製され、かつuht殺菌された乳飲料 | |
| JPH06104053B2 (ja) | アルコール飲料その他の飲料の風味を向上させる方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |